人狼議事


166 あざとい村

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【人】 截拳道 カイル

[ワンテンポ遅れて、彼女は表情を赤くした。
おろおろと困惑する彼女の姿――合宿に来てから、今まで見られなかった姿をたくさん見ている気がする。
たどたどしくこちらに理解を求める姿に、かれは透き通った吹っ切れた笑みを浮かべた]

……はい。
ただ、知っててほしくて。
センパイも自分のこと、もっと大事にしてやってください。

お嬢――スーザンだってきっとそう言ってくれますよ!
さっさと悪霊シメて、消えちまったヤツら探しだして、みんなで無事に帰りましょう!

(75) 2014/03/09(Sun) 15時半頃

截拳道 カイルは、メモを貼った。

2014/03/09(Sun) 16時半頃


だからね、適性がなければ普通科を勧める。
それでも人狼対策科への進級を望むなら
本人にその覚悟があるか確かめる。

逆に、適性を見出せば
普通科を希望している生徒でも勧誘する。
危険な仕事だからこそ、
適性のある人材を確保したいらしいよ。


───この訓練にはそういう側面がある、ってこと。


まぁ──そんなわけで僕のもう一つの仕事は
このグループの一年生の
適性評価だったんだ け ど ──

[そこまで言って、
セシルは妙に語尾を強調した。]

特別点って何? 聞いてないなぁ…──

[整った顔に浮かべた笑みが凄みを帯びる。]


ダン先生も狡いな……
そんな大事なこと僕に内緒にしておくなんて……。

[黒いオーラは主にダンに向けられているようだ。]

教えてくれれば僕ももっと人狼チームに全面協力して
村人チームを駆逐するのになぁ。

[──だから教えなかったのだろうと
容易に推測のつく物騒な呟きは
ジリヤの視線を感じればピタッと止まる。

そしてにこり。

冗談冗談──と笑いながらコーヒーを飲み干した。]


[セシルの言葉に、なるほどと頷く。
確かに、人狼の不意を打つためには潜伏も大事だろう。
ただ、たしかヒューも一度違和感を覚えていた気がするけど…
まぁ、その辺は言わぬが花と黙って置く事にした。]

あの演出はちょっと失敗でしたよね。
アタシから見ても、なんかリアリティ薄れてましたし…

[そんな事を言いながらコーヒーを飲む。
ミルク多めとはいえやっぱり苦いけど、
大人の味ってこういう物らしいし。]


…はー。

[適性チェックと言うのは今初めて聞いた。
そんな意図まであったのかと少々ぽけーっとして…]

普通課から参加者取った理由って、
意識改革かもとか話してましたね。
「人狼事件に巻き込まれたとき、
対処するための覚悟ができるようにかもしれない」って。
…そーか、スカウトの為だったのか…

[予想外の側面にちょっとびっくりして、暫し考え。
適正評価もしていたと聞いて、
ちょっと今の所の評価を聞こうとしたらなんかオーラ出た。]

……………そしたらもう、実習の意味無いんじゃないかなぁ。

[思わず小さな声で呟いて。
冗談だと言われても、ちょっと怖くて少し離れた。]


[小声での呟きを聞くと、
セシルは空になった紙コップを片手でくしゃりと握り潰し
隣のベッドの上を横に移動するジリヤの横に座り直す。

切れ長の瞳は面白がるように細められ
あまりにも自然に、ジリヤの双眸へと近付いた。]

ねぇ──

[静かな保健室に潜めたテノールが落ちる。]

ヒューはどうして君に頼んだんだと思う?


ヒューって莫迦だけど、
流石に本気で勝ちに行くつもりなら僕に頼むだろ?
どうしてジリヤだったのかなって、気になるよね。

……もしかして、ヒュ

[クス、と意味深に笑いながら
次の言葉を発しようとした瞬間、
ヒューの声が保健室のスピーカーから流れ出し]

────…っと、ゆっくりしすぎたかな。

[慌ててベッドから立ち上がった。]


截拳道 カイルは、メモを貼った。

2014/03/09(Sun) 21時半頃


 
そろそろ僕はあっちの様子を見に行くけど、
ジリヤはどうする?
ここで寝ててもいいし、付いて来てもいい。 ──けど、

…──ヒューが気になるなら、おいで?


【人】 截拳道 カイル

[ヒューの放送が聞こえて暫く。もどかしげに視線を行き来させていたカイルが捉えたのは、少し重たげな足音だった。
そこにはスージーを抱き抱えたロビンの姿>>115 からかうよりも先に、ホッとした表情でロビンに眼で合図を送る]

雨降って地固まるってか?
あー これでセンパイがアオイ連れてくりゃいいだろ。

シルキスセンパイも……一緒だったらいいけど。

[言いづらそうに付け足して。程なく戻ってきたヒューは、なぜかアオイを連れていなかった>>112]

ちょ、ちょ
ちょっ……ウェイウェイ。
それであんた、アイツを放ったらかしてきたってのか!?

[あまりのことにカイルは暫く言葉を失ってしまったようだ。震える手でヒューを指差して固まってしまう。
激昂までのカウントダウンといったところか]

(125) 2014/03/09(Sun) 22時頃

…?

[最初は質問の意味が分からず首を傾げたのだが…]

…頼まれてたなら良かったんですけどね…
ええ、頼まれてたら嬉しかったんですけどね…

[詳しい内容+23を聞いてベッドの上に崩れ落ちた。
参加の時点で先生から指示を受けていたので、
何と言うか色々残念なオチである。
最も、問いかけられれば気を取り直して…]

行きます。気になりますし。

[取り繕わず、きっぱり言い切った。]


【人】 截拳道 カイル

何やってんだよ!?

アンタが連れてくるっていうから任せたんだぞ!!
ネゴト言ってたらぶん殴ってでも連れてくんのがアンタの役目だろ!!

もういいよくそったれ!
おれが連れ戻してくる!

[スタンロッドを乱暴に放り返し、シノンを振り返り]

スイマセンセンパイ、ちょっと行ってきます。
ちゃんと無事に帰ってくるんで安心してください。

おいロビン、悪いけど任せたからな。
それでチャラでいいわ

[ついでにロビンに投げかけて、カイルは体育館をかけ出した。スージーの占い結果は聞かずに]

(126) 2014/03/09(Sun) 22時頃

[きっぱりした返答を満足気に見返し、
ごく当たり前に手を差し伸べてジリヤを誘う。

そしてまた、ベッドをずらして地下へと戻った。
地下通路を通って向かうのは体育倉庫──ではなく]

こっちからステージの壇上に出れる。

[ステージの壁を隠す緞帳の裏。

重いカーテンは小さな出入口の開閉くらいでは揺れもしない。
音を立てないようにジリヤに手を貸し、
カーテンの裏を通ってステージ裾に移動した。]


[ステージ裾からそっと体育館を覗き見た時、
まだ体育館にはスーザンもロビンも戻って来ていなかった。

勿論、アオイの姿も────]


…────、

[ブルーグレーの瞳が揺れる。

迷うようにジリヤを見て、また集まった面々に視線を戻し
逡巡の後──短く溜息を吐いた。]


【人】 截拳道 カイル

[勢いで駆け出してみたものの。
カイルに心当たりがあるわけでもなかった。
手がかりは放送室にいるときには多分いた、ということくらいか。最低限どっちに走っていったか訊いておけばよかった気もしないではない]

あああああああ ったく、何やってんだアイツ!
アオイ!!

[苛立ちで罵倒しながら階段を駆け上がる。
ばん、と屋上の扉を開く。既に帳の降りた屋上は、息を白くさせるのみでなんの反応も返さなかった。
耳を澄ましても、彼女が泣く声だって聞こえない。
乱暴に扉を閉めて、寄りかかる。目を閉じて歯を食いしばり、天を仰いだ]

くそっ……!
落ち着け、落ち着け。

[唱えることで、心臓の音を黙らせようと試みる。けれど、何度唱えてみても、そういう訓練をしていない彼には大した効果などありはしない]

(128) 2014/03/09(Sun) 22時半頃

【人】 截拳道 カイル

[目を閉じたことで、色んな情景が浮かんできた。
アオイがむくれる姿、笑う姿、泣く姿。
長いこと一緒にいたのだ。彼女の呼ぶ声だってすぐ聞こえてくる――

それが、失われるかもしれない

す、と血が冷えた。
からからに乾いた喉に、唾液を無理矢理に送り込む]

(129) 2014/03/09(Sun) 22時半頃

ごめん……ジリヤ。
少し一人でここにいてくれる?

移動したければ自由に移動してくれていいよ。
保健室までの道順は覚えたよね。


僕は──…

[言いかけて、クス、と笑う。

少し困ったように眉尻を下げた顔で、
結局、それ以上は何も言わず、
ジリヤに背を向けると緞帳の裏から隠し通路に戻って行った。]


【人】 截拳道 カイル

アイツは、なんで出てった?

[自問することで答えを出す。
決まってる。
セシル――あの鼻持ちならない男を探すためだ。
アイツは昔からああだった。
優秀で、なんでも出来て、要領も良くて、顔も良くて、女にモテて――ついでにアオイもすぐなついた。

シルキスセンパイ、だなんて他人行儀に呼ぶのだって、子供っぽい当て付けのようなものだ。
どうせ、あのひとは気づいて流していただろうけど。
あのひとの優秀さ、眩しさは誰もが認めるところだった。
そう、誰もが]

――音楽室

[記憶の中のセシルが、楽器を取り出した。
その直感を信じて、カイルは再び駈け出した]

(134) 2014/03/09(Sun) 22時半頃

[隠し通路に戻ったセシルは、
一度保健室を経由して、扉から慎重に校舎へと出た。

物音に耳を澄ませ、
誰かに見つからないように細心の注意を払って廊下を進む。

途中でスーザンとロビンの声を聞き、
二人が合流して体育館に戻るのを確認すると
その様子を物陰から数秒眺め、足音を潜めて走り出す。


──どうせアオイは僕を探しに行ったんだろう。

困ったような苦笑をまだ顔に貼り付けたまま、
なんとかと煙は高いところを好む──の諺に従い
アオイが上にいることを疑いもせず、セシルは階段を上る。]


【人】 截拳道 カイル

[駆けていく。一直線にかけていく。
三階に駆け戻り、渡り廊下をわたって。
耳を澄ませ。
そうすれば聞こえてくるじゃないか、彼女の呼ぶ声が。
泣き虫の彼女の泣く声が。

大股の全速力で廊下を駆け抜けて――開け放たれた音楽室に乱暴に踏み込んだ]

おいこらァ!

[部屋の真ん中に彼女の姿を認めて――カイルは安心したように大きく息を吐いて、ひとこと]

帰るぞ。

[それだけアオイに投げかけた]

(135) 2014/03/09(Sun) 22時半頃

【人】 截拳道 カイル

はあ〜〜〜〜〜

[でも、だなんて呟いて立ち上がる気配のないアオイに、カイルは深々とため息を吐いた]

オマエなあ……
まーたしょーもないこと考えてんだろ

[ジト目で彼女を見据えながら、一歩一歩と近づいていく]

(138) 2014/03/09(Sun) 23時頃

【人】 截拳道 カイル

フーン
そりゃ確かにヘンだけどさ
痕跡とか残してたのサイモン先輩だけじゃん

[あの間抜けそうなサイモンだって痕跡を残していたのだ。
けれど――ダン先生や、他のやつらだってそうだ]

第一だなあ
オマエ調理室じゃ酒かっ食らって腹だしていびきかいて寝てただけじゃん
その後はおれにおんぶされてムニャムニャネゴト歯ぎしりしてたくらいだし、いつあのひとに手を出すんだよ

[両手でジェスチャーまで交えながら、彼女が下がっても一歩また一歩と距離を詰めていく]

それともなんだ?
オマエ自覚でもあんの?
あのひと誘う夢でも見たとかさあ

[悪霊、というものがどういうものか知らないが、なにとはなしに思いついたことを挙げてみた]

(142) 2014/03/09(Sun) 23時半頃

こんな所にも通路有ったんですね…

[…なんでこんなにあちこちに有るんだろうなどと他愛無い事を思いつつ、
先導に従いステージ裾に出て。
何人かいない状況に、
捜索にでも行ったのかと首を傾げて…]

…はい、了解しました。

[これからどうなるかとちょっとドキドキしながら、
通路に戻るセシルを見送った。
…まぁ、帰って来たスージーの占いを聞きがくりと崩れ落ちたけど。]

…やっぱり、か…

[予想はついてても、やっぱり凹む物は凹むらしい。]


【人】 截拳道 カイル

知らん

(148) 2014/03/10(Mon) 00時頃

【人】 截拳道 カイル

[あっけらかん、とカイルはいって、逃げ場を失ったアオイにまた一歩距離を詰める]

悪霊の仕業なんだったらオマエじゃねえだろ
おれらに想像もできない方法使ってるのかもしらねーしさあ
悪霊がオマエの姿借りたとしてもオマエの色仕掛けじゃなあ……

[呆れた顔でアオイの姿を上から下まで眺め回し――だとしたらセシルくんには幻滅である]

第一おれらトーシロにはわかんねえよ
不安ならお嬢に見てもらやいいし、ルネフと一緒に一日寝てりゃホントのとこわかるだろ?
一人で逃げまわってたらどっちも出来ねーじゃねーかバカか

[言うだけいって、遂にカイルはアオイの目の前に到達した。
そっけなく、手だけが差し伸べられる]

ほら、来いよ

(150) 2014/03/10(Mon) 00時頃

[三階に着いてすぐ、
どこかの扉の隙間から漏れて来るような泣き声に気付き
息が詰まりそうになった。

声の聞こえて来る方へそっと近づき、
半端に開け放たれた扉に嵌った丸い防音ガラスの中を覗く。


──────いた。]


[天井を見上げ、身も世もない泣き喚く少女の姿に
心臓を掴まれたように苦しくなる。

これ以上、誰かが喪失の涙を流さずに済むように──
少しでも悲しみが減るようにと狩人コースを選択したはずなのに、
誰よりも泣かせたくない人を自分のせいで泣かせてしまった。]


────……

[それが酷く、痛い。]


[すぐにでも飛び込んで行って無事な顔を見せてあげたい。
訓練のための嘘だと教えてあげたい。]

(莫迦はどっちだ──。
それじゃあアオイの適性を見極められないじゃないか)

[──でも。]

(もう、十分だろ。 アオイには無理だ。
こんなことで泣いてるようじゃきっと狩人には──)


[────嘘だ。]


 


[───耐えられないのはアオイじゃなくて]


 


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