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[ふと見ると、ヤニクの姿があった]
ヤニクさん…
[想う人には会えたのだろうか?様々な疑問はあるが、
エリアスと言葉を交わしているのを見守る。]
【人】 手伝い クラリッサ[頭に落ちる感覚。 (30) 2012/03/30(Fri) 17時頃 |
【人】 手伝い クラリッサ 約束通り、ブローリンさんを待っているわ。 (31) 2012/03/30(Fri) 17時頃 |
【人】 手伝い クラリッサ[女は読唇術など心得ていない。 (33) 2012/03/30(Fri) 17時半頃 |
【人】 手伝い クラリッサ[けれど、言葉にしなければ、戀という形を自覚は出来ず。 (34) 2012/03/30(Fri) 17時半頃 |
【人】 手伝い クラリッサ[互いに温もりが感じられる距離。 (36) 2012/03/30(Fri) 18時頃 |
[どこからともなくセレストの呼び声が。
近くにいるのだろうか。
顔をあげ、声のする方へ。
ふわっと微笑んだ。
彼女もこのもどかしい2人を。
見守りたいと思っているのだろうか。
だけど、しかし。
2人の間に通うものは深く根強い。
春がくれば花を咲かす蒲公英のように。
ささやかだが暖かい太陽の様なあの花のように。]
[死神の振るう鎌も気まぐれだが。
恋の天使の放つ矢もまた気まぐれ。
たまたま自分に刺さったのは。
片方がない……それだけのこと。
この2人には互いに引き合う同じ矢が。
刺さって結びつけたのだろう。
クラリッサが愛おしい。
けれど、それと同じくらい……2人ともが愛おしい。**]
[これも気まぐれな天使の矢がもたらす想いなのだろうか?]
[セレストの声
向けた視界の中、泣きそうな顔の幼馴染が見えて]
――うん、往生際悪いと思うけどね。
やっぱり、最後は村に居たかったから。
[ただいま、と小さく告げる。
また会えたのは嬉しいけれど、このような再会はしたくなかった。
やはりセレストも亡くなっていたことを実感して、薄水色の瞳が悲しげに微笑んだ]
[大切な人たちが心を交わしている。
どんなやり取りをしているのかは知らない。
そのやりとりを聞くほどに近くには居ないから。
ただ、その哀しくも優しく愛しい雰囲気をそっと見守っている。
幸せになって欲しいと願った人が居る。
それが叶うことを、ただ祈った**]
メモを貼った。
【人】 手伝い クラリッサ[夕方。村の入り口。見送りの中に女の姿があった。 (45) 2012/03/30(Fri) 21時半頃 |
【人】 手伝い クラリッサ[そして陽が暮れてから、女はやっと詰めていた息を吐く。 (46) 2012/03/30(Fri) 21時半頃 |
[クラリッサとブローリンを見つめる。
クラリッサと同い年のセレストにとって、淡い恋心を抱く相手なく死んでしまった悔いが全くないといえば嘘になる。
しかしそれよりも、ブローリンに出撃命令が下ったほうが切なかった。]
…クラリッサ…。
[今、彼女は何を想うのだろう。それを測り知ることはできないが、なんとか、クラリッサには幸せにと願う。
エリアスの言葉が耳に入れば、
同意するように頷いた。]
メモを貼った。
【人】 手伝い クラリッサ[そんな女にかかる声がある。 (51) 2012/03/30(Fri) 22時頃 |
[歌に導かれた先に並んだ二つの影
その姿に目を見張り、駆け寄った]
……セレス、ヨーランダ!
居たのか、すまない。
墓場を守らなくて。
……ベネットが手紙に気づいてくれるといいんだけれど。
[幸せそうなセレストの顔を見たら、もうそれで良かった]
メモを貼った。
【人】 手伝い クラリッサ[頭にかかる感触。 (62) 2012/03/30(Fri) 22時半頃 |
【人】 手伝い クラリッサ[ダーラの名を出した時、 (63) 2012/03/30(Fri) 22時半頃 |
[機械は無いのに、それでも悲痛な声は聞こえてくる
残すことは本当に辛い、でも……]
……――ホレーショー!
アンタ、本当にバカだよ。
ちゃんと二人には会えたから。大丈夫。
でもね、幸せだって言うにはまだ先になりそうなんだ。
アタシの家族には、アンタの席だってある。
三十年ぐらいは待っててあげるから。
だから、ジイサンになったら出迎えてやるよ。
それまでは、全部お預けだ、バカ。
村に居る人、皆、幸せになってくれればいい。
[ナタリアの元に集まる、皆の心も。
それぞれの手元から、大切に思う相手に伝えられれば、きっとそれが一番。
でもそれがかなわないからこそ、彼女の元に集まるのだろう。
夕刻のナタリアの家で。
生きていたときのように、物思いに沈むナタリアの傍で座っている]
[駆け寄って来たダーラをぎゅっと抱き締める。]
いいんだ。
ベネットならきっと、私達との約束を
果たしてくれる。
ベネットは辛いだろうが、
彼に赤紙が届かない事を祈るよ。
[この状況になっても召集されない。
その事で心無い村人からやっかみを受けるだろう彼を心配はするけれど、それでも──と。
ベネットが永らえる事を望むのは女の我が儘か。
彼には戦争のない世で伸び伸びと生きて欲しいと、ずっと窮屈そうな姿を見て来た女は思う。]
【人】 手伝い クラリッサ ええ、最後の最後まで、生きるわ。 (73) 2012/03/30(Fri) 23時頃 |
[涙は弱いから流すのではなく。
悲しみを癒すために流すもので。
……それは、彼女自身が強くなるための儀式。
生きる意志を自ら選ぶクラリッサは。
儚げなか弱いものではなく。
強くなろうとするもの。
やがて、彼女もドナルドの死を受け入れ。
寄り添うことで故郷を護っていくメアリーみたいに。
ひとりになっても、孤独ではないものになるのだろう。
風にそよぐ草花のように。
しなやかに伸びやかに生きていくのだろう。]
[ぎゅ、とヨーランダを抱きしめる]
ああ、もうベネットに届かないことを祈るしかできない。
[それでもまだ、彼には届いていないから
当人はかなり気にしているのだろうけれど
それは心強くもあり、だからこそこうして勝手ができた]
押し付けられて迷惑かもしれないけれど。
アタシらの弟だから、仕方ないね……
【人】 手伝い クラリッサ[ゆるく涙を拭って、目の前の人と視線を合わせる。] (78) 2012/03/30(Fri) 23時頃 |
[どこかにエリアスの気配もある。
あまりにも早く、逝ってしまった。
あまりにも、あっけなく。]
生きる希みのない戦いに何故送り出す──…。
戦がひとを、くにを変えるのか。
それでも、現し世から戦の絶える事はないのだろう。
[疑問は細波のように寄せては返す。]
なら私は、こちらに来て良かったと思う。
ここでなら、もう、誰も泣かずにすむから───。
……そうだね、ほんとに、はやく戦争が終るといい。
[ナタリアのつぶやきに、聞こえないとわかっている言葉を返す。
母も、姉もまだ生きている。
父はどうだろう――大分前に徴兵されたのだから、きっと己のように使い捨てにはされていないはずだ。
父が生きてかえってくれれば母はきっと大丈夫。
姉も、生きていてくれれば幸せを見つけてくれると信じている。
ナタリアが夜の支度を始める前に外へとでて。
あてもなく、さまようように。
生きているうちには殆ど出来なかった、夜空の下の散策を、している**]
メモを貼った。
[ダーラとヨーランダが抱きあうのを見つめる]
…ダーラ…
[そっと二人に寄り添い、二人の会話を聞いていた]
もう赤紙なんか来なければ…いいのにね。
[自分のたどった末路、ヨーランダに癒されたとはいえ、未だ記憶から消えない身ゆえ、顔を顰める。]
[帰路につくクラリッサをそっと見守る。
多分、彼女には見えないだろうが。
せめて、ブローリンが戻るまではそうしていたいと。
戦争が終われば、彼は帰ってくるに違いない。
例え魂だけになっても、彼女は彼の故郷なのだから。]
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