54 CERが降り続く戦場
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/06/08(Wed) 04時半頃
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[鉤爪が命を引き裂いた瞬間、命と引き換えに輝く魔方陣の発動を見る>>944]
これは…?
[裏の世界に拡がる煌めきを眩しそうに見詰めながら、だが、すぐに理解する。
彼を殺す事で終焉が歩みが止まってしまった事を]
ふむ。 随分面倒臭い保険が掛かったな。 鼓動を止めた刻《テンプス》の間に表を再生するパーツを集めて俺を斃そうって事か。
まぁ発動したものは仕方ないな。 楽しみはじっくりと味わう方がいい。
(957) 2011/06/08(Wed) 04時半頃
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[《星》の声が耳に届く。 もう聞こえないはずの雑音。 目の前にも砂嵐が広がるだけで何も見えない。]
――――――…。
[身体を纏っていた光は、《腐気》と《死気》によってその力を弱めていった。 次第に、その身体が朽ち始める。
少年は嘘をついた。 自分が死んだ先の光景《トゥルー》は見ることはできない。 だから、獣《ベースティア》の消滅など見えるはずもない。]
(958) 2011/06/08(Wed) 04時半頃
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[役目を終えたその体は闇に侵食されたか《星》の瞬きの如く光と散ったか。
獣は既に興味の対象を外していた]
さて、何処で遊ぼうか…。
[再び漆黒の翼が拡げられ、羽音と共に獣は穢れたまま時を止めた聖地から飛び去った**]
(959) 2011/06/08(Wed) 04時半頃
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[少年が視て笑みを零した光景《トゥルー》。
それは、天《ソラ》に弧《アーチ》を描くプルウィウス・アルクス《虹》。
視えるはずのないそれは、やはり少年自身が。 矛盾《PARA-DOX》を抱え続けていることの証。
涙は流れなかった。 流す必要もなかったから。 変わらない《運命》の先に希望があると―――――。 大切な人たちが笑っていられる、未来があると。
そう、信じられたから。**]
(960) 2011/06/08(Wed) 04時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/06/08(Wed) 04時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/06/08(Wed) 04時半頃
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― 虹色羊は夢を見る:癒やし手《プリーストリィ》との邂逅 ―
[ 私が目醒めて 誰かが何かを否定する
それはとても さみしい ]
[それはとある虹羊の話。 とある教団に属した一人の”プリーストリィ”との話。]
わたしは なにかを ひていするためのそんざいなの?
[目醒めた女神は、法を解いた相手へ、そう静かな問いを投げかけた。 希望から、拒絶への変化。 ”変化を拒絶”したために、”変化をしてしまう”なんて。これもまた、なんと言う皮肉だろう。
あの時の目覚めで、初代と呼ばれるあの人は、私を呼び出した人自身ではなかったけれど。その言葉に何か思う所あったのか、いくつか言葉を交わしたわ。]
(961) 2011/06/08(Wed) 05時半頃
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あるべき平和を望む… 私は、そんな願いに力を貸したいの
[否定ではなく、肯定の意で。]
変わらない事を望むなといってる訳じゃないわ 変わらなくても良い 変わる事を望むなといってる訳じゃないわ 変わっても良い
ただ、その先に、――― ”平穏”を…”平和”を…
”小さな幸せ”を見出してほしい…
私の力は、平和のための力なの
[希望から拒絶へと”変わった”女神の力を、拒絶から希望へと”変えよう”としてくれた、そう願ってくれたその人は、きっと全ての虹羊にとっても、*恩人なのかもしれない*]
(962) 2011/06/08(Wed) 05時半頃
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[― 切欠《説かれた法》は加速する ―
栄光《グロリア》と第七天国が消滅したのが、615番目
獣《ベースティア》が解放されたのが、616番目
Rebirth《セレ・ラフィア》に憎悪と閃光の雨が降ったのが、617番目
イクスペリアが獣《ベースティア》の手に堕ちたのが、618番目
流れる星《シューテングスター》が、天《ソラ》を駆けたのが、619番目
そして
Rebirth《セレ・ラフィア》の刻が止まったのが、620番目。
セカイの時間は止まっても、物語は止まることなく紡がれていく。 絶《絶望たる絶対》の刻限《六六六》まで、あと ――**]
(963) 2011/06/08(Wed) 06時頃
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バル ムウァ ディーナス ヴィス ダイナー ィレク オスケル ≪- ――いかん……"奴"を"鋭槍の"と引き合わせては…… 2000年前の繰り返しとなりかねん!! -≫ トゥイケ ディナ ラトン リグネリクギバイロン !!
(964) 2011/06/08(Wed) 06時頃
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― 熾天使の精神部 ≪光≫集う熾天使会議《セラフィックミーティング》 ―
[それは、槍真の中に眠る熾天使《セラフィム》が発した言葉だった。
嘗て、彼の中には六つしか無かった≪光≫。 しかし、今はその数を十二の≪光≫と成っている。 一重に、世界の危機に合わせて覚醒する槍真の熾気が高まった賜物だ]
[だが、良い知らせばかりは続かない。 ――覚醒(めざ)めた熾天使の権能の一つ。
第七天国住まう天使達を見守る"観測の天使"タミエルの権能 陽の観測眼《タミエル・アイ》が捉えた光景。
――第七天国崩落の際、天使族はその九割が死に絶えたのだ。 辛うじて百数の天使が今では生き残るのみ。 いくつかの熾姫都の秘宝等は無事に保護された事までは確認したが。
(965) 2011/06/08(Wed) 06時頃
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[天界の誇る"禁軍"。 絶対《ルール》の尊守者達の≪光≫の軍団。
――そう、『聖律裁師団《ヴァイスリッター》』は、今や指揮者を喪い、統率が取れなくなっている]
[そして、もう一つ。 重大な、そして最悪な情報に、熾天使《セラフィム》は揺れる。
――今は未だ、それを無闇に"器"たる槍真に伝える事はできず。 しかし、余り長く手を拱いていては取り返しのつかない事になる。
世界も――天界も―― それだけは、確かだったのだ**]
(966) 2011/06/08(Wed) 06時頃
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