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ネイサンは逃亡者 メルヤに投票した。
メルヤは地下軌道 エフに投票した。
ヴェスパタインは逃亡者 メルヤに投票した。
エフは逃亡者 メルヤに投票した。
ヒナコは地下軌道 エフに投票した。
メルヤは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、ネイサン、ヴェスパタイン、エフ、ヒナコの4名。
終わりの時間はいつだろう。
その世界に救済の一筋の光明が
射すことはあるのだろうか…――。
▼ネイサン[[who]]
▲ヒナコ[[who]]
(#0) 2016/12/19(Mon) 00時頃
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【人】 透明女子会 ヒナコ― →東シェルターへ ― (0) 2016/12/19(Mon) 00時頃 |
─ ふらふらと ─
[めるはきっと、無事にこちらがわにこれたのでしょう。
こっちにはたくさん人がいますから、あんまり心配しなくってもいいかしら。
こっちにいれば、すくなくともひとりぼっちにはならないでしょう。
だからあたしは、ふらっと別の場所へ足を向けます。
きっと、いまだにひとりぼっちでいるだろう、あのひと
彼のそばにつくまで、そう時間はかからないでしょう。
そもそも、時間も場所もひどくあいまいですからね。
あたしは車になにかをつみこんでいる彼に、こてりと首をかしげました。声は聞こえてないって、わかっているんですけど]
どこかいくの?
……だれか、つれてけばいいのに。
[そうは言っても、あとどれだけ残っているのか。
あたしには、ちょっとわかりません。
あたしが生きてたら、みんなもさそって、むりやり乗りこんであげられたのにな]
もくてきち、ないんだ。
でも、いいな。映画みたいだね。
どこかにだれかが生きてるかもだし
そーゆーのを探すたびも、いいかもね。
[ああなんだか、ほんとうに会話しているみたい
たのしくって、言葉はするりと口からこぼれおちます。
聞こえてないって、わかってるんですけどね。
こうやって彼とおはなしできたら、きっとたのしいのにな。
見慣れない車を、ぺたぺた触ってるつもり。
触れられなんてしないんでしょうけど、頑張ってえふくんをはこんであげてって、お願いしておきます。
彼とこの車、どっちの方がもつかはわからないし、誰かを見つけられるかもわからないけど。
ここにとどまらず、旅をするのもきっと楽しいですよ。
ああ、あたしもしてみたかったな]
[そういえば、って
続く言葉には、ずきって胸が痛みました。
またくるって、あたしのことでしょうか?
わかりません。もしかしたら、自意識過剰なのかもしれません。
でも彼に向かってまたねなんて言うひと、あんまりいないように思えます。
だからあたしは、眉を下げました。
死んでからそんな風に言われると、ちょっと困っちゃいますね。
生きてる頃に、そう言ってくれればよかったのに。
来てほしいなら、来るななんて言わないでくださいよ]
……ごめんね。
[でもきっと、また会えますよ。
あたしは、それがすこしでもとおのけばいいと思います。
きみが納得できるまで、旅ができればいいと思います。
あたしはもう、きみに屈んでくれとはいえませんから、その頬にキスはしてあげられませんね。
だからそのかわり、背中をそっとなでました。
車の方を向いたままのきみ
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【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン― 東シェルター夜 ― (1) 2016/12/19(Mon) 01時頃 |
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そうなんだ。
[返った答えは、いない
彼女の傍に言葉を交わしていない女の子の姿はあったかどうか。
どちらにしてもぼくは驚きを見せなかったし、なんとなくその意味を察することも出来たのだろう。]
あなたは……
後悔しなかったんだね。
幸せに終わったんだね。
[良かった、と笑う。
果たして本当にそうだったのか。この人の最期を見たわけでもないのに何が分かるのと自分でも思う。
でも後悔は無くても、会いたい人も居ない、忘れたぼくにはそう見えたのだろう。
そのせいかこんな言葉が自然に口に出ていたのだ。
気を悪くしてなければいいけれど、と気にする頭は無かった。]
やっぱりそうなんだ。
[視線が重なる
納得した様子で頷き、食い付くように一歩分距離を詰めた。
最初に名前を呼ばれた気がした、みょんこさんと一緒にいたこの女の人。
ある程度その可能性は先程から見ていたのだ。
ただそれだけじゃ名前の違和感の意味は分からないのだけれど。]
メリー?
メリー、メリー。
[響きを確かめるみたいに繰り返し、変なのってくすくす笑う。
どうしてそう藍さんは思い込んでいたのかな
メリークリスマス?
そういえば、桜のツリーを見たよ。
[変だけど、綺麗だったの。
そう口にして一時遠くを見る目。
生きていた頃を思い出していた。]
宜しくね。藍さん。
もうきっと忘れないよ。
もうちゃんと本当の名前で呼べるよ。
[笑うこと以外何も出来ないのはあの頃と同じ。
微笑みに返す、子供の笑顔。]
[これはいつまでの宜しくなのか。
生きていた時も似たようなことをいつも気にしていた気がする。
さようならは、厭った気がする。
誰に対してそうだったのか。ぼんやりしているのは喪い過ぎたからなのか。
自分も死んだ今は口にすることにあまり躊躇いが生まれない。]
ぼく達は、いつまで宜しく出来るんだろうね。
いつか消えちゃうのかな……ううん、成仏?
人類が滅びるまでだったりして。
[なんて、分かる訳も無いけれど。
時間の感覚も曖昧なこの死者の世界で肩を竦めていた。**]
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【人】 ランタン職人 ヴェスパタインうん?忙しいか… (3) 2016/12/19(Mon) 07時半頃 |
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[ ふわ ふわ
…… ぱちん、 ]
[ 瞳を開けた時にはきっと、彼はもういなかった。
寂れた廃教会。自分が命を終えた場所。人影は見当たらない。 ]
私……、どうして?
[ もしかして生き延びたのだろうか、等と甘えたことは思わずに。
だってもしも奇跡が起きて命を続けられたならば、
彼が傍にいてくれるはずだと思ったから。
どんな理由があったにせよ、確かに自分の生を願ってくれた姿を思い出す。
胸の前で手を組んで、俯いた。 ]
……――――ごめんなさい、
[ 辛い役目を負わせてしまったと
紡ぐ声には後悔ばかり。** ]
あなた方の上に起きる試錬はすべて、
世の常である。
[って、しばらく前に話してなかったかな。
彼女が気づいたら
これも、"世の常"だと思うかな。
歌瀬さん?
虚空からふわりと姿を現した。**
【人】 地下軌道 エフ
(4) 2016/12/19(Mon) 16時半頃 |
【人】 地下軌道 エフ[そのボロボロのアンテナは風に揺れている。 (5) 2016/12/19(Mon) 16時半頃 |
……んん。なんか、違和感。
[口にした言葉
あぁ。「世の常である。」じゃ、ないんだ。
「世の常でないものはない。」か。
二重否定。どう違うんだろう。
わたしは少し、どう違うのか思ったことがあるけれど。
歌瀬さんは、どう違うと思う?
[自分がいたところを見下ろす所に佇む]
やっぱり花になったんだ。
[自分が後でよかった。
そんなことをぼんやり思いつつ歩き出す。
誰かを探すわけでなく、ただ、歩く]
[ぼんやりと透き通った姿で、芽桜
……芽桜ちゃんは、コスモスになったんだ。
宇宙だね。コスモス。
何か、思い出のある花なの?
[聞いてから、ん、と口をつぐんで]
ああ――他に。
聞いてほしい人がいたなら、その人に話してくれればいいと思うけれど。
[そう言ったきり、黙って一群のコスモスを眺めて佇んでいた。**]
思い出と言うか
[恵都のほうを見て]
お父さんにね、コスモスって、秋の桜って書くんだって教えて貰って、それから何となく親近感があったの。
だからかな?
[微笑む]
[ 虚空からふうわりと姿を見せた女性の姿に、
貴方は誰と問うことはしなかった。
投げられた問いに、碧眼を閉じる。 ]
……さあ、どう違うのでしょうね?
前者はなんとなく、厳しい印象も受けますし。
後者はニュアンスが柔らかい感じがするとか、
……そんなことくらいしか。
[ 苦く 緩やかに微笑んで。
神を唯信じていた敬虔な信徒の姿はそこにはなく、
情けない笑みを浮かべる少女がいるのみだ。** ]
【人】 透明女子会 ヒナコありがと。 (6) 2016/12/19(Mon) 20時半頃 |
【人】 透明女子会 ヒナコ[夢物語のような言葉を告げる。 (8) 2016/12/19(Mon) 20時半頃 |
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