50 桜散る 華の宴
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>>75
あははっ、そういう表情すると、ほんと昔と変わらないなぁ。
[頬を膨らませるマーゴを見て、楽しげに笑って]
ありがとう、マーゴくん。僕だって君に、いろんなものいっぱい貰った。ありがとう。君に先生って呼んでもらえるの、嬉しいなぁ。
[酔いが眠気に変わってきたのだろうか、しぱしぱと目を瞬かせる]
今の生徒、かぁ。もっとずっと、「先生」って呼ばれてたかったなぁ。
[そんなことを呟いて、意識はうとうと、霞の中へ**]
(85) 2011/04/25(Mon) 01時半頃
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[未成年だと聞けば申し訳なさそうに]
あれ?そうなの?
じゃあビールはダメだね!
でも私は飲みたいから…
じゃあ一緒に買いに行こう♪
[元気よく立ち上がり、二人でお店に向かった**]
―朝―
[リリリリ、リリリリ、と目覚まし時計にしては控えめな音が室内に響く。
音よりもその振動に目覚めを促されて――…]
………。
[カチ、と目覚ましをオフにした。
そのまま何も声をださず、のびをするわけでもなく。
静かに身支度を済ませる。
朝食はとらず、珈琲をいれた魔法瓶だけ持って
最後に腕時計をして外に出る。
これが、いつもの朝の風景。変化のない日常。]
[いつもと違うことが起こったのは、部屋を出て道路に出た瞬間。
空を、いや正確には桜を仰いだ。
いつもなら、何にも意識をとられることはないのに。]
…お花見。
[そんな浮かれた単語、口にしたのはいつぶりだろう。]
[首を振って、視線を前に戻す。
必要ないことだ。
休むことはできない。
全ての人に『当たり前』に郵便が届けられるように
影で支えるのが自分の仕事だから。]
[職場へと向かう途中にある商店街へ。
此処にあるパン屋で朝食を買うのも日常だった。
"いつもの"くるみあんぱんと
"いつもの"クラブサンドと
そして最後に冒険する三つ目。
新しい"いつもの"を求めて
どれにしよう、なんて頭を悩ませている時は
少しだけ、表情にも動きが見えるかもしれない。]
あ、えっと、そうですね、お酒だと買えないかも……
[困ったように眉を寄せていると、一緒に買いに行こう、と。]
はい、一緒に行きましょうか。
人、増えるかもしれないですけど。そしたら、一緒にお花見したいですね。
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