人狼議事


8 DOREI品評会

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[鎖の中途半端な長さは膝をつくことも出来ない。
かけられた言葉に、今だけは縋ってしまいたくもあった。
縋ったところで楽になれるかなんて分からないけれど、でも]

『──ッ』

[やっとの思いで出した言葉も許されない。
悔しさで喉が震える。顎を捕らえられて、涙がまた落ちた]

『お願い、です』

[自分の中から、大切なものが失われて、
剥がれ落ちていくみたいだった。
幼い子供みたいに、涙が止まらなかった]

『……ごしゅじん、さま』


【人】 琴弾き 志乃

[ベッドは青年の重みに小さく声を上げた。

ゆっくりと近づけられる青年の顔。
至近距離では、お互いの吐息を感じられて。
それがまた胸を高鳴らせる。]

―――ん…。

[近づく青年の唇を、拒む事はせず。
漆黒の瞳を閉じて、口付けを受け入れる。
優しく重なる、二つの唇。
僅かに唇が離れ、閉じた瞳をゆっくりと開けば、彼の身体も火照り始めている事を知った。」

(121) 2010/04/06(Tue) 22時半頃

【人】 琴弾き 志乃

…っ、はぁ……んんっ!

[私の肌に触れる青年の指はとても優しくて。
けれど、触られた箇所から熱を帯びていくようにじりじりと甘い刺激を残す。
触れられる度に身体は反応して、いくら声を抑えようとしても、吐息と一緒に唇から零れ落ちた。

そしてそれと同時にもう一度、鈴の音が。
りん!と今度はさっきよりも高く啼いて。

白いシーツの上には、赤と黒の蝶が羽を広げた。

外気に晒された身体はふるりと震えて。
荒い呼吸と共に、綺麗なふくらみが上下する。

いい音、と呟いた男の声が、遠くの音のように聞こえていた。]

(122) 2010/04/06(Tue) 22時半頃

硬翠の瞳を伏せて、また掌に一つ傷を作った。


【人】 琴弾き 志乃

[青年の指は、熱い軌跡を残して徐々に下へと降りて。
鈴の首飾りを拾う男の姿は目に映れど、そちらに意識を回してる暇は無い。
身体の上を滑る度に、まるで楽器のように艶を帯びた声が上がった。
恥ずかしいと思う気持ちはあれど、それもぞくぞくする刺激へと変わっていく。
金の瞳を見やる漆黒は、いつしかとろんとしてきていた。

やがて、白絹の手に導かれて青年の手は白い布地の上へと辿り着く。
耳にする謝罪の言葉。
それに反応する暇もなく。]

―――ん…ぁ、……ッ!

[彼の指が布の上に降りれば、びくりと身体を揺らした。]

(123) 2010/04/06(Tue) 22時半頃

【人】 琴弾き 志乃

…や、… あ 動かさな…!

 ッ、あ  ぁあ!…やだ…っ!

[指の感触が伝わる度に布越しに擦れて、声が漏れる。
奔る感覚に顔は歪んで、自分は今とてもみっともない顔をしているのだろうと思った。
金の瞳と一瞬だけ目が合えば、下着が湿り気を帯びている事も解っていて、恥ずかしさで死んでしまいそうだった。

視線を外したままかけられる、青年の言葉。>>111
それにはふるふると否定するように首を振って。

出来る限り優しく微笑んだ。

身に奔る感覚は思考を浸食していって怖かったけれど、青年の優しい指は、嫌ではなかった。]

(126) 2010/04/06(Tue) 22時半頃

[涙腺が決壊した様に雫が落ちていくのが見える。
褐色の瞳は、一度満足そうに細められた]

 ん

[顎を掴んでいた手は其のまま首筋をなぞり下りていった]

 よく出来ました。

[目の前に差し出していた鏝を
一度残念そうに落とす。
金属の鈍い音が石造りの部屋に響いた]

 じゃあ鏝は止めておこうか。
 どうして欲しいか希望はあるかい?

[伏せた視線の先にはまだ紅い鉄の鏝が転がる。
男はちらと手枷に掌から滲んだ朱が流れているのを見遣った]


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2010/04/06(Tue) 22時半頃


メモを貼った。


───ッ

[金属が石の床に落ちる音に、身を震わせる。
どうみても、それは怯えの形をしていた。
肌の上を手が滑り落ちていく。
ひくりと、小さく喉が震えた]

『……き、ぼう?』

[涙を含んだままの睫毛がゆっくり持ち上がる。
幾らか唇が震えた]

『……うしろ、抜いて…。
も…や、だ………ここから、出たい…
国に…帰り、たい…ッ』

[一度弱音をはけば、二つ三つとこぼれ落ちる。
帰る場所があるかどうかよりも、
ただ生まれた場所に帰りたいと。
そんなことを願うほど心が弱くなってしまっていた]


【人】 琴弾き 志乃

…、……?

[ふと、愛撫する手が休まって。
とろりと潤んだ漆黒を青年の方へと向ける。
けれど、その視線はすぐに別の方向へと背けた。]

―――…ッ!

[灰青の男の手には、硬さも大きさも十分な青年のものが握られていて。
それを見れば、檻の前で見た光景を思い出してしまった。
今度は今から、アレが私の中へと―――。
未知の事に不安は募るが、此方の準備もまた整っていた。]

(134) 2010/04/06(Tue) 23時頃

[目に見える怯えに、男は咽の奥で哂う]

 国に帰って……どうする気?
 随分素直になったね。
 でも欲張り過ぎるのは未だ問題かな。

[伏せた視線がまた此方へ向く。
長い睫毛から毀れる雫を吸い取るように頬へ唇を寄せた]

 一つだけ、って言った筈だよ俺は。
 一番の願いはこれかな?

[汗ばんだ相手の身を壁に押し付けるように密着して
取り付けた貞操帯の上からコツコツと動きを止めた機具を叩く]


【人】 琴弾き 志乃

あ…、…っ

[金色と灰青が何か会話を交わした後。
青年は私の下着へと手をかけた。
肌に触れる鎖はひんやりとしているが、熱を持っていってはくれない。
それどころか、身体を震わせて熱を上げるばかり。

ちりん、と鈴の音が聞こえる。
返して貰わなくては、そう思う思考は表面上まで出てくる事が出来ない。

意識は取り払われる下着に集中されて。
纏うものが無くなった下半身は微かに震えていた。
青年の指を拒みはしなかったが、輪郭をなぞるように這えば、大きく身体を揺らして、咄嗟にぎゅっと脚が閉じられる。

彼の指先には、蜜が絡まっているだろう。]

(135) 2010/04/06(Tue) 23時頃

……『でも』

[帰りたい。
言葉は分かるけれど慣れない国にいるのは、
怖くて嫌だと声は続ける。
頬に滑る唇の冷たさに、微かに肩がはねる。
実際には自分の体温が上がり過ぎているだけだったけれど]

……。

[一つだけ、と言われて幾許かの間を開けてから小さく頷いた。
石肌に押しつけられたその微かな痛みに眉を寄せる。
こつ、と直接響いて来る振動に、さらに眉がよった]


[頷くまでの彼の様子を、間近で見つめていた]

 もういい加減自覚してもいいと思うよJade。
 御前は此処から出られないんだ。 

 ああでもそうだね
 いい子にしていたら、そのうちご褒美をあげようか。

[男のシャツ越し、相手の体温が大分上がっているのを感じる。
衣服の汚れに眉を寄せながら、下着の役割を果たさぬ拘束具の鍵を外した。
紐状のベルトは重力に逆らう事なく垂れ下がる。
皮は青年の体液で湿っているようだった。
其れを片手で引くと、繋がっていた細い機具はずるりと滑る。

男は秘所から抜けるギリギリのところで手を留めた]


【人】 琴弾き 志乃

[青年の指はそこから進む事無く止まった。

―――ように思えた。
灰青の男が彼へ何かを告げる。
浮ついた頭では、彼の滑らかな言葉を理解できない。
必死で呼吸を整えようとしていれば]

…っ?!
あッ―――〜〜…!!

[止まった指がゆっくりと侵入してくれば、一際大きな喘ぎ声が漏れて。
咄嗟にじゃらと鎖の音を鳴らしながら、手の甲で口元を覆った。
異物感に眉を顰めながらも、淫らな音を立てながら
弄られれば、次第に変な気持ちになってくる。
自分で触った事が無く、舞台上で女に指を入れられたのが
初めてだったというのに。
あまり時間を要する事無く、増えた彼の指を呑みこんだ。]

(150) 2010/04/06(Tue) 23時半頃

[出られない。
その言葉に、また涙が落ちた。
17歳という年齢は、籠の鳥として育てるには自我が育ち過ぎていたし、
仕方ないと割り切って諦めるにはまだ幾分子供過ぎた]

『ごほうび……いい…子……?』

[鳥のように言葉を繰り返す。
軽く首を傾げると、硬翠に紗をかけるように
前髪が僅かに影を作った。
掌の傷が引きつれて、少しだけ痛む。
漸く自分の中から取り除かれるらしいものに、
唇を湿らせるかのような緩やかな溜め息が零れた]


【人】 琴弾き 志乃

… んっ…、んんっ!

[口元に押し当てた手で必死に声を殺すが、ある所を刺激されれば、殺しきれない声が上がって。
そうすれば、彼はそこを何度も攻め立てる。
次第に押し当てるだけでは堪えられなくなってきた頃。
また鈴の音が聞こえた。

その音は、今度はわかる言葉と共に。]

そん、な……何て 言ったらい、か わからな…

[身体を震わせながら、灰青を見上げる。
紅潮し、乱れた表情は、今にも泣き出しそうなそれに似ていた。]

(152) 2010/04/07(Wed) 00時頃

 そう、いい子にしていればね。
 後で御前が着ていたのと同じ服を届けさせるよ。
 
[幼く見える仕草の鸚鵡返しに、ご褒美のひとつを軽くあかす。
青年とも少年とも呼べる境目の彼を嬲りものにしているこの状況に男は幾らか酔っていた。
バスバリトンは相変わらず甘い音を紡いでいる]

 気持ちイイのかな?
 そんな溜息を出して……抜いて欲しいんじゃなかったの。

[ギリギリまで引き抜いた機具を、男は意地悪く幾度か上下させる。
弄られてすっかり柔らかくなった入り口からは粘着質な音が漏れている。
男は彼に身を寄せたまま、恐怖で萎えただろうかと彼の肉棒へ己の下半身を押し付けるようにして確かめた]


[同じ服。それは、ディスターシャのことか。
それとも、あの白いドレスのことだろうか。
前者ならいいとは思ったけれど、もう期待するのにも疲れていた。
だから、小さく頷くだけに変わる]

…ち、が……っ、『抜い、て』…

[気持ちいいのかなんてわからない。
でも、男の手が動くたびに、背筋がピリピリとして眉が寄る。
押しつけられた体、そのせいで今自分がどんな状態かも解る。
少なくとも、あの舞台で強制的にショウに参加させられていた時よりも
まともに機能しているようだった]


【人】 琴弾き 志乃

…、ッ……!

[返って来る母国の言葉。
その内容に、また顔が歪む。
言葉がわからなければ行動で示せと、男は言った。
ハードルが一気にあがった気がした。

綺麗に爪が整えられた手に導かれて、右手の鎖がじゃらりと鳴る。]

は、… ……―――

[手が避妊具を被せられた青年のもののすぐ近くまで寄れば、熱い吐息が漏れて。
男の手が離れると手はその場で暫く漂って。
それから、何度か吐息を漏らした後、そっと手を伸ばした。
初めて触る、異性のもの。
それは皮膜で覆われていて、表面の質感はわからなかったが
とても熱くて、硬い事だけはよくわかった。]

(169) 2010/04/07(Wed) 00時半頃

 翡翠のあれは似合っていたからね。
 
[名付けた元になったいろ。
頷いた彼に囁いた声で、一つ期待を叶えている事を男は知らない]

 違う?
 でも此処は元気になっているみたいだけど。
 薬の所為かな。

[眉を寄せる顔が間近にある。
吐息が交じり合う位置で、男は愉しげに笑い
僅かに鎌首を擡げている自身を彼の熱を帯びた身に押し付けている。

問いかけに口を開く瞬間を見計らい
一度機具を引き抜くと、勢いをつけて奥まで押し込んだ。
咄嗟のことに声を抑えることが出来たかどうか、さて]


【人】 琴弾き 志乃

[そして握ったそれを、導こうとしたけれど。
脚が震えて、開く事が出来ない。
それは恐れからというよりは、羞恥心からくるものだっただろう。
自ら脚を開いて強請るという事に、酷く抵抗があった。
しかし、いつまでも握ったままでいる訳にもいかず。

視線を彷徨わせた後、漆黒は金の瞳を見る。]



『―――…おね、がい』

[か細い声で言えたのはそれだけ。
いっぱいいっぱいの表情で告げるその言葉の意味は、彼に伝わったか。]

(176) 2010/04/07(Wed) 00時半頃

[翡翠。
それなら多分、あの懐かしいうすきぬにまた触れることになるのだろう。
微かに息を吐いたところで、小さく喉が震えた。
押しつけられる熱に、視線がさまよう]

…『知ら、な』────ッあ…!!

[それは、どれぐらいぶりの感覚なのだろう。
そんな風に思いださないと思い出せないほど前の感覚。
自分の体が熱を持っているというのは、
薬のせいだというのが解っていてもやはりまだ気分が悪い。

緩く開いていた口から声が落ちる。
流石に、不意打ちにまで注意を回すことができない。
ぼんやりとした頭の中なら尚更。
こんなことは認めないというように、強く目を瞑って
抗うかのように首を横に振った]


【人】 琴弾き 志乃

[ベッドがまた小さく、音を立てる。
青年が足を割りいれれば、閉ざされていたそこは何とか開いて。
それと同時に、いよいよだと思えば不安か期待かわからない
胸の高鳴りを感じる。

見上げる金の瞳は何かを考えたようだったが、
それも一瞬の事で、顔を近づけられれば自然と瞳を閉じる。
重ねられた唇はやっぱり優しくて、甘い。]

ん……っ、…

[唇が離れると、熱いものを宛がわれるのがわかった。
小さく声を漏らして、息を呑む。
そして―――]

(191) 2010/04/07(Wed) 01時頃

【人】 琴弾き 志乃

―――ひ、っ……ぁ!!

[彼が、ゆっくりと侵入してくると同時に、短い悲鳴を上げる。
彼自身が入り込むその感覚は、指の異物感とは比べ物にならない。
押し広げられるような痛みに、ぎゅっと目を瞑る。
口元に置かれていた両手は、握るものを探して。
枕元のシーツを握り締めた。]

(192) 2010/04/07(Wed) 01時頃

[狙い通りに上がった声は思ったより高い。
彷徨う硬翠を捉えるように、顔を此方へと向けさせた。
閉じられた眼に気付き、小さく哂う。
視界が閉ざされれば逆にその他の感度が増すというのに]

 知らない?
 じゃあ教えてあげよう。

[男は彼の尻を機具で掻き乱す。
中心で主張を始めている熱には己の下半身をこすりつけるようにして刺激を加えていった。
乱れた彼がつながれた鎖の音と、秘所から聞こえる水音。
衣擦れと、愉しげな低く甘い声] 

 鎖につながれて尻の穴にバイブ突っ込まれて
 勃起してるんだよ、御前。
 イイ声で鳴けるじゃない。
 とんだ変態だね。


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2010/04/07(Wed) 01時頃


[背けた顔を元に戻されるけれど、それでも瞳を開く事が出来ない。
逃れようと首を緩く横に振るけれど、薬で弛緩した体では
碌に力も入らない]

『聞きたく、ない…っ』

[言葉は拒否する。嫌だ、と。認めない、と。
中を掻き回す玩具の感覚。声を上げまいと、また歯を食いしばる。
その代わりとばかりに、鎖が幾らか音を立てていた]

『…いや、だ』

[抜いてくれるといったはずの癖に、約束はどうなったのだろう。
押しつけられて、掻き回されて、頭がおかしくなりそうだった]


 聞きたくないって言われても、ね。

[ぬるりと一度引き抜いた機具をずぷりと奥まで嵌め込む。
歯を食いしばる様子に、くすりと吐息を漏らした。
耳を塞ぐ為の両手は彼の頭上で繋がれている]

 No4に盛った薬ほどじゃないけど
 これもよく効くみたいだね。
 ほら、我慢しないで
 一度イってしまえば楽になるよ?

[衣服を彼の体液と蜜で汚しながら、男は首を傾いで彼の様子を観察する]

 それとも、これじゃあ太さが足りないかい?
 さっきの鏝でも嵌めてやろうか。


───ッ…!!

[上がりそうになった声を、また、飲みこむ。
苦しくて、それよりも、自分自身がどうにかなってしまいそうで。
掌はどれぐらい赤くなっているのだろう。
もう、そんなことまで把握している余裕もない。
イってしまえ、と言われても、最初は首を横に振る。
そんな事を誰かに見られることなんてとてもじゃないけれど耐えられない]

───や…『嫌、だ…ッ』

[そんなことされなくても、限界は近づいている。
鏝だって、まだ冷え切ってもいないだろう。
そんなものを体の中に入れるなんて、考えたくもなかった]


[息を呑む彼の様子は、男を愉しませた。
掌から滲んだ赤は此方からも確認できる程ではあるが
其れを注意するのはもう止めた。
足元に転がる鉄の鏝は、未だ先の部分しか冷えていない]

 嫌だ、やめろ、ね。
 拒絶すればするだけ俺を悦ばせてるのに。

[首を振るのにはじゃあどうして欲しいのかと褐色の瞳を向ける。
未だ電池で規則的に動いていたほうが快楽もやり過ごせただろう
細さ故、縦横無尽に扱うことの出来る機具をかき回しながら
男は溜息をひとつ]

 鏝が嫌なら何がイイの
 うん?

[少しずつ鈍くなっているだろう彼の思考に、囁き問う言葉。
抜いて欲しい、ではなくて何を挿れて欲しいのか
男はそう問うた]


[自分の仕草が、相手を楽しませているなんて
少年は微塵も理解できていなかった。
だから、声を飲みこんで、一緒に考えることまで飲みこんで。
中で好き勝手に遊ばれるのが一番今は苦しい]

…、……?

[小さく息を吐きだす。
何ならいいのか。そんな事を言われたところで解らない。
聞こえた溜息に、ゆっくりゆっくりと瞳を開く。
そこに褐色の瞳があるなら、半ば縋る様な色で見上げただろう]

『…選択肢、は?』

[多分、自分が達するまで恐らくこの行為は続くのだろうとそれだけは解る。
とにかく抜いて欲しくて、それでも叶わないならどうすればいいのだろう。
震える溜息を一つ落として、問いかける]


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志乃
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