275 突然キャラソンを歌い出す村
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[櫻子の、太刀浦の加護が朧を助けた。 一太刀浴びせたとは言え、まだ五分と五分。 くらりとの応酬で上がった息を整えるようにくらりとの間合いを じりじりと、はかりかねていた。**]
(344) 2018/04/03(Tue) 04時半頃
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ざっと読んだが各地修羅場で、誰が落ちるのかわからなかった。一匹狼の襲撃は通常狼たちと別だから、▲亀吉は確実か。
俺が倒れた後すぐにまた各地で血みどろ展開…
もしかしてこのゲーム、乙女ゲーの皮を被った血みどろゲーか…?ソフィアの精神状態は大丈夫か…?皆ソフィアとのフラグが不十分なまま離脱する…?(大体俺がソフィアを拘束しすぎたせいな気がする、ごめん)
懐刀 朧は、メモを貼った。
2018/04/03(Tue) 04時半頃
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一番に来るのはソフィアの精神状態の心配だが、この闘いを生き残った奴たちが更にストーリーの顛末を考える地獄だな…
もっと気楽にキャラソン歌うだけの村と思っていたら、とんでもないバトルだらけになってしまったな…くらり狼のソフィアへの殺意が1dから高すぎてな…
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2018/04/03(Tue) 05時頃
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こうバッタバタ倒れると、俺の片付けに24H割いてもらったのも申し訳なくなってくる…こっちは最高に楽しかったが…
頑張れ生き残りたち…
/*
まあ、ソフィアの祈りという便利設定があれば…
きっと何とかなるなる…
【佐倉チアキイベント・2(時系列・順不同)】
―佐倉家・キッチン―
ソフィア
[この私のお家、佐倉家――最もお父さんとお母さんはお仕事でこの家に居ない事が多くて、お兄ちゃんと二人きりの事が多いんだけど――では、お兄ちゃんがいつもご飯を作ってくれる。
昔からずっとそうで、私はお兄ちゃんに甘えてしまっていたけれど…
でも、女の子だし。そうじゃなくても。
私もお兄ちゃんのために、何か作りたい!
だって今日は、お兄ちゃんの誕生日だから――]
ソフィア
『お兄ちゃん!今日のご飯は、私に作らせてね!』
[私はお母さんのフリルエプロンを手に取り、
思い切って、お兄ちゃんに宣言した!]
チアキ
「ソフィアが?それは、とても嬉しいが…
大丈夫か?包丁とか、火とか…危ないぞ。」
ソフィア
『大丈夫だよ。学校の家庭科で習ったもん。』
[もう!お兄ちゃんはいつだって心配しすぎなんだから。
そんな私の家庭科の成績は3だけど、
難しいものじゃなければ…きっと大丈夫、だよね?]
ソフィア
『いつっ、…あ…』
[猫の手をして、しっかり包丁を握っていたつもりでも
どうしてだろう。滑って指に小さな傷ができちゃった。
傷から小さくぷっくりと、血が小さな玉を作った。]
チアキ
「ソフィア!!」
ソフィア
[ソファーで座って待っていたお兄ちゃんが、血相を変えて近づいてくる。小さな傷なのに、とても心配した顔で。大丈夫、大げさだよ と言いたかった。でも――]
チアキ
「言わんこっちゃない…
…少しだけ、我慢してくれ。」
ソフィア
『えっ?!ひゃっ…』
[お兄ちゃんは、私の血が出た指に優しく手を添えると…
ええっ!?傷口にそっと…キスをした。
小さな頃は、かすり傷によくしていた気がする。
でも、私が大きくなるにつれ、こんな事はもう随分としなかったのに――傷口が、頬が、熱くなっていく。]
『…お、おにいちゃん…っ』
[私は、痛いのか、熱いのか、恥ずかしいのか。
もうよくわからなくなって、ただお兄ちゃんを呼んだ。]
チアキ
「…もう、大丈夫だ。」
ソフィア
『えっ?…あ、あれ…』
[お兄ちゃんがキスした傷口は、いつの間にかきれいさっぱりに塞がっていた。ちくりとした痛みも消えている。これも、私の”魔法使い”のお兄ちゃんの、魔法?]
『…ありがとう…、お兄ちゃん…。』
ソフィア
[それから。
料理をしたかった私の願いは、過保護のお兄ちゃんに阻止されてしまった。
私が任されたのは、火と包丁を使わない料理とお菓子の飾りつけだけだった。]
チアキ
「ありがとう、ソフィア。とても嬉しいよ。」
[でも、お兄ちゃんが喜んでくれたから…良いのかな?
その笑顔を見ながら、傷口へのキスを思い出して…
よくわからないドキドキが、ずっと胸をくすぶっていた――*]
とりあえず墓落ちする人の為に、地獄のログを作っておいた。
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― 夜/桜守の桜(五分咲き)の下で ―
(メドレー『月華繚乱戦唄』 /伍:『朔丸』>>342>>343)
[想定外の負傷、追撃を嫌い距離を取る。 朧とくらり、間合いが開いた。]
♪
大神斬の朔 その身朽ちても櫻護る刃となりて
朔よ、朔よ 朔丸よ 十六夜さえも朧と霞め
朔よ、朔よ 朔丸よ 獣の血華をも咲かせるか
♪
(345) 2018/04/03(Tue) 05時半頃
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[ベースとキーボード、ドラムの音が加わり、夜彩る音色は最高潮へ――!!]
(メドレー『月華繚乱戦唄』 /終:『桜花舞い、月刃鳴り散らす』)
♪
咲き乱る花のあわれと 獣は嗤う 咲き誇る花護るが定めと 刀は吼える
十六夜の下 対峙する牙と刃 さくら散らさんと刀に牙剥く獣 さくら覆う夜闇に獣裂くは大神斬
解り合えぬ 譲り合えぬ 仇敵なれば 今こそ月下に 白刃 鋭牙 振り翳し 風に桜吹雪 舞うが運命と――――
♪
(346) 2018/04/03(Tue) 05時半頃
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[人狼の懐に踏み込んだ朧の一太刀は、死合の中でなお余裕を見せるくらりの仮面を剥がした。 爛々と輝く眼で、朧を「睨む。」 これまでの二足――蹴りを主体としたカウンタースタイルから一転、姿勢を低くし、*獣のように*飛び掛かる構えを見せた。]
(347) 2018/04/03(Tue) 05時半頃
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【佐倉チアキイベント・3(時系列・順不同)】
―学校―
ソフィア
[朝。お兄ちゃんが急に体調を崩して、保健室へ行った。
一人で大丈夫と言ってたけど、心配で。
私は――]
選択肢
[ 『太刀浦さんと待ってみよう』
ニア『休み時間にそっと様子を見に行った』
『一人になりたい…』]
→保健室―
歌声
(あなたの ことが すきです―――――――――♪)
ソフィア
[保健室に行ってみると、誰か女の子の先輩が歌っていた。
その先輩は、掛布ローラさんと言うみたい。
お兄ちゃんの事をずっと見ていて。
お兄ちゃんを想う気持ちは誰にも負けないと歌った。]
歌声
(たたかう さだめが ある―――――――――♪)
ソフィア
[お兄ちゃんは、私の事を守るから。
やるべき事があるから、返事はできないと歌を返した。]
ソフィア
(…お兄ちゃんが、お婿さんに、なる?)
[二人のやり取りを、保健室の扉の隙間からそっと見ていた。
言い表せないモヤモヤが、私の胸をちくりと刺した。*]
【!!WARNING!!】
【BATTLE MODE START――】
人が増えると地獄のログ、やる勇気があるか分からないから…
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