223 豊葦原の花祭
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[ しゃがみ込んだ先。
折れた細い枝が足元にあった。
きっと元は強い幹から伸びていたんだろうに、もうそこから蕾を芽吹かせることなく、終えてしまった一本。
残る花弁は瑞々しく美しいものなのに、ね。]
(26) 2015/04/20(Mon) 13時半頃
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『久方ぶりだニィ』
[再会を喜んでくださる挨拶に>>22 ふと頭の片隅で、私に向けて同じ言葉を向けた>>1:55 名も知らぬあの方の事をふつりと、思い出しました。
けれど種類豊富に紹介される品々>>23に意識が向けば、 すぐに淡く薄れ溶けてしまいます]
嗚呼…これはこれは。 此方のほっけは真に箸と白米が進みまして。 おもん様の品は魚の身自体の旨味がなんとも、 食欲をそそるものです。
[久し振りだと覚えていらしたのに、理由を聞かないのは 既に話が耳に届いているからでしょうか。 今は彼女の、その優しさに甘えさせて頂きましょう。 お礼にと、ほっけを一つ、それと新作のアジを一つ。 包んで頂きたくお願いします]
(27) 2015/04/20(Mon) 13時半頃
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[ かつん。 がつり。 かつん。
大きさも異なれば、響く音も別のもの。 少しずつ鼓膜を叩く物音>>20に とうとう顔を上げることが出来ない。
だって、似ているんだ。 かかとに当たった硬い音>>1:24に
見つかってしまったと、腕を抱く力を強めた、ら。
“この人”は、ぼくに声をかけたんだ。 ]
(28) 2015/04/20(Mon) 13時半頃
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………君は、だれ?
[ 闇夜に眩く映る色素の薄い髪。
風がそよぐ度にきらきらと輝く絹>>21に、一瞬世界が静まる。
しゃがみ込んだままではあるけれど、上向いた表情がその人と向き合うことがあれば、水の中に溺れていたかのように瞳が揺れていることが分かるだろうか。
そのまま、少し言葉を悩むように唇を震わせて、声かけに応えるためにすぐに首を振る。 ]
(29) 2015/04/20(Mon) 13時半頃
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手紙が、見つからなくて。 お願いごと、…書いてもらったのに…っ、
……ねぇ、手伝って…!
[ 名も知らない人。
もう少し落ち着いていたのなら、彼の脚に注意がいったのかもしれなかったけど。 いっぱい、いっぱいなぼくにとっては、立ち上がればすぐにこの人を見つめる。
指差した先は紙が舞っていった先。 奇しくも淡墨桜の方角ではあるがぼくは気付くことなく、藁にも縋るような思いで、この人の返事を待つ。]
(30) 2015/04/20(Mon) 13時半頃
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お酒、ですか。 …では折角の祭りです、頂きましょう。
[干物の代金を手渡してから、少し逡巡。 別段下戸というわけでもありませんが、つい躊躇って。 それでも折角ならばと、茣蓙の隅に席を頂き 楽しむ事に致しました。
応じれば出して戴けるのは甘酒か、麦酒か。 どちらにせよ有難く頂戴致しましょう。
傍らの外神様はどうされたでしょう。 よければ隣でもどうぞと、 主様の了承を経てからお勧めしてみましょうか]
(31) 2015/04/20(Mon) 14時頃
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―現在―
[顔が上げられ、其処に御座いました同じ色の瞳>>29は。 冷たい雨に晒されているどころか、暗い川の底、 今にも呑み込まれてしまいそうな程頼りなく。
切なる願い>>30に耳を傾けては、成る程。 不安という海に溺れかけていたのでしょう]
…まずは、落ち着いてください。 そう大きくはない村です、探せば見つかるでしょう。
[女性に前触れ無く触れるのは些か失礼かとは思いつつ。 立ち上がられてから、その小さな肩にやんわり手を添えて。 水中から水面へ導くよう、深い呼吸を促しましょう。
例え其れが出店の金魚のごとくであろうとも。 酸素もなく圧に身を軋ませるのは、さぞお辛いでしょう]
(32) 2015/04/20(Mon) 14時半頃
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[指で示される先は、奇しくも目的の場所で。 一度目で追ってから、一つ、頷きを返します]
えぇ、勿論。私に出来る事ならば。 ですがこの通り、歩みは亀の如く鈍間な身。 それでも良いと仰るならば、 見落とすことなくお供しましょう。
[杖を半歩分、ずり、と足を引き摺れば伝わったでしょうか。 早くと焦る彼女にとっては、もどかしいかもしれません。 それでもよいでしょうかと、伺うよう視線で尋ね]
この先、もう少しもすれば、淡墨桜が御座います。 今頃開花を待つ多くの方がいらっしゃるでしょう、 もしかすると見掛けたお方も見つかるかもしれません。
[手紙も、願い事も、何か知らぬまま。 彼女が同意を示してくださるなら、再び足を進めましょう]
(33) 2015/04/20(Mon) 14時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2015/04/20(Mon) 14時半頃
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[ 肩に加わる微かな温かさ>>32
咄嗟に目を見張らせつつも、宥めるような言葉に一度、浅くも息を吸い込んでは吐く。 それでも脈打つ心臓は軋んだ音を奏でていたけれど、少しだけ、なりを潜めて、徐々に一定の速度に変わりつつあった。
動揺は隠せなかったけど、頷き>>33が見えれば分かりやすく目元が綻んで、でも彼の脚とそのお供を見れば、遅れて視線を上にあげる。]
…鶴も亀も、舞を踊るんでしょ? それに兎にも勝ったんだ。 …手伝ってくれるなら、助かるよ。
紙には桜を一緒に見れますように、って、そう書いてある。 筆で記されてる。 桜を見つける前に、見つかるといいんだけど。
[ 見かけた人がいることを願うようにつま先で土を踏みしめる。 水なんて吸っていないのに、何処か足取りが重たくなってしまうのは、こころの持ちようか。
分からぬまま、彼が歩き出すなら調子合わせつつ周囲に視線を移しただろう。]
(34) 2015/04/20(Mon) 15時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2015/04/20(Mon) 15時頃
双子 夕顔は、メモを貼った。
2015/04/20(Mon) 15時半頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2015/04/20(Mon) 15時半頃
双子 夕顔は、メモを貼った。
2015/04/20(Mon) 15時半頃
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[幾許か落ち着いたように見え>>34、 安堵したのも束の間。
舞。 その一言に、年甲斐も無く息が詰まってしまいます]
…桜を。 大切な、約束なのですね。
[いけないと、直ぐに平静を取り戻して。 厳密に言えば、彼女の探し物へと意識を集中させて]
ならば確かに、先に見ては興が削がれましょうか。 鶴とは違い、案外夜目は効くほうなんです。
[すこしばかりおどけたように、実体は繕うように。 けれど探し物を見つけて差し上げたいのは本心ですから。
かつん。 がつり。 かつん。 約束の木までの道を、視線を配らせながら歩きます]
(35) 2015/04/20(Mon) 16時頃
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[ 間。
思わず視線を彼の方に向けた。 でも約束のことを口にされれば>>35 言葉を飲み込み頷く。]
海だって自由に泳げるんだ。 それに、…鶴みたいに覗いたら消えてしまわないから、ずっといいよ。
[ 戯れとばかりに軽い調子で返したつもりだった。 でも、思ったよりも水気を含んだ空気になりそうだから、誤魔化すように肩を揺らして、]
…ありがとう。亀さん。
[ 亀の如く鈍間なんて喩えていた彼だけど、ぼくはそう思わないから彼に向き合って。
杖の音を辿るようにして、周囲を見渡した。 ]
(36) 2015/04/20(Mon) 16時頃
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[そうして歩き出した途中。
他の参加者とすれ違うことはあったか。 会ったのなら風に吹かれ飛んでいった紙を知らないか尋ねるのだけど。
一つ間が空いたのなら、そうだ。一つ聞いてみよう。とばかりに唇を動かす。]
ねぇ、淡墨桜は奇跡を起こせるって、本当…かな。 もし願いが叶うなら君は、何を願うの?
[答える声はあっただろうか。 ゆったりと足取りなれど視線は泳がせて。
少しずつ花弁の香りが強くなっている。 蕾がもう芽吹いたのかもしれない。 はやる気持ちを押し込めるため唇を引き結んでは、 また作業に戻る。]**
(37) 2015/04/20(Mon) 16時頃
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[うすずみさまは、月明かりを受けて仄白く幻想的に浮かび上がる。 その姿をぼんやりと眺めていると、ざぁ、と強めの風が吹く。]
っ…
[着物の裾が翻り、反射的に抑えようとして、抱えていた手毬を転がしてしまった。]
待って…
[ころころと逃げるように転がる赤を追いかけ、少女は駆ける。 と、視線の先でその手毬が誰かのつま先にぶつかり、転がるのをやめた。 きれいな手がそれを拾い上げる。 顔をあげてみると、それはとてもきれいな男の人だった。 きれい、なんて陳腐な言葉では、足りないような。]
あ…
[ありがとう。 差し出されたその手毬を受け取りながら、そういおうと思ったのだけれど。 まるで何かに魅入られたように、言葉も体も思うようにならない。]
(38) 2015/04/20(Mon) 16時半頃
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[まるで硬直してしまった少女に、彼の人はどのような反応をしただろうか。 少女は数度唇を舐め、それからようやくか細い声を絞り出す。]
あの、あなたは…
[神さまですか。そう、問おうと思った。 けれど結局肝心なところが音にならない。 少女は両の手を胸の前できゅうと握りしめる。
少女の重ねた生の中で、人間とはよく会い話もした。 時にはあやかしとも出会うこともあったように思う。 けれど、神さまは、会ったことがない…だから、確信は、もてないのだけれど。
その男の人は、少女の知るどんな人とも違う存在だった。 何しろ“願い”が見えないのだ。 これは由々しき事態だった。]
(39) 2015/04/20(Mon) 16時半頃
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[どきどきと心臓が大きく脈を打つ。 人ならぬこの身に、心臓があるのかは知らないけれど。
くらりとした酩酊感に似た眩暈を覚える。 これは、毒だ。 そう思うのに、逃げることも離れることもできないのは…何故?]
あなたは…この地の人ですか?
[何とかして、お話がしたいと思ってしまうのは…何故? 少女は必死に言葉を探した。 揺れる眼差しがうすずみさまを捉え、あまり頭を通さないままに口走る。]
うすずみさま、白いんですね…
[自分でも何を言っているのかよくわからなかった。]
(40) 2015/04/20(Mon) 16時半頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2015/04/20(Mon) 17時頃
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消えてしまうのは、怖いですか。
[戯れの言葉に、少しだけ、踏み込んで。 それでも続いた礼と、“亀さん”の名に、小さく笑みを。 名を呼ぶ声が、響きが、存外可愛らしく思えてしまうから。 答えたくないと仰せなら、首を引っ込めましょう。
合間、隙間に尋ねられる問い>>37に、瞬きを一つ。 一年に一度、半月が天辺に昇った刻に花開く桜。 うすずみさまと呼ばれる神様に仕える者もいた筈、 そういった噂話は確かに耳に届いています]
…そう、ですね。 少なくとも、私の周りで願いを叶えてもらったという方は いらっしゃいませんが。
[それでも、敢えてと言うのであれば。 少しの間、前を、遠くを、何処かを眺め。 唇を、微かに開きます]
(41) 2015/04/20(Mon) 17時頃
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――貴女にお聞かせ出来るほど綺麗でも、 大した願いでも御座いませんよ。
[口許に人差し指を立てて、秘め事と。 その間にも足はずり、ずり、と。地と擦れ音を立てます]
貴女ならば、何を願いますか。
[他愛ない、ありふれた世間話のように。 答えぬ己の卑怯さを自覚しながらも、 大人とはずるい生き物なんですよと。 年下らしき彼女に、笑ってみせましょう。
半月は、もうあと、すこうし。 約束は果たされないものだなどと、言いたくありません。
例え一方的な其れだとしても**]
(42) 2015/04/20(Mon) 17時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2015/04/20(Mon) 17時頃
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えっえっ
[どうにか氷屋までたどり着き、ポケットを探っている間に、さっさと注文して支払いまで済ませてしまった男>>1:119に呆気に取られる。]
ちょ、ちょっと…
[そのまま去ってゆく男を追いかけようとしたら、『嬢ちゃん、いらないのかい?』と店主に引きとめられてしまった。 もう一度振り返ると、すでに男の姿はなかったので、仕方なく注文を進めことにする。]
(43) 2015/04/20(Mon) 22時頃
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…いちご
[『あいよ』と氷屋が手際よく氷を削ってゆく。 取っ手を回すごとに少しずつ白い氷が積もるのを見ていると、自分たちの季節を思い出して、心が落ち着いた。 と同時に、とてつもなく情けない気分になる。]
はあ… そろそろ行こうかなあ。
[目的は果たせたわけだし、とため息をつく。 兄弟たちはすでに次の場所へ冬を運びに南の方へ行った。 自分がここにいるのは、一目でいいから桜を見てみたいと駄々をこねたからである。 雪ん子のくせに桜が見たいなんて、と、ずいぶんと笑われたが、さまざまなヒトやあやかしが混在する『豊葦原國』ならひょっとして、と情報をくれたのも兄弟だった。]
(44) 2015/04/20(Mon) 22時頃
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ねえおじさん、あの大きな桜、いつ咲くの?
[白い山に赤いシロップをかけるのを見ながら、氷屋の店主に訊ねる。 ここに来てすぐ、確かに満開の桜は見た。 目的は果たせたと言えば果たせたのだが、あの薄墨桜を見ずに去ってしまうのは、やはりもったいない気がした。]
『月もずいぶん昇ったし、そろそろ咲いてるころじゃねーかな? へい、お待ち!』
[そうか、ならもう一度あの木のところへ行ってみよう。 そして目にしっかりと焼きつけてこの国を去ろう、と頷きながら、氷を受け取った。]**
(45) 2015/04/20(Mon) 22時頃
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―おもんの屋台―
[ズボォ!と芯棒探しから顔を上げると、ミツボシは杖を突いた男性と屋台の店番の女性から注目されているところだった。]
え?は?芯棒が・・・
[怪訝な顔をされれば、それ以上は話さず喉の奥に押し込む。どうやら自分が強烈な思い違いをしているようだと察したからだ。]
えーっと・・・あ、アタシ、お金が・・・
[何か飲むか、と二人から進められれば、困った顔をしてイジイジと人差し指を合わせる。 なんとかご好意に預かることができれば、一口二口と甘酒や麦酒に口をつけ始めることだろう。]
[―――彼女がとんでもない下戸と発覚するのは、その数分後のことである。]
(46) 2015/04/20(Mon) 22時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2015/04/20(Mon) 22時頃
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[じっとりと肌に汗が滲む。足を動かしくるりと回る度、手にした扇子が風を巻いて、遠心力に振られた髪が頬へ張り付いた。 玉を結んで落ちた汗が、地面へと吸い込まれる。男は動きを止めると、手の甲でぐいと額を拭った。
荒い息を整えながら宵闇の空を見上げる。暗い色の瞳に映り込んだ半月は、まるきりおもんにやった飾り櫛のようだ。
と、視界の端にころころと転がり込む赤い何か。>>38 爪先にぶつかって止まったそれを、屈んでひょいと拾い上げる。赤い手毬。これは。]
あんたのかい?お嬢ちゃん。
[転がってきた方を見れば、紅い着物の幼子の姿。>>39 手毬を受け取りながらも、ぽかんと惚けたみたいにこちらを見上げて、小さな唇だけがはくりはくりと何度か動く。
小首を傾げてみると、懸命に押し出された声が言った。『あなたはこの地の人ですか』。聞き覚えのある音色に、おや、と思う。今朝の。]
(47) 2015/04/20(Mon) 23時頃
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ああ、そうさ。 お嬢ちゃんは外神だろ?今朝、小鈴と一緒に居た。
[問えば幼子は小さく頷いた気がする。うすずみさま、白いんですね。ぼんやりした表情のまま、疎通が危うい問いが返る。
それには答えず、すたすたとその紅の目の前まで歩み寄った。 しゃがみ込んで、同じ高さの視線。にんまり笑えば、その表情は動いてくれるだろうか。ついでとばかりに切り揃えられたおかっぱを、ぐりぐりと撫でてみる。]
そんなに怖がんなくても大丈夫。 俺もお嬢ちゃんも、多分大して変わらない。 ほんのすこぅし、呼ばれる名前が違うだけさ。
[曖昧な物言いは、果たして幼子に通じたかどうか。 それはもしかしたら、神、とか、あやかし、だとか。そういう事を言っているのかもしれない。]
(48) 2015/04/20(Mon) 23時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2015/04/20(Mon) 23時頃
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―>>46・それから―
[しばらくして。]
んっほほほほにょほぉ〜〜〜!
[ミツボシは意味不明な奇声を上げながら屋台の台をバンバンと叩き、すっかりいい気分な様子。 おそらく周囲がドン引きしているであろう状況でも、我関せずとばかりに頭をグリングリン回しながらにへらにへらと笑い顔を浮かべていた。]
ぉひゃれ、おりぃひゃんろっはいっひゃうろー?
[店の女性と歓談が終わったのだろう、席を立つ男性に向かって「お兄さんどこか行っちゃうの」、とでも言いたいのだろうが呂律が回っていない。]
うぅ、あらひもさぅらみりいぅー!
[「アタシも桜見に行く」、と思しき発言を残し、少女は千鳥足で屋台を後にする。 心配する店主の視点を背中に受けても、そのおぼつかない足は止まらない。]
(49) 2015/04/20(Mon) 23時頃
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[楽しい。楽しい楽しい。 理性を開放し、多幸感に酔いしれ。 一夜の内に咲いては消える花のように。 いずれは全て無に帰してしまう泡沫の夢だとしても。
たとえ、宇宙の塵と化す前に見る最期の猶予だとしても。]
―――アタシは、幸せだ―――!
[モニター越しに何人もの人間を殺めたこの手が、白く燐光を放つあの桜に手を伸ばしてもよいものか。 機体の誘爆に仲間が飲まれるのを見逃してきたこの目が、幽玄な半月と巨木の景色を映しても許されるのか。
こんな幸せな時を過ごして、次の瞬間過去からのしっぺ返しが来るのではないか。]
…ねえ、カミサマ。 どうして私をここに連れてきたの。
[舌など回らなくとも、独白は続く。 それは、宙の向こう、巨木に花開く白い満開の桜を見つめたまま。]
(50) 2015/04/20(Mon) 23時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2015/04/20(Mon) 23時半頃
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[小鈴、の名前が出れば、推測はほぼ確信へと変わる。 あぁそうだ、きっと、この人は。]
ぁう…
[やや乱暴な手つきで頭を撫でられれば、なすがままに頭が揺れ、小さく声を漏らす。 反射的に挙げた手が、頭を撫でる手に触れて、そこからぴりりとした何かが走ったような気がした。 乱された髪を整えるのもそこそこに、目線を合わせてくれたその人を正面から見つめ、幾分はっきりした声を出す。]
怖くない、怖くない、です。 あなたはとっても綺麗で優しい人だもの。 …でも、やっぱり別ものです。 慕う人の数が違うもの。
[ぷうと膨らませた頬は、まるきり子供の仕草だった。]
(51) 2015/04/20(Mon) 23時半頃
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[答えなどない。少女に特別な声を聞く力などない。 不純物(アルコール)を叩き込まれた脳が、思考を乱す。]
…幸せすぎて、怖いよ…!
[考えないようにしていた事実。 蒼く凍る宇宙(そら)の果てで、孤独に一人朽ちるのが。 いつの間にやら桜と祭りの下で、華やかな幻想の中に居る。 薄汚れた『機巧忍軍』に相応しき最期は取り上げられて。 愛機を犠牲に、己は祭囃子の中で酩酊している。]
ぅうっ・・・!っえぅっ・・・!
[何故だか分からない。嗚咽が止まらない。 それでも足は前へ。あの天を突くほどの大きな桜の木の下へ。]
ぅキシシっ・・・!ひっく・・・シシ・・・!
[笑い泣きか、泣き笑いか、分からないものを顔に貼り付けて。何かに救いを求めて、ひた走る。**]
(52) 2015/04/20(Mon) 23時半頃
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[ “消えてしまうのは、怖いですか”
頭の中、反芻する言葉>>41を受け止めながら、左胸が呼応するように脈打つ。 彼の唇にはゆぅるりとした月が弧を描いている。 だから、怯えまずに、今度は、逃げてしまう前に。]
…消えちゃったら、もう会えないかもしれない。 忘れられたく、ないよ。 ……なんてね。
[ 唇が、勝手に動いては、主張する。 だから誤魔化しに一言付け足しては、今更に茶化した笑みを向ける。
ああ、そうだ。 笑顔は、便利だった。 そう教えてくれたのは誰か、覚えていないのだけど。 ]
(53) 2015/04/20(Mon) 23時半頃
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[ 願いを叶えてくれるかもしれない>>1:42
嘘か本当かは分からないけれど、耳にした話について尋ねてみた>>37 さすれば答えは、彼の周りには願いを実らせた人の話はまだ流れていないようで。
少しの沈黙が訪れれば、つられたように彼の顔を、唇を、立てられた人差し指を。 砂を引き摺る音の中、じっと見つめる。
でも、口元に添えられた指先に、 逃げられたような心地になってしまって。 自分だけ、教えるなんて。 そんな想いがこころの中を渦巻いた。]
………大切な人が、いたはずだから。 約束をしたんだ。…確か。 だから、会いに行きたい。
[ でも問われたなら、ぼくには覆う程大きな仮面も手もないから、言葉として形に残す。
たとえ、願いが叶わなくたって。 ]
(54) 2015/04/20(Mon) 23時半頃
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亀さんとぼくの内緒だよ。
[ この時だけは分かち合えるから。 ]
(55) 2015/04/20(Mon) 23時半頃
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