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―― 4時間目:体育:プールサイド ――
『マーゴ、でも好きだよねー。今日また水泳部でも泳ぐんでしょ?』
そうだよ。部活だもん。それ言ったら、陸上部だって体育で走ってまた走るじゃない。
『あ、そっかー』
[クラスメートとそんな会話をしながら、プールサイドへ出て、一瞬何か見えた気がして、目をこする]
……あれ? 今、誰かいなかった?
『え、うん、先に行った子がたくさん』
ううん。そうじゃなくて…2−Cの…。2−Cの…? あれ、誰だっけ、髪の長い男の子……。
『え、そんなの居たっけ?』
……ううん。居ない、よね?
[首をひねりながら、やがて始まる体育の時間、のんびりと泳いだ]
『嘘だ…のんびりであれは嘘だ…』
んふ。
[隣のレーンを泳いでいたクラスメイトがそんなことを言うのも、いつもの事だった]
[
===============
To:ソフィア
Title:Re:あついよー!
Sub:
いーよー。
水着持ってきたら?
泳ぎたいって言ったら、
誰も止めないと思うよ。
いつものってことは
アレだね。いーともー
===============
送信ぽち、と。
……顔文字とか、使えるとかわいくなるのかな。
[そんなことを呟いたりして。クラスメイトと昼食を取った後、ぼんやりと外を眺めていたのだが――]
…?
[伝説の樹のあたり。見慣れない、銀髪の。そもそも真っ黒な服の人が見えた気がして。外に出た]
→ 放課後 ―
[マーゴからの返信
こんな暑い日に、半田ごてと向き合ってなんていられないとばかり、楽しい事に関しては準備の良いことに、水着バックを背負うと、まずは購買へ向かった]
おばちゃーん、天国か地獄饅頭おねがいー。
[ヌガー並にねっとりと甘い、白い天国饅頭と、赤と緑の唐辛子が凝縮されて黒くなった、地獄饅頭が詰めあわされたお徳用セット。
当たりの無いロシアンルーレットとして入り用らしく、入荷中止になるという話は聞いたことが無い。
そんな事情はともかく、それと普通のペットボトルとを下げ、プールへ向かった]
― プール ―
[授業でも使うのだし、勝手は分かっている。
ちゃっちゃと着替えを済ませて。ふと]
…… 。
[ぺたり。
ちらり。
水遊びは好きだけど、あんまり現実は直視したくない。
目を閉じて、ちゃっぽちゃっぽと暢気に水に浸かることにした。
極楽極楽]
[古ぼけたビート板を抱きしめて、ラッコのように浮かびながら、真面目に練習に励む水泳部員を見遣り]
マーゴちゃんみたいに、すいーっと泳げたら気持ちいいんだろうなぁ。
でも、あんな、イルカみたく泳げるひとは、他に居なさそ。
[彼ら彼女らも、勿論綺麗に泳ぐのだけど。
やっぱりマーゴが一番速いな、と率直な感想を零す。
ぷかぷか。ゆらゆら。
温水とはいえ、外のうだる空気の中よりずっと冷たい水は心地良く。
うと、と睡魔に誘われ、手が解ける。
さぱん、と静かに水中へ引き込まれれば、揺らぐ水面が遠ざかっていく。
その、向こうに]
【人】 小僧 カルヴィン――プールサイド・ズリエルと―― (187) 2010/08/08(Sun) 23時頃 |
―― 昼休み:伝説の樹付近 ――
……あれ、いないなぁ。……ッ。
[キーン、という耳鳴り]
(――裏切るつもりなんです。)
(そんなのだめ。許さない――)
(……一緒に、星空を見ようね。)
(そ、ですね。マーゴも)
……あ……れ。
[ぽろぽろと、涙がこぼれた。全然知らない人たちが、とても大切だった気がした]
―回想 生徒会室―
[課題の追加は何とか回避したよね、とアイリスへ。
一時期こちらを見る度まごついていたソフィアも、
大分馴染んだなと思いながら]
止めてよ、女装とか冗談じゃない。
着せ替え人形じゃあるまいし……
[真顔で困って見せる。皆何度拒否させる気なのだろう。
続いた世間話の延長に、やっぱり、と頷いて、
首を捻る様を見遣った]
るーにゃんって友達?
[問い掛けながら、何とはなしに上座の空席を一瞥し。
本当に、何でもない事のように、時間は過ぎる。
夏の終わりの蝉が鳴く以外は、静かな空だ]
―― 放課後:水泳部
あ、来た。
[昼にあった何かは、おくびにも出さず。クラブ活動に没頭していると、やがてソフィアがやってくる]
お、これこれ。ありがとう。
みんなー、差し入れ来たよー。
[言いながら、自分は0の方を取る]
(奇数:天国 偶数:地獄)
からーーーーーい!!
[満足そうに叫ぶ。一通り飲み物も飲んで、休憩して]
ふぅ。じゃ、練習続けよっか。
[競泳用水着の位置を直しながら、また泳ぎ出した]
…………?
[何度か泳いだ頃。不意に、ぷかぷか浮いていたソフィアの姿が…
わ。……大変!
[ソフィアも泳げる子だ。万が一は無いはずだが。
その日一番の速さで、ビート版の浮いてる場所まで泳ぎ、下から押し上げるように、水面へ。その途中で起きるだろうか]
ソフィアちゃん大丈夫っ!?
[大事なければ、ほっとして、ぼーっとしたらだめだよーとか言うだろう。もし万が一があれば…救護処置に入るだろう]
―放課後 吹奏楽部―
[授業が終わったら、そのまま部活へ足を運んだ。
引退公演が間近で練習にも熱が入る。
去年より静かで集中出来る、と思った。
――何がそんなにうるさかったんだろう、去年は]
お茶買って来るけど、他に要る人ー。
[部員の買出しを聞いて階段を降りる。
軽い足取りはそのまま昇降口の扉をくぐろうとして]
…………!
[止まる。眩暈がした。ドアノブを掴む。 空を、見た]
……――あぁ
……なんで、飛行機
[飛んでいないんだろう。此処の空は]
【人】 小僧 カルヴィン[冗談めかしたズリエルとテッドの会話に] (209) 2010/08/09(Mon) 00時頃 |
―放課後 昇降口―
――、……それの何がおかしいんだよ。
[敢えて独り言を口に出した。
飛行機が飛んでいなくたって、別におかしくはない。
風が吹いて、グラウンドの砂を螺旋に巻き上げる。
その向こうに誰かの人影が見えた]
ルーっ、……
[消える幻影。頭が痛いみたいで溜息をつく]
はは。何やってるんだろう、俺。
[グラウンドの向こうの桜は、太陽を浴びている所為か、
白く、くっきりと浮かび上がるように見えた。
それはどこか、足をひかれる光景でもある]
――… !
[呼ぶ名は、ごぼごぼと水泡に阻まれて音にならなかった。
見えた影も、掻き消されていってしまう。
それへ、伸ばそうとした手は。
何も掴むことはなく、下から押し上げられるまま、空を切った。
ありがと、とえずきながら礼を言い、けれど目は、その水面とも水中ともつかない場所を、見つめたまま]
…… っ、
[ぽちゃ。ぴちょん。
赤い瞳から落ちる雫が、塩素の匂いがする水に溶けてゆく。
ぼうっとしててごめんね、とマーゴのほうを向けないままに謝って。
暫く、まるで何かを期待するような真剣さで、水を見つめているのだった*]
[無事である事にほっとして
……もう。どうしちゃったの?
さすがに何かあってから遅いんだから……。
[ごめんね、と聞えればそれ以上は何も言わず]
……?
何か、見えるの?
[じっと水を見つめる姿に、つられ、自分もそちらを見るのだった**]
― 回想 生徒会室 ―
[どこか気持ちがここにはないどこかにあるようで、うたが聞こえた事がどうしようもなく切なくて、心が痛い。
ソフィアちゃん、やっと会えた‥‥‥って、昨日も会ってたっけ?
やだなあ、最近物忘れが激しくなっちゃったかな。
‥‥‥食後のアイス、私バニラがいいな。
[そう言えば夏休み、皆でアイスを食べたっけ、と思ってまたも出てきた『皆』と言う単語に首を傾げる。
うん、替えて一ヶ月も経ってないのに‥‥‥。
と思ったんだけど、壊れてないのよね、コレ。
不思議だなあ、こういうのデジャヴュって言うんだっけ?
[ハバネロアイスの話題が出ればフルフルと首を振って、友達の話ではやはりどこか納得のいかない表情]
うん‥‥‥そうじゃ、なくて‥‥‥。
ラルフと付き合う切っ掛けになった文化祭の時にさ、一人居たでしょ、変わってる子。
‥‥‥居た、よね‥‥‥?
― 回想 生徒会室 ―
[思い出したいのに思い出せなくて心が苦しい、思い出せない事が悲しい、大切な人だったはずなのに。
どうして思い出せないのだろうか、胸をぎゅっと押さえて眼を閉じればもう歌も演奏も聞こえなかった。
きっと音楽は空耳で、全ては気のせいなのだと、そう思い直すように頭を振って。
そうなのよ、あの先生今度は1000枚以上課題出そうとしたのよ、卒業までに出来るわけないわよね、そんな数。
[手作りのお弁当をつまみながら他愛もない日常の話を繰り返して、なぜかソフィアと居る時は少しだけ寂しさがまぎれる気がした。
だって、ラルフ、やっぱり女装似合うよきっと‥‥‥やっぱり?
[以前にもそんな事を彼に言った事があっただろうか、思い出そうにも靄がかかったように思い出せない]
はー、嫌だな、もう年かしら。
あ、ねぇねぇ、ソフィアちゃん、今日の帰り甘味屋さん寄ろうよ、前はほら行けなかったじゃない?
[どうして約束したのに行けなかったのか、それは分からなかったけれど、確かに彼女と約束した日には甘味屋に寄れなかったと思う]
― 放課後 ―
[どこかがおかしいのか、疲れているのか、とにかく気持ちがざわついて珍しく部活をサボった。
足は自然と部室棟に向いていて]
そうそう、ここで怖かったのよね‥‥‥。
何が?
[部室棟の入り口、水道から水が出っぱなしになっていてその口を閉めながらぶつぶつと独り言を呟き、そして自分自身に突っ込みを入れた]
あーもー、ほんと私どうしたのかしら。
本の読み過ぎかなぁ。
[いつも鞄の中に入っている文庫本、内容は荒唐無稽なファンタジー物、別世界なんてありはしないものを夢想するような年齢ではないのに。
とぼとぼと部室棟に入り、最初に目に入るのは赤い防火バケツ]
君には良く分からないけどお世話になった気がする。
ありがとうね。
[防火バケツを撫でる議事校の歌姫、変な取り合わせに通りがかった生徒は首を傾げた事だろう]
―放課後 伝説の樹の前―
[買出しの寄り道は少しだけだと自分に言い聞かせながら、
古い桜の前に立ち、ぺたりとその幹を撫でた。
胸と同じ高さの辺りをじっと見るけど、何もない。
考えるのを止めて購買に行こうとした時、
樹の傍にもう一人、人影があるのに気付いた。
銀灰色の髪をとても長く伸ばした、奇妙な人物。
教員や用務員とは、ましてや生徒などとも思えない]
……誰、ですか?
[初めて会う筈なのに、僅かに動く血の気のない唇に、
覚えのない声が蘇る。『幸運を、祈る』と]
ちょ、待って!
[上げた声は届いたのかどうか。人影は掻き消える]
―放課後 伝説の樹の前―
[桜の梢を見上げた。木漏れ日が視界に散る。
『頭上には、空があるだけ』]
But you're not the only one...
[歌詞を一箇所、勝手に変えた。
独りじゃないと言う事を誰に伝えれば良いだろう。
誰か言ってくれた、そのおかげで思い出せた。
大切な人がいると言う、当たり前で尊くて、難しい現実。
『いつか君も、僕らと輪になって
そして世界はひとつになるんだ』
――自覚してしまう。
此処には何かが欠けているのだと]
ねえ、この学校って取り外し可能なのよ?
なんて言ったら、君、信じる?
[荒唐無稽も甚だしい妙な話題、通りすがりの首を傾げていた下級生を見て笑みを浮かべながらそんな事を口にしてみた]
『え、そんなことできるんですか?』
あはは、冗談よ冗談。
学校が取り外したり出来るなんて、そんな事あるわけないでしょ?
『あはは、ですよねー。
じゃあ、私写真の現像で暗室に行くのでまた!』
君、写真部?
そういえば、あのおサボり君、元気?
『え‥‥‥?
写真部にサボるような人、居ませんよ?』
[またこの記憶の混濁、ごめんねとその下級生には手を振って分かれたが今日は妙だ]
―放課後 伝説の樹の前―
[何が足りない。思い出せなくて焦る。
痛みは、ない。――それはとても恐ろしい事]
なあ、この桜の伝説が本当なら。
俺をあそこに戻せよ。
願いを叶えてくれるんだろ……?
[どこかでその叶え方だけは知った筈なのに、
思い出せないまま、年経た樹皮に右手と額を押し当てる]
目に見えない、声が聞けない手も届かない。
どうして。
……何で俺はこんな所にいるんだ……
[あそこが何処なのかとか、そんなのは関係なくて。
ただ、今欠けている何かも、掛け替えのない筈の存在で]
頭痛いな‥‥‥私ほんとどうしちゃったんだろ‥‥‥。
[ふらつく足取りで部室棟を出て体育館に入る、入り口に竹箒と黒髪が落ちていた気がしてビクりと体を引いて、結局またも幻視を見たらしい事にため息をつく]
ほんと、疲れてるのかな、変だよ、今日の私、自覚ある。
[深くため息をついて自然と階段を下りて地下プールに向かっていた、子猫を探すかのように]
そう言えば、ここでラルフが転んで怪我したのよね。
もう怪我、大丈夫かな?
[男子更衣室をじいっと見つめていたら中から男子が出てきて少し慌てて眼を逸らした、それからプールサイドに出てマーゴとソフィアを見つけてつい大きな声を出してしまう]
二人ともー!
部活動やってるのー?
[マーゴが居る、その事になぜかとても心が安らいで、涙が滲んだ]
あれ、おかしいな‥‥‥。
マーゴちゃんに会えただけでなんか感動しちゃった‥‥‥。
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