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そんな処、あった?
他の誰かと間違えてないよね?
[不安そうに呟き、じっと彼女の眸を覗きこんだ。]
ごめん、意地悪謂ったね。
[眸を潤ませるヨーラにまずは一言謝って。]
それに貴女を目の前にして、私が我慢できると、想う?
[と耳元で囁き、羽織らせたコートを脱がそうと手を掛けた。]
もう、沢山ありすぎて――…
[じっと眸を覗き込む彼女に、部屋へと続く天井の高い回廊を歩みつつ語る――。
地上に居た時に商業地区に向かう際、何があっても女を守ると誓ってくれた事から、この世界で百合の馨に酷く酔った時に女を庇うように庇護してくれた事等を語り。
それに、常に女を導くように行動してくれる事も女の眼にはとても頼もしくて素敵、と思っている事などを、うっとりと思い出すように語るだろう]
―――…
[我慢できると想う?と問う声を聞けば、嬉しそうに微笑み、左右に首を振って。]
私も、我慢できない、もの――。
[耳元で囁く言葉に、熱っぽく語り。
コートを脱がそうと手をかけられれば、そのまま生まれたままの姿へと転じ、誘うように彼女の首に腕を回そうとするだろう。]
メモを貼った。
メモを貼った。
―― 城内・聖堂 ――
――…。
[ステンドグラス。
何を祀っているのかも分からぬこの聖堂で
一人祈りを捧げる。]
リン、ダ……
[黒猫は手紙を届けてくれただろうか。
リンダがそれを読んでくれただろうか。
不安に揺れそうになる心を鎮める様に、
ただ、両手を胸の前で組んで、祈る。
やがて――遠くから、彼女の足音が、聞こえる、だろうか]
―― 城内・聖堂 ――
[足音は二つ。
軽い四足と、追いかける二足。
は、は、と呼吸音が其れに混じり]
――…。
[やがて黒猫に導かれた姿が
ステンドグラスに出迎えられて]
イリス……?
[こつ、と足を止めて
絞り出す様な声で、名を呼んだ。]
[聞こえる、近付いてくる足音。
ステンドグラスに照らされ一度瞑目した後で、
ゆっくりと、聖堂の入り口へ向き直る。]
…――
[一寸、言葉を失った様に彼女の姿を見て。
唇を開いては、閉じ、
――とん、とんッ、と弾む様に駆ければ、
背の高い彼女に思い切り抱きつこうと]
……ッ、リンダぁ!
……ん
[駆けて来たイリスを抱き留める
眸を閉じて
優しい笑みでそっと髪を撫ぜながら]
ごめん。
………ごめん、ね?
[耳元で囁いた
イリスの感覚を取り戻すように
髪を
その奥の小さな頭をそっと撫ぜ続ける。]
[柔らかい感触。
愛しい温度。
囁く声にゆらゆらとかぶりを振って]
謝ることなんて、何も無い。
唯――逢いたかった。
[見上げる視線。
彼女の優しい笑みに、
へにゃり、と、相好を崩して。]
うん。
[髪を梳くように撫ぜる。
指先は緩やかに、頬へ。
つ、となぞりながら]
私も、―――逢いたかった。
だから此処に居るんだよ。
[見下ろす視線。
相好を崩すイリスの鼻先へと
自分の鼻先を寄せる。]
…… ん。
[彼女の指先が頬を伝う。
心地よくて、眸を細めた。]
嬉しいわ。
……リンダ。
[鼻先同士を、そっと触れ合わせては
くすくすと笑って。
とてもやわらかな、
懐かしさすら覚える、心地の良い笑みを、浮かべた。]
……
[笑みを浮かべる頬から
つ、と指先を滑らせて
さぐるように触れたのは首筋。
自分の手が苦しめた、彼女の細い首。]
いたく、ない?
[眉を寄せ、
心配そうに*問い掛ける*。]
メモを貼った。
ううん。
大丈夫、よ。
[撫ぜる、触れる、彼女の指先。
微笑んで応えた後で、
そっと、自らの手を彼女の首筋に触れさせて]
私こそ。
リンダを……苦しめた。
ごめん、ね。
[さらりと撫ぜる。
僅かに双眸を細めた]
奪ってしまいたかった。
リンダの全てを――…。
[それは、どこか、危うさを感じさせる、笑みで。
だけど――もう奪う必要なんか、無い。
リンダは今、確かに、*此処に居るから*]
メモを貼った。
[うっとりと語られる、彼女の中の自分への想いに、
暫し顔を赤く染めて。
何時もの軽口さえ利けずに、ただ頷くばかり――]
やっぱり……えっち。
あんなに、さっきしたばかりなのに。
[熱っぽく語られる囁きに、くすりと笑う。]
[水を浴びたせいか、すっかりと冷たくなった身体を指で撫でながら]
こんなに……冷たくなってる。
また、温めてあげる、ね?
[彼女が羽織るコートを床に落とし、生まれたままの姿にして。
自らの首へ彼女の腕が回されれば、それがはじまりの合図。
ベッドへと連れて行く時間すら惜しいというように、
立ったまま彼女の身体を抱きしめ、何度も繰り返すキス。]
……んっ、ふ…ぅん……ヨーラす、き――…
[繰り返されるキスがだんだんと熱っぽく、そして水音を響かせるようになれば、
一旦唇を離し、二人の間を繋ぐ銀色の架け橋をぺろりと舐めとり]
ヨーラ、そこのソファの背もたれに手をついて?
[彼女の手を取り、告げた場所へと導く。]
[自らも衣服を脱いで、包み込むように後ろから抱きしめる。]
たまにはこういうのも、好いでしょう……?
[耳朶を食みながら、くすりと笑う。]
沢山、鳴いてね?
もっともっと、貴女の色んな貌が見たい、から――
[耳元で煽る様に囁き、
抱きしめていた手をたわわに実る彼女の二つの柔らかな果実や、
薄い茂みに隠された泉へと伸ばした。
彼女が甘い声をあげれば、それを始まりの台詞として。
時も何もかも忘れて何度も繰り返される、
二人だけの饗宴が幕を開ける――**]
メモを貼った。
![]() | 【人】 長老の孫 マーゴ…、そう ね。 (27) 2010/04/02(Fri) 11時頃 |
[ヨーラが鳴いて意識を失うまで彼女の身体を味わった後、
ぐったりとして力のなくなったその身体を抱きしめて、
その髪を撫でている。]
ふふ。可愛いな……。
こうしてると、綺麗なお人形みたいだ。
[薔薇色の頬に、うっとりと頬を寄せて。
絹糸のような髪を指で櫛梳き、流す。
愛しそうに目を細めながら、何度も何度も。]
[部屋の入口でコートを落とされ、立ったまま抱かれ、何度もキスが繰り返されれば、小鳥のように彼女の唇を啄ばみ味わい。]
グロリア、好き――…
ん…――――ッ
[熱い情熱的な口付けへと変じるのも直ぐで。
彼女が女の身体を温めてあげるとの言葉通りに、今では奥から湧き出でる甘い疼き、とくんとくんと鼓動が脈打つ度に熱くなり。]
ソファに?
[小首を傾げるも、手を取り導かれれば、彼女に抗える訳もなく]
メモを貼った。
メモを貼った。
[彼女の顔が見えない姿勢にされるのは不安だったけれど、
甘く耳朶を食まれながら彼女に背後から包まれ――その双丘や熱く爛れた泉が彼女の手で愛撫されると、女は甘い声を漏らし始め、何もかも忘れて、ただ彼女によって齎される快楽に翻弄されて。]
あっ、あッ……
恥ずかしい、から――…こんな姿勢。
ん、でも……感じる……
[沢山鳴いてねと嘯く彼女に操られるまま、求められるままに切ない声で何度も鳴いて。
逃げ場の無い快楽に切羽詰ったような表情を見せ、ソファの背もたれにしがみ付いて。
やがて、快楽の果て意識を手放すだろう]
――――…
[ソファに抱きつくようにぐったりとしているも。
暫くすれば、彼女が女の髪を撫で梳く刺激にその長い睫毛はゆっくりと開いていく]
メモを貼った。
メモを貼った。
[眸がうっすらと開いて行けば、
ちゅ…とその目元に口付けて。」
おはよう。私の白雪姫。
[柔らかく微笑み、其の頬を撫でる。]
さっきのヨーラ、すごく可愛かった。
[うっとりと呟き、耳元で低く、]
後ろからって謂うの、ひょっとして……好き?
[と、揶揄する調子で、囁いた。]
![]() | 【人】 長老の孫 マーゴ
(28) 2010/04/02(Fri) 11時半頃 |
![]() | 【人】 長老の孫 マーゴ――… (29) 2010/04/02(Fri) 11時半頃 |
メモを貼った。
![]() | 【人】 長老の孫 マーゴ[むせ返るような花の香りがする。 (30) 2010/04/02(Fri) 11時半頃 |
![]() | 【人】 長老の孫 マーゴ[花の咲く庭。春の気配漂わせる、 (31) 2010/04/02(Fri) 11時半頃 |
[薄っすらと開いた目元に口付けられるのが擽ったかったけど。
柔らかく微笑み、頬を撫でられれば、その撫でる手に甘えるように]
おはよう、悪い魔女さん。
[くすり笑み。]
んっ――…好き……かも。
でも、ちょっと、だけ……ちょっとだけよ?
[彼女の前では素直でいようと決めたので、揶揄されるのには顔を火が噴いたように赤らめるも。
思わぬ姿勢に、彼女にあのように扱われるのに、興奮し何時も以上に乱れたのは事実だったので。
一番好きなのはあくまでも彼女の顔が見えるのがと、強調はして。]
[素直に返ってくる返事に、一瞬キョトンとなる、が、
赤らめるその顔が可愛くて、くすくすと笑い]
じゃあ、時々やろうね?
ヨーラにいっぱい気持ち良くなって欲しいし。
[続けて強調するのには、うんうんと頷き]
私も……貴女の顔が見えるのが、やっぱり一番好きかな。
貴女の可愛い顔、いっぱい見ていたいから。
莫迦……
ん、もう――…
手をつなぎあったり、キスするだけなのも好きなのよ?
……でも、嬉しい。いっぱい見て欲しい。わたしもあなたの可愛い顔を沢山みたいもの。
[くすくす笑う彼女に女も笑い]
そんなに笑うとお返ししない、とね?
[未だ裸のまま、彼女に抱きついて、その首筋に赤い花を咲かせ、彼女の可愛い顔を見ようとしたりする]
![]() | 【人】 長老の孫 マーゴ
(32) 2010/04/02(Fri) 12時頃 |
私も同じだよ。
手を繋いで、指を絡ませて。
そんなティーンのデートみたいな事も、好き。
でも、貴女の傍に居ると、貴女が欲しいって気持ちが止まらなくなるんだ。
[おかしいのかな、と続けて。
彼女の言葉には、微かに頬を赤らめ、眸を反らして]
……いいよ。貴女にだったら沢山見てほしい、から。
[お返し、と首筋に咲く赤い花。
ぎゅっと抱きつくその身体に腕を回し、しがみつく。]
よー、ら……。もっと…して?
[切なそうに眸を潤ませて、
顔を覗き込むその唇に、自分のそれを重ねた。]
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