238 聖痕の空〜Knockin' on heaven's door〜
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それが人の戦い方だ!!!
[ごぼり、と叫ぶ口から血が溢れる。 その時起こったのは、奇跡ではなく『幸運』だ。]
……蜘蛛?
[降り注ぐ光線を避けて、手元に飛び込んできたのは折り紙の蜘蛛。]
(313) 2015/09/21(Mon) 22時頃
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[屋敷で帰りを待つ弟に渡したはずの式。]
『リッキィ……リキ兄……。
無事に、帰ってきて。』
[結界が軋んで、情報を止められていても流石に外の異変に気が付いた弟が送り出したそれ。 兄の無事を祈り、一心に自らの力を注ぎ込んだそれが無事に此処まで来たのも。 『形代』である兄に負担が行くほど体調を崩さなかったのも。
全て弟の幸運>>2:197だ。]
(314) 2015/09/21(Mon) 22時頃
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[そしてそれが間に合ったのは兄が限界まで耐えきったから。]
おい、ババア。 これは『奇跡』じゃないからな。
[蜘蛛を手の甲へ乗せて差し出す。 蜘蛛の背に淡く浮かび上がるのは幸々戸の聖痕と同じ文様。]
(315) 2015/09/21(Mon) 22時頃
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―――幸々戸式
大祓結界-オオハライノケッカイ-
[式が内側から破裂し、蜘蛛の巣のように波紋が広がる。 妄念によって穿たれる光線を祓い、浄化するその波動は、全てを裁く光の剣へと対する男>>307を後押しし。]
(316) 2015/09/21(Mon) 22時頃
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ボク達の想いだ!
[それに込められた二つの想い。 互いに案じ、己を削り、力の限り護りたいと願うその思いは。
白>>294へも力となって届いただろう。]
(317) 2015/09/21(Mon) 22時頃
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リッキィは、それでもそれは『奇跡』と言ってもいいものだったかもしれない。
2015/09/21(Mon) 22時頃
[快流の様子もそうだが。
下界の様子が気になる龍王だ。
……下界では、戦う術を持たない。
龍山を護るために。]
『……すまぬ』
[その言葉に、首を捻る快流。]
あの……何で、謝ってるんだ?
[この龍が、何を見ているのか、快流は知らない。
彼が背負った、重荷の事。
彼と別れた、彼女の事。
戦いに赴けない自分の事。
優しい龍は、全てを嘆いていた。]
……あのさ、そんなしょげた顔、すんなよな!
俺、別に気にしないし。
全部忘れちまったけど……きっと、どうにかなるって!
[バンバン、と龍の背中を叩く快流。
記憶が戻る気配は無い。
もはや体もボロボロだったけれど、それでも。
どうにかなる、そんな気がしていた。
そんな様子を見た、龍王は、目を閉じて追憶に沈む。]
『……』
[しばしの沈黙。
それに耐えられず、快流は口を挟む。]
あ、あの。どうした?
[そう問いかけると、龍王は目を開き、優しく語りかけた。]
『……少し、出かけないか』
へっ?何処へ?
『おぬしの大切な人が、居る所へと』
大切な、人?
[龍王は、背中を託し。
快流を乗せて、龍山城を後にする。]
―道中―
[龍に跨がり、浮き上がるように世界を遊覧する。
途中に見えた、天使同士の死闘の一部始終。
それを見た、快流は目を見開いた。]
なんだ、こりゃ……。
[まるで、初めて見たかのような反応だった]
『覚えてないのか?』
[龍王は、彼が全てを忘れた事をも知っている。
それでいて、敢えて聞いてきた。]
……まさか。
俺が戦うなんて、絶対に無理。
[快流はふるふると頭を振った。
それに呼応するかのように、悲しい表情を見せる龍王。]
きっと……何かの間違いだよ。
[そう呟いた声も、龍王は聞いていた。]
翼……か。
[ずっと欲しかったもの。
それが今、大きく具現化していて。
それを見やる表情は複雑だった。]
[思い出す方が良いのか。思い出さぬ方が良いのか。
龍王は、そう考えていた。
彼の記憶は、痛ましいもの。それを忘れる事も、一つの手かもしれない。
彼がこれ以上、辛い目に遭わないように。
……しかし、それは現実からの『逃避』。
このまま紫藤の姫と出会い、それで良いのだろうか?
どうしても、そうは思えなかった。]
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