人狼議事


25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―

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 ……主さま?

[傍で囁いていれば、静かな主の言葉。
見上げ、一度目を丸くして
頷いた]


 ――…けど、其れを
 見つけるのは中々難しいんですよ。
 ボクみたいに、隅に隠れて逃げていては。


―胡蝶の夢―

[己が魂と常世を繋ぐ糸が絶たれる前。
夢現に、胸元に宛てられる刃物の感覚を得た。]

 『嗚呼、なんや、殺してくれはるなら
  謂うてくださればえかったのに……
  本郷様に頼まれた鷺草を、作れないやないですか』

[現で既に音にならぬ声。
笑いを堪えるように震えたのは、常によに肩だったか。
もはや、蝶の翅(魂)だったか。]





[かけられる言葉に、沈黙。
蝶の翅に絡む新たな細い糸は、まるで手妻の種のように。

死ねば、唯の蝶になれると思っていた。
けれど、所詮、胡蝶の夢
――……夢の中を花であったと覚えながら、蝶は飛ぶ。

細い糸の先は、主の傍らに咲く双花の片割れに。]

 『わすれへんですよ。朧様。
 きっと、片割れの花も……』

[もとは果たして何色だったか。
紅に染まった花の隣、白の花から蝶は糸を引く。]



 鵠……―――

[その糸を渡すべき片割れの名を呼んで、蝶は青い空を翔る。
生きる時の夢では、届かなかった手を翅にかえて

               ――共に飛ぼうと。

姿を見つけし鍵は、りん――と鳴る鈴の音。]



――…己は仏にはなれない

[僧の言葉に、
鵠は首を横に振る。
嫌いで
いとしい
そう、囁く声がある]


…憎みたいのか、
……行き場がない。
憎みきればいっそ楽なのかも知らん…。


[苦さ混じるこえ。


――――りん、と
鈴の音すれば顔を上げた]


【人】 記者 イアン

 好きに言えば良い!!好きに嗤えば良い!
 選べば高尚か?選べば心があるか?
 戯言よ!!どれも所詮人殺しよ!!

[本郷の言葉が彼を狼憑きと言うが
 既に青年にはどうでも良かった…ただ、殲滅せよと]

[舞い手の本懐は傷つけることにはない。
 例え武家の心を教え込まれても、
 どれほどの武舞の舞い手だとしても。]

[響く剣戟。刀に走る感触本来舞い途中にはないもの。
 けれど、それを忘れるように青年の剣は舞う
 弾くその流れに刀を乗せて
 次いでくりだすは胴を払う中段]

 死なぞ、何時でも賭しておる!!

(61) 2010/08/08(Sun) 16時半頃

―そして夢から醒めた狭間の場所で―

[りん――鈴の音に誘われるよう。]


[夢から目覚めるに似た、薄ぼんやりとした意識。
頭を掻く――その仕草に、今自分は蝶でなく、人の形と識る。

狭間を彷徨う3人にも、その姿は、初めは霞のように朧げに。
しかし、次第にはっきりと見えるようになるだろう。]

 ……何の話、しとん?

[3つの魂は、そろってあるやなしや。
聴こえる声に、問いを向ける。
かんばせに浮かぶ表情は、その場の話題には似合わないか
――生前と変わらずの微笑。]




……かげつ?


[紫苑色は空を見る。
手をまた伸ばせば
微か糸が煌めいたように見えるか]


 
 鵠、さん、ちょっとぶりでえぇんかな。

[花の名で呼ばれれば、
相手の名を呼ぶのに惑ったような違和が生まれる。
ひらひら――何かを誤魔化すように手を振れば、
まるで手妻の種のように糸が煌いた。

――……幻の糸手を、どこか躊躇いながらも
         空に伸ばすような手に向けた。]


【人】 記者 イアン

[回避された太刀は空を凪いで。
 遠く、後ろに飛ぶ音。あわせるように
 太刀を一度旋回させ中段に構えなおす。]

[そう、どれだけ人殺しを繰り返しても
 舞い手は舞い手。それでも人殺しの舞を
 請われれば、拒否出来ず壊れるまま舞うが舞い手。]

 …………さよか。

[そうとまで言われれば、柄に添える右手を
 足音、近づくまでの間に後頭部に回し
 目を覆う包帯を引く。

 ゆっくり近づく音に細い衣擦れが絡まり
 覗くは燃える紅]

(64) 2010/08/08(Sun) 16時半頃


…、―――― っ、

[名前を戸惑うように呼ばれて、
表情が何処か泣きそうに歪んだ。

差し出された煌めく幻の糸、
指先に絡めて]

…胡蝶、

[震えた声で漸く呼んで
彼の手を取って
体預けるように側へ。

―――りん、と鳴る]


 そんな顔しぃへんといて。
 ひどぅしとなるやろ?

[泣きそうに歪む顔を見て、
褥の言葉を重ねて、揶揄うように紡ぐ。

あの時と同じよう。
言葉とは裏腹に、優しく、けれどしかと絡める手。]

 鵠……―――

[朧の花である証、渡した後。
花でない名を呼ばれれば、今は鳥に寄り添う蝶となりて。
敬称なく、惑いなく、呼ぶ名。

―――鳴る音と共に、寄る身をかき抱いた。]


記者 イアンは、本屋 ベネットの言に返すのは、ただ、ただ赤い瞳。

2010/08/08(Sun) 17時頃


 憎みたいなら、
 ひとは獣を
 獣はひとを
 
 ひとが獣を殺し
 獣がひとを喰らう限り

 我等はこの先も
 相容れぬ

[うた紡ぎ終える頃、蝶が舞うを知る
主の腕に擁かれたまま、高き嶺の花が揃うを
遠くを見詰めるよう流し見た] 


【人】 記者 イアン

 …………戯言よ。
 俺は……いや、なんでもない……

[己が滴る血を反映するように赤くある瞳
 その瞳を好んだことは青年には一度もない。
 むしろ、暗き中に青みを帯びる瞳のがいかに綺麗か。
 それも己の紅で焚き付ければ
 焼かれる鉄の如く色はうつるのか?
 地平が日に焼かれる直前の空の色を見つめ返し思う]

 ああ。言った。
 ……総て、殺す。

[上着を手に絡め、さらにもう一つ持つ姿、
 近づく姿にうなづきを返し。
 絡む包帯を投げ捨てる。]

(66) 2010/08/08(Sun) 17時半頃

[獣とひとは相容れぬ。
ひとのように情を見せる少年は
少年の声で獣をうたう。
ひとをうたう。

それは最早さだめだろうか、
けれど今、答えは出せず。

―――見るは、対の花、高嶺の花、蝶――]


[褥での囁きと同じ言葉、
目元赤くして]

ばか、

[小さく謂った。
絡める手を握りかえして
かき抱かれた腕の中、
背に手を触れて、精一杯力を込めた。
―――煌めく糸は確かに結ばれ]

胡蝶、…
―――――っ、こちょう…

[堰を切ったように名前を繰り返す。
涙の気配を滲ませて]


 ほら、今も其処に

[つと指差す先に、対峙する二人]

 獣故に
 人故に
 想いあれど、交わらぬ

[溜息。
主の胸に頬寄せて、秋の心が漏れる]

 あれが本来あるべき姿だよ。
 ボクもきっと主さまが居なかったら

[口を噤んだ。
花が花を呼ぶこえを、かき消さぬように]


【人】 記者 イアン

 それは…………――

[大したことではない。けれど一度言い淀めば
 改めて口に出すのは難しく。

 上着を巻いた手が刃を手に握りこむ。
 その為の布かと、眉を顰め緩く刀を引けば
 紅が映るように滲む赤。]

 …………それが、望みの殺され方とあれば
 いいだろう。

[ただ、切り伏せるよりも、赤を滲ませる
 黒い布から刀を引き抜くことができず
 言葉に頷き太刀から手を離す。

 本郷が手を離せばガラン、と重い音が響くだろう]

 ………その、色のほうが……いい。

(68) 2010/08/08(Sun) 18時頃

【人】 記者 イアン

[首に手を伸ばす仕草。いえなかった言葉。
 それだけを切り取ればまるで情事か。
 けれど指先は首へと絡みつく]

(69) 2010/08/08(Sun) 18時頃

 嗚呼、胡蝶、胡蝶やで。
 鵠と朧様のおかげで、胡蝶に戻れた……―――

[鵠を白以外の何かに染めようとして、
白に染められたのは華月だった。
そして、花主に死を望まれながら死ねなかった花としての業を、
花主として断ち切ってくれたのが朧だった。

――今、抱き寄せる人が強く抱きしめる背の業も
二人が居たから、忘れずに在れる。
華月であり、胡蝶であれる。

白に染められたからこそ、改めて紅に染まることができた。]



[抱き寄せた胸元に、涙の気配感じて。
莫迦となじられた言葉の後の行動をとろうとする。

鵠の顔を上げようとして、
ふと乾に抱かれて在るロビンと視線があった。]

 哀しいな……―――

[聴こえた言葉に、一言だけ漏らす。

―――悲しいだけでなく、愛(かな)しい。
    だから 哀しい。

浮かべる微笑。
眼差しは、ロビンから濡れる紫苑に移って、
小鳥が啄ばむように露を食んだ。]


[視線は一度、毀れた言葉を追って蝶に。
瞳を伏せる。
愁い混じる冬の色]

 ……

[独白は音にならない。
誰に届かなくてもいい]


[彼岸にあるべき現世の椿が問い
総ては獣の血が知る事
冬の蕾も人食いの花も、交わりには口を閉ざして首を振る]

 夜光を喰ろうたのは、髪を結い上げた男
 私はそれ以上を言わぬ

 セシルは、友達
 ボクはそれ以上を知らない。


【人】 記者 イアン

[包帯越し熱い。皮膚越しのごつごつとした骨
 青年は自分の首にある痕を移すように
 祓われなかった手は、緩く、力をこめて
 感覚が強くなるたび眉が寄る]

 ……そうだ。

[目の前で首を絞められ笑む相手の瞳を見る
 その色のことだと知れぬまま。
 けれど手が止まる……頼みごとの言葉に]

 ……なんだ。言ってみろ。

[頼みごとを本郷が口にするまで
 喉を潰さぬよう、片手は喉を過ぎ
 拒まれなければ、
 いつぞは触れなかったその髪へと]

(72) 2010/08/08(Sun) 18時半頃

――そんな、
……―己は、何も…

[謂いかけて少し、眼を伏せた。
――おぼろさま、と小さく呟く。
そうっと、背をなぜる。

ロビンの声が聞こえ、
ひとと獣の声が聞こえ
眉根を少し、寄せた]

…かな、しい ―――か

[奇妙に、胸に落ちてくるような言葉。
目元に触れる唇に、そっと眼を閉じた。]


【人】 記者 イアン

[本郷の家が、一介の花が遺言といえど
 その邸宅を一つ、得れるのか…
 現実的に可能なのか
 ……そもそも、生きてここを出れるのか]

 ……そうか……わかった。
 そこで舞い、
 そこで、子の替わりに……蓮を育てよう。

[短い髪を撫でながら頷く。
 閉じる瞳、もう少し見ていたかったけれど。
 笑みが消えぬなら、いいと思った。
 だから、そのまま、細い首に絡む力、加速させて]

 それでいいか……嘘吐きの本郷……碧

[二回目の、かなわなかった約束に、そう囁いた]

(75) 2010/08/08(Sun) 19時頃

【人】 記者 イアン

 …………うん…

[鈍い音が、手の内で鳴る。もう、後には引けない音。
 包帯を取った以上、最期まで見届けようと
 開いている視界が滲んで
 返す返事は子供じみた頷き一つ。]

 ――――………………………

[耳に届く呟き、羨ましいと思った。
 ただ、ただ、羨ましいと思いながら
 本郷の頭を抱えながら
 首を絞める手に渾身の力をこめた]

(78) 2010/08/08(Sun) 19時半頃

 ほら。

[それみたことかと、亡者が謂う]

 ……人は獣を本能的に恐れるもの
 獣はひとを、本能的に喰らうもの

 たとえ交えたとしても
 長くは続かず
 やがて


メモを貼った。


【人】 記者 イアン

 ……………うん

[泣きたい訳ではない。けれど、伸びる指先が
 触れる感触が、どうしても、涙腺を緩ませて。
 なにか、言おうと思っても、言葉が声にならない
 酷くかすれる声に、ただ、ただ頷いて。]

 ……………っ

[暖かな感触が手から離れる。
 知っている、急速に命が消える感触。
 ……自分で消した命を、留めようとするように
 青年は既に意識も、息もない本郷を抱きしめて
 ただ、抱きしめて、静かに泣いた]

(83) 2010/08/08(Sun) 20時頃

【人】 記者 イアン



[もう、そこには、青年の望みを
 叶えようとした本郷の姿はなく、
 夕日が赤く染め上げていった……――]

 

(85) 2010/08/08(Sun) 20時頃

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