84 戀文村
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ブローリンは、ひどい流れの中1人紅茶を啜る。
ash_xechs 2012/04/01(Sun) 23時半頃
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実は、私もね、振っておいて 踊ったことなんてないんだけど。
[ブローリンの答えに、はにかんで それでも女は手を取り、腰を支えられる。 チークダンスならば、寄り添い揺れるだけ。 ワルツなんて難しいことは、できなくても、 同じことができる幸せ。]
姉さんと、その婚約者の人との思い出でね。 生きて結ばれることがなかった恋人たちが 月でワルツを踊るっていう童話があって……
[寄り添い揺れながら、ダンスを強請った訳を話し始める。 そして、その話題から、彼の好きな本の話を強請る。 そんな会話の広がりは、きっと長く、けれど飽きることはなく、 続いて行くのだろう。]
(50) mitsurou 2012/04/01(Sun) 23時半頃
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赦すも何も……私達は何も、悪い事なんてしていません。 負い目を感じてばかりでは 浮かばれない方も出てしまいますよ。
[少し困った顔をして、穏やかに微笑む。 彼女がそばに居る事が、何よりの答えでもあったから]
手紙……? いつかと言わず今日から、書き続けては如何でしょう 手記を残すのは、きっとこれからの私達の仕事のひとつになりますよ。
[これから。 昔なじみが残した手紙は、やがて青年の下に配達されるだろう。 きっと、一人では抱えきれないけれど 支えてくれる相手は、傍で笑っていてくれる]
頑張りましょうね、一緒に**
(51) Ayame 2012/04/01(Sun) 23時半頃
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ブローリンは、ベネットに拍手。
ash_xechs 2012/04/02(Mon) 00時頃
ベネットは、ブローリンに照れた。
Ayame 2012/04/02(Mon) 00時頃
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[ただ抱きしめて、抱きしめてもらって体を揺らすだけ。 それでも少し気恥ずかしいのは慣れぬ事をしているからで、 それでも胸が暖かいのはそれが彼女との事だからで]
月でワルツか。 素敵だ。 君の姉とその伴侶の人も、 こうして踊って居られたのだろう、 きっと。これからの世が平和で、平穏であるように。 生きている内に、今の俺と君の様に結ばれるように。
[胸に当たる温もりに、目を閉じ微笑んで、 疲れるまで―その疲れすら名残なのだろう―踊って。 話の花が一つ、また一つ咲いていく。 月面のような冷たい荒野に、花畑を作れそうなほど]
(52) ash_xechs 2012/04/02(Mon) 00時頃
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ブローリンは、ミッシェルせんせいにてをあげてへんじした。 「はーい」
ash_xechs 2012/04/02(Mon) 00時頃
ベネットは、覚えておくのだが、多分また使うと思うので先に謝っとく。すまない。
Ayame 2012/04/02(Mon) 00時頃
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姉さんたちも、そうね、そうだといいわ。
[水面のように揺れる周りに、花が咲く。 訪れた春を喜ぶように。
踊りつかれたなら、寄り添って座って、 その花の一つ一つを見つめようか。
寄り添って生きられなかった時間を、埋めるように*]
(53) mitsurou 2012/04/02(Mon) 00時頃
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ブローリンは、ヨーランダ、無理せず気を付けて。
ash_xechs 2012/04/02(Mon) 00時頃
ブローリンは、偏ってる。
ash_xechs 2012/04/02(Mon) 00時頃
ヨーランダは、ブローリンありがとありがと!
hana 2012/04/02(Mon) 00時頃
クラリッサは、ブローリンの腕のなかでゴロゴロ。
mitsurou 2012/04/02(Mon) 00時頃
ブローリンは、クラリッサをそっとなでなで。
ash_xechs 2012/04/02(Mon) 00時半頃
ベネットは、ヨーランダを支持した。
Ayame 2012/04/02(Mon) 00時半頃
ベネットは、ダーラ>>-536スルーしてる。心の目を塞ぐ。お口リセットする。
Ayame 2012/04/02(Mon) 00時半頃
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きっとそうだとも。 悲しい別れの末に、こうしてめぐり会えただろうとも。 俺と君の様に。 多くの恋人達の様に。
[こうして寄り添う時が心地良い。 いずれこの空に溶けて無くなるまで、 たとえ空の黒に溶けてもずっと二人で、小さく輝く**]
(54) ash_xechs 2012/04/02(Mon) 00時半頃
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ミッシェルは、ベネットを寝室に引きずって行こう**
(so) 2012/04/02(Mon) 01時頃
クラリッサは、寝落ちかけてたので、素直に寝るです。お星さまきらり*
mitsurou 2012/04/02(Mon) 01時頃
ブローリンは、おやすみ、クラリッサ。
ash_xechs 2012/04/02(Mon) 01時頃
ヨーランダは、ミッシェルもくらりんもおやすみー。
hana 2012/04/02(Mon) 01時頃
ブローリンは、そろそろ寝るかと、クラリッサの隣へ。
ash_xechs 2012/04/02(Mon) 01時半頃
ブローリンは、起きて傍の人を一撫で。
ash_xechs 2012/04/02(Mon) 10時頃
クラリッサは、傍の人に撫でられてにゃふっと。
mitsurou 2012/04/02(Mon) 14時半頃
ミッシェルは、ベネットのチョコレートを借用した。
(so) 2012/04/02(Mon) 15時頃
ベネットは、チョコが無くなってる……くすん**
Ayame 2012/04/02(Mon) 16時半頃
ブローリンは、うとうとうたたね。
ash_xechs 2012/04/02(Mon) 17時頃
エリアスは、ブローリンをつんつんつついた。
sinotaka 2012/04/02(Mon) 17時頃
ミッシェルは、チョコがないならヨーランダ[[who]]を食べればいいじゃない
(so) 2012/04/02(Mon) 17時頃
ミッシェルは、ヨーランダがいないならクラリッサ[[who]]でもいいじゃない
(so) 2012/04/02(Mon) 17時半頃
ブローリンは、小さく小さく、首を振った。
ash_xechs 2012/04/02(Mon) 17時半頃
クラリッサは、チョコ食べる?(首傾げ
mitsurou 2012/04/02(Mon) 17時半頃
ブローリンは、しばらく見つめ返して、同じように首をかしげた。
ash_xechs 2012/04/02(Mon) 17時半頃
クラリッサは、みんなにもチョコ配るよ。バレンタイン過ぎたけど。
mitsurou 2012/04/02(Mon) 18時頃
セレストは、やっと箱前…ただいま〜ログ読みしてくる〜
rurikaze 2012/04/02(Mon) 18時頃
ブローリンは、薄く笑って、差し出された一粒を受け取った。
ash_xechs 2012/04/02(Mon) 18時頃
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―いつかの村の日― [死に損なった負け犬等、惨めなものだ。 生きている事への感謝も薄く、逝ってしまった戦友たちを思う。 療養を兼ねた僻地への、事実上の左遷も、 どうやら怪しくなってきたらしい戦況を思えば、そう長い事でもあるまい。 この時はそう思っていた。のどかな村だ。それ以上の感想はなかった]
[哨戒と警備。それが任務だった。 よそもの、しかも軍人とあれば、興味たっぷりに寄って来た子供を あわてて連れ戻す母達や、散歩道で物騒なものを見たと言いたげに、 露骨な顔を向ける老人等、歓迎の色が無いのは当たり前だった。 若者の数が少ないのは、戦地に往った者が多いからだろう。 役場で働いていると言う娘のように最初から好意的な者もいたが、 元から分け隔てしない者なのだろう。 貧相な犬には早々になつかれた。首輪をしていないが野犬ではあるまい。 村ぐるみで飼われているのかと思った]
(55) ash_xechs 2012/04/02(Mon) 18時頃
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[今にして思えば貴く、春の陽光のようにきらめいていた時間を、 だがその時はただ無為に過ごしていた。 特に好感を抱くでもなかった辺鄙な村を、まるで故郷のように感じはじめたのは、 やはりあの老婆との出会いからなのかもしれない]
……
[哨戒中、子供が炉辺で遊んでいた。一瞬此方を見て、少し静かになる。 親に、近寄るなと言われていたからだろう。 目の前の家屋の屋根下、老人と傍に立つ女性が居たが、気にも留めず。 球を蹴って遊んでいる子供達を傍目に見て、邪魔にならないよう通り過ぎた所]
『あーっ なにやってるのさ ばかぁ』
[非難するような声に肩越しに振り向く。高く蹴り上げた球が木に引っかかってしまったようだ。 老人の孫ほどの歳に見える女性が出てきて、責める片方の子供をなだめ、ぐずるもう一人をあやす。 子供たちの目線までかがんだ彼女は、落ちてこない球を、困ったように見上げていた。 体ごと向き直って、子供に近づく。高さから見て、小銃を使っても届くまい。 飛べば取れそうだが、それよりも揺らす方がよさそうだ]
(56) ash_xechs 2012/04/02(Mon) 18時半頃
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[どこか、子供たちを守るように寄せた女性の態度は気に留めず、 木の上を見上げて、目を細める。やはり届くまい。 揺らせる程細くはなく、機を蹴り付けるのも憚られた。 小銃を木に立てかけがてら、安全弁を人目で確認する。 不思議そうな顔を並べる三人をよそ目に、木を一つ駆け上がって手近な枝にぶら下がった。 体を揺らして器用に枝の上に立つと、むしろ自分より下に来た球を手に取る]
……
[少し身を乗り出すようにして下の子供を見て、ボールを差し出した。 あっけにとられた顔のまま、手を広げた子供にそっとボールを落とすと、逆側に飛び降りる。 少し服を払って、銃を担ぎ直す。そのまま立ち去ろうと歩きだしたが、 なにやらひそひそと話している子供達を置いて、女性が早足で近寄ってきた。 怪訝そう、とも言えぬ無表情で再び肩越しに振り向く。 例を言う彼女の後ろ、子供に近づき、屈み込む老婆を見ていた。 自分の視線に気づいたのか、振り向いた女性の目にも、おずおずと近づいてくる子供達が見えたろう]
(57) ash_xechs 2012/04/02(Mon) 18時半頃
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『あのー… 『ありがとうございましたー』』
[自分の足元まで来て、顔を見合わせた後、二人は声をそろえてそう言った。 無表情にそれを見下ろし、手を伸ばす。身をすくめ、抱いていた球を掴む少年の頭を撫でてやる。 忙しく瞬きして見上げる彼と、もう一人、蹴り上げてしまった子供の頭も撫でて、 老婆の下に戻った女性が、二人で頭を下げるのを見た。 何も言わず、ゆっくり首を振って立ち去る。 思い返す限り、それがナタリアと、そしてクラリッサとの初対面と言えるものだった]
(58) ash_xechs 2012/04/02(Mon) 18時半頃
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ブローリンは、エリアスを信頼の目で見た。
ash_xechs 2012/04/02(Mon) 18時半頃
クラリッサは、チョコは幸せの味。晩飯作ったらロール返そう。愛。
mitsurou 2012/04/02(Mon) 18時半頃
ウェーズリーは、ログ読みは諦めた。
azumi 2012/04/02(Mon) 19時頃
ヨーランダは、セレストの頭を撫でた。
hana 2012/04/02(Mon) 19時頃
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[あの子供達の歳の頃。村どころか、山の麓に立てられた一軒家に暮らしていた。 身近な街までは数時間車を走らせる。 父は猟師であり、ブローリンももうあの歳の頃には猟銃を手に取り、 罠を仕掛け、捕った獲物を捌き、なめし、日々の糧にしていた。 逞しい父も、優しい母も愛していた。 精悍に育った彼は、足腰の弱った父に代わり、狩りには一人で出る事が増えた。 ある日、軍の知らせが届き、国の為に、引いては家族の為にと、従軍を決める。 床に臥した父の世話を母に任せ、手に入る金はほとんどを家に送った。
家に帰る事を決めたのは、ある日出した手紙が帰ってきたからだ。 数度出した手紙は幾度となく帰ってくる。任地の郵便に問い合わせると、 住所不定だと言う。今までずっと送ってきたのにそんな筈がないと食って掛かっても、 故郷の状況がわからぬ係には何を知りようもない。 短い休暇を使い故郷に帰った彼が知ったのは、山火事で実家が焼けたという事。 遺体が一つ見つかったという事だった。母は流行りの病で他界し、父は一人だったという。 街の知人の世話で、二人の墓は墓地にあるものの、家は燃えた時のままだった。 思い出の品一つ見つけられず、家を出てきた事を後悔したまま、軍に戻っていった]
(59) ash_xechs 2012/04/02(Mon) 19時頃
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[それから悲しみを忘れるかのように任務に集中し、 やがてこの村にやってきたのだが…あの子供達を諭す老婆に、 幼き日の母…むしろ、年老いた母を見たのだ。 自分が家を出なければ、母もあのように美しく老いる事が 出来たのではないかと。そうして、彼の罪滅ぼしが始まった]
[彼女の家を訪ねた時、誰かが居る事が多かった。 そういう時は大抵家の前で待っているか、頭を下げて退出するかのどちらかだった。 手伝いに来ていると言うクラリッサや、弱弱しい印象とは裏腹に老婆と良く語るエリアス等、 初めは奇異…というより探るような目を向けられていた。 警戒だけではないものを感じていたが、それが払拭されたのは老婆の聞かせてくれた話だった]
[手紙を預かるのだと言う。帰らぬ息子を想って。戻らぬ彼の婚約者を思って。 手紙を残していくのだと言う。帰れぬ故郷を思って。戻れぬ不幸を思って。 彼女らは、主義者だと声を上げられるのを警戒していたのだろう。 同時に、老婆の信頼と、自分に向けられた複雑な思いを垣間見た。 その日書いた手紙は渡せず、何かあるたびに手紙を書いた。 それはどんどん溜まっていって、結局ある日、最後の一枚を残してすべて燃やしてしまったが]
(60) ash_xechs 2012/04/02(Mon) 19時頃
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クラリッサは、ダーラに、Σ。仮眠取って〜(ぎゅむっと返した。
mitsurou 2012/04/02(Mon) 19時半頃
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[たとえ何も残らなくても、死亡通知すら届かなくても、 セレストの思いはこの村にある]
……みんな幸せになってね。見守っているから。
[生き残った幼馴染、戦場で散った幼馴染の姉、そして、 二人の姉から慕われた本屋…。 皆の幸せを心から願って、笑顔で語りかけた。 自分は村のために死んだと思っている。 共に往くと言い、実行してくれたヨーランダの気持ちを踏みにじるように戦場に行ったのは、村を守るため。 だから、たとえセレストが村にいたという証拠が何も残らなかったとしても、セレストの魂はこの村にあり続ける。]
(61) rurikaze 2012/04/02(Mon) 20時半頃
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ヨーラ、もう離れないよ、絶対。
[ヨーランダにも笑顔で話しかける。 ヨーランダに我儘を言って、ヨーランダは一緒に往ってくれると約束してくれて、本当に命をなげうってくれた。 でも、セレストが我儘を通して、 一時のあいだとはいえ、離れ離れになったのである。 それでも、ヨーランダは責めなかった。 むしろ、苦しみを分かち合ってくれた。 だからこそ、今度は、ヨーランダを悲しませない様に。 ヨーランダが村を見守るというなら、自分もずっとヨーランダと共に居よう、そう決めていた。]
(62) rurikaze 2012/04/02(Mon) 20時半頃
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…ダーラ、ホレーショーさんを迎えに行かなくて…いいの?
[首をかしげてダーラに問う。 ホレーショーの気持ちは、通信機をなくしても通じるものがあったようで。 少しの間でも共闘した仲ゆえの結びつきなのだろうか]
(63) rurikaze 2012/04/02(Mon) 20時半頃
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ブローリンは、エリアスをそっと寝かしつけようとした。
ash_xechs 2012/04/02(Mon) 21時頃
ブローリンは、ヤニクを撫でた。
ash_xechs 2012/04/02(Mon) 21時頃
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− 一眠りノ後で ー
[世界がブラックアウトしてどれだけ経ったか。 次の瞬間か、それとも暫く後か。 何かに引き摺り込まれる感覚と誰かの泣き声で覚醒する]
あん…俺…死んだ……んだな…。
[起き上がろうとして重い身体に気付く。 見廻すと黒い塊となった何かが幾つも 自分の身体にしがみ付いていて。 黒い塊に穴が空いていて、風が通る度低い呻き声の様に音が抜ける。 有り得ない異形の姿の者たちを見ても驚きよりも、 やっぱりな、と言う想いが強い。
彼らの足元に転がる頭の無い骸が自分だ。 そして自分が殺してきた怨念に引き摺り込まれて地獄へ 行くのだろう。 判っていた事だと受け入れて、共に地獄へ逝こうと目を閉じて]
(64) pannda 2012/04/02(Mon) 21時半頃
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……泣いているのは…誰だ…?
[風の音では無く、はっきりと声が聞こえる。 不自由な身体を動かして辺りを見回すと…彼らがいた]
…お前らも死んだのか…。
[最期まで共に戦った部下達。 だが今は戦士では無く、少年の様な顔でずっと泣いている。
身体が痛いと泣いている。 帰りたいと泣いている。 逢いたいと泣いている。
気付けば森中が木霊する様に泣いていた]
(65) pannda 2012/04/02(Mon) 21時半頃
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……しゃぁねえな…。
[底無し沼から這い上がる様に、沈む身体を起こす。 そして黒い塊を引き摺りながら、少年兵の亡霊に近付いて。 頭を殴った]
…わんわん泣いてる場合か。ほら、立て。 もうお前を縛るもんなんて無い。 帰りたい場所に還れ。
[だが兵士は身体が無いと泣き続ける。 帰っても何も無いと泣き続ける。 痛みと哀しみに捕らわれた魂に一瞬だけ目を伏せて、 また直ぐ殴った]
(66) pannda 2012/04/02(Mon) 21時半頃
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判った判った。俺が引き摺ってやるから、お前の故郷何処だ? 何も無いかどうかなんて帰らなきゃ判んねえよ。 それにな、何も無くなっても…必ず待ってる奴いるから。 必ず待ってる奴がいるから…帰ってやれ。 ちゃんと連れてってやるよ。
[泣き続ける魂の腕を掴んで歩き出す。 気付けばそこかしこで泣き続ける魂を、敵味方関係なく 掴んで、立たせて歩かせる。
黒い塊達が行かせまいと、引き摺りこもうと縋り付く。 それを振り払う事はせず、けれど怒鳴り散らす]
(67) pannda 2012/04/02(Mon) 21時半頃
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判ったからお前らも付いて来いっ!! 怨嗟も憎悪も罪も罰も俺が背負わなきゃいけないもんは 皆背負うから一緒に付いて来い。 他に故郷に還りたい奴がいたらそいつも返してやるよ。 故郷に返してやるのを見届けたら俺を引き摺りこめばいい。
[僅かに重力が弱くなった気がして…異形と成ってもなお、 彼らは還りたいのだと苦しそうに眉を寄せる。 憎悪よりも痛みよりも望郷の、愛慕の念の強さに唇を噛む]
(68) pannda 2012/04/02(Mon) 21時半頃
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俺に任せとけ。 お前ら全員、還りたい場所に連れて行ってやるから。
[そこから先は百鬼夜行の様に膨れ上がった亡霊達を 引き連れて故郷を探す旅に出る。 戦火で建物はおろか、住人まで喪った村や町もあった。 被害が思ったほど酷くない土地もあった。 だが皆縁のある魂はその地で幽鬼の様な姿から人に戻り、 泣いていた。 故郷を家族を恋人を友を自分の死を想い嘆いていた。 だが不思議な事にそんな彼らを導く存在が必ずあった。 生者の存在もそうだが、同じ存在となった家族や恋人や友が 彼らを迎え、導いて行った。 縁が無い者も……まるで土地自体に意志があるかのように 柔らかな風で彼らを包み迎え入れた]
(69) pannda 2012/04/02(Mon) 21時半頃
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木とか川とか湖とかにも魂あるのかねぇ…。
[不思議な光景を幾つも目にする途中で、黒い異形が煤の様に 風に崩れて煌めく様に消えて行く姿も見た。 その時は必ずと言っていいほど優しげな笑みを浮かべた女性や 老人達、厳しい表情の男性やらが傍にいて。 こいつらも逢えたのだと確信する。
迎えに来た縁の者達の姿を見て、ふと記憶が蘇る。 最期に温かいと思った場所、過ごした日々、関わった村人]
(70) pannda 2012/04/02(Mon) 21時半頃
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元気でやってるかねぇ。
[何を持って元気とするか判らないが、ぽつりと呟いて また歩き出す。
自分にはやらなければいけない事がある。 引き連れる魂の数は減りも増えもしない。 それだけ多くの命が奪われたのだ。 いつ終わるとも知れない旅路。 それでも還りたいと願う魂がある限り …歩き続けようと決めた]
泣いてんじゃねえよ。 お前何処から来た? こいつらも皆故郷に還る旅の途中だ。 一緒に来いよ。 お前が還る場所まで、連れて行ってやるよ。
[聞こえて来た泣き続ける魂にほら、と手を差し出して笑い掛けた**]
(71) pannda 2012/04/02(Mon) 21時半頃
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ベネットは、ホレーショーに使い込まれた。
Ayame 2012/04/02(Mon) 21時半頃
ブローリンは、セレストを撫でた。お休み。どうか良い夢を。
ash_xechs 2012/04/02(Mon) 23時頃
ベネットは、、だめだおやすみ**
Ayame 2012/04/02(Mon) 23時半頃
ホレーショーは、ベネットの横にそっとミッシェル[[who]]を抱き枕として寄り添わせた。
pannda 2012/04/02(Mon) 23時半頃
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― 追憶 ―
[軍人が村に駐屯するようになった頃。 クラリッサは、彼らを警戒して見ていた。 それというのも、義理の祖母になる筈だった人が、 抱えていたものが大きかったのだ。 そんな女が、と或る軍人の見方を変えたのは、 些細な、けれども、今思えば暖かな切欠があったからだ。]
あら……。
[それは、ナタリアの散歩に連れ添った日のこと。 視界の先に、子供たちが遊んでいて、 更にその近くに軍人の姿があった。 軽く眉間に皺をよせ、眉尻を下げるのは子供たちを心配して。 心配する先で、案の定、小さな事件が起こる。 ナタリアに目配せをした女は、慌てて子供たちの傍に寄った。]
(72) mitsurou 2012/04/02(Mon) 23時半頃
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[非難の声を上げる子に、ワザとではないのだから……と諭し、 泣きそうな子を宥めるのは、 些細なことで軍人の逆鱗に触れるのを恐れたから。 それでも、徐々に物資が少なくなる中、 貴重な遊び道具を無くそうとしている子供たちの気を収めるのは難しい。 女にできるのは、子供たちと同調し、困ったように見上げるくらい。 枝にかかったボールは、到底女が届く位置ではなかった。]
(73) mitsurou 2012/04/02(Mon) 23時半頃
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……っ!?
[と、軍靴が地面を蹴る音がした。 はっと、向けた視線の先、軍人が近づいてくる。 後ろでナタリアも、身じろいだ音がする。 子供たちを守ろうと、引き寄せたのは無意識。 そして、その行動が、その時点での女が軍人に思うことの表れ。
どうあっても、子供は守らないと、と 微かに震える女の前で、軍人は木を見上げた。 その動作で、動いた彼の前髪の隙間から、細められた青い眼を見た。 その色は、怖い色でなく、むしろ懐かしい色。 少し肩の力を抜きかければ、相手は銃に手をやる。 再び、緊張の淵に立たされた女は、唇を噛む。]
(74) mitsurou 2012/04/02(Mon) 23時半頃
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あの、ありがとうございました。 とても、助かりました。
[しかし、女の恐れは現実になることは無かった。 銃を手にした軍人は、それが取られるという可能性は考えなかったのか。 脇に置き、なんとわざわざ木に登り、ボールを取ってくれたのだ。
女にとってその行動は予想外であり、 けれど、あの眼を見た瞬間、ありえそうだとも思ったことでもあった。 深く深く頭を下げて、上げた視線。 探すのは、懐かしく優しい色。 しかし、彼の眸は前髪に隠れ、そして自分の後ろを見ていた。 それを少し寂しいと思うのは、姉とその婚約者との思い出故だと、 その時のクラリッサは思う。]
(75) mitsurou 2012/04/02(Mon) 23時半頃
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[彼の人の視線の先を追えば、ナタリアに促されたか、 子供たちが駆けてくる。 その後の軍人と、子供たちのやり取りを、 ナタリアの傍で女は見ていた。]
軍人さんも、怖い人ばかりでは、ないのね。
[ナタリアと2人礼を向けた後、去る背には聞こえないだろう声。]
それにね、あの軍人さん、少しお義兄さんに似ていたの。 眼がとても優しい色をしていたわ。
[孫に似ているという言葉を、ナタリアは、どう受け止めたのか。 少なくとも、クラリッサがその無口な軍人を、個人と認識したように、その後、秘密を打ち明けるほどの切欠には、この件はなったのだろう*]
(76) mitsurou 2012/04/02(Mon) 23時半頃
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[自分が死んでから、村の軍人たちは引き上げ戦争は終わり そうして、それなりに平和といえるものが訪れて
でも空けてあった席は埋まること無く どれぐらい村を眺めていたのだろうか
生きていた頃と時間の流れが違うらしい 気づけば弟だったベネットは年を重ね追い越して親になり 徐々に村に人が増えていった
それでも、外を知らない女は動くことも知らず 只待ち続け、漸く聞こえた声に心が震えた]
(77) meiji 2012/04/02(Mon) 23時半頃
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クラリッサは、ダーラに謹んで、明○チョコを差し出した(食べきれてない分
mitsurou 2012/04/03(Tue) 00時頃
ミッシェルは、ベネットの布団に抱き枕として潜った**
(so) 2012/04/03(Tue) 00時半頃
ミッシェルは、2人ってあんまり多くない。+5人
(so) 2012/04/03(Tue) 00時半頃
クラリッサは、ぼちぼちおねむなので、ブロリンさんの傍にごそごそ*
mitsurou 2012/04/03(Tue) 01時頃
ブローリンは、ただいま。
ash_xechs 2012/04/03(Tue) 01時頃
ブローリンは、クラリッサ。おやすみ。
ash_xechs 2012/04/03(Tue) 01時頃
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― 終戦 ―
[肉体が失くなってもいまだに現世にとどまったまま。 終戦間際、村に届いた死亡通知の中にあったエリアスの名前に母は泣き崩れた。 父の名前はまだないようで、できれば生きていて欲しいと、死して尚思う。
そして終戦の知らせがほどなく届く。
先に戦場に向かったセレストや、後から召集されたウェーズリー。 ともに死者として村に居るセレストの通知が届くのはいつになるのか。 ウェーズリーは死した後、村に戻ってきただろうか。 そのまま天に召されたのならそれはそれで幸せなことだ]
――姉さん。
[ミッシェルの姿を見守り。
ベネットへと思いを打ち明ける姿に、安堵したように笑みを浮かべ。 その思いを受け止めたベネットに、姉を頼むというようにそっと頭を下げた]
(78) sinotaka 2012/04/03(Tue) 02時頃
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