126 生贄と救済の果てに〜雨尽きぬ廃村・ノア〜
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―少し前―
[何ができるかと問えば、ホレーショーは思案の後、提案する>>118]
私が、コリーンさんを…
[私が。コリーンを”殺害”する。 その事実に一瞬怯みかけるも。
…ホレーショーの傷は癒えたばかりだ。 体力がどれだけ回復したかはわからないが、怪我人だった人に二人同時に相手をさせるなんてことはできない。 仲間を護るために。今自分で、そう決意したではないか。
自分より数倍戦い慣れているだろうコリーンが相手だが、聞けば彼女は負傷しているという>>118。]
わかりました。 では、ヤニクさんはお願いしますね。
[迷いを振り切って、ホレーショーに頷きを返した。]
(133) 2013/06/18(Tue) 23時頃
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[禁術を用い、彼女は相棒である魔法使いを救済する。
彼女の左目が最後に写したのは
相棒の、顔。
助けられた相棒は
代償を負った彼女を庇うように。
辛うじて魔物を倒した。
どうやってなのか、分からない。
ただ、相棒は必死だった。]
[その日の夜。
相棒は彼女に問うた。
どうして、救済したのか。
と。
其れに対し、
わからない。
と、彼女は答えた。]
[其れを聞いた相棒は、
謝罪の言葉を繰り返す彼女の手を握り
感謝の言葉を繰り返した。
彼女の左目が光を失った時の話だ。]
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『じゃ、行くか。』 [軽く打ち合わせを済ませて>>117。 簡潔に述べられた言葉を合図に、彼に手を差し伸べた。]
…はい!
[思い返すは先程かけられた言葉。]
『戦うと決意で来たんなら、ソフィアおまえは強い。』 『頼りにするぜ。』
[嬉しかった。そんなことを言われたのは初めてだったから。 肩に触れた力強い手に励まされて、私は満面の笑みを返したのだった。]
(137) 2013/06/18(Tue) 23時頃
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[こんな状況だというのに、 ブーツによるホレーショーとの移動は、なんだか楽しかった。 あぶね、と連呼する彼>>127が面白くて、少し笑ってしまう。]
[そうして、森の奥へ。 ちらりと見上げれば、険しい表情のホレーショー>>128]
[しかしそれも一瞬のこと。 すぐに対象を見つけては>>131]
[不安げにホレーショーを振り向きながらも、そっと背に触れる手に後押しされ、コリーンの元へと足を踏み出す]
(139) 2013/06/18(Tue) 23時頃
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[コリーンがこちらに気付く>>130。 どうしようか。緊張して喉が渇く。]
(自然に、自然に…。)
コリーンさん…! その怪我は…一体、どうされたんです…?
[彼女の怪我も相当酷かったから、動揺したのは本当で。 思わず駆け寄りかけて――しかしゆっくりと、コリーンの方へ歩を進めていく。
その顔に緊張は浮かんでいただろうか。
…コリーンは敵なのだ。 彼女が急に攻撃してきた時に備えて、こちらも用心を欠かさない。]
(141) 2013/06/18(Tue) 23時頃
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『一人なの?』
[そうコリーンは尋ねた。 確認しているのだ、きっと。 戦えないソフィア――本当に一人なら襲うチャンスだから。]
…はい。 コリーンさん達と別れた後、ツェツィーリヤさんを探してこっちまで来て。
一度ヴェラさんとは会ったのですが…他の人には会えなくて…
[もう少し、もう少し。 声をかけながら、隙を伺う…]
(143) 2013/06/18(Tue) 23時頃
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ソフィアは、思わず手に力が入るが、コリーンがそれに気付いたかどうか。**
2013/06/18(Tue) 23時頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/06/18(Tue) 23時頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/06/18(Tue) 23時半頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/06/19(Wed) 00時頃
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