238 聖痕の空〜Knockin' on heaven's door〜
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――確かに。 掟を鬱陶しいと思った事もあるし。 俺は菖蒲の味方でいたい。
それでも、世界の掟が壊されたら。 菖蒲といる普通の日常も、失ってしまうかもしれないんだ。
俺は、それが一番、怖いんだよ。
[嗚呼、神様がいるのなら。 お願いします、彼女の目を、覚まして下さい**]
(57) 2015/09/12(Sat) 11時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2015/09/12(Sat) 11時頃
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[報告しないの?>>55 そう聞きたいのを口の中にきゅって押し込んで。 言いかけたことを噤んだ貴方を見つめる。
空と大地。 さっきまで近かったのに今はこんなに遠い。 哀しい顔で私に冗談はやめろと告げる彼は、 白い翼をはためかせて空に漂い浮かんでいて。 ああ、綺麗だなぁって見惚れたけど。]
冗談、じゃないもん。本気だもん。
[告げればきっと困らせる。わかってたけど。 でも言わないままでいるわけにもいかなかった。 カイちゃんにだけは、嘘つきたくなかったから。]
(58) 2015/09/12(Sat) 11時半頃
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[私の味方でいたいと告げる貴方>>57。 正義感が強くって、いっつも真っ直ぐなカイちゃん。 今私は世界の『オキテ』に逆らってる。 その事で、板挟みなのはわかるの、優しいね。 私に目を覚ましてって、思ってるのも分かるよ。でも――]
カイちゃん私はね。 今のままの日常で。 カイちゃんが壊れてしまいそうなことが一番怖いの。 だから門を開けたい。カイちゃんが掟とか。 そんなものに縛られない世界が、欲しい。
[怪我なんてしてほしくない。傷ついてほしくない。 普通の日常が、貴方を傷つける可能性があるのなら。 私はそれすら許せない。
世界が敵に回っても、私は。 貴方が傷つかない世界が、欲しいの。**]
(59) 2015/09/12(Sat) 11時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2015/09/12(Sat) 11時半頃
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[ふ、と風が頬を撫でて空を見上げる。
――黒い風が哭いている。
運命の日が近いという事か。 黒い風に共鳴するように赤い聖痕が疼いている。]
…研究を急がねばならんか。
[三黒の黒銃の銃弾。 色々と試したい事がある。 それらは純粋な興味で作られているもので、戯れで使われるものであったけど。 これから何かが起こるのならば。 もっと明確な意思を持って使われる事になるだろう。]
(60) 2015/09/12(Sat) 12時半頃
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[ならば向かう先は自宅であり研究所である場所。 だが。]
ドローン? なんだってそんなものが。
[有翼種が伝言を伝えてくる>>26 そんな呟きに引き寄せられたのか、それとも偶然か。 空からドローンが襲ってきた。
見た事のない機体。 あれは土御門も感知していない存在。 その事に驚き、目を見開く。]
誰が、あれを。
[咄嗟に思いついたのは紫藤だった。 元研究員を有する一族故に。]
(61) 2015/09/12(Sat) 12時半頃
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[幸々戸の前当主とその妻は長らく子に恵まれなかった。
戸籍的には従兄妹同士。 実際には繰り返された一族内の結婚によりずっと血は濃い。 跡継ぎを授からぬのはそれが原因であろうと前当主は血の関わりのない外に子供を作った――と聞いてはいるが実際は火遊びの結果だろう。 義母や一族達の態度から察してはいる。
『お前は良い眼をしている。 その才を磨き、有象無象に惑わされることなく、 "真"を見分けられる賢き者でありなさい。』
幸々戸らしい力は受け継がなかった。 それでも、跡継ぎに相応しいだけの力を得る為に、式鬼紙《シキガミ》使いとして邪気を『見抜き』、祓う力を鍛えた。
それも当主夫妻に実子が生まれるまでだ。]
(62) 2015/09/12(Sat) 12時半頃
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残念ながら食事したばかりなので少な目で結構。 それに、不審な大人から物を貰うなと言われているので。
[冷えた笑みの男>>38を不審者扱いして、嫌がらせのような注文に訂正を入れる。
度のないグラスに隔てられた世界。 目の前の男に痣持たずと侮られているとこは、薄々読み取っても見ない振り。 過去の相手には記憶すらされていないトラブルが不快感の原因を、理由をすり替える。
当主の子と期待され、妾腹だと無用とされ。 異母弟が弱すぎると再び期待され、結局無用者のまま。
期待に応えようと努めても、気を引こうと悪ガキ三昧を尽くしても、変わらぬから。 良い眼で人の顔色をまともに見るのは止めた。]
(63) 2015/09/12(Sat) 12時半頃
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……ん?
[12柱へと送られた警告>>26。 幸々戸の場合も、動けぬ当主の方へと連絡が行ったらしく。 間を置かず、代理且つ実動員の式鬼紙《シキガミ》使いのスマホが震えた。]
敵意あるな。
[有翼種を手の甲に止まらせた三黒>>43に答え、スマホをポケットへと突っ込む。 地下鉄の入り口から飛び出してくるドローンは、見えづらくする眼鏡越しでも、黒い靄に覆われて見えた。]
(64) 2015/09/12(Sat) 12時半頃
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アンタそれでも……っ!
……。 えらそーに大人ぶるなら相応の行動で示して貰いたい。 三黒の当主殿。
[一般人が見えないのかと。 物騒な発言>>44を咎めて、紙入りのファイルを掌に乗せ前へと差し出す。
開いたファイルから一斉に色紙が吹き上がる。 色鮮やかな紙吹雪に一般人達が空を見上げた時。 羽のある虫の型へと織り上げられた式鬼紙《シキガミ》達から発せられるのは、耳障りな不協和音。]
(65) 2015/09/12(Sat) 12時半頃
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[――ィィィイィィイィィイィインッ!!
人々は耳を押さえ、わっとこの場から逃げ出していく。 避難させるならば別の手もあったが、不協和音は傍らの三黒への嫌がらせ返しのようなものだ。]
……? "ボク"を狙わない?
[ドローンは明らかに迎撃態勢を取った式鬼紙《シキガミ》使いを素通りし、三黒へとその銃口を向ける。 簡単な命令外>>24なのだと今は知る由もないが。]
やれ。
[紙と言えど術者が繰れば鋼鉄よりも鋭い。 群がる紙虫は数体のドローンを引き裂き地へ落とす。
赤いコートのポケットの中で、幸々戸本家の方にもドローンが現れた事を知らせる着信にスマホが震えた。**]
(66) 2015/09/12(Sat) 12時半頃
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[ドローンが何者の作なのか考えていても今は仕方がない。 懐よりナイフを取り出し、手の平を切りつけ血を流す。 その血は地面に流れ落ちる前にふわり、と浮いて幾つもの小さなナイフへと変わり。]
やれ。
[ひゅん、と風を切りドローンを切り刻む。 それほど装甲が厚いわけではないらしい、血のナイフで沈んで地面へと墜落する。 その数2体ほど。
誰が狙ったのかは分からないが。 本気でこちらを殺そうとしたわけではないのだろう。 様子見といった感じだろうか。]
(67) 2015/09/12(Sat) 13時頃
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[落ちたドローンを一体拾い上げる。 これは家に持ち帰り研究材料としよう。
ふと、周りを見る。 日常生活が繰り広げられている。 誰も騒いでいないし、こちらを見てもいない。 日常の中で非日常が繰り広げられているのに誰も気づいていない。]
……よく、出来ている。
[このドローンも、この世界も。 扉が開き、世界が変われば日常に非日常が浸食するのだろうか。 それは随分面倒な事だと溜息をついた**]
(68) 2015/09/12(Sat) 13時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/09/12(Sat) 13時頃
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そんな……しかし、この機械……どうやら、私達だけを狙うものなのですね。 ……私達の存在が、邪魔な者が私達を排除する為だけに造ったのでしょうか。
[なるべく人気のないところへ走りながら気づいた事だ。 執拗に狙うのは自分だけ。一般人には見向きもしない。 痕を持つものだけを狙うとは、とんだ技術の無駄遣いの産物だ。]
(69) 2015/09/12(Sat) 13時頃
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火力……といえば、三黒様ですが、こんなものを作るくらいならば、ご本人がいらした方が早いですね。
[そもそも、彼にこんな事をやっている余力があるかどうかも疑わしい。 それを知っているのは、自分と、土御門くらいだろう。
外傷や病などではなく、原因は血の因業だ。 そのせいで焼け爛れた肌を完全に修復することは、いつまでも全盛を誇る仰代でもできない。 否、赦されない。 できるのは、僅かばかり痛みを抑え、燃え尽きるまでの時間を引き伸ばす事だけ。]
せめて、もう片方は控えてくださればいいのに……
[三黒が仰代の屋敷に赴くもう一つの理由。 麗亞が煙草を好まないのもあるが、命の引き伸ばしの術を施すそばから、その本人が常人ならば自殺行為と言ってもいい程の喫煙をされる側の身にもなってほしい。]
(70) 2015/09/12(Sat) 13時半頃
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― 【ねこのくしゃみ】1号店 ―
何処まで?
……はて? あの二人がどこまでいってるかが気になるにゃあ? 日向嬢はおませさんにゃあ。
そうだにゃあ、手を繋ぐくらいはしていると思うにゃあ。
[快流と菖蒲の背を見送って暫く後。 おもむろに少女が発した問い>>5に、店員は真面目を気取った口調で重々しく頷く。]
うーむ。 二人で食べられる特盛りのいちごクレープ… コクのある生クリームと甘酸っぱい苺はまさに青春の味にゃあ。 少し奥手な若いカップルの背を押せるようなクレープを売り出したらどうかと思うんだがにゃあ。
(@1) 2015/09/12(Sat) 14時半頃
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[本気とも冗談ともつかない声色でそう嘯くと、くるくるとクレープを一口サイズに巻いていく。 生クリームと苺を包んだそれを日向の口に押し込み、長い前髪の下の瞳を細める。 髪の切れ間から金色の双眸が三日月のように煌めいた。]
若者の恋はいつも激しく燃え上がるにゃあ。 ゆめゆめ巻き込まれないよう、注意するといいにゃあ。
[幸運のおまじない、と日向の口の中のクレープを指さす。 それを嚥下すれば、不思議と力が漲るのを感じられるかもしれない。]
(@2) 2015/09/12(Sat) 14時半頃
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いつもありがとうにゃあ。
[――日向がその場から立ち去った後。 黒猫を模したフードトラックと黒猫パーカーを着込んだ店員は音もなくその場の景色に溶け込み……何処へと消えていった**]
(@3) 2015/09/12(Sat) 14時半頃
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― 神宿駅付近:【ねこのくしゃみ】2号店 ―
焼肉、美味しかったかにゃあ。 それはよかったにゃあ。
[>>0:328 エフの言葉を聞くと、店員は弾んだ声で飛び跳ねながら身を乗り出した。]
早速、メニューに加えるにゃあ。 売上を伸ばすためには客層を広げることも大切にゃあ。 また意見を聞かせてくれると嬉しいにゃあ。
(@4) 2015/09/12(Sat) 14時半頃
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試食のお礼にゃあ。 『幸運のおまじない』をかけてあげるにゃあ。
[言うが早いが、男の鼻先に指先を押し付けた。 甘い香りがふわりと漂う。 効果を信じるか信じないかは男次第。
>>0:312 立ち去ろうとしていた斎にも、同じように言って手を振る。]
どうぞまた、ご贔屓ににゃあ。
[見送るその瞳は不敵に愉しげだ。]
(@5) 2015/09/12(Sat) 14時半頃
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いらっしゃいにゃあ。 持ち帰りはあまりおすすめしないにゃあ。
[>>22 斎と入れ替わりにやってきた影に、愛想のいい笑みを浮かべる。 ただその表情の半分は髪に隠れて見えない。 それをいいことに、店員は少年の頭の天辺からつま先までをじぃっと眺めてから、首を傾げた。]
いますぐ食べるならアイス系がおすすめにゃあ。 定番のキャラメルバニラアイスも、ブラックベリーソースにヨーグルトアイスの組み合わせも好評にゃあ。
とりあえず、ラブは入っていないにゃあ。
[店員は悪戯っぽく理岐の伊達眼鏡の奥を見つめ、続けた。]
(@6) 2015/09/12(Sat) 14時半頃
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入っているのは『幸運』にゃあ。
(@7) 2015/09/12(Sat) 14時半頃
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[痣を持たぬなら、直系の一族として居る価値は無い。
持たぬ子孫は殆ど一般人と変わらない三黒にとって当主の子が痣持たずなど死活問題でしか無く、 幸々戸が女の懐妊と出産>>62と、 その過程を生きていた黒い男にとって、これは黙って居られるような事件では無い。
緩やかな衰えでは無く不意に血脈が途切れる恐怖を掻き立てられたのは、前当主――…つまり自分の親も同じだったようで、 コイツのせいで俺への重圧が酷くなったと、含んでいるのは私怨も僅か。
注文の却下>>63にはへーへーそうかいと適当を流し、飲食店の前にも関わらず、本日何本目かの煙草に火を付けた。 勿論この一帯は、路上喫煙禁止区域。
敵意があるとの言葉>>64へ返事変わりに煙を吐き、 該当の玩具は、どうやら一般人をどうにかする目的では無いらしい。纏った黒い気配と、自分≪当主≫のみを気にする隊列へ眉をひそめた。]
(71) 2015/09/12(Sat) 16時頃
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…生憎俺の力は悪目立ちしてな。
街中で銃ぶっ放して、巻き添えで留置所に行きたいなら、 喜んでこの場で発砲するぞ。
[人を気遣う精神は無く、12の柱が守られるなら、それ以外は、知らぬこと。 咎める激情と静かな声>>65を続けて聞いて、落ち着いた子供に向けて思考するような視線を落とす。]
(72) 2015/09/12(Sat) 16時頃
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[――本当に、腹が立つ。 だが、それ以上に惜しい。
痣を持たぬ以外は当主として完璧なそれなのに、当主として備わるたった一つの証が抜け落ちているのだ。 幸々戸の家は血脈も濃く、…この長男が長女であったなら三黒に嫁に迎えていたと、前当主の言葉を思い出した。 嫁は要るが男養子は要らんと、幸々戸の長男の居場所を宙ぶらりんにしたのは三黒も共犯。 成長してからは冷静な判断と、培われた質の良い目と、
本当に、惜しい事この上ない。]
(73) 2015/09/12(Sat) 16時頃
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――っ、
[不協和音>>66に耳を押さえれば、灰の当主の伝言役は再びクレープ屋の屋台の上。 顰めた顔で眼鏡越し睨みつけても当の相手の意識は敵陣に向かっている物だから、黒い男は不満を言う機会を逃してしまった。
ドローンの構造は見た目通りの玩具の様で、何処か一部でも破損させてしまえば、後は無残に落下するのみ。 舞う式が功績を上げるのを尻目、人が捌けたのを好都合とコートの奥から黒銃を取り出し一発、二発。 玩具相手に炎を出すまでもないと、転がった残骸は銃痕しか刻まれる事が無かっただろう。
己の使う炎は強力ではあるものの、そこには幾つかの欠点も入り混じる。
一つは、瞬発的な物でしか無く長続きしない事。 一瞬の爆発は起こせても、業火を永遠に生み出す事は出来やしない。 爆発の後立って居られた者は殆ど居ないが、丈夫な相手と当たった場合、相性が悪い事この上ない。
一つは、遠くの物は燃やせぬと言う事。 炎が届くのは精々自分から十数センチと言ったところで、その射程距離は1mも無い程だっただろう。 近付かれれば燃やしてやれるが、遠くの相手はやり辛い。 ――それをカバーするのが黒銃であるのだが、その応用としては、]
(74) 2015/09/12(Sat) 16時頃
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…弾ァ、もったいねえな。
[湧き出る無人の玩具と遊んでいては弾切れを起こすだけと、黒銃を再びコートの内側へ。 無防備な間の処理は幸々戸の式に全面的に任せきりにすると、足元に転がったドローンの残骸を手に取った。
コントロールはどうでもいい。 用は、近くまで届きさえすれば、]
(75) 2015/09/12(Sat) 16時頃
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おら、――よっ…!
[残骸をドローンの密集地帯へ投げ込めばソレを中心として炎が沸き、巻きこみ落としたのは4台程。 弱まった家の力を補うように、飛び道具に炎を乗せる方法は、みっちり叩きこまれている。 学習も応用もそれなりに、ただダラダラと衰退を待っている訳じゃない。
炎で暴発した豆鉄砲は炎の壁で遮って、 …ああ、こりゃ、結構悪目立ちしたのかもな。
ドローンは隠せても弾けた炎までは隠蔽できず、通報待ったなしのこの状況。]
此処じゃ目立つ。 警察が来る前に退散するぞ。
あの連中は、…好かん。
[どの道狙われているのは自分な訳で、それならどこで始末したって同じだろう。 隣の幸々戸に移動の提案を告げて、 留置所で百洲の家の者>>0:43を待つ経験は、もう二度と体験したくない。*]
(76) 2015/09/12(Sat) 16時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/12(Sat) 16時頃
三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2015/09/12(Sat) 16時半頃
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[耳を澄ませて気配を探っていると、突然そう遠くない場所で起こる不協和音>>66に集中どころではなくなって耳を塞ぐ]
〜〜〜ッ!! なっにこれ、ヤバイって…
[耳に神経を集中させていただけあって、ドローンの襲撃よりも遙かにダメージを受けてへたり込む。 それが12柱の関係者によるものだとは知らずに、まだ見ぬ敵への怒りを燃やしながらも、暫くすると付近にあがるのは火柱>>76。
本格的にヤバいのではないかと身の危険を感じつつ、一般人には危害を加えない>>53のではなかったのかとひとりごちた。 とりあえずもう少し静かな場所に行きたいと一旦駅からは離れ、閑散とした路地の方へと駆け出しはじめる*]
(77) 2015/09/12(Sat) 16時半頃
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― 仰代の家と>>70 ―
[炎と言う物は従順に見えて、時に人に牙を剥く。 血や命を燃料に紅を燃やしているようなものなのだ。 三黒の無理な炎の酷使は身を焦がし、末端たる手を中心に消えぬ痛みと傷を刻みつけた。
現状からの救いを求めている訳では無かったものの、それでも、痛みが引けば珍しい礼の言葉を言うぐらいはしただろう。 世話になる、ありがとう、と。
力の加減を覚えた今では新たな傷を作る事も減りはしたが、 彼女が幼かった頃や前当主の時代は来訪する頻度も多く、血の滲んだ皮膚を晒す事もあっただろうか。 だがそれは徐々に数を減らし、代わりの様に増えた別な用事は、彼女の嫌う煙草について。
降る小言には「たまの楽しみなのだから見逃せ」と、そう言いつつも、 男が仰代の家で煙を吐く事は無かっただろう。**]
(78) 2015/09/12(Sat) 17時頃
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……誤作動、か。
[アリバイ代わりにと、足元に試作機の残骸を置いていた。 自分がまだ手の内を隠しているように。 他の柱が何らかの形でこちらを補足しないとも限らないのだから。
だが、それとは別の形で戦わざるを得なくなる。 誤作動したドローンは白羽自身に牙を剥いたのだ。]
まったく……
[いつの間にか右手に握られていたのは日本刀。 それを抜き放つと次々とドローンを切りつけて行く。
そして背中には灰色の羽根。 その羽根が――]
(79) 2015/09/12(Sat) 17時頃
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