283 突然キャラソンを歌い出す村2
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[大声を出すとチリっとした痛みがあった。 ンンッ、咳払い。
寒さは変わらない。 はー。と緩く息を吐く。 喉の奥が熱い気がしたけど、 外が寒いからだろう。
真堂先輩が気を失うと、 ああっ、とちょっと動揺した。 ケンマがいるから大丈夫だとは思うが、が。]
おわっ …たのかな。 先輩大丈夫かな?
[と、ゆかりに聞いてみたりしつつ。]
(397) 2018/09/18(Tue) 01時半頃
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― グラウンド ―
[地べたを転がりながら痛みをやり過ごし、やっと落ち着いてきたので、落ちてきた何かを顔だけあげてみる。]
〜〜〜〜………… ………、 ……!?
[それは、なにか金色のもの。 おもんの目は徐々に大きくなり、跳び起き――れなかったので、這って、震える指でトロフィーをわしっと掴む。]
……………!!!
[引き寄せて、這いつくばりながら真っ黒な目を珍しくきらきらさせてトロフィーを眺めて、ほーっと息をつく。] ……おわったぁ……………。
[地べたで感慨に打ちひしがれながらも、もう離すまいとジャージの前をあけて中にしまう。何か離れたところから心配をうけている。しかし今は安堵で胸が満たされすぎていて、返事はとても出来そうになかった。>>394]
(398) 2018/09/18(Tue) 01時半頃
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[ぽいーん。 ゴッ……!!!]
あっ……
[ついトロフィーの行方を追いかけた視線が、 >>389 痛そうに悶絶している姿をとらえてしまった。]
だっ 大丈夫……??
[>>394 シンイチが心配の声をあげるのに合わせて、 いったん、そっちの方に足を向ける。]
(399) 2018/09/18(Tue) 01時半頃
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えーっと、
[どうしよう。 この状況の適切な対処がわかるほど経験豊富でもないし、イケメンもできてなかった。 迷った末、ひとまず抱き上げる。一応男子だし、機材運びとかする分力仕事くらいはできますとも。 それで。]
……どうすればいいと思う。
[これ。と、後ろにいたシンイチとヨスガに聞いてみた。]
(400) 2018/09/18(Tue) 01時半頃
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ヤスリは、心配する二人裏腹、浦島は大丈夫そうだなと思った。
2018/09/18(Tue) 01時半頃
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[放り出されたトロフィーは浦島の頭にヒット。]
……MVPは誰の目にも明らかな訳ですが。
[ヤスリの方をちらりと見て。]
まあ、本人さっきいらないって言ってたし……>>353
[誰かの異議が無ければ。 あのまま浦島が持って行けば良いかな……と、 これ以上状況がおかしくなりませんように、と願った。]
(401) 2018/09/18(Tue) 01時半頃
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― BOSS BATTLE 〜真堂麗亜〜 グラウンド ―
[氷を溶かすほどの、情熱的な歌。 剣真が熱い歌を書くのは知っていたけれど、こうしてそれを演じてみせるとは知らなかった。いや、新聞部の分厚い情報網を持ってしても、浮ついた話のないストイックな男だったはずだ。
身体を引き寄せていく。麗亜と剣真のキスショットは、絶対に納めたい]
[絶対に納めたい]
[レンは屈んで、ファインダーを覗き込む。 二人の距離は徐々に近づいていく。
冷たい風が吹く。
それは麗亜の引き起こすものとは別のどこか遠いところから吹き付ける、不吉な湿った風だった。レンの右目には、通常には見ることの出来ない、麗亜の放つ冷気が光として捉えられていた。まるでオーロラのように、冷たく美しい光のなかに、剣真が包まれている]
(402) 2018/09/18(Tue) 01時半頃
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―体育祭:お神輿騎馬戦あたりのあれやそれや―
[神輿担ぎに今年も出ないのか? なんて話もあった気がするけれどばたばたしているうちにすっかり順番を飛ばしてしまったし、それどころでは無くなってしまっていた。
>>239 踊る氷柱に、 悲鳴と怒声と歓声と。 マイクのハウリングのあと響き渡るはこの学校の生徒なら聞きなれているはずの元生徒会長の声。]
……真堂先輩…!??!
[ヨスガに駆け寄ろうとした足元も 氷が張ってきらきらと冷気を発していた。]
嘘だろ、なんだこれ…!
[天眼石のブレスレットがぼんやりと光る。それは冷気を遠ざけるように体を包んでいた。 >>292>>294風紀委員長、花咲さんの朗々とした歌声で人々が鎮まっていく様は感動的ですらあった。]
(403) 2018/09/18(Tue) 01時半頃
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[麗亜が気を失ったことで、会場の氷柱もじわじわと溶けていくことだろう。 数分もしないうちに元どおりの会場には戻るだろうが、大量の氷が溶けて会場の地面はべちゃべちゃである。]
(404) 2018/09/18(Tue) 01時半頃
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[ゆかりが>>399そちらに向かうのに、 自分も向かおうとしたけれど。
声をかけられて、>>400]
と とりあえず…保健室かな…?? 先生にいったら先輩んちに連絡してくれると思うし。
さすがに持ち帰るのは駄目だと思う。
[謎の付け加えをする。 それ以前に色々大事があった気もするが、 なんだか頭からすっ飛んでいた。
>>398あ、動いてる。 なら大丈夫かな〜〜〜〜〜〜。と眺めつつ。]
(405) 2018/09/18(Tue) 01時半頃
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………
[地面の上に寝転んでいる転校生は、見るからにどうも大丈夫そうだった。後でもういっかいちゃんと話そうか。 >>397 考えながら、シンイチの言葉に足を止めて、 麗亜と八磨の方を見る。]
た ぶんだけど 眠ってるだけ……じゃ、ないかな。
前のときも、そうだったから。
[なんとなく、前に麗亜を一度抱き留めた手を見下ろす。あの時ももたれかかってきた後、彼女は腕の中で眠りに落ちていた。]
(406) 2018/09/18(Tue) 01時半頃
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― BOSS BATTLE 〜真堂麗亜〜 ―>>395
[隠していた首が見えている。>>395 さあっと血の気が引く感覚がした。 恐怖を感じる源の暗い色の右目。 「居るべき境界線を踏み抜いた」。>>374 「もう遅い」。>>384 ……嫌な予感しかしなかった。
本体なのか、無感動にそういわれて猫の瞳孔が丸くなる。 そうだ、と答えを言うずとも明らかだ。 …シャッターに指は降りなかった。]
まさか新聞屋、 お前もう怪異に、
[それでも未だ恐怖で身体は動かない。グラウンドへ向き直す背に、猫はうわごとのようにそう残すことしかできなかった。]
(407) 2018/09/18(Tue) 01時半頃
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― BOSS BATTLE 〜真堂麗亜〜 グラウンド ―
[大事なものを、自分のものにしたいと思う]
[相手の人生を、他の誰かのためでなく、自分のためにあって欲しいと思う]
だったら、終わらせてしまえばいいんじゃないか?
[そんな欲求が、かつてあったことを思い出す。 今の目、今のカメラでこの光景を撮れば、そこに映るすべての魂も、魔力も、すべて写真に収めることができるだろう。見せかけじゃない。本物だ。未来永劫焦ることのない、唯一無二の写真を撮れる]
[最高の、スクープだ]
(408) 2018/09/18(Tue) 02時頃
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パシャッ
(409) 2018/09/18(Tue) 02時頃
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前の時…?!
[お前何やってるんだ???という顔で見た。>>406 そういやとさっきの騎馬戦を思い出す。
審議中。という顔をした。]
(410) 2018/09/18(Tue) 02時頃
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―御神輿騎馬戦寒い中― [>>323 重厚なパイプオルガンをBGMに、きらきらとダイヤモンドダストが吹き付ける。>>325魂のスウェディッシュ・デスメタル!]
…何で何がどうなって!
[警告するみたいにブレスレットが強く光る。飛んできた氷柱が反れた、気がした。]
真堂先輩も怪異…? いや、誰かに乗り移られてる…!?
[ヨスガとゆかりの関係を思い浮かべる。 「首無し騎士」は1体じゃなかったのか…!?]
え
[>>238どこかで苗字が呼ばれた気がする。 珍しい苗字だし、僕かヨスガしかいない。ので。 ともあれ雪や氷の吹き荒れる中を駆けるうち、刻一刻と状況は移り変わっていたのだった。]
(411) 2018/09/18(Tue) 02時頃
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― BOSS BATTLE 〜真堂麗亜〜 グラウンド ―
[レンの背が遠くなった頃。 ようやく恐怖による硬直から開放された猫は 一目散にグラウンドへ向かった。 レンを追う為ではない。あれを追ったところで 自分一人でに何ができるだろう。
目的の人物は地面に転がっていた。 セイカの姿はぱっと見たところ近くにないようだが、 それでも大声で呼びかける。]
おもんっ!! 伊吹っ!! 大変だ、もう遅かった!!
レンの奴、多分もう怪異になってやがる!!!
(412) 2018/09/18(Tue) 02時頃
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― グラウンド ―
[地べたで霜だらけ泥だらけになりながら、冷たいトロフィーを腹に抱えたまま。ヨスガに声をかけられたなら、ついジトリと睨みつけはしたが、目的のものは手に入れたのだからと、その睨みも長持ちはしない。]
―― 、………
[冷たい風が止み、すこしづつ気温が温んできている。 ――グラウンドから離れれば離れるほど、この温度も上がっていくだろうから、閉会も待たず、すぐにでも質屋に向かおう。買われてしまっていては大変だ。 そう決めて、欠伸を何度もしながら、どうにかのろのろ立ち上がる。そして麗亜達のほうを振り返って]
………。
[少しなやんでから、おもんは頭を下げた。 ナツミにも。伊吹にも。本来のMVPのケンマにも。
踵をかえす。]
(413) 2018/09/18(Tue) 02時頃
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[>>389 ゴッ
と、 どこかで鈍い音がした。 y二乗=4px といったところだろうか、その曲線。 季節外れの風花がひらりふわりと舞い落ちている。 後にグラウンドに残るは数えるほどだ。]
…… ……何が起きたのさ…
[すっかりと蚊帳の外ではあるが 見渡せばヨスガ(ゆかりだ)と向気の姿をまず見つける。]
おおい!!大丈夫──
[か、と。>>412 言葉尻に重なる聞き覚えのない声。]
(414) 2018/09/18(Tue) 02時頃
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えっ。 ……前があったの。
[>>406つまり前もこうやって人の腕の中で気を失ったっていうことか。 大丈夫なんだろうか色々。自分のやったこと以外にも原因があるとかか。だんだん不安になってきた。 気を失ったとかそれだけじゃなくて病院とかいくべきでは。 そう思ったので、保健室という意見>>405には賛成だ。]
……あと、君もね。 風邪引いてるやつがこんな寒い中外出てくるな。
[ゴーホーム。とばかりに同行を促した。]
(415) 2018/09/18(Tue) 02時頃
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[さっさと出ていこうと考えているところ、飛び込んできたのが猫である。>>412]
おいっ、おめぇさん大変だよっ。 トロフィーがとれたっ。え?
[声がまるかぶりする。同時に現状報告をするが、猫に比べて声が弾んでいたが――表情から喜色が抜ける。]
………おやまァ。 気をつけろって言ったのにねェ。
まあ、だけどキツネの首さえ手に入っちゃえば アタシにゃあ人間が人間やめちまおうが、 知ったこっちゃあない。 おい、そんなことよりおめぇさん、質屋に行くよ。 首貸しな。
(416) 2018/09/18(Tue) 02時頃
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♪ふたりの関係は 始まってしまった 戻れない(モードレッド・ナイト)
[一番クライマックスなシーンだけ見てしまった人が、ここに。]
(417) 2018/09/18(Tue) 02時頃
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っ……ちょっと待て!
[泥まみれのまま、浦島が立ち上がる>>413。 トロフィーを大事そうに抱え込んで、こちらの方を睨むような視線を感じて。 そのまま、客席とは反対側に歩き出す。 このめちゃくちゃな現状、浦島には聞きたいことが山ほどある。 追いかけたいが、真堂先輩を抱いている以上それは叶わない。 思わず待てと叫んでから立ち止まり振り向いたので、待ってくれたかとほっとしたのだけれど。]
おい!
[裏腹、頭を下げたあとそれきりまた歩き出してしまった。]
(418) 2018/09/18(Tue) 02時頃
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─ グラウンド ─
[>>402 少し前。視界の端、利光のレンズの反射が目に入ったのは、本当にたまたまで、その先に麗亜と剣真がいることは少し遅れて気づいた。 利光の新聞。ツヅラのゴシップなんかが ふと頭をよぎっていった。
──無粋だ。とか、野暮だとか、そういう言葉が頭にあったとかではなくて、なんとなく、麗亜と八磨についてあることないこと書きたてられるのは、なんだかちょっと、いやだなあ。とか、思ったのはそんなこと。]
───── レン、人の恋の、邪魔したらだーめ。
[カメラの視界を遮るように手を翳す。次いで体ごと、 カメラと二人の間に挟まるように移動して]
(419) 2018/09/18(Tue) 02時頃
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あっ、アーサー!!>>412
(420) 2018/09/18(Tue) 02時頃
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あっ、はさみ揚げ!!>>412
(421) 2018/09/18(Tue) 02時頃
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はさみ揚げ!?
(422) 2018/09/18(Tue) 02時頃
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>>420
……?
[ナツミとセイカは互いに首を傾げたけれど、取り敢えず 共通の知人(猫)のものらしき声に、そちらへと走った。]
[おもん、アーサーと合流する形になるか。]
(423) 2018/09/18(Tue) 02時頃
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セイカは、そう。はさみ揚げ…… あれ? そうだっけ?
2018/09/18(Tue) 02時頃
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レンコンだったろ覚えろこのばかッ!!! >>421
(424) 2018/09/18(Tue) 02時頃
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[遠く、頭を下げる姿が見えた。>>413 下げた先を自分も見遣った。 セイカやナツミ、ケンマとか。 そいつらがおさめたんだなあ、と改めて思う。
…真堂先輩は、なんでこんな事をしたんだろう。 ケンマとの会話は聞いていなかったから、 その詳細は解らなかったけど。]
なんか…怪異も大変なのかなぁ。
[こころの避難誘導もあり、 重篤な怪我人などはいないだろうけど グラウンドはべっちゃべちゃだ。 優勝トロフィーも消えたし続行不可能、 体育祭はこれにて終了だろう。]
は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜… おわっ… っぶしゅっ
[くしゃみした。マスクをかけなおす。]
(425) 2018/09/18(Tue) 02時頃
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つーかセイカ! おっまえ、おまえ、おまえなあ…!! また屋上から飛び降りたのか?!びびるからやめろ!!
無事でよかったけど!! あとナツミも!!無茶すんなよお前らも〜〜〜 も〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
[いいおわってからエホッと咳き込みつつ、 はー。なんか一気に身体がだるくなってきた。 まだ頑なに反論する。>>415]
風邪じゃないし…。
[でも同行を促されると一緒に行く所存だ。]
(426) 2018/09/18(Tue) 02時頃
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