70 領土を守る果て
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ヤニクは、ヴェス、間挟んじゃった!ごめん!
2011/11/20(Sun) 04時半頃
ヴェスパタインは、ヤニク気にしないで!こっちも鳩からで使い勝手が難しくて…と、鳩の扱いに苦戦している。
2011/11/20(Sun) 04時半頃
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−街の外 森− >>6:250 [ようやく見つけたヨーランダに声をかけると、いつものような余裕はなく、悲愴な顔つきになっていた。追いかけてきていた兵士はまいたようだが、あれだけ全力で追われれば無理はないだろう。]
ヨーラ、大丈夫?怪我とかない? 義勇兵が動いてる?昨晩の武器庫の件でかな…?
国境付近にか。実はイグニス・ファトゥスが昨晩炎上してね。新しい場所手配できたら、そこに身を隠せばいいんじゃないかな。
[返事を聞く前に、笛の音や人の声がし、そちらを振り向く。>>6:258 もう行かなきゃ、という言葉に彼の方へ目を向けると、一瞬肩を預けられ。虚をつかれ、何も言えないでいるうちに走り去ってしまった。]
(25) 2011/11/20(Sun) 04時半頃
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ヤニクは、ヴェスならクッキーあげたら使えそうな気がしている>鳩
2011/11/20(Sun) 05時頃
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−路地裏 回想− [動かぬ死体がが8つ、そのうちの7人は黒いマントを着ており、1人は農民、のような服装であった。7人のと同じく黒いマントを来た人物たちが、それらの遺体に近寄り確認する。]
『なんだこれ、ただの女一人だろ?全員やられたっていうのか?』 『そうみたいだな…よく剣を持ち歩いてるっていう報告もあるし、国民の士気をあげるだけじゃなく、戦力としても相当なのかもしれない。』 『報告しておくか。だがその前に、まずはこいつらの回収だな。』 『あぁ。……この農民はどうする?』 『巻き込まれた一般人?裏手に教会があったし、その前にでも捨てておくか。』 『お前、意外と信心深いとこあんだな…』 『当たり前だろう、好きでやっちゃいるが、こんなこと仕事ばっかやってるら、いつ死ぬかわかんねーんだ。俺たちにラ神の加護があるよーに、ってね』
[数人の黒いマントを着た人物の一人ミハエルが、開いていたトニー…ワットの瞳を閉じると、そっとその場を後にした。]
(26) 2011/11/20(Sun) 06時頃
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[出された紅茶に手をつけながら、パティの言葉を待つ]
(…お願い、他国へ逃げるって言って…!)
[その願いも虚しく、パティの「お前を守りたい」「戦場に一人だけ残せない」を聞いて]
…違うんだ!
[…はパティに向かって珍しく大きな声を出した]
違う違う違う…!それじゃ駄目なんだ!街の人は…確かに優しいパティはそう思うのかもしれないけど、俺なんて放っておいて、いいんだ!俺みたいな汚れたやつの事、考えなくったっていいんだ!だって、だって俺は―――
――――アウストの、スパイなんだよ…
(27) 2011/11/20(Sun) 09時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/11/20(Sun) 09時頃
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(ああ、言ってしまった言ってしまった、ごめんなさいヤニク王子…でも、でも、俺は何も言わずに裏切ったまま戦場で向かい合うのは嫌だ、パティには、こんな俺でも友人だと思ってくれてるパティにだけは、本当に、本当に大切で、愛しているパティにだけは…本当の事を……この我が儘だけは、許して下さい―…)
[緩く微笑みながら、パティを見つめた。その瞳には悲しみを湛えたままで―…]
(28) 2011/11/20(Sun) 09時半頃
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……!?
[セシルの大声に驚いて口をつぐんだ。 そして、その後にスパイだと打ち明けられ、目を見開く]
本当、なのか……?
[問い返しても、その態度から事実なのだと分かってしまう。 ――冷静に思い返せばセシルの行動は不審な点が多かった。 それでも、優しいセシルならばと、同郷の友だからとあえて目を閉じ密偵の可能性を考えないようにしていた。 だが、友人は変わってしまっていたのだ。 自分が病に侵されかつての面影すらなくなってしまったように]
…………。
[悲しみを湛えた瞳で微笑むセシルに無言で歩み寄る。そして――]
(29) 2011/11/20(Sun) 12時半頃
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パシン!!
[セシルの頬を叩く小気味良い音が工房に響いた。 平手打ちをした手を力なく下ろし、怒ったような顔で、悲しそうな目でセシルを見ていた]
馬鹿……!! 何故簡単にスパイだとバラした…!? スパイの誰かに知られれば殺されるかもしれないんだぞ……!
[泣きそうな目で睨み付ける。 会えない間、確かにセシルは変わってしまったのかもしれない。 それでもずっと変わらないものがあった。 それはセシルの優しさと、自分に向けられた想い――]
本当に、お前は馬鹿だ……。 昔からずっと変わってない、俺の大切なっ……
[言葉が涙で詰まる、そのまま強引にセシルを抱き寄せた。 様々な感情が込み上げ、とめどなく涙が流れ落ちて行く]
(30) 2011/11/20(Sun) 12時半頃
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ヴェスパタインは、涙で言葉が詰まり、苦しそうに咳き込んだ。
2011/11/20(Sun) 12時半頃
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[パティの「本当なのか」という言葉に何も返す事が出来ない。だって、それは真実だから]
[悲しげに微笑みを浮かべたままパティを見つめていると、パティが無言で近づいてくる…そして―――鋭い痛みが頬に走った]
…え
[一瞬何が起こったのか分からなかった。パティに叩かれた事なんかなかったから] パティ…
[呆然とパティを見つめていると、自分を心配する言葉ばかりが聞こえる。そして抱き締められた]
…どうして…
(31) 2011/11/20(Sun) 14時頃
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[涙で言葉が詰まり、苦しげに咳き込んでいたが落ち着いたのかすっと体を離した。 どうして、と聞かれ悲しそうに口を開く]
…薄々勘づいてたのかもしれないな。 お前は嘘をつくのが下手だから…。
[寂しげに微笑むが次の瞬間、真剣な目でセシルを見つめた]
……それでも、俺にその話をしてくれたと言う事は……俺をまだ友人だと思っての行動、なのか…?
[どこか祈るような気持ちでセシルの言葉を待った]
(32) 2011/11/20(Sun) 15時半頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2011/11/20(Sun) 16時頃
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─回想─
[>>6:263酒を飲んでいるとギリアンの演説が始まった。酒のつまみに丁度いいとばかりに眺めていると、ふいに彼の巨体が揺れた──次の瞬間には、その場に崩れ落ちていた]
……え?
[どうしたどうした! 瞬く間に彼の周りに人垣ができる。…はグラスを手に持ったまま固まっていた]
(33) 2011/11/20(Sun) 16時頃
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ソフィアは、ヤニク正確には+追ってきた一人で黒マントは8人ッス。てかハードル上がりすぎで次の襲撃逃げ切れる気がしないんスけどwwwwww
2011/11/20(Sun) 16時頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/11/20(Sun) 16時頃
ヤニクは、ソフィア、すまんw
2011/11/20(Sun) 16時半頃
ソフィアは、ヤニクまあ自分でも気付いてたんスけどね…w本当にどうしよう・・・w
2011/11/20(Sun) 16時半頃
ヤニクは、セシルに話の続きを促した。
2011/11/20(Sun) 16時半頃
ヤニクは、ヴェスパタインに話の続きを促した。
2011/11/20(Sun) 16時半頃
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─回想─
[ローズマリーの手を取りながら、噴水広場を後にして自宅へ向かう。その途中で彼女がちょっと遠回りをしたいと言ってきた。
そういえば、彼女を守りたいがために両親が居る自宅へと誘ったが、二人きりになる時間が減ったかな、という思いがチラリと頭をかすめる。 なので、彼女の提案に賛同する。
街の中心部にある噴水広場から、街の外れに向けて歩き出す。 商店の数は次第に減り、住宅と空き地が交互に並ぶ区画に入る。街灯はあるものの、中心部よりはまばらだ。 日が沈むにつれ暗くなる周囲に警戒しつつも、彼女と二人きりでいる事が嬉しくて、気持ちが徐々に盛り上がってくる。 そんなタイミングだったから、急な告白>>249と続く思い出話について、彼女がこれから行おうとする事の前触れだとは気づかなかった。
周辺に人影がない頃を見計らって、彼女が一歩前に出てこちらを振り返りキスを求めてくる。 後で思い返せば彼女らしくない行動だったのに、その時は可愛らしい仕草と大胆な態度に驚いて喜んで。 だから特に疑わずに、彼女の要求に従ってしまった。今となって思い返すと、彼女にとって良かったのかもしれない…けれど]
(34) 2011/11/20(Sun) 16時半頃
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[長い口付けの後で顔を離し、彼女の頬を撫で、親指で濡れた下唇を横に拭う。 その後で、彼女は感謝の言葉を述べた。その意味が分からずに、思わず首を傾げる。だって、キスは二人の間では当然の事だから。 こちらの疑問をよそに、彼女は後ろへ身を引いて離れてしまう。そこで彼女の異変にようやく気づいた]
ローズマリー…?
[訝しんで名を呼ぶ。すると彼女は再び”ヤニク”の名を口にした。>>251>>252 続く伝えられた内容に、衝撃を受けて目を見開く。 この時の感情を一言で表現すると”恐怖”だ。 彼女はやっぱり、ヤニクに見つかったのだ。そして命を狙われている]
待って…。 自分を殺すってどういう事…?
[まさか、まさか、まさか。 嫌な予感がする。彼女が失われてしまうような]
(35) 2011/11/20(Sun) 16時半頃
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[焦燥に駆られ、彼女に向かって駆け出そうとするも、先に鋭い制止の声が飛んで>>253、金縛りにあったようにその場に留まる。 彼女は目の前で、感謝の言葉を繰り返す。 一つ一つ聞くたびに、嬉しいどころか絶望的な気分になった。 泣いてしまう彼女に、自分は近づく事も、慰めの言葉をかける事も出来ないなんて。 なぜ、なぜ、僕は君をこんなに悲しい目にあわせてしまうのだろう…。 君には笑っていて欲しかったのに]
いやだ…ローズマリー…なんでそんな事を言うの…? 来世って何の事…? 僕たち一緒に生きていくって決めたよね…、なんで離れ離れにならないといけないの…?
[彼女の決意が痛いほど伝わってくる言葉を受けながら、頭では理解を拒否して自分のわがままを主張する。 彼女は泣き笑いながら、少しだけ困った顔をしたかもしれない。 来世なんて、今度生まれ変わったら、なんて。 急に聞かされても、何の事か分からない。 考えられないよ]
(36) 2011/11/20(Sun) 16時半頃
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[そして、彼女は隠し持っていた小瓶を取り出し、中身を口に含む。
あれは…───まさか…!
ガチッ、と奥歯が一度強く鳴る。 一瞬だけ脳裏に蘇ったのは、王宮の謁見の間で目の当たりにした光景だ。
自分の目の前で、…大事な人がまた、…自ら命を絶つ…!]
(37) 2011/11/20(Sun) 16時半頃
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ローズマリー!!!
[胸を押さえ、その場に崩れるように倒れる彼女に駆け寄った。 彼女が痛がるかもしれない強さで肩を抱き、必死に名を呼んで何度も揺さぶる。 だけど、もうわかっていた。 受け入れたくないけれど、受け入れざるを得ない……もう、手遅れなんだ、と。 泣かないでと告げる彼女の顔に、大粒の涙の雨を降らせてしまう。 無理だよ、だって君が死んでしまうのに。 腕の中で息も絶え絶えになりながら、自分を気遣う言葉を繰り返す]
…まったく君って女の子は…
[頬に触れる弱々しい手を握りしめ、濡れた自分の頬にしっかりと押し当ててみせる。 冷たくなっていく指先に、自分の体温を伝えるように。 悲しみよりも絶望よりも、急に愛しさがこみ上げて、彼女に笑いかけてみせた]
…自分が死にそうになっても、僕の事を心配して… ふ、ふ…本当に、君らしいや…
君が大好きだと言ってくれた僕の笑顔、その二つの瞼が閉じてしまう前に、ちゃんと届ける事ができたかな…?]
(38) 2011/11/20(Sun) 16時半頃
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”君は愛を貫き…命がけで僕を守ってくれた”
”君のいない世界で…僕はどうやって生きていけばいいの…?”
[虚ろな目を夜空に向ける。 輝く月も、瞬く星も、その瞳には映らない。
愛する人の亡骸を抱いたまま、男はその場からいつまでも動けないでいた。**]
─回想終了─
(39) 2011/11/20(Sun) 16時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/11/20(Sun) 17時頃
ヴェスパタインは、ヤニクに話の続きを促した。
2011/11/20(Sun) 17時頃
ヴェスパタインは、ベネットに話の続きを促した。
2011/11/20(Sun) 17時頃
ヴェスパタインは、ベネットに、ここから更に発狂するのか…恐ろしい子!と呟いた。
2011/11/20(Sun) 17時頃
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─回想─
お、おい……ギリアンのやつ大丈夫なのかよ……。
[茫然としている間に騒ぎが収まっていく。病院、という単語が聞き取れ、数人の従業員が担架を引っ張り出してきて、ギリアンを運んでいく。どうやら夜間診療の病院へと連れていったらしい。…は一人の従業員のもとへ行き、再びメアリーの隣に戻ってきて、]
ノース夜間診療医院に運んだらしいぜ。 まーあそこの先生はいい腕してるから大丈夫さ。昔、俺も怪我して診てもらったことあるしなぁ。 ……ちと、ゆっくり酒飲む雰囲気じゃなくなったなぁー。そろそろ帰ろうか? おくるよ。
(40) 2011/11/20(Sun) 17時頃
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ベネットは、ヴェスパタインに飴ありがとー!発狂といっても、”その後”を書くだけなんだけどね…**
2011/11/20(Sun) 17時頃
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[抱き締められた暖かさに涙が出そうになるが、パティが咳き込むのが聞こえ焦った様に声を掛ける]
パ、パティ…!大丈夫か…っ!しんどいのか…?
[あわあわしていると、しばらく咳き込んだ後パティがそっと身体を離した。大丈夫だろうかと顔を覗き込んでいると]
(……感づかれてた、のか…俺かなり、気持ちを隠すの上手くなった筈なのに…パティには、気づかれてしまうんだな…ダメだなぁ…)
[自分自身に情けなく思いながらも、そうやって自分の機微に気づいてくれる位自分を見ていてくれたのか…と、嬉しくなってしまう]
(ああ、ダメだなぁ…やっぱり、好きだなぁ…)
[そう思っているとパティから質問を投げられる>>32]
何言ってるんだ…パティを友人だと思わなかった事なんか、一度もないよ。…むしろ…
(友人どころじゃない位に好き、だなんて、そんな)
(41) 2011/11/20(Sun) 18時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/11/20(Sun) 18時頃
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―教会― [寂れた教会、神父のディーンは日課である朝の清掃を始めようとしていた。昨夜も誰か来たのだろう。燭台の蝋燭は灯された形跡があり、いくばくかの寄付金も見受けられた。 どうやら教会内の掃除は不要らしい。昨夜の来訪者が代わりにやってくれたのだろう。
『王宮の大聖堂等ではなく敢えてここへ来るとは…いや、深く考えるべきではないな。神の御前ではみな平等であるのだから。 それにこのような時だ。誰にも知られず祈りたいこともあるだろう。』
争い止まぬ世を憂いつつ外へと向かう。表を一通り掃き清め、裏手に回ると
『無縁仏のための共同墓地は敵の手に落ちているというのに…悲しい時代と諦めねばならぬのか。 せめて私が精いっぱいの祈りを……こ、この御方は!』
打ち捨てられた遺体がワットであることに気付くとディーンは慌てて教会の中へと担ぎ込む。祀られているラ神像の真ん中の首を右周りに半回転させて地下室への階段を出現させると中に遺体を隠した。
『似ているだけ…と思いたいのだが』
あまりに似すぎている。像の首を戻し、地下室への階段を隠すとディーンは王の別邸へと向かった。]
(42) 2011/11/20(Sun) 18時半頃
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―別邸― [ディーンは別邸に到着すると入口にいた兵士に話しかけた。
『すまないが王を…いや、ムパムピスを呼んでくれないだろうか?』
ムパムピスは有能であったが故にブルーノに疎んじられ、閑職に追いやられていたが、カルヴィン王子暗殺の件でブルーノが逮捕され、相応の地位に昇りつめたと聞いた。長く王宮に勤めている彼ならばあの遺体が王の物であるのか分かるだろう。
「ディーン、どうしたんです?今少し忙しいのでできれば後にして頂きたいのですが…」
疲れと焦りが見受けられるムパムピスの表情に胸騒ぎがする。
『王が、見当たらないのか?』
ディーンの言葉を聞いて表情を変えたムパムピス。緊張で口の中が乾き、喋ることもままならない。手で着いてくるよう促してディーンは教会への道を戻った。]
(43) 2011/11/20(Sun) 18時半頃
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―教会・地下室― [「あぁ、陛下…なんということ…なぜこのようなお姿に…」
昼間人が来ることは滅多にないとはいえ事が事だ。ムパムピスの嘆きを制止する。
『私にも分からない。先ほど掃除をしようと教会の裏手に行ったら…やはり陛下で間違いないのか?』
分かっていても縋りたくなる希望、それすらも黙って首を振るムパムピスに打ち砕かれる。
『問題は…これからどうするか、だ。私は陛下の死を公表すべきではないと思う。なんといってもアウストとの戦争の最中だ。殿下の死はアウストを仇として士気向上に繋がったが、今回は話が違う。なにせ王家が断絶してしまったのだ。』
「分かっています。幸いにも裏切り者や我欲に囚われたもの達はもはや国の重鎮にはいません。戦いが終わるまでの間ならば隠し通すこともできるでしょう。我らは陛下の御遺志を継がねばなりません。ディーン、それまで陛下の御身とこの秘密、隠し通して頂けますか?」
答えは彼にも分かっているはず。しかし確証が欲しいのだろう。それほどのことだ。
『無論。私の信仰に誓って。』
それだけ聞くとムパムピスはワットの遺体に向かって十字を切り、地下室を出た。]
(44) 2011/11/20(Sun) 18時半頃
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─どこか─
[彼女が、自分の生きがいだった。 彼女の強さが、自分を導いてくれる一筋の光だった。 いざとなったら、僕が身を盾にしても君を守ると誓っていたのに、…僕は君の命に生かされている]
…君の目を治すんだって、決めたばかりだったのにな。
[息を引きとった後の青ざめた彼女の顔を見下ろす。 閉ざされた瞼はもう、二度と開かれることはない]
…ずるいよ、ローズマリー… 君がいない世界で、僕がどう生きていくのさ…?僕も、連れていってよ…
[頬に手を当て顔を寄せる。口の端からこぼれた一筋の血に舌先を這わせて舐めとる。 そのまま口を重ね、中に溜まった血を啜った]
(45) 2011/11/20(Sun) 18時半頃
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……っ、…ん…
[水音を立てながら、何度も喉を鳴らす。血を飲み干すと今度は舌を差し入れ、口内を余す所なく探った。 彼女の命を奪った毒がそこに残っていれば、今すぐ自分も彼女の元へ行ける気がして。
しかしその願いも虚しく、口の中に鉄の味が広がるばかりで、体調に異変は一向に訪れない。 虚しかった。 血に汚れた口元をそのままに、肩を揺らして乾いた笑い声を上げる]
今まで知らなかったよ…。 …生きている事が…こんなにも、残酷だなんて…。**
(46) 2011/11/20(Sun) 18時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/11/20(Sun) 19時頃
[瞳がうるっとしているのが俺はそんなことでは騙されない。無表情でコリーンを見ていると今度は後ろからツンツンとやられた。]
なんだ。まだなんかあんのか?
[またなにか請求でもされるのだろうか。]
[なにか要求しろ、と受取ったので近くにいたカルヴィンと目配せをする。やるか、と目で会話をして二人でイアンに絡みつく]
いやんは嫁に逃げられたの?
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―義勇軍詰所 回想―
すまない。取り逃がしてしまった。
『いーって。元々は俺らが失敗したんだよ。別働で配置してたヤツらも結局は逃げられてるし、お前は気にすんな。』
[兜を外して詰所の寝台に横たわるセドリックの、汗で額にはり付いた短い前髪を指で横に流してやる。 それを見ていた他の兵士が、ドナルドさんアーッ!と囃し立てるがもちろんセドリックにはなんのことか分からないよ!]
『とりあえず、腕その他は動くから骨折はしてねーと思うぜ?打ち身だろうから湿布でも貼っといてやるよ。』
[そう言って胸鎧を外そうとする手を慌てて押しとめる。]
よっ、よいのだ!寝ていてば治るからっ!!
[ドナルドはすぅと目を細め、セドリックの耳元に唇を寄せ囁いた。]
『お前、女だろ?』
(47) 2011/11/20(Sun) 19時半頃
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『ま、俺は受付でお前と握手した時から薄々そうじゃねーかって思ってたんだけどな。なんか謀があってここへ入ったのかと警戒してたんだが、それにしては初日から怪我するまで力入れる理由はねーし。…復讐か?女がわざわざ性別を偽って軍に入る理由は、俺にはそれしか思いつかねーな。』
[体を離し、どうだと言わんばかりに人懐こい笑みを浮かべるドナルドに、そうだと返す。二人のあやしい様子に周囲がgthm…ざわ…とどよめいたような気がしなくもない。ドナルドは一言そうかと言うと、立ち上がった。]
『さぁさぁテメエら、油売ってねーで仕事しろぃ!アウスト兵の首取って来いとは言わねーが、せめて情報収集でもしてこいっての。』
(48) 2011/11/20(Sun) 19時半頃
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[呆気にとられている間にドナルドは部屋にいたすべての者を追い出した。]
なぜだ。私の素性をバラし、追い出せばよかろう。なぜそれをせぬ。
『あー、まぁ…馬は必要だしな。チャージはかなり有効な手段だ。それに、義勇軍に入ってくるヤツは大概が腕自慢でおつむはちっと足りねぇのが多い。俺の命令を汲み取って動いてくれる人間は貴重なんだよ。…なんて言ってみるが、多分俺、アンタのこと気に入ってんだな。』
[だからほら、湿布貼ってやるから脱げよ。と迫るドナルドにやめろ!とその肩を押し返しながら束の間の休息をとっている。**]
(49) 2011/11/20(Sun) 19時半頃
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プリシラは、グロリアの一人遊びは安定感があるな。
2011/11/20(Sun) 19時半頃
ベネットは、グロリアgthm www
2011/11/20(Sun) 19時半頃
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― 回想・ローレライ>>6:248ヤニク ―
あぁっヤニクさんでした…か 間違えましてごめんなさい
[先ほどヨーランダに謝ったばかりだというのに、今度はヤニクに頭をペコペコ下げた]
ローズマリーさん?はい!知り合いですよ。 私のおねえちゃんです。 血のつながりは…ないですが。
おねえちゃんをナンパですか? 美術館で!? 諦めきれずにまた噴水広場でも口説いてみたんですか? ダメですよー。 おねえちゃんには大事な人がいるんですから。
[くすくす笑い言いながらも、広場での様子……ナンパという雰囲気じゃなかったな…と思っていた]
(50) 2011/11/20(Sun) 20時頃
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ヤニクは、ナンパは美術館だよ!広場のは口説いてたの!
2011/11/20(Sun) 20時頃
グロリアは、プリシラそのように褒められると照れてしまうな///
2011/11/20(Sun) 20時頃
グロリアは、ベネットgthmだgthmだと騒がれていたのだが、一体なんのことやら…(セドリックは困惑している
2011/11/20(Sun) 20時頃
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