人狼議事


22 共犯者

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点: 人


双生児 オスカー に 1人が投票した。
墓荒らし へクター に 1人が投票した。
若者 テッド に 1人が投票した。
飾り職 ミッシェル に 2人が投票した。
肉屋 ニール に 4人が投票した。

肉屋 ニール は村人の手により処刑された。


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
長老の孫 マーゴ が無残な姿で発見された。


現在の生存者は、記者 イアン、双生児 オスカー、ランタン職人 ヴェスパタイン、靴磨き トニー、墓荒らし へクター、若者 テッド、飾り職 ミッシェルの7名。


【人】 墓荒らし へクター

―巡礼三夜目の深夜・森の中―

[三夜目の儀式が終わり、
生き残った者が葉を持ち帰った後。

男の痛嘆な声が、誰もいない森の奥から聞こえる。]

マーゴ……
マーゴ……
マーゴ……!!!

[それは謝罪か、それとも後悔か。
ただ、目の前の事象に嘆き悲しんでいるだけか。

その男の後ろには―――――。]

(0) 2010/08/06(Fri) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>4:315
 いえ……

[ 彼は言いよどむ。
 オスカーがその直後にホリーを見失ってしまったことを知っていれば、掛ける言葉が見つからないとしてもおかしくはない。]

 あの……無理はしないで。

[ それだけをようやく搾り出したように。]

(1) 2010/08/06(Fri) 00時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 00時頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 00時頃


墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 00時頃


【人】 双生児 オスカー

―夜の森―

[無理はしないで。
ふと、その言葉に逆なでられる何かがあった気がした。
目を細め、ヴェスパタインをちらりと睨みつける]

……無理、しないと。
ホリーは、無理するとかしないを通り越して死んでしまったんですから。
生きているうちは、無理でも何でもして。ミツカイサマを……

[何度も語る決意。
だが、それは焦燥と僅かな狂気じみた何かに彩られ始めている。
握った拳の先が、うっすらと赤く滲んだ。ぴりりとした痛みと共に]

(2) 2010/08/06(Fri) 00時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 00時頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 00時頃


墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 00時半頃


靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 00時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 00時半頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 00時半頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 00時半頃


【人】 墓荒らし へクター

>>0
[ふと、銀髪の同胞の気配に気付くと、
胸から血をぼとぼとと流すマーゴを抱きかかえたまま
彼に話しかける。]

これで、「視る者」が
我らを告発する事はもう、無い―――。

[ヘクターの目は涙で濡れていた様だった。
その様を同胞には見せないよう、拭い、そう答えた。]

(3) 2010/08/06(Fri) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>2
[ オスカーの怒りの視線に、彼は今度こそ完全に沈黙した。
 唇が痙攣したように震えたが、そこから言葉が出ることはなかった。
 項垂れ肩を落とした影が、ランタンの光の輪の中に浮かんでいる。**]

(4) 2010/08/06(Fri) 00時半頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 00時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 00時半頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 00時半頃


【人】 双生児 オスカー

[そして、ふいと顔を逸らす。
最後にもう一度、何も言えないヴェスパタインを睨みつけて――いい気味だな、とどこかで残酷に思う自分が居て――森の中に走り去った。

駄目だ。
駄目だ駄目だ駄目だ。

早く手をかけないと。
誰かを。
立ち止まっている暇なんかないんだ。手がかりは与えられず、ナイフだけがぎらぎらと輝いている。こんな状態は、いけない。戦わなくちゃいけないんだ。殺さなくちゃいけないんだ。

走る先に、影があった。
それは、闇の中に色濃くその姿を落としていて。堂々としたその姿は、頼りがいのあるその影は、まるで。

結論を求めてやまない思考が、告げた]

――ミツカイサマ。

(5) 2010/08/06(Fri) 00時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 00時半頃


【人】 双生児 オスカー

[返答なんか聞かない。
驚きの声をあげてもらったかもしれない。だけど、聞かない。

ただ、抜いたナイフに全ての体重をかける。

多分、奇跡みたいなものだったんだと思う。

肉の解体を生業とする、『大人』の彼が。
広場で自分を諭してくれた、あの彼が。

気がついたら足元に倒れていた]

……ごめんね、ニールさん。
でもね、僕ね。殺さなくちゃいけなかったの。

もしね、ニールさんがね、ミツカイサマじゃなかったらね、ごめんね。
だけどね、殺さなくちゃいけなかったんだ。ミツカイサマをね、皆をね、だからね――

[最早理由ではない。自身を正当化する言葉などない。
身の内の何処かで、箍の外れる音がした]

(6) 2010/08/06(Fri) 00時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 00時半頃


【人】 双生児 オスカー

あはははは!あは、あははっ!

[全身に返り血を浴びて、青年は大声で笑った。
それは存外晴れやかに森に響いたかもしれない。

これで、あの晩餐を、二度と口にする事が出来なくなってしまったのだ。
他ならぬ彼自身のせいで。
それが嫌だったから、ミツカイサマを殺そうとしたんじゃなかったっけ。そうだ。そんなこと、言った。ニールさんの前で、堂々と言い放って、そしてあの人は頭を撫でてくれて。

――ああ。
そんなこと、もう、どうでもいいや]

お祭り、終わりますように。
足りないなら、違うなら、まだ、殺せるから。

[言葉に感情は伴わない。
誰かが来るまで、新たな供物の傍らに立ち――そして今夜の柊の葉と共に、血に濡れたまま村へと帰還するのだろう。

問われれば、あっさりと答える。笑顔を浮かべて、答える。『自分がやったのだ』と**]

(7) 2010/08/06(Fri) 01時頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 01時頃


【人】 記者 イアン

−森の中:柊の木−

[ざわざわと森が揺れるのを耳で聞きながら、柊の葉に指先を寄せた。]

「巡礼者」……そう。私は「巡礼者」。
最初からずっとそうだった。

[柊の葉を摘み、そっと口づける。
 誰もいないその場所で、イアンはそっと囁く。]

聞こえているのでしょう?「あなた」には。
森に棲まう「あなた」。

(8) 2010/08/06(Fri) 01時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 01時頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 01時頃


【人】 墓荒らし へクター

―巡礼三夜目の夜・森の中―

[ニールとは会話>>4:314をしたものの、
話は平行線に終わったようだった。

話を終え、先に森に入るニールを確認すると、
ある決意を胸に、マーゴに声をかける。]

……なあ、マーゴ。
一緒に、森へ入らないか?

[こんや は ふたりきり で ]

(9) 2010/08/06(Fri) 01時頃

【人】 若者 テッド

―夜の森:惨劇の直前―

[止めない、といったミッシェル。
 そのことに動揺するものの、それでもひとつ息をついて立ち直り]

うん、俺は……守るために、やる。

[小さくそれだけを告げて、けれど――目的の人物に、オスカーが近づいていることは、まだ知らなかった。
 ミッシェルが共に来る、というのなら少し渋ったけれど、結局押し切られて共にニールを探して森を歩く。

 その少し後――誰かが倒れたような、鈍い音と血の匂い>>6が森に広がって。
 そして聞こえた大きな笑い声>>7に、一瞬ミッシェルと顔を見合わせて。
 もしその途中でトニーを見つけたなら、トニーとも一緒に、現場へと駆けつける]

(10) 2010/08/06(Fri) 01時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 01時頃


【人】 墓荒らし へクター

―巡礼三夜目の深夜・森の中―
>>3
[その時、木立の中から知る者の気配を感じた。
外国からの「記者」―――。
咄嗟に黒の外套で同胞を隠そうとしたか。]

…よォ。
なんだよ、喰われてぇか?

[血に染まる少女を抱えたまま
顔を見ずにそう答える。]

(11) 2010/08/06(Fri) 01時頃

【人】 靴磨き トニー

[森の奥の柊の木。
ぷちり、とその葉を摘んで。
村に戻るべく踵を返した時、見慣れた姿が目に入った。]

へへ、お先に葉っぱ貰っちゃったよ、ニール。

[笑いかけて、そのそばに一歩足を踏み出した時]


ニール、どうしたの……?

(12) 2010/08/06(Fri) 01時頃

【人】 靴磨き トニー

[ニールの体は、青白い炎に包まれていた。]

(13) 2010/08/06(Fri) 01時頃

【人】 記者 イアン

−森の中>>11

……いいえ。
別に貴方に食べられたい訳ではございませんよ。
この祭での出来事を、告発するつもりはございません。
彼女にそう告げたように。

[視線の先には、亡き骸になったマーゴがいる。
 そう告げるイアンの表情は、無表情のようであり、また微笑んでいるようでもあった。]

貴方もまた、「かれ」と同じものなのですね。

(14) 2010/08/06(Fri) 01時頃

【人】 若者 テッド

―夜の森:惨劇の現場―

[駆けつけたその場所にいたのは、血に濡れたオスカー>>7と、倒れ伏し、血を流すニール。
 若者が手にかけようと思っていた人物がすでに倒れていることに、驚いたように足を止める。

 人を殺したというのに晴れやかに笑うオスカーを、テッドは解かるような解らないような、複雑な視線で見つめた]

お前が、やったのか……
俺がやろうと、思ってたのに……

[あっさりと、自分が殺したのだと告げるオスカーに、苦く呟く。
 一度は手を汚した己なら、また誰かを殺したところで同じだけれど。
 守りたい友人達の手は汚してほしくなかった、と、身勝手なことを思って]

(15) 2010/08/06(Fri) 01時頃

【人】 若者 テッド


そう、だな……
これで祭が終わると、いい。

[まだ殺せる、と呟くオスカーに、まったく同じことを考えていたテッドが止める言葉など持つはずもないのだ。
 傍にいたミッシェルはオスカーにどんな言葉をかけただろう。

 昨夜、若者にかけたのと同じように柊の木へと誘導したかもしれない]

ニールのおっさん……、たとえオスカーじゃなくても、俺がアンタをやったかもしれないんだ……だから、なんでおっさんが、なんて嘆いたりは、しない。
ただ……おっさんが、御使いであることだけ、願う……

[地に倒れ伏したニールに、静かに言葉をかけて。
 がっしりとした体格の彼を、広場へと運ぶにはこの場にいるメンバーでは力が足りないため、一度、証の葉を手にして広場に戻ることを提案する]

オスカー、ミッシェル。
葉っぱをとって、広場に行こう……自警団のみんなに、おっさんを運んでもらおうぜ。

[そう、不似合いなほどに軽く告げて。
 オスカーが断らないなら、ミッシェルも頷くなら、三人で柊の木に向かう]

(16) 2010/08/06(Fri) 01時頃

【人】 若者 テッド

―惨劇の後:夜の森・柊―
[オスカーもミッシェルもついてきているのなら三人分の足音が森に響くだろう。
 そして柊の木に近づいたときに、トニーはまだ居ただろうか]

……おっさんが御使いかどうかは……マーゴに聞けば、解るかな……

[マーゴがヘクターと二人、森の奥に進んで行ったのはちらっと見た気がする。
 だから、ヘクターと一緒なら獣に襲われる心配はないだろう、などと考えていて、小さく呟いた。]

(17) 2010/08/06(Fri) 01時頃

【人】 墓荒らし へクター

>>14
[姿を現したイアンを一瞥する。
じっくりと観察すれば、
爪が人の其れとは大きく異なり、
口腔の奥からは鋭い牙も見えただろう。
彼の右手は、血で鮮やかに彩られていた。

「かれ」と同じかと問われ、
イアンの方へ振り返り答える。]

…そう、我らは同じ者。
この聖なる森を守護せし者。

では、「イアン」。
お前は此処へ何をしに来た?

[昼間の「ヘクター」とはまた違った威圧感を見せる。]

(18) 2010/08/06(Fri) 01時頃

【人】 靴磨き トニー

ニール……。

[一歩 また一歩
近づいても、炎の熱は感じられない。
こんな事、初めてだ。]

[すぐそばまでたどり着いた。彼の手に触れようとトニーが手を伸ばしかけると、それを止めるように頭を振った。]

[ニールの右手は、いつものようにトニーの頭を撫でようと伸びたけれど、トニーの髪にも頭にもなにも触れはしない。]

(19) 2010/08/06(Fri) 01時半頃

【人】 記者 イアン

−夜の森−

[「かれ」と同じだというヘクターの様子をじっと見つめる。ヘクターの口は平時より裂けており、中からは血に濡れた牙が見える。服と手を赤い血で染め上げ、鋭い爪で女の身を引き裂いたのだと容易に判った。]

最初にお会いした時に告げた通りです。
私はこの村の祭を「見に来た」のですよ。
「貴方」の正体と役割を知りたいと思うようになったのは、その後でしたけれど。

森を守護する者。
伝統あるヴァンルナールの一族の御子息が、このような形で森を護っていらっしゃるとは、思いも寄りませんでした。

皮肉ではありません。
合点がいった……という感覚の方が正しいでしょうか。

(20) 2010/08/06(Fri) 01時半頃

若者 テッドは、靴磨き トニーが、ニールの名前を呼んでいるのを聞いたかもしれない**

2010/08/06(Fri) 01時半頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 01時半頃


【人】 墓荒らし へクター

>>20
[マーゴをそっと地面に置くと、
イアンの何かを確かめるように
無言で近づき、目を細め顔を寄せる。
それは微笑だったか。]

…ふ。
面白い男だな。
我らの存在を最も忌み嫌い否定せし者かと思ったが…。

[肩まで紅く染まった腕を伸ばし、
イアンの頬を、つ、となぞる。

真昼の森の>>116事は同胞から
何も聞かされてはいなかったが、
触れた際の反応から、イアンが「御使い様」に対し、
何か特別な感情を持っている様な気がした。]

(21) 2010/08/06(Fri) 01時半頃

【人】 靴磨き トニー

そんな……嘘だ。

[信じられない思いが口からこぼれ出す。]

[すると、炎の中のニールは、少し困ったように苦笑いを浮かべた。

そして、別れの挨拶のように片手をあげて]

ニール、消えないでよっ!

[ふっ、とその姿を消してしまった。]

(22) 2010/08/06(Fri) 01時半頃

【人】 靴磨き トニー

[どのくらい茫然と立っていただろう。]


[やがて、森の中をめちゃくちゃに走り出した。どこかにあるはずのニールの*亡骸を探すために*]

(23) 2010/08/06(Fri) 01時半頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 01時半頃


【人】 墓荒らし へクター

>>21
[ヴェスパタインが聞いていたら何と謂うだろうか。
今はヘクターの興味の向くままに、イアンに問いかけただろう。
ヘクターの紅い指がゆっくりと這ったイアンの頬は
月夜にべったりと赤く照らされていた。]

祭を見て、どうする?
見届けて、誰に残す?

[イアンの指先から、柊の葉の香りが残っている事に気付く。]

それとも……。
お前は、「こちら側」へ、
来ようとしているのか?

(24) 2010/08/06(Fri) 01時半頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 02時頃


【人】 墓荒らし へクター

>>20
…なんだよ。
「狂った一族の哀れな末路」とでも大題して喧伝するか?
まあ、そんな事はさせねえがよ。くくっ。

[冗談めいた笑みを浮かべ、
「ヘクター」の姿に戻りながら
更にイアンに一歩近づく。]

思えば…お前が最も我らと
真摯に向き合おうとしているな。

[その理由は何だ?と問わんばかりに
この人間の目をじっと見つめ、彼に触れる。]**

(25) 2010/08/06(Fri) 02時半頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 02時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―深夜の森>>0>>3
[ ――背後に立つは、薄暮の髪と月の瞳の男。
 それは、円に近付きつつある天の月と同じく、淡い金色に輝いていた。

 見下ろす白い貌は、冷たく硬く仮面のよう。
 ただ、同胞の濡れた瞳には気付いていたか、眼の光はやわらかくやさしかった。]

(26) 2010/08/06(Fri) 06時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―深夜の森>>11
[ 下草を踏む音が近付いてくる。
 その足音が誰であるか見当はついていた。

 木立の中からイアンの姿が現れた時、彼は顔だけをそちらに向けた。 
 その彼を、記者の視線から彼を隠そうと同胞が前に立ちはだかる。
 樹木の間から零れる月星の僅かな光の下では、人間であるイアンの眼には死角となるであろう位置だ。]

(27) 2010/08/06(Fri) 07時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―深夜の森―
[ だが、それもどこまで意味があるのだろう?
 既に、何も与えられずに彼を求めてここまで辿り着いたイアンに?

 同胞は今のところイアンをすぐに殺す気はないらしい。
 どころか、恐れる様子もないイアンに却って興味を引かれたようだ。
 
 彼は影の中から一足踏み出し、ヘクターを間に挟んでイアンと相対した。
 月光に照らされ、薄闇の中に彼の白い貌が浮かび上がる――それ自体が仄かな光を放つように。]

(28) 2010/08/06(Fri) 07時半頃

【人】 記者 イアン

―森の中 >>21
[頬に赤い血の筋が描かれる。
 文字通り「目の前」にあるヘクターの目をじっと覗き込むイアンの顔は、何の色も浮かべてはいなかった。]

いいえ。
私は貴方の村のできごとに対しては、きわめて明確に「傍観者」ですから。必要の無い感傷は抱かないだけです。

ただ……不思議と興味だけは尽きぬのです。
村人に「御使い様」と呼ばれる、あなたがたの正体には。

[森の中を、血の匂いを帯びた生温い風が駆け抜ける。]

村の中に棲まう「御使い様」――…ヒトの姿をしていながらヒトにあらず、神の立場でありながら神の視点にはいない。

ヴァンルナールの家の者は、こうして代々「使い」であったというのだとしたら、それはひどく興味深いのです。

(29) 2010/08/06(Fri) 08時頃

【人】 記者 イアン

―森の中 >>24>>25
「誰の為にこの史実を残すか」……それはひどく難しい問題です。私がこれをただの「仕事」として見られるとしたら、どんなにか楽だったでしょう。

私の興味は、いつの間にか、「ただの秘祭」から「御使い様」と「巡礼者」の関係性にシフトしていったのですよ。その「事実」だけを見届けることしか、今は不思議と考えられません。

私が新聞記者であることが悔やまれます。
学者としてここに来たならば、あなた方をゴシップの世界に投げ込むという可能性を少しは軽減できたというのに。

[ふと自嘲的に笑みを浮かべる。]

ああ、こんなことならば、師匠が私の研究成果を全て盗んでいったことを訴えなければ良かった。

このような人知を超えて起きた世界の話を記録できる栄誉を、私は無駄にしてしまったことを、後悔しているところです。

だから――別に私はあなた方に親愛の情を抱いているわけではない。私は「巡礼者」であっても未だ「生贄」ではありません。

それ故に、私はあなた方に余分な怒りや恐れなどを抱かずに済んでいる。それが、私が「御使い様」と「真摯に向き合っている」ように見える理由なのかもしれません。

(30) 2010/08/06(Fri) 08時頃

【人】 記者 イアン

―夜の森 >>28

[ヘクターの外套の向こうにあったヴェスパタインが、突如視界に入り込む。まるで「かれ」自身が光を放っているように見え、目を細めて微笑んだ。]

こんばんわ、「あなた」。

――…今宵も月が綺麗ですね。**

(31) 2010/08/06(Fri) 08時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 08時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 08時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 09時頃


【人】 双生児 オスカー

―夜の森―
>>15
なんだ、テッドもやろうって思ってたの?
でもごめんね。僕、殺さなくちゃいけなかったから。多分、テッドがやろうとしてても、僕がやったと思う。

[苦い呟きにどこかずれた返答を返した。
首を傾げて、あはと笑う。高笑いの残滓]

終わらなかったら、もう一人、また一人殺すだけだよ。
――ねえ、テッドは、ミツカイサマじゃないんだよね?

[ミッシェルにそうだ、と知らされていなかったら、刃を向けていたかもしれなかった。
何でもない事のように、首を傾げて問いかける]

(32) 2010/08/06(Fri) 11時頃

【人】 双生児 オスカー

>>16 >>17
うん。葉っぱ取らないとね。
僕、自分じゃ運べないなって思ってた所なの。だから、正直助かったよ。

[血に濡れたナイフをぶらりと降ろして――しかし抜き身のまま。
柊の葉をむしり取り、祭壇に捧げた]

あ、そだね。僕もマーゴに、話聞こうって思ってたんだ。森を出られたら。
そしたら、誰がそうなのか分かるでしょ?ね?

(33) 2010/08/06(Fri) 11時頃

【人】 双生児 オスカー

―朝―

[――だが。
耳にするのは、マーゴの犠牲だろうか。
また今夜も、生贄は森へ行かねばならぬ。葉は減り続けている

未だ血のにおいをまき散らしながら、その知らせに笑い声を上げる。
全部の感情が、笑い声になって流れていく]

わかんないじゃん。
もう、わっかんなくなっちゃったじゃん?どーしよう、どうするの?

どうしようもこうしようも、ないか。
お祭終わるまで、やるしかないって事だよね。

[困ったなー。と天を仰ぎ呟いた。しかし、ふと、思い出したように]

――『マーゴの近くに居た人』……

[血濡れの身体は、その言葉を小さく響かせる*]

(34) 2010/08/06(Fri) 11時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 11時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

― 回想・夜の森 ―
[小さく告げられた言葉にこくりと頷いて。]

うん… 終わらせるにはたぶん…。

[1人で行こうとする様子を見せれば強引にでもついていく。]

わたしに無関係なことじゃないですし。
テッド1人に押し付けたくはないから。

[見られるのは嫌なのかもしれないけど、そこは譲れない。
せめて出来る限りは見届けたいと思うから…。

森の中を歩いていると大きな音とここ数日は縁の切れない匂い。場違いな笑い声が聞こえテッドと顔を見合わせる。]

誰かが先に…? それとも、ミツカイサマ…?

[呟きを漏らしてテッドの後について駆け出した。]

(35) 2010/08/06(Fri) 12時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

― 回想・夜の森 ―
[真っ先に目に入るのは笑っているオスカー。
そして傍に倒れているニールの姿。

先ほどの話を誤解したのかとも思ったけど、テッドへの応えを聞く限りはそうでもなさそう。]

古い家はミツカイサマの血が混ざっていたりするって言っていたけど…。

[何の罪悪感も持っていない様子を見てふと思う。
ミツカイサマは村の人間の中に埋もれていて… 儀式で目覚めるのかもしれない。
今まで何ごともなく「祭」が終わってきたのは、村にミツカイサマがいなかったせいなのでは?

倒れ伏すニールを見ながら物思いに耽っていたところで声をかけられて。]

う、うん。そうですね…。
ニールを運ぶのは難しそうですし…。
葉っぱを取ったら戻りましょう。

(36) 2010/08/06(Fri) 12時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 12時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

― 回想・夜の森 ―
[葉を取り、森の外へと足を向ける。
今日、戻ってくるのは何枚になるのだろう。]

…マーゴに消けばわかるとは思います。

[オスカーを調べると言っていた気はしたけれど。
その後にでもお願いすればいい。

それにしても… いつ終わるかも定かでない殺し合いを肯定するのは、ミツカイサマと変わらない気はする。
村の人に紛れてるとはそういう意味もあるのかもしれない。

最後は誰もいない… これを続けたら… 結末はそういうことになるのかも。
オスカーの態度からそうも思う。]

望みは何なの…? ミツカイサマ…?

[森に向かって呟いて。テッドの後を追い広場へと戻るでしょう**]

(37) 2010/08/06(Fri) 12時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―夜の森>>31
[ イアンの微笑に対して、彼は唇を横に引いて笑みの形を型づくる。]

 ――ああ。良い月だ。

[ 愉しげな声音、月の黄金を深奥に秘める冷冽の双眼。]

(38) 2010/08/06(Fri) 12時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、記者 イアンに挑むような視線、真っ向から見据えた。

2010/08/06(Fri) 12時半頃


【人】 記者 イアン

−昏い森:にて>>38

……ええ。
もうすぐ月が満ちそうですね。以前「あなた」がそうおっしゃっていた通りに。

[微かに笑い、首を傾げる。]

「あなた」とその同胞の方と、思いもよらぬ頃合いにお会いできましたことを、光栄に思います。

[頬頬が血に染まったまま、イアンはふたりの「御使い」を見つめる。]

今宵の「生贄」は彼女ですか。
ヘクターは随分と親しげだった分、少しだけ不思議ではございますが。

何といいましょうか。
別にヘクターを蔑みたいわけではありません。
ただ……親しい御方をも「生贄」にすることができることに、多少驚いているだけです。**

(39) 2010/08/06(Fri) 13時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 16時半頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 17時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―夜の森>>39
[ 同胞を制し、前に出た。
 イアンを挑発するかの如く両腕を組み、冷たく唇を歪める。]
 
 何を驚く必要がある?
 お前たちの宗教の書では、アブラハムは最愛の子イサクを燔祭の生贄として捧げようとしたと記されているではないか。
 遠い過去から現在に至るまで、最愛の者を神への供物として殺してきたし、現にこの村の人間たちも、数百年に渡り、子やきょうだいを我らに差し出してきた。
 何も珍しいことではない。

(40) 2010/08/06(Fri) 18時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 だが、

[ と間を置き、]

 ……お前の言いたいのはそういうことではない。
 違うか?
 
[ 先程の嘲笑が嘘のように、莞爾として笑った。]

(41) 2010/08/06(Fri) 18時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 18時半頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 18時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 19時頃


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 19時半頃


【人】 若者 テッド

―夜の森>>32>>37

[オスカーの言葉にゆるくため息をこぼし。
 なんでもないような問いかけに、ああ、と頷いた]

俺は御使いなんかじゃない。

[もし御使いだったら、ピッパを手にかけたことをあんなに後悔したりしなかった。
 そもそも守るなどと口に出すはずもない。

 もっともオスカーにはそんなことは解らないだろうから、ただきっぱりと頷いて見せただけになる]

古い家、か……んじゃあやっぱりヘクターに話を聞かなきゃなあ。

[マーゴのほかにはオスカー、ミッシェルとヘクターが古い家という認識で。
 マーゴもオスカーもミッシェルも信じるのなら、あとはヘクターしか居なかった。
 そう呟きながら二人と共に柊の葉を手にして広場へと戻る]

(42) 2010/08/06(Fri) 19時半頃

【人】 若者 テッド

―早朝・広場―
[森から出たのは夜明け間近だったろうか。
 それより早かったとしても、マーゴが森から出てくるのを、広場で待っていた。

 けれど――もたらされた知らせは、マーゴが生贄になった、ということ]

なん、で、マーゴが……

[驚いたように、ショックを受けたように呟く。
 最後に見たのはヘクターと喋っていた後姿。
 視線を逸らして哀しい顔をさせてしまったこと。

 できるなら、今日話をしよう、とのんきに思っていたことを今更悔やむ]

なんでだよ、くっそ。

[吐き捨てるように呟き。
 それから、探すのは。

 マーゴと最後に会っていたはずの、ヘクターの姿]

(43) 2010/08/06(Fri) 19時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 19時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 20時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 20時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 20時頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 20時頃


墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 20時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―翌朝・広場―
[ すっかり日が昇り朝靄も晴れた頃、すっかり疲れ切った様子のヴェスパタインが森から戻って来る。
 木の枝で作った即席の杖に縋り、片脚を軽く引き摺っているのが目を引く。

 誰とも言葉を交わさず柊の葉を供物台に置き、力尽きたようにその傍らにへたり込んだ。]

(44) 2010/08/06(Fri) 20時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 20時頃


【人】 墓荒らし へクター

>>29
ヴァンルナール?
ああ、いや、彼らは違う。
・・・純血、という意味ではな。
彼らは人の子に過ぎぬ。

俺と、「ヴェスパタイン」だけさ。

[――御使い様は。
首を捻って、そう記者に答える。
無骨な指を蛇のようにイアンの首から胸へと這わせながら。]

(45) 2010/08/06(Fri) 20時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 20時頃


【人】 若者 テッド

―朝・広場―
[誰かに……昨夜共にいたオスカーやミッシェルじゃない、誰かに話を聞こうと、視線をめぐらせる。
 ヘクターを見つけていたら噛みついていたかもしれないけれど。
 見つけたのは、木の枝に縋って歩く弱弱しい姿のヴェスパタイン>>44]

……あんた、大丈夫か?

[マーゴのことは知りたいけれど、こんな弱弱しい姿のものが、御使い様ではないだろうと無意識に思って、へたり込んだその傍らに近づいて声を掛けた]

(46) 2010/08/06(Fri) 20時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―朝・広場>>46

 ああ、テッドさん……
 ちょっとね……堪えます。連日これでは。

[ 首を振り、弱々しい声で答えた。]

 他の方はどうしました……?
 皆戻ったのですか?

(47) 2010/08/06(Fri) 20時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

― 早朝 ―
[広場へ向かう道すがら。昨日、森に還ったのはニールとマーゴの2人であることはすぐに聞けた。]

とうとうマーゴ、か。
テッド、大丈夫かな…?

[マーゴの力は狙われる理由には十分だろう。
今、生きている人でマーゴのことを知らないのは他所から来た2人くらい…。]

(48) 2010/08/06(Fri) 20時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル


で、後はヘクターとオスカーの二択ってことですね。

[どっちもミツカイサマって言うには俗っぽい。
結局その程度のものかな、と嘆息する。
銃や戦車から村を守ることはできないとも言う。
人間とそれほどかけ離れているというわけでもないらしい。]

それともアレは演技?
人間のふりをしてただけ…?

[反応がまったくないものに答えを出すのは難しい。
今日こそは、何か答えに繋がるものが見えるといいけれど。]

(49) 2010/08/06(Fri) 20時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 20時半頃


【人】 若者 テッド

―朝・広場>>47

[大丈夫じゃなさそうな様子に、傍らに座り込んで顔を覗き込んだ]

あんた、弱そうだもんなあ……

[弱々しい声にしみじみと呟き。
 続く問いかけに表情が強張った]

――ニールが、オスカーの手によって捧げられた。
マーゴが、まだ返ってこない。
生贄になった――ってじーさま達はいってる。

[ぎゅう、と拳を握り締めるのは。
 ニールをこの手に掛けれなかった後悔と、マーゴを守れなかった後悔という、矛盾した感情によるもの]

あんたは、森の中で、なんか、見なかったか?

(50) 2010/08/06(Fri) 20時半頃

【人】 墓荒らし へクター

>>39
テメエ・・・うるせえよ!

[「傍観者」を自称するイアンに
マーゴの事に言及され、急激に怒りの炎が灯る。

そのままイアンの胸にあった手を振り下ろす。
まるで鋭利な刃物に斬られたかのように
イアンのシャツが真一文字に裂け、
非常に細く、薄い赤筋が浮き上がる。

同胞の制止>>40がなければ
何をしていたか分からないだろう。]

(51) 2010/08/06(Fri) 20時半頃

飾り職 ミッシェルは、若者 テッドがランタン職人と話している様子を離れた場所から見詰めている

2010/08/06(Fri) 20時半頃


若者 テッドは、ランタン職人 ヴェスパタインの様子をじっと見てる。

2010/08/06(Fri) 20時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―朝・広場>>50

 いいえ?

[ 簡単にすらりと偽りが口から零れる。顔色すら変わらない。
 それどころか、物思わしげな表情まで作ってみせる。]

 オスカーさんが私に怒って走っていったのは知っています。
 そうですか。その後にニールさんが……。

 マーゴさんはヘクターさんと一緒だったと思いますよ?
 途中から姿を見ていません……と言っても、ご存知の通り私はかなり遅れて一人で歩いていましたから……。
 ああ、記者さんは途中お会いしましたけど。

(52) 2010/08/06(Fri) 20時半頃

【人】 墓荒らし へクター

>>41
[しばし黙って、
同胞が新たなる巡礼者に投げかける言葉を聞いていた。]

(53) 2010/08/06(Fri) 21時頃

【人】 若者 テッド

―朝・広場>>52

[否定されても、いまの弱々しい姿を見ればそもそも期待などそれほどできるはずもないから、ただ、そうか、と軽く頷き。
 物思わしげな様子を見て、そしてマーゴと一緒だったという男との名前に、小さくしたうちをする]

やっぱりヘクターに話を聞くしかないか。

あ、記者の人といっしょだったのか。
なんか難しい話をちょっとしてるのは聞こえてたけど、内容はさっぱりわかんなかった。

[森で、小難しい話をしている記者を見かけたことを思い返して呟く。
 そして結局ろくな情報は手に入らないか、と僅かに嘆息してから]

あんたは、どうする? これから家に帰るのか?

[弱いものは半ば守る対象にいれかけながら、首を傾げて問いかけた]

(54) 2010/08/06(Fri) 21時頃

【人】 墓荒らし へクター

>>53
[しばらくすると、大地に斃れ伏す黒髪の少女を見つめ、
記者に向き直り問いかける。]

イアン・・・。
お前は・・・我らの儀式を
その目で見る覚悟はあるのか?

[そのままマーゴの上に覆い被さり、牙を立てる。]**

(55) 2010/08/06(Fri) 21時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―朝・広場>>54
 そうですね……家に帰りますよ。
 後で教会へ行くとトニーに約束したので、人眠りしたら行こうと思っています。

[ よっこらしょ、と弾みをつけて立ち上がる。
 思い付いたように供物台を眺めて]

 そう言えば、ニールさんが亡くなるなんて意外でした……私は彼が仕掛け人の一人だと疑っていたんですが。
 
[ 独り言めいた言葉を洩らした。]

(56) 2010/08/06(Fri) 21時頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 21時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 21時半頃


【人】 若者 テッド

―朝・広場>>56

あ、そうだった。
俺も約束してたから、まあ、後でいくと思う。

かち合うかもな。

[立ち上がるのを見上げ。
 同じようにしゃがんでいた体勢から体を伸ばす。

 独り言のように落とされた言葉に、え、と小さく呟き]

仕掛け人って……それ、こないだ、いってた?

[あれのことか、と問いかける]

そりゃ……ニールのおっさんは、儀式のこと記者の人に話したらものすごい怒ったけど……

[もともとその疑いもあったから、手にかけようと思ったわけで、そこを突かれて動揺したように呟く]

(57) 2010/08/06(Fri) 21時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 21時半頃


墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 21時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 21時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、若者 テッドの顔をじっと見詰め返した。

2010/08/06(Fri) 21時半頃


【人】 記者 イアン

−夜の森にて:>>45

……そうですか。
ヴァンルナールは全て人の子。貴方の他を除いては。
貴方の出自は突然変異なのか、或いは血が濃くなったか、それとも養子か何かか……そういうところでしょうか。

[蛇のように胸元を這う指を眺めていたが、己が口にした娘の件で、ヘクターが突如激昂した>>51

 イアンは身じろぎせず、黙ってヘクターの双眸を見つめる。シャツは人ならざるものの鋭い爪に裂かれて悲鳴を上げ、胸には赤い傷が刻まれた。]

私は「事情」を申し上げたのみです。
貴方の「事情」の一切は、残念ながら存じ上げません。

(58) 2010/08/06(Fri) 21時半頃

【人】 若者 テッド

―朝・広場―

[ヴェスパタインの視線に僅かにたじろぎつつ、視線を逸らさないようがんばった。
 小さく息を呑んでから、えーと、と言葉を紡ぎ]

ほら、あんた、言ってたじゃないか……

祭を続けたいやつらがいるって……もし、そんな奴らがいるなら……そいつらがいなくなったら、つづけなくてもいいってことだろう?

[あわてたような弁解を紡ぐ。
 万が一違った場合が恐いとも思うけれども、ニールが御使いじゃないなら、もうその可能性にするがるしかなくて。
 マーゴが居ない今、トニーと話せていない今、どこにも確証などありはしないのだった]

(59) 2010/08/06(Fri) 21時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 21時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―朝・広場>>57
 そうですか。そんなことが……。

 しかしそれよりも今心配なのは、オスカーさんですよ。
 ホリーさんのことがショックだったのはよく分かるのですが……。

[ テッドの動揺など素知らぬ顔で眉を顰める。]

 まさかとは思いますが……。

[ その先は言葉にしないが、オスカーも疑っていると言っているも同然だ。]

(60) 2010/08/06(Fri) 21時半頃

【人】 記者 イアン

−夜の森>>40>>41

[胸元から血を流しながら、「かれ」の方へと視線を流す。]

……ええ。
古来より、神話の世界のみならず、現世でも「生贄」の習慣はあります。真に信仰に由来するものとしては、己にとって最も大切なものを捧げることで神の赦しを得るという行為を指します。

しかし、飢えに困った末、口減らしの「口実」として、体裁を取るために宗教用語に類似した言葉を当てがって、子を殺害することも可能です。

……「生贄」という言葉は、実に便利なものです。

[くすりと笑い、肩を竦めた。]

しかし、私がしにきたのは、そんな茶飲み話ではございません。

(61) 2010/08/06(Fri) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>59
[ 目を半眼に閉じ、憂いの表情を浮かべる。]

 そうですね。
 もし本当にニールさんが犯人で、もう殺人が起きなければ……

[ そうとは信じ切れないが、その可能性に縋りたい。そんな瞳だ。]

(62) 2010/08/06(Fri) 22時頃

【人】 若者 テッド

―朝・広場>>60

オスカー?
そりゃ、オスカーも心配だけど……

[眉をひそめるその表情に、いぶかしげな視線を向ける]

まさかって、なんだよ。
オスカーは祭なんてなくなればいいっていってるし、大事なホリーを殺したりするわけないから御使いでもないぞ。

[オスカーが調べられたかどうかは知らなくても、愚鈍なほどまっすぐに友人を信じる若者は、不機嫌そうに答えた]

……今夜、森で、誰もいなくならなかったら、いい、な。

[憂いの表情を浮かべるヴェスパタイン>>62に同意するように頷き]

マーゴが見つかったか、俺、聞いてくる。

[ふう、とため息をついて、ヴェスパタインから離れようとした

(63) 2010/08/06(Fri) 22時頃

【人】 記者 イアン

−夜の森−

……あの時の答えを申し上げに来ました。

「私は、『人ならざるあなた』の正体を知ること」を選んだ。

これが私の本心です。

だからヘクター。
私は貴方の儀式を知ることを望みます。
さあ、その儀式の全貌をお見せください。

(64) 2010/08/06(Fri) 22時頃

若者 テッドは、記者 イアンに話の続きを促した。

2010/08/06(Fri) 22時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―夜の森>>64
[ 刻んだ微笑の形は変わらぬ。
 だが、イアンを見据える双眸が。

 月の黄金に輝き、炎と化して燃え上がるように見えた。]

(65) 2010/08/06(Fri) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―朝・広場>>63
 すみません。私、疲れているんですね。
 あんなに「村を変えたい」と言っていたオスカーさんが、陰謀に加担している訳ないですよね……。

[ 首を振ってやつれた笑みを見せ、また後で、とテッドに囁いた。]

(66) 2010/08/06(Fri) 22時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 22時頃


【人】 若者 テッド

―朝・広場>>66

[やつれた笑みをみて、はっとしたように瞬き。
 ばつが悪そうに視線を逸らした]

いや、疲れてるあんたを引き止めてた俺も悪いし……

ああ、また後で、無理するなよ?

[囁きにこくりと頷き。
 最後に心配そうに付け加えてから、ヴェスパタインの傍から離れる。

 そしてきょろりと周囲に視線を向けて、ミッシェルが居るのならそちらに向かった]

(67) 2010/08/06(Fri) 22時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

― 早朝・広場 ―
[2人が離れたところでテッドに近づいて。]

おはよう。
何を話してたんですか?

何だか随分熱心に喋ってましたけど。

(68) 2010/08/06(Fri) 22時頃

【人】 若者 テッド

―朝・広場>>68

[ミッシェルを見つけたところで、相手も近づいてくるのを見る。
 そのまま近くまでいって立ち止まり]

おはよ。
ヴェスパタインが森でなんか見なかったかと思ったんだけど……なんも見てなかったらしくて。

[そういって僅かにため息をつく。
 森のことはともかく、祭に関する疑惑を話すべきかどうか迷い。
 ポケットに手を突っ込んだところで、ふと指先に当たるペンダントの感触にそれを引っ張り出した]

あ、ミッシェル。
これ、ありがとな。一応返しとく。

[はい、と手のひらの上にペンダントを載せて差し出した]

(69) 2010/08/06(Fri) 22時半頃

【人】 双生児 オスカー

―アレクサンデル家―

[血濡れのまま家に帰還した。
慄く母と祖母を相手に薄く笑いかける]

ただいま。
着替え取ってっていいかな?

[そういえば、と祖母が思いだしたように語る。
今日から例の新聞記者が、家に訪れるかもしれぬと。ホリーが約束を取り付けて来たらしい。その言葉に、ぴたりと足を止めて]

それはよかったね。空き部屋、分けてあげればいいんじゃないの?

――……ねえ、ばあちゃん。
森を壊したら、ミツカイサマは居なくなるかな?

[絶句する空気を感じた。気分が良かった。
返答が飛ぶ前に、一度部屋に戻り着替える。
居間に戻った時、もう祖母の姿はなかった。どこぞの家にでも駆け込んで行ったか。嘲りの笑みを口に浮かべ、ソファに沈んで時が過ぎるのを待った]

(70) 2010/08/06(Fri) 22時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 22時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

― 早朝・広場 ―
[何も見なかったとの話を聞いてくすりと笑い]

あの人は、無理に参加させられちゃった人だもの。
協力してくれって言っても無駄だと思いますよ?

黙って参加してるのが不思議なくらい。何か思うところがあるのかもしれないけど。

[ペンダントを差し出されてそれを受け取ります。]

全然役に立ってないですね、これ。

[はぁと軽く溜息を。そして思いだしたように。]

…そんな話しにきたんじゃなかったんです。
聞きました? マーゴの話。まだ戻っていないって。

(71) 2010/08/06(Fri) 22時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 22時半頃


【人】 記者 イアン

―早朝:教会―

[青年記者は広場には寄らず、教会に置いてあった鞄の中から換えのシャツを取り出し、傷がまだうっすらと痛みの声を上げているのも構わずにそれを纏った。]

……司祭様、ありがとうございました。
本日より、アレクサンデル家にお世話になることになりました。
ええ、資料をお借りすることもできそうですし、良かったです。

[鞄を手にして、ひとつ溜息をつく。]

ああ……それから。
この村で、アクセサリーを作っている方……或いは、その工房をご存じありませんか?

ええ……いえ。
少しだけ……思うところがありまして……


……どうしても、要り用のものがあるのです。

[寂しそうに微笑むと、イアンは教会を足早に去っていった。]

(72) 2010/08/06(Fri) 22時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 22時半頃


【人】 若者 テッド

―朝・広場>>71

まあ、たしかにそうなんだろうけど……

[ミッシェルの言葉に頷きながら、なにか思うところ、と聞いて不自然に黙り込む。

 ペンダントについては、気持ちは落ち着いたから、と慰めて。
 マーゴのことにはうん、と小さく頷いた]

ああ、じーさま達はマーゴが生贄になったものだって、もう言い張ってる。
まだ、その姿をみたわけでもないのに……

ナタリアばーさまだって心配してるだろうし……
ヘクターは? アイツも、まだなのか?

ヴェスパタインが、マーゴと一緒に居るのを見たって言ってたし、俺もマーゴとアイツが一緒に居るのを見たのが最後だし……

(73) 2010/08/06(Fri) 22時半頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 22時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

― 早朝・広場 ―

・・・?
何か気になるところでもあるんですか?

[歯切れの悪い言葉と突然の沈黙に不思議そうに首を傾げます。]

最初、話を聞いた時は森に… って言われたから…。
まだ誰もマーゴを見てはいないのでしょう…?
ヘクターもわたしは見てないです…。

[そこで少し考えるような仕草を見せて。]

ヘクター… ですか…。

(74) 2010/08/06(Fri) 23時頃

【人】 記者 イアン

―アレクサンデル家―

[家主に許しを得て、イアンはアレクサンデルの屋敷の中へと入る。故・村長夫妻の屋敷とは雰囲気が大きく違っていたが、膨大な書物を保管してある書庫があるという点が共通しているという。

 あてがわれた部屋に行き、荷物を置くと、続いてオスカーの部屋の扉をノックした。そして、扉越しに声を掛ける。]

……失礼します、オスカーさん。
その……ご気分が優れないとのことを伺って……

もし私がお邪魔でしたら、その時はおっしゃってください。
私ならば大丈夫です、こう見えても結構丈夫にできているのですよ。

それでは、少々書庫をお借りします。
昼頃になったら少し外に出かけて参りますので、それまでの間だけ。

(75) 2010/08/06(Fri) 23時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 23時頃


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 23時頃


【人】 墓荒らし へクター

>>55
[イアンから返答を聞き、マーゴを喰らった後だろうか。]

さて…。
俺も巡礼中の身だ。
殺気立った巡礼者に殺される訳にはいかねえ。
ヴェスパタイン…。頼みがある。

[そう言って、自分の頬に傷を刻むよう、
同胞に頬を差し出した。]

(76) 2010/08/06(Fri) 23時頃

【人】 若者 テッド

―朝・広場>>74

[沈黙につっこまれればちょっと迷いつつもうん、と頷く]

ヴェスパタインがさ……この祭は、儀式がなくなったら困る人が始めたんじゃないか、みたいなことをいってて……
ほんとは御使いなんていないんじゃないかって。

[ぼそぼそと、じーさまばーさまたちには聞こえないようにミッシェルに告げて。

 ヘクターを見ていない、という言葉に眉根を寄せた]

そう、まだ、誰も見てないんだ……

だから、最後に一緒だったはずのヘクターに聞けばなにかわかるんじゃないかと。

(77) 2010/08/06(Fri) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

……僕ならこっちだけど?

[部屋の扉をノックする記者に、居間の方から顔を出す。
声は聞こえていた。せせら笑うような声をあげて、肩をすくめる]

書庫ならどうぞ。使って下さい。ホリーが好きだった本です。

[言いながら、視線は記者をねめつけている。
そして、唐突に口を開いた]

そうだ。記者さん、僕達の村のお祭りについて記事をお書きになっているんですよね?
その記事、公開はするんですか?

――あ、公開するなって言ってる訳じゃないんですよ。むしろ僕はね、ある事無い事、ゴシップから人殺しの詳細まで、是非全部書いて、外に出してほしいなって思ってるんです。

[ゆっくり踏み出しながら、首を傾げて語る]

(78) 2010/08/06(Fri) 23時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 23時頃


【人】 墓荒らし へクター

>>76
[頬に傷を負ったヘクターが柊の葉を手に
村に遅れて戻ったのは深夜に近かった。]

「マーゴと少し離れて歩いていたが、
 急に彼女の姿が視界から消えた。」
「その時に自分は正体不明の何かに襲われた。」
「この頬の傷はその時に付けられた。」
「森を探したが、彼女は見つからなかった。」

[広場に戻ると、「村人」達にそのように説明を行った。]

(79) 2010/08/06(Fri) 23時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

― 早朝・広場 ―

儀式がなくなったら困る人…?

[きょとんとした顔でテッドの顔をまじまじ見返してしまいます。]

いる…? そんな人…?
むしろ、今まで通りの「祭」なら誰も反対しなかったでしょう?

パピヨンさんもオスカーも「人が死ぬような祭」はなくすべきって言ったのよ?

[ミツカイサマがいないなら。
そもそも誰も「祭」に反対などしない。

ヘクターに聞けばわかるとのテッドの言葉には一瞬の間の後に目を逸らして呟きます。]

…マーゴは、ヘクターが“人じゃない”って言っていた。
でも悪い人じゃないと思うから信じたいって。
だから、わたしも黙っていたの。

(80) 2010/08/06(Fri) 23時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―夜の森>>76

 なるほど?
 そうやって偽装するつもりなのか。

[ 片頬に浮かぶ皮肉な微笑。
 組んでいた腕を解き、指を開くと、爪が鋭く薄い刃のようなそれに変わる。]

 顔だけでは大して変わらん。
 どうせなら、 

(81) 2010/08/06(Fri) 23時頃

【人】 記者 イアン

―アレクサンデル家>>78

……それはなかなか判断が難しいところですね。

[オスカーの方を振り向き、柔らかな笑みを浮かべる。]

私はここで起こったことを書き記していますが、祭の終わりまで村が閉鎖されている以上、記事を届けるのは祭が終わった後になります。

そして実際にどこまでを記事にするかは、編集長と相談した上で最終的に決定します。なんといっても、ここまで……外の世界で言うところの「人殺し」が連続して起こるとは、思いもよりませんでしたから。

ああ、少なくとも、祭に参加された方のお名前は全て伏せるつもりではあります。もしかしたら、私が書いた記事が、参加した方の今後の人生に悪影響を及ぼすかもしれませんから。扱いは慎重にならざるを得ません。

(82) 2010/08/06(Fri) 23時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―夜の森>>81
[ 一瞬だけ、同胞を鋭く睨めつけた視線に殺気が篭っていたように感じたのは錯覚であろうか。
 すぐに相好を崩し、]

 ――冗談だ。

[ くつくつと喉奥で笑い、示された箇所に爪を走らせた。**]

(83) 2010/08/06(Fri) 23時頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 23時頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 23時頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 23時頃


【人】 双生児 オスカー

――ふうん。

[柔らかい笑みと共に放たれる言葉を、無感動に聞く。
腕を組んで、少々苛立った調子で言葉を紡いだ]

できれば、この村の祭りで……人がガンガン死んでいる事、赤裸々に暴いてほしいんですよね。
あなたは、外から来た人だ。
そして、外に発信する言葉を持っている人。
発表の機会だってある。あなたが記事を発表してくれれば、この村は外に向かって開かれる。外から人が来る。ひょっとしたら、国から調査が入るかもしれない。
そしたら……森はいつか拓かれる。
何年先になるか分からないけど、いつか村を包む檻は完全に無くなるんだ。

素敵でしょ?
ミツカイサマも、森が無くなれば生きていけませんよね!
祭がミツカイサマの予定通りに終わったとしても、その先はミツカイサマの御心通りに事は運ばないんです!いい気味!最高!

[目を爛々と輝かせて、イアンに迫る。真摯な瞳で「村を変える」と言った面影は、もう見当たらないかもしれない]

ほんとはね。
森、燃やしてやろうかなって思ったんですよ。――ちょっとね。

(84) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 23時半頃


【人】 若者 テッド

―朝・広場>>80
[ミッシェルの不思議そうな顔になんか説明を間違った気がするけれど。
 そもそもヴェスパタインに聞かされた時点で混乱していてきちんと説明できるだけ聞き込んでいないのだから間違えても仕方がないという。
 いるか、ととわれ詰まることしかできなくて、えーっと、とそのときの話を思い返してできる限り説明した]

儀式をなくしたくない、っていうかえーっと、そうだ、村を変えたくない人たちが居て、記者とかが来てパピヨンさんとかが村を変えようとしてるのを阻止しようとして儀式を始めた人たちがいるって話だった!

[なんだかものすごく違うような気がしたが、所詮テッドの記憶力はこんなものだった。

 そしてヘクターが"人ではない"と聞いて、え、と固まる]

ヘクター、が?
じゃあ、アイツが御使いなのか?

そんな……人じゃないものが、悪い人じゃないかどうかなんて、関係ないじゃないか……

(85) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 23時半頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 23時半頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 23時半頃


墓荒らし へクターは、若者 テッドの事が一瞬頭に浮かんだ。

2010/08/06(Fri) 23時半頃


【人】 靴磨き トニー

─ 翌日午後・礼拝堂 ─

[贅沢ではないが、司祭のささやかな心尽くしが、入り口近くに設置された大きなテーブルに載せられている。

だが、それらを賞味しようと来ている者は誰もいない。]

[唯一、この場にいるのは、朝方森から戻ってからずっとここにいて、泣き疲れて眠ってしまった子供だけである。]


─ →回想・前夜の森─

(86) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

【人】 記者 イアン

―アレクサンデル家 >>84

え……!?

[森を燃やすという言葉を聞き、息を飲んだ。]

さすがにそれは……まずいですよ。
だって、森にいるのは「御使い様」だけじゃないのですから。他の動物も、木々もある。それに……動物を狩ったり、木々を伐採して生活している方もいます。

オスカーさん。
貴方は村役として、この村を破壊する方向へと突き進んではいけない。貴方は村を護る為に、村役になったのでしょう。森を切り拓きたいと願うならば、兵器や火ではなく、もっと平和な方法を用いなければ。

それに……もし私が書いた内容がろくに本誌に発表されなかったとしても、私が残した「草稿」は残ります。いつか必要な時にそれを開示することだって可能です。その時に、貴方が森を焼いた犯罪者であるのと、立派な村役であるのとでは、説得力は段違いです。

……あとはわかりますね?

(87) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

記者 イアンは、双生児 オスカーの目の色を見て、焦りの色を隠せずにいた。

2010/08/06(Fri) 23時半頃


【人】 若者 テッド

―朝・広場―

[ヘクターが人ではない、と聞いて嫌な感じがじわじわと広がる。
 それはやはりどこかでヘクターを信用していたから。
 大事な幼友達を任せても大丈夫だろうと。

 けれど、その相手が、大丈夫じゃなかったら?
 ――もどってこないマーゴ。
 
 それが、とても不安を煽って]

……俺、森にマーゴ探しにいってくる。

[そうミッシェルに言い残して駆け出した]

(88) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

― 早朝・広場 ―
[加えられた説明で何となくは理解できた。]

ああ… そういうことですか…。
そういう可能性はあるかもしれません。
昔から続いていることを変えようとするのを嫌がる人はいるものです。老人は特にその傾向が強いですね。

[村長さんの事故死から続いてるとすれば根はかなり深いだろう。
ミツカイサマが居る居ないとは別に村に対して幻滅してしまう話だ。]

そう… なります…。
マーゴはミツカイサマとも話しあえると信じていたし、わかってくれたとも言っていたから…。

[結局は騙されていた…?]

(89) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

― 早朝・広場 ―

え? 

ちょ、ちょっと待って…!
昼間の森だからって1人じゃ危ないよ!

[突然のことで反応が遅れた。
その間にすでにテッドの背中は森に消えていこうとしている。]

…行っちゃった。

(90) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

ええ、おっしゃる通り。
この村には、木を伐採して生活している人がいます。友人のテッドも、それに携わっている。森に息づく生き物達の事も知っています。
ですけど、農地は貧しいんですよ。
ノックスは、何かをやっていたみたいですね。――彼が死んでしまった今、それが何だったかを確認する事は、難しいかもしれませんが。

[地下の入口はこちらですよ、とイアンを案内しながら告げる]

農業に必要なのは、やっぱり広い土地です。木々が鬱蒼と茂っていたら、作物は育たない。食べ物が無ければ、村は立ち行かない。……うん、まあね。僕は、僕なりに「それ」を正当化する理由を持ってるんです。考えの足りない未熟な理由ですけど。

それに、僕はもう犯罪者ですよ。外の世界では、殺人は立派な犯罪でしょう。
僕は、ニールさんをこの手で殺しました。

[地下書庫の扉を、音を立てて開けた]

イアンさんは、この村の森がお好きなんですね?
僕は、大っ嫌いです。森は、ミツカイサマは、ホリーを殺したから。ホリーを、連れて行っちゃったから。

[遠く語る瞳は、酷く寂しそうに揺れた]

(91) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 23時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 23時半頃


【人】 若者 テッド

―朝・森―
[御使いがわかってくれるなんて、そんなことがあるわけがない。
 そんなことがあるなら、儀式なんか、あるはずがない。

 胸にうず巻く不安や憤りを抱えたまま、走る。

 朝の森は夜ほど不気味ではないけれど。

 なぜか、人を拒絶しているようにも、見えた]

くそ、こんなことなら――っ

[ヘクターが人じゃないと知っていれば、二人で話しているのをそのままになんかしなかったのに、と吐き捨てるように呟く。
 そして向かった森の中。

 つん、と鼻を刺激したのは、かぎなれてしまった血臭。
 ざあっと青ざめて、その匂いの元へと向かえば――]

(92) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

【人】 若者 テッド

うそ、だろ、マーゴ……

[ソフィアやホリーとはまたちがう木の根元。

 一見眠っているように見える黒髪の娘]

……マーゴ?

[血溜まりに眠る娘の肩に触れれば、冷たく固くなった肌。
 そしてごとり、と落ちる首と――血が固まってわからなくなっていた……裂けた腹。

 獣に食われた跡もあらわな、無残な亡骸]

(93) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

【人】 若者 テッド

――――――っくそ。
なんで、マーゴが……っ

[従順な村の娘。
 儀式に逆らうこともなかったのに。

 悲鳴すらでないほどの憤りに支配される。
 落ちた首を拾い上げれば豊かな黒髪は血で汚れ固まり。
 眠っているように見えた顔は、――恐怖だろうか、驚愕だろうか、悲しみだろうか。
 それとも――赦しだろうか。とても複雑な顔で、若者には最後の感情が何だったのか、読み取ることすらできなかった]

(94) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

【人】 靴磨き トニー

─回想?前夜の森─

ニール、ニール!どこにいるんだよーっ!

[もう何回転んだり、曲がり損ねて、木々にぶつかりかけたりした事だろう。
さっき、その姿を見た相手を求めて、あてもなしに駆け続けていた。]

いるなら返事してよーっ!

ニール!

[返事が返る事は恐らくは無い──頭のどこかではそれはわかっているけれど]

(95) 2010/08/07(Sat) 00時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 00時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 00時頃


【人】 記者 イアン

―アレクサンデル家 >>91

……そうでしたか……。
私の浅はかな考えをお許しください。
森があって生活できている方がいれば、その一方で、広大な森の「負の部分」を受けている方もいる。そのことに気づけなかったのです。

やはり森のことは、昨日今日来たばかりの人間には分からないのですね。何事も全てそう……付け焼き刃では理解のしようが無いことばかりだ。

[地下に向かう道のりで、オスカーにぽつぽつと告げる。]

貴方が犯罪者かどうかは、私には裁定できません。
貴方が何の理由もなくニールさんを殺したのなら、私は貴方を責めましょう。ですが、貴方はそうは見えない……

ヒトが為すことには、いかなることにも理由があります。もしかしたら、「御使い様」と呼ばれる者にも。

だから、私は貴方の罪を判断することができません。ましてや貴方は「祭」という文脈でニールさんを「還した」のです。その行為を無条件に責め立てることができるとしたら……それは貴方ご自身の心のみなのですよ、オスカーさん。

(96) 2010/08/07(Sat) 00時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[テッドを追いかけようかとも思ったけれど、本気で走られたら追いつくのは無理だろう。
森ではぐれて1人で動きまわるのもゾッとしない。]

…昼間だし。大丈夫ですよね。

[昨日ははぐらかしてしまったがマーゴがいなくなったのだとすればオスカーともう一度話はしておきたい。

そのまま広場を出てアレクサンデル家へと向かいます。]

(97) 2010/08/07(Sat) 00時頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 00時頃


【人】 記者 イアン

―アレクサンデル家―

――…ホリーさんの件は、心中お察し申し上げます。

[地下書庫の扉が開く。]

私には、あの森の好き嫌いも、善悪も分かりません。私にとっては、「ただそこに森があるだけ」なのです。

ですが、オスカーさんが「あの森を嫌いだ」とおっしゃることを、私は断罪しようとは思いません。そして、大切なお姉さんを喪った……貴方の人間らしい心を、私は馬鹿にしたりはしません。

せめて、ホリーさんが……今の貴方のことを見て哀しまないように……それだけを願っております。

(98) 2010/08/07(Sat) 00時頃

【人】 若者 テッド

―朝の森→広場―
[悲しみが強いと、泣くことすらできない。
 憤りが強いと、わめくことすらできない。
 娘の亡骸を前に、押し殺した声で呟く]

ヘクターがほんとにやったのかわかんねぇ。
でも――"人じゃない"ヘクターならやる可能性は、あるんだろう?
だから――

[マーゴの仇はとる、と小さく呟く。
 ほんとうにヘクターが御使いかどうかなんて、どうでもいい。
 最後に一緒に居たはずの男が、一緒にいる娘を守れなかった。
 ただそれに対する理不尽な怒りをぶつけるだけで。

 それを心に誓って、血や臓物がなくなって軽くなった娘――その首を、抱き上げて広場へと、戻った]

――マーゴが、生贄に選ばれた。
体は――森の木の根元に、ある。

[首を抱えて戻ってきた若者にざわついた広場のもの達に告げた]

(99) 2010/08/07(Sat) 00時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 00時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 00時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

―アレクサンデル家―
[ノッカーを鳴らして暫く待つが反応がない。]

留守でしょうか…?

[何気なくドアに手をかけると音もなく開いてしまった。]

不用心… ですね…。
お邪魔します…。

[中へ聞こえるように言ったつもり。何処まで声が届いたかはわからないですが。

そのまま中の様子を窺いつつ、てくてく入っていきます。]

(100) 2010/08/07(Sat) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―夜の森―
[ 生贄たるマーゴの亡骸を聖なる樹に捧げるのを見守った後。
 ヘクターと別れ、ぽつりぽつりと村へ帰る。
 その道すがら、イアンを追い、彼の背に話し掛ける。]

 イアンさん。
 私はふたりだけで話したいと言った。
 その話はまだ終わっていない。

(101) 2010/08/07(Sat) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

……意外でした。
外から来たあなただからこそ、「それは犯罪だ」って、僕を裁いてくれると思ったのに。理由が在ろうとなかろうと、僕は人を殺した。
理由が在ろうとなかろうと、ミツカイサマもまた人を殺す。それって、――大変な事じゃないんですか?違うの?森の前では、人の命なんてどうでもいいの?

[埃臭い気配が記者を包むだろうか。自分は、書庫の中に入る事はなく]

ホリーが哀しむ?
記者さん。ホリーはね、悲しんだりしないの。もう、悲しんだりできないんだよ。
分からない。ひょっとしたら、死後の世界みたいなものがあって、そこから僕達を見守ってくれてて、とか、そんなのがあるのかもしれないけど。
そっちの様子なんて、僕が死ぬまで分からないんだからさ。

[地下書庫の戸口に佇む。
姉について語る口調は――抑えられないように語る口調は、とても子供じみていた]

仇を討てないなら。
……連れてってくれないのかな。

[それは、心からぽろりと漏れた呟き。
多分、自分でも気が付いていないくらいの]

(102) 2010/08/07(Sat) 00時頃

双生児 オスカーは、階上からの気配>>100に顔を上げた。

2010/08/07(Sat) 00時頃


【人】 靴磨き トニー

[前方に人影が見えた。

壮年の男のものではない。長く伸びた髪と装いは黒く、愁いを帯びた顔は白く闇に浮かんで──]

マーゴ?

[思わず立ち止まる。
黒衣の少女は、道の脇を指差した。]

ありがと、マーゴ。

[下生えをかき分け、進む。]


[横たわる男の亡骸がそこにあった。]

(103) 2010/08/07(Sat) 00時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

―アレクサンデル家―
[人気のない大きな家は少し不気味。
なんでこんなに人気がないんだろう…?

きょろきょろしていると何か声が聞こえた気がして、足早にそちらへと向かいます。]

こっち・・・かな・・・?

[書庫への階段を覗きこむと顔を上げたオスカーと目が合ったかもしれません。]

(104) 2010/08/07(Sat) 00時頃

靴磨き トニーは、涙をこぼす。夢の中、礼拝堂で。

2010/08/07(Sat) 00時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―午後・教会―
[ 開け放たれた教会の扉、そこに細身の影が差したのは、日の傾きかけた頃。]

 こんにちは……
 ブルーノ司祭?
 トニー?

[ ひっそりと静まり返った礼拝堂の奥へ、控え目な声を掛ける。]

(105) 2010/08/07(Sat) 00時頃

【人】 若者 テッド

―朝・広場→教会―

[広場のじーさまばーさまが娘の首を痛ましそう、どころか、誇らしげに見るのがもう、理解できない。
 もとから若者にとっては儀式はあまり理解できないものだったけれど。
 守りたいものを手にかけて、守りたいものを守れなくて。
 そうして儀式に対する不信は募ってしまった]

――ばーさまに、今のお前を見せたら、腰抜かしちまうよな……
先に、教会にいくか……

[腕の中の娘に、答えないとわかっていて声をかける。
 娘の体を拾いにいったもの達も、最終的に教会に運ぶだろう。
 ならば体と同じ場所に、と教会に足を向ける。

 司祭は、あまりよくないという体調を押して生贄に選ばれた娘を出迎えた]

(106) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

【人】 若者 テッド


司祭様。
マーゴ、寝かせてやってくれませんか。

[不自然に静かな口調を心配する司祭に大丈夫と言い切って。
 マーゴを連れて行く。
 そうして教会の一室で娘の首を眠らせた]

――ばーさまに、告げてくる。
また。あとで。

[ほんとうなら、昨日の態度を謝って仲直りをして、と単純に考えていたのに。
 いまではもう、娘の口から声を聞くことすらできない。
 そのことに、きつく拳を握り締めて、一度瞳を閉じ。

 部屋を出て司祭にかるく頭を下げて、ラトルの家へと向かう]

(107) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―午後・礼拝堂―
 お邪魔します……

[ おずおずと中に踏み込んだヴェスパタインが見たのは、テーブルの上に並べられた料理の数々、そしてその前に突っ伏す少年の姿。
 トニーのその陽に焼けた頬には涙の痕があり、閉じた睫毛は滴で濡れていた。] 

(108) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

……あれ。
ミッシェルさん、どしたの?

ひょっとして、鍵開いてました?

[現れた知る女性の影に、僅かに驚いて目を見開いた>>104]

(109) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

―アレクサンデル家―

え、えっと… 

[突然にバッタリと顔を突き合わせてしまい言葉が出てこない。]

う、うん。鍵開いてたよ。いくらこんな村でも不用心だと思うんです…!

[良く分からないことを力説してしまってます。]

(110) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

【人】 記者 イアン

―アレクサンデル家 >>102

私はね。新聞記者をする前は、学者の卵だったのですよ。
その時代は、フィールドワーク……いわば学問の為の取材を行っていまして。そこでは「現地の方の言葉とルールに従え」とよく言われていたものです。だから「祭」のルールに則った場合、今ここで、貴方をどこまで追求すべきかが分からない。

もし貴方が、外から来た私に、己の罪を詰って欲しいとおっしゃるならば、話は別ですが……それはとても無意味なことです。

[胸ポケットにしまっていた眼鏡をかけ、1冊の本に目を通す。]

ホリーさんが悲しめるかどうか、本当の所は私も分かりません。

ですが様々な宗教において、形は違えど「死後の世界」というものが描かれている。それは大切な人を喪った後の世界を生きる人達の為に生まれた言葉であるかもしれません。その人のことを忘れないようにするために。

だから今はその先人の知恵をお借りしませんか?オスカーさん。ホリーさんの声が聞こえるかもしれないと……

[そう言いかけたところで、オスカーの呟きが聞こえる。とても細くて、弱々しい声が。]

仇を……?

[眼鏡の向こうにあるイアンの瞼が、そっと下りた。]

(111) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

>>110
そっか。
あのね、今記者さんが来てるの。うちの資料読みたいって言うからさ、地下書庫に案内して……
ミッシェルさんも、本読みます?今なら、煩いばあさんも居ないし、読み放題ですよ?
小難しい本ばかりみたいですけど。

[閉めた方が良かったのかなと後悔したけど、泥棒なんて些細なものだと思ってしまう自分が居て、それもまたちょっと悲しかった]

(112) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

【人】 記者 イアン

―アレクサンデル家 >>110

あ……ミッシェルさん、こんにちわ。
私は本を読ませていただこうかと思ってここに来ていて……

[本を片手に、眼鏡を掛けたまま一礼する。]

あ、そう、だ。
ミッシェルさんにお願いがあるんですけれども、いいでしょうか?
その……仕事の依頼といいますか……

(113) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

【人】 靴磨き トニー

[倒れているニールの横に座り込む。
痛みや苦しみをこらえている表情ではなかった。
意外なものを見てびっくりしているように、切れ長の目を見開いて──もうその目はなにも写しはしない。]

[ブルーノが、死者を送る際時々そうするように、ニールの瞼を下ろしてやった。]


「トニー、トニー?」

[誰かに呼ばれたような気がした。思わずその声に答える。]

『……村の誰かがニールを連れにくるまで傍にいるよ。大丈夫だよってば』

(114) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

― アレクサンデル家 ―

あ、イアンさん来てるんですか。
オスカーの家の書庫…?

[この家にならミツカイサマのことも少しは残っているのではないかと思えました。
記者さんの目的もそれだろうし。]

読んでもいいなら、見せてほしいですね。
儀式のことやミツカイサマのこと、もう少し知っておきたいんです。

(115) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 00時半頃


【人】 若者 テッド

―午前中・ラトルの家―

[マーゴの血は乾いていた。
 それが――彼女がどれだけ森に放置されていたかを示して。
 けれども、着替えもせずにラトルの家に向かうには――よかったのかもしれなかった。

 とうとつに現れた孫娘の幼友達を、長老の一人でもあるナタリアは驚きながらも出迎え、家の中へと招き入れる。
 そして挨拶の言葉のあと。
 「マーゴは森から帰って来たかい」とたずねられて、若者は沈痛な顔で俯いた]

マーゴは……生贄に選ばれた。

[居間で孫娘の友達をもてなしていたナタリアは、その言葉に老いた手を震わせる。
 「森に行けば、いつかは選ばれる……それがあの娘の運命だったんだろうねえ」
 気丈に、長老として振舞う老婆の言葉に、若者は理解できないといった視線を向けた]

(116) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

【人】 若者 テッド

なんだよ、それ。
運命なんて、バカな話があるもんか!

俺がピッパを殺したように、マーゴも誰かに殺されたんだ!
生贄なんかじゃないっ

[老婆に怒鳴ってもしかたがない。
 解っているのに、爆発した感情は収まらない]

なんでマーゴだったんだよっ
俺でもいいじゃねぇか。

(117) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

【人】 若者 テッド

それどころかよそ者も居たのに何であいつらじゃない?!

[がん、と机を殴りつける。
 若者の感情をなだめることをしない老婆は、哀しい顔をしてただそれを見ていた。
 いまは、何をいっても逆なでるだけだと、経験から知っているのか。
 それとも孫娘を失った悲しみに沈んでいるのか、それは若者にはわからないことだったけれど]

(118) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

【人】 若者 テッド

なあ、ばーさま。
俺、マーゴの仇、とるよ。
ちゃんと、とってみせる。

[「ばかなことを言うのはおよし」とたしなめられても頑な若者は首を振って]

マーゴは、教会に寝かしてある。
ばーさまが見るには……ひどいから、さ……

――どなって、ごめん。
また……こんど、遊びに来る。

[ひとつ深呼吸をして、なんとか感情を抑えた若者が静かに告げる。
 そんな様子を老婆は心配そうに見送っただろう。
 もう一度だけ、謝罪をして――ラトルの家から、出て行った]

(119) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

― アレクサンデル家 ―

こんにちは。イアンさん。
眼鏡かけてると記者さんってより何処かの先生みたいですね。

[見たまま素直な感想を述べくすりと笑う。]

お願い、ですか? わたしに?
仕事… というとビーズの話でしょうか。

(120) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

……学者って、大変なんですね。
あなたは、この村の人じゃないのに。
なんだか、ずっと村に住んでいる人みたい。

[無意味な事だ、と言われて。
目を伏せて呟く。
腕を伸ばした先に、光が見えない。見えた筈の光はすぐに掻き消えてしまう。
そんなものか――と。虚ろに、諦めたように笑った]

……そうです。
仇、討ちたい。ううん、討てなくてもいい。返り討ちにされてもいい。わかんない。わかんないけど……

僕は、ミツカイサマに会いたい。
会って、……僕の大切な人たちを、もう、殺さないでって、僕は……僕は失うものなんてもう無いから。僕が、僕自身を生贄に捧げる覚悟は、もう出来てます。そのための道具もある。

……村には、古い家は沢山あります。元々、僕が生きて帰ってくるなんて、誰も信じてないでしょうし。現実問題としての次の村役の相談は、長老達がやっているでしょう。

ごめんなさい。イアンさんに話したって、どうにかなるものでもないのにね。ミツカイサマが誰なのかも、よく分かんないし。

[語るだけ語って、目を伏せた]

(121) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 01時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 01時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

― アレクサンデル家 ―
[>>121 を聞いて本来の目的を思い出した。
本を読みにきたわけじゃないんだって…!]

わたし… 知ってますよ。
ミツカイサマが誰なのか。

[目を伏せるオスカーへ何気ない口調で言ってみます。]

(122) 2010/08/07(Sat) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

どうぞ。
僕以外の家の人は、お祭りや長老会議で忙しそうだから……多分、何冊か持ってってもばれないと思うよ。

[すっと身を壁に寄せて、ミッシェルが書庫の中へと入れるように]

変な本とかもあるみたいだから。
うちのばあさん、記録だけは大事にするんだよね。自分じゃ見ないのにさ。

(123) 2010/08/07(Sat) 01時頃

【人】 記者 イアン

―アレクサンデル家 >>121

………。

[オスカーの言葉には、ただ黙って俯くことしかできなかった。どんなにオスカーが哀しもうと、昨夜、自分が見たことの一部始終を話すことはできずにいたのだ。それ故に、イアンはオスカーを理屈で慰めようとするのだ。]

いいえ……お役に立てず申し訳ありません、オスカーさん。せめて貴方の心が少しでも安らげば……そう願わずにはいられません。

[口をついて出てくるのは本心。
 しかし彼らに「かれ」のことを話す訳にはいかない。
 ――胸の辺りが、ずきりと痛んだ。]

(124) 2010/08/07(Sat) 01時頃

双生児 オスカーは、びくりと顔を上げた。ミッシェルを睨むような勢いで見つめるだろう。

2010/08/07(Sat) 01時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 01時頃


【人】 記者 イアン

―アレクサンデル家 >>120

ええ、そうですミッシェルさん。
その、貴女の職人としての評判をお聞きしたので、是非。できるならば女性の方にお願いしたいなと思っていたのですよ。

あの……できれば、その……皆様には、くれぐれも、ご内密にお願いしたいのですが……

[眼鏡の向こうにある視線がちらちらと不可思議な動きで泳ぐ。]

……ええと、できれば用途はお察し戴けると助かります。

(125) 2010/08/07(Sat) 01時頃

【人】 記者 イアン

―アレクサンデル家 >>122

え……?
ミッシェルさん。それは本当ですか?

どなたなんですか?「御使い様」は!

(126) 2010/08/07(Sat) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

誰なの!?
教えて、お願い!
会わなくちゃいけないの、会わなくちゃ――

[叫びださんとする勢いでミッシェルに縋ろうと]

(127) 2010/08/07(Sat) 01時頃

靴磨き トニーは、ふと目を開いた。

2010/08/07(Sat) 01時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

― アレクサンデル家 ―

じゃあ、お言葉に甘えて何冊か借りていっちゃおうかな…。

[興味深い本はかなりの数に上るとは想定できる。
壁に寄ったオスカーの前を通り書庫へと入ります。]

何か… 記録を残す必然性があったのかもしれませんね…。
誰かに見せるつもりだったとか…。

[睨むような勢いでこちらに視線を向けるオスカーへにこりと微笑んで。]

今日は、それで来たんです。
昨日はマーゴの話を聞いて欲しかったからあまり言わなかったんだけど…。

マーゴのこと、聞いたでしょう?

(128) 2010/08/07(Sat) 01時頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 01時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―夜の森>>101
[ そう話しかけた時の彼は、イアンの言う『かれ』ではなく、「ヴェスパタイン・エーレ」の顔をしていた。]

 あなたは……

[ 全く同じ顔、同じ色なのに、全く異なる淡色の瞳が揺れる。
 物問いたげに開いた唇は、だがそこで噤まれた。]

 ――いえ。すみません。

[ 小さな呟きを残し、彼は森の闇に消えた。*]

(129) 2010/08/07(Sat) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

うん、聞いた。
だから、もう無理かなって……でも、知ってるなら教えて。
会いたいの。
会って……とにかく、会いたい。

[ミッシェルをまっすぐに見つめる。
お願い、と唇が言葉を形作った]

(130) 2010/08/07(Sat) 01時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 01時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

― アレクサンデル家 ―

評判って言われると照れるけど…。

勿論、お客様の用途や依頼内容を吹聴したりしませんよ。
どんな感じのがお好みかと予算とか、後で相談しましょう。

[指名で依頼となれば気分は悪くはない。
たまたま自分しかいないというだけに過ぎなくても。

勢い込んでミツカイサマのことを聞く2人へ、落ち着いてと声を掛け。]

今度ははぐらかしたりしないですから。
マーゴが見つけたミツカイサマは ――

――… ヘクターです。

(131) 2010/08/07(Sat) 01時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 01時頃


【人】 双生児 オスカー

――!

…………。
……………そう、なん、だ。

[納得は、行くような気がした。今更ミッシェルが嘘をついてるとも思わないけど。
パピヨンが撃ち殺された時に、何とかしておくべきだったのかもしれない。
――じゃあ、ヘクターがホリーを殺したのだろうか。
ホリーの事を心配してくれていたようだし、彼女が死んだ後も、何かと自分の事を気にしていてくれたような気もするし。

納得するしかない。今更ミッシェルが嘘をつく筈がない]

ニールさん、ごめんなさい……

[謝罪の言葉を漏らした後で、脱兎のごとく階段を駆け上がっていく]

(132) 2010/08/07(Sat) 01時半頃

【人】 記者 イアン

―夜の森 >>101 >>129

……ええ、分かっております。
昼の陽が高く高く昇った頃に、またお会いいたしましょう。

私は、愚かにして現世に縛られた、ヒトの身。
ヒトとしてやり残したことがあるのです。
それを遂げたら、私は「あなた」の元へ参りましょう。

次にお会いするとき、私は――…

[そっと目を伏せ、絞り出すように言葉を紡ぐ。]

――…私はヒトとしての全ての未練を断ち切り、「あなた」の「巡礼者」としてこの大地に立つことになるでしょう。

[そっと目を開けると、そこにはイアンが呼ぶ「あなた」ではなく、「ヴェスパタイン・エーレ」と呼ぶ男が立っていた。]

……では、その時にまた。

[闇へと消える男の背を、黙って見送った。]

(133) 2010/08/07(Sat) 01時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 01時半頃


墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 01時半頃


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 01時半頃


【人】 双生児 オスカー

[祖母は家に居ない。
つまり、地下書庫と同じで家主の部屋もがらあきだった。
脇目も振らずに駆け込んで、机の引き出しを開ける。

黒塗りの拳銃。
年代物。弾は――数発しかないな、と中身を開けて数えた。
でも、数発はある。

二ールの言葉が蘇る。拳銃なんぞで勝てる相手でも無いだろうと。
勝てないなら、それでいい。撃ち抜く対象が、彼の頭から自分の頭に変わるだけだ]

終わりにするんだ。
今晩で、終わりにするんだ――

[ミツカイサマが、「まだ」居る、なんて。青年は知る由もない。
祈るように呟いた]

(134) 2010/08/07(Sat) 01時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―午後・礼拝堂―
 トニー、トニー?

[ 彼はそっと少年を揺さ振ってみた。……どうにも起きる気配が無い。
 暖かい季節のこととて、転寝しても風邪を引きはしないだろうが……。

 ヴェスパタインは少年の隣の椅子に座ると、ポケットからハンカチを取り出し、少年の目の縁に溜まった涙を拭った。]

(135) 2010/08/07(Sat) 01時半頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 01時半頃


【人】 双生児 オスカー

[再び地下へ続く階段に顔を出す。
さっぱりとした表情を浮かべていたかもしれない]

地下の書庫は、ご自由にお使い下さい。
家の鍵は……えっと、ゼルダですね。祖母に言ってもらえれば、手配できると思いますので。今は……多分、他の長老の方の所に居ると思います。

僕は――先に森に行ってます。
誰だか分かっても、簡単に会えるとは限らないですからね。

[それだけ告げて、家を去る。
大きく息を吸って、昼の陽光きらめく森へと向かった**]

(136) 2010/08/07(Sat) 01時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 01時半頃


【人】 墓荒らし へクター

―三夜目の巡礼後・深夜・ヴァンルナール家―
>>79
[そのまま屋敷に帰ると重い扉を閉める。
血で染まった身体の汚れを落とす為、浴室へ。

衣服を床へ脱ぎ落とすと
古代の象形文字のような刺青が入った背中が水に映る。
古い銃創や裂傷痕でその紋様は所どころ欠けていた。

汚れや血糊を洗い落とす。
その中に長い黒髪が混ざっていた。

彼女の香りの微かに残るその毛髪を手にし、
その夜の事を、思い出していた。]

(137) 2010/08/07(Sat) 01時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 01時半頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 01時半頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 01時半頃


【人】 記者 イアン

―アレクサンデル家 >>131 >>134

ヘクターが……?

[驚きの言葉を漏らすと共に、ミッシェルが告げた名が「かれ」のものではないことに、一瞬だけ安堵してしまう。だが…]

オスカーさん!?

[地下書庫から駆け出すオスカーの姿を認め、後を追う。しかし勝手を知らぬ他人の家の中であるせいか、そこに長年住んでいるオスカーの行方を見失ってしまった。]

あ……ミッシェルさん。
オスカーさんの様子が……。

いえ、分かるんです。彼が何を為したいのか。
ただ、先ほどの様子だと……

[ふるふると首を左右に振り、溜息をつく。]

……少しだけ、恐ろしいのです。
このまま彼が正気を取り戻せなくなるような気がして……

(138) 2010/08/07(Sat) 01時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

― アレクサンデル家 ―
[名を告げた途端、階段を駆け上がっていくオスカーに苦笑する。
再び戻ってきて。さっぱりした顔で森に行くと言うオスカーを笑顔で見送ります。]

行ってらっしゃい。

テッドといい、オスカーといい…。
すぐ周りが見えなくなっちゃうのは、困りものだと思うんですよ。
誰かに煽られて利用されて… だから、こんな「祭」が長々続いているのかもしれませんね。

[ヘクターも煽られた側であるような気がしてならないが…。
マーゴは言っていた。古い家はミツカイサマの血を引いていると。
オスカーも同じである可能性は高い。
噛み合わせればどちらがソレでも同じこと…。]

ところで、イアンさんはどっちの側ですか?

[明るい笑顔のまま聞いてみました。]

(139) 2010/08/07(Sat) 01時半頃

【人】 墓荒らし へクター

―回想・三夜目の巡礼・夜・森の中―

[彼女は獲物。狩りの標的。
神聖なる、儀式の捧げもの。
我らの、敵と成り得る存在。

マーゴと二人、巡礼者は森の中を歩く。
ゆっくり、ゆっくりと歩を進めて行く。]

――手でも、つなごうか。

[そんな事を言いながら、人目に付かない場所を探す。]

(140) 2010/08/07(Sat) 01時半頃

【人】 靴磨き トニー

─ 礼拝堂 ─

──ん゛、ヴェス?

[間近に見えたのは、ヴェスパタインの気遣わしげな顔。]

みんな、ヴェスに頼んだの?酷いや。

[村に残ってるみんなは何を考えているんだろう。
ニールを広場まで運ぶメンバーに、一晩中森を歩いて疲れてるはずの、おまけに足の悪いヴェスパタインを入れるなん……て?]

え、……と。

ごめん、寝ぼけてた。今言ったの気にしないでね。

(141) 2010/08/07(Sat) 01時半頃

【人】 墓荒らし へクター

>>140
[これは、ただ相手を油断させるだけの会話。
絶対に実現しない、と判っている会話。
それを知っていて、敢えて行う不毛な言動。]

なあ、マーゴ。
もしこの儀式を二人無事にやり遂げたら……俺と。
ああ、いいだろ?
ラトルとヴァンルナールなら、家柄も格も十分だ。
年寄り連中も反対はしねえだろうから…。

[彼女と目を合わせられない。

…何故だろう?
今までの「獲物」にはそんな感情など、
決して持った事など無かったのに。]

(142) 2010/08/07(Sat) 01時半頃

【人】 記者 イアン

―アレクサンデル家―

[オスカーを見失ったイアンは、再び地下書庫に戻っていた。そこで妙にさっぱりした顔をしたオスカーが、こちらを覗いたのだった>>136

……はい、分かりました。
くれぐれも……お気を付けて。

[オスカーを気遣う言葉を投げかける。だがその胸の内で、イアンは異なることを考えていた。]

(彼が一人で向かって……ヘクターを討つのだろうか?
 そしてもしオスカーが「もう一人」を見てしまったら?
 彼は間違い無く「もう一人」をも告発するだろう。

 そうなる前に、私がそれを阻止しなければならない。
 「かれ」に知らせなければ……!)

(143) 2010/08/07(Sat) 01時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―午後・礼拝堂>>141
 いえ。大丈夫ですよ。

[ にっこりと微笑み、もう一度トニーの頬を拭ってからハンカチをしまう。]

 夢を見てたんですか?
 良かったら私に教えてくれませんか?

(144) 2010/08/07(Sat) 02時頃

靴磨き トニーは、気恥ずかしげに言った。少し赤面している。

2010/08/07(Sat) 02時頃


【人】 記者 イアン

―アレクサンデル家・書庫>>139

……へ?「どっちの側」?

[ぼんやりしていたせいか、ミッシェルの言葉に、間の抜けた答えを返した。]

んー……
私は「どちら側であるか」を考えてはいけない立場だと思います。
私が「ヒトの身」と「ヒトの魂」を持ち合わせている限りは、ことの様子を見守ることしかできないのですよ。

ぼけーっとしているなあとか思われてしまいそうですけれども、ね。

(145) 2010/08/07(Sat) 02時頃

【人】 靴磨き トニー

聞いてくれるの?ありがとう。

昨夜あった事、そのまま夢で見ただけなんだけどね。

[そう前置きして語り出す。]


[柊の傍でニールを見た事

ニールの姿が、自分が今まで見た死者たちとは違う様子だった事

ニールを捜していた時、マーゴを見かけた事

朝、村から誰か来るまで、ずっとニールの傍に座っていた事]

──ニールは、他の人とは違っていたかもしれないね。

でも、ニールは「ミツカイサマ」ではないと思ってる。

(146) 2010/08/07(Sat) 02時頃

【人】 墓荒らし へクター

>>142
マーゴは、信じたいって言ってたよな。俺の事。

[手をつなぎながら、森の中を二人で歩く。
周りには誰も居ない。
どうしたの?と彼女は普段通り優しく接しただろうか。]

マーゴ…。俺は……。

[二の句が継げない。
ゆっくりと彼女を両手で抱きしめる。
暫くそのままで、彼女の存在を全身で感じ取ろうとする。
鼓動を感じる。吐息を感じる。
そして彼女と最後の接吻を行い、決意を固める。]

―――せめて、痛くないように、一瞬で。

[今宵の月は、やけに明るい。]

(147) 2010/08/07(Sat) 02時頃

【人】 記者 イアン

あっ!そうだ!

[突然大声を上げたかと思うと、次にはミッシェルに顔を近づけ、ぼそぼそと小声で喋り始める。]

ミッシェルさん。
先ほどの話の続きなんですが……

「飾り職」としての仕事の依頼、です。
こんな場所でお願いするのも変な話なんですが。

あの……ですね。
ネックレスをひとつ、つくって欲しいんですよ。
……女性に贈る類のものを。

(148) 2010/08/07(Sat) 02時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>146
[ 僅かに頭を傾けて、不思議そうにトニーを見遣る。]

 「ミツカイサマ」ではない……
 何故そう思うのですか?
 ニールさんが他の人と違うと言うのはとても重要なことだと思うのですが。
 
 トニーは「ミツカイサマ」はどんな存在だと思っているのですか?
 やっぱり嫌いですか?

(149) 2010/08/07(Sat) 02時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 02時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

― アレクサンデル家 ―
[間の抜けた応えにくすりと笑う。]

わかりませんか? それともわからないフリをしてるのかな。
ぼけっとしてるように見えても…、普段は善人面していても。
本当は腹の中で何を考えてるかわかんないのが人間ってものですから。

「ヒトの身」、「ヒトの魂」というけど、ミツカイサマはヒトと何が違うんでしょうね?
目的のために恫喝し、騙して、殺して…。

[やってることは何一つヒトと変わりはしない。]

そんな高尚な生き物には見えません。変わらないなら区別する必要もないでしょう。

でも、わたしが聞いているのはそっちじゃないんだ。
貴方は自分の目的のためなら…。

[そこまで言うとふっと息を吐いて。]

(150) 2010/08/07(Sat) 02時頃

【人】 靴磨き トニー

うん……。

おいらはね、「ミツカイサマ」や、このお祭の神様の声がもしも聞こえたら、お話したいって思ってるの。聞きたい事があるから。
ニールに、その事を言ったらさ、ニールにも聞いてみたい事があるから、「ミツカイサマ」や神様に代わりに聞いておいてくれって。
そう言っていたんだ。それも、一回だけじゃない。聞きたい事が変わったからって、昨夜改めてその話をしたんだ。

だから、違うと思ってる。

(151) 2010/08/07(Sat) 02時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

― アレクサンデル家 ―

…やめときます。

大事なお客様に嫌われても困りますから?

[突然に営業スマイルを浮かべ]

ご注文の品の件、なるべく早く要望を伝えてくださいね。
わたしも明日にはいないかもしれません。
出来る限り希望に沿ったものを用意したいですから。

チャームのひとつひとつには意味があって幸運をもたらす、その人だけの唯一無二のモノです。
イアンさんだけの願いを込めて選んで頂けると。

(152) 2010/08/07(Sat) 02時頃

【人】 墓荒らし へクター

>>147
[唇を離すと同時に、彼女の小さな体に衝撃が走る。
あ…。と小さな響きだけが森に木霊する。

互いに目は合わせたまま。
体を合わせたまま。
彼女の口が何かを伝えようとするが、音にならなかった。

ヘクターの右手は彼女の両乳房の間を貫き、
その腕は胴体を貫通し、その傷は背中まで達していた。]

なんだよ…。
護り刀、持ってたんじゃ…ねえのかよ。
俺の事、本当に、信じて…。

(153) 2010/08/07(Sat) 02時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>151
 そうですか……ニールさんがそんなことを。

[ 少し考え込むように目を伏せ、指を唇に当てる。]

 もし良かったら、その聞きたい事を私にも聞かせてくれませんか。
 私ではどうにもならないかも知れませんが。**

(154) 2010/08/07(Sat) 02時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 02時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、靴磨き トニーの瞳を覗き込んだ。**

2010/08/07(Sat) 02時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 02時半頃


【人】 記者 イアン

―アレクサンデル家・地下書庫―

……そうですか。

[ふと表情が緩む。何かを誤魔化そうとして叫んだ己の言葉に、胸が小さく疼いた。]

ええ、できれば今すぐにでも。

[薄闇の中で、ぽつぽつと俯く。]

もし私のリクエストを受けていただけるならば、綺麗な碧色の石を使っていただけませんか?彼女はとても綺麗な碧色の目をしているのです。そして、彼女の身を護ってくれる力を秘めたチャームがあると嬉しいです。

……すみません、我が儘で。

そして、もうひとつ……

[ポケットの中からメモ帳を取り出し、英語で何かを書き付けた。]

(155) 2010/08/07(Sat) 02時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 02時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

― アレクサンデル家 ―

リクエストは勿論、お受けしますよ。
碧の石で… 身を守る力のあるもの… ですね。
我儘なんてことないですよ。
とても大切な方なんでしょう…?

[メモに書きつけつつ応えを返し。]

もうひとつ…? なんでしょうか?

[メモに書いているのを見れば覗きこんでみようとするでしょう。]

(156) 2010/08/07(Sat) 02時半頃

【人】 記者 イアン

―アレクサンデル家・地下書庫―

[財布から、少し多めに紙幣を取り出す。
 そして、英語で書かれたメモと共に、ミッシェルの掌の中に押し込んだ。]

そこには、送り先の住所と名前が書かれています。
できあがったら、私に渡すのではなく、どうかそちらに直接送ってください。

もしかしたら私も命を落としてしまうかもしれない。私は「あの場所」にはもう帰れないかもしれない。

だから……

[薄闇の中で、時折言葉を詰まらせ、声を絞り出すように呟く。イアンの右手は、口許をおさえていた。]

そうなる前に、せめて彼女に……
私の想いを……偽らざる願いを……

[口許をおさえる指の隙間に、小さな水滴が零れ落ちた。]

(157) 2010/08/07(Sat) 02時半頃

【人】 墓荒らし へクター

>>153
[ヘクターの手刀の先には、
さっきまで彼女の中にあった心臓が鼓動していた。
彼女の体を貫いたまま、そのまま掌を握り
中で微動するそれを握り潰す。

腕を引き抜き、手中の肉塊を口にする。
髪をすき、頬を撫でる。
何故この様な感情が湧きあがるのか、
ヘクター自身さえも解らない。
そして、動かなくなった彼女の躯を抱き上げ、もう一度口付ける。]

ごめんな、マーゴ…。
ごめんな―――。

[少女を抱きしめたまま膝を付き、天を仰ぐ。
そして慟哭。声にならない叫び>>0が森に響き渡る。]**

(158) 2010/08/07(Sat) 02時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[メモと共に渡された紙幣は幾分多めだった。
元々これで儲けるつもりはなかったし、多すぎると返そうとした時に続く言葉が聞こえ。]

…わかりました。お任せください。
必ず完成させて送りますから。

碧石は古来より魔除けに使われた石で太陽の光で大きな保護力を得るとされます。
必ず彼女を守ってくれますよ。

でも、何より… イアンさんが無事に帰れるのが一番良いんじゃないかと思いますけれど…。

[それは言っても仕方がないことなのかもしれないが。]

(159) 2010/08/07(Sat) 02時半頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 03時頃


【人】 記者 イアン

―アレクサンデル家・地下書庫 >>159

……ありがとう。
そう言っていただけるだけで、救われる心地がします。

[絞り出すような声で告げると、眼鏡についた水滴を指で払い、ポケットにしまった。]

それではミッシェルさん。
また、今宵の「祭」の時にお会いしましょう。

[読んでいた本を戻し、顔を上げてミッシェルに笑みを見せ、地下書庫を出る。

 そしてイアンは、真昼の森の中へと向かっていった――**]

(160) 2010/08/07(Sat) 03時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 03時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

はい。また後で…。

[笑顔で見送った後、誰もいなくなった書庫を物色し数冊を本を手に取る。]

真相に辿りつけるようなモノかは良くわからないですけど。
これ、借りていきますね…。

[そのまま自宅へと戻りイアンの注文の作成に取り掛かるだろう**]

(161) 2010/08/07(Sat) 03時頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 03時頃


天のお告げ (村建て人)

―或る男の遺品のノートより―

「分かっていた。
 あの場所に行けば、彼女の元には帰れないことを。

 それでも私は、あの場所へと――『かれ』の元へと行かずにはおられなかったのだ。

 ――…愛しき君よ。どうか私を赦して欲しい。

 私は私の中に芽生えた、新たなる『信仰』の『巡礼者』となったのだ。
 敬虔なる『かれ』の信者たる私は、毎夜その神像に謁見することを義務づけられた、愚かで哀れな信者に成り果てたのだ。

 ――…否。本心を誤魔化してはならぬ。

 私は『かれ』が司り――そして私の中に芽生え、胸の中で激しく渦巻く『欲望』に囚われた『信徒』なのだ。」

(#0) 2010/08/07(Sat) 03時頃


天のお告げ (村建て人)

 
 
「そして私は、その時をもって、『かれ』の『共犯者』となったのだった――」**
 
 

(#1) 2010/08/07(Sat) 03時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 06時半頃


【人】 靴磨き トニー

─ 礼拝堂 ─

[さて、ヴェスパタインにどこから話をしたものか。
しばし考えて、思いつくままに喋ってみようと決めた。]

……ここ半月以上前からかな、ブルーノ様は、時々機嫌が悪くなってたんだ。最初は、なんでだかわからなかったけど、そのうちに気がついた。おいらや村の人がお祭の話をした時に、ブルーノ様は怒っていたの。

(162) 2010/08/07(Sat) 08時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、靴磨き トニーに頷いた。

2010/08/07(Sat) 08時半頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 09時頃


【人】 双生児 オスカー

―昼の森・泉―

[知っている道をたどれば自然に開けた場所に出た。
例の泉だ。
水を口に含んで、昨日と同じようにその脇に座りこむ。こうしていると、時間を忘れられた]

記者さんは、本当に面白い人だよね……
僕なんかよりも、ずっとミツカイサマについて、祭について、分かってるみたいだった。
外の人なのに。
学者って、そんなものなのかな。

[独りぼやく。
懐に手をやり、その感触を確かめる。昨日までよりも厚く、昨日までよりも重く、昨日までよりも冷たい]

(163) 2010/08/07(Sat) 09時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 10時頃


【人】 双生児 オスカー

[日差しが心地良い。
近くの樹の根元に座りこんで、うとうとと眠り始める。
疲れの蓄積だろうか、すぐにそれは深い眠りへと変わり、目が覚めるのは――儀式が始まる黄昏ごろになるだろう**]

(164) 2010/08/07(Sat) 10時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―真昼の森―
[ 教会に現れる(>>105)数刻前。

 彼は、先日イアンが枕にしていた倒木に腰掛けて空を見上げていた。
 幾重にも絡み合う枝の隙間から覗く青空をぼぉっと眺め、端然と腰掛けている様は如何にも無防備で無力に見えた。

 森を吹き渡る風が梢を揺らし、木洩れ日の複雑な文様を白い顔や膝の上に揃えて置いた手の上に散らす。
 背に流された髪が、そよと揺れた。]

(165) 2010/08/07(Sat) 10時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 10時半頃


【人】 記者 イアン

―真昼の森―

[ざわざわと揺れる森の影の間を縫うように、青年記者は転た寝をしていたあの倒木の元へとやってくる。]

――…こんにちは。
約束通り、やって参りました。

[森を駆け抜ける風が、そっと頬をなぞる。
 イアンは「かれ」の髪がたおやかにそよぐのを、ただじっと見つめて居た。]

(166) 2010/08/07(Sat) 10時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 10時半頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 11時半頃


若者 テッドは、記者 イアンに話の続きを促した。

2010/08/07(Sat) 11時半頃


若者 テッドは、飾り職 ミッシェルに話の続きを促した。

2010/08/07(Sat) 11時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 12時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 12時頃


【人】 若者 テッド

―たぶん午後・村のどこか―
[ラトル家から離れて、しばらく村の中、ヘクターを探したけれど。
 家にこもっているようならその姿を見ることはなく、それでなくてもすれ違っている可能性もあった。

 村人から聞いたのはヘクター>>79が深夜に森から返ってきていたということ。
 それがほんとうなら、なおさら許せるものではない]

は……マーゴを探しもしなかったのかよ、あのやろう……

[小さく呟き。
 腰につけた鉈をきつく握り締める。

 村人達に断ってまた歩き出しながら、夜、広場で決着をつけるか、などと考えて空を見上げる。

 朝は晴れていた空は。
 午後遅く、黒い雲が空を覆い始めていた]

(167) 2010/08/07(Sat) 12時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―昼間の森>>166

 来てくれたんですね。

[ 彼は顔を上げ、やって来たイアンに微笑んだ。
 その透明な微笑は、彼の求める「かれ」よりは普段村人たちに対して見せる「ヴェスパタイン」のそれに近かったけれども。]

 待っていました。あなたを。

(168) 2010/08/07(Sat) 12時頃

【人】 靴磨き トニー

─ 礼拝堂 ─

最初はね、派手にお祭りをお祝いするのって、あんまりいい事じゃないって考えてるのかなって思った。でも、ヘクターに聞いたら、前にやったお祭の時は、ブルーノ様は、何かの役をしていたっていうし。

……なんだかね、このお祭でいってる神様は、普通においらたちが考えてる神様と違うのかな?ってそれまで思ってた。

(169) 2010/08/07(Sat) 12時半頃

【人】 記者 イアン

−真昼の森>>168

お待たせしてしまってすみません。
もう、「やり残したこと」は何処にもありません。

[「かれ」というより「ヒト」に近いように見える笑顔を見て、あまり強い感情を見せることなく微笑んだ。]

私もまた、「巡礼者」であり「生贄」となったのです。
この森に「還る」……ああ、私の場合はここで生まれた訳ではないから、「還る」という言葉は正しく無いかもしれませんが……

[柔らかく、悲しげに、微笑む。]

……この森で「眠る」ことも、私は厭わなくなったのです。**

(170) 2010/08/07(Sat) 13時頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 13時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―真昼の森>>170
[ 悲しげな微笑を浮かべるイアンを見据えるのは宵月の瞳、
ひたむきななかに、少量の苦味を帯びた。]

 あなたは、形容する「言葉」を見つけたいと言った。

 あなたが欲しいのは「言葉」。

 あなたは私が何であるか知りたいと思っている。
 私を観察し、分析し、記録し、分類し、保存したい。
 それがあなたの望みだったのではないですか?

 それなのに何故、「眠る」ことを厭わなくなったのですか?

(171) 2010/08/07(Sat) 13時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―午後・礼拝堂>>169
 そう……ブルーノ司祭が。

[ 眉根を少しだけ寄せて呟く。]

 ブルーノ司祭は、何かに気付いておられたんだね……祭が始まる前から。

(172) 2010/08/07(Sat) 13時頃

【人】 靴磨き トニー

……なのかな。

それで、ソフィアが……森で見つかった時に、ブルーノ様は、パピヨンの所に話をしに行って、──ああ、そう言えば、その後にニールがここに来て、真面目な顔でブルーノ様と話していたっけ。

(173) 2010/08/07(Sat) 13時半頃

【人】 記者 イアン

−真昼の森>>172

そう……最初はそのつもりだったのです。
そして、それが私の仕事であると、私は今でも認識しております。

ですが……私は同時に気づいたのです。
この森に棲まう絶対的な力を持った「何か」に、私自身が惹かれていることに。そして、それに気づいた上であなたを知る為には、私は「傍観者」ではいられない……いえ、「傍観者」であってはならないのです。

この村に住む人々のように、遠くにいて、あなたをまるで敵(かたき)や悪鬼の如く見つめている立場になれたとしたら、どんなにか楽だったでしょう。

だから、私は私が選び取れる方法で、あなたを知りたい。観察し、分析し、あなたを秘密裏に記録に残したい。悪鬼に魂を売ったと蔑まれても構いません。

それが、今の私の全てなのです**

(174) 2010/08/07(Sat) 13時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 14時頃


【人】 靴磨き トニー

なんだかわからなくなってきちゃったんだ、おいら。

この村の神様や「ミツカイサマ」が、聖書の神様や天使様と同じなのか違うのか。


[もどかしげに、考え考え喋っている。

そして、ヴェスパタインが今自分の話を聞いてくれている事を、とてもありがたいと思っていた。
もしも、神様や「ミツカイサマ」に会ったなら、どんな風に話したらわかってもらえそうか、後でヴェスパタインに相談してみよう。]

(175) 2010/08/07(Sat) 14時頃

【人】 靴磨き トニー

……今のこの村ってね、アブラハムとヨブ、二人分の大変な事をいっぺんにやらなきゃいけなくなっているんだ。

でも、そんな事、普通の人にはできるのかなぁ?

大昔の人たちは、そんなにえらい人たちばっかりだったのかなあ?


おいらには、できない気がする。

(176) 2010/08/07(Sat) 14時頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 14時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

― 自宅 ―
[この部屋に入るのも随分久しぶり。
参加することを決めた時は、もう入ることはないだろうとも思っていたのです。]

最後のお仕事ってことになるんですかね…。
碧石ってゆっちゃったけど、素材がそもそもあったかな。

翡翠も混ぜるか… アレ、加工が難しいんだよ…。
ということでグリーンジェイド、と。

[暫くの間、作業に没頭していますがふとあることに気付きます。]

・・・イギリスに郵送ってこの村から可能?

(177) 2010/08/07(Sat) 14時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―礼拝堂>>176
 アブラハムとヨブ?
 ……ああ。
 そうですね。普通の人には、大事な人を神に捧げることも、全てを失ってなお敬神の心を保ち続けることも難しいでしょうね……。
 私にも、できません。

 この村のご先祖様がそうしてきたなら、きっとそれには深い理由があるのだと思います。
 きっと喪う苦しみを味わうことよりも、大事な何かが。

(178) 2010/08/07(Sat) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

>>178
 それは神様を敬っているからではなく、もっと……。
 悲しいけれど、とても現実的な理由なのだと思います。

[ 彼は本当に少し悲しそうな顔をした。]

 こんなことをトニーに教えたら、ブルーノ司祭に怒られるかも知れませんが……。

 昔の人は神様をとても恐れていたのですよ。
 神様は本当は、凄く恐ろしい方なのです。
 神様は御恵みをお与えになると同時に、何もかもを奪っていくことの出来る方ですから。
 神様を敬わなければ生きてゆけないから、皆神様を懸命に拝んだのです……。

(179) 2010/08/07(Sat) 14時半頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 14時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 14時半頃


【人】 靴磨き トニー

御恵みを与えるのも、全てを奪うのも神様……。

[聖書には、確かにそれを思わせる挿話がいくつも書かれている。だが、目の前の青年が口にした話を聞くと、]

じゃあ、……神様は、おいらたちがそれを忘れてしまっていたから、怒ってんのかな。

(180) 2010/08/07(Sat) 14時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 15時頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 15時頃


【人】 若者 テッド

―村のどこか―

[気持ちを落ち着けるように、ひとつ息をつく。
 儀式が始まってから命を落とした人たちを思い返し。

 唇を噛んだ]

……どうやったって、死者は取り返せない。
新たな死者を作るだけの儀式、か。

――ヘクターやっちまったら、もう、誰も死ななくなる?

[そうだといいと願う言葉をぽつりと呟き。
 もう一度だけため息をついて。

 それから教会にいくかどうしようかと迷いながら歩き出した]

(181) 2010/08/07(Sat) 15時頃

【人】 靴磨き トニー

[でも、と考える。]

だけどね、おいらたちはもう昔みたいには戻れない、
そうだよね?

だったら、おいらたちは神様と共にあるには、どうしたらいいんだろう……。

[そこまで言って、ふと気付いた。]

そうだ、お茶でも入れよう。
ヴェスにはお話聞いてもらったしさ。

(182) 2010/08/07(Sat) 15時頃

【人】 墓荒らし へクター

―回想・巡礼三夜目の深夜・森の中―
>>55
[マーゴの躯に牙を立てる。
その牙が喰い込んだ白い肉体から、
赤い珠が円状に広がっていく。

やがて、腹を裂き、紅い肉を喰らう。
淫靡な音を立てながら
彼女の血肉を己が肉体と同化させる。]

これで…マーゴは我らと一体となった。
彼らは我らと共に。
我らは彼らと共に。

[それはヒトの顔ではなく、
ただ獲物を喰らう獣の顔。
イアンはこの様子すらじっと見ているのだろうか。]

(183) 2010/08/07(Sat) 15時頃

靴磨き トニーは、ランタン職人 ヴェスパタインに、何か食べるようすすめた。

2010/08/07(Sat) 15時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―礼拝堂>>180
 それはどうでしょう?
 怒っているのかも知れませんが……

 もしかしたら、神様は、ただ当たり前のように収穫を受け取っただけかも知れません。
 実った麦の穂を刈り取り、育てた家畜を屠るように……。

[ そう語る青年の瞳は悲しみに満ちていた。]

(184) 2010/08/07(Sat) 15時頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 15時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―礼拝堂>>182
 ――ああ。そうですね。折角だからいただきましょう。
 ありがとうございます。

[ 悲しみの余韻は目の辺りにまだ残っていたけれど、青年は薄く微笑んでトニーに礼をした。
 手近にある黒パンを取り、じゃが芋と魚のソテーを添えて食べ始める。]

(185) 2010/08/07(Sat) 15時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 15時頃


【人】 若者 テッド

―午後・教会―

[迷いながらも歩いていれば教会が見えてくる。
 そっと扉を開いて中を覗き込んだ。

 礼拝堂の中にトニーとヴェスパタインの姿が見えて、ああ、そういえば、と昨夜と今朝のやり取りを思い出す]

そいや約束してたっけ……

[ぼそりと呟いて、中に足を踏み入れた]

(186) 2010/08/07(Sat) 15時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―真昼の森>>174
[ 口の端に浮かんだ笑みが苦いものに変わった。]

 ――あなたは本当に饒舌なんですね。
 特に、心が他に何かを隠している時は。

(187) 2010/08/07(Sat) 15時半頃

【人】 靴磨き トニー

[程なく、ポットにお茶を入れて戻る。]


あれ、テッドいつの間に?いらっしゃい。

[新しい来客にきょとんとしながらも、笑顔で迎える。]

(188) 2010/08/07(Sat) 15時半頃

【人】 若者 テッド

―午後の教会―

[きょとんとしたトニー>>188にへら、と普段どおりに見える笑顔を向ける]

ん、さっきな。
ほら、昨日約束したし。

[と、つい先ほどまで忘れていた約束を持ち出し。
 食事をしているヴェスパタイン>>185にも軽く手を振って、二人の近くへと寄った]

(189) 2010/08/07(Sat) 15時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―真昼の森>>187

 でも、いいです。
 あなたはここへ来た。
 今は、それだけで充分です。

[ 倒木から立ち上がり、ゆっくりとイアンに近付いて行く。]


 お礼に、ひとつ、教えてさしあげます。

[ 一歩進むごとに、切なげな微笑と真摯な眼差しが、
 冷たい熱を帯びはじめ、]

(190) 2010/08/07(Sat) 15時半頃

【人】 墓荒らし へクター

―回想・巡礼三夜目の明け方・遺体安置室―

[誰もいない教会の地下納骨堂前の部屋に
安置されたニールの遺体に近づく。
遺体の血を舐め、嘗て味わった
「血族」と同じ感覚を感じ取る。]

我らが血族―――。
我らの代わりに、人の子の手によって還りし者。
祝福は我が与えん。

汝の肉体と魂は、我らと共にある。

[そう言って、パピヨンやピッパにしたのと同じように
肉体を捕食し始める。
ぽっかりと空いた腹部には、
聖地の土を詰め、また布で覆う。
彼らに一礼し十字を切ると、そのまま立ち去った。

そして、四夜目の巡礼へ―――]

(191) 2010/08/07(Sat) 15時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 私は本当のことを話している時に一番嘘を吐いている。

[ 愉しげな揶揄の嗤いに変化し、]

 ――それを覚えていて。

[ 口唇が文節の最後を発した時には、]

(192) 2010/08/07(Sat) 15時半頃

【人】 墓荒らし へクター

―四夜目の巡礼・夜・広場―

[今夜は一層ビリビリとした悪意が強く感じられる。]

ガキどもが…。
殺気を其処ら中に撒き散らしやがってよ!

[その感情に呼応するかの如く、
彼の闘争心も高まっていく。

オスカーやテッドと目が合えば、
鋭く睨み返しただろう。]

(193) 2010/08/07(Sat) 15時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―真昼の森>>192
[ 人ならざる「それ」として、イアンの前に立っていた。
 「それ」は自分の体躯が彼に及ぼす影響を知り尽くしているかのように身体を摺り寄せる。
 蠱惑を湛えて、月の金が煌めく。
 寄せた顔、舌を閃かせ、淡紅の口唇を舐めた。*]

(194) 2010/08/07(Sat) 16時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 16時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、若者 テッドに会釈した。>>189

2010/08/07(Sat) 16時頃


【人】 墓荒らし へクター

―四夜目の巡礼・夜・森―
>>193
[広場で巡礼者たちと言葉を交わしたかもしれない。

そしていつものように
一番最後に、森に、入る。]

 今夜はあの片割れにするか?
 あの挑むような目。
 神を畏れぬ不敬で愚かな思想。

 同胞に危険を及ぼしかねん。

[それに――
今夜は特に、血に飢えた気分だ。]

(195) 2010/08/07(Sat) 16時頃

【人】 双生児 オスカー

−巡礼の夜・広場−

[森の淵から、広場を睨みつけていた。
ヘクターと目が合えば、静かに笑ってみせただろう]

・・・・・・鉛の弾って、効くんですか?
効かないんなら、それでいいんですけど。

(196) 2010/08/07(Sat) 16時頃

双生児 オスカーは、墓荒らし へクターの姿を横目で捉えながら、森の中を。

2010/08/07(Sat) 16時頃


飾り職 ミッシェルは、記者 イアンに話の続きを促した。

2010/08/07(Sat) 16時頃


飾り職 ミッシェルは、双生児 オスカーに話の続きを促した。

2010/08/07(Sat) 16時頃


飾り職 ミッシェルは、墓荒らし へクターに話の続きを促した。

2010/08/07(Sat) 16時頃


飾り職 ミッシェルは、若者 テッドに話の続きを促した。

2010/08/07(Sat) 16時頃


【人】 墓荒らし へクター

>>196
あん?
俺に言ってるのか?

巡礼が始まる前に
そんな下品なモンちらつかせんじゃねえよ。

[そう言ってオスカーに不敵な笑みを返し、
森に入っていく彼をじっと見つめていた。]

(197) 2010/08/07(Sat) 16時頃

【人】 墓荒らし へクター

―四夜目の巡礼・夜・森の中―

[今夜も巡礼開始の合図の鐘が鳴る。

巡礼者の中で最後に森に足を踏み入れたヘクターは
半人半獣の姿になると、森を駆ける。

そして、道を歩くオスカーを見つけると、
深い森の中へ勢いよく蹴り入れる。]

―――よお。
御使い様、探してんだろ?

(198) 2010/08/07(Sat) 16時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 16時半頃


【人】 双生児 オスカー

下品なモノ、だってさ。
下品な殺しをしてるのは、お互い様じゃないか・・・・・・

[銃身を懐から抜き取り、額に当てて目を閉じる。
それはこの森の神に向けての懺悔にも似て。だが、懺悔ではない。決して]

ミツカイサマ。
僕は、あんた達を恐れ敬うには・・・・・・すこし、癇癪を持ちすぎてしまったみたい。

[気掛かりなのは、同じく殺気立っていたテッドの事。彼もまた気づいたのか。
だが、今更確かめる気も起こらなかった。ただヘクターを捉え、機会を伺っていた]

(199) 2010/08/07(Sat) 16時半頃

【人】 墓荒らし へクター

>>198
[深い森の中で、オスカーと対峙し、
黒髪の少年の手に握られた拳銃を目にする。]

なんだお前、銃持ってたのか。
なら、これァいらねえな。
せっかくお前の為に持って来てやったのによ。

[そう言って散弾銃を地面に投げる。]

まあ使うにしろ使わねえにしろ、
好きにするがいいさ。
その前にお前を肉塊にしてやるからよ。

[姿勢を落とし、戦闘態勢を取ると
獲物をじっと睨みつける。
牙が伸び、体躯も一回り大きくなった。]

…来いよ。楽しもうじゃねえか!!

(200) 2010/08/07(Sat) 16時半頃

【人】 双生児 オスカー

[蹴り込んできたその姿に、口元を吊り上げた]

・・・・・・もう見つけてるよ。
あんた、なんでしょ?

[銃を構えながら、だが、まだ引き金は引かない。常識では考えられない異様な姿に、怯む暇はなかった]

聞いていいかな、ミツカイサマ。

どうして殺すの?
どうして殺させるの?

(201) 2010/08/07(Sat) 16時半頃

双生児 オスカーは、粟立つものを感じながらも、ヘクターの瞳を睨み続けている。

2010/08/07(Sat) 16時半頃


【人】 墓荒らし へクター

>>201
[彼の問いには明確には答えない。]

「ヘクター」が散々教えてやってたのによ。
まだわかんねえのか。

俺を前にしても、
まだそのような戯言が言えるか。

[オスカーから眼を離さず、じりじりと間合いを測る。]

(202) 2010/08/07(Sat) 16時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 16時半頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 16時半頃


墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 16時半頃


【人】 靴磨き トニー

[テッドにもお茶を入れる。改めてテーブルに着くと、]

そうだ、ニールが「ミツカイサマ」に聞いてっていってた事はね、

一つ目は、“儀式以外で、誰か村の者を殺したことはあるのか”、
もう一つは、“契約を破棄する方法はないのか”、だった。

……ニールは、大昔の約束が、今の神様にもおいらたちにも合っているのかどうか、それが知りたかったのかな?
なんだかそんな気がした。

[違うかも知れないけどね、そう付け加えると、お茶を口にした。]

(203) 2010/08/07(Sat) 16時半頃

【人】 双生児 オスカー

教えてもらってたなら、ごめん。
じゃあ、納得出来てないんだね。僕。

あんたがどんなに崇高で、偉いのだとしても。
僕にとってのあんたは、ただの、姉の仇だ!

[叫ぶと同時に、引き金を一度引く。
銃声が、高らかに、鳴った*]

(204) 2010/08/07(Sat) 16時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 16時半頃


【人】 墓荒らし へクター

>>200>>202
[それは、一瞬で終わる筈だった。
金髪の少年を屠った時と同じように、
間を詰め、オスカーの喉笛を狙う。

しかし、その瞬間、女の声が脳に響く―――]

「一緒に、変わっていこう?」

 ……マーゴ?

[あっという間に狩り終える筈だった。
今頃オスカーの首は落ちている筈だった。

それなのに、突然の幻聴と激痛。
接近し振り上げた腕が、一瞬だが静止する。

その一瞬の躊躇が、決定的な隙になった。]

(205) 2010/08/07(Sat) 16時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―午後・礼拝堂>>203
[ トニーの淹れてくれた茶を啜りつつ]

 その一番目の「村の他の誰か」ってニールさんは具体的に誰かを想定していたのでしょうか……。
 もしかして、アルフレッド村長がミツカイサマに殺されたのでは、と考えていたのかも?

 二つ目の契約の破棄、ですけど。
 それは、元々の契約が何であるかの詳細が分からないと、ミツカイサマにお願いできない気はしますね……。
 生前村長の奥さんが新聞記者さんとお話していたのを聞いていた限りでは、何か後世に伝わらないままの部分があるような感じでしたよ?

[ こきゅっと小首をかしげる。]

(206) 2010/08/07(Sat) 17時頃

【人】 墓荒らし へクター

>>204>>205
が……っ!ぐお……!

[至近距離から放たれたオスカーの銃弾は、
ヘクターの頑強な肉体をも撃ち抜いた。
その衝撃でその巨躯は後方へ吹き飛ぶ。]

痛えじゃねえか!
このガキがああああああっ!!!

[出血を始めた脇腹を押さえ、
自分に傷を与えたオスカーに吼える。
森の獣とは明らかに違った鳴き声。

暗闇に響き渡る銃声と咆哮が、
森を往く他の巡礼者にも聞こえたかも知れない。]

(207) 2010/08/07(Sat) 17時頃

【人】 若者 テッド

―午後の教会>>203

[トニーの言葉にそうか、と呟く]

そんなこと言うってことは、ニールのおっさんは御使いじゃないってことなんだな……

契約の破棄、か。
あれだろ、村を守ってくれる、とかいう。

じーさまばーさまたちがきいたら盛大に反対しそうだよな。

[け、と吐き捨てるように呟き。]

(208) 2010/08/07(Sat) 17時頃

【人】 若者 テッド

[ヴェスパタイン>>206が小首を傾げるのに僅かに苦笑し]

じーさまばーさまたちだって詳細をしってるわけじゃないと思うけど。
それどころか、もう、だれも知ってる奴なんて居ないんじゃないか?

[親方だって詳しいことは何も言わない。
 いわないんじゃなくて言えることがないだけかもしれない。

 僅かに息をついて、ちょっとだけお茶を飲み、席を立つ]

俺、ちょっとマーゴに会ってくる。

[そういって二人から離れて、マーゴを寝かせた部屋へと向かう]

(209) 2010/08/07(Sat) 17時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 17時頃


【人】 記者 イアン

―回想:夜の森>>183

[イアンは、夜の森で娘の肉を喰らう男をじっと見つめて居る。
 赤黒い肉の合間から、解剖学の本にある絵と同じように、とぐろを巻いて整然と並んでいる臓器の数々が見えた。

 これといって特別な感情を持ち合わせる相手ではないせいか、彼はごくありふれた光景のように、それを見つめる。]

これで彼女は貴方と一体となった……なるほど。
「神」と捉えるべき立場の者と、「ヒト」が一体化する儀式。

だが天に在る神と貴方は違う。貴方はヒトの世で呼吸し、暮らし続けている。つまり貴方達は、厳密には「神」ではない……と捉えることも可能でしょうか。

なるほど。故に貴方達は「カミサマ」ではなく、「ミツカイサマ」と呼ばれているのですね。

――「神の使い」。
「神に近いのに、神ではない者」として。

(210) 2010/08/07(Sat) 17時頃

【人】 墓荒らし へクター

>>207
[旧来行われてきた生贄の儀式では、
「御使い様を敬い畏れる」人間の肉を取り込む事で、
御使いたる森の獣神らは力を得ていた。

その力を行使し、新たな敬意と畏怖を広める。
いわば相乗効果があったのだが―――。

もしかすると、今までに食べた生贄達の血肉が…
ソフィア、パピヨン、ノックス、ピッパ、ニール。
そしてホリーやマーゴの想いが、彼の肉体へ作用し、
その一瞬の隙を作りだしたのかもしれない。]

 「我らは彼らと共に。彼らは我らと共に」か…。
 はッ、ちくしょうが、てめえら……。

[剥ぎ取った上衣で傷口を押さえ、闘争心をむき出しにする。

オスカーに加勢する者が居たら、
ダメージと出血に弱りつつも彼らと応戦するだろう。]**

(211) 2010/08/07(Sat) 17時頃

【人】 靴磨き トニー

うーん、やっぱり契約をどうかするのは、詳しい事がわからないと駄目なのか。

[しかつめらしく、腕組みなどして考える。]

[マーゴに会いに行く、そう言ってテッドが席を離れるのを見送ると、]


……もう、やり直すには遅いのかな。

[脳裏に、死んでいった誰彼の事、彼らを悼んでいた人たちの事を思い浮かべながら、呟いた。]

(212) 2010/08/07(Sat) 17時頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 17時半頃


【人】 若者 テッド

―午後の教会・マーゴが眠る部屋―

[黒髪の娘は体もそろえられて、白い布に覆われて眠っている。
 その傍らにたたずみ、今は布で隠れている顔を見下ろした]

マーゴが生きてたら、やっぱり話し合えば、とか言ってたのかな。
俺はもう、話し合いでどうこう、なんて無理だと思うけど。

ピッパを殺した俺が言うことじゃあないが、な。

[話し合いどころか、混乱したままピッパを殺してしまった。
 そして今は怒りを抱いたまま、マーゴと最後にいた男に殺意を向けている]

せめて、死んだあとは安らかに眠ってるといい。
なにも心配せず、なにも苦しまずに……

[死後の世界があるとは思っていない。
 あったとしても、ピッパやマーゴは天国へ行くのだろうと思っている]

(213) 2010/08/07(Sat) 17時半頃

【人】 若者 テッド

―午後の教会→外―

――もうすぐ、日が暮れる。
また、血が流れる夜が来る。

俺が、そっちにいくかもしれないけど。
それでもできる限りのことは、してくる。

[静かに告げて、礼拝堂へと戻る。
 トニーたちはまだ居ただろうか。
 そうなら、手だけ振って、声は掛けずに、教会の外へと出て行った]

(214) 2010/08/07(Sat) 17時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 18時頃


【人】 記者 イアン

―「祭」4日目:真昼の森 >>187 >>190

……そう、ですか。
これが今、私に言える「全て」なのですよ。

[本心を隠す時は饒舌だと指摘され、イアンはそっと俯く。近づいてくる「ヴェスパタイン」のことは、彼の足音と草が踏まれる音で察知していた。

 己がヒトであるが故に、それ以上の言葉を口を突いて外に出すわけにはゆかぬ。それを告げてしまえば、己はただの「理性を失った人間」になってしまう、と――…イアンはそう思っていたのだった。]

(215) 2010/08/07(Sat) 18時頃

【人】 記者 イアン

―「祭」4日目:真昼の森 >>192

[視線を上げると、冷たくも熱い「かれ」の金色の視線が眼前にあった。愉悦に満ちた笑みは、ヒトならざる者の様相をしている。]

「本当のことを話している時に、一番の嘘をついている」……?

[目の前にあるはずの「かれ」の双眸を、まるで深い霧の向こう側にあるかのように、しばし目を凝らして見つめる。だが、]

………っ!

[己の心臓がどくりとひとつ大きく脈動し、呼吸が一瞬止まる。何か言葉を告げようと口を開いても、そこから出るのは熱い溜息ただひとつ。

 確かに「かれ」の言う通り、何かを心に秘めた時のイアンはひどく饒舌だ。そしてそれを暴かれた時の彼は、ひどく無防備で、いとも簡単に丸裸にされてしまう。]

わか、り……ました。

[やけに乾いた喉からひり出される言葉は、何の脈絡も無い了解の意。唇を噛み、あの時悪戯に触れられた「かれ」の唇の感触を思い出すまいと、無言で抵抗することしかできずにいた**]

(216) 2010/08/07(Sat) 18時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 18時半頃


天のお告げ (村建て人)

―interlude―

イアンが書き記した原稿の一部は、アレクサンデル家に宛がわれた客室の机の上にあった。

そこには、3日目までの「祭」の詳細が記されている。ただし、イアンがオスカーに告げた通り、「祭」で命を落とした人間や、殺戮に手を下した人間の名前や、その身元が分かるような記載だけは省略されていた。

そして、村長夫妻が遺した、この村の「伝承」の草稿もその隣に置いてあった。

最初にそれを手にするのは、一体誰であろうか?
そして、その原稿の行方は、何処になるのであろうか?

その続きは、未だ夜の霧の中――…

(#2) 2010/08/07(Sat) 20時半頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 20時半頃


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 20時半頃


【人】 靴磨き トニー

─ 礼拝堂 ─

[しばし後、テッドが戻ってきた。が、テーブルにはつかず、手を挙げて出口に向かっていった。]

帰るの、テッド?
気をつけてね。

[手を振り返しながら、声をかけた。]

──もう少ししたら、みんなまた、森に行かなきゃいけないんだね。
ヴェス、話を聞いてくれてありがとう。

(217) 2010/08/07(Sat) 20時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 20時半頃


【人】 靴磨き トニー

……あ、そうだ。

さっきヴェスはおいらに、「ミツカイサマ」の事は嫌いかって、そう聞いてなかった?

……嫌いでいる方が、いいのかもしれない。もしも、やり直すには遅すぎるのなら。
でも──

もしも、「ミツカイサマ」が自分の好きな人、大事な人だったなら?
ヴェスはそんな意味で聞いたの?

[青年の顔をじっと*見つめた。*]

(218) 2010/08/07(Sat) 20時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

― 自宅 ―
[手元にできる影で作業に支障を来たす頃、日が傾きかけ再び鐘の鳴る時間が近づいていることに気付く。]

もう、こんな時間…。結局完成しませんでしたね…。
お金もらっちゃったからには最後までやりたいんだけど…。

[戻ってこられる保証はないし作業を引き継げる人もいない。]

…その時はそのときってことにしておきましょう。

[作業を途中で中断し身支度を整えると広場へと向かいます。]

(219) 2010/08/07(Sat) 21時頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 21時頃


【人】 若者 テッド

―夜・親方の家→広場―

[教会から一度、親方の家に戻る。
 ――今迄持っていっていたのは鉈だった。
 人を殺すこともできるけれど、実際人に振るうには不向きな道具。

 今、選ぶのはそうではない。
 獣を、人を、殺すための道具。
 銃ではない。槍でもない。
 時代錯誤かもしれないが、なぜか昔からある、一振りの剣]

これ、あんまし練習してないけどなあ……

[それでも――殺すつもりなのだから、こちらにするべきだろうと。
 鈍い光を放つ刃を、鞘に収めて腰に下げた。

 親方には何も言わないまま、広場へと向かって]

(220) 2010/08/07(Sat) 21時頃

【人】 若者 テッド

―夜・広場―
[いつもと広場の空気が違う。
 それはみんなの不安のせいか、オスカーと若者が放つ殺意のせいか。

 ミッシェルや、トニー、ヴェスパタインがやってきても、軽く手をあげて挨拶をするだけ。
 目当てはただ一人。
 それがやってきたとき、剣の柄に手をかける。
 オスカーとヘクターのやり取りを、ただヘクターを睨みながら聞いていた]

(221) 2010/08/07(Sat) 21時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―真昼の森>>216
[ 口接けを求めるが如くに口唇を尖らせ、ふっとイアンに息を吹きかける。
 触れていないのに体温が伝わる距離、僅かな動作でさえ空気がその振動を皮膚に伝える。
 するりと手が滑り込み、換えたばかりのシャツのボタンをわざと見せ付けるようにゆっくりと外していった。]

 
 何故抗う?

[ 「それ」は彼の内心の抵抗を見抜いたかのように嘲笑った。]

(222) 2010/08/07(Sat) 21時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―午後・礼拝堂>>217

 いいえ、こちらこそ。ご馳走様でした。
 とてもおいしかったです。
 ブルーノ司祭によろしくお伝え下さい。

[ うっすらと目を細めて笑いかける。
 と、トニーに問われ>>218、その微笑がふっと翳った。]

 ……そうですね。
 もし……もし、あなたの好きな人が友達を殺め傷つけた人なら……

 いえ。止めておきましょう。

[ ゆるゆると首を振り、自分で打ち消した。]

(223) 2010/08/07(Sat) 21時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、靴磨き トニーに「また広場で」と言って教会を辞した。

2010/08/07(Sat) 21時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

― 夜・広場 ―
[すっかり日も沈んでしまった頃に広場へと姿を見せる。
人数が減ったせいなのか話す声も聞こえず異様な雰囲気が漂っているような気さえしてくる。]

…何か怖いですね。

[広場にいればテッドやオスカー達に声を掛けてはおくでしょう。]

(224) 2010/08/07(Sat) 21時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 21時頃


【人】 記者 イアン

−真昼の森>>222

[「かれ」の唇が触れそうになった瞬間、全身に巡る血が一気に熱くなった。短い声を上げそうになるのを堪えるイアンの口許に息がかかると、さすがに堪えきれなかったのか、掠れた音が喉の奥から出された。

 ぷつり、ぷつりと、糸が切れるような音を立ててボタンが外れる。それはまるで、今までイアン自身が纏っていた、理性や「ペルソナ」類が剥がされてゆく心地に似ていた。]

あ……

[やめてくれ。
 そう言おうとしたが、その言葉が何故か出ない。
 代わりに、シャツと膚の隙間に差し込まれた「かれ」の手を感じて、思わず身を捩った。]

(225) 2010/08/07(Sat) 21時頃

【人】 双生児 オスカー

ー夜の森でー

[雄叫びをあげるミツカイサマの姿に、心の底からイイキミだと思った。
口元を吊り上げながら、もう一発−−]

……っ!

[肩が痛い。
見ると、そこは血を流していた。首を狙われた時に、かすったのか!]

まだだっ!

[力尽きるまで。
僅かよろめきつつ、鉄の筒を構えた]

(226) 2010/08/07(Sat) 21時半頃

【人】 若者 テッド

―夜・広場>>224

そ、だな……
でも、それも仕方無いと、思うぜ。

[いまだヘクターには声は掛けないままで、ミッシェルの声が聞こえればそちらに視線を向ける]

ミッシェルも――森に入ったら、気をつけて。

[ヘクターだけが御使いなら、いいのだけれど、ちがうのならという思いから、その身を案じている]

(227) 2010/08/07(Sat) 21時半頃

【人】 記者 イアン

−夜の広場にて−

[膚に残る熱が消えぬ。
 なのに、夜は残酷にやってくる。]

今宵の空気は、ひどく鋭いですね。
まるで突き刺さるような心地です。

[松明の炎に照らされ、イアンの茶色の目がガラス玉のように輝く。武器を持たぬ彼は、今宵も「傍観者」のふりをして、祭の場に居ようとしていた。]

(228) 2010/08/07(Sat) 21時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[はじめてミツカイサマが誰だかわかったのだから、仕方がないと言えばそうなのだろうが…。]

マーゴじゃないけど、本当に話し合いをする余地はないのかな…?

[無駄と思いつつも言うだけ言ってはおきます。
テッドに近づいた時に鉈でなく剣を手にしていることには気が付いたかもしれません。]

…うん。気をつけるよ。

[気をつけて何がどうなるものでもないとは思うけれど。
それは口には出さないでおきます。]

(229) 2010/08/07(Sat) 21時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 21時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

>>228

はじめて目標が見えたような気はするから、ですかね…。

[オスカーとテッドが鋭い視線を1人に集中させているのは、すぐに見てとれるだろう。]

イアンさんも何時もと何か違いますね…?

(230) 2010/08/07(Sat) 21時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―自宅―
[ 一度自宅に戻った彼は、5年近く生活していた自室の真ん中に立ってぐるりと見回した。
 まるで長い旅に出るかのように整然と片付けられ、ここに誰かが住んでいたという生活感は消えていた。
 階下に降り、いつも通りに工房を閉めたが鍵は掛けなかった。

 そうして彼は曇天の夕暮れ、広場に向かって出発した。]

(231) 2010/08/07(Sat) 21時半頃

【人】 若者 テッド

―夜・広場>>229

話し合い?
それでどうにかなるなら、マーゴが生贄になってるわけないじゃん。

[一番そういうことをいいそうなのはマーゴなのに。
 御使いも見つけていたのに。

 ミッシェルに無理だ、とひとつ首を振って。
 イアン>>228がやってきたのを見た]

(232) 2010/08/07(Sat) 21時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

― 夜・広場 ―

それは、そうですけど…。

[マーゴは話してわかってもらえたと言っていた。
結果は今の状況が一番良く示している。]

テッドも気をつけてね…? 
今度こそ…。

[相手はミツカイサマであるはずなのだ。]

(233) 2010/08/07(Sat) 21時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―真昼の森>>225
[ 寛げられた襟の下、まだ塞がり切らぬ赤い傷痕に、何故抗うと問うた顔が迫る。]


 ……こんなに熱くなっているのに。

[ 尖った舌が固まった血を舐め取り、新たに滲み始めた鮮赤を啜った。
 その間も、両手はイアンの身体の上を、その輪郭と肉の確かさを貪るように這う。]

(234) 2010/08/07(Sat) 21時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―夜・広場―
[ 彼が姿を現したのは、かなり時間が立ってからだったに違いない。
 既にそこには、ミッシェルやテッドが来ていた。
 こんばんは、と短い挨拶だけして、森に目を向けた。]

(235) 2010/08/07(Sat) 21時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、空気が違うことを感じ取っているらしく、いつも以上に緊張した面持ちだ。

2010/08/07(Sat) 21時半頃


【人】 若者 テッド

―夜・広場>>233

うん。
やれるだけのことはやるよ。

[ただの人の身でどこまでできるかはわからないけど。
 一太刀なりと――できればその息の根を止めてやりたいけれど、と思いながら、険しい顔でミッシェルに頷く。

 ヴェスパタイン>>235が来たのを見て、短い挨拶を返し。

 そして、巡礼の鐘が鳴るのを聞くのだろう]

(236) 2010/08/07(Sat) 22時頃

【人】 靴磨き トニー

─ 黄昏時・広場 ─

[時間に遅れているわけではなかったが、勢いをつけて走り込んだ。]

本当に少なくなっちゃったな。

[僅かに6人とイアンだけ。これ以上、誰にもいなくならないでもらえたならいいのに。]

(237) 2010/08/07(Sat) 22時頃

靴磨き トニーは、若者 テッドに、片手をあげて挨拶した。

2010/08/07(Sat) 22時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

― 夜・広場 ―
[ヴェスパタインやトニーが入ってくるのに気がつけば挨拶を返しておきます。
そしてテッドへと近づいて。]

これ、何処まで役に立つかわからないけど…。
一応渡しておきますね…。

[ペンダントを渡そうとしてみます。]

(238) 2010/08/07(Sat) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―夜・広場―
[ 剥きだしになった敵意が一人に集中している。
 ヴェスパタインは彼らの視線を追い、その先の人物を目にして眉を顰めた。]

 ――ああ、なるほど。

[ 間近の者に聞こえるか聞こえぬかの小さな呟き。]

(239) 2010/08/07(Sat) 22時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、靴磨き トニーが走りこんで来たのを見て、会釈した。

2010/08/07(Sat) 22時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

―夜・広場―

たぶん、まだ減りますよ…。

[ >>237 を聞きつけてぽつりと呟いた。
確実に今日も1人は減るはずなのです。]

(240) 2010/08/07(Sat) 22時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

―夜・広場―
[ >>239 の内容は聞こえなかったけれど、何か喋ったような音だけは聞こえた。]

何か言いましたか…?

(241) 2010/08/07(Sat) 22時頃

【人】 記者 イアン

−夜:広場にて−
>>230
え……?そうですか?
そうですねぇ……もしかしたら、私の命も危ういかもしれないと……そう感じているからかもしれません。

[俯いて、淡々と応える。]

目的……
やっと「御使い様」を討てると……そういうことですね?

[森の奥をじっと見つめた。]

(242) 2010/08/07(Sat) 22時頃

【人】 若者 テッド

―夜・広場―

[ミッシェル>>238が近づいてくるのに軽く瞬き。
 またペンダントを差し出されて驚いたように見やる]

お守りならミッシェル自身がもってたほうが……

[そう、心配そうにいうけれど、それでも、と言われたらテッドには受け取るしかなかった。

 ヴェスパタイン>>239がなにやら呟いたような気がするけどよく聞こえなくて。
 ミッシェルが問いかけたのを見た]

(243) 2010/08/07(Sat) 22時頃

靴磨き トニーは、ランタン職人 ヴェスパタインに、手を振った。さっきはいろいろありがと、と笑顔で。

2010/08/07(Sat) 22時頃


【人】 靴磨き トニー

[ミッシェルの一言に、ふぅ、とため息をついた。]

─そりゃそうだけど。


……そういや、ヘクターとオスカー…テッドもか、何かあったの?

3人ともあんなおっかない顔して──。

[声を潜めてたずねてみる。]

(244) 2010/08/07(Sat) 22時頃

【人】 記者 イアン

−真昼の森>>234

いえ……そんなことは……っ

[爪の先で微かに傷口を広げられ、淡い息を吐いた。そして、まるでそれを言い訳にするかのように、なぞられる掌の感触に、眉を潜めて目を逸らした。]

(245) 2010/08/07(Sat) 22時頃

靴磨き トニーは、飾り職 ミッシェルの手を取って、ねーねー教えて、と振り回した。

2010/08/07(Sat) 22時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

―夜・広場―
[ >>242 には小首を傾げて。]

そういうのとも少し違う気が… したんですけど…。
何か嬉しそうな…。

[そこで思い出したのか少々バツの悪い顔になり。]

あ。ごめんなさい、ネックレスですけど。
まだ完成してないんです。

もしかしたら送れないかもしれないので… い、いちおうそれだけは言っておこうかなって。

(246) 2010/08/07(Sat) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―夜・広場>>241
 いえ。何があったのか、と思っただけです。

 ――あなた方はヘクターさんを疑っているんですね?
 やはり彼が手引きしていたのですか?

[ 確認するように尋ね返した。
 あくまでテッドに語った疑惑の路線で行くつもりのようだ。]

(247) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

―夜・広場―

そう… なるかと思います…。
それが目的ではなかったはずなのですけど…。

[最初はそうだったはずだ。]

せめて今夜で終わってほしいところです…。

(248) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 22時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

―夜・広場―

きゃ!? ちょ、ちょっとトニー。
教えてあげますから…! 手を離してください…!

[突然手を振りまわされてわたわたしてます。]

(249) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

―夜・広場―

このお守り、自分には効果ないんです。
言いませんでしたっけ。

[たぶん言ってない。そして死ねば効果がなくなることも黙っている。]

だからテッドが代わりにわたしを守ってくれれば。

(250) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

靴磨き トニーは、飾り職 ミッシェルの手を離した。びっくりさせたらしい事にびっくりしながら。

2010/08/07(Sat) 22時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―真昼の森>>245
[ イアンが淡い息を吐きながら目を逸らす様を嘲笑うかのように、傷をなぞる口唇と舌先は徐々に胸から腹へと降りていく。
 一足先にイアンの下肢に辿り着いた手は、彼の欲望が秘められた箇所を束縛から解放しようと動く。]

(251) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

―夜・広場― >>247

あったと言えば・・・あったのかな。

疑ってるというか、確信してるが近いかもしれないです。
手引き…?

[ああ、そうか。彼は儀式そのものが…。]

パピヨンさんを撃ったのは彼だったですし、そう言われれば一番怪しいかもしれませんね。

(252) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

【人】 双生児 オスカー

―少し前・広場―

……トニー。

[向けられた無邪気な視線に首を傾げる。
そして破顔した。せせら笑うような声になってしまったかもしれない]

大丈夫さ。
多分、今日で終わるだけだから。

(253) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

―夜・広場―
[教えるとは言ったものの何て説明すればいいものか。]

トニーは知っていたはずですよね。
マーゴにはミツカイサマが誰だかわかるって…。

(254) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 22時半頃


【人】 若者 テッド

―夜・広場―

[ヴェスパタイン>>247の言葉に一度目を伏せた]

ヘクターは"人じゃない"から、どっちでもいい。
アイツが手引きしてようがしてまいが……

[殺意に変わりはないと短く答え。

 ミッシェルがトニーに手を取られて驚いているのを見、その後の言葉>>250にそうなんだ、と驚いたように瞬いた]

そっか……ああ、わかった。
ちゃんとミッシェルを守るから。

[今度こそ、と頷いた]

(255) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

【人】 記者 イアン

−夜:広場にて−
>>246
ああ……いえ。いいんです。
もし間に合えば……と思っただけなので。

できればそれが叶って欲しいのですが、無理強いはいたしません。

……さて。
私達は……武器を振るわぬ類の人間は、森の中に入らない方がいいのでしょうかね?

少し危ない気はするのですが……柊の葉を摘まねばなりませんし……参りましたね。

(256) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 22時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―夜の広場―
 “人じゃない”……ですか?
 まさか、本当にミツカイサマが存在していると言うんですか?

[ 驚愕より懐疑が先に立つ声、眉を思い切り顰める。]

 事実だとして、どうやってそんなことを知ったんですか?

(257) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

―夜・広場―

間に合わせようとは思ったんですけど… ごめんなさい。

[丁寧に頭を下げておきます。]

危険なのは最初からですし。
わたしも巡礼者だから、何もできなくても起こったことからは目を逸らさないでおきたいんです。

だから――… 今日も森には入るつもりです。
皆と一緒に。

(258) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

【人】 靴磨き トニー

え?

マーゴには、誰が「ミツカイサマ」かわかった、って、それ本当?

(259) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―夜・広場―
[ そう言えば今気付いた、というようにテッドの腰の古風な剣をまじまじと見詰め、怯えた表情を浮かべた。]

(260) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、「え、マーゴさんが」と聞き返した。

2010/08/07(Sat) 22時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

―夜・広場―

あれ? マーゴから聞いていませんか…?

[トニーの言葉に不思議そうに。]

本当ですよ。

(261) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

【人】 記者 イアン

−真昼の森>>251

……っ……

[舌が胸を這う感覚に、膝から崩れ落ちそうになる。もしここで倒れこもうものなら、自分は目の前の「かれ」になすがままにされてしまうのは明白だと、本能が警鐘を鳴らす。

 ベルトのバックルに、「かれ」の指が掛かる。
 何かを制止するように、その上に己の右手を重ね、左手で己の目元を覆った。]

(262) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

【人】 若者 テッド

―夜・広場―

マーゴが、そういうのが解る血筋だった。
それでヘクターが”人じゃない”と言ったというんだ。

生贄に選ばれたマーゴの言葉、俺は疑うつもりはないぜ。

[ヴェスパタイン>>257が眉をひそめるのをみてもきっぱりと言い切り。
 腰に下げた剣におびえられても、気にすることはない。

 ただ、巡礼の鐘と共に森に入り――そしてヘクターを殺しにいくだけのつもりだった]

(263) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

【人】 靴磨き トニー

うん、聞いてない。


……っていうより、森を歩くようになってから、マーゴとゆっくり話をしてない気がするんだ。


そうかあ、そうだったのか。

[自分が初めて、森を歩く事になった時、自分ができる事をしなくちゃいけない、そんな話をマーゴとした覚えがある。
マーゴにも出来る事があって、そのためにここにいたのか。]

(264) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

【人】 記者 イアン

−夜:広場−

……御使い様。
私はそれが居るかどうか、分かりません。

ですが……これまで見た惨劇に名前をつけるとしたら、それが「御使い様の為したこと」ということになるのでしょう……

どうか、お気をつけて。

(265) 2010/08/07(Sat) 23時頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 23時頃


【人】 飾り職 ミッシェル

―夜・広場―

それは… あるのかな…。

[ミツカイサマを探すために色々な人に接触していた様子ではあったから。
トニーを疑う気はなさそうだったこともあるし。]

だから志願したそうですよ、マーゴは。
無理に参加しなくてもよかったのに…。

[話題をそらして当初の疑問には答えない気だ。]

(266) 2010/08/07(Sat) 23時頃

【人】 靴磨き トニー

そうだったんだぁ。

教えてくれてありがと、ミッシェル。

[そうだったのかと繰り返して、礼を言ったが]


あれ、何か聞き損ねた気がするんだけど。

[首をひねるが、思いつかない。]

(267) 2010/08/07(Sat) 23時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―真昼の森>>262
[ 制止するように置かれた手を見遣り、次に目を覆い隠したイアンの顔を凝視する。]

 これ、でもまだ抗うか。
 
[ 焦れているようでもあり、硬い殻を割ることに愉しみを見出す類の、性質の悪い興をそそられているようでもあり。
 唇に刻まれたせせら笑いは消えぬ。]

 お前の欲しいのは、あくまで「言葉」――と言うつもりか。

(268) 2010/08/07(Sat) 23時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 23時頃


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 23時頃


墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 23時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―夜・広場―
[ トニーとミッシェルの会話を聞き、そんな…と絶句した。口元に手を当てて深く考え込む仕草。]

 そんなことがありえるのですか…?
 まさか、マーゴさんは…… 

(269) 2010/08/07(Sat) 23時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 23時頃


墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 23時頃


【人】 記者 イアン

−真昼の森>>268

このまま、なすがままになっては……
私はあなたの為すこととは無関係に、私の欲望に堕ちるのみです……

私はそれを欲しているはずなのに、別の私がそれを制してしまう……

堕ちることを欲する心と、それを畏れる心で、私の身は引き裂かれそうなのです。

あなたは私に禁断の実を食べろとおっしゃっている。
……いいえ。あなたは私の「禁断の実」そのものだ。
本当はこの口でそれを味わうことを求めているのに、それを認めるのがひどく恐ろしくて……それをごまかすように、私は詭弁を労するのです。

[「かれ」の手を制する右手をそっと離し、己の目元を隠す左手を下げ、無防備に立ち尽くす。]

(270) 2010/08/07(Sat) 23時頃

【人】 靴磨き トニー

[なにを知りたかったか考えながら、ふとテッドの腰の剣に目をやった。]

自分の身は、自分で守る、か。
[今日は、胸に昨日の布袋を下げている。
入っているのは、ブルーノから預かった銀の短剣と──]

─ →明け方の回想・ニールの亡骸の傍 ─

(271) 2010/08/07(Sat) 23時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

―夜・広場―
[ミツカイサマを信じるはずもない他所の人からすればそうだろうとは思う。
いきなり言われて納得もできないだろう。]

正直に言うとわたしもわからないの。
何も証明のしようはないし… でも、マーゴは嘘をつくような子じゃないから…。

(272) 2010/08/07(Sat) 23時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―夜・広場―

 そろそろ時間ですか?

[ 鐘の方角に顔を向ける。
 日の名残も失せ、黒雲に覆われた空では星も月明かりも望めない。
 森ではこれまで以上に暗く、視界が悪くなるだろう。]

(273) 2010/08/07(Sat) 23時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 23時頃


【人】 記者 イアン

−夜:広場−

……ペンは剣より強いと人は言いますが、いざとなったらペンはひどく無力なものですね。

誰かが殺し合いをする今、それを制止することができません。

[悲しげに微笑んで見せると、一方前に歩き出した。]

行きましょう。
このまま朝まで立っていても、何も始まりません。

(274) 2010/08/07(Sat) 23時頃

【人】 靴磨き トニー

─ 回想・ニールの亡骸の傍 ─
やっと来てくれたんだね。

[村から、ニールをつれて帰るために若い男たちがやってきた。]

ごめんなさい、ニールのこれ、おいらが借りていてもいいと思う?

[彼らに見せたのは、ニールが胸に忍ばせていた、錐。

顔を見合わせていた大人たちは、まあよかろう、と許してくれた。]

─ 回想・了 ─

(275) 2010/08/07(Sat) 23時頃

【人】 若者 テッド

―夜・広場―
[ミッシェルから預かったペンダントをポケットにいれて、森へと向かって歩く]

そう、だな。
そろそろ、いくか。

[決意と殺意を胸に。
 腰の剣に手をかけて、死と血と闇が待つ森に向かう。

 空を覆う暗雲ははれる気配を見せず、不吉な空気が漂う]

(276) 2010/08/07(Sat) 23時半頃

靴磨き トニーは、二つの得物の入った袋をそっと握りしめた。

2010/08/07(Sat) 23時半頃


【人】 飾り職 ミッシェル

―夜・広場―

ペンはその場で効果を発揮するものではないですからね…。
でも、剣はその場限りしか効果はないけどペンは永遠に残る。

だからペンを取ったんじゃないんですか?

[今日、誰かが死ぬことは避けられないのはわかっている。
それを積極的に後押ししたのも確かではあるし…。]

そう… ですね。
せめて今日が最後の夜であることを願いましょう。

[言いながら空を見上げる。未だ月は満ちてはいない。]

(277) 2010/08/07(Sat) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―真昼の森>>270
[ イアンの足元に跪き、その顔を見上げる。
 身を守るための両手を離し、無防備に立ち尽くす彼を。]


 お前は嘘吐きだ。

[ 全ての笑いを消した真剣なふたつの眼。
 やおら、イアンの胸にむしゃぶりつくと、既に曝け出された傷口を最前よりもきつく吸い、舐め上げ、血を搾り取る。]

(278) 2010/08/07(Sat) 23時半頃

【人】 若者 テッド

―夜の森―

[先頭に近い位置に立って森にはいる。
 最後尾のヘクターのことは気にしていたけれど。

 森の深さ、暗さに視界が狭められる。

 そして響いたのは、オスカーが放った銃声。
 とっさにその音の元へと駆け出したときにはすでに激しい戦闘が行われていて。

 手出しをするタイミングが、つかめなかった]

(279) 2010/08/07(Sat) 23時半頃

双生児 オスカーは、若者 テッドの気配に目を見開いたが、銃口はヘクターに向けたまま。

2010/08/07(Sat) 23時半頃


【人】 墓荒らし へクター

>>207>>226
[咆哮の後、再びオスカーに飛びかかる。]

ほんとよ…まだまだガキかと思ったのによ…!
てめえら姉弟揃って…!

[負傷と出血の為か、
普段より攻撃のスピードが落ちているようだった。
接近するテッド>>279には、気が付いていない。]

(280) 2010/08/07(Sat) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―昼間の森>>278

 お前の生命の雫を。
 お前の、味を、もっと知りたい。

[ 傷口から口を離し、荒げた呼気の合間から囁き。
 そして、急に乱暴に身を離した。]

(281) 2010/08/07(Sat) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―夜・広場―
 やはり、行かねばなりませんか。

[ 嘆息。
 鐘がゆっくりと鳴り響く。
 彼はランタンを確かめ、火を灯すと、先頭のテッドに続いて森に足を踏み入れた。]

(282) 2010/08/07(Sat) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

姉弟そろって!?
ホリーが……姉さんがどうしたっていうんだ!

[避けようとして――肩の痛みが邪魔をした。
爪が身体を引き裂くのだろうか。
だが、組み合う形になってくれれば都合は良かった。仇を討てばいい、ここでこのミツカイサマを殺せば、終わる。

至近距離に銃口を合わせ、引き金に指をかける]

姉さんの仇。
森のカミのミツカイサマに、鉄と鉛の制裁を!

(283) 2010/08/07(Sat) 23時半頃

【人】 若者 テッド

―夜の森in戦闘―

[オスカーに加勢するタイミングをはかるものの。
 そもそもからして素人にそんなものが読めるはずがないのだった。

 だから、ヘクター>>280がオスカーへと飛び掛ったときに。
 とっさに剣を抜いて、そのわき腹を狙って剣を振るった]

オスカーまで殺させてたまるか!

(284) 2010/08/07(Sat) 23時半頃

飾り職 ミッシェルは、オスカーとテッドの争いを黙って見詰めている

2010/08/07(Sat) 23時半頃


【人】 記者 イアン

−真昼の森−

[嘘つきだと己を罵る「かれ」の言葉に、全身の血が凍り付く感覚にも似た恐ろしさを覚えた。胸を荒く吸い付かれる感触に、刹那、無防備に声を上げて身を捩らせたその時、急激に支えを失ってどさりと地面に尻もちをついた。]

生命の雫……命の味……
それを味わうには、私のつく「嘘」が邪魔をすると……私が自分をごまかすその心がそれを不味いものにすると……あなたはそうおっしゃるのですね?

(285) 2010/08/07(Sat) 23時半頃

【人】 靴磨き トニー

[やがて鐘は鳴り、巡礼たちは歩き出した。]

……行ってくるね。

[誰に向けたのか、一度だけ振り返ってそうつぶやく。

短剣と錐の入った袋に手をやって、森の中へ──]

(286) 2010/08/07(Sat) 23時半頃

【人】 墓荒らし へクター

>>283
[オスカーの銃弾を紙一重で交わす。
こめかみに赤い筋が走る。

しかしその瞬間、
テッドが力いっぱい振るった剣>>284が、
ヘクターの腹部に深く突き刺さる。]

ぐうっ!!
……ちッ。
なめやがってよおぉぉ!

[剣が刺さったまま、
テッドを吹き飛ばそうと体を反転させる。
地面に鮮血の華が広がった。
何故だ、身体が重い……!]

(287) 2010/08/07(Sat) 23時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

― 夜・森の中 ―

ヒトとカミサマの争いって言うには趣が足りない気はします。
ヒト同士の争いと何も変わらない…。

[森の神などと言ってもミツカイサマはその程度のものなのか。]

それとも、儀式ではヒトに合わせないといけないのでしょうか…。
あまり高尚なモノには見えませんね。

(288) 2010/08/07(Sat) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―夜の森―
[ 背後で銃声が轟く。>>204
 振り返るより早く、前にいたテッドが音のした方向へ掛け戻っていく。>>279]

 今のは……

[ さっと顔色が変わる。]

(289) 2010/08/07(Sat) 23時半頃

【人】 記者 イアン

−夜の森−

[ヘクターが、オスカーとテッドに囲まれて血を流しているのを見つめ、ぽつりと呟く。]

……元より彼らは、同じ村で生まれた同胞……
不思議ですね。何故かそれを感じさせる暇すら見せず、彼らは互いを憎み、殺そうとしている。

「御使い様」の魔力がもし本当にあるとしたら……もしかしたらこれのことを指しているのかもしれませんね。

(290) 2010/08/07(Sat) 23時半頃

【人】 墓荒らし へクター

>>287
げほっ、げほ…!

[内臓を損傷したか、片膝をつき喀血し始める。
しかし眼は狙いをつけたままで]

ガキどもがぁ!調子に乗ってんじゃねえぞ!!

[そのまま勢いをつけ、
宙に浮いたテッドに飛びかかる!]

(291) 2010/08/07(Sat) 23時半頃

【人】 墓荒らし へクター

>>291
[ヘクターの大振りな攻撃は空を切り、
同時に大きな隙を生む。

そこからは一方的な展開だっただろう。]

(292) 2010/08/07(Sat) 23時半頃

【人】 若者 テッド

―夜の森―

[オスカーの銃弾は当たらなかったけれど。
 剣が切り裂いたわき腹から、夥しいほどの血が流れる。

 膝をつくヘクターにざまあみろ、というような、醜い笑みを浮かべ]

誰が調子に乗ってるってんだよ!

[血ですべる柄を握って応戦しようとするが、飛び掛ってきたヘクターの爪に左肩が切り裂かれる。
 それでも……なんとか突き出した剣の先はヘクターのどこかに刺さっただろう]

(293) 2010/08/07(Sat) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

テッド、お前は逃げろ!
お前だって殺されちゃ駄目なんだ!

[腹の底から声を絞り出す。
残る銃弾はもう少ない。あって一つか。

テッドに跳びかかるヘクターの足に掴みかかろうと手を伸ばす]

殺すなら、僕を殺せ――
これ以上、僕の大切な人を、誰も……

[それは半ば懇願であった。
呪詛であり、威嚇であり、ミツカイサマへの懇願であった]

(294) 2010/08/07(Sat) 23時半頃

【人】 墓荒らし へクター

>>292
[繰り出されるテッド>>293やオスカーの攻撃。
彼に其れを全て交わせる程の力はもう残っていない。]

(―――致命傷…か。)

[本能で自らの限界を悟ったか、
引き抜いた剣を投げ捨て、
止めを刺そうと走り込む少年らを打撃で吹き飛ばす。

やがて彼は大きく跳躍すると、
大樹の枝に飛び乗り、彼らを見下ろす。
そして息を整えると、彼らに大声で語り始めた。]

(295) 2010/08/07(Sat) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―真昼の森>>285
[ 饒舌なイアンの言葉。
 それを否定するように、彼は倣岸に頭を高く掲げた。]

 行け。また巡礼の刻が始まる。
 お前はそれを見に来たのだろう。
 我らの狩りをとくと見分するがいい。

[ 平静な声音で告げると、踵を返した。]

(296) 2010/08/08(Sun) 00時頃

【人】 墓荒らし へクター

>>295
大いなる原罪を持って生まれし人の子よ!

我らは代々この森を聖地とし、守ってきた。
祝福されし人の子を愛し、育んできた。

なのに何故!

お前達は感謝を忘れ、畏怖を忘れ!
儀式を堕落させ、聖地を汚す!

そして一方的に契約を破棄し、
我らの存在すら消そうとしている!!

―――汝らは我らの消滅を願うのか?
我らの力を思い出せ!
我らと共にあった時代を思い出すがいい!

[彼が叫ぶ度に、オスカーやテッドの頭上から、
小雨のように赤毛の森獣の血液がポツポツと降り注いでいるだろう。]

(297) 2010/08/08(Sun) 00時頃

【人】 飾り職 ミッシェル

― 夜・森の中 ―
ミツカイサマの「魔力」が本当にあるのかは知らないですけど… 少なくともヒトでない何かが居て…。

マーゴの力が本当だったのは確認できた… のかな…。

[此処までは本当のことだった。マーゴは嘘をついていない。]

同じ村で生まれた同胞を憎み合わせて殺し合いを演じさせる… それは一般的に「悪魔」と呼ぶものじゃないんですか?

(298) 2010/08/08(Sun) 00時頃

【人】 若者 テッド

―夜の森―

ばかやろう!
お前だって殺されちゃだめだろうが!

[オスカー>>294に怒鳴り返しながら。
 弱ってきているヘクター>>295をみて、追撃に走るけれど。

 最後の悪あがきとも言うべき打撃に、打ち落とされて。
 左肩から血を流しながら、飛び退った男の姿を憎憎しげに見やった]

(299) 2010/08/08(Sun) 00時頃

【人】 靴磨き トニー

─ 森の中 ─

[一歩一歩、あたりに注意を払いながら歩く。と──]

銃声?

[後ろの方だ。
踵を返して、不吉な音のした方へ走る。]

(300) 2010/08/08(Sun) 00時頃

【人】 墓荒らし へクター

>>297 オオオオオおおおおおおおおおッッ!!!

[それは最後の咆哮か。
銀の同胞へ向けて、何かを伝えようと、吼える。

そして、そのまま、「ヘクター」は森から姿を消した。
無事に森を出た巡礼者は家路についただろう。]

(301) 2010/08/08(Sun) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―夜の森―
[ 引き摺る足が許す限りの速さで、戦いの場に向かう。
 足の遅い彼が辿り着くのは一番最後、既にヘクターがオスカーとテッドのふたりを相手に派手に血を流している場面だ。]

 これは……

[ 血の気を失った唇を噛み締める。]

(302) 2010/08/08(Sun) 00時頃

【人】 若者 テッド

んな古くせえ時代なんざしるか!

てめぇらは俺達の大事な奴を殺した。
だから俺らもお前を殺す、それだけだ!

[儀式がどうの、御使いがどうの。
 そんなことはもう若者には関係ない。

 ただ、やられたから、やる。
 どこまでも地で血を洗う闘争でしか、なかった。

 落ちる赤い雫が、叫ぶ男の限界を知らしめているようでもあり、それでもとどめをまださしていないことに焦燥るように、武器を手探りで、探した]

(303) 2010/08/08(Sun) 00時頃

【人】 墓荒らし へクター

―四夜目の巡礼後・深夜から早朝・アレクサンデル屋敷―

[赤い毛並みの狼は「ヘクター」の形に戻ると、
血を滴らせながら、最後の力を振り絞り、
アレクサンデル屋敷のイアンの部屋に突入する。

――ガシャン!!!

窓から血まみれの巨躯がイアンの前に現れた。]

…よォ。

(304) 2010/08/08(Sun) 00時頃

【人】 墓荒らし へクター

>>304
[肩で息をしながら、
ヒューヒューと言った呼吸音と共にイアンと対峙する。
血を滴らせながら、ドッ、ドッと足音を立て、
ゆっくりと彼に近づく。]

(ぐっ…ちくしょう、目が翳んで良く見えねえが…。)

[傷だらけの両手をイアンの頬に伸ばし、
イアンの顔に自らの顔を近づける。
他の者には聞こえないよう、
だがイアンにははっきり聞こえるように言った。]

イアン―――。

どうか、「あの方」を、頼む。
お前、なら、きっと、あの方を、助けて……。

(305) 2010/08/08(Sun) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

愛し、育む?

今の僕には、あなたがたのしている事は――ただの、略奪にしか思えない!
本当に僕を愛しているというのなら、何故僕からあなたは家族を奪った!

[半狂乱で叫ぶ。
語っている『ミツカイサマ』――ああ、そうさ。『ミツカイサマ』って名前の化け物にしか思えないのさ――そいつに、最後の一発を撃ってやった]

(306) 2010/08/08(Sun) 00時頃

【人】 墓荒らし へクター

>>305
[続く言葉は、気管から上がる血塊に遮られる。
暫く咳き込み、床に血反吐を撒き散らす。

と、次の瞬間。
いつもの「ヘクター」のような
人懐こい顔をイアンに向け、悪戯ぽく笑う。]

ああ、それから、もいっこ…。
この前の煙草…、一本くれねえか?

(307) 2010/08/08(Sun) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

畜生ッ!

[大声で悪態を吐く。
逃げてしまう。奴が逃げてしまう]

……。
――待て、お願い、待って!
逝ってしまうなら、独りで逝かないで、勝手に逝かないで!

僕も連れて行って、お願い……!

[そう叫んで。
地面に座り込み、嗚咽を漏らすだろう。

駄目だ。仇を討つ機会は永遠に失われてしまった――]

(308) 2010/08/08(Sun) 00時頃

【人】 若者 テッド

[男に叫び返し……けれど、ふと、疑問におもった]


「我ら」ってことは……ヘクターだけじゃねぇのか……?

[そんな疑問に気をとられた隙に。

 オスカーの最後の銃弾が発射され。

 そして御使いは姿を消した。

 その遺体は、巡礼の間は、見つかることは、なかった]

(309) 2010/08/08(Sun) 00時頃

【人】 墓荒らし へクター

>>307
[イアンから煙草を受け取っただろうか。、
咳き込んで血を床に吐き捨てた後、そのまま口に咥え、火を受けただろう。

壁にもたれ、そのまま腰を下ろす。
床に敷かれた絨毯がみるみる赤く染まっていく。
口に咥えた煙草を指で挟み、随分懐かしい香りのする煙草をゆっくりと吸い込む。]

ふう……。
…やっぱり、旨えな。

[ふぅ、と煙を吐きだしたが、もうそれ以上紫煙が上がる事は無かった。]

マーゴ、お前はまだ還る途中か?
これから行っても、間に合うかねェ?

[やがて腕が力なく垂れ下がり、
ヘクターの指に挟まれた煙草は、
床に溜まった血痕の上に、ジュという音を立て、
落ち、赤く染まり、消えた。]**

(310) 2010/08/08(Sun) 00時頃

双生児 オスカーは、肩から流れる血と興奮の残滓に、意識を朦朧とさせている。

2010/08/08(Sun) 00時頃


【人】 靴磨き トニー

[たどり着いたとき、血を流すヘクターが、オスカーとテッドに向かい、怒りと呪詛をこめて叫んでいた。]

マーゴが見つけた「ミツカイサマ」は……ヘクターだったんだ。

[深手を負ったらしいヘクターは森の奥へと駆けてゆく。その背中に向かって叫ぶ。]

ヘクター!

聞きたかった事があったんだ!
ヘクター!どこに行くんだよーっ!?

(311) 2010/08/08(Sun) 00時頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2010/08/08(Sun) 00時頃


【人】 記者 イアン

−時は少し離れて、深夜−

[イアンは、赤い血を流すヘクターに、1本の煙草と、ジッポの火を差し出した。火に照らされるヘクターの顔は、「悪魔」と呼ばれるそれとは、おおよそ遠い位置にあるもののような、そんな気がした。]

(312) 2010/08/08(Sun) 00時頃

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