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ミルフィに1人が投票した。
サミュエルに4人が投票した。
サミュエルは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ミルフィが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ススム、アイリス、カミジャーの3名。
やだ。
[待って、といわれて言葉では拒否したけれど
見つめてくる瞳にキスはとまる。
不意打ちの様にくちびるが触れれば、
堰が切れたか、その顔に手をそえてお返しを一つ。
こちらからは少し深いものを]
…したい。
[ひどくかすれた声で耳元に囁いて、返事を待つ前にまたその口を塞ぐ。
彼女を泣かせるわけがない。啼くならこの腕の中だけだ
体が沈む。その柔い肌に*]
好きだよ。……紗英
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【人】 薔薇∴十字 ススム―Gの部屋― (0) 2014/03/27(Thu) 01時頃 |
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[おれはいつものように起きて、いつものようにねりきりとすあまに食事をさせて。
いつものように、仕事をする。]
…そろそろ、槇村くんや本田さんの顔が見たいねえ。
[明日は定休日だから、莉乃ちゃんのショーを見に行く予定だし。]
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【人】 薔薇∴十字 ススムカミサマ…さん、頼みが、あるんだ。 (1) 2014/03/27(Thu) 01時頃 |
[そうだ、タルトを作ろう。
期間限定の、苺やベリーが過積載気味のあのタルトを。]
人気だからねぇ、これ。
[鼻歌を歌いながら、おれはタルト生地を捏ねる。
そろそろ、女の子のお客さんも来る頃かな。**]
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【人】 薔薇∴十字 ススム[映像を見ている間、真墨の心に去来したのは、元の世界で後輩と交わした会話の一部始終で。 (2) 2014/03/27(Thu) 01時半頃 |
【人】 薔薇∴十字 ススム[タイムリミットが過ぎるまで、一緒に過ごしたいのに。 (3) 2014/03/27(Thu) 02時頃 |
【人】 薔薇∴十字 ススム[深呼吸をひとつ。耳を澄ませば、ゴクリと唾を飲み込む音も聞こえそうで。] (4) 2014/03/27(Thu) 02時頃 |
【人】 薔薇∴十字 ススム[本当は真墨も気付いている。 (5) 2014/03/27(Thu) 02時頃 |
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[ゆるり、と。まどろみから意識が浮上する。そろそろと瞼をひらけば、隣で寝息を立てている人は無防備で。…思い返した記憶に、おもわず顔を手で覆ってしまう。]
…ずっと一緒にいられたらいいのに。
[しばらくして落ちついた後に、ぽつり、とひとりごちる。確かめるように触れ合って、互いに熱を分けあって。今、胸の中は幸せな気持ちで満ちていて。それでもまだ、ワガママに歯止めが利かない自分がいて。そんな自分に呆れてしまうのだけれど、それを嫌だとは思えなくて]
あいしてるって、こういう時に言えばいいのかな。
[起こさないよう、そっと額に口づけて、微笑む。もう少しだけまどろみの中にいたいのだけれど。仕事休むって、言えない自分がちょっと悔しくて、苦笑い。]
『仕事、行って来るね。また来てもいい?』
[ちょっと悩んで、それだけ書き置き。別にメールでもいいのだけれど、鳴らして起こすのも悪いし。]
…一旦帰って着替えて。
今日は早目に上がらせてもらおうかな。
[週末まで遠いのがもどかしい。余裕が出て来たら一緒にご飯食べに行きたいな…朝早起きすればまた風見鶏で会えるかな。なんて考えを浮かべては、頬が緩んだ。**]
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[朝、夢とおめざめの間でとろとろしていると
腕の中の温度が動く気配。呟きは音としか聞こえない。
でも暖かくて柔らかい感触を逃したくなくて、
無意識に一度腕の中に引き戻そうと力を込めた
額のキスや「あいしてるって…」に少し幸せそうな表情になったのも無意識だ]
[腕の中から温度が消えて、心なし寒くて毛布に丸まりこむ。
夢の中、あの部屋が短い一生であったかのように、走馬灯として脳裏に映る。
どこかすぅ、と冷えていく感覚を覚えながら、
それでも紗英がいるのだと思えば。
毛布の感触が気持よくて、しばらくもだもだした後、
クッションに顔をうずめて…目が覚めた]
……うぇ?紗英さん…?
[呼んでも返事どころか気配もない。
一緒に寝た後相手がいない朝は寂しいものだが
今日は平日だったことを思い出す]
あー…そうか。悪いことしちゃったな…
多分うちの仕事もあるんだろうなぁ。
[時間を見ればまだフレックスでは間に合う時間。
有給使うのもなんか勿体無いし、しょうがないから出勤することにした。
こんな気持でいていいのかな。罪悪感はまだ胸に深く刺さっているけれど]
「勿論喜んで。」
「メモの返事はメールで。今晩はまた風見鶏にいってみようかな
ねりきりとすあままっしぐら*]
[メールを読み終えて、ふ、と口元が緩む。通勤途中の空を見上げれば、薄紅色の桜の向こうに淡い空。朝の澄んだ風に桜が揺れる。
毎日通る、同じ道。
お喋りしながら歩く学生さん、すれ違うサラリーマン、仲睦まじげに手を繋ぐ親子、気ままに欠伸をする野良猫。
見慣れた筈の景色は、どこか色づいて見える。]
[仕事に行くの、前ほど嫌じゃない。
山のような作業も、仕事内容も変わらない。でも、向き直って得た微かな手応えは、きっといつか、やりたい事に繋がっていく。そんな予感がするんだ。
あたし自身ですら気づいてなかった気持ちを、みつけて、掬いあげてくれて。きっかけが、無責任な優しさだったとしても、あたしがその優しさに救われたのは確かで。…その優しさにすら傷ついてしまう、存外不器用な人のことが、あたしは愛おしくてたまらない。]
『ありがとう』
[短いメール返事に篭めた想いは、きっと伝わらない。でも、いいんだ。気にしない。この花や風の香りが消えても、きっと一緒に居られるだろうから。]
[今度、部屋に来てもらおう。
部屋を掃除して、だしっぱなしのこたつを片付けて。春らしいパステルカラーの布を買って、目隠し代わりに棚につけるのも悪くない。
美味しいほうじ茶を淹れるための急須も欲しいな。
和菓子…は流石に難しそうだけど。和食どうかな、嫌いじゃなさそう。お味噌汁とか、卵焼きとか、簡単なものならあたしにも作れるかな。あ、そうだ。前に原稿で見た雑貨屋さんの箸置き、あれ可愛かった。ちょこんとした赤いシーサーの。あれまだ売ってたら欲しいな。]
おっと…急がないと遅刻しちゃう。
[通勤途中にある学校から、予鈴の音が鳴り響く。
満開の桜を名残惜しげに一瞥して走り出せば、地面に散った花びらがふわりと舞った。
終業も、次の休みも待ち遠しいけど、今日一日頑張ろう。職場まではあともう少し。**]
[人間ひとりの違和感など押し流して、世界は回る。
どこかで見たような既視感を覚えた朝の事件も、忙しない社会の流れに乗ってしまえば、同僚との話の種になる程度。
そうして今日も、昨日まとめた資料を鞄に詰め込んで、客先への訪問。
席を暖める暇もなく会社を発って、満員電車。朝一での打ち合わせ。
それを終えれば、もう昼前で。朝が忙しなかったからか、胃がくぅと不満を訴えた]
……会社戻る前に、コンビニ寄ろか。
[サンドイッチに缶コーヒーでも買って、済ませるとしよう]
[コンビニ店内は、昼の時間だからかやや混み合っているようだった。]
『おとーちゃん、わたしツナマヨのがいいー』
[弁当の棚へ迎えば、ハナが主張する。
おにぎりの棚はハナの手が届かないため、代わりに取ってやる。]
――ほら。1個でいいか?
[そんなことを言いながら自分の弁当を取るついでに、そばの温かい飲み物のペットボトルも取った。]
あと何かいるか?何飲むんだ?
[そう声をかけながら昼食を物色する。]
[メールを送った後、棚の上に置いておいた指輪の小箱を手にとった。
これはもう日の目を見ることは無いだろう。
結局、あの後彼女には別れを伝えている。
浮気も勿論だけども…あの指輪を受け取った時の顔が忘れられなくて。
んー、と伸びを一つすると梅昆布茶を飲んで、シャワーで汗を流す。
排水口に吸い込まれる水と一緒に、自分の中のもやもやが吸い込まれていく気がする]
[自転車で通勤する途中、その小箱は駅のゴミ箱に投げ捨てた。
勿論いい値段だったし、惜しさもあったけれど勉強代だと思えば安いくらいだ]
えっと……
[今日のスケジュールを確認する。
あの時、デスクに来いと伝言を頼んだけれど、
しばらく他に構うことはできなさそうだ。
だけど、そんな毎日でも楽しいとか嬉しいとか思えることがあるなら頑張れそうな気がした。
自分は無責任で傲慢で、酒癖も悪いどうしようもない人間だと自覚したけれど、
そんな自分を受け止めてくれる人がいるなら、どうか自分の気持ちがその人の為になりますようにと*]
[真っ白い光の中を、意識だけが漂う。
上も下も進んでいるのか戻っているのかも分からない。自分の形を認識出来ないような無感覚の世界で、けれど、この先が帰りたかった場所に繋がっているのだけは分かる。
一緒に青い扉をくぐった少女は、無事に戻れただろうか。
緩やかに混濁と明滅を繰り返す意識が、彼女の痕跡を探して。ちょっと前まで左手だった箇所が、まだ繋いだ手の温もりを覚えている。
扉をくぐる前、何度も何度も確認した。
お互いが死んだ理由。場所。
あの日に戻ったら絶対に絶対に、一人で帰っちゃ駄目だよ。彼女は呆れただろうか。そのくらい、しつこいくらいに念を押した。
忘れてもいい。
白い部屋での事を覚えていなくたっていい。
生きていてくれさえすれば、それ以上なんてない。
例えば、同じ世界で自分がもう一度死んだとしても。]
【人】 受付 アイリスちょ、ちょっといきなり何を…… (6) 2014/03/27(Thu) 22時頃 |
【人】 しーさー カミジャー― 回想/須藤の部屋 ― (7) 2014/03/27(Thu) 22時頃 |
【人】 しーさー カミジャー
(8) 2014/03/27(Thu) 22時頃 |
【人】 しーさー カミジャー
(9) 2014/03/27(Thu) 22時頃 |
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