165 【突発村】bouquet
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そんな難しいことを望まなくても――いいのに。
[起こされた撃鉄にも、曖昧に笑うだけ]
全て壊すなんて無茶なこと。沙綾がこれから、何年、何十年、何百年かけて復讐したって、世界は変わらない。沙綾は世界の史実を知ってる?復讐が死を生んで、でもその結果私達はのうのうと生きていた。
それよりもっといい復讐があるじゃない――
[クスリが蝕んでいく。天井が割れ、赤い液体が落ち、部屋中が満たされていく感覚に沈む。]
簡単だよ。沙綾が死ぬの。
[なんの感動もないトーンで、なんでもないように紡ぐ。]
(50) 2014/03/08(Sat) 14時半頃
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沙綾というDNA、その醜い意識、その志の高い思想、全て――世界に 残してあげないの。嗟呼、なんて勿体無い。世界にとってのなんて大きな損害だろう。
[でもね、と、ゆっくり手を翳し、おかしくなった頭が言葉を紡がせる]
この拳銃で例えば私の頭を砕いたら、そこから愛も、情欲も、全部全部零れて、ウイルスに似た思念をばら撒くの。わかる?空気感染? あは、こんな近くにいたら沙綾もきっと侵されちゃう。私が死んだ分、沙綾は私という存在に囚われる。頭が破裂するぐらい重たくて気持ちの悪いウイルスが――蔓延する。
私という存在が、死によって証明される。 それは沙綾を壊して、黒木も政人も、朔夜も段さんも全部全部包んで、世界に復讐する――樂しいと、思わない?
[サイケデリックな妄想を、沙綾に語りかける。その手はなんの畏怖すらないように、拳銃に伸ばされ、引き金にかけられた指先ごと沙綾の手を包む。]
私と一緒に、世界に復讐しようよ……
(51) 2014/03/08(Sat) 14時半頃
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[彼女の言葉に何かを返そうにも、引き金に指をかけている状態ではメモを書けない。 けれど、異常だ。薬の影響だろうか、それとも何か他の原因があるのだろうか]
(なんで、声が出ないの、―――っ)
[恐怖だろうか。 襲い掛かる感情にぶるりと体が震える。手を包まれると無意識に肩も強張った。
一緒に、なんて。復讐を共に――なんて虚しい関係を結ぼうというのだろうか。 それもいいのかもしれない。 1人で重く苦しい感情を抱えていくより、分け合える人がいる方が。]
[でも―――――]
(52) 2014/03/08(Sat) 18時半頃
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それじゃ、だめなの
[掠れきった声。けれど、少女は確かに言葉を喋った。
否定の言葉を紡ぎ、謡の心臓部分に銃口を密着させてキッと睨めつける。]
(53) 2014/03/08(Sat) 18時半頃
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[―――…沙綾の、声]
[その"声"を聞いた瞬間 ぱちん、と弾けるように、世界がクリアになる。]
あ、れ……私、何……
[胸元に銃口。小さく息を呑む。 睨む眼差しに、揺れる瞳を返し ふっと弱く笑う。]
負けた。
[投了するように呟くと、走馬灯のように駆け巡る様々な情景。]
どうして、だめなの?
[問いかけるのは柔らかな声。ゆっくりと手を上げて、もう抗う意思がないように、そう、投了するように、最期の時間を乞うように問うて。]
(54) 2014/03/08(Sat) 22時頃
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[だけれど、此処では終われない。 私は、死んで尚、この少女を捕らう惡の華となる。]
―――沙綾を、救うのは私だよ
[許すのも、受け入れるのも、彼女の復讐もすべてすべて、私が全部受ける。その為に私は、彼女を、]
[手にした花束は荊棘を秘め、ゆえに沙綾の顔を襲うだろう。 至近距離、その視界を奪うように、花の固い茎を振り下ろす先は違いなく、彼女の眼球へ。]
(55) 2014/03/08(Sat) 22時頃
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[投了するような呟きに、一瞬銃を持つ手から力が抜けそうになる。 弱い笑みも、柔らかな声での問いかけにも。 ―絆されてしまいそうだ]
……まいが、おこるの
[それは失くした妹の名前だと気付くだろうか。 小さな声。喉がひりひりと痛むのは、長い間喋らなかったせいだろう。
救う、その言葉を聞いてばっと顔を上げた。 何を言っているのだと。そう言おうと口を開きかけた瞬間。]
(56) 2014/03/08(Sat) 22時頃
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――ぃ、あ゛………っ!!?
[避けきれなかった花の茎は自分の目に刺さり、その拍子に銃が手から抜け落ちた。 がらんっと音を立てるそれを拾うことはせず、激痛が走る右目を抑え。]
………ッ、…く、ぅ…っ
[呻くことしか出来ずに、隙だらけな姿を晒す。]
(57) 2014/03/08(Sat) 22時頃
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――!!
[上手くいった。 彼女の手から落ちた銃を目で追い、咄嗟にそれを拾い上げる]
……終わりだよ。
[ふわっと花が咲くような笑み。 銃なんか扱ったことがない。見た目以上に重いそれを握り、銃口を沙綾に向けて一歩後ろへ。]
沙綾。もう苦しまないで。 貴女の復讐は終わり。妹さんは、それを望んだ?本当に? 沙綾の幸せを――望んだんじゃない?
[この世は楽園の代用品なんかじゃない。 残酷で、無慈悲で。 それでも幸せが、あるのなら、不幸せがあるのなら 少女が全てを知る前に、――無垢でいてほしいと願う]
(58) 2014/03/08(Sat) 22時半頃
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[痛い。ずきずきと痛む右目は視界が真っ黒に染まり、銃口が此方に向けられているのだろうことは何となくで察するしか出来ない。
ああ、終わる。
――呆気ないものだ。]
……まい、は、
[「お姉ちゃん」
「幸せに 」
―― あのこ、は。]
(59) 2014/03/08(Sat) 22時半頃
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[結局。振りかざした独善は、所詮独り善がりでしかないのだろう。
諦めきったように銃口を見つめ。]
おわらせて、ください
もう、――つかれちゃいました
[生きるのも。憎むのも。何もかも――。]
(60) 2014/03/08(Sat) 22時半頃
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[―――深く、考えるより、 ただ指先が、彼女の望みを叶えようとする。 引き金に掛かった指先が、微かに震え]
……、 沙綾は、とても、すてきなお姉ちゃんだ。
[こんなふうに妹を想ってやれる姉になれたら。 過ちを犯しても尚、妹だけを愛してやれたら 悲劇なんて起きなかったのかもしれない。 沙綾が"姉"として在る姿が羨ましくて、美しい。]
――ありがとう。
[終焉はせめて、感謝で飾ろう。 そして、彼女の胸に狙いを定め、引き金を、引いた。]
(61) 2014/03/08(Sat) 22時半頃
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[素敵なお姉ちゃんだと。その言葉に、初めて幸せそうな笑みが浮かんだ。]
……謡さん、
[本当は、仲良くなりたかったんです。]
[その声は届いただろうか。 涙を流し、それでもなお笑いながら―――
少女の命は、願いと共に空へ消えた*]
(62) 2014/03/08(Sat) 23時頃
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[沙綾の背から、弾けるように溢れる血液。 発砲の衝撃で数秒後に尻餅を付いた。
――大切な人を、この手で、殺した。]
……、さ、あや、
[ぽろぽろと涙が、溢れる。 だけど不思議と、悲しい気持ちは、なくて]
―――…ごめん、ね ごめんね、ごめんね 私が幸せにしてあげられたなら――
よかった、ね。
[ほんの少しの寂寥感を紛らわすように、動かなくなった沙綾の身体に寄り添い、そっと笑みの形の目で時を止めた瞼を下ろした。]
(63) 2014/03/08(Sat) 23時頃
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ああもう。
[何もかもが億劫で、 失われていく温度を追いかけるように]
[世界にさよならしよう。]
[きゅっと目を閉じ、自らのこめかみに銃口を当てる。]
(64) 2014/03/08(Sat) 23時頃
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[――、彼女の血に染まった花束。 鮮やかな赤が、黒に変わる前に。]
[すこし派手すぎるけれど ブーケに似たそれが、
さよならを教える。
どうか枯れないで――]
[願いは、届かぬ明日へと消えてゆく]
[銃声が、響いた。**]
(65) 2014/03/08(Sat) 23時頃
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