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[
…村の連中に殺される事を覚悟なんてしていません。
……3人になって。
もしも本当に、アイツが私を殺そうとしないのなら。
…逆に、私がアイツを殺すから。
そしたら、雨が止むでしょう?
[くすくすと笑う]
アイツが私を殺すか。
私が、アイツを殺すか。
どちらかの終焉を迎えるつもりでした。
あんな、自警団の奴らになんて、絶対殺されてやんない…
[消えるバーナバスを見送って。
あぁ…と独りごちる]
死にたくなかった、な。
そして、どうしても死ぬなら、
ここまで逃げ続けたボリスや。
ヒキョウモノなキャロじゃなくて。
せめて、獣のアンタに殺されたかった。
……叶わなかった、けれどね。
[寂しそうに、地上をぼんやりと]
[ふわりと影が、その形を作って]
あいつらも、自分に正直に生きてる。
卑怯でも逃げた訳でもねえ。
人を殺さないと卑怯だと言うのなら。
俺は卑怯なままで構わない。
俺は人だから、人なんざ殺したくない。
人が人を殺す所も、見たくない。
人が人を殺す。
それがまっとうだと言うのなら、そんなもん糞くらえだ。
誰も殺めたくないから、俺は人狼を探したんだ。
慎重に見極めろと謂った。嘘と真実を。
誤って人を殺す事がない様に。
あいつら人狼が、生きるために人の肉を欲すると言うのなら、
それは生きるために仕方がない事なのかもしれん。
だけど、あいつ等のそれは違っただろう。
あくまでも楽しんで、必要のない殺人を繰り返している。
[じっとレティを見詰めて]
お前も楽しかったか?
人を殺める事が。
楽しんでいるあいつらを見て、何も思わなかったのなら。
もしくは同じように思っていたのなら。
お前さんの事はもう人とは思わん。
ケダモノとして在ればいい。
人の弱さや迷いは、
ケダモノから見ればそりゃ卑怯に見えるかも知れんさ。
だがな、だからこそ人間なんだ。
だから人間として在れるんだ。
[青い焔の様な静かな怒りを含む声で、そう呟いた後。
興味を無くしたとばかりに男は何処かへと、その姿を消した]
何が正直かは、難しい問題、ですね。
[そこは重要ではないらしく、ふわりとかわすけれど。
「人を殺める事が楽しかったか?」という問いには、緩く首を振り]
楽しめなかったです。
…でも、いつか楽しめるようになるのかも知れませんね。
今、ある倫理観などが、崩れてしまえば…
ねぇ、コーチ。
[じっとその目を見る。紅い眼差しで]
人殺しをくそ喰らえ、というのなら。
「ドウシテヒトヲ、コロシチャ、イケナイノ」か。
答えてあげて、くれませんか…?
[姿を消す前の、レティの問いには]
そんな事も判らないのか……。
[憐れむように、
長い髪の奥の瞳が*揺れた*]
[じっとバーナバスが消えた空間を眺めている]
……人を殺しちゃいけないのは。
恨みを買ってしまうから。
……私は、ずっとそう思っていたけれど。
[去り際のコーチの瞳を思い出す]
コーチの答えは、きっと違うんだろうな。
[たくさんのものを見て。
たくさんの事を考えて。
疲れたのか、ふわりと。
一旦、その場から、姿を消した**]
[あいつらが――
サイモンとベネットがきっと"じんろう"だから。
あの2人さえ殺せばアイリスの仇が取れて、『いーくん』と生きて帰れる。その思い―二つの相反する種類の思いが彼女を凶行へと駆り立て―]
…ん?
ここ…どこ?
[気がつけば、見知らぬ空間に一人。
何が起こったのかわからず大きな瞳を何度もこする]
(アイリスが殺されて…それから…)
[そこからの記憶がぷっつりと途切れていた。何が起きたのか、どうして自分がここにいるのか何も―思い出せない]
みんなどこだろう。
[サイモンたちへの憎しみの感情さえも消え失せており、またそれを不思議とも思わなかった。
ただ、寂しくて。不安で]
いーくん…
[別れたときに封印してしまった、かつての恋人の呼び名を誰にも聞き取れないような小さな声で呟いた]
おぼつかない足取りで歩き出す。見知った顔を捜して**
メモを貼った。
【人】 厭世家 サイモン――202号室―― (15) 2010/07/26(Mon) 10時頃 |
【人】 石工 ボリス―― 1階ロビー → 通用口付近 ―― (16) 2010/07/26(Mon) 11時半頃 |
【人】 石工 ボリス―― 通用口付近 → 1階物置 ―― (17) 2010/07/26(Mon) 11時半頃 |
…誰か、いるの……?
[バーナバスが去って暫くのち。
ウトウトと。ウトウトとしていると…]
メアリー……
[自分が殺した少女が目に入って。
軽く身構える。
この死者の世界では、報復に殺される、といった事も起きないだろうけれど。
それでも彼女はきっと、自分を殺した私を憎んでいるだろう、とそう思って]
………っ。
[何か言葉を掛けようと思うけれど。
さすがに出て、来ない]
……?
[自分の名を呼ぶ声のするほうを見やる。
そこにいたのは、サークルのあこがれていた先輩。
彼女に殺されたという記憶も、もちろん残っていなくて]
レティ先輩…。
あの…あの…ここはどこですか?
気がついたらここにいて、何も覚えてなくて。
[レティの表情がこわばっていることに戸惑いながらも、問うた]
そう……記憶が、ないのね。
[目の前の、自分が殺した少女を見て考える。
少女を気遣うとか。
そういった事は、レティの鈍い頭じゃ思い浮かばないのだけど。
全てを忘れているメアリーはなんだか、とても綺麗に見えて。
だから、真実を全て伝えて良いものなのか、迷う。
でも]
ここは……きっと死後の世界よ。
死んでしまったの、私も貴女も。
もう、たくさんのメンバーがここにきているわ。
アイリスも、イアンも、コーチも、ミシェルも、
タバサもガストンもリンダも…
…そして。
[水辺から、地上の様子をこっそり覗く]
今日も、また……誰かがこちらに来るみたいね。
[メアリー死因は告げなかったけれど、もし問われれば。
自分が殺した事を、はっきりと告げるだろう]
[どこか予感めいたものがあったのかもしれない。
死を告げられたことに、さして驚きはなかったが
イアンの名前までもが挙げられたことには動揺を隠せず]
いーく…部長…も?
…今日…も?
[水辺を覗き込むレティの様子に習うように、地上の様子を覗く。
そこには混乱の只中にいるキャロたちの姿が見えて]
…ああ……
[リンダのものと思しき頭部を抱くキャロの姿に、狂ったかつての自分を僅かながら思い出したのか胸が痛み]
キャロ…
[手を伸ばして支えてあげたくて、だけどそれが叶わず肩を落とす]
[レティに自分の死因を問うことはしなかった。
―地上の混乱ぶりからある程度の予想はついたのだろう]
わたしたちにできることは…もう何もないんですね。
ここから見守ることしか―祈ることしか。
[ぽつりと呟いた**]
[じっと声がした方を見やる。
見た事のない生き物だけれど。不思議と驚きはなかった]
ここの主さん?おじゃましているわ。
[彼の言葉に、しばらく考え込む]
答え、ねぇ……
[じっと水辺を見て、思考に暮れる。
獣の本能のままに喰い、自分の欲望のままにいたぶる。
ベネットを綺麗だと思った。
私が、狼の血を抑えつけていたのは、ミシェルのような理由ではなく。
唯、人でなくなる事で、嫌われるのが。
迫害され、殺されるのが、怖かったから]
どうだろうね……
[曖昧に笑ってみせた]
[メアリーの言葉
そう、死者は何も出来ない、
見守るだけ……
[地上の様子を見て、悔しそうな表情を浮かべる]
あぁ……
生きて、いたかった、な……
メモを貼った。
メモを貼った。
【人】 馬飼い キャロライナ−ロビー− (18) 2010/07/26(Mon) 14時半頃 |
【人】 馬飼い キャロライナ火炎瓶… (19) 2010/07/26(Mon) 14時半頃 |
【人】 馬飼い キャロライナもう少し、何か。 (20) 2010/07/26(Mon) 14時半頃 |
【人】 石工 ボリス―― 物置 → 1階 ―― (21) 2010/07/26(Mon) 14時半頃 |
【人】 馬飼い キャロライナ>>21 (23) 2010/07/26(Mon) 14時半頃 |
【人】 厭世家 サイモン――屋外―― (24) 2010/07/26(Mon) 15時半頃 |
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生存者
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