人狼議事


21 潮騒人狼伝説

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そう……記憶が、ないのね。

[目の前の、自分が殺した少女を見て考える。
少女を気遣うとか。
そういった事は、レティの鈍い頭じゃ思い浮かばないのだけど。

全てを忘れているメアリーはなんだか、とても綺麗に見えて。
だから、真実を全て伝えて良いものなのか、迷う。
でも]

ここは……きっと死後の世界よ。

死んでしまったの、私も貴女も。
もう、たくさんのメンバーがここにきているわ。

アイリスも、イアンも、コーチも、ミシェルも、
タバサもガストンもリンダも…

…そして。


[水辺から、地上の様子をこっそり覗く]

今日も、また……誰かがこちらに来るみたいね。

[メアリー死因は告げなかったけれど、もし問われれば。
自分が殺した事を、はっきりと告げるだろう]


[どこか予感めいたものがあったのかもしれない。
死を告げられたことに、さして驚きはなかったが
イアンの名前までもが挙げられたことには動揺を隠せず]

 いーく…部長…も?
 …今日…も?

[水辺を覗き込むレティの様子に習うように、地上の様子を覗く。
そこには混乱の只中にいるキャロたちの姿が見えて]

 …ああ……

[リンダのものと思しき頭部を抱くキャロの姿に、狂ったかつての自分を僅かながら思い出したのか胸が痛み]

 キャロ…

[手を伸ばして支えてあげたくて、だけどそれが叶わず肩を落とす]


[レティに自分の死因を問うことはしなかった。
―地上の混乱ぶりからある程度の予想はついたのだろう]

 わたしたちにできることは…もう何もないんですね。
 ここから見守ることしか―祈ることしか。

[ぽつりと呟いた**]



[じっと声がした方を見やる。
見た事のない生き物だけれど。不思議と驚きはなかった]

ここの主さん?おじゃましているわ。

[彼の言葉に、しばらく考え込む]

答え、ねぇ……

[じっと水辺を見て、思考に暮れる。

獣の本能のままに喰い、自分の欲望のままにいたぶる。
ベネットを綺麗だと思った。
私が、狼の血を抑えつけていたのは、ミシェルのような理由ではなく。
唯、人でなくなる事で、嫌われるのが。
迫害され、殺されるのが、怖かったから]

どうだろうね……
[曖昧に笑ってみせた]


[メアリーの言葉には、小さく頷く]

そう、死者は何も出来ない、
見守るだけ……

[地上の様子を見て、悔しそうな表情を浮かべる]

あぁ……
生きて、いたかった、な……


メモを貼った。


メモを貼った。


厭世家 サイモンは、メモを貼った。

2010/07/26(Mon) 14時頃


厭世家 サイモンは、メモを貼った。

2010/07/26(Mon) 15時頃


厭世家 サイモンは、メモを貼った。

2010/07/26(Mon) 15時半頃


厭世家 サイモンは、メモを貼った。

2010/07/26(Mon) 15時半頃


厭世家 サイモンは、メモを貼った。

2010/07/26(Mon) 15時半頃


【人】 厭世家 サイモン

――屋外――


[傘とスケッチブックを持って屋外へ。
 相変わらずの生ぬるい風に吹かれながら、自警団の様子を見に行く。長期間の警護に、彼らにも疲労の色が見える]

 ……まだ終わらないのか、って言われても。
 あいにく、人狼は強敵なもので。
 もしかしたら僕らが負けて、お腹いっぱいになった人狼が、この町に飛び出してくるかもしれませんね、

[淡々とした声で彼らに告げる]

 ……安心して下さい。
 いつもの時間には、きちんと遺体をお渡ししますから。

[何の遺体、とは言わないが。もう既に、渡せる遺体は出来ているけれど。
 ひとの動揺に無関心な表情は、彼らにはどのように見えただろう。
 周囲を一瞥した後、旅館へと戻る]

(24) 2010/07/26(Mon) 15時半頃

【人】 厭世家 サイモン

――厨房――



[旅館に戻ると、慎重にその場を探る。
 静かなロビー。荒れた物置。食堂のドアをそっと開けると、厨房から物音が聞こえた]
 
 ……こんにちは。
 お元気そうでなによりです。
 
[無表情で、いつも通りの淡々とした声で人影に声を掛けた。
  キャロライナはガソリンを撒く途中か。その場にはいなかった]

(26) 2010/07/26(Mon) 15時半頃

【人】 厭世家 サイモン

 さあ。
 あいつは気まぐれだから。
 こっそり、どこかから見ているかもしれないね。

[即答を返す。
 実際にそうであっても、自分に力を貸すとは思えないが]

 ……あいつのことは、どうでもいいでしょう。
 僕は石田さんに聞きたいことがあって、探していたんですよ、

[暗い三白眼でボリスを見る。
 彼の瞳をじ、と覗き込み、もったいぶるように間を置いた後]


 聖野先輩を――人間を、殺した感想は、いかがですか。


[彼自体に興味はないけれど。
 力に乏しい今の自分に出来るのは、牽制だと知っていた。]

(28) 2010/07/26(Mon) 16時頃

【人】 厭世家 サイモン

 人間、ですよ。
 聖野先輩、は。

[ゆっくりと、言葉を句切って強調する]

 部長がなぜ誤った夢を見たかは知りませんが。
 聖野先輩はひとです。身体も、心も。

[断言した。
 レティーシャはひとだった。実際に問うて、確信出来た。
 彼女は、ベネットのような人狼にはなれない。彼女はひとの立ち位置にいた。
 だから、ベネットが捨て駒にしか思っていないことも、告げなかった。見捨てた。]

 ……どうしました。
 後悔、しましたか。
 風見先輩のときのように。
 ……だから、忠告したのに。

[震えるボリスを見ても、表情は変わらない。
 無表情のまま、鋭いナイフを彼の首先に押し当てるように、冷めた声で告げた。]

(30) 2010/07/26(Mon) 16時頃

【人】 厭世家 サイモン

 ……ありえないことはありえませんよ。
 僕、言いましたよね。それが現実なら言えると。

 石田さん自身が言っていたように。
 あなたは。結局、見たいものを見ていたいだけ、なんですね。

[否定の声に、変わらぬ平坦な声を返す。
 ボリスの強い動揺を見て、この場で手を下すことさえ出来るのではないか、とさえ思う。左手をひそかにナイフにかけた。
 が。]

 …………、

[何かが割れる音がした。ご、と酸素が燃える音が続く。]

(32) 2010/07/26(Mon) 16時半頃

【人】 厭世家 サイモン

 ……意外に早いな、

[つぶやく。
 自警団を煽ったのは、彼らを強硬手段に訴えさせるため。
 そのどさくさに紛れれば、残ったひとを殺しつつ包囲を抜けて、ここから二人で脱出できると思った。
 だからこれは予想通りではあったけれど、自警団が行動に移すにしては、幾分早い気がした]

 ……栗藤さん、ですか、
 立ち直ったんだ。強いですね。
 あなたと違って。

 ……また会いましょう。
 ひとごろしさん。

[言うが早いが、厨房をするりと抜け出した**]

(33) 2010/07/26(Mon) 16時半頃

厭世家 サイモンは、メモを貼った。

2010/07/26(Mon) 16時半頃


の反応にくすりと笑う]

ありがとう、可愛い生き物さん。

[手が届けば、軽く撫でて。
アチャポがお茶を淹れに行けば、再び水面を観る。

場面は丁度、ボリスとサイモンが言い争っている所]


[しばらくはぼんやりと眺めているけれど。
サイモンの言葉には…思う所があって]

私は人間………
人間だから、ボリスにあっさりと絞め殺されたの。

でも、アイツ等にとって私は人狼………
だから、ボリスは私を殺したの。

[悲しそうに、そう呟く。
水面に映る、自分の姿を観る]

私は……何なの…?

[そう、だから。
だから、あの時…もしサイモンに「診る」力があるなら。
自分の絵を描いて欲しいと、そう思ったのだ]


ベネが言ってた。

「イアンが本物の占い師、
サイモンが偽者の占い師」

だって。

そして、
イアンは私を「人狼」だと言って。
サイモンは私を「人間」だと言った。

なら、私は「人狼」……?

[けれど、ベネットのような爪も牙もなくて。
人を楽しんで殺せる、精神も持ち合わせていなくって]

………

[その答えは見つからないけれど。
でも1つ分かる事があった]


イアンやボリス、リンダやキャロにとって、
私は「人狼」で。
だから、私を殺した。

…サイモンにとって、私は「人間」で。
だから、私を見捨てられたんだ。

[どんどん、息が苦しくなって]

私は…人間にも、人狼にも…「成れ」なかった。
だから、きっと、死んだんだ。

[徐々に視界が歪む]

どっちも自分の仲間とは認めてくれなくて…
独り、なんだ……

[涙が次々にこぼれ出て、水面が酷く揺れた。
私の世界も、水の中の世界も揺れる。もう、ロクに*見えない*]


[水鏡の向こうを見る気にはなれなかった。
 その場にヒトの気配が増えるにつれて、
 居たたまれない気持ちから眸と心を閉ざす。

 闇の中、耳の奥に届くのは聞きなれた声。
 真っ白な長い髭をたくわえた老人が、黄金色の少女の頭を撫でる]


 「オマエは……ヒトが好きか?」


 『うん!』


[少女は大きな声で即答した。
 老人はしばし考えるそぶりを見せた後、少女の首にペンダントを提げた]



 『きれー。』


[少女が石に触れると、気持ちよさそうに眸を細めた]


 「それはオマエの血の力を封印するものじゃ。」


 『ふーいん?』


 「そうじゃ。
 オマエがヒトであろうとする限り
 その封印の石がオマエを護ってくれるじゃろう。



「よいか。

 ヒトを憎んではならん。
 ヒトを嫌ってはならん。
 ヒトを疑ってはならん。


 いったん負の感情を抱けば
 オマエは獣の血に取り込まれる。」


[老人の言葉は、むなしく耳の奥へと消えた。
 手に残るのは、大柄な後輩を手にかけた時の、感触のみ**]


[遠くから感じる 悪意の塊のような気配。
 喪失したはずの血が波打つような 感覚。

 実体がなくとも 銀刃に刺された痕が疼く]


 ドウシテ、コロサナクチャ、イケナイノ


[ヒトにもケモノにもなれなかった
 半端者の金糸の少女は 哀しそうにつぶやくと

 一陣の風を残して、静かに消えていく。

 きっといつまでも、どこかの闇の中で、独り――**]


………

[自分に近い生き物がいた名残を、ほんの少しだけ感じ取る]

ミシェル……

あの夜、鏡に映った()…
私と姿が貴女と被って見えたのは……

私が人狼の血族で。
貴女が人狼だから、と思っていたけれど。

…それだけじゃなかった、みたいだね。

[もう幾度めか、分からぬ溜め息]


戻りたいなぁ……
ミシェルと一緒にバイトして。
ベネと一緒に、バカやって。

ほんの1週間前は、楽しくやっていたのに。
この合宿だって、来たばかりの頃は…

[そこでふと思い出す幼馴染みの言葉

ははは、ベネット、アンタ正しいよ。
「付き合う人間てのは自分に比例する」
本当、その通り!!

このサークルで特に仲の良かった2人、
アンタとミシェルが、どっちも人狼だなんて。

そして私自身にも、人狼の血が混じっているんだから。
はは、あはははは……

[虚しい笑いが、辺りに響く**]


厭世家 サイモンは、メモを貼った。

2010/07/26(Mon) 21時頃


【人】 厭世家 サイモン

――厨房→屋外――


[武器と、スケッチブックを入れた鞄だけ持つと、厨房に急ぐ。
 火を付けたのがキャロライナなら、ボリスが作業していた場所を塞いでいるわけがない。
 色鮮やかな炎に追われながらも、通用口へと急ぐ。
 熱い空気が肌を舐め、煙が気管を苦しめるも、大して気にも留めない。
 もっと熱くて激しいものが、彼の気配から伝わってきているから]

 ……まるで、君自身が火みたいじゃないか、

[く、と笑いながら、通用口の扉を開けて外に出た。
 目指す場は、生き残りのふたりが待ち受けるであろう、あの始まりの場所]

(37) 2010/07/26(Mon) 21時半頃

[池の畔に腰掛けて、ボンヤリ煙草を吹かしている]

……そっか、結局俺は…メアリーを、守れなかったか…。

何でこうなったかねぇ。
仲良くサークル活動やって、馬鹿な大学生活送るはずが。

[零れるのは後悔の念。紫煙混じりの溜息を吐く]


[じっと。少し離れた所から。
池の畔に腰を掛けているイアンを見る]

私を、「人狼」と言い切った人…

そして、私が…殺したメアリーを、きっと一番愛していた人…

[複雑な感情が湧いてきて。
一旦、その場を、去る**]


【人】 厭世家 サイモン

――人狼塚――


[雨の中、生ぬるい風が吹く。
 傘は持たない。雨の冷たさなど、人狼の熱い気配にほとんど感じない。
 黒煙が立ち上る旅館を背に、塚へと赴く。
 ボリスやキャロライナの姿を認めれば、いつもと変わらぬ調子で会釈した]

 こんにちは。
 ……こんなところで待ち合わせなんて、冷えませんか、

[掛ける声も依然と変わらず。淡々とした視線を彼らに向ける。
 裏切り者、偽物と罵られようがどこ吹く風。ただ、狂人、と言われればとても嫌そうな顔をしただろう。
 ベネットの居場所を聞かれれば、肩をすくめた]

 ……別に。あいつの保護者じゃないし。
 どうせ、すぐ来ますよ。……ほら、

[やがて大きな、狼の鳴き声が聞こえるとその方向へ視線を向けた。
 とても、愉しそうな表情で]

(39) 2010/07/26(Mon) 22時頃

厭世家 サイモンは、メモを貼った。

2010/07/26(Mon) 22時頃


厭世家 サイモンは、メモを貼った。

2010/07/26(Mon) 22時半頃


【人】 厭世家 サイモン

 ……喋りながら食べたら、失礼だろ、

[淡々と注意しつつも、目は笑っている。
 赤い眼と黒い毛並みのコントラストは、とても美しく見えた。やはり人狼は、人狼のままが一番いい]

 ……僕のこと、忘れてない、

[少し不満げにボリスに言う。
 ベネットの姿が消えるのを見ると、キャロライナを庇う彼に、一歩近づいた]

(44) 2010/07/26(Mon) 23時頃

厭世家 サイモンは、メモを貼った。

2010/07/26(Mon) 23時頃


[ひっそりと、先ほどの場所より、更にイアンから離れた場所に戻り。
水面を覗く]

まったく、アンタって嘘吐き、だなぁ

を見て苦笑]

なんでだろうね……

[利用されていたのを、捨て駒にされていたのを知っても。
驚きはしないし、憎い、とは思わない。
……寂しい、とは思ったけれど。]

やっぱ、アンタの事、好き、なんだろうな。

[それが恋愛感情なのか。悪友としての感情なのか。
単にその欲望に忠実な姿に憧れるのか。

どういう「好き」なのか、自分でも分からなかったけれど]


【人】 厭世家 サイモン

[キャロライナがこちらに向かえば、人狼塚を背後に身構える]

 ……さっきはどうも。

[冷めた声で言う。油断はしない。
 こちらに憎悪を持っているであろう人間は、何をしでかすか分からない。
 先刻のように左手にナイフを構える。
 雨と潮の空気を吸い込み、息を止めると踏み込んだ]

(48) 2010/07/26(Mon) 23時半頃

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