213 舞鶴草の村
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丁稚 春松は、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 19時頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 19時頃
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― 肆区 ―
[少し揶揄ってやろうと声を掛けた青年>>42は此方を見てなにやら固まり、此方から視線を逸らす。なんて初心な反応だろうか、見ていて面白いったらありゃァしない。 口元の三日月を吊り上げて、青年の腕に己の腕を絡ませる。振りほどかれないようであれば其のまま耳元に唇を寄せ。]
あら。残念でありんすなァ、 ――女の園には興味ありんせんか。
[はぐらかす言葉には何も言わずに目を伏せて。少しだけ絡ませた腕に身を寄せる。 くすり、くすり。こういった初心な男ほど嵌れば金を落とすものだ。なァに、今は稼ぎが少ないだろうが――若けりゃ給金の良い仕事なんていくらでも斡旋できるさ。 だからこれはその為の先行投資。何も減るわけでもない、寧ろ増える可能性を孕んでいるのだから気は抜けない。]
じゃァ、御仁は何に興味があるんでありんすかねェ、 今流行りの鼠などは如何でありんしょう?
[勿論。賞金の千両を諦めたわけでは無く、然りげ無い情報収集も忘れない。]
(49) 2015/01/25(Sun) 19時頃
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 19時頃
はぁ…
[溜息1つ吐き出すも、それが誰かに聞こえるわけもなく
普段は嫌がる人通りの多い道も何故か誰も見ていないと考えれば何の抵抗も無く歩けていた]
鏡の奴、心配しているだろう
[そういえば、と自分の心配をしてくれるだろう一座の仲間を思い出す。自分が居なくなったと聞いて公演が中止になった話は既に風の噂で聞いていた
元々、才能も何も無かった自分が、主演になれたのは自分のお陰では無いと言うのに]
――皮肉なものだ
[女性嫌いの理由が、女性絡みだったとは
失った恋人の事を思い出し、そして声が震える。流しきったと思っていた涙が涙腺に溜まり、視界がボヤける]
……馬鹿、が
[失って初めて気付いた大切な記憶。ポカリと空いた穴は塞がった代わりに大切な人が居ない虚しさだけが心を支配していて
結局それは空いた穴を塞いでから、また空けたように虚無感だけが残っていた]
卑怯だな、鼠小僧…
これでは善か悪かわからんではないか
[片手で両目を抑えて、誰が見るわけでも無いのにその泣き姿を見られないように
大切だった事を思い出させてくれた。その代わりに、残ったのは虚しさだけで。本当は忘れたかったのかもしれない記憶を、掘り返してきて]
……すまなかった
[誰に聞こえるわけでもないその懺悔の相手は、きっと聞いては居ないだろう**]
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[剣士 なのだろうか 彼が肩に担いでいる竹刀をちらと見ては 昔 従兄弟が演じた活劇の主人公を思い出す
>>46大丈夫 と力強く言い切られれば またひとつびくりと驚いて]
えと もしかして一緒に探してくれはるん?
[ふたりで そう当たり前のようにそう言われれば きょとんと目をいくつか瞬かせる 大丈夫という彼の言葉が心の中で反芻した
彼の言葉に応じるように ナアオ と鳴いた足元の2匹を見れば 狼狽を落ち着かせたように彼の顔を見て 口角をゆるやかに持ち上げた]
そうやな きっと 見つかるやんな
(50) 2015/01/25(Sun) 21時半頃
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あの 僕は鏡 よろしゅうな キミは?
[>>47彼の真っ直ぐな言葉や 滲み出る雰囲気に安心して 自分を名乗り 彼にも名前を問うてみる]
ええと 今からこの先に行こう思てたんやけど
[情報集めに向かおうとしているのが この先 遊郭のある区画と告げれば 彼はどんな反応をしただろうか]
(51) 2015/01/25(Sun) 21時半頃
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役者 鏡花は、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 21時半頃
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彼女>>49は笑みを浮かべたかと思うと自身の腕に彼女の腕を絡ませてきた。耳元に彼女の唇が近づくと肩を竦め身を固まらせた。 彼女が話始め囁く彼女の吐息に触れればすぐさま身を離しただろう。
「・・・・っ!」
歯を噛みしめ警戒するように見つめた。多分こちらの緊張は彼女に伝わっているだろう。それゆえ、からかわれているのだろうか。 彼女の口から鼠の言葉が聞こえたならば体制を整え口元を引き締めた。
「そうだね。今は鼠に興味があるよ。奴に聞きたいことがあるんだ。」
そう告げると今まで鼠から届いた手紙を彼から届いた挑戦状であるかのようにちらっと見せただろう。
「お姉さんは鼠小僧について何か知っているの?」
(52) 2015/01/25(Sun) 22時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 22時頃
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―肆区・路上―
[カラン、コロン。 手に一冊の草双紙を持ち、女は肆の路上を歩く。 日はとうに暮れていたから、人の流れも疎らになり。月に照らされた道を歩きながら、静かな街に一筋吹いた風を聴く。
あゝ、今日はあの三味の音を聴かれへんかったね――なんて。 昨日と違い、今日はどうやら"運が悪い"らしいと、少し沈んだ気持ちのままに、また一歩足を進めた。]
――……あら、綺麗。 この国でも、見える月に変わりはあらへんのやね。
[川のほとりを歩きながら、ふと見上げたまぁるい月の何と美しい事よ。 静かに輝くその月を見上げ、ふと昨日聞いた唄を思い返し。
――あぁ、やっぱりあの子は蛍かしら。お天道様より、この月の方が似合いそうやし。 顎に手を当て、そんな事を思いながらにっこりと目を細めて見せる。
耳にぽかりと空いた穴は、今でもやっぱり胸に不安を渦巻かせたけれど。 カラコロ下駄を鳴らしながらその不安を無理矢理に払い、伍区との境に佇む薬屋の前でふと足を止めた。]
(53) 2015/01/25(Sun) 22時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 22時半頃
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……あのお菓子よりは、甘く無い思うんやけれども。 お口に合うてくれるかなぁ。
[そっと、覗くようにほんの薄く扉を開けて。中にきっと居るであろう薬師は果たして、殆ど音を立てずに開いた扉に気付きはしただろうか。 気付いていても、気付かなかったとしても。そっと薬屋の中、扉の脇に田楽の入った小さな袋を置いたなら、女はそそくさとその場を後にしただろう――例え、呼び止められたとしても。
"あの星の菓子のお礼に"と。先程買った田楽は、口に合うか――そもそも、口にしてくれるかも知りはしない。 だけれど、まぁ。そのまま捨てられたとしても、さして気にする質でも無く。 挨拶の一つもするべきだったのかもしれないけれど、時間も時間だ。長居する訳にもいかない――それに今日は、何だか一人で歩きたい気分だったから。
少し足早にその場を後にしたのなら、ふと思い立って進む方向を少し変える…もう少しだけ、夜の散歩を楽しむのも、また一興ではないだろうか。 そうして未だ行った事の無い陸区の方へと――あの瞽女の住まうと言うその方向へと、下駄を鳴らして進んだのなら、またひとつ空を見上げただろう。
――あゝ。今宵の月は、一際美しい。]
(54) 2015/01/25(Sun) 22時半頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 22時半頃
薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 22時半頃
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[鼠が陸区の人間から物を盗るのは悪いことなのか、と真面目な顔をして問う少年に対して、言葉足らずだったかと少し反省する。そして、一つ息を吐いてから言葉を補足した。]
鼠小僧は悪徳大名や商人から金銭を奪いそれを庶民に分け与えるんだろう?…だから義賊だの何だのって民から賞賛を得ている。…義賊を名乗るならば、悪いことをしていない人から宝物を盗るのはおかしい、ってこと。
[鼠小僧がただの盗人なら話は別だが、とは付け足さないでおく。義賊だと賞賛を受けている彼が、悪徳を働いてるとは思えない春松から何かを奪うだろうか。尤も義賊呼ばわり自体が事実無根ならば滑稽な話だ。……まあ変わり者だから、というのも分かる。 (…しかし何だか巷で言う鼠小僧とこの手紙の主は違う人物に思えて来たなあ。)]
とっちゃん……そっか。
[家族を盗まれたというのに明るい態度に少し驚きつつも特に気に留めなかった。そして彼の落とした質問に、一瞬顔が強張るが直ぐに緩めて、そうだよ、と一言。]
…何かを盗んだらしいけれど、僕は何も盗まれてないんだ。…手掛かりがあるかもしれないと思って参区に行こうとしていたんだけど、参区には嫌な思い出があってね…。
(55) 2015/01/25(Sun) 22時半頃
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ああ!当然だっっ!!
[一緒に探す と言われれば即座にそう返しただろう 注視されているであろう竹刀を」、ぶん と振る 何せ、自分は。弱きを助け 強きを挫く]
…正義の、味方だからな!
僕、一平太が! 一平太 獅子丸が! その有閑!晴らしてみせる!!
(56) 2015/01/25(Sun) 23時頃
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[お決まりの名乗り口上を挙げると、丁寧にも告げられた「彼」の名前]
鏡かぁ… いい名前じゃあないか!
[キラキラと 己の身を返す「姿見」 目の前の彼と当てはめれば、不思議なほどしっくりと感じた]
あー… [彼が指したのは、馴染みの無い夜の街で。 誘惑を掛けてくる遊女は苦手だ だが、事件が起こるなら−或いはこういった場所だろう、とも。]
この先だな!? 行こうか!
[勇気を出して踏み入る決意をした 柄にも無く、同行者の掌をぎゅ と引っ張れば、胸の強張りも伝わってしまっただろうか]
(57) 2015/01/25(Sun) 23時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 23時頃
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