人狼議事


267 【突発誰歓】蔵書点検の狭間に【5発言RP】

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【人】 営利政府 トレイル

[ 開かれる度に繰り返す場面
 乳兄弟である主人公へ、旅立ちの前に向けた言葉
 けれど、図書館からとある学校の図書室へ贈られてからは
 まるで自分自身に向けているように感じることがある。

 児童書の並ぶコーナーで
 休み時間を告げる軽やかな音と近付く足音を聞いていた。

 少なくとも、個人に引き取られたものよりは
 あの頃に近い生活をしていると思う。
 それでも同じではない。明確な違いがあった。
 今も残る喪失感が証明していた。

 ……先生の元で綴られていた頃は
 自分は見送るばかりなのだと思っていたのに。 ]

(23) 2017/07/17(Mon) 01時頃

【人】 営利政府 トレイル

    おやおや、まあまあ
    全く、仕方ない子たちだ。

    手を洗ってから触っておくれよ。
    可愛らしくても許されないこともあるのだからね。
    本を泥だらけにするのは紛れもない罪さ。

[ この学校で僕を認める人間はいない
 誰もこの声を、姿を見つけられない。
 いつしか本の外に出ることは少なくなった。
 開かれるのを待つ、あるべき形で日々を過ごす。

 けれどついつい呟いてしまうのは
 存外出番の割にお喋りに作られてしまったからだろう。
 自覚したのはそう、図書館に寄贈されてからかな。 ]

(24) 2017/07/17(Mon) 01時頃

【人】 営利政府 トレイル


  そうだね、
  君だからという以外の理由を付けるのなら
  僕も何かを変えてみたかったんだろうね。

      孤独は恐ろしいものさ。
      その痛みを誰もが知っていて
      誰もが味わいたくないと思っている。

    豪華な調度品と綺麗な衣服、それに安全な城
    どれも贅沢で、皆が手に出来るものではない。
    けれどそれじゃ満たせないものもあるものさ。


    痛みの中で手に入れられるものもあるものさ。

(25) 2017/07/17(Mon) 01時頃

【人】 営利政府 トレイル

[ これは物語の最後の台詞
 獣の王を討って国へ帰って来た主人公と再会し
 彼の問いへ答えた時のものだ。

 主人公にとって兄のような存在
 大事な剣を彼に託す、それだけの役割。
 
 勇者の仲間でもない旅立ちの国の王子へ
 何かを思う子供は、きっととても少ない。

 だけど僕はあの日々を
 出会った人間を、本たちを今でも覚えている。
 これは確かな特別だ。 ]

    おやおや、まあまあ。
    走ってきて本棚に激突だなんて
    流石に生まれて初めて見たな。 

    驚きを通り越して逆に感心するよ
    そんなに急ぐ用事が図書室にあるのは君くらいさ*

(26) 2017/07/17(Mon) 01時頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2017/07/17(Mon) 01時半頃


【人】 放蕩者 ホレーショー

 『おばあちゃんの最期の作品を……多くの子供達へ。
  私のように、色んな生き物を知る楽しさを
  ホレーショーに教えてほしいから。』

[ばあさんの孫はおっきくなった後。
そう言って、おれを図書館へと寄贈した。]

 『祖母もきっと…それを望んでいると思うんです。』

[孫が寄贈するときにちょっと泣いてた理由だとか
最近ばあさんに会えなくなった理由だとか
その時のおれには、まだわからなくてさ。]

 ……おれは、ヒトの笑顔が好きだからよ。
 他の子供達もきっと笑顔にするから。
 だから、泣くなって。

[元気が出るようにってな。
おれは、綺麗に成長した孫の足元へ
白犬の体を寄せたのを、今でも覚えている。]

(27) 2017/07/17(Mon) 04時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[図書館でも色んなこどもの顔をみてきたが、なぁ。

やっぱり───
楽しそうなこどもの顔を見るのが、おれは好きだ]

 ……おまえさん、そのページが好きだなぁ。

[そんな呆れた声を出すのはもう何度目か。
図書館にいたときから数えると、
おれの両手じゃ数え切れない程になる。

……というのも。
今、夢中になっておれを読んでいる少年は
おれがまだ図書館にいたときも、
何度も何度もおれを借りては、
飽きもせず全部の頁をじっくり見て。
いつも最後に、その頁に戻るのが常だったからな。]

(28) 2017/07/17(Mon) 04時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

 ……そんなに、おれのことが好きか?

[子供部屋の床の上に本を広げて
夢中になって読む、小さな少年の前で。
おれは顔を覗き込む位置に陣取り、問いかける。

視線の先。開かれた本の頁は「いぬ」。
何度目になるかわからないが。
飽きもせず読むこいつもこいつなら。
その度に説明してやるおれもおれだろう。]

 ったく。しょうがないな。良く聞けよ。
 案内役、サモエドのホレーショーが教えてやる。

[おれには、いぬが好きって目で見られれば
おれが好きって言われているみたいで、
とても嬉しくなっちまうもんでな。]

(29) 2017/07/17(Mon) 04時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

 ……あぁ。
 サモエドっていうのはいぬの種類でな……

[得意げに、嬉しげに尻尾は揺れて。
おれはいつものように、そいつに図鑑の解説をし始めたんだ。

学校に引き取られるという話もあったらしいが。
一番、おれをよく読んでくれていた子の元に来れて。
おれはとても、幸せなんだと思う。

ばあさんの孫とした"子供を笑顔にする"という約束も
叶え続けることができそうだとは、思うけれど。]

(30) 2017/07/17(Mon) 04時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[────たまに、思い返すんだ。

ばあさんの家で、孫に読まれていた時のこと。
図書館で子供達に囲まれて読まれてた時のこと。
そして、図書館の、木と紙の匂い。
閉館後に色んなところからざわめき、飛び出す。
他のみんなとの、思い出。
おれたちの声が聞こえる館長と話すのも、
楽しかったなぁって。]

 ……わぅ。

[そんなことを考えていたら。だ。
大柄な躰に似合わねえことに……
ちょっとだけ、懐かしくなってしまってな。

寂しそうな声をだして、窓の方を見上げた後。
ふと、そんな自分がカッコ悪く思えてしまってさ。
誰にも見えてねえっていうのに、首をぶるりと振って、
慌てて少年の方を見直したんだ。]**

(31) 2017/07/17(Mon) 04時半頃

【人】 会計士 ディーン

[錆びるばかりの物語を拾い上げたのは、一人の女だった。
 女は様々な奇書の研究をしているのだという。
 ああ、何も大掛かりなモンじゃあない。
 ごくごく個人的な研究なのだろう。
 事実、目を通したのは最初の内ばかり。

 けれど、その時の彼女の表情と言ったら!]


  …………女性のする顔じゃありませんよ。

["うげ"だとか"げぇ"だとか、
 大凡そんな呻き声をあげる女に、呆れ顔。

 本の内容に顔を顰められた事実にではなく、
 (だって、そんなの慣れっこだ)。
 子も居る様な女が、そんな所作をしてはならない と。
 (なにせ頭の硬い、古い"人間"なので)]

(32) 2017/07/17(Mon) 07時半頃

【人】 会計士 ディーン

[例えどんな反応だろうと、構わないと思った。
 かつて、一番長居しただろう図書館に居た時も
 男の宿る本を開く人間は、そうは居なかったが故に。

 ……良い、と。思うのだ。
 読んで、反応がもらえれば、それで。
 少なくとも、以前はそう思っていた 筈だ]


  そうそう、ぼくが一番辛かったのは、
  何を隠そう、そのシーンなんですよ。

  ぼくは彼の事を、随分と信用していましたからねえ。
  絶望の為に生まれた、この胸が
  張り裂けそうになったのは、この一回きりでした。

  思えばこの裏切りで、
  ぼくのこの心は、凍りついてしまったのやも。
  酷い話でしょう? ねえ。
 

(33) 2017/07/17(Mon) 07時半頃

【人】 会計士 ディーン

[ゆたりと頁の捲られる、その横で。
 連なる悪趣味な演説を聞く者は、居ない。
 あの場所では、この声が届くものが居た。
 "彼"や"彼女"に語るのは、物語では無かったけれど。

 寂しいとかそういう感情は、男には無縁のものだ。
 あればきっと、永い物語の中で、
 気が狂ってしまっただろうから。
 最初から、何処か鈍い風に作られている。
 ……だからこれは、"寂しい"ではないのだろう]


  お嬢さん、解ります?
  ぼくの心臓が止まるのは、これで二度目。
  嗚呼、ご心配無く。ただの仮死状態ですよ。
  ────……痛苦の旅は、続くんです。

[ただ素直に、届けば良いとそう思った。
 語りかけるこの声が、彼女にも届けば]

(34) 2017/07/17(Mon) 07時半頃

【人】 会計士 ディーン

 
  ……これもまるで、その旅の続きの様だ。

[独り誰かの元を渡り歩く、己の性。
 そういえば、物語の中の男自身も、
 一処で安らげる事など、そう無かった。

 その中の一度が、ある家族の家に匿われた日々の事。
 そしてそれは、先に語った裏切りに繋がる]


  ぼくの作り主は、ええ、本当に。
  趣味も意地も悪いんですから。まったく。
  ま、ぼくも良い勝負してますけれど。

[永久なる痛苦を齎す根源。
 だとしても、嫌いにはなれぬその人物。
 もしかしたら、かのジョン・ドゥは
 男のモデルになっているのかもしれない。
 でなければ、意地の悪い所ばかり似ないだろう]

(35) 2017/07/17(Mon) 07時半頃

【人】 会計士 ディーン

 

  こんな糞ったれな物語を描く人非人ですけれど
  その本を好きなだけ研究して、
  どうぞ世に知らしめてやって下さいよ。ねえ。

  でなければ、ぼくがあまりに報われない。

[仕舞い込まれた本棚の端、口を尖らせてぼやく。
 そんな男のすぐそばで、
 女は呑気に子供に読み聞かせをしている様だ。

 ────嗚呼、まったく。
 此方の気も知らないで、無邪気な事で*]

(36) 2017/07/17(Mon) 07時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2017/07/17(Mon) 07時半頃


双子 朝顔は、メモを貼った。

2017/07/17(Mon) 08時頃


【人】 革命家 モンド

抗え!抗え!抗え!
この世界に叛逆せよ!この社会を打ち壊せ!

そうだ・・・これが俺の本質。
抗えば俺は自由になれる。自由になった後も抗い続ける。

俺には自由なんてない。
俺に出来ることは、この抗う心を伝えることだけ。

一人の少年が、俺を手に取る。
俺の生き様を見て、何を思う。

(37) 2017/07/17(Mon) 11時頃

【人】 革命家 モンド

ぼくが手に取った一冊の伝記。
ある偉い人の、嘘のような本当の話。

今みたいに学校に行くなんてことが出来なかった時代、
自分より偉い人からいじめられていた人達の、
戦いの話。

自由がないなら奪い取れ。
自由になるため戦え。

この世界に革命を。

ぼくは・・・今、ぼくは本当に自由だろうか?

(38) 2017/07/17(Mon) 11時半頃

【人】 執事見習い ロビン

["僕"は、絵本やらとは違い、
そう気軽に手にとって、楽しんで貰えるようなものじゃない。
勉強のお供。堅っ苦しく分厚い、読み物にならない本。
僕が作られている頃には、周りにも辞書ばかりだったものだから
むしろ楽しむだけの本の存在の方を、僕は知らなかったのだけれど。]

 …図書館も、なかなか悪く無かったです。

[そんな僕が今居る場所は、学校。教室の片隅で、子ども達と授業を一緒に聞いている。]

(39) 2017/07/17(Mon) 13時半頃

【人】 執事見習い ロビン


 あー、そこの答えは違いますったら…
 さっき先生が言ってましたでしょうが、それ…

[ぶつぶつ独り言を言いながら、後ろの席の生徒に茶々を入れる。
学びの場。
僕が使われる機会が少なくないここは、中々に退屈しない楽しい場所だ。]

(40) 2017/07/17(Mon) 13時半頃

【人】 青い鳥 デメテル

[小さな町にある、小学校の図書室。
 わたしが今いる場所。

 ここの柔らかい陽射しが入る窓辺が好きだ。
 懐かしい図書館を思い起こしてくれるから。

 それだけじゃない。
 穏やかに流れる時間や
 微かに聞こえる笑い声も。

 図書館でみんなと作った、楽しかった空間
 あの時のしあわせに似てるから
 気に入っている。]

(41) 2017/07/17(Mon) 16時半頃

【人】 青い鳥 デメテル

[まだ10歳にも満たない女の子が
 わたしに触れた。]

 はじめまして。
 わたしを見つけてくれて
 ありがとう。

[作者が作った物語を
 味わっていく女の子。

 いま 目の前の彼女は頭の中
 物語をどのように描いているだろう。

 そして、辿り付けるだろうか。
 鳥籠の青い鳥、に込められた
 メッセージの意味に。]

(42) 2017/07/17(Mon) 16時半頃

【人】 青い鳥 デメテル

[本を読み終え、
 表紙のイラストを指でなぞる女の子。
 くすぐったい、と笑って。
 わたしは声をかけた。]

 ながい旅から戻ったふたり。
 さいごに、おうちの鳥籠にすむ鳥が
 探していた青い鳥だときづくの。

 あなたの目には、その鳥籠の青い鳥は
 なにをしめすメッセージだと映った?
 解釈はひとそれぞれ。

(43) 2017/07/17(Mon) 16時半頃

【人】 青い鳥 デメテル


 だけど、いつかわかって。
 「幸せは、すぐそばにある。」
 そのことに。

[ポケットから、青い羽根に触った手を抜いて。
 女の子の指に、わたしの手を重ねた。
 やがてゆっくりと目を閉じる。

 彼女はわたしの手に気づかないだろうけど。]

(44) 2017/07/17(Mon) 16時半頃

【人】 青い鳥 デメテル

[しあわせの尊さを噛みしめて
 あの図書館での楽しかった時間を
 後悔ないよう、過ごせたと思っている。
 作者のこの教えがあったからこそだ。

 だからわたしは、今日も伝えるの。
 身近なしあわせの大切さを。*]

(45) 2017/07/17(Mon) 16時半頃

青い鳥 デメテルは、メモを貼った。

2017/07/17(Mon) 16時半頃


【人】 革命家 モンド

この世には不条理、理不尽、自由じゃないものは幾らでもある。

規律、制度、法則。
とびきり訳の分からないものも沢山ある。

ぼくには、友達と呼べる存在がいない。
友達と思っていた者は、ぼくを馬鹿にしていた。
あまりにも理不尽だ。
他人を傷つけることは、そんなに楽しいか。

・・・理不尽を変えるため戦った者の、本。
ふと、手に取った本から、微かな声が・・・

抗うの…。理不…を…せ。…条理…正せ。
たたか…。た…か…。……かえ!

(46) 2017/07/17(Mon) 19時頃

【人】 革命家 モンド

「酷くやられたな、坊主」

誰だよおっさん、今ちょっと機嫌悪いんだ。
って、おっさんどこにいるんだ?

「んなことどうでもいいがよ、坊主。流石に1人で10人相手は無理だぜ。
味方は多いに越したことはない。自分の味方を増やせ。
大丈夫だ。味方になってくれる人はいるさ。
なに、俺も元々一人だったよ。
お前は一歩踏み出せた。上出来じゃないか。」

ああ、ぼくも抗ってやるさ。理不尽に立ち向かってやる。

少年は、借りた本を、卒業するまで滞納したというのは、後の話。

(47) 2017/07/17(Mon) 19時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[教室の後ろから生徒達の背を見据える。
授業の内容を聴きながら、僕が先生と呼んでいた彼の事を思い出す。
先生も、いつかはこの小さな背のひとつだった。
ここからまた、未来に僕らの仲間を作りだす人が出来るのだろう。
ひとが育つとは、なんと楽しい事か。

…多分、先生も僕を作りながら、そう思っていたんじゃないか。
ぼんやりと、思い浮かべた。]

(48) 2017/07/17(Mon) 22時頃

【人】 執事見習い ロビン

[語彙が増える楽しさを。
言葉の世界が無限に広がる楽しさを。
彼らはこれから知っていく。そのはずだ。]

[授業のチャイムが鳴る。
先ほど茶々を入れていた生徒が、こちらを振り向いた。
次の時間に国語辞典を使うのだろうか。その予想は、あっさり裏切られて]

(49) 2017/07/17(Mon) 22時頃

【人】 執事見習い ロビン

「……あなたは、誰…?」

["僕"に、話しかけた。この僕にだ!

人間と話すのは図書館の館長以来だった。
歓喜と期待に胸を膨らませながら、
僕はその子ににっこり笑ってみせた。

思い出は再び、作られ始める。]*

(50) 2017/07/17(Mon) 22時頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2017/07/17(Mon) 23時頃


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