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その手でローズを撫でた。買ったばかりの、柔らかい布越し。
みつばちさん、可愛いよ?
お花の周りに飛んでるのとか見ると、なごむもん。
私にも……?
お洋服もいいけど……シュシュとかヘアアクセ欲しい……。
[じっと、おねだりしてみました。
くるりと手首の周りにハンカチを撒くのを見詰めながら]
わあ。かっこいい……。
メンズノンノとかの、モデルさんみたいだね。
[ぱちぱちと手を叩いて。
指先でツンツンと手の甲をつついてみます]
撫でられると、嬉しそうに微笑みます。
和むかあー、そういう目で虫を見た事ないからなあ…。
ローズは、虫とか大丈夫なんだな。
俺のおふくろとか、蝶々だって駄目だぜ。
[照れくさそうに笑って]
小っちゃい頃好きだったテレビのヒーローがさ、こんな感じのつけてたんだ。
それで…な。
[「アクセサリーか」と頷いて]
んじゃ、良さそうなお店探してみよう!
Come,行こうぜ。
[(07)分ほどして、一つそれらしき店を見つけた]
「アレなんかどうだ?」
足がいっぱいあるのとかは、苦手だよ?
でも、見るのは好き。
ちょうちょうさんも、みつばちさんも。
[買ってもらったピンクのみつばちさんを揺らしながら、微笑みます]
じゃあそのハンカチを巻いてるフィリップくんは、ヒーローなのね。
[かっこいいの、と。
ハンカチを巻いた手を取って、その手を頬へと導きました]
わわっ。
そんなに急がなくても大丈夫、だよ……。
[フィリップくんに連れられて、アクセサリー屋さんへ。
急ぎ過ぎたのか、少し呼吸が乱れているかもしれません]
あれ?と、首を傾げます。
水商売 ローズマリーにくびをかしげた。「どうした?」
どうって、聞くから……。
ま、見る分には良いかな。
嫌いなものが少ないのは良い事じゃん?
[ヒーローだと言われて]
はは、悪い奴倒したりはしないけどな。
でも、ローズ奴が居たらただじゃおかないけどさ?
[そういって笑う。
「善は急げだって」なんて言って、店の前でペースを落とすと]
運動、苦手なんだなー。 一緒に沢山歩くなり走るなりしなきゃな?
[店の前で少し止まるが]
まあ入ってみようか。 時間はあるんだしさ?
[洒落た感じのブティックに入ってみる。
男物女物問わず置いてあるようだ]
だって、虫さんは何も悪い事、してないでしょ。
嫌っちゃ可哀そうなの。
それに…嫌いな所より、好きなところを探す方が、すき。
[はにかんだ様にそう謂って、
ヒーローのフィリップくんに頼りにしてるね、と微笑むでしょう]
運動苦手、なの……。
お散歩は……好き、だけど……。
[胸を押えて呼吸を整えます。
入ってみようかと謂う言葉には頷いて]
……なんだか高そうなお店なの。
いいの……?
[と、店内の雰囲気に物怖じしたように、フィリップくんの手を握りました]
なるほど。
ローズは優しいんだな?
[「ああ、好きな人くらい、守りたいしな」と抱き寄せて言った。]
得意になれ!とは言わないけどさ。
一緒にもっと外にでかけようぜ。 身体壊さないくらいにさ。
[にっこり笑って]
買うなら、良いモノ買わないと。
買えなかったら、格好悪いけど別のとこに行けばいいさ。
ははは。
[ローズの手を引いて一緒に見て回る。「これなんてどう?」と蒼い髪飾りを指してみたり]
優しいの、かな?
[きょとんと首を傾げます。
抱き寄せられると、真っ赤になって。
ありがと……と、謂うのが精いっぱいでした]
お外はいっぱい出てるよ?
走ったりするのが苦手なだけで、歩くのはすき。
[にこっと笑うと、フィリップくんが指差した蒼い髪飾りを取って、髪に挿してみます]
……似合う、かな?
優しいよ。
そっか、外に出てるから、いろんなもの見てる訳だもんな。
ま、遅刻したりするんじゃなきゃ走る必要なんてないか?
[「のんびりがいいよな。」そう、笑う。]
うん。 綺麗だ。 ちょっと後ろ向いてみ?
うんうん、似合ってるよ。
[置いてある鏡、後ろから肩に手を置いて一緒にのぞく。]
のんびりお散歩するのが好きなの。
綺麗な景色とか、お花とか、そう謂うのスケッチしたりするのよ。
[今度一緒に、お散歩しようねって笑います。
肩に手を置かれて、一緒に鏡を覗き込むと、
鏡越しにフィリップくんと目があって、なんだか恥ずかしくなって瞳を伏せました]
……綺麗とか、お世辞でも嬉しい。
[「へえ?」と興味深げに言って]
ローズも絵描くのか。 今度見せてくれよ。
俺も絵が上手かったらな〜。
[ローズの頭に顎を置くようにして]
ああ、お世辞だよ。 綺麗…じゃあないな。
[にっと笑って言う。ローズの不思議そうな悲しそうな顔を見て笑うと]
凄く綺麗だ。 んじゃ、それキープしとこうか。
他も見てみる?
あまり上手じゃないから……見ても笑わないでね?
[ふるふると首を振って、恥ずかしそうに笑いました]
お世辞……もう、ばかばかっ。
フィリップくんのいじわる……。
[目の端に涙を浮かべて、ぷぅっと膨れます]
他のも……?
これがいい、の。凄く、綺麗なんでしょう?
俺の方が下手な自信あるね。
自分でも何描いたかわからなくなるくらいだぜ、俺のは。
[どこか自慢げに言った。
「ごめんごめん」と笑って謝る。頬と頬をくっつけるように一度抱きしめて]
ああ。 冗談は言っても嘘は言わないよ。
本当に綺麗だ。 凄く。
んじゃ、それにしようか。
[一応他にも店内を見て回って、着けてみたり着けられてみたり。
結局それを買う事にした。
店を出て]
さーて。 腹ごしらえ…かな?
お腹空いてないかい。 ちょっと何か食べとかないか。
そんなに……?
[どんな絵なのかな?って想像して、でも想像できなくてきょとんとなります。
頬をくっつけるように抱きしめられると、お店の中なのにきゃあと小さく声を上げてしまって、
お店の人に軽く注目されてしまうでしょうか]
……も、もう。
すぐにぎゅうとか、だめ。
うん、これが良いの。
[髪にさした髪飾りを撫でます。
フィリップくんの気持ちが形になったみたいで、
心がふんわりと暖かくなりました]
水商売 ローズマリーを撫でた
うん。そろそろお昼だもんね。
何処か、お店に入る?
簡単なものなら、材料があればホテルで作れると思うけれど……。
[ホテルの部屋についていた、簡易キッチンを思い出して添う提案をしてみます]
「可愛いから我慢できないのさ」なんて言って笑う。
ふーん。 そだな、一緒に何か作ってみようか。
そっちの方がよさそうだ。
[「何食べようか」と空を仰ぐ。]
パスタ…スパゲッティとか?
海が近いんだしさ、魚介類とか美味しいんじゃないかな。
[料理はした事がない。たぶんできるさ、と言うが、実際の腕は*中吉*]
も、もう……。と、ますます赤くなりました。
じゃあ、貝とか烏賊とか海老とか買って、シーフードパスタを作るね。
トマトソースでペスカトーレにしてみようかな。
[頭の中でレシピを考えます]
フィリップくんにパスタをゆでて貰って、その間にソース作って……。
うん、楽しそうなの。
おお…凄いな、美味そうだ。
よし、それならさっそく、食材購入だな。
[こんどはゆっくりと、スーパーを探す。
他愛ない会話、笑顔が漏れる。
スーパーであれこれと買っていくが]
お菓子とかも買っとくか。
今日の分だけな。 欲しくなったらまた散歩に出ればいいしさ。
二人で作れば、きっと美味しいものが出来るね。
[くすくすと笑いながら、スーパーへと向かいます。
好きな食べ物とか、嫌いな食べ物とか。
そんな話が出来るのが嬉しくて、少しはしゃいでしまいました]
お菓子もだけど……林檎のジュースも、ね?
[好きだった、よねと続けて]
ああ、美味しいの作ろうな。
[一緒に、と言って微笑む。
ジュースを取ってもらうと]
ああ、ありがと。
それじゃ、コレはローズに。
[いちご牛乳のパックを取った。]
楽しみだなー。
[籠に入れたパスタや魚介を見ながら]
うん。ほっぺが落ちそうなくらい美味しいご飯つくるから、
期待してて、ね?
[謂いながら他にもトマトのホール缶や調味料をいくつか、籠に入れます]
いちご牛乳?
ふふ、ありがと。いちごさん、好き。
ん、分かった。
俺も、邪魔しないくらいには手伝うぜ?
[「Give and take, love and hate...♪」と鼻歌を歌う。
籠をひょいと持ち上げて]
よし、こんなもんかな。
同じ道で帰るのもなんだし、遠回りでものんびり行くとするか。
[会計を済ませた帰り道。じーっとローズを見て、「似合ってる似合ってる」と笑った。]
邪魔じゃないもん。
フィリップくんも一緒に、作るの。
[お会計を済ませれば、少し遠まわりをしながら帰ります]
えへへ。お散歩しながら、帰ろ。
[こくっと頷いて、繋いだ手を振ります。
鼻歌を歌いながら新婚さんってこんな感じなのかな、なんて。
内心思っていたのは内緒なのです]
似合ってるって何が?と首を傾げました。
ああ、勿論。 ローズは料理好きなんだな。
頼りにしてるよ。
[手を繋いでゆっくり歩く。
ローズが口ずさむ歌、知っている歌なら一緒に歌う。
ローズを見て、微笑んで]
何でもないよ。 言ってみただけさ?
[と、つないだ手に力を込めた。]
料理は、すき。お菓子作りもすきなの。
ちゃんとね、お弁当とか、毎日作ってるの、よ。
学校が始まったらフィリップくんにもお弁当、作ってもいい?
[フィリップくんを見上げて、尋ねました。
一緒に鼻歌を歌っていると、繋いだ手に力が込められるのを感じて。
はにかむように微笑みを浮かべました]
お、作ってくれる? 良いな、良かったら頼むよ。
学校なくっても、ずっとな。
[ローズを見て言う。
やがてホテルに着き、荷物を開け始める]
えーっと、ジュースはとりあえず冷蔵庫で。
よし、それじゃ、ご指導願おうかな。
うん。
学校がない時は、お弁当いらないよ?
[くすくすと笑います。
ホテルに着けば、荷物を整理して。
お料理を始める前に髪を一つにまとめて、手を洗いました]
それじゃソースは私が作るから、フィリップくんはそっちのお鍋でパスタを茹でてくれる?
[「あれ?」と言って]
ああ、それもそっか。 何言ってんだか。
ローズ…髪、そうしてても可愛いぜ?
おっと、ローズに見惚れすぎて失敗しないようにしなきゃな、ははは。
[たっぷりの水と、塩を入れて火にかける。
「なんで塩入れんの?」と聞いたり、ローズが包丁で野菜を切るのを見ていたり。]
あ、んじゃ食器とか出しとく…ってあるのかな?
あるよな。
[可愛いと謂われて、持っていたトマト缶をぼとっと落としてしまいます]
か、可愛いとかすぐいっちゃ、だめ……。
[あわわわと真っ赤になりながらも、海老の背綿を取ったり下ごしらえをして。
フライパンにオリーブオイルを引きました]
そろそろパスタあげた方が良いかも。
ざるを流しに置いて、そこに流せば火傷しなくて良いのよ。
お皿はそこに二つ、並べておいて、ね。
声を出して笑った。「可愛いって言っていいか聞かなきゃダメかー?」
おっと。
[缶を取ろうとした。44が60以上で成功]
りょうかーい。 あらよっ、と。
[ざるにパスタをあけた。]
ごん、となって転がった缶を拾った。「はは、悪い悪い」
お料理してる時は、だめ……。あぶないもの。
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