167 あの、春の日
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[彼女の手が自分の頭へと伸びてくると>>48、驚きで口が開き、頬に溜まった空気が漏れ出たが、そのままなされるがまま頭を撫でられて]
まぁ、いいよ、別に。 ……子供扱いされてるようで恥ずかしいけどー。
[手を離して謝られると、気恥ずかしさで一瞬目を伏せつつも、苦笑をこぼして]
(52) 2014/03/02(Sun) 16時頃
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怖くなかったってことは、大事になる前に防がれたのかなぁ。
[普通なら大事にならなくても不安になるものだとは思うが、キャサリンやハルカなら動じなくても不思議ではないのかもしれない、
などと、些か失礼なことを思いながらも、その後に出たからかいの言葉>>49には、目を丸くして]
え、あ、いや、でも、おれよりもゴロウの方が頼りがいありそうじゃない?
[嘘かもしれないとは分かっていても、つい本気になってしまい、しどろもどろになりながら、ゴロウへと目配せをする]
(53) 2014/03/02(Sun) 16時頃
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[それから、再びキャサリンの方へと向き直ったときには、彼女の視線はジリヤの方へと向かっていて。
隣のジリヤの携帯電話が奏でる、バイブレーションの単調なメロディには気づいていたが、そのことにはあえて触れようとせず]
あ、じゃあ、モスコミュールも追加でお願いしまーす!
[少しだけ残っていた、ちょっとぬるくなったビールを一気に飲み干して、彼女の横から店員に注文を]
(54) 2014/03/02(Sun) 16時頃
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…え、ああ、うん。 きっと、大した用事じゃないから。うん。
[ ゴロウに話しかける前だっただろうか。 幼馴染と話していたはずのキャサリン>>50の 悪戯な視線と言葉に、ドキリ。 若干動揺しつつもあくまで冷静のつもり。 チラリと上目遣いがちにフィリップ>>54を見れば 気づかれていないのか気にしていないのか。 興味を向けていないようで、ほ、っと溜息。 ]
[ こんな歳なのに子供扱いしてしまったことを、 可哀想だったかな、と思いつつも、 愛想が良いというか元気というか。 隣で注文をする彼>>54を見たらやはり 昔から変わらず、カワイイな、と。** ]
(55) 2014/03/02(Sun) 16時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/03/02(Sun) 16時半頃
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え?フィリップ先輩もゴロウ先輩も素敵ですよ。 フィリップ先輩は、一緒にいると楽しくなりますから。
[『からかいがいがあって』。 …という酷い言葉は飲み込んで。 代わりに彼の幼馴染ににこりと笑う。]
ねぇ?ジリヤ先輩。
[わざと放つ言葉は違うニュアンスに聞こえるか。 落ち着かない様子>>55の彼女に、目を細めてくすり。**
(56) 2014/03/02(Sun) 18時頃
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[もう何本目になるか解らないレッドブルの空き缶を握りつぶした。それを乱暴に隣にあるゴミ箱に投げ入れる。――ガコン。 ”ゴミは分別して下さい。”小五月蠅い御局ババアが何か言っている。黙れ、こっちは何徹しているいると思っているんだ。]
あー…すいません、もう俺あがるんで。その時に一緒に捨てるんで。
[”おや今日は泊まりじゃないんだね。” すかさず、禿げ散らかった制作担当が俺に小言を投げかける。この空き缶を投げつけてやろうか。]
…今日は用事あって。あーと。ほら、俺ンとこの原画は出来上がっているんで。これ、作監さんに回して下さい。
[けれども、そんな文句は一原画マンに言える訳もなく。 10数枚の原画用紙を綺麗に整えると、そのままグリーンの袋に入れて制作に渡す。 禿げは、受け取るや否や、自分のデスクに戻っていった。現金なヤツ。 溜め息を付くと、目頭を押さえる。最後にベッドに戻ったのはいつだろう。筆記用具と携帯電話を鞄に仕舞い、黒いジャケットを羽織ると挨拶もそこそこにスタジオを抜ける。
月はとっくに高く昇っていて夜の街を煌々と照らしている。――大遅刻だ。…それでも、欠席しないよりかはマシ。]
(57) 2014/03/02(Sun) 21時頃
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―会社―
っ…、あー…。
[今日も今日とてサービス残業。 パソコンと向き合いながら、男はごしごしと目を擦る。
今年になって花粉症になった男は目の痒みと鼻炎に悩まされていた。 目薬にも使用する回数は決まっているし、飲み薬の効果もこの時間には切れてしまう。 悩ましい病気だ。
小さく溜め息をついた男は、ふと卓上カレンダーを見てはたと気づく。]
(58) 2014/03/02(Sun) 21時頃
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…あれ、今何時ですか?
[上司から時間を知らされれば、男はがたんと音を立てて椅子から立ち上がる。 そして慌ててコートを取ると荷物を纏め。]
今日はこれで失礼します!
[のんびり屋の上司は走りながらコートを羽織る男の背中を見送りながら言った。 「――あぁ、そういえば今日は同窓会って言っていたっけねぇ」と。*]
(59) 2014/03/02(Sun) 21時半頃
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―居酒屋―
[茶褐色のステンカラーのコートの下は黒鳶色のスーツ。 烏羽色のブリーフケース片手という、会社から来たのが一目で分かる出で立ち。]
――こんばんは! 皆さんお久しぶりです。
[その時には既に食事や酒を飲んでいる面々の姿があって。 この中では年下にあたる男は、懐かしさに思わず笑みを浮かべると空いた席に腰を下ろした。]
(60) 2014/03/02(Sun) 21時半頃
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[他に何か注文するかとメニューを眺めていたが。]
久し振り、だな。元気だったか?
[マユミ>>18の声に、普段よりは柔らかい表情を向けた。 注視されていたことに気づかないでいたが。]
ん? ああ、仕事の時だけするようになってな。 似合わんか。
[机の上に置いたままだった眼鏡を胸ポケットにしまう。]
(61) 2014/03/02(Sun) 21時半頃
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えーと、取り敢えずビールで。
後はえいひれと、唐揚げを。
[コースメニューではなさそうなので、メニューに目を走らせてから注文を。 仕事終わりなので腹は減っている。]
(62) 2014/03/02(Sun) 21時半頃
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こんな無害なOGをつかまえて、酷い言いがかりだ。
[杞憂じゃないというフィリップのツッコミ>>41に、心底不本意そうな顔を向ける]
ああ、しかし。 確かに、侵入者事件もあったか。 しかし大事には至らなかったのだし。
[キャサリンの言葉>>45には、そんなこともあったなと、ウーロンハイのグラスを傾けながら思いを馳せた]
私が頭突きしたのだったか……。
[フェルマーの最終定理を解いてみせる、と没頭していた頃だった。 数学書に目を落として廊下を歩いていたハルカは、こそこそと身を小さくして廊下を歩いていた侵入者に全く気づかず、出会い頭にごっつんこ。 ハルカは石頭であった。 しかしフェルマーの最終定理。数学好きには有名すぎる証明問題。 あの頃は少し色々こじらせていたな、と感慨深げである。 多分今でも色々こじらせているが、本人に自覚はない]
(63) 2014/03/02(Sun) 21時半頃
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死ね死ね死ね死ね死ね死ね 死んじまえ〜♪ 黄色い豚めをやっつけろ 金で心を 汚してしまえー♪
[ネオンの極彩色を背景に、小さく歌う。 観客は誘蛾灯に蔓延っている、大量の蛾だけだ。 悪の組織なんて居たら良いのに。そして、それを倒すスーパーマンが居たら良いのに。 そうしたらこのつまらない社会も、多少は面白くなるんじゃないのだろうか。]
――…ぶっつぶせー!
[レッドブルを大量に詰め込んだビニール袋を、コンビニのゴミ箱に押し込んでやった。コンビニの窓には、昨年話題になったアニメが、ついに実写化デビュー!と謳っていた。 あんな展開ミエミエのアニメ――実写化してなにが面白いのだろう。二次元は、二次元だからこそ至高だというのに。]
[居酒屋が見えてきた。悪の軍団ごっこも終わりだ。]
ちわーっす……
[恐る恐る居酒屋の扉を引いてみた。自ずと左手を齧っている事に、まだ気付かないまま。]
(64) 2014/03/02(Sun) 21時半頃
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それは言ってくれるな。
[生足発言>>44には渋面になった。 上半身制服、下はパンツと白ソックスのみ。いかがわしいDVDに出てきそうないでたちで、うっかり部屋を出てしまったのは2年生の秋の話だ]
もうあんな失態はせんよ。
[しかし白衣を脱いだらパジャマだったことはある。 言わずにおいた]
(65) 2014/03/02(Sun) 21時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/03/02(Sun) 21時半頃
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[同級生の二人が話している声は聞こえてはいたが、その内のジリヤ>>48に声を掛けられ、そちらを向いた。]
俺か? 普通の会社員だ。
[そう答えれば、注文したビールが来る。 グラスを受け取るついでにポテトフライを追加で注文した。]
(66) 2014/03/02(Sun) 21時半頃
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[ウーロンハイを空にして、続々と遅刻してきた面々を出迎える]
よく来たな。 まあ、遠慮せずに食べたまえ。
[断じてハルカの驕りではないのだが、まるで新入社員たちを連れてきた部長のような上からな態度である]
揚げ出汁豆腐! 揚げ出汁豆腐だ!!
[誰かが追加注文をしたタイミングで、ものすごい勢いでねじ込んだ。 ものすごい勢い過ぎて、注文数を勘違いされて1+5人前届いてしまうかもしれない]
(67) 2014/03/02(Sun) 22時頃
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っあー……ど、どうしよう……
[借りてきてきた猫のように、身を小さくさせながら。 居酒屋に集まる熱気に気おされていた。 何度も何度も左手を齧って。ちくりと痛みを感じて、漸く悪癖に気が付く。 唾液塗れの左手は薄ら赤が滲んでいた。いつもの事である。]
ねぇねぇ……えーと…ひ、ひさしぶり…ですっけ??
[>>62 とりあえず時をほぼ同じくして入ってきたであろう青年に声を掛ける。 この人は誰であっただろうか。 もう長い間会っていないだろうし、そもそもコミュニティと言えるだけのものを持っていなかった自分の事をどれほど認識している人が居るだろうか。 とにかく居場所が欲しくて。拒まれなければ強引にその隣に腰掛けただろうか。
――まるで、クラス替えの時と同じだ。 輪に入れないものは、弾かれる。]
(68) 2014/03/02(Sun) 22時頃
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ん〜今日だっけか?
[同窓会には行かないのかと問い掛ける同居中の彼女の言葉にカレンダーと時計を見た。]
別に…会いたい人なんて……。
[そう言いかけて立ち上がった。]
いや、やっぱり行ってくるわ、お金頂戴。
[いつものように彼女にお金を無心して飲み代にとお金を受け取る。]
んじゃ、ちょっと行ってくるわ、
(69) 2014/03/02(Sun) 22時頃
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[今日だけは絶対に残業したくなかったから、仕事は頑張って片付けた。 OL生活も3年、もうアフター5用のメイクなんかじゃ手間取らない。 定刻通りに会社を出て、電車だって遅れてない。 飲み屋の地図は、スマホでばっちり調べてる。]
なのにどうして、迷子になるのよぉ〜!
[カツカツ音を立てて、5cmのピンヒールで器用に走る。 華奢なピンクゴールドの腕時計とにらめっこ。 相も変わらずのくせっ毛と、ピアスがしゃらしゃら左右に揺れる。]
(70) 2014/03/02(Sun) 22時頃
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[焦ってたどりついた居酒屋、入る前に髪の毛直した。 コンパクトのミラーを見る、お化粧の崩れもちょちょっと直す。 ふぅ。と溜息ひとつついて、お店の扉をそっと開く]
ごめんなさいぃ…… 遅くなりました、マドカですぅ……。
[おずおず、遅刻魔だった昔から変わらない調子で覗きこんで] …〜〜っ、せんぱぁいっ!!
[緊張した顔はすぐにほころんだ。 代わりに響いたのは大きな声。]
(71) 2014/03/02(Sun) 22時頃
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[>>68左手に歯を立てて身を小さくする青年に話しかけられれば、男は目を瞬かせ。 とんとん、と右のこめかみの辺りを叩く。 これは誰かを思い出す時の男の癖である。新聞部の活動で、あちこちの部活動には顔を出していた。]
あ。ひょっとして、美術部のシーシャ先輩ですか? どうもお久しぶりです。 新聞部で一年後輩だったルーカスです。
あ、良かったらどうぞー!
[思い出した。 嬉しそうに笑顔を向けると隣をぽんぽんと叩いた。]
(72) 2014/03/02(Sun) 22時頃
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…確かに楽しいわね、からかいがいがあって。
[ 違うニュアンスなどつゆ知らず>>55。 こちらも笑顔で答えれば幼馴染は怒っただろうか。 キャサリンの意地悪にも、懐かしいな、と微笑む。 ]
[ その後投げかけた質問への答え>>66が来れば、 この声も懐かしいな、と温まる心。 ]
そうなのね。今日は大丈夫なの?
[ ほら、仕事とか多そうだし、と付け足して。 ちょうど注文したたこわさたちが届き、 嬉しさに小さく手拍子してから、口に運ぶ。 ツンとくる刺激が堪らない。梅酒がすすむ。 だし巻き卵も来ていれば、隣に渡しただろう。 ]
(73) 2014/03/02(Sun) 22時頃
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……む。
[揚げ出汁豆腐を6人分もオーダーしてしまってから、ふと増えた参加者の一人に目を留めた。 まじまじと見つめる]
ふむ。
[ひょい、と無造作に手に取ったのは、箸。一膳ではなく、一本]
てい。
[そして無造作なまま、その箸を投げた。 箸はシーシャの……正確には、そのがじがじと噛まれている左手の方へと飛んでいく]
(74) 2014/03/02(Sun) 22時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/03/02(Sun) 22時頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/03/02(Sun) 22時頃
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[段々と集まってくるメンバーに、目を細める。 どうやら自分だけが遅かったわけではなかったようだ。]
ルーカスとシーシャか。久し振りだな。 こっち座れ。
[ルーカス>>60とシーシャ>>68を手招きして呼ぶ。]
(75) 2014/03/02(Sun) 22時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/03/02(Sun) 22時頃
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わあわあ。なんだか懐かしい面々ね。
[ 次々と増える懐かしい者たちに、 お酒のペースもぐいぐいすすむ。 揚げ出し豆腐を頼むハルカ>>67には 内心、ナイス!と思っていたけれど顔には出さず。
頼んでいた白桃サワーが届けば、 ジョッキ半分くらいまで、ぐい、と飲んだだろう。 雰囲気と、相棒――無論、目の前のたこわさ――は お酒のペースを狂わせるから、不思議だ。 ]
(76) 2014/03/02(Sun) 22時頃
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はい、この通り。健康です。
[その変化>>61は柔らかいそれ。 同じように笑みを浮かべ、ゆっくりと一つ頷く。 しかし、似合わないことはないと驚いたように瞬き首を振った。]
いいえ、お似合いだと思いますよ。 ただ、10年前のイメージに眼鏡はありませんでしたから。
[キャサリン>>25やハルカ>>33も同様に思っていたのだろう声を聞きながら、口にした。 それが変化なのだと、内で思う。 特に3年生とは1年間しか交流がない。それ故、強くその変化を感じ取る。]
(77) 2014/03/02(Sun) 22時頃
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