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チェビイは救星隊 アマルテアに投票した。
明之進は救星隊 アマルテアに投票した。
ジリヤは救星隊 アマルテアに投票した。
アマルテアは手伝い クラリッサに投票した。(ランダム投票)
フィリップは救星隊 アマルテアに投票した。
ヴェスパタインは救星隊 アマルテアに投票した。
マユミは救星隊 アマルテアに投票した。
クラリッサは救星隊 アマルテアに投票した。
アマルテアは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
クラリッサが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、チェビイ、明之進、ジリヤ、フィリップ、ヴェスパタイン、マユミの6名。
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《むかしむかしの物語》
『嗚呼、僕が僕だけで、永久に、安息に居ることができたら良いのに』
がつん がつんと体躯を蹴る音。
なぜどうしてこうなったのか、衝撃に身を揺らされ、また痛みに潰れた声を出した――
―――” おさない ”頃の、僕。
嘲笑も
投石の音も
――見て見ぬ振りの、影も。
それがぼくの、世界だった 。
(#0) 2015/07/16(Thu) 02時頃
そんなある日に鶴が来た 。
「 きみとわたしはおなじ 」 だと言われた。
ぼくは「 違う 」と言った。
―――『 だって、君には素敵な伴侶が居るじゃないか。 』
羨ましかった 。いじめられても 支え合える” 人 ”がいた。
( どうして僕は、みじめなの )
口惜しかった 。僕にはそんな人も、いなかった 。
( どうして僕は、ひとりなの )
―――だから、少しだけなら、良いと思ったんだ。
(#1) 2015/07/16(Thu) 02時頃
ある日僕は「 取引 」をした。
『 鶴の居場所を教えたら、もう虐めないであげるから
』
―――嬉しくて嬉しくて、救われたくて、僕は、
「 君の幸せを ひとつ、分けてよ 」
( 僕は、 彼から幸せの” すべて ”を 奪った 。 )
(#2) 2015/07/16(Thu) 02時頃
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![]() | 【人】 鉱滓地区 チェビイ[ 影はこくりと頷いた。 (2) 2015/07/16(Thu) 02時頃 |
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![]() | 【人】 鉱滓地区 チェビイ[ 僕は、 『 亀 』になった 。 ]* (4) 2015/07/16(Thu) 02時頃 |
![]() | 【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン―― 医務室 ―― (5) 2015/07/16(Thu) 02時半頃 |
![]() | 【人】 お針子 ジリヤう… (6) 2015/07/16(Thu) 02時半頃 |
― 診療所 ―
……あれ。
[目を覚まして1番最初に見たのは、白い天井。
どこかで見た場所だと思った。自分の診療所だった。
先生が目を覚ましたわ、と看護婦が喜色を浮かべた]
私、怪我をして。それで。
[記憶の糸を辿ろうとしたが、ひどく判然としない。
そもそも、私は“誰”に怪我をさせられたんだっけ。
全身が痛んだ。首と腕には包帯が巻かれていた]
いったい、なにが。
[怪我によるショックで記憶が混濁しているのですね。
そう言って、看護婦は苦笑を浮かべた]
[看護婦が説明をはじめる。
自分が研究のため、しばらくこの診療所を離れていたこと。
仕事中に大怪我をして、大きな病院に運ばれたこと。
容態が安定して、この診療所に移されたこと]
……研究。
[なんの研究をしていたのだっけ。思い出せない。
アマルテアは“獣人”に関する記憶を失っていた。
一緒に仕事をしていた同僚たちの顔は思い出せる。
アキラ。ヴェスパタイン。……そして、ノア。
しかしあの施設には、他にも沢山の“ヒト”がいた気がして。
まるで靄がかかったように。
その“ヒト”達の顔を思い浮べることはできない]
なんで、だろ。
[何か大切なことを、忘れている気がした。
そもそも、自分は何の仕事をあの施設でしていたのだろう]
[それからしばらくして、診療所で仕事に復帰した。
白衣を身に纏い、患者と向き合う日々]
痛くないわよ。
男の子でしょう。泣かないの。
[泣きわめく子供に対して、予防接種を行う。
容赦なく、注射器でぶすっと]
ほら、もう終わっちゃった。
よく我慢したわね。
[子供の頭を撫でてやる。
なんだか“前の職場”でもこんなことをしていた気がする。
従順で、優しく、強い少女。彼女のことが、思い出せない。
違和感は、日に日に大きくなっていった**]
メモを貼った。
![]() | 【人】 落胤 明之進― → ― (8) 2015/07/16(Thu) 07時半頃 |
![]() | 【人】 落胤 明之進[有明の まだ鐘が鳴らぬ時刻。 (9) 2015/07/16(Thu) 07時半頃 |
![]() | 【人】 落胤 明之進[夜が完全に去った頃、 (10) 2015/07/16(Thu) 07時半頃 |
![]() | 【人】 白銀∴秘星 マユミ―第一棟・食堂― (11) 2015/07/16(Thu) 09時半頃 |
メモを貼った。
![]() | 【人】 鳥使い フィリップ― 中央広間 ― (12) 2015/07/16(Thu) 11時頃 |
![]() | 【人】 鳥使い フィリップ[ 結果、猫が例え死んだとて。 (13) 2015/07/16(Thu) 11時半頃 |
![]() | 【人】 鳥使い フィリップ[ 人間に「直った」彼女の”声”はもう聞こえてこない。 (14) 2015/07/16(Thu) 11時半頃 |
![]() | 【人】 鳥使い フィリップ[ 長らく途絶えていた針鼠の声が届いて (15) 2015/07/16(Thu) 11時半頃 |
![]() | 【人】 鳥使い フィリップ[ 僕は彼女を 夜空に浮かべたい。 (16) 2015/07/16(Thu) 11時半頃 |
![]() | 【人】 鳥使い フィリップ[ 針鼠に (17) 2015/07/16(Thu) 11時半頃 |
―商店街―
『ノアさーん、珈琲豆そっちじゃないです』
[買い物に付いてきたもう一人に対して、はいはい。なんて生返事をしながらついていく。何故だか、手にある生傷を見ても、再出血しても、治療器具を手に取るつもりになれなくて
路地裏で変な奴を見ただとか、商店街付近が物騒だとか。そんな話もどこかで聞いたかもしれない]
大体俺の研究はとっくの昔に終わったってハナシ
…完成するわけがないぞ、と
[世の中に居る獣人を完璧に治す薬。そんなものを作ろうとしていた時期があって。それから逃げ出して
前の職場に行ったはずなのに。どうしてまた戻ってきてしまったのか。“誰”と関わって、自分が変わったのか
それすらも思い出せないまま]
ボカァ、力になれるとは思ってないよ
あんな研究。続けても意味無いのさ
[見付けた珈琲豆の袋を一つ手にとって、それからおまけとばかりに自分の好きなミルクティーの缶を買って]
でも、少しずつ治療はしてみたい
[ボソリ、とそんな事を呟く。付いてきた者は嬉しそうに、『じゃあ研究を進めないと!』なんて言うけれど
「ここに居ても変われない」なんて言ってくれたあの人は誰だったっけ――**]
![]() | 【人】 白銀∴秘星 マユミ―第一棟・廊下― (18) 2015/07/16(Thu) 13時頃 |
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