73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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ん……
[瞼が動く。近くに彼がいるのだろうか。
胸が疼く。エリアスも熱に浮されているようで
いつのまにかそこにいなくなっているロバートにまで気は回らずに]
(14) 2012/01/03(Tue) 20時半頃
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― 廊下 ―
…………
[石の廊下に響く足音が煩い。 ただでさえ胸が痛み、そこに不快があるのに、 重なる不快に眉を顰める。ただ、同時に何か…… フィリップは緩く首を振って感覚から意識をそらす。]
……ちょっと、無理させただけ……
[セレストの言い分が、 まるで目覚めぬ眠りに確定させるものに思えて。 そうと信じたくないフィリップは跳ねつける。 はねつけた言葉と、薔薇の香りに混じるシーツでぬぐっただけでは落ちぬ香りは セレストに隠匿されたクラブで嗅ぎ慣れた匂いを届けて状況を露見させただろうか? ただ……]
(15) 2012/01/03(Tue) 21時頃
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寄るな!!
[抱えたカルヴィンを 近づくセレストから遠ざけるように後ずさる。
ただ、直ぐに背後から声をかけられて。 それもフィリップが嫌いな元生徒会長とわかれば 逃走経路をたたれ、壁際まで下がることしか出来ないが。 まるで、野生動物のように警戒心をあらわにし。]
(16) 2012/01/03(Tue) 21時頃
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[体が熱くて、喉が渇いて仕方ない。 ふらりと窓際まで歩むと、がらりと窓を全開にして。
冷たい風が心地好い。瞳の中に薔薇色が宿る。
雪の中の赤い薔薇。 その中の、たった一輪の白い薔薇]
もう…少し…、で…咲けるの に…… 僕が…焼け死んで…しまいそう……
[苦笑が漏れる。 雪に埋もれてしまいたくもある]
(17) 2012/01/03(Tue) 21時頃
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フィリップは、突然きょろきょろと周囲を見。
2012/01/03(Tue) 21時頃
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──廊下──
自業自得とはいえ、嫌われたもんだね、俺も。
[フィリップの叫びは、手負いの獣を連想させた。危害を加えるつもりはないと言うかのように手を広げる。]
抱えてるだけじゃぁ凍えてしまうよ。"無理させた"あとなら尚更だ。
[薔薇の匂いに麻痺した鼻は、別種のそれを敏感に拾う。フィリップのことは、医務室で最初に出会ってから怯えさせてばかりだな、と思うと、最初から博愛なんてできちゃいなかったのだと嗤いがこぼれた。]
……あれ、レオせンぱい?
[もう一つの足音と、聞き慣れた声。探されるなんて心当たりもなく、カルヴィンを支えようと伸ばす手をいったん止めた。]
(18) 2012/01/03(Tue) 21時頃
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― 廊下 ― [セレストが手を広げればカルヴィンの上で 薔薇の匂いから避難している鮮やかなほうが 暢気に同じように羽を広げる。]
……俺が、俺の部屋に運ぶ、からいい。
[凍えてしまう、と言われれば はっとして一度カルヴィンに視線を落とす。 自分の温もりを分け与えようと強く抱きしめるも、 彼を冷やしてしまうのは本意ではなく、
手を伸ばすセレストに渋々と言った様子で 運んで、寝かしつける意の言葉を口にする。 ……本当はずっと一緒に居たかったのだけれど。 ただ、哂い零す様子には怪訝な顔で首を傾げた。]
(19) 2012/01/03(Tue) 21時半頃
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[道を塞ぐ形になっているのは好都合]
フィリップくん。あなたはカルヴィンくんから貰ったのでしょう? 棘を。
それをセレストくんに渡して頂けませんか?
エリアスくんが、そう望んでいるのですよ…
(20) 2012/01/03(Tue) 21時半頃
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………棘って、薔薇の分身……
[薔薇の分身としてしか知らず 胸に巣食う痛みだとはまだ聞いていなくて。]
カルヴィンから、俺、 カルヴィン以外を貰ってない……
[カルヴィンも意識の消え際、 セレストにと言っていたが、 それが何かよくわからなくて。 心底困惑した表情ひとつ]
(21) 2012/01/03(Tue) 21時半頃
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そう、それがいいかもね。
[部屋でも医務室でも、変わらないだろう。薬も氷嚢も、この眠りには効くはずもない。]
……棘?
[フィリップに尋ねようとしていた捜し物の在り処が、レオナルドの口から示される。表情は途端に険しく。]
薔薇の棘、貰ったの? ならさァそれを渡してよ、君には不本意かもしれないけど、俺にはどうしても必要なんだ。
[薔薇はなんと言っていた。情を交わせば移ると言っていた。 よりにもよってフィリップじゃぁ、交わすもなにも無理だろう。 ならば、無理矢理にでも。]
……ここじゃさすがに寒いかな、カルヴィン、運ぶの手伝うよ。そろそろ辛いでしょう、落としたら大変だもの。
[にこり。いつもの柔らかな笑みを浮かべた。]
(22) 2012/01/03(Tue) 22時頃
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フィリップは、棘の話し今聞いた。とつぶやく
2012/01/03(Tue) 22時頃
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…………うん。 今、薔薇でエリアスから聞いた…… 胸に巣食う痛み、がそれだって。
[険しくなった表情に、 カルヴィンをぎゅっと抱きしめつつ聞く]
別に、痛みなんていらないから、 渡す、のはいいけどさ…… 思いを遂げないと感染……渡せないって
[痛みなんていらないし、 嫌いなセレストが痛む分には、 フィリップに罪悪感もなく。]
いい、手伝わなくて。 そこをどいて、俺を通して。 棘はどうとるのか知んないけど、取るのに必要ならついてくるだけでいい
[ただ話題がカルヴィンに移ればきっぱりと拒絶する。]
(23) 2012/01/03(Tue) 22時頃
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大丈夫。 ……受け取り方なら、知っているから。
[表情が一瞬歪む。心の何処かが痛みを訴えるのを黙殺した。]
(24) 2012/01/03(Tue) 22時頃
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セレストは、フィリップにおとなしくついてゆく。コツリ、コツリ。
2012/01/03(Tue) 22時頃
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ふぅん………? いいけど、知ってるなら。 薔薇からもいいって言われたからあげる。
[表情がゆがむのに緩く首を傾げたが 相手が嫌いな人間であれば、 そこに心を配る優しさのない幼稚性は 渡し方を知らぬのもあって気にする様子もなく。
背後からついてくるセレストを気にせず部屋に向かう。 鮮やかなほうだけが、いる人々を 気にするように交互に首をめぐらせて見たが。
部屋につけば、必要なものと 薬壜しかない殺風景なフィリップの個人スペース寝台に そっと、カルヴィンを寝かし。 離れたくない、と言うように寝台に腰掛頭を撫でる]
(25) 2012/01/03(Tue) 22時頃
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…なら、私はもう用済みですね。後はお二人で。
[鮮やかに手を伸ばす。付いていくというのなら止めはしない]
………もうこれ以上はと、思ったのに。 叶わぬものですね。
[セレストの受けとりに、目眩を感じた]
(26) 2012/01/03(Tue) 22時半頃
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[鮮やかなほうが伸ばされた手に 緩く首を傾げてから飛び移る。 薔薇の香がしないこと。そして眼鏡姿。 ロバート同様に遊んでくれる人かと勘違いして。 隙あらば眼鏡の弦を咥えて引っ張ったり]
(27) 2012/01/03(Tue) 22時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/01/03(Tue) 22時半頃
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……レオ先輩、俺は平気ですよ?
[振り返り、微笑むのは、倶楽部で見せていたのと同じ顔。そうしてもう一度フィリップの背を見れば、あとはもう振り返らない。]
(28) 2012/01/03(Tue) 22時半頃
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──フィリップの部屋──
[雑風景な部屋に、フィリップはカルヴィンを大事に寝かす。 少し前、誰かと顔を合わせるのにすら怯えていた彼はどこにいったのだろう。なんだか、苛立った。]
……そういえば君、エリアスと話せるの? ずるい。
[なんだか彼を見ているとむしょうに腹が立つ。それは敵意を向けられるのに慣れていないせいだろうか。]
……俺、さ。 君のこと嫌いかも。
[くすくす笑う。やっとこの騒動を終わらせる目処がたったからか、自分の醜さに気づけたからか、笑えてしまう。 鳥を抱えていたり、休みがちだったり。特別なのが、嫌だったのかもしれない。埋没し、誰も特別にしないようにされないように心がけていた自分には、そのくせ似たような悩みを抱いた相手が、許せなかったのかもしれない。 ただ今は楽しくて。そのまま彼の腕を掴み、引き寄せた。]
ずるいよ、だから全部俺に頂戴。
[噛み付くように、唇を奪おうと顔を寄せる。]
(29) 2012/01/03(Tue) 22時半頃
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― 自室 ―
……ずるい、って言われても。 でも、さっきから声、しないなぁ…… どうしたのかな?
[カルヴィンは相変わらず目覚めない。 ただ、薔薇から目覚める算段は聞いたから あと少し、と思えば、 好きな人の寝顔を見る嬉しさが勝り翠がほそまる。 だからセレストの言葉にも、割に普通に返しながら ふっつり途絶えた声に少し心配が滲んだ、が。
次いだ言葉に翠が冷たさを滲ませる。]
(30) 2012/01/03(Tue) 23時頃
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ふぅん……かも、じゃなくて、元々、だろ。 安心してよ、俺も大嫌…………
[お互いに嫌い同士、結構。と思った。 フィリップは嫌いな人間には触れたくない。 だから、まさかセレストが自分の腕を掴むとは思わず。 驚きに丸くした瞳でやっとセレストを見る]
は、はぁ?ずるいって、な………〜〜!!
[意味がわからない。フィリップはありありと嫌悪を表情にのせ 言われた言葉に反論……しようとしたところで 言葉ごと噛み付かれた。否、口をふさがれて。 事実が認識できずフィリップがしばしの硬直の後から、セレストを押しのけようと、 自由な腕でその胸を力いっぱい押す]
(31) 2012/01/03(Tue) 23時頃
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[平気だと言う人ほど、平気ではないのにと。口にはしなかった。 変わらぬ微笑みに、どう返して良いのか分からず。 振り返らぬ背を、消えるまで見ていた]
……こら、お痛はいけません。
[腕に止まった鮮やかの、嘴を指で抑えた]
では、冬薔薇に報告することもありませんし。 最後の瞬間を見守りましょうか。
(32) 2012/01/03(Tue) 23時頃
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フィリップは、レオナルドに嘴を押さえられて、ぷぎゅ、と短く変な鳴き声を零した。
2012/01/03(Tue) 23時頃
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―中庭―
[首元のスカーフはエリアスに。上着はセシルにかけていたので、一度自室に戻る。 スカーフを巻き直すのは何度目だろう。 コートに袖を通し、中庭に向かった。]
……ああ。蕾が、膨らんでいますね………
[手を伸ばさず、鮮やかと共にすぐ傍で、花咲くのをじっと待った*]
(33) 2012/01/03(Tue) 23時頃
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[どこまでやれば移るのか知らなかったから、蹂躙するように舌を絡めた。片腕での抵抗に負けじと背中に手を回す。 フィリップは気づかないのかもしれないが、彼の纏う薔薇の香りはあまりに濃密で、口付けはチョコレートかなにかのように甘く感じる。痛みを感じる心と裏腹に酔い、慣れたやり方は力負けし押しのけられるまで続いた。]
……これでいいのかな。この先も続ける?
[問うのは薔薇にか、フィリップにか。]
嫌いなのも楽しいね。遠慮が要らないんだ。
[力一杯押された箇所がじんじんと痛む。]
(34) 2012/01/03(Tue) 23時頃
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―――〜〜〜っ!!
[口内、ぬめりとした感触。 カルヴィンと交わした拙いそれとは違う 慣れた舌の動き。 フィリップはわかっていないが、棘の作用。 酷く、酷く、熱い。脳の裏が焼かれる。 ただ同時に酷い屈辱にも感じ悔しくて翠から一滴毀れる。 その屈辱が快楽に抜けそうな力を支え突き放す。]
……………ふ、ふざけ、るなっ
[いまだ、棘の渡し方を正確に知らぬフィリップは その言葉が棘の移動だと気がつかず。 ただ、一度燈った熱が酷く暴れ、求めることにも 酷い屈辱を感じて片手を口でぬぐいながら 上着のすそを引っ張り高ぶりを隠す。]
……変態……っ
(35) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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フィリップは、そう言って距離をとろうと後ずさった。
2012/01/03(Tue) 23時半頃
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棘をくれるって言ったでしょう。 力づくでも貰うよ。 ……カルヴィンには秘密にしておくから、エリアスには秘密にしておいて。
[目の前にいるのに、セレストが見ているのは別の場所。変態と言われても気にした素振りも見せず。]
こうしないとエリーも、カルヴィンも目覚めないんだ。仕方ないでしょう?
[そのためならば手段は選ばないと。あけられた距離を再び詰める。]
……お願い、だから。
[気づけば自分のそれも反応を見せていて。エリアスのためと言いながら、欲に流されそうな自分に、嘲りの涙が一滴こぼれた。]
(36) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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―回想:ロバートの部屋―
[ノブを掴み、捻った。難なく開く扉。 室内はどんなにか豪華な家具で囲まれた部屋だろうかと。 その幻想を打ち消すかのように、冷えた空気がレオナルドを出迎えた]
ここは…本当にロバート殿の…部屋………?
[事実だと物語るように、古いベッドにロバートが横たわっていた。 粗末な祈祷台、マリア像、木の机、椅子…。 少ない荷物。]
まるで、牢獄ではないですか。
[造りの良い、牢獄]
(37) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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[同じように昂ぶる様子に気づけば、 セレストが何をしようとしているのか 彼が棘の受け渡しをどう認識しているのかわかり 一気に顔が青ざめ、 寝台に腰の力が抜けてへたり込む。]
…………やっ
[いやだと言う前に、目覚めること、を口にされれば それ以上拒否もつむげず。 へたり込み俯いた先、影が近づくのにおびえる。
ただ、暖かいものが手にかかり、 呆然と見上げた先、 セレストも泣いていることに気づけば どうして、こんなことになったのだろう と、思ったまま、翠を閉じた。]
[自分を翻弄する快楽に意識が流され眠りにつくまで、 その思いは消えることなく……*]
(38) 2012/01/04(Wed) 00時頃
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[エリアスの体力が限界で、 図書室の窓辺近くにごろりとだらしなく目を閉じて倒れていたけれど、 棘がまた高ぶったように震えたことに息をもらす]
…セレス……どこ、だろ……
[彼とは夢の中と思しき所>>3:259で会ったきり。 まさか自分のためにフィリップと、なんて思い至りもしない]
…また、怒られるかな…… 俺が…迷惑ばっかで、さ……
でも……迷惑かけてたら……近くに、いて…くれるのかな……
(39) 2012/01/04(Wed) 00時頃
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[壁にかけたコートは新品には思えず。親族のお下がりかと予想出来た]
はは、はははっ
成程なるほど。これが、近寄るなと言われていた理由ですか。
[ベッドの上で眠るロバートに近付き。見下ろし。 手を取って甲に口付けを]
没落したとはいえ、流石はホプキンス家の方。
(40) 2012/01/04(Wed) 00時頃
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[結局薔薇の一人よがり。 勝手に咲いて散ればよかったものを。
けれど薔薇も探していたものがあったのかも知れない。
ずっと昔、誰かが冬薔薇を喜んでくれたから。 また咲いたら、誰か喜んでくれるのではないかと。
ただ、それだけだったのは確かで*]
(41) 2012/01/04(Wed) 00時頃
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誇り高き方。
どうかあなたの『個人的な』望みが、少しでも叶いますように……。
[己と少し似ている所が在る…と。 家名との狭間で苦しんでいただろう姿に、愛しさを感じた**]
(42) 2012/01/04(Wed) 00時頃
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[受け入れるつもりでいたのに、気づけば二人分、まとめて擦り合わせていた。二人の気持ちが似た方向を向いたせいか、棘は新たな宿主へとうつりゆく。]
君のことなんて、嫌い……!
[快楽に溺れながらも、少しだけ。出会い方が違えば友人になれたのかと、思った気もした。]
(43) 2012/01/04(Wed) 00時頃
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