人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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メモを貼った。


【人】 落胤 明之進

[踵を返して後を追う後ろに、
 残された道には点々と鬼の屍が川をなしている]

(126) 2014/02/20(Thu) 02時半頃

【人】 落胤 明之進

 リッキィ、絢矢!

[明之進が追い着いたのは、少し遅れての事。
 それは恐らく、敵襲を警戒した絢矢達によって、
 いくらかの吸血鬼が倒された後の事だろう。

 キャロライナの姿も見えて一瞬の安堵を示す。
 だが、どこかに避難するつもりらしい彼の背中に、
 衣服を真っ赤に染め、動かない小柄な姿が見えて]

 まさか――、円!?

[もう息がない。その事実がまざまざと突き付けられて、
 またひとつ欠け落ちた希望に、立ち尽くす**]

(128) 2014/02/20(Thu) 02時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/20(Thu) 03時頃


[もう最後の記憶も過去の思い出と溶け合った頃
紅い意識が入り混じった、人だったものが目を覚ます。
今すぐにわかることといえば、自分はなぜか屍累々としたこの場にいるというだけだ]

……?なんだ、これ。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


[頭の中はどこかぼんやりする。
もう消えかかっているからだろう。
何も思い出せなくても目はやはり赤いまま。

「自分の中の彼を殺したい」
そう願うことは、多分全部を手放すことだったのだと思う。
後悔に苛まされて過ごしたあの毎日も、もう脳裏には欠片が浮かぶのみ]

あぁ、そうか。俺、死んだんだ。

[なぜ、どうして、誰が。もう思い浮かぶ顔もない。
殺してしまったのだから]


[自分が死んでなくなるものはあっただろうか。
自分が死んでも残るものはあっただろうか。
何も望んでいなかったけど、
心の隅で、残してほしいと思った…かもしれない。
残したかったと…フリであっても思いたかったのかもしれない。

紅いものが鬼の血か人の血かわからないその場所で、
薄らいでいく記憶だけがただ消えるのを待つのみ*]


メモを貼った。


落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/20(Thu) 22時頃


【人】 落胤 明之進

[ふらついて近付くリカルダに手を添えて支える。>>144
 円の事、口で説明出来る訳もなかっただろう。
 はりついた笑みが苦しげに歪むのを見れば、
 いいよ、と、小さく首を振った]

 絢矢……

[そして、先を急かす絢矢に顔を向けると、>>137
 リカルダは彼女を引き留める様子で。>>145
 悩んで一度、唇を結ぶ]

(164) 2014/02/20(Thu) 22時頃

【人】 落胤 明之進

[人ならざる身に堕ちてからの長い一瞬に、
 武器を向けるだけが戦いではなかった。
 抗う事に必死で、そして諦めて受け入れるまで]

 ……守ってあげて。

[贖いの途中、あるいはその果てにでも、
 潰えてしまったら、それが誰かの傷になる。

 心身を削ぎ落して捧げるだけが贖いではないと、
 ――望んでも良かろうか。]

 ね。

(168) 2014/02/20(Thu) 22時頃

[せめぎ合う、金色の呪縛と鬼への殺意の狭間で、
獣は己に問い掛ける。

もし、自分が南方周のままで在ったなら、

――円は命を落とさずに済んだだろうか。
――キャロライナは家族の為に、依るべき世界を捨てずに済んだだろうか。
――零瑠は『冀望』の光に焦がれ、誘われずに済んだだろうか]


[獣は更に己に問う。

――何故、直円は涼平は理依は安吾は、死ななければならなかったのか。
――何故、家族の為に奮う筈のこの手が、同士達の血に染まっているだろうか]


[ああ――と、獣は大きく息を吐く。

こうなったのは全て、かの金色の鬼のせいだ。
あの鬼さえいなければ、何も失くさずに済んだのに。

失った者達への哀惜が
奴を斃せ、皆の敵を討て、と――
殺意で獣の裡を黒く塗りつぶしていく。

憎悪と怒りに焼かれ、獣を縛る金色の鎖が朽ち果てていく。

――やがて黒い焔は衝動のままに
獣に最後に残された周であった名残すら、
焼き尽くしてしまうだろう]


[零瑠の遠く問い掛る声が、
瞋恚に胸焦がす獣の耳に落ちた。>>*41

彼の望みは金色の王と共に在る未来。
それは獣が在る限り、決して相容れない未来]


 ――――……。
 
[だから、縋るような弱い音を振り切るかのようにして、
獣は金色の鬼の元へと、一陣の凶風の如く駆け出した*]


【人】 落胤 明之進

[ピリピリと、どこか肌を刺す気配を、殺気を感じながら
 自分も行くべき場所へ行こう、と。
 静かに、リカルダと絢矢の前から退く。]

(172) 2014/02/20(Thu) 22時半頃

【人】 落胤 明之進

 ……でも、絢矢、
 始祖様を倒したらそれが終わりじゃないんだ。
 死んでしまったら意味がないんだよ?

[たった5年ででも思い知った、かの者の強さ、恐ろしさ。
 例え戦いに勝利したとしても、今の絢矢は、
 その為に最期の一線を越えてしまうのでは、という、
 不安がどうしても拭えない。

 帝都守護隊であれば、他の吸血鬼を討伐し
 人を守る義務をも負っている筈。
 その方が――、まだ失わずに済むような気がして。

 どうか、これ以上は傷を負わないでと。
 願って、叶うかどうかは解らなくて、そして自分は動き出す。]

(190) 2014/02/20(Thu) 23時半頃

明之進は、どうしても止まれないなら、共に行くしかない、のだろうが。

2014/02/20(Thu) 23時半頃


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