207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-
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[裾を持たれ、部屋に入る直前で振り向く。 船のことを語る口振りは重く、風の吹くまではもう口にすべきではないかと微かに表情を濁らせた。 続けて、今日も共にと願われれば否定する理由はなかった。 航海士は腕節も弱く、狙われればひとたまりもなく。その上失われてはならない存在だ。]
わかった。 なら、夜、夕食の後で。
[一言残し、部屋の扉を開ける。 まだ、この時は上で、料理長すら命を落としたことを、知らない**]
(32) 2014/12/13(Sat) 08時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 08時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 09時半頃
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[裾は、了承を得られても、握ったままだったが、 ジェレミーがドアを開けて入って行こうとすれば、俯いてからそっと離す。]
じゃ、また夜に。
[ドアの閉まるまで、そこから動かず、閉まったのち、また、医務室へ向かう。 そこにはまだ船長やミナカ、そしてギリーがまだいるだろう。]
(33) 2014/12/13(Sat) 09時半頃
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セシルは、医務室に入れば、ギリーに眉を寄せたが、同時に船長に黙礼。**
2014/12/13(Sat) 09時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 09時半頃
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……そうか。
[ギリアンが医務室に運ばれるのに付き添ってきた道化。 子を見守る親のような視線をギリアンに注いでいた道化は、>>23ジェレミーの言葉にそちらの方を向く。]
私は、お前のことを信じているよ。 だから昨晩の命令を忠実に守ってくれないか。
[航海士に無理をさせるな。それが昨晩道化の命じたこと。 ギリアンの倒れたいま、今度はジェレミーに彼を守らせるつもりなのか。
医務室を出る彼を見送る道化は、ジェレミーの言葉が「信じている」ではなく「信じたい」であることを確りと耳に留めていた。]
(34) 2014/12/13(Sat) 09時半頃
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[なかなか離れようとしない指先に、話が続くかとひとたび動きを止め、だが開いてしまった扉にか俯いて離れたので、空の片手で緩く追い。]
案ずるな。 お前のことは私が護る。
[昨晩を共にし得た確信。捕虜殺しの下手人は確実に航海士ではない。 忠犬たれと命ぜられなくとも、彼を護ることに異論はなかった**]
(35) 2014/12/13(Sat) 10時頃
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ジェレミーは、部屋に荷物を置くと、仕事を思い出したように第二甲板へ。
2014/12/13(Sat) 10時頃
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…もしも私が若い時に子供を持っていたら、もしかしたらグレッグくらいの子供はいたかもしれないな。
[>>33セシルが入ってくると、道化はそちらの方を見ずに眠るギリアンの頬を撫でながら呟く。]
子を思う親の気持ちは分かるつもりだ。 だからホレーショーは今頃私のことを……
[道化の言葉は続かない。]
(36) 2014/12/13(Sat) 10時頃
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― 医務室 ― >>36
そうですか。 貴方が子供を可愛がる姿は想像できないけれど。
[そう、道化の姿なのに。
道化の船長はセシルが入っても、ギリーのそばにつきっきりだった。 こちらを向くこともないのは、いつものことだ。
だいぶ前からそれは理解している。 自分は船長の一つのモノにすぎない。
だから、役に立たなければ、ローレライの名を持つものなど、海の男が傍に置くはずもなく、 だから、ただ、医務室に入ったまま、現状の報告を。]
(37) 2014/12/13(Sat) 10時半頃
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ホレーショーは貴方のことをどう思うのか。 自分にはわかりません。
[船長が死を悼んでるようにもみえて、ただ、それは指摘するべきではないと思った。]
風は吹きません。 ただ、乗組員が減ったことで、軽くはなりました。
自分は貴方の為に尽力を。
[そう告げた碧色の瞳、船長の背中ごしにギリーをみやる。]
ギリー、起きたら、あの本を一緒に読もう? 最初、魔術師は、ピエロに会うんだ。 それから、次は軍人の元へ、
次はどこで誰に会うのか、まだ俺も続きを読んでいないから。
[ギリーに聞こえようと聞こえまいと、そう告げて。 船長やミナカから何も声をかけられなければ、そのまま医務室を退出する。*]
(38) 2014/12/13(Sat) 10時半頃
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14で海賊になった。 18の時にはもう既に船長にまで登り詰めていた。
[道化は静かに過去を語る。それは先代の年老いた航海士ぐらいしか知らなかったであろう話。]
もう30年も海賊をやってきたんだ。 そんな男が子供を可愛がるのは想像できないか。 …私もだよ。
[ふっと道化は自嘲するような笑みを漏らした。 それから彼の報告を聞く段になってやっと彼の方を向いた。>>38]
そうか、風が吹くといいな……。 惨劇の終わる頃には。
[それから、道化はまたギリアンの方に視線を落とした。]
(39) 2014/12/13(Sat) 10時半頃
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[セシルが医務室を退出した後。 道化は自分の左手に違和感を覚えて手袋を外す。]
なっ……!?
[道化は自分の左手の薬指を見て驚愕に…いや、恐怖に目を見開いた。 そこには外して宝物庫にしまっておいたはずの黒指輪が嵌っていた。]
お前の呪いだというのか…っ!
[黒指輪はてらりと光りを照り返した。*]
(40) 2014/12/13(Sat) 11時頃
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―9号室―
[目蓋を閉じさせたグレッグは、それだけならば眠っているだけのようだ。首に巻いた布切れが、赤く染まっていなければ。]
キティ。グレッグの傍についててくれるか?
[猫へと呼びかける。 もしも自分が死んだら、こいつの面倒をみてくれる奴がいるか、心配だが。人狼は、果たして猫に手をだすのか。
――猫が落ちた船は、嵐に見舞われる。
そんな言い伝えが船乗りの間にあるのを思い出す。 もし、こんなちっぽけで弱っちい生き物をいたずらに殺すような奴がいるなら、船ごと不運がふりかかってもしゃあねえ。そんなことを考え、グレッグの部屋を後にする。]
(41) 2014/12/13(Sat) 11時半頃
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―第二甲板―
副船長ー、いるかー?
[男が部屋を出て向かったのは、第二甲板だった。 ヘクターの姿を探す。いつもと変わらぬ声をかける。
副船長を見つければ、グレッグの遺書の一枚を見せるつもりで。**]
(42) 2014/12/13(Sat) 11時半頃
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―医務室―
[晦冥から浮上しかけた意識は、酷く混濁していた。
幾つかの命令や言葉の重なりの末、ミナカに嫌疑を向ける相手は殺そうと思っていた。気付いてしまう者が在れば、その可能性を感じた時点で殺ろう、と。或いは自身の命を呈して庇い立てるつもりでもいた。
男は、捕虜と仲間殺しの罪人が誰かを知っていた。 察していた、と言う方が正しいかもしれない。
男が探して殺すべきは、彼に迫る人間だった。]
ゥ゛ ……―― ァ
[眼を開く。 濁った両眼で最初に像を結んだのは、船長の姿。]
ア゛
[人狼も人間も、関係なく。 今の昔も、男のすべては、この道化師のために在る。]
(43) 2014/12/13(Sat) 11時半頃
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[セシルの声は夢現の淵まで、微かに届いていた。
言葉に刺激された脳が見せた淡い夢で、道化師と軍人に会った魔術師を見た。魔術師は、美しい碧色の瞳で、風を失くし鏡面と化した海を見つめている。夢の中、オルガンの音色が響いていた。
目覚めた時には既に彼の姿は無く、夢のあらましも忘れてしまっているが。ふたり夜に星と海を見ていた時間に感じたものに似た、穏やかな心地だけが残っていた。
まだ怠さと熱の残る体を起こし。 痛みに痺れたままの手を見下ろして。]
…… おれ、死二損なった
[ならば生きようと。 船長を見つめ、次の指針を探す。**]
(44) 2014/12/13(Sat) 11時半頃
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[ヴェラーヴァルは階段>>2:378へ向かい、 どこかニコラスは厨房へ移動した>>#1。
副船長が厨房へと向かうのを見れば>>20、 少し悩んでからその傍へ。]
なあ、アンタ。 さっきヴェラちゃんの……
[目を見たか、と聞こうと思った。 ニコラスは気付いていたようだった>>#0。 しかし、あの酔っ払いの戯言だったかもしれない。 副船長が見たとなれば。
あの暗殺者を殺す理由になる。]
(45) 2014/12/13(Sat) 11時半頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 11時半頃
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― 第一甲板 ―
[刀についた血を拭い、釣り道具に紛れてほんの少し保管していた油を塗っていく。 海の上、どうしたって刀は錆びていくが、こうして少しでも食い止めようと、人を沢山切った時は、特に手入れは怠らなかった]
……あぁ? 知ってる、っつーのは、
そのままだよ。俺は以前、人狼に会ったことがある 殺しもしてねぇし、殺されも、しなかったけどな
[死に損ないだ、と自嘲の笑みを浮かべながら、 手入れの終えた刀を払い、凪いだ海のひかりを反射させるように、翳してみせた**]
(46) 2014/12/13(Sat) 11時半頃
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肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 11時半頃
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―厨房ー
[厨房の方に意識を向けると、少し逡巡した後リーが側に付いてくる。>>45話しかけられ、それに軽く振り向いた]
………あ?
[ヴェラの瞳が一瞬紅く染まったのは、ちらりと見えたような気もしたがはっきりとは確認していない。 あいつがどうしたんだと聞き返そうとして。
ガシャアアン!!と派手な音が周囲に鳴り響いたのは、その刹那だったか。]
―――――!?
[咄嗟に踏み込めば、首元に牙を立てられ血に沈む料理人と、 グルルと唸り声をあげ、血まみれでそれを押し倒す半獣半人の姿]
(47) 2014/12/13(Sat) 12時頃
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ギリー。起きたのか。
[愛しい子の目が開いたのを見て道化は柔らかく微笑む。>>44手袋を元の通り嵌め直し。]
そうだな、死に損なった。 だから生きろ。私はお前のことも大事だ。
[道化のそれは命令ではなく願い。]
もう起きても大丈夫なのか? そうか、なら私は席を外そう。 お前はもう少しここで休んで居なさい。
[他の船員ならば絶対に聞いたことのないような優しい声音で言いつけると、道化は部屋を後にした。*]
(48) 2014/12/13(Sat) 12時頃
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ニコラスッ、!!!!!
[思わず鋭い叫び声が口をついて出た。 喚きながらも手斧を握り締めるニコラスにかろうじてまだ息はあったか。 ニコラスの肩にかけられたじみた前足、 今まさに喉笛に噛みつこうとする紅い口。 明らかに冷静さを失い獣同然に唸り続けるその姿も、 赤茶の毛並みは紛れもなくヴェラーヴァルと同じもので]
(49) 2014/12/13(Sat) 12時頃
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――ヴェラぁ、テメェかぁっ!!!!!
[一瞬の動揺は、状況を理解するや否やぎらりとした殺意に転じた。 誰かが止める間もなく一息に飛び出て槌を抜き、 ヴェラに向かって振り下ろそうと一閃する。 反撃を企むニコラス本人が、その手斧を振るうのとどちらが早かっただろうか*]
(50) 2014/12/13(Sat) 12時頃
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― ―
[やがて咆哮も上げぬまま、半獣半人の化け物が息絶える。 見開かれたままの紅い瞳はいつもと同じ無表情のままで。 逆に絶望を体現しているようだった。]
……………ッ、
[肩で荒い息を吐き、鉄槌を構えたままその場に佇んだ。
――そうしているとふと、魂の気配がするのを感じた。
それは目の前で命を落とした料理人のものと、 息絶えた化け物の禍々しい紅い気と、もう一人。
もう一人、第三甲板で未だ知れぬまま奮闘を繰り広げた、か弱い「人間」の聲。 ――ホレーショーを慕っていたあの若造、グレッグが 命を落としたことを知らせていた。]**
(51) 2014/12/13(Sat) 12時頃
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[話しかけた直後、 厨房から何かが倒れるような大きな音が聞こえた>>#2。
ヘクターに数秒遅れて厨房に駆け込み>>47、 それを見た。]
は……マジでいたのか。
[半獣半人のその姿を見て、驚きと愉悦の色が浮かぶ。
殺し甲斐がありそうだと。 血塗れで倒れているニコラスの姿は 目に入っていないかのように。]
(52) 2014/12/13(Sat) 13時頃
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[獣へと飛ぶヘクター>>50に続く。 出入り口はこちら側。 逃げるにはそこを通らなければならない。
逃がす心算はない。 のこぎりを握る。
距離はある。 ニコラスの反撃があるのなら、そちらの方が早いだろう。]
(53) 2014/12/13(Sat) 13時頃
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なぁ、オマエ一人だったのか? 他に仲間は残ってるか?
[息絶える前の獣へと声をかける。
確認するのは、他にも仲間がいるかどうか。 それは重要なことなのだ。 ヴェラーヴァル一人が、犯人なのか。 今日大量に死んだ下っ端たちの中に仲間がいたのか。 重要なことなのだ。]
……これで終わったらつまらないじゃないか。
[傍にいる、ヘクターにすら聞こえない声で呟く。]
(54) 2014/12/13(Sat) 13時頃
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− 医務室 − [ギリ―の治療をしながら、背中で船長とセシルの会話を聞く。 絶望の道化の下にある人間らしい一面。
もっと早くこれを皆が知っていたら、恐怖と絶望は何か 違っていただろうか。
そんな事をぼんやり思いながら、浅く速かったギリ―の呼吸が 少しずつ落ち着きを取り戻していく様子に深く息を吐いた。]
このまま数日持てば、多分大丈夫だろう。
[身体の何処に障害が出て来るか判らない。 グレッグが使う毒に、毒消しがあればと、昨日治療した ギリ―の耳の傷に触れて気付く。]
(55) 2014/12/13(Sat) 13時頃
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[左手の感覚が無くなっている。]
(56) 2014/12/13(Sat) 13時頃
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[思わず左手を握り締め、開いてはみて、感触を確かめるが 動きはするが反応は鈍い。
そこで漸く自分もナイフを受けていた事を思い出した。
今毒消しがあったとしても、間に合わないだろう。 だがもしまだ毒が残っているなら、 毒消しもあった方が良いに違いない。]
(57) 2014/12/13(Sat) 13時頃
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セシル。すまないが、グレッグの部屋一緒に漁ってくれるか? 毒消し、もしくは毒か何か探して欲しい。 悲劇に酔った馬鹿に見つかって、全員の料理や 酒に毒を入れられたらたまらん。
[料理長がそんな事を口にしていた事も、その料理長が 息絶え、獣もまた息絶えた事を知る事も無い。 最後の料理が毒入りはゴメンだと。 セシルに頼んだのは1人でグレッグの部屋に入るには 躊躇いがあった事と、アリバイもあった。 セシルだけに頼まなかったのは、グレッグが昨夜の事を 何かに残していないかと不安を持ったから。
もっとも、既に彼の残した瓶はホレーショーの手に渡っていたが。]
(58) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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ギリ―、目醒めたか? 気分は? 手は痺れたりしてないか?
[セシルの呼び掛けに応える様に、 意識を浮上させたギリ―>>44の様子に 慌てて彼を覗き込み反応を見る。
どうやら大丈夫のようだと、死に損なったと口にする ギリ―に苦笑し、優しく声を掛けた船長に噴き出しそうになった。]
(59) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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船長の言う通りだ。少し休んでろ。 何か飲むものと食うもの持って来てやる。
[毒消しはその後だ、と先に第二甲板へ向かい……。 惨状を知った**]
(60) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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[ヴェラーヴァルから返事はあったか。 仲間を庇う為に黙秘したかもしれないし、 返事をする前に息絶えたかもしれない。
どちらにせよ、返事はどうでも良かった。 自分にとっては。
ニコラスとヴェラーヴァルの遺体を見下ろし、 じっと見つめてから。]
んじゃ、とりあえず船長に報告してくるわ。 後よろしく。
[ひらり手を振って、厨房を出た。 向かうのは、船長室。
そこで漸く、下で何かあったかを知る。]
(61) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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