256 【突発RP村】胡蝶の夢
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
キャサリンが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、ハナ、アイリス、トレイル、ジェフ、ヴェスパタイン、メルヤ、ローズマリー、ケヴィン、オーレリアの9名。
受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/11/15(Tue) 00時頃
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家族がいる方は、大層心配されているでしょうね。
[2日も家に帰らぬ者がいれば、心配するだろう。 一時でも、空から落ちる雪と風が止めば、 連絡くらいは出せるだろうか。特に、姫のお宅へ。
軽口には、指先で口許を隠した。]
大層酔っ払うつもりなのですね。 えぇ、大抵のものは貯蔵庫においてあります。
[貯蔵庫に足を踏み入れれば、林檎の甘さが漂う。 吹雪で実が落ちてしまう前に、収穫できてよかった。]
(0) 2016/11/15(Tue) 00時頃
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[この甘さと、二人きりの状況。]
そういえば、肩車をしてほしいと頼んだのも、 ここで、でしたね。
[懐かしさに目を細めつつ、 葡萄酒の瓶をケヴィンに手渡した。*]
(1) 2016/11/15(Tue) 00時頃
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― 1日目 昼過ぎ 聖堂 ―
[多くの人が祈りをささげる場所。 神聖な空気が染みついているのは、特に篤い信者でもないジェフでもわかる。
よく使いこまれ、磨き込まれた椅子の背をするりとなでる。]
神、か……
[拠り所としての価値は認めるが、期待するのは間違っている。 そう、望みをかなえるのは、自分の手だけなのだ。
十字架を見上げ、自分の掌に目を落とし、そのこぶしをぎゅっと握った。]
(2) 2016/11/15(Tue) 00時半頃
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[一応、客商売なんだけどなあ。 そんなに俺の笑みは酷いのか。彼女が先生だからこそだと、思いたい。 笑顔を引っ込め目を泳がせながら、そう考えていた。 ……美しい人というのはどうしてか怒るとそうでない者より怖く映る、そんな気がする。>>1:131]
……参った、なあ。 あはは。本当、……もう。
(3) 2016/11/15(Tue) 00時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/11/15(Tue) 00時半頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2016/11/15(Tue) 00時半頃
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[ 困惑する彼の額を、 背伸びして指で突きましょう。>>3]
悩める時は、相談しなさいと、 …… 何度言えば、分かるのよ。 心配、してるのだからね ?
[ 頬に少し空気を溜めて、 昨日から様子の可笑しな彼を問い詰め続ける。 ひとりで抱え込んでしまわずに、 胸の内を話してくれると良いけれど。 話してくれないようならば、 私は、肩を落として食堂へ再び向かう、だけ。*]
(4) 2016/11/15(Tue) 00時半頃
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― 二日目・朝 ―
[また、夢を見ていた。 いつもいつも、同じ登場人物なのだ。 一人の女性の視点で、人生が辿られる。
この朝も、誰かの声で目覚めることになるのだろう。 ただそれがキャサリンの声ではないことは、確か。]
[ "二つめの感覚が脱ぎ捨てられた。" ]
(5) 2016/11/15(Tue) 00時半頃
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お使い ハナは、メモを貼った。
2016/11/15(Tue) 00時半頃
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[ 1日2食、昼と夕。それが、私の生活でした。 けれど、マリィの作った食事は有難く頂いて、 その後も、皆んなはキャシーの話題で 持ちきりだったかもしれませんね。
私は、騒つく胸を押さえながら、 何時もと変わらぬように1日を過ごし、 その日を、終えることとなりました。]
(6) 2016/11/15(Tue) 00時半頃
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うぐっ! だって、いい年した男がそんなのさ……
[実際それは>>4声をあげる程痛くも無かったのだろう。 むしろ、刺さるのは言葉のほう。もうすっかり叱られた子供の顔になり、眉も下がるというものだ。]
入る?…あっ、いや、それは不味いか。
[あまり聞かれたい内容じゃなくて、一度は部屋に招こうと提案するけれど。 もう互いに成人した身だとすぐに思い出した。 誤魔化しを受け入れず問い詰められているとあまりにも、昔に戻ったようだったから。]
まあ、そんな深刻なことじゃないのさ。 おれはキャサリン以外からも“噂”を聞いてて、……本当は嘘だって言い切れなくて。
不安だったんだ。 …ただ、それだけ。
[両手を後ろに回して、苦笑した。 ね、情けないでしょ。なんて同意を求めたりして。*]
(7) 2016/11/15(Tue) 00時半頃
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— 2日目/朝 —
[昨日は、服を汚して中へ戻った後、食事をいただいて。 ぽつりぽつりと誰かと会話しただろう。
吹雪は、二晩経ったというのに未だ止まない。 いくらなんでもこれはおかしいなあ、と思う私。 まるで、何かの意志がここから人を出さないとしているような、ふしぎな状況。
寝付けずに、朝早く目覚めた。 今日もキャサリンは騒いでいるのかな。]
(8) 2016/11/15(Tue) 00時半頃
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[オーレリアがそれ以上聞こうとしてきたとしても、己は噂を聞いただけだから、と深くその内容を語ることは無かっただろう。 話を終えれば独りかそれとも二人でか食堂へと降りて、遅れて朝食を口に運ぶ。]
お嬢様がお作りになられたんですか? 手伝いもせず、申し訳ないな……。
[その日は以降、何もないかのように振る舞って過ごした。 それは見方を変えたのなら、逃避だったのかもしれない。*]
(9) 2016/11/15(Tue) 00時半頃
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― 1日目 夜 食堂 ―
[その夜も吹雪が止まなくて、結局泊めてもらうことになった。 毛布が足りないのは同じだが、薪や食料は……と心配するも、貯蔵庫と院がほぼ直結されているので、数日は持つとの話。
なら、怖いものはない、はずだ。
なのに、修道院の中は不気味な静けさが覆っていた。]
人狼、ねえ。
[昨日と同じ部屋を使っていいと言われたが、眠る気にはなれず、番をしているよ、と食堂に残って夜を明かした。]
(10) 2016/11/15(Tue) 00時半頃
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[ 子供のような顔のトレイル。>>7 其れに、僅か安堵してみたりしました。 中へ入るかとの問いかけに、 何も思わず足を踏み入れようとしますが、 止められて仕舞えば、首を傾けるだけです。
不安だという胸中を思えば、 誰しも不安定になるものでしょう。 キャシーだけではなく、村でも同じ噂があると、 そう聞き及べば、明からさまに苦い顔になるでしょう。]
そう、だったの …… 大丈夫よ。
[ もう、お伽話とは、言えませんでしたが、 昔と変わらぬように、彼を両腕で包み込みましょう。]
(11) 2016/11/15(Tue) 01時頃
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情けなくなんか、ないわ。 …… 誰だって怖いもの。 気づけなくてごめんなさいね。
[ こうして、何も思わず触れられるのは、 彼がまだ、ただの子供だと思っているからに、 違いなかったのでしょうね。*]
(12) 2016/11/15(Tue) 01時頃
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─ 1日目の夜/聖堂にて ─
[ 指と指を重ねて、膝を折ります。 神に祈りを捧げることを欠かしたことはありません。 父と母も、神に祈りを捧げていました。 幼い私も、その後ろへ付いて回っていたからこそ、 今の私が在ると言えるのでしょう。
ただ、ひとつだけ。 誰にも内緒にしていたことがありました。]
皆のしあわせが、奪われませんよう。 私たちを、どうか、お護りください。
[ 錫色を閉ざして、願いを言の葉に乗せましょう。]
(13) 2016/11/15(Tue) 01時頃
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[ 私は、 “ 神の声 ” が聞こえるのです。 ]
(14) 2016/11/15(Tue) 01時頃
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[ とても、小さな頃に、 両親に得意げに話したことがありますが、 叱られたことを、よく覚えて居ます。 それからは、神に問いかけることも止め、 胸の内に、そっと留めていたのでした。]
トレイル、貴方は、 …… ──
[ 朝の彼の様子は、やはり以前心配でした。 私は、自ら禁じていた問いを、神へ投げかけます。 その、答えは、 …… 睫毛は震え、唇を、噛み締めましょう。 胸元のロザリオをきつく握り締めます。]
(15) 2016/11/15(Tue) 01時頃
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[ 良き狼と、悪い狼。悪くなければ、 食べられることはないでしょうか?>>0:53
…… ふると、肩を震わせて、 私は、立ち上がりましょうか。 此れからを、考えなければ、なりません。*]
(16) 2016/11/15(Tue) 01時頃
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[鳥の為に残した林檎も この吹雪に枝から落ちて凍えているかもしれない。 雪に閉ざされたこの場所で林檎や鳥を案じている場合ではないが。]
心配するだろうな。 迎えに来ようにもこの雪では難しいだろう。 はやく、おさまればいいんだが。
[吹雪について語るふりをして 案じるのはキャサリンが話した事象についても。]
酔ってしまえば眠れるだろう。
[酔わなければ眠れぬかもしれない。 メルヤと話しながら向かう貯蔵庫には 葡萄酒の他にリキュールの類もあったか。]
(17) 2016/11/15(Tue) 01時頃
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[葡萄酒の瓶をメルヤから受け取り]
――…ん。 そういえばそうだったな。
懐かしい、と思う反面、 子供だった頃が重なって不思議な心地だ。
[貯蔵庫に漂う林檎の甘い香りもまた あの日を思い出させる要因になろう。]
メルヤ――…、食堂に行こう。 他に飲みたい者もいるかもしれないから、 少し多めに持っていくか。
[瓶をあと一本余分に持って、彼女を促す。**]
(18) 2016/11/15(Tue) 01時頃
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─ 2日目 ─
[ あれから私は、上手く眠ることができませんでした。 うつらうつらと、頭を揺らしながら、 自らの髪を後ろで何時ものように結いましょう。
護身用にと、遠い昔に母に渡された短剣を 胸元に忍ばせて、階下へと足を伸ばしましょうか。 いつも聞こえる、キャシーの声がないことを、 不自然に感じては、辺りを見渡すのでした。]
キャサリン、……キャシー ?
[ どこ?と。]
(19) 2016/11/15(Tue) 01時頃
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— ハーノットの日記・2 —
アイリスが、「きょうだいがほしい」と言ってきた。 俺は妻と顔を見合わせ、笑ったよ。
馬鹿なことをほざくようになったもんだ。 これ以上、うちの食いぶちを増やすような真似を誰がするもんか。 遊ぶ金が底を尽きてるんだ、いい加減にしろ。
きょうだいは作れないとハッキリ言ってやった。 アイリスはしつこく食い下がらないのが、唯一のいいところだ。 良き父として、殴って言うことを聞かせるのは本意じゃあないしな。
(20) 2016/11/15(Tue) 01時頃
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さて、それよりも今は金が無くて困った。 アイリスがどこからか拾ってきて読んでる古い本に、金銭的価値がありゃあ良かったんだが。 売り飛ばしても一銭にもなりゃしないから、本当にあいつは役に立たない。 それでも家を追い出さない俺の優しさに、いい加減応えてくれんものか。
友人の医者に、金の相談を持ちかけてみた。 そしたらちょうどいい、お誂え向きの方法があるんだとよ。
持つべきものは友に限る。 しばらくはまた遊んでられそうだ。
アイリスも、喜んで協力してくれるだろう。
(21) 2016/11/15(Tue) 01時頃
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―二階・個室―
[ローズマリーの眸に映るは、吹雪いてやまぬ麗白の世界。]
……私は、マリー。 ――――ローズマリー・アルヴィエね。
[はぁ、と白い息が硝子を曇らせていく。 指先で曇りの中に、文字を書いた。]
[ rose-mary ]
(22) 2016/11/15(Tue) 01時半頃
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[ざわりと、鳥肌が立って己を抱く。]
……そうね、そう。 なにも思い出すことなんて、ないはずだわ。
[やわらかな話し方が、似ている。
誰かに、似ている。―――…誰に?]
ああ、また……
(23) 2016/11/15(Tue) 01時半頃
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[俺は男で、林檎が好き。メルヤは女で、林檎が嫌い。 相棒と呼んだ友人とのどうしても同じになれなかった部分が、その二つ。
初めて出会った時、彼女は泣いていたのだったか。 “新しい家族が増えたのよ”そう聞かされてわくわくしていた俺は随分と困惑してしまった。 だって、林檎の何が嫌なのかどうしても分からなくて。彼女がどうして家族になったのか、まだそれも察することが出来ない年で。
必死に語り掛け辛抱強く聞き出そうとするキャサリンと彼女を交互に見るばかりで、ついには自分も泣きそうになったことを覚えている。 目の前の真っ白な皿に乗せられた林檎は、手をつける前に変色してしまった。]
(24) 2016/11/15(Tue) 01時半頃
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― 記憶 ―
[偶像は思案する。 飢饉の日々、民は餓え続けていた。
そのためにした提案は、さして意味をなさなかったけれど。
ひと時を凌いだ、その一件から随分と時は進み、舞台の上。 偶像は言葉を紡いだ]
あら、ごめんなさい、……
[お祭りのように、沢山の人が居て―――…**]
(25) 2016/11/15(Tue) 01時半頃
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[未来の相棒に何もしてやれなかった、少し苦い記憶 林檎の思い出>>0:23はそれともう一つ、妹分が増えてから数年後、あの樹の前で。]
おれ、大きくなったらここを出るの。 そしたらさ、立派になって姉さんのこと迎えにくるよ!
楽しみにして待っててね?
[収穫を手伝う合間、キャサリンと二人きりになった少しの時間。 ぱっと笑いかけ見上げた彼女は、少し困ったように微笑んで『ありがとう。』とだけ言った。 受け入れられない想いに、優しい一言をくれた。
淡い初恋は過ぎ去ったからこそのおふざけ、少なくとも己にとってはそうだった。
けれど彼女はそれをあしらいながら、どう思っていたのだろう?*]
(26) 2016/11/15(Tue) 01時半頃
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