193 古参がゆるゆるRPする村
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―廊下―
では、回診に行きますので、失礼します。
[カフェテリアの面々に挨拶をし、ナースステーションに寄る。 数人の患者のカルテをとり、最初にオスカーの部屋へと向かった。 途中足を止め、小さくつぶやく]
絶対に自分を裏切らない。 信頼して良い、この世でたったひとりの、大事な……
[皆と談笑する間も、胸の奥でずっと、回り続けている言葉。 父の悲しげな顔が浮かぶ。
ぺしん、と自分の頬を張り、ふたたび歩き始めた]
(94) 2014/09/17(Wed) 16時半頃
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―オスカーの部屋―
[軽くノックの後、戸をあける]
元気そうですね? お邪魔しますよ。
[笑顔を向け、ベッドのそばへ近寄った]
絵を沢山見せてもらいました。 上手なんですね。 小さいころからずっと描いているんですか?
(95) 2014/09/17(Wed) 16時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/09/17(Wed) 16時半頃
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―遊戯室>>93―
悪夢の数、か。こじゃれてンな。 此処で寝ても、見る――ああ、不眠症か。
難題だなァ。 それならいっそ―――
!!
[振り抜くその横をピンポンが掠めていく。やられた。]
くっそ。
[悔しそうな表情を隠すこともない。負けず嫌いなのだ。]
上手ェじゃねエか。
(96) 2014/09/17(Wed) 17時頃
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― 病室 ―
[窓にごつんと額を当てた。 ガラスに映り込んだ像は色を曖昧にしている。
足音に振り返る。>>95 ノックに返事は出来ないが、覚えのある医師の姿に ベッドに戻って座り直した]
[問いに頷いて微笑むと、 残りが少なくなってきたメモ用紙に文字を記す]
『昔から好きでした、 見せた人も喜んでくれるので』
(97) 2014/09/17(Wed) 19時頃
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『近いうちに、退院できますか?』
[枕元のスマートフォンが鳴りだすのをおいて サイラスを見上げた。]
[怪我の具合を問われたら、いくら治りが早いとしても 生物の範疇を逸脱しないので。 塞がりきらぬ脇腹に、少々難しい顔になる]
(98) 2014/09/17(Wed) 19時頃
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うん、君の絵は暖かいから。 メアリーさんも喜んでましたよ。
[笑顔を向け、メモを覗き込む]
退院の時期、ね……失礼しますね。
[かがみ、脇腹を確認すると渋い顔になった]
まだ治りきってはいないから、簡単にいいよ、とは言えません。
[不安げなオスカーの顔を柔らかく見あげる]
でも、二つ約束をしてくれるなら。 偉い先生に退院していいか、聞いてみます。
(99) 2014/09/17(Wed) 19時半頃
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一つ、友達をたくさん作る。 君なら簡単だと思う。
二つ、一生懸命生きる事。 これだけ。
もし、約束するのがまだ難しいと思うなら、ここにいて欲しいんです。
お腹の傷は別の病院でも治せるし、 生きるぞって気持ちがあれば、 そのうち塞がります、けれど。
[もう一度オスカーの瞳を見つめ直す]
お金払ってくれる人がいないって、言ってたよね?
もし、退院して一人になるのが辛いなら、もう少し、ここでゆっくりしてください。
(100) 2014/09/17(Wed) 20時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/09/17(Wed) 20時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/09/17(Wed) 22時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/09/17(Wed) 22時半頃
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ーカフェテリアー
いらっしゃいませ、サイラス先生、スティーブンさん。 ジンジャーエールとエール、少々お待ちくださいね。
[にこやかに二人に給仕する。 彼らが飲み終わるのを、いつものとおり少し離れた場所から見ていた。]
(101) 2014/09/17(Wed) 23時頃
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ーーいつでも、お待ちしています。 ありがとうございました♪
[ドナルドのIDをぴぴっとやって見送る。 卓球か。 学生時代、無駄にデカい「サー!」を言いながら王子サーブを練習したっけ……という「記憶」はきっと、「アイリス」を作った人間の妄想。]
(102) 2014/09/17(Wed) 23時頃
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[ふたつ約束事があると聞けば頷いて、続きを促す。>>99 傷口が開かないように激しい運動はダメだとか、 連想したのはそういった条件だったのだが、 サイラスの口からもたらされたのは全然別の事だ]
(103) 2014/09/17(Wed) 23時半頃
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[訊けば、最初に自分が話した身寄りの件が どうやら尾を引いている。>>100
少し視線を落とすが、屈んでいる医師の視線から それで外れられる訳もない]
[落ち着いて考えれば解る。 彼らが人間に向き合っているからだ。]
(104) 2014/09/17(Wed) 23時半頃
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『独りじゃない』
[随分と早い速度で打ち込まれていく言葉を眺める。 やはり若いと物覚えも早い。 オスカーを父の様な目で見守る自分に気づき、内心苦笑した]
……ん?
[が、続く文が理解できず、眉を寄せた。 何度か読み返しても意味がつながらない]
ええと、すみません。 君が元気だと、困る人がいるんですか?
[傾げた顔にはくっきりと困惑の色]
(105) 2014/09/17(Wed) 23時半頃
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[文字を打ち込む方に集中していたせいで、 苦笑には気付けず、疑問符が上がってから目を戻した>>105]
[いっときの逡巡の後で頷く。]
(106) 2014/09/18(Thu) 00時頃
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[オスカーが頷くと、一つ大きくため息をつく。 そして一つ息を吸うと、一気に喋った]
そんな奴、気にする事ないだろう? 何かを勝ち取りたいなら自分の力で勝ち取るべきだ。 弱ったライバル相手に勝って何が誇れるっていうんだ。
[遺産相続か、家督争いか、それとも財宝をめぐるレースか? 一体彼の周りは何を争っているというのだろう。 想像力の限界か、他のケースが浮かばなかった]
(107) 2014/09/18(Thu) 00時頃
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[大きく吐き出された溜め息に、やり方を間違えたと思う。 それからまくし立てられる声に目を白黒させていたが>>107
やがて、微笑で首を横に振って、ひらりと手を揺らす]
(108) 2014/09/18(Thu) 00時頃
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……ん?
[否定のジェスチャーと、文]
違った? すみません、勘違いだったようで……。
[もう一度首かしげ]
理由を聞いてもいいですか? 話しにくい事でしたら、大丈夫。
(109) 2014/09/18(Thu) 00時半頃
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そうですか、合いませんでしたか……。 辛かったでしょう。 食事は全ての源ですからね。
[自分の言葉にうんうんと頷く]
ああ、待ってくれてる人がいるかもしれないんですね。 ……早く帰りたいですよね。
[待たせたまま、二度と会えなくなった苦い記憶を思い出す]
早く帰らないと。
(110) 2014/09/18(Thu) 00時半頃
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[打ち込まれた文字をじっと見る]
……いますよ。
[胸の指輪をぎゅう、と握りしめた]
(111) 2014/09/18(Thu) 01時頃
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[握り締める指輪を見た。>>111 窓から何となく見た限り、この治療院は人里を離れていて サイラスを待つ人も、ずっと遠くにあるのでは、と思う]
(112) 2014/09/18(Thu) 01時頃
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[ドナルドの悔しそうな顔を見るといい笑顔を返した>>96]
でもこれで精いっぱい これ以上は…サイラス先生か看護婦さんが そういえばさっきカフェのアイリスさんが加わりたそうな顔をしてましたよ
[>>102きらきらとした表情をを思い出した]
(113) 2014/09/18(Thu) 01時頃
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[指輪から手をはなすと目の前の少年に意識を戻す。 そして、もう一度首を傾げた]
元気になる前に帰らないと、食べ物が足りなくなる?
[今は食欲がないという事か。 そんな状態で食べ物を確保できるのだろうか。 心配になるが、歩き回る事はできているし、何とかなるだろう]
わかりました。 待っていてくれる人がいるなら安心しました。 それに、食べ物の心配をする元気があるなら大丈夫。
退院の打診をしてきますよ。
[立ち上がり、オスカーの肩をぽん、と叩いた]
……ところで、何をそんなに食べたがっているんです?
(114) 2014/09/18(Thu) 01時頃
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[ようやく受け入れられた回答に、安堵の笑みを零す。>>114 後ろ暗い感情が消える訳ではないけれど、 それは自分の内に抱えて行く事だ。
と、最後の質問に意表を突かれてギクッとした]
(115) 2014/09/18(Thu) 01時頃
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[冗談めかして]
『がおー』
[というジェスチャーをしてみた。
リアクションを確認したら、拳を口元にやって ふすふすと笑う息だけが漏れる。]
(116) 2014/09/18(Thu) 01時頃
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ありがとう。 早く、会いに行かないとね。
[引き続き打ち込まれる文を相槌を打ちながら読む]
よかった。 いい出会いが沢山あったんでしょうか?
今はまだそんなに余裕がないかもしれないけれど、 きっといつか、生きててよかったって思える日がきますよ。
(117) 2014/09/18(Thu) 01時頃
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がおー?
[と、ジェスチャーをお返し。 手をおろして吹き出した]
まったくもぅ。 いいんですけどね、元気なら。
[つられてくすくすと笑う]
それでは、報告してきます。 良い知らせをお伝えできますように。
[小さく一礼し、ベッドに背を向けた**]
(118) 2014/09/18(Thu) 01時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/09/18(Thu) 01時半頃
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[ぺこりと、感謝を込めてもう一度頭を下げる。>>118 向けられた背にひらひらと手を振って送った。
ドアが閉まる音、と、目を閉じ天井に向けた嘆息。
どうしても許可が下りないようなら――と言うより、 その確率の方が高いと少年は踏んでいた。 自分の身体の検査結果が、人間のそれと完全に同等だとは どうしても期待出来なかったからだ。
だとしたらもう、後は置手紙でも何でもして 夜闇に紛れて去るしかないな、とも。]
(119) 2014/09/18(Thu) 01時半頃
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[スケッチブックを開く。いくつものページに、 来る前と来てからの両方の記憶が入り交じっていた。 中には自分でなく、幽霊さんが記したものもある。
彼(多分)の筆談の記録は残っていないが、 『じゃあねー』と明るく書かれた一枚だけは残って
ぱらぱらとめくる。]
(120) 2014/09/18(Thu) 01時半頃
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――少し前・カフェテリア――
[肩を叩かれたので振り向いたら、 サイラス先生の人差し指が自分の頬に ぷにっとなってしまった>>65]
な、なにするんですか、子どもの悪戯じゃあるまいし。
[少し慌てて、メッ。と諌めるような口調。 だけどすぐに穏やかな色が浮かんだ。]
(121) 2014/09/18(Thu) 04時頃
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[サイラス先生もどこかに帰る。 オスカーもドナルドも、スティーブンもだろうか。
残るのはきっと、私たち二人だけ。 やがて彼らが去ったカフェテリアで]
……アイリス。
[小さく呼んだ名前。悪戯っぽく目を眇めた]
私にとってのアイリスはイリスってのが本名だけど アイリスって呼んでた。だからアイリスは沢山いるんだ。
私が大切なのはイリスという本名の彼女だけど 死者の幻影を今ここにいるアイリスに重ねていいかな。
[手招きする。 カウンターから連れ出すと、そっとアイリスを抱きすくめた]
(122) 2014/09/18(Thu) 04時頃
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この病院が消えるまで ここに一緒にいて欲しい。
アイリスと一緒にいたい。
[抱きすくめたまま、顔を寄せ そっと彼女の唇に、己の唇を触れさせて――――]
(私は) (絶望という世界から逃げた) (逃亡者なんだ)
(消えたい) (消えられるなら) (どうかどうか)
―――アイリスと、一緒に**
(123) 2014/09/18(Thu) 04時頃
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