244 とある生徒会長の日常
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ノーリーンは暗黒騎士 トルニトスに投票した。
イスルギは暗黒騎士 トルニトスに投票した。
トルニトスは紅客連盟 イスルギに投票した。
キャサリンは暗黒騎士 トルニトスに投票した。
クシャミは暗黒騎士 トルニトスに投票した。
藤之助は暗黒騎士 トルニトスに投票した。
トルニトスは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
イスルギが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ノーリーン、キャサリン、クシャミ、藤之助の4名。
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粉塵爆発《パウダーボム》、僕の切り札にゃ。
[一瞬の間で小麦粉を取り出して辺りにばらまき、そこに点火。 粉塵爆発は危険な切り札、運動部や格闘系の部活連中なら死なないだろうと考えつつも、使うつもりはなかった切札だ。]
おかげで随分試験管もぶっ壊れたにゃ。 色々混ざりすぎて、この煙もかなり危険にゃ。 僕がほとんど吸い込んだから平気にゃけど………。
[自分は自分の薬に対して抵抗がある。 それでも普段と違う混ざり方のせいで、どんな効果が出るかまでは把握出来ない。]
僕への切札がこれで終わりだったら、貴紗にゃんに勝ち目はないにゃ。
[まだ続けるかにゃ?そう言いたげに首を傾げる。 いつも被っているフードが脱げそうで、そこを軽く直しながら。]
(0) 2016/01/20(Wed) 21時頃
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―廊下―
今こそクレイジーサイエンティストに鉄槌を。
[山羊に飛びつく猫神>>3:55を星のモチーフが襲う。 星が彼の身体に直撃した瞬間、廊下に爆発音が響く。]
(1) 2016/01/20(Wed) 21時半頃
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……ごほ…けほ。
[不思議な色の煙>>3:56にむせながらも、笑みを浮かべる。]
自爆かしら。 まあ、あれだけの星《シューティングスター》を喰らって無事でいられるわけがないわ。
[星のモチーフが直撃したのだ。 殆ど勝利を確信していると煙が晴れていく。]
(2) 2016/01/20(Wed) 21時半頃
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な、なんですって……!
[煙の向こうにはボロボロになりながらも立っている猫神>>3:57の姿。]
自ら起こした粉塵爆発《パウダーボム》に耐えるなんて。 化学による強化が此処までとは。
……。
甘かったわ。 ただの変態サイエンティストと侮る気持ちが私にはあったようだわ。
[星も山羊も吹き飛ばされてしまった。 不思議な煙を吸い込んだのは少量だが酷く苦しい。 だが勝ちを諦めはしないと、その問い>>0に答えるように貴紗はかぎ針を構える。]
(3) 2016/01/20(Wed) 21時半頃
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にゃははは、貴紗にゃんの星《シューティングスター》は確かに強力だったにゃ。 こうやって激痛で目を覚まさせないと起きれにゃいほどにゃ。
[耐えたとは言え、もう限界ギリギリだった。 もとより爆発は死んだり重症になったりはしないが続行不能になる程度に小麦粉の量は調整していた。 ギリギリの量、それが災いしてここまでとなっているが…。 貴紗のかぎ針を構える姿に苦笑しつつ…。]
まあ、まだやれる余裕があるなら…当然そうすると思ったにゃ。 正直……貴紗にゃんは、出来れば傷つけたくなかったにゃ。
[残り僅かの試験管、それに何が入っているか確認して苦笑してしまう。]
(4) 2016/01/20(Wed) 21時半頃
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[4本の試験管を抜き出してそれを構える。 その蓋を口に咥えて、一気に開いた。]
変態サイエンティストという呼び名は正しくないにゃ。 正しくはクレイジーサイエンティスト《イカれた化学者》にゃ。
[飛び出す2種類の液体、片方はただのアルコール。 もう片方は液体窒素だ。 アルコールに液体窒素をかける事で、アルコールを凝固する。]
見せてやるにゃ! 液体窒素の氷結凝固《擬似エターナルフォースブリザード》
[凍りついたアルコール、砕かれれば簡単に気化する。 相手が下戸なら、一気に泥酔してしまう危険な必殺技である。]
(5) 2016/01/20(Wed) 22時頃
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傷つくのが怖くて。 "新入生歓迎会"に参戦なんてできないわ。
[またけほけほと咳をする。 少し顔を顰めてから、にっと努めて笑って見せる。]
けほ……それにしてもひどいわ。 カシミヤを全滅だなんて。
高かったのよ。
[相次ぐ連戦で手持ちの毛糸も随分と減ってしまった。 補充に戻る余裕は今は無いが。]
(6) 2016/01/20(Wed) 22時頃
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マユミは、保健室にドク○ーペッパーを差し入れ。
2016/01/20(Wed) 22時頃
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そう、では。 クレイジーサイエンティスト猫神。 いざ尋常に勝負。
フェイク・ファン ―――モチーフ繋ぎ 『即席団扇』
[残り少ない毛糸で編み上げるのはひざ掛け。 それを即席の団扇にしてまだ残る煙を散らそうと振るう。]
(7) 2016/01/20(Wed) 22時頃
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その液体窒素ごとお返しするわ!
[ごう、と廊下に風が巻き起こり、凍り付いたアルコールを砕く。 狭い廊下の事、風に煽られ帰化アルコールは猫神の方向も含む、周辺一帯に散らされて。]
……こほっ……。 この程りょ……あ、あれ?
なんかへんに、なってりゅ。
[ぐらぐらと急に視界が揺れた。 貴紗は幸いなのか完全に泥酔しているほどお酒に弱いわけではなかったようだが、顔は真っ赤になって足元はふら付いている。]
(8) 2016/01/20(Wed) 22時頃
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マユミは、保健室にプリンシェイクの差し入れ。
2016/01/20(Wed) 22時頃
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ほう、あれと痛み分けか。
[>>3:48 林道と戦ったという美濃に興味津々。 彼女もまた、相当腕が立つと見受けられます。]
……なら丁度いいや。あんたを倒せば、 あのかぎ針を超えられるってェ事だ!
(9) 2016/01/20(Wed) 22時半頃
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あ…まあ、カシミアは今度僕が自腹切って弁償するにゃ。 い、一緒に買いに行くにゃ、僕はどこで売ってるとか知らにゃいから…。
[全滅させてしまったカシミアに、高いと言われれば、そうなんだろうなと軽く反省しつつ…。]
もっとも、それはこの戦いで勝てたらの話……。
[廊下に吹き荒れた風は、その氷刃を全て砕いてしまった。]
にゃははは、砕かれても構わないにゃ。 罠は二重…さんにゅうに……。
[気化したアルコールまで帰ってくるのは計算外だった。 貴紗は幸いにも、お酒に弱くなかったようだが、自分は滅法弱かった。 化学の力でも化けれない物はある。 その上、今は狼の力で嗅覚が通常よりはるかに優れているので…。]
(10) 2016/01/20(Wed) 22時半頃
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では、おれからいくぞ? あんたには皿屋敷の「噺」をしてやろう。
[藤之助、まるで幽霊のように手を身体の前に垂らし]
「いちまぁ〜い、に〜まぁ〜い……」
[恐ろし〜い声で、皿を数える仕草をしてみせます。]
西は播州、東は番町。「皿屋敷」といえば、 今も昔も、おなじみの怪談噺にございます。 ある晩のこと、若い衆がこの怪談を聞いた後、 噂の井戸へと肝試しへやってきました。
すると井戸からお菊の霊が現れ、皿を数え始める。 9枚目を数える声を聴くと狂い死ぬってんだから、 みんな大慌てで逃げて帰ってきたんだ。
(11) 2016/01/20(Wed) 22時半頃
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き、貴紗にゃん…こんろは分身まで使うにゃ?? 6人も増えたら、ろれがほんもろか……。
[グラグラふらついたまま壁にもたれかかる。]
……なんにゃ?これは……。
[身体に力が全く入らなくなっていた。]
(12) 2016/01/20(Wed) 22時半頃
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ところがこのお菊、えらく別嬪な幽霊だった。 ギリギリで逃げれば平気だってもんで、 町中に評判が広まり、井戸の回りは毎晩大盛況。 こんなに多いと9枚目までに逃げられない奴が出る。
「……じゅうまぁ〜い、じゅういちまぁ〜い……」
『ひえええええ〜〜〜!!! ……………え? おいおいおかしいだろ、皿は10枚だったろう?』
[9枚目で死ぬどころか、お菊の数える皿が明らかに多い。 それを聞いてお菊の霊、どう答えたかというと……]
「いやね、あたしも毎晩出るのは大変でしょう? 今日2倍数えて、明日はお休みをいただくんです。」
(13) 2016/01/20(Wed) 22時半頃
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[「噺」が終わって藤之助を見たならば、 いつのまにやら、その両手には見事な絵皿が。]
家政婦ならば、皿の扱いは手慣れたもんだろう?
そぉれ、何枚あるか受け止めてみろ!
[そう言って、美濃に向かって次々に投げつける! 投げても投げても、両手にどんどん皿が出てくる。 ちょうど、フリスビーみてェな感じですねェ。]
(14) 2016/01/20(Wed) 22時半頃
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な、何を言っているにょかわからにゃ…にゃい。
[泥酔するほど弱くないだけで、強くもなかったようだ。 なんだか似たように口調になりつつも。]
いまが、えーと、ちぇんす?ちゃんす?よ。
もういちど。 星《しゅーてぃんぎゅ、すたー》のモチーフ。
[酔っぱらっていてもその技は健在。 編まれた一つの星は壁に凭れかかる猫神>>12を目指して飛び、ぺしゃんと窓にはっついた。]
(15) 2016/01/20(Wed) 22時半頃
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あ、あれ?
[いつもよりかなりもたもたと更に1個の星を編んで飛ばすものの、へろへろ星の狙いは全くつけられていません。 ついでに当たってもあんまり痛くなさそうです。]
(16) 2016/01/20(Wed) 22時半頃
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ふふ、私を倒したところで、林藤様の織り成す反物の織り目の一つ、綻ばせる事はできないでしょう。
[肩を竦め謙遜してみせる。 噺が始まるのを見るや、くすりと微笑み]
有名なものでございますね。 お清めのお塩はご入用ですか?
[そう首を傾げ―――]
(17) 2016/01/20(Wed) 22時半頃
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無論でございます。
[次々と受け止め、ご丁寧に軽くひと拭きし、綺麗に背後に積み重ねていく。]
皿洗いは基本中の基本。 見習い必修科目でございます。
(18) 2016/01/20(Wed) 22時半頃
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しかして藤之木様、そう投げてばかりおられては腕が疲れておいででしょう。
[手を止め、藤之木の手元にボタンを弾き飛ばす。 どこからともなく現れるのは、湯のたんまり入ったポットと急須、茶筒。]
それではこちらも参りましょう。
(19) 2016/01/20(Wed) 22時半頃
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にゃにゃ?? ふふん、さっきよりあ、多いみらいらけろにゃ、僕には効かな……
[恐らく切り裂くつもりで振るった手が見事にその毛玉をキャッチ。 それを顔の前に持ってきて、じーっと見つめる。 それから貴紗の方にも視線をやって…。]
あんにゃにいっぱい、あっらろり、実体は一つにゃ。 それにゃら手立ては………
[もう一回毛糸玉を見て顔に押し付ける。]
これ…きもちいいにゃー。 いい匂いがす………
[そのままその毛糸玉を抱えて床に座り込む。 いつも濁った目がとろんとしている。 最早隙しか残っていなかった…。]
(20) 2016/01/20(Wed) 22時半頃
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ごゆっくりお寛ぎなさいませ。
[中庭のベンチに、軽くでもテーブルクロスをかければそれだけで趣は変わる。
急須に湯を入れ、それを一度湯呑に注ぐ。 そしてそれを、再び急須に戻す。 こうすることで、熱すぎる湯を茶葉が戻る為の適温にし、尚且つ湯呑を温める事ができる。 そこに茶葉を入れ、適当な時間蒸らす。]
(21) 2016/01/20(Wed) 22時半頃
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よい香りでございましょう?
[芳醇な甘味を含んだ香りが、中庭に広がる。 洋物だけと侮るなかれ。 客のニーズに合わせ、きちんと和洋折衷である。]
和菓子もございます。 心身をごゆるりと楽にしてください。
(22) 2016/01/20(Wed) 23時頃
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はっはは、こりゃァ大したもんだ。 幻の皿まで拭いて積んでみせるか。
[>>18 こりゃたまげた、全部受け止めやがった! うず高ぁーーく積み上がった皿タワーを見上げ、 びっくりとがっかりの入り混じったような顔。]
仕方ないねェ、投げずに持って斬りこむか……
[家事を極めた女ってのは強いんです。タフなんです。 体力勝負ではあちらが有利、正直気乗りしません。]
(23) 2016/01/20(Wed) 23時頃
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っ ……!
[>>19 手元に現れたのは、つやつやした丸ーい物体。 なんだ!!武器か!?爆弾か!?……いや、違う。]
あ……? なんだいこれ、急須……?
[よくよく見ると、これは敵意の欠片も無い代物。 急に出てきたティーセットに思わずポカーン。 まさに、鳩が豆鉄砲を食ったような顔です。]
(24) 2016/01/20(Wed) 23時頃
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う、ふふふふふっ。 かんぜぇんに嵌ったようにぇ。
うふふ、あはははははっ。 [星をもふもふされるのは完全に狙いとは違うのだが、思考力は今やざんねんな域にまで低下している。 何故だか楽しくなって笑いながら歩き出す。]
あなたが避けるにゃら。 近付けばいいのよ!
[近接戦闘は危険だとかそんな思考も吹っ飛んでいる。]
(25) 2016/01/20(Wed) 23時頃
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ガントレット ―――『あったか手袋』
[アームウォーマーを装備して、その拳を叩きこむ。 隙しかない猫神>>20相手には簡単な事だ。]
さあ!覚悟しなしゃ………へぶっ!!?
[完全に酔っ払ってふら付いた足では。 先程の液体窒素で凍り付いた廊下を歩くのは危険すぎた。
結果、貴紗は猫神の方へと突っ込む形で滑って転んだ。]
(26) 2016/01/20(Wed) 23時頃
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まやかしであろうとなんであろうと、皿が割れるのを見過ごすわけには参りませんから。
[職業病ここに極まれり、ということだ。 目を白黒させる藤之木に茶を差し出し]
本来このようなことを得手とする部ですので。 心身共に、蕩けさせて差し上げましょう。
[ふわりと玉露の香りが漂う。 茶器も茶葉も茶菓子も当然ながら上質。 にこりと笑みを浮かべながらベンチへと促した。]
(27) 2016/01/20(Wed) 23時半頃
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(頭っから湯をぶっかける気か?) (いや、まさか毒が入ってるとか…?)
[そんな勘繰りの間にも、てきぱきと準備が進む。 勧められるがままにベンチに腰かけると、 辺りにまったりと茶の香りが立ち込めてきました。]
………………はっ
[黒い背景に、ビシッと稲妻が光る、 そんなリアクションの藤之助。]
おれとしたことが、すっかり忘れていた。
そうか。 これは…… これが……
(28) 2016/01/20(Wed) 23時半頃
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これが奉仕部《あんたたち》の力だってのか……ッ!
[其処にあるのは、敵意でも悪意でもございません。 其処にあるのは、純粋なる「おもてなし」の心。 これこそ新入生への究極の宣伝ではありませんか!]
戦闘の最中だってのに、この場を一瞬にして なごやかな雰囲気に変えちまうなんて…… なんて、なんて恐ろしい……ッ!!
[まずい藤之助……手厚いもてなしを目の前にして、 どんどん戦意がなくなっていくのを感じるぞ!]
(29) 2016/01/20(Wed) 23時半頃
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然様でございます、藤之木様。
[深々と頭を垂れ、礼をする。 メイドたるもの、実力行使も当然の仕事だが、やはり本業はこちらだ。]
それでは、お手を拝借。 お疲れでございましょう。 さ、空を眺め、小鳥の囀りをお聞きになりながら、どうぞお安らかに……
[そうして、手を取りマッサージをしようと。 空は快晴、風も心地よく、なんともくつろぎ日和だ。]
(30) 2016/01/20(Wed) 23時半頃
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[ふらふらと湯呑に手を伸ばして、一口。 芳醇な香りの中、甘みと渋みが程よく絡み合って その玉露の旨いこと旨いこと。まるで骨抜きです。]
あ…… ああ……
なん…… ここは、極楽 か…… ?
[>>30 されるがままマッサージが始まると、 もう疲れたよ、なんだかとても眠いんだとばかり、 今まで溜まった疲労が心地よく眠気を誘ってきます。 おおーーい、ここで寝たら脱落しちまうぞ!]
(31) 2016/01/21(Thu) 00時頃
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うっ だめだ ね、寝たらおしまいだ……
ええい…… こう なったら……
そうだ、茶の湯だ……茶の湯の「噺」をするぞ……!
[重い目蓋をこじ開け、反対の腕で自分の頬をつねって、 気力を振り絞って、ぽつぽつ「噺」を紡ぎ始めます。]
(32) 2016/01/21(Thu) 00時頃
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……とあるご隠居が、茶の湯をやろうと思い立った。 ところがご隠居、やってみようとは言い出したものの、 茶の湯の知識などサッパリ持ち合わせておりません。
「ええと…… 茶の湯ってのは、あれだ。 青い粉を溶かしてな、泡立てれば茶ができる。」
知ったかぶりで小僧にお使いを頼んだんですが、 この小僧もこれまた茶の湯をまったく知らない。
買ってきたのはなんと、青豆のきな粉と石鹸! こいつを無理やり湯で溶いて泡立てて、 見よう見まねで茶会を開いたって訳だ。
[ここで持ち出したのは、美濃に勧められた玉露の湯呑。 扇子《カゼ》を茶筅に見立てて、ぐるぐるぐるぐる。]
(33) 2016/01/21(Thu) 00時頃
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………………
……こんな茶会、招かれた奴はとんだ災難だねェ。 さて、どんな味になったものやら……
[おそるおそる、湯呑の中身を覗き込んで…… 腹を括ると、ぐいっと一息で飲み干します!!]
(34) 2016/01/21(Thu) 00時頃
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まっずうぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜!!!!
[今までの夢見心地は何だったんでしょう。 あの美味しかった玉露の味はもう見る影もなく、 いま湯呑の底にたまっているのは、 眠気も理性もぶっ飛ばすような緑の液体です!!]
おおお〜〜〜… ひっっっっっっでェ味! だが、お陰でようやく目が覚めた。
―――――さあ、呼んで字の如く。 「茶番」はこの辺で終りにしようじゃァないか。
[元気になった藤之助は口元をぐいっと腕で拭くと、 ベンチから立ち上がり、再び戦闘体勢へと**]
(35) 2016/01/21(Thu) 00時半頃
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まぁ。一筋縄では行きませぬか。 お見事にございます。
[そこいらの部ならば、これ一つでころっと落ちるのだが。 自らに暗示をかけるとは。]
よろしいでしょう。 こちらも、死力を尽くさせていただきます。
[手には何も持たぬまま。 深々と、お辞儀を。**]
(36) 2016/01/21(Thu) 00時半頃
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さて、演劇部ですが…… 持ち前の演技力で、うまく他部長とのエンカウントを避けているようですね。 >>1:91 体力の温存? いいえ、違います。 彼の目的は、そう、因縁の好敵手《ライバル》と試合う《戦う》事、それのみ!
新入生の皆さんはご存知ないかと思いますが。 演劇部と落語研究部は長年、新入部員を取り合ってきた仲! 去年も一昨年も、更にその前も、脈々と受け継がれてきた伝統の一戦!! なお、ここまでの戦跡は演劇部20勝、落語研究部20勝となっております!
対決内容は勿論、寿限無! 双方の部で課題となる、交差点《クロスポイント》の物語です! 早口言葉として聞いたことのある人もいるのではないでしょうか?
(@0) 2016/01/21(Thu) 01時頃
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見えない火花が飛び散る中! 二人の視線が交錯し、対決が始まります!! >>1:98
[やがて寿限無が始まると、観客たる生徒たちがシンと静まり返った。 モニタに映し出される演技を食い入るように見つめていた。 ともすれば大げさとも言えるような演技。 しかし類まれなる演技力により、それを感じさせずむしろ自然に魅せている。 その技量こそ、彼が部長に選ばれた理由。 そして、何者にも染まる白《ホワイト・オブ・ホワイト》と呼ばれる所以であった]
[だが落語研究部も負けてはいない。 >>1:99 彼の柔和な顔立ちに、威厳ある和尚の姿が重なって見える。 声の調子や、ちょっとしただけで、まるで本当に複数の人がいるかのように仕草変幻自在に演じ分ける技術。 無限の貌《サウザンド・パーソナー》の面目躍如といった所であろう]
(@1) 2016/01/21(Thu) 01時頃
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な――ッ!!
[戦いの邪魔をせぬよう静かに見守っていた真弓が、押さえきれず驚愕の声を上げた。 狩生の纏っていた純白の聖衣《テーブルクロス》が、名前を書いた和紙へと変化した。 >>1:102 いや、狩生が錬金術部ならいざしらず、材質が変わった筈はない。 あの紙は紙ではなく、以前聖衣《テーブルクロス》のまま――。 分かっていてもなお幻影を解く事が出来なかった。
しかし驚きはそれだけでは終わらない、終わるはずがない]
(@2) 2016/01/21(Thu) 01時頃
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ああっ!? 見える、私にも見えます!! ねぼすけの少年と少し怒った母親の姿が!! >>1:105
[そこに見えるのは落語を噺す男子高校生ではない。 生き生きとその世界を生きる《前略》長助と、その母親であった。 いつしか観客たちも対決のことなど忘れはじめて、くすくすと笑い始める。 ある訳のない物を魅せる力。 己のセカイへと引き込む吸引力。 どちらも、双方一歩も譲らぬ――近年でも稀に見る名勝負であった。
だが。 今回の戦いには、それをも越えるバケモノが存在する。 二人の対決から観客を奪ったモノ―― >>1:136 >>1:147
白き悪魔《ヴァイス・ティターネン》こと、漫研部部長その人であった]
(@3) 2016/01/21(Thu) 01時頃
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マユミは、漫研部の顛末は、少し前を参照のこと。
2016/01/21(Thu) 01時頃
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さて、落語研究部が次に遭遇したのは、空手部部長! >>2:4 筋肉自慢と優男の対決、これは落語研究部にとっては分が悪いか!?
だが落語研究部、あわてず騒がず噺をしはじめて自分のペースに持っていく! 筋肉が脳みそにまで回っている空手部は相手の噺術に乗せられている事にすら気づいてません!
どうやら始まるのは会談の模様! 怖いものが苦手な人は勿体無いですけれど、耳をふさぐことをお勧めします! 夜中トイレ行きたくなった時怖くて行けなくなっても自己責任ですよ!
[注意喚起はしたが、果たしてどれだけの生徒が忠告を素直に受け入れたか。 忠告を受け入れない怖いもの知らず《特攻野郎》たちは、瞬時に真夜中の堀の幻を観る。 橋の上の若い女、風にそよぐ柳の枝。 振り返った顔には目も鼻も口も何もなく――]
(@4) 2016/01/21(Thu) 01時頃
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ひ、ひえええええ!!
[実況しているということも忘れ、恐怖の悲鳴がマイクを通して響いた。 それなのに、耳をふさぐことも目を閉じることも出来ない。 蕎麦やも、お嫁さんも、皆のっぺらぼう! そのたびにひえええ、ひえええ、と真弓と同じタイミングで観客たちからも悲鳴が上がり。 空手部部長の叫び声もまた、しばらく止むことはなかったという]
(@5) 2016/01/21(Thu) 01時頃
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一方、先ほど重症を負った手芸部ですが……どうやら、移動を始める模様です。 >>2:16 たどり着いた先は中庭、神の像《パーフェクト・ルック》前! あの像を堕としたものはこの七神学園・新入生歓迎会《セヴンズ・ウォー》を制することが出来る、という伝説があります。 それを狙ってのことでしょうか! 神の像《パーフェクト・ルック》に手を伸ばす手芸部。 しかしそこに忍び寄る影……そう、科学部部長です! >>2:17
科学部、なにやら怪しい錠剤を飲み込み……?
(@6) 2016/01/21(Thu) 01時頃
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と、飛んだあああああああ!! >>2:20
しかし科学部では、手芸部のように針を使うことは出来ない! このままでは落下して負傷してしまうのでは!?
いや! なんと、科学部、壁を蹴って衝撃を分散させた後、華麗に宙を舞って着地した!! 名前のとおり、まさに猫のごとし!! 果たして科学部にこんな運動能力があったのでしょうか!? 能ある猫はつめを隠すということでしょうか!?
いいえ、違います! こちらで手に入れた極秘資料によりますと、先ほど科学部が飲んでいた錠剤は、動物化け薬・猫《バケキャット》と呼ばれる科学部秘伝の秘薬! これにより、猫のような身体能力を手に入れていたのです! 流石は科学部! いや、化け学部といった所でしょうか!!
(@7) 2016/01/21(Thu) 01時頃
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突如現れた科学部と対峙する手芸部! おもむろにボタンを繰り出します! その速さ、まさに弾丸! ダンガンボタンです!! >>2:27
だが薬によって強化された科学部にとっては、止まったハエのごとく! >>2:32 悠々と交わして反撃にかかるようですが……? 科学部、懐から試験管を取り出しました! アレルギー……桜……?
ま、まさか……!!
ああっと! 科学部、試験管を地面に投げつけたーーーー!! >>2:33 中の液体が飛び散るが、果たして手芸部は無事なのでしょうか!?
(@8) 2016/01/21(Thu) 01時頃
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咲き誇る満開の桜のごとくまち針が乱舞する、ワルツ・ザ・千本桜! それを繰り出そうとした瞬間、手芸部はモロに試験管の中身を吸い込んでしまった模様! 盛大なくしゃみが飛び出て手元が狂い、流れ針は哀れ、見物していた落語研究部へ――!! >>2:37 なんとか落語研究部はうまくやり過ごしたようですが…… >>2:52
恐ろしい、恐ろしい薬を科学部は開発してしまいました。 その科学力、まさに七神学園一イィィィィィィ!!
(@9) 2016/01/21(Thu) 01時頃
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弱った手芸部を叩き潰そうと、科学部、さらなる追撃に走ろうとする! >>2:42 苦し紛れに針を放った手芸部ですが、なんとこれが科学部に直撃! >>2:50 勝負の女神は手芸部に微笑んだのか!? 科学部の落とした試験管の中身がみるみると固まり、科学部自身を足止めします! 更に糸のついた針で校舎に絡めとられ、身動きが取れない! 一気に形勢が逆転してしまった! 科学部、万事休すか――!?
間違って科学部が落とした試験管のもう片方は、地面をつるつるにする効果があった模様! >>2:53 先ほどの千本桜をやりすごした落語研究部も、これには怒髪天! >>2:58 三つ巴の戦いが、今、幕を開けます!!
(@10) 2016/01/21(Thu) 01時頃
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にゃぁ…もふもふ、いい匂いにゃ。
[完全に毛糸玉に夢中になっていたが、不意に貴紗が滑り、転んで突進するのが視界に入る。]
にゃっ!?貴紗にゃん、あぶにゃい!!
[そう言って、貴紗の身体を抱きしめるような形で突進(?)を抑え込んだ。]
貴紗にゃん…狼相手に接近戦はいい度胸だにゃ。 でも……。
[残った試験管はたった二本、それを見て溜息を零す。]
(37) 2016/01/21(Thu) 02時半頃
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にゃはははは、僕の負けにゃ。 化学の力で勝てにゃい以上、化学部は負けを認めるにゃ。
さっきのが最後の試験管にゃ。
[手元の二本の試験管をポケットにしまい込んでそう告げる。 先程の貴紗の攻撃で少しだけ意識を取り戻す。 そのまま貴紗を抱きしめる様な形で降伏を宣言する。]
好きな子のはだけた姿を晒してまで勝つ気はないよ。
[ぼそり、耳元で囁く。皮肉にも残った二本はこうなった原因の薬だった。**]
(38) 2016/01/21(Thu) 02時半頃
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ぬぉああ!なんたる不覚!!
[職員室から猛ダッシュ。 観客席がしばらく静かだったのは、そもそもその場を離れていたかららしい]
こんな大事な時に…!書類の不備…! 教頭も少しは目こぼししてくれても……!
[しかし悲しいかなそこはただの新人教師。 そもそも不備を出したのは自分である。 観客席にたどり着くと、手近な生徒を捕まえて状況を尋ねる]
試合はどうなった!?
[その生徒からスッと差し出されたのはイヤホンを挿したICレコーダー。 首を傾げ、イヤホンを耳に装着すると、流れてくるのは放送委員の実況一部始終]
なんと……、なんたる的確な実況……巧みな言葉選びによって音だけで戦況が伝わる…… 彼女の実況は戦場《フィールド》の全てを掌握し解析する!まさに『千里眼の実況術《クレアヴォヤンス・アナウンスメント》」!!!!!
(@11) 2016/01/21(Thu) 09時半頃
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まさかこれほどの使い手が今の我が校にも存在していたとは……
[実況の録音を倍速再生し、全体の流れを掴み取る。 まさに最強の今北産業(かくかくしがじか)であった]
(@12) 2016/01/21(Thu) 09時半頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2016/01/21(Thu) 10時頃
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[放送委員の臨場感溢れる実況。 これまでの戦況を把握するには、その録音を聞くのは何より手っ取り早い手段である。
だがしかし。だがしかし。 これには唯一の問題点があった]
……イスルギ、ハカリ、君たちそういう関係だったのか。
[思いもしなかった衝撃の事実に、ピシャーーンと雷に打たれたような驚愕の表情を浮かべた]
(@13) 2016/01/21(Thu) 19時頃
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い、いた……。
……。
……くない?
[陽気に熱の上がった脳をヒヤッとさせるくらいには全力で突っ込んだ。 けれど想像したような痛みはない。]
…………え?
[しかもなんだか柔らかい。 混乱する脳にギブアップ宣言>>38が届く。]
(39) 2016/01/21(Thu) 20時半頃
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……、…ご、ごめんなさい!!!?
[転んで抱きとめられたのだと漸く気が付いて。 慌てて起き上がろうとするも、上手く起き上がれずにその体勢のままわたわたとする。]
え、えっと。 負けって。
え?私の勝ち?どうして?
[自分は転んだだけなのにと、まだ酔いが抜けきらないのもあって貴紗の混乱は加速して。]
(40) 2016/01/21(Thu) 20時半頃
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………… … すき ???
[耳元で囁かれた言葉に硬直した。]
(41) 2016/01/21(Thu) 20時半頃
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にゃははは、錯乱する必要はないにゃ。 さっきも言った通り、薬切れにゃ。 化学部の"化ける力"には薬が必要にゃ。
[そのまま両手を軽く上げてみせる。]
薬なしの僕は、化学部のらしさを失ったも同然にゃ。 新入生歓迎会のためのレクリエーション、そのらしさを持たなくなった部活は潔く退場するだけにゃ。 変質した肉体や特性は、あくまでも補助に過ぎにゃいからにゃ。
[再びにゃはははと、いつもの笑い声を上げた。 硬直したままの貴紗の頭に軽くチョップを入れてみる。]
……隙だらけだって言ったにゃ。 どうせ勝ったのにゃら、今年もきちんと決めて欲しいにゃ。
(42) 2016/01/21(Thu) 21時半頃
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マユミは、イスルギ落ち着きなさいと心のピコハン。
2016/01/21(Thu) 22時頃
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……あ痛。
[軽くチョップ>>42された。 そのお陰でショート寸前どころかショートしていた思考回路が繋がった。]
隙だらけ。
……。
そ、そうよね! いえ!これだけ私を追い詰めるなんて!
液体窒素の氷結凝固《擬似エターナルフォースブリザード》 恐ろしい業だったわ!
[酔いのせいだけでなく真っ赤になって、慌ただしく立ち上がり。 まだふら付きながら仁王立ちをする。]
(43) 2016/01/21(Thu) 22時頃
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あと……えーと。 やったことはともかく。
貴方の"化ける力"は素晴らしかったわ。
だから、貴方のその戦いぶりにも恥じぬよう。 頑張るわ。
[力強く頷くも。 気恥ずかしさに少しばかり視線は泳いだ。]
(44) 2016/01/21(Thu) 22時頃
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にゃははは、新入生の為のレクリエーションにゃ。 肩の力抜いて楽しめばいいにゃ。
[そう告げて自分もふらっと立ち上がる。 忘れていた訳では無いが、粉塵爆発《パウダーボム》をまともに受けた。 そのダメージは相当にデカイはずなのだから当然、足下は覚束ない。]
にゃははは、敗者は大人しく保健室に行ってくるにゃ。 頑張って欲しいにゃ。
[もう一度笑って、ふらふらとよろめきながら彼女の横を通り過ぎようとして…。]
(45) 2016/01/21(Thu) 22時頃
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あ、そうそう、忘れる所だったにゃ。
[すれ違い様、ふと思い出したように、何処かわざとらしく喋る。 そうして意地の悪い笑みを浮かべてみせる。]
告白の返事はいつでもいいにゃ。 聞こえなかった、聞き間違えた。なんて誤解されたら困るからはっきり言っておくにゃ。
[再び爆弾を、今度ははっきりと落として…。]
そういう事で再びフリーズするといいにゃ。 せめてもの意趣返しにゃ。
[すれ違って振り向けば、にゃははははと再び笑った。]
(46) 2016/01/21(Thu) 22時頃
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[録音を聞き終えて、せめて決着の瞬間だけでも実況席の傍に行こうと歩きだす。 と、生徒たちから沸き起こるどよめきの声。 それは技や力に感嘆するそれまでのものとは少し趣を異にして]
うん? なにごとだ?
[生徒たちが見つめる先は、観戦用の巨大スクリーン。 2分割画面の片方でアップになっているのは、化学部部長と編み物同好会会長の熱い抱擁。
沸き起こる黄色い歓声や、ヒューゥと甲高い冷やかしの口笛。 さらには貴紗のファンである男子生徒たちの野太い唸り声が観客席一帯を包みこみ]
(@14) 2016/01/21(Thu) 22時半頃
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せ、青春だーーーーーーー!!!
[ボンッと真っ赤に染まった顔を両手で覆い、高らかな声で叫ぶ。 覆ったはずの目は指の隙間からチラチラとスクリーンを覗き、 「キャーッ」ではなく「うおおおお」と、ミーハーな叫びを上げるのだった]
(@15) 2016/01/21(Thu) 22時半頃
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いやァー、あんただってなかなかやるね。 あの「おもてなし」は、正直かなりやばかった。
[>>36 お辞儀をしてみせる美濃には少々苦笑い。 はたしてアレで何人沈めてきたのやら……おー怖い。]
さーて、それじゃァこちらも全力でいくぞ。 あんた、頭山ってェ「噺」を知ってるかい?
[左手の掌をきゅっと握り、再び広げると… 赤くて瑞々しい、一粒のサクランボが現れました。 指でつまみ、まるで本物のように頬張ってみせます。]
……あー美味いねェ。口直しにはもってこいだ。
(47) 2016/01/21(Thu) 22時半頃
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噺の主人公、名は吝兵衛(けちべえ)と申します。 その名の通り、大っ変にケチな男でございました。
「花見酒だァ? んなモンに金が払えるかってンだ! 桜だけ見るんだよ! 見るだけならタダだろう?」
そう言って、手ぶらで花見に出掛けた吝兵衛。 最初は平気だったが、だんだん腹がへってきた。 そこで、桜から落ちたサクランボを見つけて拾い食い。 種を出すのも惜しいってんで、そのままゴクリ。 すると翌朝、なんと頭から桜の樹が生えちまった!
……ってな噺だ。 さて、こいつを踏まえて。
(48) 2016/01/21(Thu) 22時半頃
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[サクランボの種を口の中で転がしながら、にやり。 次の瞬間、ふっと美濃の足元目掛けて吐き出した!]
頭からでも生えやがる、恐ろしい生命力の桜だ。 地面に植えたらどうなるかってェと……
[メリッ パキパキキキキ…]
[落ちた種はすぐに芽を吹き、みるみる枝を伸ばし、 瞬く間に、満開の桜の樹が出来上がりました。]
っとまァ、この通りさ。 逃げきれるもんなら逃げきってみな!
[そう言ってサクランボを食い、次々と種を吹く! 目まぐるしく生え拡がる桜の枝に囲まれたら最後、 檻のように固まって動きを封じられちまうって訳だ。]
(49) 2016/01/21(Thu) 22時半頃
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まぁ、随分とはしたない。
[眉を顰め、無駄のない足取りで芽を避ける。 避けはするものの、あいにくと樹木を切除できるようなものなどない。 近接を仕掛けようにも、それなりに距離が開いてしまっているから困りものだ。]
暗示というのも面倒でございますね。 よく回る舌というのも考えもの。
(50) 2016/01/21(Thu) 22時半頃
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先代会長からの悲願。 それがある限りレクリエーションとはいえ、戦いに手は抜けないわ。
[そちらもふらつきながら立ち上がる猫神>>45に言葉を返しながら。 密かに深呼吸をして乱れた鼓動を落ち着ける。]
……服を溶かした子にちゃんと謝りなさいね。 じゃないと保健室で再会したら。 休むどころか袋叩きよ。
[保健室に行く彼に道を開け。 通り過ぎるのを眺めていたが、聞こえてきたのは意地悪そうなわざとらしい声。]
(51) 2016/01/21(Thu) 22時半頃
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………………へ?
[そして、落とされた爆弾>>46に間の抜けた声が出て。]
(52) 2016/01/21(Thu) 22時半頃
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…えっ……ええ………、…? 隙だから、好きで。
……。
…。
えー?
[特徴的な笑い声を聞きながら。 貴紗は今度こそ完全にフリーズしたのだった。]
(53) 2016/01/21(Thu) 22時半頃
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さて、困ったものですね……
[早々に回避しきる事は諦め、足を止める。 木々に囲まれ逃げ場はなし。 どうしたものかとふと足元を見れば、伸びた枝が傷つけたのか、タイツが伝線していて――――]
あぁ、その手がございました。
[ぐ、と枝の一つを掴むと]
(54) 2016/01/21(Thu) 22時半頃
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[くるりと身を翻し、枝に乗り上げた。]
逃げ場なら、上にございましたね。 今の私ならば。
[桜の花びらを一つつまみ、艶然と唇を歪めた。]
(55) 2016/01/21(Thu) 22時半頃
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にゃははは、本当にすぐ隙だらけになるにゃ。 溶かした子だけで済んだらマシな方にゃ。
[新しい薬には犠牲はつきもの。が自論なので、そこはもう想定内。 彼女達が欲しいと思うものを調合する。ということで折り合いをつけたい所ではあった。]
ま、そっちはにゃんとかするにゃー。
[痛々しい姿とは逆に、あっけらかんと背中を向けながら手を振る。 保健室に行った後の制裁は今日は避けて欲しいにゃー。なんて考えながら。]
(56) 2016/01/21(Thu) 23時頃
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ははは。らしさってもんが要るんだよ、落語には。 演劇だってそうだ、動きを誇張するから本物に見える。
[眉を顰める様子には、からからと笑ってみせます。]
はしたないのは知ってるさ、 だが、この方がずっとよく飛ぶんでね……!
[一歩、また一歩、囲んで包囲するように、 間髪いれず避ける美濃に更に種を撃ちだします。
ところで藤之助。いくらサクランボが旨いからって、 口に入れるのは……よした方が良いと思うんだが……]
(57) 2016/01/21(Thu) 23時頃
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[おや? 諦めたのか、美濃が足を止めちまいました。 桜に囲まれ、とうとう逃げ場を無くしたようですが…]
さあ捕まえた! 大人しく……
[降参しなければ、どうなるか…… ……そう脅そうとした、その時です。]
! なっ……
[もう袋の鼠かと思われた美濃が、ひょいっと 枝に乗って抜け出したではありませんか!]
はは、そうか。上か!
(58) 2016/01/21(Thu) 23時頃
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おれの「噺」の出来が良すぎたかねェ? こりゃあ、嬉しいやら悲しいやら。
[「噺」を聞いていなかった者が見たならば、 まるで浮いている様に見える筈ですからね。]
それで逃げたつもりかい? まだまだ、種はたっぷりあるんだぞ。
[美濃が乗っている所へ、更に種を植え付けます。 木から木が伸び、更に高くなりますよ?]
(59) 2016/01/21(Thu) 23時頃
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[――978秒後。]
(60) 2016/01/21(Thu) 23時半頃
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―中庭―
パルック像は破壊されている。 でも。
[大よそ15分のフリーズから回復した貴紗は当初の目的の場所――バルック像鎮座する中庭へと漸く突入を果したのだが。 そこに見たものは勝負相手《ハカリ》の姿ではなく、死闘繰り広げるSC《サーヴァント・クラブ》と落語研究部の二人。]
(61) 2016/01/21(Thu) 23時半頃
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私は猫神くんに……、…えーと。 しょ、勝利を誓ったわ。
[新入生歓迎会中だとフリーズを何とか解いてやってきたものの。 告白を思い出せばあからさまに動揺して顔は上気する。]
……それは! 堂々としたものでなくてはならない。
[「噺」を聞いていない貴紗には桜は見えない。 だが、殆ど宙に浮いているような美濃もそれに対峙する藤之木も己の部活の業を駆使し戦っているのだろう。
故に、即座に水を差さず、まずはその戦いを見守る。]
(62) 2016/01/21(Thu) 23時半頃
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えぇ、とても素晴らしい語り部にございます。 かつてのどの部長にも、劣ることはないでしょう。
[聞いていないものにとっては、本当に魔法か何かのように見えている事だろう。 まるで曲芸だと映るだろう。
登りながら、木の幹にナイフやフォークを投げつけていく。 一点を狙い、一本のナイフが刺さったところを的確にもう一本が抉り、奥深くへと。 それを、数本分。]
やはりそう来ましたね。 ありがとうございます。
[一礼をしてから、ひらりひらりと種を避ける。 藤之木側へ肉薄するように。]
(63) 2016/01/21(Thu) 23時半頃
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お覚悟、なさいませ。
[十分に歪に、そして幹へとダメージを与えた巨木。 それに、あともう少し重みを加えたらどうなるか。 ぐ、と枝先に足を踏み入れる。]
[バ ギッ ギ ギギギ ッ]
[一気に傾くそれと共に、枝を蹴り飛び降りる。 両手には、小さな子瓶。]
お受けなさい、美濃式料理術、
(64) 2016/01/21(Thu) 23時半頃
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食卓の彩《スパイシー・スパイシー》!!
[蓋を開け、勢いよく中身を撒き散らす。 強い香辛料の香り。 方や、胡椒。方や一味唐辛子。 それが藤之木へと降り注いだ。]
(65) 2016/01/21(Thu) 23時半頃
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失礼。邪魔するぞ。
[ようやくたどり着いた実況席。放送を続けるマユミの隣に陣取り、むむむ、とモニターを睨みつける]
さすが仁右衛門の後輩と言おうか、フジノキの描写力には目を見張るものがある。 直接対決したことこそないが、仁右衛門は恐ろしい男だった。彼の語り口は相手の脳を、五感を侵し、明るさや温度まで彼の意のままに操られたものだ。
[自分の現役時代に思いを馳せる。軽妙にして洒脱、かつ人の心を呑む術を心得た落研部長は脅威と言える存在であった]
……ん? フジノキは、あれは何をしているんだ?
[>>47 何かを仕掛ける、そんな気配に眉根を寄せてモニターを注視する。 そうしてスピーカーが拾う彼の声を耳にしてしまえば、もう彼の術中]
(@16) 2016/01/22(Fri) 00時頃
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……なんと!桜が!
[忽然と現れ芽吹く桜の枝。それは意思持ってうねり、轟き、言霊の主たるフジノキの意のままに猛襲を仕掛ける]
なんと、彼は、その言葉によって命あるものまで生み出そうというのか……!
[かつての絶対王者の幻影を打ち破るように、才気ある若者が台頭する。 悠然と佇む彼の姿は、まさに新時代の「真打」を名乗るに相応しい貫禄を備えていた]
(@17) 2016/01/22(Fri) 00時頃
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ありがとう? ありがとうってのは何だい。 礼を言われる事をした覚えなど無いよ?
[>>63 そう言ってまた捕まえようとするものの、 上に逃げられたのが悪かったか、囲み切れずに どんどんと高く、こちらに近づいてまいります。]
! 何だい、この音は……
[音の原因には、嫌でもすぐ気付きましたとも。 なんてこったい、桜が倒れてくるじゃありませんか! あれに乗って一気に間合いを詰めようって訳ですね。]
(66) 2016/01/22(Fri) 00時頃
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おいおいおい、なんて奴だ…… いいだろう、そのまま射ち落としてやらァ!
[サクランボを含み、種を飛ばそうとした次の瞬間。 >>65 おや、上から何か降ってきますよ……!?]
うわッ 粉……!? おい待てあれは……
[「絶対やばい粉だ!」と咄嗟に逃げようとするんですが、 しょせん藤之助も文化系、しかも身なりは和服です。 後ずさりするのに足がもつれ、尻もちをついた拍子に]
(67) 2016/01/22(Fri) 00時頃
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[―――――ごっくん]
(68) 2016/01/22(Fri) 00時頃
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あ゛っ …
[ほーら、言わんこっちゃない!口に入れるから 吝兵衛の二の舞になっちまったじゃねェか。]
……し、しまった! うえぇ……
[あわてて吐き出そうったってもう遅い、 すぐに頭のてっぺんがむず痒くなってきて……]
(69) 2016/01/22(Fri) 00時頃
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[ .。゚+..。゚+ ファ サ ア ッ … .。゚+..。゚+]
あ………… あちゃー……
やっ ちまったァーーーー……
[あっという間に、藤之助の頭のてっぺんから 見事な枝ぶりの満開の桜が生えちまいました。 自分の「噺」の中に相手を引き込んだからには、 噺家だって、そのルールは無視できないんです。]
(70) 2016/01/22(Fri) 00時頃
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[桜は瞬く間にミノウを取り囲み、たおやかな淑女は哀れ袋のネズミか籠の鳥。観客のだれもがそう思い、固唾を呑んだその瞬間]
上だと!?!?!?
[枝を掴んだミノウが、ヒラリとその上に乗り、掛ける。言霊の力で作られたその枝を、空翔る天女のごとく優雅な身のこなしで]
暗示に抗うのではなく、あえてそれを乗りこなそうと言うのか!!!! まさに柔よく剛を制す。なんというしなやかさだ!!!
[桜の花びらを優雅な仕草で摘み、奉仕の聖女は嫣然と微笑む。 客席からはうっとりとしたため息が湧き上がる。髪の一本から指の先まで統制された淑女の身のこなし。それは日頃は陰に控えて目に留まることはないが、ひとたび光が当たればその優美さ、男女を問わず人を魅了した]
(@18) 2016/01/22(Fri) 00時半頃
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[そうこうしている内に、ばさぁっと例の粉末。 生えた桜ごと頭から引っかぶったこいつが、 ぜーんぶスパイスの塊だってんだからたまらない。]
へぶっ う…… うわあぁぁぁぁぁぁあ!!
目が!!! 目がァァァァァ!!!
[あーああ、本日二人目ですね。 しかも、それだけじゃァありません。]
目が ふ…… ふえっくし!!! ぶえっっっっくし!!! へっくし!!!
[こりゃあ、笑い煙幕よりずーっとタチが悪い。 「噺」なんてそっちのけで、くしゃみの大連発! 目を押さえて、もう上を下への大騒ぎでございます。 おおーい、隙だらけだぞ!……それどころじゃねぇなこれ]
(71) 2016/01/22(Fri) 00時半頃
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なんて戦いかしら。
[学園の守護天使が宙を駆け巡る。 まるで木々の合間を飛び回る華麗な小鳥のように宙を蹴って――否、「噺」の中に居なかった貴紗にも今や木々のその形が見え始めている。 それは美濃の身のこなしだけからではあるまい。 藤之木の語り上げた言の葉が、意味を乗せた動作がこの中にという世界を「噺」で塗り替えていたからこそだ。
ぞっとしたのは液体窒素の影響で冷えたばかりではない。 だが彼らを越えて下せばならぬ。]
編み物同好会の誇りに賭けて。
[所々千切れ、解れたストールをぎゅっと握りしめた。]
(72) 2016/01/22(Fri) 00時半頃
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それでは、お噺もできませんね?
[僅かに足を引きずりながら首を傾げる。 表情はなんてこともないように繕うが、さすがに高所から飛び降りたのだ。足が痺れる。]
さぞお辛い事でしょう。 喉をお休めになる為、ハーブティーなどいかがです?
[誰がせいやら。 にこりと微笑み、あたりに安らぎを与える香りが漂う。 喉を潤し、体を温め、そして眠気を誘う調合だ。]
(73) 2016/01/22(Fri) 00時半頃
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この勝負、わからなくなってきたぞ……!
[まさに実力伯仲。頂点に手をかけた決戦はかくも熱く、美しい。
ミノウの手から放たれたカトラリーが、正鵠を射抜くがごとく一点に殺到する]
日頃魂込めて扱い、手入れをきてきた道具たちは、もはや彼女の一部も同じ。 なんと見事な道具捌きであることか!!
[天晴れなり!とモニターに食いつきながら叫ぶ。しかしそれは彼女の反撃の第一段階でしかない。 枝先をグッと踏み込むミノウの足先。 観客席から「うぉおー!俺のことも踏んでくれぇーーー!!!」と若き煩悩の叫びが上がる。その叫びをもかき消すかのように、響いてきたのは軋む、轟音]
巨木が……!
[轟音とともに倒れこむ巨木。その倒れる速度と同じにミノウがフジノキのもとへ急襲する。 もちろんフジノキとてただ無抵抗に倒れはすまい。果たしてどのような必殺技がぶつかり合うのか……!!!]
(@19) 2016/01/22(Fri) 00時半頃
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香辛料だーーーーー!!!!!
[ミノウの両手の小瓶から振りまかれる灰色と赤の粉末。 えぐい!これはえぐい!!!]
(@20) 2016/01/22(Fri) 01時頃
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桜だーーーーーー!?!?!?
[フジノキの頭頂部から、にょっきりと。 なんということでしょう!!!!!!]
(@21) 2016/01/22(Fri) 01時頃
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|
あぁ、なんと見事な桜だろう……。 今までみた桜の中でもこんなに美しい桜は見たことがないぞ……
[モニターの前で両手を組み、その上に顎を置いて遠い眼差し]
自らの頭にさえ桜を咲かせてしまうとは。 その噺家魂や恐るべし。フジノキの言霊は小手先舌先の技術にあらず。魂から沸き起こる「想い」の結晶であるのだなぁ……
[見事なり。と呟いて、増井は目尻に浮かぶ涙を拭ったのだった]
(@22) 2016/01/22(Fri) 01時頃
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|
へっっっ くしゅん!!!
! くっ……………
[次の瞬間には、強烈なとどめが来ると思ったから。 猛烈な刺激が五感を襲う中で、すぐ傍まで近づいた 美濃の気配に身構え、思わず目を瞑りました。
>>73 ……けれども、立ち込めるのは良い香り。 藤之助はおそるおそる目を開けて、思い出し。]
(74) 2016/01/22(Fri) 01時頃
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……………ふ。 そうか。
それが、あんたの「とどめ」って訳か。 最後の最後までメイドだねェ、あんたってやつは。
[……呆れ過ぎて、もう嬉しくなってきますね。 今までとっつきにくい奴だと思っていましたが、 戦いを通じて、随分見え方が変わった気がします。]
(75) 2016/01/22(Fri) 01時頃
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|
当然でございます。 全力でお相手をするのもまたおもてなしでございますが、やはり本質はこちらなのですから。
[ことりと先ほどのベンチの上にハーブティーをポットごと置く。 ついでに置いたかごの中には、バターの香り芳しいクッキーも一緒だ。]
さぁ、こちらを。 桜を眺めながら、ゆるりと午睡を得るというのもよいでしょう。
(76) 2016/01/22(Fri) 01時半頃
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|
…………わかったよ、おれの負けだ。 どれ、そのとどめを一杯貰おうか。
[ふっと笑うと、足を投げ出し地面に腰を下ろしました。 「噺」が途切れたため、頭の桜はもう散り始めています。]
狩生との寿限無合戦に行けないのが心残りだが……
! ケホッ ケホッ…… あー、思えばもうずーーっと喋りっぱなしだ。 どのみち、この喉じゃ……
[素直にティーカップを受け取り香りを楽しんでいると、 ふと頭を過ぎるのは、あの演劇部の部長の事です。 いつも張り合いながらも、それでいてどこか似ていて。 負けたくないと思う程、差が開いていくような気がして。]
(77) 2016/01/22(Fri) 01時半頃
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|
なあ、美濃や。
[カップの中に揺らめく水面を眺めながら。]
クッキーも良いが……まんじゅうはあるかい?
ハーブティーにゃ合わないかもしれないが、 急に食いたくなっちまってねェ。
[藤之助はふと思い立って、そう尋ねました。]
(78) 2016/01/22(Fri) 01時半頃
|
|
えぇ、どうぞ。
[カップを手渡し、はらはらと散り行く桜を見守る。 珍妙な取り合わせに瞬きをひとつ返し]
―――えぇ、ございますとも。 これが終わりましたら、和菓子に合う調合でも調べると致しましょう。
[真っ白なおまんじゅうと、茶色い味噌まんじゅう。 ふたつをさっと差し出しながら、肩をすくめた。]
(79) 2016/01/22(Fri) 02時頃
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|
おお、ありがとう。 流石に用意が良いなァ。 ここはやはり、白にしようかね。
[受け取ると、早速一口かじって、お茶も一口。 なかなかどうして、意外と合いますこの組み合わせ。
ハーブティーの安らぐ香りと温かさ、 それに、まんじゅうの程よい甘みと塩気が、 疲れた藤之助の身体に染み渡っていきます。]
………………。
ひょっとすると、あいつなのかもしれんなァ、 ……おれにとっての「まんじゅう」は。
[飲み切ったティーカップを美濃に返すと、 だれにともなく、ぽつりと独り言。]
(80) 2016/01/22(Fri) 02時頃
|
|
ふああ…… 眠くなってきた。 思う壺で、なんだか悔しい気もするが……
[そう言いながらも、身体はごろんと横に。]
……でも、悪い負け方じゃァない気がするんだ。
(81) 2016/01/22(Fri) 02時頃
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|
ありがとう、お茶も菓子も最高だった。
……………おやすみ。
[そうして、そっと目を閉じ、眠気に身を委ねます。 中庭を埋め尽くしていた桜が散り、幹が崩れていき…… 全ての幻が透明になって消えてしまう、それと同時に。 今度こそ、藤之助の意識はふっつりと途絶えました。]
………………。
[聞こえるのは「噺」ではなく、安らかな寝息のみ。 噺家だけに、これにて落伍(らくご)となったようです。 ――――――――おあとがよろしいようで**]
(82) 2016/01/22(Fri) 02時頃
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どちらも差し上げます。 もとより、それはあなた様用ですので。
[いつどの部活に遭遇してもいいように、大量のクッキーその他の用意はしていたが、唯一ここだけは和菓子の方が好まれるだろう、と。 先ほどは茶が茶故に洋菓子のほうがいいと思ったが、これはこれでいいようだ。]
言葉とは裏腹、というものでございますか。 恐ろしい恐ろしいと嘯いてみるのは結構でございますが、度は越えられぬよう。
(83) 2016/01/22(Fri) 02時頃
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……おやすみなさいませ、よい夢を。
[ばさりと清潔なクロスをかけ、あたりを見回す。 最初はにぎやかだったのが、ずいぶんと静かになったものだ。]
……あとは、あなた様だけ、でしょうか。 林藤様。
[刻限までにはわずかに足りぬ針を見上げながら、ぽつりと呟く。]
残るは、おそらく私共のみ―――――――
(84) 2016/01/22(Fri) 02時頃
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――――――――いかがなさいますか?
[向き直り、短い問いを。]
(85) 2016/01/22(Fri) 02時頃
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―――――決まっているでしょう。
[少し苦しげに咳き込んで、微笑んだ。]
(86) 2016/01/22(Fri) 02時半頃
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私達の決着《たたかい》はこれからよ。
[ひとつの戦いの決着を見届け。 貴紗は最後の戦いの為に、かぎ針を構えた。**]
(87) 2016/01/22(Fri) 02時半頃
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やはり、そうでなくては。
[ここまで来て、時間切れ待ちなどありえない。 スカートの埃を払い、微笑んだ。]
(88) 2016/01/22(Fri) 02時半頃
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