223 豊葦原の花祭
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[ そして更に足を動かした先。
気付けば履いていた革靴は泥に塗れていたし、髪も汗が張り付いて、とても見れたものじゃなくなっていた。
でも、土を踏み締めた時 先に見える木の枝に引っかかった白い鳥が、ゆらゆらと頼りなさそうに翼を泳がせている。
それが、淡い黒を乗せた模様を刻みつけていた>>1:59ことを知れば、小走りで進んでいく。 ]
あった…けど、
[ ぼくの身長では届きそうにない。
思わず彼を見て、周りを見た。 ]
(56) 2015/04/20(Mon) 23時半頃
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かみさまは、意地悪だね。
[思わず零した一言。 やっと見つけたのに、届かない場所にある紙切れ一枚に。 眉を寄せて、睨むようにして空を見上げる。]
どうして、ぼくじゃないといけないんだろう。 …かみさまなら、みんな平等に愛してくれればいいのに。
狡いよ。
[ 子供の戯言だ。
それでも吐き捨てずにはいられなくて。 ぎゅっと両手のひらを握りしめては、彼に向き直る。
鼻頭が少し傷んだけれど、ここまで来てくれて手伝ってくれたのだから、お礼を、言わなくちゃ。 ]
(57) 2015/04/20(Mon) 23時半頃
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[その時々で、たった一人しか幸せにできない私。 それも、必ず幸せにできるわけでは無い。 そんな私が並ぼうなんて、比べるのもきっとおこがましい。 そう思うのだけれど。]
…あの。 お願い、聞いてもらえますか。
[唐突な問いに、彼の人はどんな顔をしただろう。 ばっさりと切り捨てられなければ、お願いを口にすること許されただろうか。
またいつか、ここに来てもいいですか。 私のこと、覚えていてもらえますか。 貴方と出会ったこと、覚えていてもいいですか。
願いはたくさんあったけれど、なぜだか最終的に私が口にするのは…
ぎゅってして、いいですか、になった。*]
(58) 2015/04/20(Mon) 23時半頃
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[ なのに、うまく言葉が出なくて。
でも、伝えなきゃ、いけないから。]
亀さんの、お陰で見つかったよ。
[ 心配させちゃダメだと、無理やり唇に、頬に、力を込めて、笑わなきゃ。 ]
………ありがとう。
[ だって、きっと。
手伝うと申し出てくれて、ここまで着いて来てくれたのは、本心なのかもしれないから。
子どもの我儘を、理不尽な悲しみを、見つからないように、押し込めて。 ]
(59) 2015/04/20(Mon) 23時半頃
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お願いごとに、綺麗も、大きさもきっと、ないよ。
絶対に叶うとは限らないかもしれないけど、でも …一緒に探せるかもしれない。
だからいつか、聞かせてね。
[ 笑みを向ける。 ]
ぼくは、もう少しここにいる、から。
[ 指の爪は白んできてる。
お面を被るのはそろそろ限界。 だから、少し疲れたなんて言い訳をすれば、木の根元に腰を下ろす。
彼はどうするだろう。 選択肢は彼に任せる心算で、逃げるように足元を見つめる。]
(60) 2015/04/20(Mon) 23時半頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2015/04/20(Mon) 23時半頃
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慕う人の数?
[幼子の物言い>>51に、きょとりと瞳を瞬いて。その内で光る半月みたいに、男の眦が弓を引く。]
っははは…! お嬢ちゃん、そうじゃない。 確かに信仰は力だ、だけど数なんてそんなに重要じゃあ、ないさ。
[呵呵と笑って、子供じみた仕草で膨れた頬を柔く揉んでみる。 何かとても難しい表情で黙り込む彼女は、なにを、誰を想っていたのだろう。]
……かみさま≠ヘ、其処彼処に在る=B それを知るのがたった一人でも。
[秘め事のように囁いその瞳が、ほんの少しだけ揺らいだ。堀の中で見せたのと同じ、遠くの約束を思い出すような色。>>1:86
目の前の幼子が口を開く。少しの逡巡の後、お願いがあります、続いた言葉にまた小首を傾げて見せて。]
(61) 2015/04/21(Tue) 00時半頃
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『ぎゅってして、いいですか』
[続いた内容に、今度はこちらが呆気に取られる番。 すぐさま浮かんだにんまり顔は、何故かは分からないが、常よりも目尻が下がった気がした。]
お安い御用だ。 そんなの、お願いのうちにもはいらねぇって。
[久し振り、お嬢ちゃん。 言って両の腕を広げた。幼子が飛び込んでくるなら、ささやかなその重みをしっかりと受け止められるように、と。]
(62) 2015/04/21(Tue) 00時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2015/04/21(Tue) 00時半頃
小鈴は、メアリーに話の続きを促した。
2015/04/21(Tue) 01時頃
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2015/04/21(Tue) 01時頃
メアリーは、亀吉に話の続きを促した。
2015/04/21(Tue) 01時頃
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[会えない。忘れられたくない。>>53 “会いたい。忘れたくない。” 想いは祈りのようにも、懇願のようにも聞こえました。
逃れたというのに、答えてくれた事には少し驚いて。 不確かな約束に、此方が懐かしさを覚えて。 そして。
願いを聞いてしまった私と、彼女の間に 秘密が、生まれてしまいました]
……内緒、ですか。
[私の告げた、ひとりきりの内緒。 彼女の告げた、ふたりきりの内緒。
ひとりとひとり、一方通行、それなのに。 隣に並ぶ間、灯るあたたかさが不思議で仕方なくて]
(63) 2015/04/21(Tue) 01時頃
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[やがて。 見上げた先、彼女が探しものを見つけたようです。>>56
続く吐露を、隣で静かに聞き入り。 継ぎ接ぎに紡がれる表情と礼を、受け止めます。 腰を下ろすまで、一連を見届けて。 再び顔を上げると、確かに私の腕でも届かないでしょう。 ゆらゆらと、頼りなく薄い白が揺らぎます。
持ち主を持たず、容易く風に飛ばされそうな其れが 足元に座る彼女と、重なりました。
名前を、呼ぼうとして。 そういえば未だ名前を知らなかったと思い至り。 彼女が贈ってくれた、実は本名そのままの渾名への お礼を返さねばいけませんね、と]
(64) 2015/04/21(Tue) 01時頃
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若枝のお嬢さん。 貴女はもっと、我儘でいいのですよ。
[手に握ったままの杖の先を、着物で拭ってから。 ちょい、 ちょい、と。 軽くつつけば枝から落ちた白い鳥が、ひらひらと。 揺れて、揺れて。大きく揺れて。 やがては彼女の許へ辿りついた事でしょう]
私には、彼の桜のように どんな願いでも叶えられる力など御座いません。 貴女の求める約束も、私にはとても。
[ですが、ね。 杖を握り直して、まだ腰掛けたままの彼女へと、 顔を合わせるように、視線を向けて]
(65) 2015/04/21(Tue) 01時頃
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私に願うおねがいごとならば。 例え限度が存在しようとも。 心に留めず言葉にすれば、届けてくだされば、 叶えられるかもしれませんよ。
[貴女が私に助けを求めた、最初のように。 片道を繋いだだけで、二人の秘密にしてしまったように。 ひとりきりの内緒にするより、ふたりきりの内緒にと。 そのほうが、寂しくないでしょう?]
亀は万年生きようと、 泳ぎ方も、好む食も。 きっと、誰かと見た景色も、交わした言葉も、 忘れたりしませんよ。
[貴女が器用に、不器用に隠す貴女へ。 ずるい大人は、声を掛けるのです。]
(66) 2015/04/21(Tue) 01時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2015/04/21(Tue) 01時頃
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―満開になるすこし前のこと―
[体を動かす度に、小さな母のような少女が付けてくれた鈴が鳴る。 なんて、キレイな音なんだろう。はじめて聞く音なのに、心地が良くて人のざわめきの中でもこの音をつい、自分の耳は拾ってしまう。]
なんて、感傷に浸ってもお腹はすくのでーす!
[もうすっかり暗い。あちらこちらからウスズミサマ、月、一気にサク、あと少し、満開、などの何かを心待ちにする声が聞こえてきていた。そしてどうやら自分の背側にどんどん人は集まってるようだ。 たぶん、このおまつりがウスズミサマなんだと思う。 ふと、空を見上げる。]
そっか。ここの人たちにとっては、月は見上げるものなんだ……。
(67) 2015/04/21(Tue) 01時半頃
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そっか、月も宇宙も見上げるものなんだ…。地球のここからじゃ、ホームは遠いね。
[聞こえてきた「月」という単語に反応して、足を止めぽつりとつぶやく。 並んだ建物は、実は一時的な商売をするためのところらしく、立ち止まればそこで商売をしてる人に何やらおいしそうな匂いのものを半ばむりやり手渡された。キレイな音の鳴る小袋から通貨を出そうとしても、「ベッピンサンのコトカミサマにゃ特別だ」だそうだ。 この服はベッピンサンなのかコトカミサマなのか分からないけど、恩情に素直に礼を述べて大きな木の方へ戻ってみる。 どんどんウスズミサマの単語が増えていく。ウスズミサマとは、どうやらヒトじゃなくてこの木のことを指しているらしい。]
(68) 2015/04/21(Tue) 01時半頃
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[ 不恰好に蹲っていた。
それは初めて彼と出会った時のように。 ただ違うのは、深みを帯びた空の下では自分の影さえもよく見えなくて。
まるで、世界にひとり取り残された気分になった。
一緒に歩いていた頃は、初め騒がしかった心臓も言葉を交える度に穏やかになりつつあったのに。
理不尽な文句を撒き散らす子どもを受け入れてくれる優しさ>>64にずるずると付け入る自分に、自己嫌悪していた。
彼が木々を見上げていたことを知らないぼくは、声>>65がかかってもつま先を眺めていて。
でも、その先に一羽が止まれば、はたっと容易く呼吸が止まってしまう。
惚けたように、向けられた視線を真っ直ぐ見つめ返したんだ。 ]
(69) 2015/04/21(Tue) 02時頃
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………ずるい。
[ 不思議と耳に流れては染み透る声>>66 少し遅れて頭が意味を咀嚼し始める。
咄嗟に零した言葉は、不貞腐れたもの。 でも、口元には、綻ぶ前の弧確かに乗せて。 ]
ぼくだって、…忘れないよ。 ……ちゃんと、恩返しだってしてあげる。
[ 滲む瞳の中、落し物を手のひらで抱きながら見上げて。 でも、あまりにも遠い気がしてしまったから、空いた片手を付いて、そっと腰を持ち上げる。
そうすれば、差はあれど縮まる背丈と、距離で]
でもこれじゃ、ぼくばっかり内緒を君に伝えてしまいそうじゃないか。
[ 拗ねたような口振りで愚痴を零しつつも、その唇で我儘を強請ってみたんだ。 ]
(70) 2015/04/21(Tue) 02時頃
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[大きな大きな木。背を向けない限りずっと目につくくらい大きな木。 何も咲いてないけど枝にピンク色のものがたくさんある。 きっとこれが咲いたらピンクでキレイになるだろうな。あたりの人の話では月とこの木の咲くタイミングが関係してくるらしい。 まだすこし時間はあるみたいだから、いただいたいいにおいの食べ物を食べて、咲くところを見ようと思う。]
よっこらせ〜っと。 なんだこのおいしそうなにおいは!
[透明な食べ物が入ってる使い捨てのパックを開けると、食欲をそそるにおいが、ふわ〜っと広がる。茶色いパスタみたいな麺状のものの上にタマゴがのっている。ヨダレが一気に溢れ、ハシを手に取りズゾゾと吸う。]
なにこれ、え、なにこれおいしいなにこれ。
(71) 2015/04/21(Tue) 02時頃
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……ぼくのこと、忘れないでいてね。
[ そのまま、杖を持っていない方の彼の手を見つけられたのなら、小指同士をそっと絡める素振りだけをして、すぐに離そうと。
また並び合うことが出来たのなら、視線を淡墨桜の方へと向けて。]
亀さんも桜、見に行こうよ。 淡墨桜のかみさまは、願い事を叶えてくれない“ケチ”かもしれないけど… 一番綺麗だって、聞いたから。
みんなで、見たいよ。
[ そっと彼の腕の裾を掴めば、やんわりと促した。 ]
(72) 2015/04/21(Tue) 02時頃
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―満開―
[いただいたもののあまりの美味しさに、さっきこれをくれた店主の元へ可能な限り早歩きをして買いに行く。通貨なら持ってるもっと食べたい。食べさせろ!!! 周りのヒトの声で「もうすぐ月が」とか「咲く」とか聞こえてたから焦っているのだけど、服と履いてる物と、人の多さにぜんぜん進まない。 焦って反対を向いてる間に歓声とどよめきが聞こえた。 どうやら咲いた瞬間に見ていなかったらしい。つくづくマヌケだ…でもそんなすぐには散らないだろうから買ったらすぐに戻って、木の花を見ながらあの茶色い麺を食べると心に誓った。]**
(73) 2015/04/21(Tue) 02時頃
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それならば、楽しみにしています。
[不貞腐れ、拗ねたような幼い物言い>>70は 先の無理やり象っていた笑みより可愛らしくて。 ついつい喉の奥を鳴らしてしまいますが、 口にすればもっと膨れてしまうのでしょう。 ですから、彼女の意思へ素直に喜びを伝えます。
言葉として、音として紡がれる願いには、頷きを。 片手、泳ぐ小指には、目許を和らげて。 するりと滑らせ、糸を、結びましょう。 ふたりぼっちにしか見えぬ糸を。
ただ、続く“ケチ”という言葉には 流石に私も、笑ってしまいましたでしょうか]
ケチ、ですか。 そんな風に仰るのは、貴女が初めてかもしれませんね。
(74) 2015/04/21(Tue) 02時半頃
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[袖を引く控えめな力に、 みんなで見たいという言葉に、 すこうしだけ、 間を置いて。
今度は頷くことはせず。 それでもゆっくり、歩き始めます]
…貴女ばかりで不満だと言うのなら、 私も一つ、内緒を伝えましょうか。
[かつり。 がつん。 かつり。 相も変わらず不恰好な音が、響き始めます]
私は、淡墨桜へと向かっていました。 それは、行かなくてはと思ったから。 私の探す『どこか』が、其処にあると思ったからで。
[かつり。 がつん。 かつり。 杖のあと、足を土に泥に引き摺る音も微かに聞こえます]
(75) 2015/04/21(Tue) 02時半頃
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…本当は、少し。怖かったんです。 淡墨桜の許へ、ひとりで行く事が。
[足を、――を喪ってから、赴く事のなかった村の象徴。
小さくて、大麦とレタスが他より少し良いばかりの村。 乱れ咲く春も、快活な夏も、実りの秋も、美味の冬も。 きっと別段、全ての者を魅了するほどでもない。
それでも、一つだけ。 住む者も訪れる者も楽しませる、村の誰もが愛する桜。 生まれ育った村に活気と潤いを、元気を、楽しさを、 連れては咲かせ、また一年と繰り返す桜を。
良いものだ良いものだと来訪者に話すばかりで。 最後にこの眼で見たのは、何年前だっただろう]
(76) 2015/04/21(Tue) 02時半頃
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[だから、と。 隣にいる彼女へ、振り向いて]
有難う、御座います。
[其れだけを告げて、微笑んで。 後は向き直り、足を進めます。 半月はもう、もうすぐ、昇りきってしまうから*]
(77) 2015/04/21(Tue) 02時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2015/04/21(Tue) 02時半頃
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―淡墨桜―
[ようやく、ようやく辿り着いたその場所は やはり多くの者で賑わっていて。 それよりも。月光をその身に浴びる桃色も、神秘さも。 数年前から、何一つ変わってはいなくて。
どくり、 と。
忘れかけていた、掌に鷲掴まれたような冷たさを。 覚えたままだった心臓が、痛いほどに跳ねました]
……此処からでは、人混みで見えにくいでしょう。 もう少し前へ行かれるといい。
[傍らの、若枝の方に、そう告げて。 みんなで見たいと仰っていたのは覚えているのに。 自分もと促されたら、今度こそ首を横に振るでしょう]
あまり、見知った者の目に留まりたくないのです。
(78) 2015/04/21(Tue) 03時半頃
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[代わりにと、もう一つ内緒をお渡しして。 どうにか彼女を送り出せたでしょう。
並ぶ頭が桜の全貌を隔て、それでも少しだけ離れた場所へ。 半分から上なら十分見える場所へ移り、振り向いた時。
半月が、丁度天辺まで昇りました>>#0]
―――っ、
[一斉に開く、柔らかな月光を纏ったかのような桜。 桃から白へ移り変わり染め上がるその瞬間も、 湧き上がる歓声も、何も。変わってなど、いなくて。
心臓を捕えていた手の力がするりと解けるような、 冷たく覆っていた氷が花開くように溶けていくような、 感情が、 熱が、 想いが、 込み上がって、 きて、]
(79) 2015/04/21(Tue) 03時半頃
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[ ぽた。 ぽた。
水滴の落ちる感覚は、今度は汗などではなくて。
滲む視界、からんと杖が落ちた音も気にせずに。 近くの木、桜の樹へと、崩れ落ちるように寄りかかります]
――っ、ふ、 ぅ、
[幾ら離れた場所とはいえ、大勢の方がいらっしゃるのに。 急速に溶かされた氷が、湧き上がった熱が、 とても抑えられるものとは思えなくて。 内から瞬く間に溢れる其れが怖くて、怖くて、怖くて。 ただひたすらに声を押し殺して、蹲ります。
掻き乱される。暴かれる。攫われる。 まやかしで慰めていた本心が、祈りが、願いが。]
(80) 2015/04/21(Tue) 03時半頃
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[村の為に踊っていた舞だった。 村の為に生きていた生だった。
小さくて、大麦とレタスが他より少し良いばかりの村。 乱れ咲く春も、快活な夏も、実りの秋も、美味の冬も。 きっと別段、全ての者を魅了するほどでもない。
それでも。 この村を、愛していた。愛している。今も。
なのに、私は。 もう村の為、神に祈りを捧げる事も出来やしない。
あの日私は、死んだのだ。 この脚と共に、村の為にと舞っていた私は、死んだのだ。
ならば、私は。 私は。]
(81) 2015/04/21(Tue) 03時半頃
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――何故、未だに、生きている…ッ!
(82) 2015/04/21(Tue) 03時半頃
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[酷く頼りない、か細い声だった。 奥底から絞り出したような、這うような呪詛だった。
分かっている。分かっているのだ。 私の命があってよかったと喜んでくださる声も。 安易な終末を望むのが只の逃避でしかないことも。 また「どこか」が、「いつか」に希望を見出せることも。 約束を守る為に生きるという選択肢があることも。
全部、全部、分かっているのに。 心の奥底に宿る、若枝の方に言えなかった願い>>42は。 決して消えてくれる事はないと。 それがどれだけ、ずるくて酷い願いだとしても]
――ぅ、 っ、
[そうして、暫くはその場にひとり。 蹲る姿がぽつんと、祝いと感嘆の声が飛び交う賑やかさの影に、鳴りを潜めていたでしょう**]
(83) 2015/04/21(Tue) 03時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2015/04/21(Tue) 03時半頃
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芯棒?>>46
[こてり、と首をかしげる。]
芯棒になんかあったのかにィ?
[目線を目の前の奇妙な服装の彼女に向ければ、なんだかそれ自体も勘違いのようで。 ―――まあいいや、とおもんは切り替える。]
―――お嬢さんも何か飲んでいきなよォ。
[お題について口ごもる彼女を見てピンときた。外神様だ。]
あァ、お代なら…んじゃお嬢さんの持ってるもので何か一つおくれよォ。
[そう言って甘酒を器に注ぐ。無理なら無理で、外神様だしただでふるまうつもりで。]
(84) 2015/04/21(Tue) 07時頃
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-その少しあと-
……まさか、甘酒で酔うニンゲンがいるとはにゃァ……
[小さくため息をつくおもんの目の前の彼女は奇声を上げながら頭をグリングリンと上機嫌に回している。]
お嬢さん、とりあえずお水あるから飲みにゃァ…ちょ、ちょっとォ!
[そう声をかけようとした瞬間、亀吉につられふらつく足で立ち上がる。>>49 どうやら桜を見に行こうとしているらしいが、えらく蛇行している。]
―――大丈夫かにゃァ、あの外神様。
[心配げに見やるおもんの気持ちをよそに、彼女は人ごみに紛れて行った。]
(85) 2015/04/21(Tue) 07時半頃
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