人狼議事


204 Rosey Snow-蟹薔薇村

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【人】 営利政府 トレイル

[すぐに、音が襲ってくる。
トレイルは毛布をかぶって蹲った。

耳が痛い。
聞きたくない。

聞きたくない、もう音なんて
いらない]

(166) 2014/11/19(Wed) 22時頃

メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 営利政府 トレイル

[毛布をかぶって耳を抑えたのに
床から>>169振動が伝わる。

いい加減にしてくれ。

ぼろぼろと生理的な涙をこぼしながら
丸まった背を震わせている。

撫でる手が、なければ
恐らくプツリと理性の糸を切っていたことだろう。
煮えた鍋の中身
ふんわりと漂う香りは毛布の外]

(174) 2014/11/19(Wed) 22時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[こんな時でも腹はすくのか。
そう思ったトレイルの傍で

>>173ニコラの感想が、閉じた耳の間から
くぐもって聞こえた]

(176) 2014/11/19(Wed) 22時半頃

メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 営利政府 トレイル

[笑っているのは、ノックスだ。
毛布の中から、頭を出した

ニコラをみて
ノックスをみた]

(186) 2014/11/19(Wed) 22時半頃

[少女について書かれた文章には続きがある。

禁断の赤い果実――欲望の実を食べた少女は、
街を追われることになる。
実を食べたものは皆魔物になってしまうと信じられていたからだ。
友人達にも、両親にも責め立てられ、しかし愛しい人がいる街から離れたくなかった少女は、街の中を逃げまどう。
逃げ切れなくてもいい、せめて最後に愛しい少年に会えたら
――少女の願いが通じたのか、少女の前に少年が現れた。

「僕はずっと君を見ていた」
少年は、少女にそう告げる。
少女が少年を見ていたように少年もまた、少女を見ていたのだ。
「だからせめて君が魔物になってしまう前に、
綺麗なままで終わらせてあげたいんだ」
少年は手にしていた槍で少女の腹を刺し貫く。
少女は、最後に少女に会えた喜びと、想いが通じていたことの嬉しさの中で息絶える。

それが、少女の結末。]


[少女は幸せな最期を迎えた。

――では、自分はどうなのだろう?]


[救いは、そう簡単には訪れないらしい。
ただの肉の塊となり果てた自らの死体を見下ろして、ディーンは小さく息を吐く。

彼に食べられたことも、その所為で命が潰えたことも自分の選択の結果だ。構いはしない。しかし、何故死して尚自分がこの場にいるのかがディーンには理解できない。自分の選択の結末を見届けろ、ということなのだろうか。]

 ――……。

[何にせよ、自分の身体に用は無い。
これはニコラにあげたものだ。
ディーンは部屋を出て廊下に向かう。
拭かれた痕跡がありながらも、まだうっすらと血の跡が残っている階段を降りていく。足音はしない。]


【人】 営利政府 トレイル

―ペチカの傍―

[ゆっくりと毛布をかぶっていた身体を起こして
トレイルは、まず>>192ニコラに頷いた。
騒音が去れば、頭痛は収まる。
キィンとなる耳の奥
まだ不快感はぬぐえていない。

>>190ノックスを見た。
微笑む様子は、日常を思い起こさせる。
ご飯を食べて、上に
そうだ、雪がやむまでじっと大人しくしていれば
きっと
こんな騒動は終わる。

眉を寄せて、それでも口元には笑みを浮かべた。
忘れよう、諦めよう、全部元通りに

喉が渇いて
じわじわと傷口が痛むけれど]

(195) 2014/11/19(Wed) 23時頃

トレイルは、鍋の方にむけて指を刺した。

2014/11/19(Wed) 23時頃


【人】 営利政府 トレイル

[ラルフの声だ。
トレイルの眉がぴくりと反応して

瞬き、視線を投げた。
挨拶をかけた主は誰だろう
トレイルの位置からはまだ、見えない。

雪のしろが、みえる]

(197) 2014/11/19(Wed) 23時頃

[死体の前にいる人は、藁に包まれた物をじっと見ていた。
―――食べられたのだ、とわかった。


でも、この人は誰だっけ。
悲しそうな目をした、若草色の髪をしたこの人は、誰だっけ]

 ………名前、なぁに

[眠るような、赤に濡れた金髪の、自分。
知っているのに、わからない。

問いかけても当然、答えは返ってこない]


【人】 営利政府 トレイル

―ペチカ傍―
[火の音が聞こえる程には、周囲の騒ぎが収まっていた。
毛布はもう、いらない。
その場に置いて、立ち上がる。

雪のやりとりをしている彼等が気付いたかどうか
知らないが
少しバランスを崩したノックス>>204を見て
大丈夫かと
その様子を覗き込みに向かったのだ]

(205) 2014/11/19(Wed) 23時半頃

― 2階・居間 ―

[血の足跡が消されていても、彼の居場所はすぐに分かった。
恐らく、彼がずっと持っていると約束してくれた自分の瞳があるからだろうとディーンは推測する。
物音も無くすり抜けるように居間に入る。
ペチカの温かみは感じられない。]

 ――……ニコラ。

[ずっと一緒だと約束をした。
吸い寄せられるかのようにニコラの傍に立ち、柔らかな日の色の髪に唇を落とす。

そういえば、全てをあげるとも約束した。
今のこの――幽霊ともいうべき自分は、どのようにして彼にあげれば良いのだろう。]


[自分の全てを捨て、愛しい者に全てを与えたディーンには、
他に傍にいるべき相手はいない。
大切なもの――大切だったものは、昔馴染みに託してきた。
本当はあったかもしれない傍にいる資格すらも、捨ててきた。

ベネットならば彼を正しく守ってくれるだろうと信じていた。
彼の命ももう失われているのだとは、まだ、知らない。]


[置いてきたもの、ひとつ。
それが名前。

顔をあげて、振り返った。
一歩踏み出すごとに、少しずつ何かが毀れていく。

少しずつ身体が、軽くなっていく。
意識せずとも―――

意識とは、なんだろう]

 なん、だっけ

[生きているうちに諦めたものから、ひとつずつ、毀れていく]


【人】 営利政府 トレイル

[底の方は、おそらく。
頷きながら、ノックスが用意する器の数をかぞえ
違和感に瞬き、受け取る前に振り返った。

視線をそらすラルフがいる。
四つ目の、違和感の、存在。

口元が歪む。
目を細め、微笑みを作った。

差し出された器へと視線を戻し、両手で受け取る。
中身をぶちまけたマグカップは、床に転がったままだ]

(209) 2014/11/19(Wed) 23時半頃

トレイルは、ラルフの傍まで、器を持ったままゆっくりと近づいていく。

2014/11/19(Wed) 23時半頃


【人】 営利政府 トレイル

[両手で持った器を、傍まで来たラルフの前で持ち上げてみせる。

湯気の立つ器の中身を覗き込んで、それからラルフを見て
眉を下げると、首を傾いでみせた。

トレイルの透明な声は、彼に聞こえているか。
意図が伝わるかは、わからない]

(212) 2014/11/19(Wed) 23時半頃

 フィ、   リップ

[違う、と思った。

いや、違わない。
それは確かに彼の名前で―――  でも]


[二階に続く階段を見上げた。
その途中、あのあたりで、涙を零した"記憶"があった。

もう靴音はしない。
段が軋む音もしない。

暖かさに包まれていた、昨日。
腰を下ろしていた段に手で触れて、
そしてそのまま、さらに上へ]


【人】 営利政府 トレイル

[どうして彼なんだろう。
彼も彼も
どうしてどうしてどうして

思いはあれど、諦めもあって
声は二度と戻らないから、
俺に、と言われてトレイルは頷いて

彼の頭上に届くように、
器を持った両手を上げながら背伸びして]

(219) 2014/11/20(Thu) 00時頃

【人】 営利政府 トレイル

[湯気の出る中身を、ゆっくりと、傾けていく]

(220) 2014/11/20(Thu) 00時頃

【人】 営利政府 トレイル

―居間―
[ラルフの頭の上で、中身を全部ひっくり返して
空になった器は、そのままうずくまる彼の上に落とした。


ゆっくりしゃがんで、両手を伸ばす。
ラルフの身体を抱きしめるには、少し短い両手。
ちゃんと彼の背までまわると良いが。


微笑みを浮かべて、首を傾げて
声なき声を紡ぐけれど
きっと彼には聞こえない]

(229) 2014/11/20(Thu) 00時頃

[ニコラが大事に抱えているもの。
それが自分の眼球だと、すぐに気付いた。
彼は言った通りに、大事にしてくれている。
いずれは腐り落ちていくけれど、せめてそれまでは、彼の手の中にあって欲しいと願うばかりだ。

居間に起こる出来事の全てを視界に収めながら、ディーンが意識するのは彼の周りのことに限られる。
ニコラの横に並ぶように立ちながら、ディーンはそっと指先で明るい金の髪に触れていた。]

 …………?

[何かの動く気配がする。
人の足音とはまた異なる――ずっと前から慣れ親しんだ気配だ。]


フィリップに追い抜かれてぼんやりと見送る形に


【人】 営利政府 トレイル

[君が
これ以上
僕から奪っていこうとするのなら

これくらい、受け止めてくれるよね?]

(233) 2014/11/20(Thu) 00時頃

【人】 営利政府 トレイル

[抱きしめて、撫でてやる。
幼いころから、ずっとノックスがしてきたように。

この腕は、彼の腕ではない。
ラルフの目の前には、トレイル。

酷く歪んだ笑みを浮かべて
光を失った瞳を細めている]

(234) 2014/11/20(Thu) 00時頃

【人】 営利政府 トレイル

[服が、包帯代わりの布が、汚れてしまう。
べたついた手触り。
冷えた身体にかけた、熱は
彼にとってどれほど効果があったろう。

ノックスがまず自分の名前を呼んだことに安堵し
フィリップがラルフの名を呼んだことに微笑む]

(239) 2014/11/20(Thu) 00時頃

[二階に着くころには、もう前をかけていった彼の名前は忘れてしまった。
もう呼ぶことはないだろうから、問題ないだろう。

大きく開いた扉。
ラルフ、という"名前"が聞こえた。
顔が浮かんで――すぐに消えた。

此処には入りたくなかったような、気がする。
俯けば、入り口入ってすぐの場所、
誰かの足にけられたのか、隅のほうに
何かの、包みが見えた]


 ――……シメオン?

[まさか、そんなはずはない。
思い浮かんだ名前を口にしてから、ディーンは瞼を伏せる。

しかし、他に慣れた気配だなんて思うものがあるだろうか。
自らの欲望を認めるまで――自分の「太陽」を見つけるまで、
ディーンの一番近くにいたのは、彼だ。

勘違いであって欲しい。
死して尚身勝手なことを願い、ディーンは重い溜息をついた。**]


メモを貼った。


【人】 営利政府 トレイル

[どうして、だって。
瞬きひとつ。

ちらとニコラを見た。
教えてくれて、ありがとう。
誰かに取られる前に、食べてしまいたい
そんな勝手な理屈が通るなら

奪われる前に、食べてしまいたい
そんな理屈も通ってしかるべき。

どく、と胸が高鳴る。
絶望を抱え日常を望んでいるのに
きっと、それが叶わないと本能が知っていた。

だって、望んだものは、皆手に入らない]

(241) 2014/11/20(Thu) 00時頃

【人】 営利政府 トレイル

[触れ合うことで
ずきずきと、痛むのは鎖骨から広がる傷
どくどくと、高鳴る鼓動は胸に

ぎゅうと抱きしめて、肩口に顔を埋める。
手が熱いのは、撒いた汁がかかった所為だ。
彼が傷を負ったらしいそこに、顔を埋めて
歯をを立てた。

美味そうな元ポトフの汁のにおいがする。
>>244肩を掴まれた。
ラルフの背に回した手に少し力を込めて、抵抗する]

(246) 2014/11/20(Thu) 00時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[上着をひかれた。
トレイルの背は、震えている]

(248) 2014/11/20(Thu) 00時半頃

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