314 突然キャラソンを歌い出す村5
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[───相良自身は? 王子様候補二人がメアリーに愛を伝え、ショコラがメアリーにコーヒーをぶっかけ、空が割れ、学園が爆破されて、マスターが結界を開けにいくが、こんなところでこんな事をしている。───それでいいの?
勿論良い。 そも、花輪メアリーの幸不幸が相良にはわからない。 というか他人の幸不幸が全く知覚できない。 曾祖父に『黒臣を好きになる人は幸せだろう』と言って貰った時も「自分は人を幸せにする事を考えたことはないな」と振り返っていた。ゆえに曾祖父の実体験としての言葉として聞く形になった。>>2:356>>2:363
わかるのは自分の幸福だけだ。 相良黒臣は今日も己の衝動のままここにいる。]
(146) 2022/09/16(Fri) 12時半頃
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お前らさー。 地球規模で当日なんか出来るとして どんなの欲しい? いや(笑)たとえ話で(笑) 黙ってやるのつまんねーからこれ(笑) ……あー、気温は25度か24度くらいで。そーね。 桜が狂い咲いて?あー紅葉も始まってて。 雪ね(笑)わかる。 学校花壇がモリモリになって。はいはい。 歌にあわせて地面が揺れて風が来てぇ…… はいはい、あるね、確かにね…… あー、ステージ用に地面が急に隆起して欲しい? 食レポを歌い上げる時にも?ふーん。 なるほどねー。あとは?
[相良は『現状しておきたいこと』を全うしており、平澤みなみが消えた以上は必要も感じており、なんなら今もアクセルを踏んでいるのに近い状態だ。周りの人間も平澤みなみの分可能なら動いてもらいたい。
さあ、どのケツから叩こうか。]
(147) 2022/09/16(Fri) 12時半頃
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[何か書き、テープを切り、紙がこすれる。 あちこちから作業に伴う様々な音。 相良自身や、誰かの指示の声。 部活の音や声。移動する生徒の足音。
いつしか王子様お姫様騒動に巻き込まれた皆々が使った楽器までも、統一感を放り投げ、パレードめいて混沌とし自己主張激しく喧しく鳴りたてはじめた。]
(148) 2022/09/16(Fri) 12時半頃
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[文化祭準備にいそしむ生徒たちのクラップ音。 マーチング部の『せいれーつ!』の声に音が従う。 突然キャラソンがかかりはじめた。]
(149) 2022/09/16(Fri) 12時半頃
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─── ♪
ならべ せいれつ いそいで! せいれつ はしれ まえにならえ せいれつ いそいで!
いつかを生きたマキャヴェリが 頭をなでるか 消してしまうか そのどちらかだと語ったという 読んだこともない誰かの話 Il Principe Machiavellianism きみが読み聞かせてよ オレのありかたをとやらを
掴むべき目的のため 権謀術数 大袈裟な話をしてるんじゃないぜ 足りない刺激を補うためと気付いたんだ
(150) 2022/09/16(Fri) 12時半頃
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衝動が呼吸を続ける それがオレでいいよ 眠いセロトニンはドーパミンに塗りつぶされ 風向きを知れば走り出す脚がある
Beyond sadism “きみのすこしこまった顔がかわいい” 理由なんてその程度で良かったんだ さあ足も踏み鳴らせ! [以降、生徒たちによるストンプも加わる。]
(151) 2022/09/16(Fri) 12時半頃
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自分をスキでいるため迷わず選んだ努力は いつしか太く根をはり 倒れることも折れることもない 徹底的でも完璧主義じゃ脆すぎる narcissism それで結構 しなやかにオレがオレでいられればいい
衝動が走り続ける それがオレでいいよ きみの幸せも不幸せもオレの目には映らないけど 声を聴かせてよ 音でしか伝わらない想いがあるから
誰のためもない 人は己の利害に 動機づけして動き出す egoism あるいはImpulsivity? つけられた言葉は掃いて捨ててやれ
(152) 2022/09/16(Fri) 12時半頃
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Beyond sadism “きみのちょっとうろたえた顔が見たい” 理由なんてその程度で良かったんだ
“きみの涙さえも甘く愛しい” 理由なんてその程度で良かったんだ
ならべ せいれつ いそいで! せいれつ はしれ まえにならえ せいれつ いそいで!
─── ♪
(153) 2022/09/16(Fri) 12時半頃
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サガラは、まだもう少し作業を続けているつもりらしい。**
2022/09/16(Fri) 12時半頃
/*
興奮しすぎてめっちゃ大作の歌に挟まってしまった
>Beyond sadism
>“きみのすこしこまった顔がかわいい”
>理由なんてその程度で良かったんだ
イイ〜〜〜〜〜すき すき……
/*
見に来たらヤバいうたがある
え? すごい
いま絶句してんので、
あとで噛み締める*
/*
うおぉ、やばいキャラソンが来ている。
ナルシズム、マキャベリズム、サディズムがそろって、タイトルのDark Tetrad、ヤバすぎるwww
/*
タイトル見てなかった
ナルシズム、マキャベリズム、サディズムでトライアドじゃなくて自分入れてテトラードなの????
イィ〜〜〜〜〜〜〜〜これが相良黒臣かよ…………
好きになっちまう……
/*
いやちがうエゴイズムもあるからか
でもBeyond sadismだから結局サディズム超えてクロオミズムが来るのでは……????
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→病院
[病院の駐輪場へ双樹を待たせると玄関へ向かう。入院患者がいる病棟の方へ向かう。多めの花を抱え、花瓶の入った袋と通学鞄を持てば、結構いっぱいいっぱいである。ナースステーションにて部屋番号を聞くと同時に、柊木の様子を心配そうに訪ねる。]
ひぃく……ぁ、いえ 柊木くんの容態はどうですか?
どうしても病室にお花を飾りたくて 持ってきたのですが、… 面会時間ではないのは承知しています。
すぐに終わりますので!
[その様子を見ていた看護婦達の多くは、『休みの日に彼女が彼氏のお見舞いにきた』図と勘違いした。故に、「だいぶ顔色が良くなってきているの」「声をかけてあげて」と教えてくれて病室へ案内してくれた。]
(154) 2022/09/16(Fri) 13時半頃
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[静かな病室へ通されるとカーテンがふわりと揺れた。 窓際に買ってきた花瓶を箱から出して置けば、室内の蛇口を借りて水を入れる。 硝子の花瓶がキラキラと光を反射していて、いつの間にか陽が高くなっているのだとわかった。
買ってきた花束を解いて、自前の花切り鋏を使い長さにアレンジを加えていく。]
(パチン…、パチ………、パチン)
ねぇ、いつまでお眠りなんです?
あなたがそんな腑抜けだから、 部員が大変な目にあっているんですわよ。
[それらを正面から見ると円になるよう花瓶に活け、窓際に置く。
ベットから目が覚めて窓の方を見れば、まるで柊木の明るい髪の色に似たオレンジ色を基調とした、大輪の花火が窓枠の内側に咲いているかのように見えるだろう。]
(155) 2022/09/16(Fri) 13時半頃
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[振り返り、眠る柊木の顔を見る。 たしかに顔色は良いように思えた。 夕暮に注がれたものが今どうなったのか沙羅は知らないけれど>>5:67>>5:68>>5:69>>5:70。]
…、では、
今から華道部と化学部による 文化祭の催し物についての会議、 (但し一方通行)を開始致しますわ。**
(156) 2022/09/16(Fri) 13時半頃
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沙羅は、寝ている柊木の顔面に企画書を叩きつけた**
2022/09/16(Fri) 13時半頃
儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2022/09/16(Fri) 13時半頃
/*
ご飯食べてきたら相良くんのすごい歌がきてて柊木くんの顔面に企画書が叩きつけられていた
ならべ せいれつ いそいで! せいれつ はしれ まえにならえ せいれつ いそいで!
/* マスター!どうして人外なの!フラグバチバチに立てたかった!!!
/*
スケジュール見てたらエピ突入してから仕事爆発する感じなんだよなぁ。。。
/*
あと感情爆発歌唱って軽率に出てくる鳩の変換がにくいです。
/*
平澤
お前は俺母に気に入られてると思うから、俺が監禁ルートに入ったらお前とのフラグが普通に立つんだよな…
相良のいい歌と柊木の顔に企画書が叩きつけられたのを見つつ。
まだゆっくりできんので反応ゆるくてすまん。夜は墓ログ書いたり地上観戦したいところ。
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まず、華道部は文化祭に校舎の壁面を 利用したプロジェクションマッピングを 仮として提出していました。(>>2:139)
しかし誰かさんが勝手にそれ以上の事をしてくれた上に 前奏イベントとして処理されてしまいました。>>3:699
故に、我々はこれを越える必要があります。 おわかりですね。
[一方通行会議は問答無用に開催され、静かな病室に1人の声だけ響く。]
…なんですか、白紙にはさせませんわよ。 だから、無駄口も反論も…受け付けません。
[それなのになぜかそこに柊木がいるかのように言葉を返しながら企画書に視線を戻す。
そして病室に………歌が流れる。]
(157) 2022/09/16(Fri) 15時半頃
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[薄紅の着物を纏い、頭に桜の木の枝を模る簪を刺すとそこに桜の華が咲いた。] ♫ 日々様々に 四季折々
丘の上から 空に打ち上げ大輪は 薄紅色の 桜かな 花吹雪舞う 舞台の上 炎色反応 燃やせ心も
運命の赤い糸に点火して 燃やして魅せて 春の華
[桜の花びらがどこからともなく、はらはらひらひらと散り、柊木の眠るベットの上にも花弁が落ちる。 次の瞬間、カメラが沙羅の方へズームして]
セリフ 「衣替えの季節ですわ」
[その声に呼応して、沙羅の着物は黄色を基調としたものへと変わる。桜の簪はなく、向日葵の花飾りが大きく咲いている。]
(158) 2022/09/16(Fri) 15時半頃
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太陽燦々と 四季折々
丘の上から 空に打ち上げ大輪は 大空に笑う 向日葵 雨傘さして 舞台の上 紫陽花を灯す 鬼火かな
運命の赤い糸に火花散る 燃やして魅せて 夏の華
[ぽぽぽ、と画面いっぱいに向日葵が咲いて、画面から沙羅が見えなくなる直前、口元だけがカメラに映り]
セリフ 「ひと夏の恋はまるで 鳳仙花の種
ふふ……さ、衣替えしましょ。」
[すると黄色い着物の足元からオレンジや赤に色付いて、紅葉のような色合いへと変わる。]
(159) 2022/09/16(Fri) 15時半頃
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柳流々に 四季折々
丘の上から 空に打ち上げ大輪は 大空に薫る 金木犀 秋桜の丘 紅葉も舞えば フォークダンスも悪くない
運命の赤い糸熱くなる 距離が縮まる 秋の華
[画面に映える紅葉の景色に紅の和傘をさした沙羅の後ろ姿。傘がくるくると回れば、紅色が薄れて白へ変わる。]
セリフ 「しんと冷える 季節こそ 熱い刺激が 欲しいもの
さあ、最後の衣替えですわよ」
[白の和傘が閉じられれば、白い着物に青い帯。頭は野外巻きに結い上げられて、椿の華が赤を添える。]
(160) 2022/09/16(Fri) 15時半頃
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新雪深々と 四季折々
丘の上から 空に打ち上げ大輪は 大空輝く 山茶花 千両の花 ばら撒いて 祭りの終わりも華やかに
運命の赤い糸燃え尽きたら そこから始まる 冬の華 そこから始まる 恋の華
春夏秋冬 四季折々 打ち上げ 咲かそう 今度こそ……
♫
[歌い終われば、沙羅の髪から椿がポトリと落ちて赤い花が地面に落ち…曲と共に消えていった。]**
(161) 2022/09/16(Fri) 15時半頃
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― 桃園学園→外へ ―
[作業をキリのいいところまで終わらせた。 TLNの様子をチェック。 飛行物体や馬の目撃情報を探す。相良は文化祭実行委員たちに一言告げて、学校を離れることにした。**]
(162) 2022/09/16(Fri) 15時半頃
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