7 百合心中
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が3人、共鳴者が2人、賢者が1人、霊能者が1人、賞金稼が1人、少女が1人、首無騎士が2人いるようだ。
|
足音が部屋の前で止まった。そして、ドアノブがゆっくりと回る音が聞こえる。振り向いてはいけない、振り向けば
日記はそこで途切れ、発見されるまで打ち捨てられていた。
(0) 2010/03/24(Wed) 00時頃
|
平和だった、桜ヶ丘が
この日を境に変わっていく。
世界の終わりの足音が聞こえる。
何故この世界が終焉を迎えるのかを、
知っているのは <<長老の孫 マーゴ>> ――――。
(#0) 2010/03/24(Wed) 00時頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 00時頃
読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 00時頃
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それは…… ちょと可愛すぎるかも?
もう少しシックな……モノカラーのが。
[くまのプリントを見て首を傾げ頬に指を重ねた**]
(1) 2010/03/24(Wed) 00時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 00時頃
|
そう……ですか。 シックな、モノカラー。
[心中、残念な気持ちで一杯であったが ニッコリ笑って頷くと]
では、あちらなどは。
[モノカラーのカットソーを指して 彼女を其方へと導くだろう]
(2) 2010/03/24(Wed) 00時頃
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|
[彼女の興味を探るように ちょこちょこと質問を投げては あれこれとカットソーを見せてみる]
……どうでしょう?
[都度の反応を見ながら]
ええ。
[暫くは二人で店内のものを見て回ったかもしれず。 やがて彼女が店を後にするのなら その姿を店先まで、見送りに出ただろう。]
またお越し下さいませ。 ありがとうございました。
(3) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 00時半頃
牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 00時半頃
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[メールの着信を告げる音が鳴り響く]
……毎度思うけど、速いわね。 世代の違いかしら? [そんな風にぼやきながら、内容を確認して返信] [「ありがとう、じゃあそのように買っておくわ。 ……あんまり気に病まないでね?」]
(4) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 00時半頃
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―桜並木― [――世界はこんなに綺麗なのに。
花びらの嵐が 黒い髪を空へと誘って靡かせる。 さらわれないよう日傘を両手で握って、 その行方を深い緑の眼で追いかけた。
空は 青い。
差し伸べた手の先に、花びらが触れて、離れた。]
(5) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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[――終焉(おわり)なんて大げさな日は 思いのほか静かにやってくるものだ。
マルグリットは、知っている。 だから、ずっと。せめて、ずっと 笑っていようと思っていた。]
(6) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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[“Lilium”
それは極秘につけられたとある病の名。 初期症状は花の香りを纏うこと。 進行するに従い身体が動かなくなり 白く花びらのように砕けて、消えて、土に帰る。
――空気感染、接触感染、あらゆる方法で広がる。 ――発病後致死率は100%。
地球が、人間という最悪の破壊者を 静かに眠らせるために、編んだのではと 最早猶予も赦さぬと断罪するかのようだと、 ある研究者は、云った。
その名はエドワード・エレネ。
――“Lilium”で最初に死んだ者。マルグリットの、父だった。 娘への遺言にしたためられていたその名を マルグリットは静かに心にしまっていた。]
(7) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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―― 『PL×PL』 ――
ふぅ
[来客もひと段落、と謂った所か。 小さく息を吐くと従業員へ視線を遣る。 丁度、リディと交錯するなら]
…
[す、と人差し指で顎下をなぞる 相手から頷きが返れば、そのままバックヤードへ。]
(8) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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――寮――
[寮の管理人に対して退寮の手続きを取り、寮内の親しい友人に挨拶をする。]
大学でも会えるし、何かあったら携帯で連絡を頂戴。 それに契約してある期日まで、まだ寮の部屋は使えるもの。こっちに置いてある荷物の整理とかで、たまには顔を出すから。
[くすり微笑ながら]
寮でのみんなとの生活すごく楽しかったから。
[ひらり、手を振り。別れの挨拶を友人に告げ]
(9) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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|
[――――世界は、終わる。]
明日も、
晴れるの。
次も、
その次も
その次も……
ずっと……。
[それは、願い。]
(10) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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|
[砕けた身体は、花びらのように風に乗って 次の人へと、次の人へと――繋がっていくという。]
終わりの日には 綺麗な花が咲いて ……埋もれて、…死んで行くのよ。
[――もう、間に合わないところまできているのを。 きっと、人々はまもなく、知ることになるだろうから――]
(11) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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ちょっと早いけど、そろそろ帰ろうかな……。 [昨日は、司書の人にちゃんと釘を刺しておこうと思っていたのはずなのに、すっかり忘れて、ちょっとふわふわとした足取りで、図書室を出る]
[校門を出て、桜並木の道に出ると、ぼんやりと花を見上げた]
(12) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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―― 『PL×PL』・バックヤード ――
…
[バッグから携帯を取り出し、 自販機前の椅子に腰掛ける。 バッグはそっと、テーブルの上へ。 一枚の名刺を取り出して]
[コールするのは、 『Fortuna』の店長を名乗る女性の番号。 じきにタバサの携帯が着信するだろうか。]
(13) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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―― 商業地帯・雑踏 ――
[タバサのメールを見れば「了解しました」と短文を。 パチン、と携帯を閉じて空を仰ぐ。 蒼穹は泣きたいくらいに澄み渡っていた。 仕事人間の女はこんな休暇に何をすればいいか分からない。 夜までは時間がある。 そっと商業地帯を離れ、公園へと向かった。]
(14) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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|
―大学前―
[ざぁ… 一陣の風が、花びらを舞わせ。髪も宙に流す。 心地よい風]
まだ。花は散りきらないだろうけど… 長く、咲いてて欲しいな。 せめて、新しい服を着て日向ぼっこするまでは。
[眠たげな目は桜を見つめ、そう呟く]
でも、やっぱり約束?しちゃったし。 明日も晴れると良いけど…?
[ふと、人の気配に振り向いて。 其処にいたのは…ノートに書かれた名前の主。 眠そうな目を瞬かせ、推理が当たっていたのかどうか。 少し前に見た、後ろ姿と合わせてみる]
(15) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 00時半頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 00時半頃
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[メールを送り終え、ぱたんと携帯を閉じたちょうどその時、今度は電話の着信を告げるメロディが]
はい、もしもしタバサですが。
(16) 2010/03/24(Wed) 00時半頃
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もしもし。 私、リンダです。
昨日御邪魔させて頂きました リンダ・杏子・ウォルヴード。
[電話口の相手へ確認を取りながら]
……今、お時間宜しいですか?
(17) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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[寮から出ると、目の前には桜ヶ丘の公園が広がっている。
公園の桜並木を遠めに見れば。 桜の花が風に舞って、ひらひらと踊る様。]
綺麗―――…。 こんな処にまで、花の馨が。
(18) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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[桜並木からやっと視線を離し、こちらも同じく人の気配>>15に気付いて、あ、と小さく声を漏らす]
こんにちは……。 [見捨てたも同然である後ろめたさから、思わず逃げそうになるが、なんとか持ちこたえ、小さな声で挨拶した]
(19) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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[お時間も何も、こちらから会いに行こうと思っていた所なのだが]
ああ、リンダ。 時間?勿論大丈夫だけど……。 [一呼吸置いて]
それは「私」への用事ということでいいのかしら? [暗に「イリスは交えなくてもいいのか」と問うていた]
(20) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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―― 公園 ――
[さく、さく、と踏む土に、 桜の花びらが混ざっていた。 視界は桜色に染まり、 美しいのに、何故だか悲しい。]
……。
[見通しの良い公園。 一人ぼっちは厭だったから、 人の姿の方へと、ふらふらと歩いていく]
(21) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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―大学前―
[後ろ姿と此方を向いた姿は、照らし合わせてみると似ていた。 同級生から挨拶の声が聞こえると、軽く微笑んで]
こんにちは。ケイト。
[挨拶を返せば、今度は小首を傾げる]
んーと。 人違いだったら、ごめん、だけど。 ベンチで寝てた時に、起こしてくれたのって。ケイト?
(22) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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|
[向こう側の予定を知る由も無く 大丈夫、と聴いて微笑する]
良かった。
[しかし、暗に伝う言葉に 一呼吸置いて]
ええ、構いません。 彼女への用事でしたら名簿を辿ってでも 強引に連絡を取る事が出来ますから
[割と危ない事を漏らしつつも、 用件はタバサ自体にある事を、はっきり告げた]
(23) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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―桜並木の公園―
[緩やかに細めた眼は、春の陽射しで緑に透ける。 遠い空から眼をやっとそらして、 道のほうへと眼を向ければ]
…あら
[散歩なかまかしら、と のんびりと小首を傾げる>>21]
(24) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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[どうやら自身宛らしいと聞けば] [職権乱用とも取れる言い方には苦笑しつつ] そう?ならいいのだけれど。 何処で会いましょうか?私の店か、そこで不都合なら別の所でもOKよ。
(25) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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[こちらは、顔見知りという程度の認識しか、なかったのに。地味で目立たない自分の、名前を知られていたことに驚く。 明るく挨拶を返され>>22、恥ずかしげにうつむく。 しかし、続く言葉にハッと顔を上げ、きゅぅと眉毛を下げた]
あの……ごめんなさい。 私、どうしていいか分からなくて……。
(26) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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[>>24 女性の姿、視線が合えば会釈をする]
……御機嫌よう。
[バッグと大きな紙袋。 散歩にしては少し大荷物な女は彼女にそう挨拶をして。]
……。
[一寸眸を伏せた後、ゆらりと再度女性に目を向け歩み寄り]
お暇なら、ご一緒しても?
[ひとりはこわい。]
(27) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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出来れば。
[少し、云い淀み。]
…
[少し間を置いて]
別の場所が、良いです。 貴女と二人きりで話がしたいから。
(28) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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[少し、逡巡し]
商業地区にある、本屋さん解りますか? 店主さんが凄く若い、男性の。
その裏に『Dears』っていう喫茶店があります。 其処で、お待ちし――
[告げる途中。 携帯の充電が、切れてしまう。]
あ―――
(29) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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|
―アパート―
[暗い暗い部屋の中で、女は一人ソファに横になっている。
不安な時の癖なのか、カチカチと親指の爪を噛む姿は、 まるで親を亡くした子供のようでもあり、 飼い主に見捨てられた子犬のようでもあり――]
――……っ。
[自然と荒くなる呼吸を抑えるように、口元に手をあてている。]
置いていかれるのは、いやだ……。 もう一人は、いや。いや、イヤ、嫌、厭――!
(30) 2010/03/24(Wed) 01時頃
|
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[もう長い事使っている携帯電話。 最近バッテリーの切れが早い。 深い溜息を、ついた。]
……役立たず。
[ぼそ、と携帯へ悪態を吐き バッグの中に仕舞い込むと バッグを抱えたまま店内へ]
リディ。
[リディの傍へと歩み寄り、声を掛ける]
(31) 2010/03/24(Wed) 01時頃
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――なら、置いて行かれないように、*したらいいんじゃない?
(32) 2010/03/24(Wed) 01時頃
|
|
[恥ずかしげに俯く様子には、その感情に気付けぬまま不思議そうに見つめていたが]
あ、やっぱり。ケイトだったんだ。 良かったぁ、合ってて。
[上げられた顔が困ったような表情をしているは、やはりその感情が分からず。 対称的に、手を合わせて微笑んだ]
ううん、助かった。 後もう少しで講義に遅れるところだったし…
ありがと。ね。
(33) 2010/03/24(Wed) 01時頃
|
|
―桜並木の公園―
ごきげんよう。
[にこり、と笑んで栗色の眸の女性に向き直る。 歩み寄って来るのを少し不思議そうに見て。]
ええ、いいわ。 わたしも、ただ散歩してるだけだから。
今日はいい天気ね。
[ふわりと笑む。 風が花びらを運んで、栗色の髪の毛に 髪飾りのように舞い落ちた。]
お荷物、重そうね。 お手伝いしましょうか?
[小首を傾げて、尋ねた。]
(34) 2010/03/24(Wed) 01時頃
|
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そう、分かったわ――って、リンダ?リンダー? [つーつーと電話が切れたことを伝える音]
どうかしたのかしら? [首を傾げた]
確かDearsって言ったわね……。 行ってみましょうか。 [裏の本屋には行ったことがあるので、迷うことなく辿りつけるだろう]
(35) 2010/03/24(Wed) 01時頃
|
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―――ッ
[女性に歩み寄る折、カチ、と一瞬意識がフラッシュした]
……。
[この感じは。嗚呼、知っている。 だけど、今、此処で、どうこう謂うものでも、ない。]
(36) 2010/03/24(Wed) 01時頃
|
|
……?
[一瞬、>>36 それはマルグリットにも気づけたのだろうか。 少しだけまた首を傾いだ。]
(37) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
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|
……え?
[悪魔の誘惑に、女は顔を上げる。]
……はは。なんだ。 そんな、簡単なことだったんだ。
はは、ははは……あはははははは……っ。
[女は狂ったように、哄笑をあげる。
――そうだ。 置いていかれるのが嫌なら、連れて行けばいい。
しっかりと手を握って。 もう二度と、孤独を感じないように、あの人を私が――]
(38) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
|
|
好かった。
…退屈していたの。 仕事が休みになって…でもいつも働いているから、こんな休暇 どんな風に過ごしたらいいか分からなくて。
[微苦笑で女性に告げ、いい天気、という言葉には 双眸を細めて空を仰ぎ見る]
本当に。 だけれどこんなに澄み渡っていると、 逆に、なんだか、こわい。
[そんなことを思うのは、自身の心理状態の現れかもしれない]
ああ、いえ。 大丈夫。
[荷物もちの手伝いの申し出には、ゆるり首を横に振って]
(39) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
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|
[リディが此方へ振り向いた。 その時、仄かに華の香りが舞う。 リディの笑みを彩るかのような優しい香り。]
……あの。
[香水―――? それにしても香水で此処までの香りを出せるものなど なかなか出会える事は、無い。 それほどに、生々しい、香り。]
リディ、ごめんっ!
[けれど、その時は未だ、気付けなかった。]
急用なの! 未消化の有給、使わせて!
[此れが最後の、会話になるだなんて。]
(40) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
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|
――……。
[>>37 女性に近づけば近付くほど、感じるこの感じ。 立ち話で訊くのも何だ。]
ベンチに座りませんか?
(41) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
|
|
[予想に反し、告げられた感謝の言葉>>33には、目を丸くして] 怒ってない……んですか? えと……ローズマリーさん、ですよね。
[記憶にある名前を、おずおずと確認する]
(42) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
|
牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 01時半頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 01時半頃
|
[再び女が顔を上げた時、その眸からは翳りは消えて。 いつになく晴れやかな表情を浮かべているだろうか。]
あの時、結局使えなかったアレはまだ残ってる。 大丈夫。 次はきっと、うまくやれる。
[ぶつぶと呟きながら、ゆらりと立ち上がる。]
ふふ……。先輩が帰ってくるまでに、 準備しておくことがいっぱいだ。 コリーンを迎える準備もしないといけないし、ね……。
[コートを羽織り、袖を通す。 あのとき使わなかったアレを、あの人――先生の墓標へと、取りに行くために。]
(43) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
|
|
―桜並木の公園―
そうなの。 ぽっかり空いた時間が急にできると とまどってしまうものかもしれないわね。
[微かな苦笑に、微笑で答えた。]
ね。…… こわい? こわいのかしら……、そうね。
[こわい、のは。知っているからだろうか。 少しだけ眼を伏せた。日傘を一度くるりと回す。 荷物は大丈夫だといわれれば、そう?とそっと手を退いた。]
(44) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
|
|
うん、ローズマリー。だよ。
[小さく頷くも、その前の言葉には。 きょとん。 眠たげな目が一つ瞬いた]
…えっと。怒ってない、けど。 なんで、あたしが怒ってるって思ったの?
[うーん? 反対側に首を傾げる。聞けば分かる、と考えては居ない様子]
(45) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
|
|
―本屋― ちょっと早く着きすぎたかしら。 せっかくだし、本屋でも覗いて……あれ? [店内を見回すが、普段いるはずの青年――ベネットがいない]
トイレかしら?
(46) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
|
|
[日頃有給をほとんど使って居ないせいか 相当の緊急事態だと思われた様子。 いいよいいよ、と二つ返事での了承。]
ごめんね、埋め合わせ 必ずするから!
[手を振って、店を後にし 指定の店まで急いで駆けて行く]
(47) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
|
|
だって……その……。 声はかけたけど、ちゃんと起こさずに……見捨てて行った、し。 だから……申し訳なくて。
[全く気にもしていない様子の相手に、自分が見当ハズレのことを言ってる気分になってきて、だんだん言葉が尻すぼみになる]
あの……。 講義、遅れなくて、良かったです。 [少しだけ笑顔を作った]
(48) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
|
|
―桜並木の公園―
…?
[また小首を傾げて。]
ええ、そうね。 立ち話も、なんだものね。
[頷いて、ベンチのほうへ。 桜の花びらが、此処にも舞い落ちている。 一枚拾って風に乗せた。]
(49) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
|
|
――商業地帯・スーパー「まるとみ」――
[寮から桜並木の公園を抜け、商業地帯にあるスーパー「まるとみ」へと向かう。]
食材もある程度買っておこうかな。 コリーンの歓迎会用に。
少し奮発して。 そういえば、この時間はタイムセールよ、ね。
急がないと。
[携帯で時刻を確認すれば、足早に]
(50) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
|
|
ええ。 …――お休みなら、休めばいい、んだけれど、ね。
[昨日の今日で急に変えたシフト。 そしてリンダとのこともあり、 晴れ晴れと休みを謳歌することなど到底出来なくて。]
空があんなに綺麗だと、 天国がどんな場所なのかを知りたくなる ……なんて、そんな空想をしてしまって 怖いのかしら。
[続く微苦笑。 彼女が目を伏せる様子の理由は分からなかったけれど、 手を退く彼女には頷いて]
……、
["感覚"に複雑そうな顔をしながら、ベンチへと向かい そっと桜の花弁を落として腰掛けた]
(51) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
|
|
[そうしてしばらく待ってみても、一向に戻ってくる気配は無く]
まさか中で倒れてる、とか無いわよね……もしもし? [こんこん、とトイレをノックしても、返答はなく] [試しにドアノブを回してみれば、すんなりと開いたが]
誰もいない、か。どこか出かけてるのかしら? それにしても無用心ね。 [立っていても仕方ないので、店を出ることにしたが]
――?この香り、花?けど、さっきまで……。 [その時になってようやく、店内に充満した香りに気付いたが] [その意味にまでは気付かず、本屋を後にして喫茶へ]
(52) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
|
|
―大学前―
[コートの裾を翻し、女は人通りも疎らな大学へと続く道を歩く。 あの人が眠る場所へ行くには、此の道を通るのが近道だから。
その表情はいつになく、穏やかで。 ひどく安らいでいるようにも見えるかもしれない。
ふと、前を見ると見たことのある顔の少女の姿>>22が見えて。]
やあ、赤ずきんちゃん。奇遇だね。 今日はお友達と、一緒?
[にっこりと、微笑みながら声をかけた。]
(53) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
|
|
―― 喫茶店『Dears』 ――
…
[店へとついて、タバサの姿を探すも 未だ彼女は着いては居ない様子。]
二人、で
[店員へと告げ、奥の席へ案内されれば]
どうも…
[小さく礼を云って、椅子に座る]
(54) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
|
|
[アドレス帳、誰が何番目に在るかは記憶している。 そこまで多い登録数でもない。 注意深く操作音を聞いて、ヨーランダに電話をかけた。]
……?
[呼び出し音を聞きながら、受付にいる看護婦に聞いた]
何か―花を飾ったのかな?
『え? ううん、どうしてです?』
いや、何か香った気がしたんだ。 そうか、気のせいか…っと、すまない。
[電話に出た音に、携帯を耳に当てた。]
もしもし、ヨーランダ………。
(55) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
|
|
―公園のベンチ>>51―
…落ち着かないお休みも、きっとあるものね。
[彼女の事情は分からないけれど、 そんな風に柔く答えた。]
そうね、そんな風に思ってしまいそう。 天国が、青いきれいなところだと、すてきね。
「…そらの青さを見つめていると 私に帰るところがあるような気がする」 …好きな詩人の詩の 一節よ。
[栗色の女性はずっと苦笑を浮かべているから、何処かマルグリットも気遣わしげに。ベンチに腰掛けても日傘は差したまま、女性の方を向いた。]
(56) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
|
|
[ローズマリーに声をかけた女性>>53を見る]
あ……。 (今朝、洋服のお店の前で見た人だ。やっぱり綺麗な人……。ローズマリーのお友達なのかな)
[うつむいて、女性が通り過ぎるのを待つ。女性が、ローズマリーと話し始めるようなら、自分が去ろうと考えて]
(57) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
|
|
―― 喫茶店『Dears』 ―― [リンダが着いてから時間にして3、4分ほど] [入り口で彼女の姿を見つければ、店員に席まで案内してもらい]
ごめんなさい、待たせたわね。 [リンダが何も頼んでなければ、とりあえずとコーヒーを二つ頼み]
さて。どんなご用件かしら?
(58) 2010/03/24(Wed) 01時半頃
|
|
[スーパー「まるとみ」では無事にセールの目玉を手に入れる事ができた―――……。 でも、スーパーの中は新しい芳香剤でも使ったのだろうか、それとも飾られている生花からだろうか、やけに花の馨が芳しく。]
あ、コリーンから。
[携帯を手に取り]
あ、もしもし、私よ。 連絡待っていたの。
今ね、コリーンの歓迎会用の食材を仕入れている所。
[電話先の彼女に女の笑む声が響くだろう]
(59) 2010/03/24(Wed) 02時頃
|
|
[やわらかく告げて呉れる彼女に淡く頷いて。 続く言葉には、再び空へ視線を向ける]
死んだら、どうなる、か。 天国に行けるのかしら。
"帰るところ"、か。 人は、人生という旅をして、 死という家へ戻るのかもしれないわ。
[ゆらぁり、女性へと視線を戻せば、 気遣わしげな眼差しに気づき、少し慌てて]
ご、ごめんなさい。 実はその。上司と喧嘩をして、それでずる休みしてるの。 だから気分が晴れなくて。
……、そんなことよりも、一つ、訊いても良いかしら?
(60) 2010/03/24(Wed) 02時頃
|
|
[二人の前まで歩いて行き、 俯く眼鏡の少女の方を向いて。]
やあ、こんにちは。 ローズが悪い狼に食べられそうな赤ずきんちゃんだから、 君は…赤毛のアンかな?
[くすり、と笑って。]
せっかく可愛い顔をしてるのに、俯いてたらもったいないよ。
(61) 2010/03/24(Wed) 02時頃
|
|
ああ、そういうこと? ううん、全然そんなこと無いよ、ありがと。
[ふふ、ようやく合点行った、とケイトに微笑んで]
うん、その顔の方が良いよ。
[くす、と小さく。 ふと、顔を上げて、声の方を向けば]
…グロリアさん? あ、もしかして、今日、でした?
[連れ出されるのが今日なのか、と、思ったらしい]
ええ、さっき、此処で丁度会って… えっと、此方、同級生の、ケイト。 で、この人が、先輩の、グロリアさん。
[そう、二人に紹介する]
(62) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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いえ。 突然御呼び立てしてしまってごめんなさい。
[やってきたタバサに微笑を見せ、 珈琲の注文に小さく頭を下げる]
はい、……その。
[じ、とタバサを見つめ]
単刀直入に御聞きします。 私は、その……貴女を。
レズビ、 ……同性愛者だと、思ってます。
ですよ、ね?
[自分でも妙な問いかけだと思いつつも。 見つめる目は、真剣そのもの。]
(63) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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―公園のベンチ―
どうなるかしら…。 見たことがないから、知らないの。 見たことがある人は、もう空の向うだから、
……ね。…そうね。家。 そんな風にも、思えるわね。 死と生は等価なのだと、 父が謂っていたわ。
[どこか揺らめくように移る視線に、深い緑色の眼を合わせる。]
そうなの…?けんか、したのね。 うん、気まずいわよね…。 仲直りの方法、考えないと、ね。
[また小さく首を傾げた。黒髪が揺れる。]
聞きたいこと?なあに?
(64) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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>>62 今日…? ああ、昨日の話ね。私は別に今からでも良いけど。 ただ、今日はあまり長く時間が取れなくて、ね。 急がせることになるかもしれない。
[どうする…?と尋ねて。
ケイトを紹介してもらえば、にっこりと微笑み]
赤毛のアンはケイトって謂うのか。可愛い名前だね。 私はグロリア。一応、此処の生徒をしてるよ。
(65) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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>>59 ヨーランダ うん、申し訳ない。 ちょっと手間取ってしまって。
歓迎…? あは、申し訳ないな、なんだか…。 ゆっくりで良い、待っているよ。
[先日買ったワンピースとショール。それにペンダントを身に着けて、診療所に佇む。]
(66) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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ええ、誰も知らない。 知ることの無い世界だからこそ、 行ってみたいとも思うし――うぅん、だけど そんなこと思いたくない。
[生きている今。尊いこと。いつも祈っている。 姉様が健やかでありますように、と。 失うことが、こわいのは、誰だって同じ]
等価。そうね、不幸も幸福も無いのかもしれない。 お父様は哲学的な方ね。
[静かに笑んで。仲直り、の言葉には、 一寸思案げに沈黙したが、こくりと頷くに留めた。]
あの――― 貴女の、近しい人が。 奇病か、何かで。 ――亡くなっていませんか?
(67) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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[可愛いと言われて真っ赤になり] い、いえ、可愛いっていうのは、ローズマリーさんのような女の子のことだと思いますっ。私なんて……。
[ローズマリーの紹介に、慌てて女性に頭を下げる] グロリアさんですね……。 ケイト・スウィンフォードと申します。よろしくお願いします。
[自分で言ってから、なにを「お願い」するのかと、心の中で自問する。本当にばかな私……] あの、先輩ってことは、グロリアさんもこの大学の……?
(68) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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[狼に食べられそうな赤頭巾。 んむー、と小さく首を傾げつつ]
そんなに危なっかしいのかなぁ。
[ぽつ、と呟くも。 グロリアの今日の事を聞けば、そっか、と小さく呟き]
うぅん。じゃあ、急がなくても良いかなぁ。 今日も、気持ちいいお天気だけど… 急ぐことになったら、日を改めた意味が無くなっちゃうし。 グロリアさんも、大変そう…予定が、あるんですよね?
[うん、と一人納得したような様子でグロリアに言う]
(69) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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[リンダの問いかけに、即答することはせず]
……そう考えた根拠はあるかしら? それと、それを聞いてどうするつもり? [見つめ返す目もまた、真剣そのもので]
(70) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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[>>58 診療所で待っていると聞けば]
ううん、大丈夫だから。気にしないで。 料理は私が作るから、味の方は保証しないけど。
[くすくすと笑い]
これから、車で向かって。 そうね―――… 時間はこれくらい見てもらえる? その時間に遅れそうなら、携帯こちらから掛けるから。
[コリーンに到着する予定の時間を告げて。携帯を切る。]
(71) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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>>68 [真っ赤になる少女の初心さに、眸を数回瞬かせる。 苦笑すると、ケイトの方へと手を伸ばし、 逃げられなかったらぽんぽんと、頭を撫でるだろうか。]
そんな事ないよ。君も十分、可愛いさ。 自信持ちなよ。
お願い? うん、良いよ。 ただし、私にお願いするって事は、 こういうことをされても良いって事になるけど……良いのかな?
[謂いながら、キスをするように顔を寄せて。 寸前で止まると、にっこり微笑み、離れる。]
そう、此処の生徒だよ。
(72) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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―公園のベンチ―
…――いきてるここが、今は全てだから、ね。
[傘の柄を持つ手が祈るように組まれる。 祈る先は―――]
ええ。難しい話が好きな父だったの。
[少しだけ、悲しげに笑みを浮かべる。 仲直りについては、女性が頷くならそれ以上は謂わず]
…――、…
[続く言葉に、眼を見開いた。 ――花びら交じりの風が吹く]
(73) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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……――、 …
[――ややあって、 悲しみの色濃い笑みを浮かべる。]
…ええ。
[髪に花びらが蝶のように止まる。]
――……しってるの? ……わかる だけ かしら。
(74) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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根拠は、……有りません。 強いて言うなら、勘です。
貴女が女性を見るときの目、仕草。
[少し顔を前へ寄せる 手元に運ばれていたオシボリをぎゅ、と掴み]
……もし、そうなら。 そんな貴女から見て、イリスや私は どう映っているのか、御聞きしたくて。
[縋るような目で、問い続ける]
(75) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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ケイトは可愛いと思うけど?
[真っ赤になって否定する様子に、不思議そうに見つめるも]
うん、そうみたい。 そして、狼さん。
[顔を近づけ…寸止め。 その様子に、一寸、息を止めていたが、直前で止まったことを知ると、安堵の息をつく]
言うのが遅くなっちゃったかと思った。
[ぽそ、と小さな声で呟いた]
(76) 2010/03/24(Wed) 02時頃
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>>69 [ローズの呟きには、]
昨日、私にあんな事されたのに、警戒しないところをみると、ね。
[と、答えて。 もう一回、食べちゃっても良いのかな? と、自分の唇を指でつついてみせる。]
うん。ちょっとね。忘れ物を取りに行かなくちゃいけなくて。 大事な大事な、忘れ物を、ね。
[くく…っと、愉悦を交えて笑う。]
うん。また後日、日を改めようか。 連絡先を教えてくれれば、メールするよ。
(77) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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[ローズマリーの言葉>>69には、何か急用があるのだろうかと感じ取り、適度に抜けられる理由を探す。 グロリアに撫でられれば>>72、更に赤くなってしまう]
あ、ありがとうございます。 あの……グロリアさんが大学の生徒なら、私にとっても先輩ですから。
……? こういうこと、って何ですか? [間近に近づく顔に、少しびっくりするものの、不思議そうに離れていくグロリアの瞳を見返した]
(78) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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[一度切った携帯を手に、寮の友人へとメールを打つ。]
『車、今日これから借りていくので宜しく。』
[折り返し、駐車場にて待つとのメールが返る]
『了解、あと少しで着くから。』
[メールのやり取りをしている間に、寮の駐車場へと到着した。友人からキーを受け取り。感謝の品として、スーパーの戦利品の一つを手渡す。
車の後部座席にスーパーで購入した食材を置き。診療所の位置をナビに入力し、コリーンの待つ診療所へと車を走らせる。
暫くすれば、診療所の前でワンピースとショールを身に纏ったコリーンのを見つけ。声を掛けるだろう。]
コリーン、待った?
(79) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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いつ終わるか分からない命でも。 だからこそ大切にしなくっちゃ。
[お父様の事を語る彼女は何処か悲しげで。 それは感覚を確信に変えるだろうか。 彼女をじっと見つめ、やがて、肯定が返る]
―――最近。 本当につい、最近。
死に何らかの関係がある人を見ると、 頭の中に星が浮かぶの。 貴女のような近しい人の死の場合は、まだ小さな惑星。 死に近い人の場合は、月の様な星。 実際に死んでしまった人は、 ―――未だ見たことが無い、けれど。
それもただの事故死や病死では見えない。 具体的には私も分からないけれど、……奇病、としか。
(80) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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>>71 ヨーランダ
君は料理も出来るんだな? 楽しみにしておくよ。
ああ、問題ない。 急ぐ必要は無いから…気をつけて。
[電話先に微笑んで、携帯をしまった。]
もう少しあるな…。 まあ、このまま待つとしようか、な。
[看護婦と談笑する。花の匂いは、未だ漂ったまま。]
(81) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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歌い手 コリーンは、墓守 ヨーランダに首を振る。「いいや。 大丈夫だよ。」
2010/03/24(Wed) 02時半頃
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……やれやれ。 これは、また。随分と純粋培養で育てられたものだなぁ…。
[ケイトのまっさらな反応に苦笑いを浮かべながら]
”こういう事”に、興味ある…?
(82) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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[>>81 コリーンからは急ぐ必要は無いと謂われたけれど、道はそれ程混んでおらず。 スムーズに診療所の前に辿りついた。
大丈夫だよ、と彼女が応えてくれた事には安堵したようで。]
素敵な服だね。すごく似合っているよ。 その、ペンダントもコリーンを引き立てて。
新しく買ったの?
あ、荷物とかあったら車に積むから。
(83) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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[グロリアの言葉に顎に人差し指を当て]
うーん。 グロリアさんがそーいっちゃうと、あたしは何も言えなくなっちゃうんだけど… 自分が狼、っていうグロリアさんに。興味があるのかも。
[唇に指を当てるのが目に入れば、軽く頬を染めるも]
うん。あたしに対して、そういう気持ちになるのが。 どんな、気持ちなのかなー。って。 まだ。グロリアさんに怖い感じはしないし?
…忘れ物、ですか。
[グロリアの笑みに、コレも何かの比喩なのだろうか。と、少し考えるも、思いつくことはなく。 そのままの意味として捕らえ]
あ、はい。えーっと。
[ぴ、ぴ、と携帯を取りだして連絡先を教えるつもり]
(84) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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[グロリアの苦笑を見ながら、不思議そうにしていたが、ふいに閃き、そのとたん、今までとは比べ物にならないほどに真っ赤になった。 ……今までケイトが経験したのは、ほんのり淡い片想いばかり。男性とは、手を握ったことすらない。 しかし、本や同級生との会話で、「そういう事」の知識も全く無いわけではなくて。 その上、女性を愛する女性の話を、聞いたことはあっても、実際に目にするのは初めてで……]
わ、わ、私、急ぎの用を思い出したので帰ります!! あの、あの、すみません! [グロリアとローズマリーに、一度ずつお辞儀すると、返事も聞かずに、桜並木の道を走り出した]
(85) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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墓守 ヨーランダは、歌い手 コリーンに診療所の中かな?と指示を仰ぐよう。
2010/03/24(Wed) 02時半頃
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―公園ベンチ>>80― …ええ…そうね。…たいせつに。
[傘から片手を離し、胸の辺りを押さえた。 栗色の眸が――ごく真剣に語るのを見て。]
…、――星 が?
[胸の前の手を緩やかに握る]
それ、は。――… …ふしぎ、ね。…見えてしまう人が…いるなんて。 …ね。
[云うのを迷うような、躊躇うような間があって]
…、――きっとあなた……たくさん、 …その、星を見てしまうことに、なるわ。
(86) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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……昨日会ったばかりでそれだけで分かるなら、大したものだわ。 [それは肯定と同義で]
要するにアドバイスが欲しい、ということかしら? でも、人を見る目では貴女に及ぶ気がしないわね……まぁいいわ。 昨日会ったばかりの貴女に対してはなんと言ってみようもないけど、イリスについてなら。
……あの子と一緒に仕事をしてたなら分かると思うけど、彼女の根底には一本の芯、プライドみたいなものが通ってる。 それこそが彼女の立つ瀬であり、危うさでもある。 彼女に近付こうと思うなら、避けては通れない問題。 それに向き合う覚悟が無いなら―― [手を出すべきではないわね、と締めくくって] [他にも質問があれば、答えられる範囲で答えるだろう**]
(87) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 02時半頃
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>>83 [少しだけ俯いた。]
はは…いつも見てくれる看護婦が、せっかくだからと言って。 店員に選んでもらったんだ。 異国のハーフだと言っていたかな。 人当たりの良い人だったよ。
[荷物は、本当に着替えと日用品だけ。 礼を言いつつ、荷物を渡した。]
車、持っていたんだな?
(88) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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私に興味? それは嬉しいな。 可愛い子がいれば、可愛がりたくなるのは自然じゃないかな。 子猫を見て、頭を撫でたいって思うでしょう? それと同じだよ。
[軽く頬が赤く染まる様子を、微笑ましそうに見つめる。]
ん、さんきゅ。
[アドレスとナンバーを登録すれば、携帯を閉じて]
都合がいい日にメール入れるよ。
[にっこりと微笑んだところで、 ケイトが真っ赤になって走り出すのを見て]
……あちゃあ。赤毛のアンには刺激が強すぎたかな。
(89) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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ごめんなさい、お父様のことを思い出させてしまって。
[悲しいでしょう、と言葉にはせずに彼女を見て 星が、と復唱する言葉に頷き]
死、――なんて。 見たく、ないのだけれど、ね。
[少し切なげに笑んだ。 けれど、続く彼女の言葉には]
――…え?
星を……見て、しまう、ことに
[それはつまり。 奇病で死す者が、
"たくさん"
―――…]
(90) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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受付 アイリスは、長老の孫 マーゴに、ただ、絶句するのみ。
2010/03/24(Wed) 02時半頃
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ごめんなさい。
[タバサの言葉を受けて すぐに口をついて出たのは、謝罪。 顔を伏せて]
例えそう思っていても、昨日、今日の 貴女にこんな事を聞くのは可笑しい、と ……自分でも思ってます。
ただ…
[他に相談できる相手など居る筈も無く]
(91) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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…、 ……、ごめんなさいね。
[笑みが薄れて、辛そうな表情が少しだけ覗く。]
……――みえて、しまうの、なら。 きっと、知っていたほうが、いいと …思って。
[傘を掴む手に力が篭る。]
… …病気が、 あるの。 …――“Lilium”
きっと …――もうすぐ、ニュースでも、 報道される、わ。…――
(92) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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長老の孫 マーゴは、受付 アイリスに、ごめんなさいね、ともう一度。
2010/03/24(Wed) 02時半頃
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うーん。そーゆーものなのかなぁ。 でも、可愛い動物にキスしたいとは思わないし…
[やはり、何処か要領得ない様子。 眠たげな目で見つめていたが、携帯の画面を見ないと少し変わった操作はできない]
はい、分かりました。 グロリアさんの都合の良い日で、晴れてる日。 …あ、後、お店が休みじゃない日。
[微笑まれれば、つられて微笑んで。 ケイトが走り出すのを見れば、その背中を見届ける事になった]
ケイト? …えっと。真面目な子だから、かな。
(93) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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>>88 あ、もしかしてその店員さんの名前、リンダとか謂わない? リンダだとしたら、彼女、私の小学校の頃の同級なの。
[ショップの店員で、異国のハーフとの言葉に思う処があって尋ねて見る。]
車は借り物よ。友人から借りてね。 荷物とかあったら車の方が楽だもの、ね。
[くすり、微笑]
あ、助手席の扉を今開けるから、座ってて。
[助手席の扉を開ければ、コリーンに声を掛けて誘導する]
(94) 2010/03/24(Wed) 02時半頃
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[桜並木を走りぬけ、住宅街の入り口たところで、へたりこんで息を整える。 本ばかり読んで、ろくに運動もしない体には、全力疾走はこたえた]
はぁはぁ……。 わ、私ったら……、逃げ出す、なんて失礼な、ことを……。 い、いけないわ。色んな人、が、いるのだから、個性を認め、なきゃ……。 [とはいえ、戻っても、まともに話すことはできないだろうと、トボトボと自分の家へ帰り始めた]
明日……。 ローズマリーに会ったら、言付けを頼もう。 マルグリットとも約束したし……、明日は予定がたくさんね。
(95) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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長老の孫 マーゴは、桜並木の道を誰かが走ってくるのが見えた気がした。
2010/03/24(Wed) 03時頃
|
いえ。 ………そう、ですね。
貴女の仰る通りだと、思います。 私にはあの子を支える覚悟なんて、無い。
[確りとタバサの目を見据え、首を左右に振った]
だから。 もし、彼女が今後、傷ついてしまう事があれば
[其れは自分の"言葉"で彼女が傷つく可能性がある事。]
………御願いします。
[勝手な言い分を、深い辞儀と共に、願う。]
(96) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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―――…。
["Lilium" それが人々に死を齎すのか。 どれくらいの規模で? どのくらいの人数を? ――彼女は謂った、 "沢山" 、と ]
……そう。
[余りにも突然過ぎた、死の予告。 彼女を気狂い呼ばわりして否定してしまえればどんなに楽か。 けれどそれが出来ないのは、彼女がとても、悲しそうだから]
……教えて呉れて有難う。
私は、イリスと謂うわ。お名前を訊いても? …これが最後の会話ではないことを祈って。
[そう告げると、絵本の入った紙袋とバッグを持って立ち上がる]
(97) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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|
そう? 私はよくやるよ。子猫とキス。ちゅーって。
[絵葉書なんかでもよく見ると思うけど。 と、続けて。]
晴れた日が絶対条件なんだね、OK。
随分と箱入りな娘だったね、あの子。 ちょっとからかいすぎちゃったかな。 明日、からかってごめんねって言付けておいてくれる?
(98) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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|
>>94 ヨーランダ [意外そうな、どこかうれしそうな声。]
ああ、確かにリンダだと言っていたよ。 奇遇だな……。 ふふ、世の中、意外に狭いのかもしれないな。
[促されるままに助手席に座る。 やがて、ヨーランダが入ってくると申し訳なさそうに]
わざわざ私のために? だとしたら、本当に色々とありがとう。 恩返し、何か出来ればいいんだけどな…
(99) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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[わき目もふらずに住宅街を抜け、あまり新しくは無いが清潔で、こぢんまりしたアパートへ戻ってきた。 ここにケイトは母親とふたりきりで住んでいた] ただいま。
[へとへとになって帰れば、電灯はついているのに、母親の姿はない。代わりに、濃い花の香りが漂っていた] お母さん? もう、電気をつけっぱなしで……これは何かしら?
[ソファに降り積もる……、 真っ白い……、 花弁めいた物のことを……、 ケイトはまだ、知らない]
[なぜここにこんな土があるのかと、不思議に思いながらも、窓を開けて、それをベランダに掃きだした。 そして、帰ってこない母親を、待ち続けた**]
(100) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 03時頃
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―公園のベンチ―
――… 、 …… …信じなくても、いいの よ。
[そのほうが、幸せかもしれない。 なのに口にしてしまったのは、 黙っていることが自分で思っていたより、 辛かったのかもしれない。]
……ごめんなさいね。
[三回目、今度は少し俯いた。]
…イリスさん。……――虹の名前ね。きれい。 わたしは…マルグリット。
大丈夫…きっと、逢えるわ。きっと、明日も晴れるもの。
(101) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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最良の事態より 最悪の事態を把握して動くべきだわ。
[謝らないで。と彼女に告げて、芯のある瞳を細める。]
…有難う。 マルグリット。貴女の名前も綺麗。
……ええ。 "また" ね。
[淡くマルグリットに笑み掛けると、 重い荷物を手に駆け出した。
会いたい。 あのひとに、あいたい。]
(102) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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|
するかなぁ? 確かに、飼い猫とかにしてる人は多いみたいですけど… 野良ちゃんにします?
[そう、首を傾げつつ問いかけて]
はい、折角休むんだから、外に出て気持ちの良い日の方が良いじゃないですか。
[小さく頷くと、あはは、と困ったように頬を掻いた]
本読むのが好きな、真面目な子…で、シャイ?かな。 うん、そう伝えておきますね。
[其処まで言った所で、は、と]
…えっと。私にはそーゆーお言葉とかは…
(103) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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>>99 コリーンと、先日――…再び出会えたのも、ね?
[目の見えないコリーンの顔を、女は熱い瞳で見詰める。 でも、それは一瞬。 次には、同意するように、そうそう狭いものね、と楽しそうな声で笑い頷く。
助手席にコリーンを座らせれば。 後部座席のドアを開き、彼女から手渡された荷物は後部座席の食材の隣に置いて、運転席へ。]
恩返し、だなんて――…。 コリーン、私達の仲じゃない、気にしないで。
[心の中で―――…紡ぐ言葉。でも、口に出す事がどうしてもできなくて、喉の奥に飲み込まれる。]
出発するね。運転は安全運転で行くから、ね。
[それを誤魔化すように元気よく微笑んで、車を出発させた**]
(104) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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―― 喫茶店『Dears』前 ――
…
[結局。 それから二人の間で話が弾む事は無かった。 件の話を終えて、沈黙を嫌うかのように 自分が先に清算を済ませ席を立ってきたからだ。]
……
[虚ろな眸で、辺りを見遣る 不意に、視界に入るのは、ゲームセンター 吸い込まれるように、中へ]
(105) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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|
野良は……うーん。 でもそんなこと言うと、飼い猫にしちゃうよ。
[いいの?と、意地悪く尋ねる。]
まあ、確かにね。 天気がいい日の方が、気持ちも良いけど。
[ローズの最後の言葉にはしれっとした顔で]
君は逃げなかったじゃない。だから、いいの。
(106) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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|
――PL×PL前――
リンダさ、ん……?
[自動ドアを開けて中に入ると、 代替のバイトとリディの姿しかなかった。 バイトには文句を言われる。元気そうじゃない、と。]
ごめんなさい、でもちょっと急用があっ……
[チカ、チカ、――]
ッ。
[見えた星は、何処だ。 バイトではない、この、きつい気配は]
リディさん……。
(107) 2010/03/24(Wed) 03時頃
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|
リディさん、大丈夫ですか? 具合が、悪そう、かもしれない……
[そう問うも、リディは不思議そうな貌で返す。 何もない、と、華の馨りを振りまくのだ。]
……。 具合悪かったら。病院に行って下さい。
[念を押すように謂って、 それからリンダの行方はと、問いを重ねた。 有給を取って、早上がりしたと、返ってきた]
(108) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
|
|
そ、そんな事してたら飼い猫沢山になっちゃうじゃないですか。
[良いの?と問われれば、少し慌てて答える。 …答えになっていない気もするが]
あの時、そう言う風になるとは思わなかったんだもん。 女の人も、狼になるなんて初めて聞いたんだもん。
[むー、と、軽く頬を膨らませて。 最も、分かった途端に逃げ出せるほどの機敏さが有るかどうかは…謎であるのだが*]
(109) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
|
|
もう、こんな肝心なときに!
[PL×PLのメンバーにろくな挨拶もせずに外へ駆け出す。 PL×PLも含まれる繁華街で、リンダの姿を探す。 本屋で店番をしているベネットの所に寄って 見かけなかったか尋ねようとしたのだが、 本屋を覗いてもベネットの定位置には誰も居ない。]
――…!
[カチッ
見えたのは余りにも。大きな大きな星だった。]
あ、ぁ……
[分かる、分かってしまう、それが何を意味するのか]
(110) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
|
|
違う違う。 飼い猫にするのは、君。
[つんっと人差指でおでこをつついて。]
いいの…?
[と、再度問いかけた。]
あはは、ごめんね。 可愛かったものだから、つい、ね。
[ごめん、ごめんと頭を撫でて。 暫くはそうして話を続けるだろうか。]
…と、いけない。そろそろ私も行かないと。 天気のいい日に、連絡するから。
またね?
(111) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
|
良家の娘 グロリアは、水商売 ローズマリーと別れると、コートの裾を翻しながら、先生が眠る墓地へと向かうだろう。
2010/03/24(Wed) 03時半頃
|
―― ゲームセンター『じょいふる』 ――
……
[ぼんやりと店内を練り歩き。 所狭しと並ぶゲーム機や、 愉しそうな声を上げ、ゲームに興じる男性、 なんだか盤面に真面目な顔で向かいあうサラリーマンなど。]
…
[その合間を縫い、隅の方に数台ある UFOキャッチャーのコーナーへ。 バッグから財布を取り出して。 暫く、景品をぼうっと眺めている。]
(112) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
|
|
―公園のベンチ―
…そうね。
[イリスの眸は、つよい光が煌いていた。]
――ありがとう。 また逢いましょう。 世界は、こんなにも きれいなのだもの。
[貴方と貴方の大切な人が逢えますように。 祈りの形に組んだ手のまま、 イリスが去っていくのを見送った。
かけた後に花が散る。]
(113) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
|
|
[覗ける店という店は覗いて見る。
喫茶店の窓から中を、 まるとみのレジのところを、 雑貨屋のウィンドウを、 ゲームセンターでリンダが好きそうな機体、―― ]
……。
(114) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
|
|
[別に景品なんてどうでも良かった。 もっと言えばゲームですらなんだって良い。 お金を入れて、]
…
[考えずに、つぎ込んでいく感覚。 其れに支配され何も無い時間が有れば、良い お金を入れて、クレーンが動いて 猫のぬいぐるみまで近づいて ………失敗。]
(115) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
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[お金を、入れる。 動く。 降りて、 昇って 独りが、 戻る。]
…
[繰り返し。 只、お金が少しずつ、減っていく。]
(116) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
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……見つけた。
[つぶやきはゲームセンターの雑音にかき消された。
静かにリンダの背後に歩むと、 クレーンの動きを目で追って
…――
す、と彼女の横に立つと小銭を入れ、 ボタンを押してクレーンを猫のぬいぐるみの真上に遣り クレーンが下りて、猫のぬいぐるみに引っかかる。
ゆっくりと、景品出口に向かっていく猫のぬいぐるみは、
途中で重みに耐えかねて落ちた。]
(117) 2010/03/24(Wed) 03時半頃
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長老の孫 マーゴは、かすかに風が運ぶ、春のものではない花の香りに、静かに眼を伏せ、祈るように閉じた*
2010/03/24(Wed) 04時頃
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[光景をぼうやりと眺めるだけ。 巡るのは、タバサの言葉。 偶に持ち上がる猫が ぼとり 落ちて タバサの言葉が 胸の奥に ぼとり 落ちる]
……面倒、臭い。
[口癖。
『根拠は、……有りません。 強いて言うなら、勘です。』
あんなのは、嘘だ。 その勘にだって、もっと確固たる、理由が在る。 だって、私も、レズビアンなのだから。]
(118) 2010/03/24(Wed) 04時頃
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牧人 リンダは、受付 アイリスが傍に来た事も自分の世界に沈み切っていて気付けない。
2010/03/24(Wed) 04時頃
|
……。
[リンダがまた、小銭を投入しようとする手に 自らの手を重ねて、止める。]
これ、詐欺よ。 あんな重いぬいぐるみ取れるわけない。
[負け惜しみだ。]
(119) 2010/03/24(Wed) 04時頃
|
|
…
[投入しようとする指先が 自らの手では無い、他の手に止められる]
あ
[色の無い眸が其方へ向いて 相手に気付けばOの字に口を小さく開いて ……固まった。]
(120) 2010/03/24(Wed) 04時頃
|
|
[リンダに星は見えない。 だから平静を装えた。
視線を合わせれば、 一寸黙した後で。]
……昨日は、ごめんなさい。 私、酷いこと謂ったわ。 頭に血が昇って。 ……。
でも、莫迦、と、鈍感、は撤回しない。
(121) 2010/03/24(Wed) 04時頃
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|
…
[交錯する視線。 言葉が見つからない。 喧騒の中、イリスの言葉が届く。]
わざわざそんな事を言いに来たの?
[押さえられて居ない手で 押さえられたほうのお金を握り直し]
別に、そんなのどうでも良いから。 ……気にして無いよ。
[再びお金を投入しようとする]
(122) 2010/03/24(Wed) 04時頃
|
|
貴女が気にしてなくても 私にとっては大事なことなの。
もう時間が無い……。
[かちりかちり。 ゲームセンターの麻雀に興じる男から、 複数人で音ゲーで盛り上がる女たちから 星を感じる。]
どうして鈍感って謂われるか、わかる?
[お金を投入する手は止められなかった]
……リンダは見た目ばっかり気にして、中身を見ようとしない。
(123) 2010/03/24(Wed) 04時頃
|
|
[言葉の前半は喧騒のせいで上手く聞き取れなかった。 だが、後半。 其の言葉は確かに私の心を強く、刺激した。]
……!
[怒りを露にして 彼女に一歩近づいた 日頃滅多に見せる事の無い険しい目付きで]
中身を見ない? ……それを貴女が言うの? 貴女こそ、そうでしょ?
……私の何が解るって言うの。 解ったような事言わないでよ……
[高い位置から低い位置へ 身長差がイリスを見下ろした]
(124) 2010/03/24(Wed) 04時半頃
|
|
お客様へのコーディネイト。 PL×PLの店員による試着。 完璧だわ。 私もリンダが選んでくれた制服を気に入ってる。
だけどリンダは。 私の衣服しか見ていない。 私の中身を、心を、見ようとして呉れない。
[見上げる眼差しには芯が消えない。 彼女の責めるような言の葉には、一寸苦しげに]
ごめん。 仕草や表情から読み取るのが、苦手だし、私も鈍感かもしれない。 だけど、 リンダの作り笑顔と本当の笑顔の違いくらいなら分かる。 私の前で笑ってくれたリンダは心から愉しかったんだって そのくらいなら、分かる。
……、鈍感同士なら確り言葉にすればいいだけよ。
(125) 2010/03/24(Wed) 04時半頃
|
|
何を……解ったような事…
[イリスの言葉に 彼女を直視出来なくなり始める。 タバサの言葉が脳裏を過ぎり、 それを振り払う様にイリスの手を強引に掴んだ]
一寸、来て
[2Fからスタッフルームがある3Fへの階段、 ……所謂、立ち入り禁止の上階へ 強引に上がり、人目のつかないところへ。]
(126) 2010/03/24(Wed) 04時半頃
|
|
……ごめん。 でも私の思ってること、全部伝え――
[言いかけて、強引に手を掴まれて言葉が途切れる。 人気の無い場所へ連れて行かれると]
何……?
(127) 2010/03/24(Wed) 04時半頃
|
|
そう。 ……全部、ね。
[イリスの肩へ手を伸ばす 掴んだのなら壁際まで押しやって]
じゃあ、良い。 言葉以上に、解り易い 態度で示してあげる
―――、私が、どういう人間か。
[顔をそっと近づけて、強引に唇を奪おうとした]
(128) 2010/03/24(Wed) 04時半頃
|
|
……?
[どん、と壁に背をつく。 不意に近付く、強引な口接けは。
だけど、――だけどリンダは気づいているだろうか どんなに強引でも、 顔を近づける時に、静かに距離を詰めるときに 押し返す猶予をしっかり残していたことを。]
…――
[そしてきっと彼女は未だ気付かないだろう。 拒むことをしなかった私の、気持ちに。 強引な口接けの中にも、彼女らしさ、が見えて なんでかわからないけれど、 瞳の端から雫が零れる。]
(129) 2010/03/24(Wed) 04時半頃
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|
[強引な口接けは彼女の思考を奪うための、時。 彼女のアイデンティティを。 興味本位、を打ち砕いてやれれば其れで良かった。 数秒―――。十数秒は、深く口接けたろうか。]
……――。
[そっと離れると その眸から零れる幾つもの、雫。 何時かの様には、拭わない。ただ見つめるだけ。]
此れで……解ったでしょ。
(130) 2010/03/24(Wed) 05時頃
|
|
私は、こういう人間。 同性に、気持ち悪いって後ろ指さされる同性愛者。
[何故だろう]
愛してた女性を、男に掠め取られた同性愛者。
[同じ様に、眸からぼろぼろと涙が零れだした]
……貴女みたいな… 只、一時の戯れ程度で やがて飽きて捨てる癖に、 胡散臭い好意を示す女を嫌悪する、
……レズビアン。
[彼女から距離を取り、背を向けた。 逃げたいなら逃げれば良いという無言の、示唆。]
(131) 2010/03/24(Wed) 05時頃
|
|
[深い、口接け、唯、されるがままに。 プライドなんてものは。 その時だけは、崩れ去って]
ッ、は……
[長い口接けの後で息を深く吸い込み、 彼女の冷たさすら感じさせる言葉に、 ――淡く笑う。]
…―― そのくらい、わかるわよ。
[ほんの行き遠い 些細な軋み]
(132) 2010/03/24(Wed) 05時頃
|
|
如何して私がFortunaで働いてるか分かる? 姉に捨てられタバサさんに拾われた、根っからの同性愛者だから。 如何して私があの時、リンダに口接けたか、分かる? 気持ちに気付いて欲しかった。
……。
私はね。知ってのとおりプライドが高いの。 簡単に他人に心を赦さない。 [リンダの背を見つめ、静かに手を伸ばす。 彼女が許すならば、背後から身体を抱きしめようと。]
――…好きじゃなきゃ、心を許さない。 リンダが好きじゃなきゃ、こんなに必死にならない。
(133) 2010/03/24(Wed) 05時頃
|
牧人 リンダは、受付 アイリスに抱きしめられて、ぴくりと小さく震えた。
2010/03/24(Wed) 05時頃
受付 アイリスは、牧人 リンダを抱いた腕は、ほどかないままで。
2010/03/24(Wed) 05時頃
|
[イリスが心を開けば開くほど。 彼女を知れば、知るほどに。 それは失う悲しみと比例して心に圧し掛かる。]
……
[背後から抱きしめられて 一層、涙が視界を遮っていく]
(134) 2010/03/24(Wed) 05時半頃
|
|
もう そうやって
私を…… 壊さないでよ…
[自分の心なんて、もう、言うまでも無かった。 只、蓋をして、見ぬ振りをするので精一杯だったのだから。]
私は…… 貴女なんて
イリスなんて、大嫌い
[イリスの事だって、見ない振りをしていた、だけ。 姉だなんて、涙を拭ってあげた時に、嫉妬する程。]
(135) 2010/03/24(Wed) 05時半頃
|
|
御願いだから もう二度と
……そんな事、言わないで
[好き、だから。 イリスが好きで、好きで、堪らないから。 だからもう、二度と失う悲しみなんて知りたくないから。 私は、精一杯の笑顔を、見せた。]
(136) 2010/03/24(Wed) 05時半頃
|
|
……。
時間が無いの。
[星は未だ見えない。 でもいつか。 いつかは見える時が来るのが、怖い。
だからせめて。あの後悔を、二度と経験したくなかったから]
私は、大好きよ。
リンダを愛してる。
――…結婚して。
(137) 2010/03/24(Wed) 05時半頃
|
|
厭―――。
[只、首を左右に振るだけ]
(138) 2010/03/24(Wed) 05時半頃
|
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厭。
[一刀両断する。]
言葉にしなきゃ伝わらない。 行動に起こさなきゃ気持ちは繋がらない。
……。
私はリンダの本当の気持ちを聴きたいし、 私はリンダにはいつでも正直で在りたい。
(139) 2010/03/24(Wed) 05時半頃
|
受付 アイリスは、牧人 リンダの腕を取って、此方に身体を向けさせる。
2010/03/24(Wed) 05時半頃
|
厭よ。
[もう一度、首を左右に振る]
(140) 2010/03/24(Wed) 05時半頃
|
牧人 リンダは、受付 アイリス腕を取られても抵抗せず、されるがまま其方に向いた。
2010/03/24(Wed) 05時半頃
|
だから莫迦だって謂ってるの。
[真っ直ぐにリンダを見つめ]
さっき私にキスした時どんな気持ちだった? 私とキス出来てどう思った?
私は嬉しかった。 リンダに口接けられて幸せだった。
失うのが怖い?だから手に入れない? そんなの唯の現実逃避よ。
リンダは私を捕まえておけばいいじゃない。 私はリンダを捕まえて離さない。
……。 それでも私のことが信用出来ないなら、 逃げないように、首輪と手錠で私を繋いでおきなさい。
(141) 2010/03/24(Wed) 05時半頃
|
|
私は……
[俯いて、黙り込んだ]
(142) 2010/03/24(Wed) 05時半頃
|
|
うれし、かった
[もう 堪え切れそうに無い]
あたたかかっ、た
[震える自分の唇に触れて]
胸が、イリスで一杯になって もう、離したくなくて、 でも、
[大好き、で―――。]
(143) 2010/03/24(Wed) 05時半頃
|
牧人 リンダは、受付 アイリスに両手を伸ばすと何よりも只、きつく抱きしめた。
2010/03/24(Wed) 05時半頃
|
好き、だよ…
[声はたどたどしい]
だいすき、なの
[私の眸は壊れてしまったのだろうか]
イリスが、 っ す、
[止まらぬ雫が、それ以上を、飲み込んだ]
(144) 2010/03/24(Wed) 05時半頃
|
|
……リンダは 私が、タバサさんの処に行ってもいいの? あの人は、きっと愛したらその分愛してくれる。 そういう人柄が、人間として大好きだわ。
[きつく抱きしめられると 自分にはこの人しかいないと、そう思うのに。 試すような言葉を吐くのは辛いのに。]
……リンダは、意気地なしよ。
本当に好きな人に、辛い台詞吐かせるものじゃない。 本当に好きな人には、こうやって、
ぎゅってして、捕まえて、離さなければ、いい。
(145) 2010/03/24(Wed) 05時半頃
|
|
……。
ごめ。
泣かないで。
そんなに泣かれると、私、なんか罪悪感覚える。
[責め立てた言葉を、丸くするように、そう続けて]
……嬉しい、よ。
(146) 2010/03/24(Wed) 06時頃
|
|
[タバサの処へ――。 そう零す彼女は、数刻前に 私がどういう心境で彼女と向かいあったかを、知らない。 だからその言葉は本当に、只、辛くて。]
…厭。……厭だよ。
[首を何度も左右に振って、 濡れた瞳は、縋るように。 けれど、嬉しい、と続けば]
うん……
[満面の笑みで、抱きしめた身体を、離さない]
(147) 2010/03/24(Wed) 06時頃
|
|
ねえ、イリス。 御願い。
[少し顔だけを離して]
………して
[小声で囁いた]
(148) 2010/03/24(Wed) 06時頃
|
|
……うん。 そんな素直なリンダが好きよ。
[彼女の背に手を回し、ぎゅ、と抱き返した後]
ちょっと、顔、下ろして。 キスするみたいに。
[そう上目遣いで見上げて、 自分も彼女の肩に手を置いて 背伸びしようとする。]
(149) 2010/03/24(Wed) 06時頃
|
|
うん?
……キス、でいい? それとももっと?
[悪戯っぽく、囁く声は甘い]
(150) 2010/03/24(Wed) 06時頃
|
|
意地悪。 解ってる癖に…
[甘い声に身を捩るも]
…
[肩に手を置いて、 背伸びしようと頑張る姿が まるで]
抱きつきコアラみたい
[だったから――。 漸く私は、らしさ、を取り戻し "年上"の私、として笑う事が出来た。 きっとそれも、イリスの優しさ。]
(151) 2010/03/24(Wed) 06時頃
|
牧人 リンダは、あえて屈む事はせずにくすくすと笑い続けている。
2010/03/24(Wed) 06時頃
|
謂わないと分からないわ…?
[小首を傾げて、素で問いかけた]
……えっ
[抱きつきコアラ。 妙な喩えをされて、すとんと身体が落ちる。]
……ば、ばか。
[屈んでくれないから、また背伸びして、強引にリンダの頭を抱いて。 口接けの前に、唇と舌で、彼女の涙を舐め取った。 沢山泣いたから、沢山赤くなっているだろうと思って。 それから唇を涙の軌跡を辿る様に下ろしていって、 唇に、甘くキスをする。]
(152) 2010/03/24(Wed) 06時頃
|
|
あ
[舌先が涙を浚っていく。 感触がくすぐったくて 照れ臭くて、]
やだ…… イリス、やめ、
[堪えるのに必死で。 けれど、甘いキスで結ばれれば]
――――、莫迦。
[だらしない笑みで、小さく罵った]
(153) 2010/03/24(Wed) 06時頃
|
牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 06時頃
牧人 リンダは、受付 アイリスの目線にあわせて少し屈み込んだ。
2010/03/24(Wed) 06時頃
|
[くすぐったがるリンダが可愛くて、くすくすと。 笑う吐息が彼女の頬に掛かるだろう。]
……ん。
[ちゅ、と甘い音を立てて唇同士を離せば、 リンダの表情に笑いながら]
恋人っぽくていいじゃない。
――…恋人? ん、ちゃんと謂ってなかった。
[改まった様に、こほん、と咳払いをして]
……。私の彼女になって下さい。
(154) 2010/03/24(Wed) 06時頃
|
受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 06時頃
|
え
[改めた言葉にされて 今更に どきり とした 先程までにも『結婚』だなどと口走っていたのに。]
あ
あの…
[どむどむと、階下から喧騒が続いている]
………はい。
[それでも恥ずかしそうに、ゆっくり頷いた]
(155) 2010/03/24(Wed) 06時半頃
|
牧人 リンダは、受付 アイリスから身体を離すと真っ赤な顔を両手で覆った。
2010/03/24(Wed) 06時半頃
|
どうしよう ……今、凄い恥ずかしい
[少し恨めしげな眸をイリスへ向けて]
莫迦… 何もこんな処で告白しなくても
[ぶつぶつと文句を言うが]
……行こう?
[手を伸ばし、イリスの手を強引に。 確り、握って階下へと*誘う*]
(156) 2010/03/24(Wed) 06時半頃
|
牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 06時半頃
|
…嬉しい。 愛してる……
[頷くリンダに、幸せの感情が口から溢れて、ふにゃりと笑う]
でも。 PL×PLのバックヤードの方がまだ雰囲気あったかもしれないわね。 見てよ、この殺風景な。 立ち入り禁止とか書いてあるわ。
[以前に告白の雰囲気云々で話したことを思い出した]
でもこれから沢山、雰囲気あるところに行こう?
[手を握られれば、しかと握り返し。
"星が沢山、見える" 未来は、 今は未だ、見たくない。
―――今は生きているリンダを、唯、*感じたい*]
(157) 2010/03/24(Wed) 06時半頃
|
受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 06時半頃
|
>>104 ヨーランダ [ゆっくり、何度も頷いた。 目を閉じたままの微笑み。]
うん。 君が居なければ、私が今ここでこうしている事もないのだし。 …本当に、感謝しているよ。 …うん。本当に。
[私たちの仲じゃない―そう言ってくれるヨーランダの存在がうれしくて。 少し、頬を染める。]
ふふ。 そう言ってくれると……ううん、言葉も無いな。 でも、そうだな。 君と私の仲だからこそ、私も何か出来ればいい、何かしてあげたいと思うんだけれど…。
[車を出す。運転席の方、ヨーランダを見て微笑む。]
君にも、グロリアにも…。 何か、な。 今のところは、厄介になるしかないけれど。
[申し訳なさそうに微笑む。ペンダントがきらりと光を反射した**]
(158) 2010/03/24(Wed) 07時頃
|
|
―回想― [リンダが席を立ったテーブルで]
……覚悟なんてない、なんて。 だったらどうして、あんな哀しげな顔をするのかしらね? [しばらくして、イリスに電話をしてみる。繋がらなければ、こうメールを送っただろう] [「お菓子はキャンセルしておくわね」**]
(159) 2010/03/24(Wed) 08時頃
|
|
―大学前―
――――…!?
[飼い猫にするのは。この驚き様は、額を突かれただけではない]
良いの、って。言われても…
[想像したことも無いこと。弱ったように視線を落とす。 結局、話題が変わるのに便乗して、答えは有耶無耶にした]
もぅ。可愛いからって。 みんなに手を出しすぎですよ?
[――]
ぁ。はい。じゃ、また。
[グロリアの後ろ姿を見つめ…視線は空ではなく地へと向けられた*]
(160) 2010/03/24(Wed) 08時半頃
|
|
―墓地―
[ローズと別れた後、女が訪れたのは……墓地。 花の香りも濃密に、穏やかな死が支配する場所。]
先生……。貴女が遺してくれたものを貰いに来たよ。 あの時、貴女だけが口にして、私には呉れなかった……くすり。
[過去を思い、眸を閉じる。
ずっと一緒よ。死すら、二人を別つことはない――……。
と、微笑む女性の顔。 それが最後に見た、貴女の笑顔。]
(161) 2010/03/24(Wed) 09時頃
|
|
貴女はひどい人だったけど、少しだけ、今は…感謝してる。
[墓石に手を掛けると、ゴトリ…と音を立てて動いた。 ぽっかりと真っ暗な闇が口をあけて、 死を隠すように闇の帳を下ろしている。
女はその中へと手を伸ばし――]
……あった。
[小さなタブレットが入った小瓶を掴んで。 死の香りがするそれに、うっとりと頬を寄せた。]
(162) 2010/03/24(Wed) 09時頃
|
|
[小瓶が入ったそれをコートのポケットに忍ばせる。]
さようなら、先生。 次は、貴女の世界で。逢えたら……良いね。
[小さな呟きだけを残して、女は墓地を後にする。
そして、ヨーランダとコリーンがアパートに来るころには、 何食わぬ顔をして、穏やかに二人を出迎えるのだろう。]
(163) 2010/03/24(Wed) 09時頃
|
|
―商店街/ニュース―
[街の、交差点。 ――オーロラビジョンに、ニュース速報が表示され あらゆる番組を押しのけて、特番が始まる。
「謎の奇病、世界各地で猛威を奮う」
キャスターが、酷く深刻そうな顔で原稿を読み上げた。 症状と、予兆と、世界での被害。 Liliumと名付けられたそれ。 花びらのように砕け散る体。 ワクチンはない。 治療法もない。 聞くかどうかも分からない予防法を 専門家を名乗るものが口にする。
――ニュースはこれから、この話題一色だろう。]
(164) 2010/03/24(Wed) 10時半頃
|
|
[日傘をさしたまま、マルグリットは それを少し離れたところから見上げている。 殆ど黒の、濃い緑色の目が哀しげに揺れた。 長いワンピースの裾が、揺れる。]
…――、ここはまだ、被害が少ないのだわ。
[既に近隣諸国では 音信不通となってしまった都市もあるらしい。 白い雪のように、花びらのように、 人間だったものが 誰もいなくなった街に降り積もっているのだろうか。
雑多な街に、 花の香り。
終わりを告げる、 鐘のよう]
(165) 2010/03/24(Wed) 10時半頃
|
|
[まだ、今は。
遠い国のことだと
人々は思っていたかもしれないけれど――]
(166) 2010/03/24(Wed) 10時半頃
|
長老の孫 マーゴは、人の流れの中、ひとり立ち止まって、取り残されたようにそこにいる――
2010/03/24(Wed) 10時半頃
|
――回想・車中――
[>>158 運転席から、ちらりコリーンの横顔を伺えば、ほんのりと染まった頬で感謝の言葉を述べるコリーンが見える。女にはただそれだけで十分に女は満足なのだが、コリーンの気持ちも分るので。]
そうね……
何時かでいいの。また、再び――――。 コリーンの歌声を聴きたい、な。
[でも、無理せずにゆっくりとリハビリをしてね?、と同時に語りつつ。 やがて、桜並木の美しい公園前の通りを抜けて、市街地を抜けグロリアのアパートを目指す。]
(167) 2010/03/24(Wed) 11時頃
|
|
――今・グロリアのアパート近く――
でも、嬉しいな。 コリーンと一緒の一つ屋根の下、生活できるなんて。
グロリアのアパートからは公園が見えるんだよ。 リハビリを兼ねた散策とかも、いいかも知れない、ね。
[助手席のコリーンに語りかけながら運転をする。 やがて、二人を乗せた車はグロリアのアパートへとたどり着くだろう。]
コリーン、こっち。 バリアフリーになっていて、スロープも着いているから。 段差を気にする事もないのよ。
[アパート前に駐車をして、グロリアのアパートへとコリーンを誘う。 ポストに鍵があるようなら、鍵を取って。鍵が無いようなら呼び鈴を鳴らすだろう]
(168) 2010/03/24(Wed) 11時頃
|
墓守 ヨーランダは、良家の娘 グロリアの部屋の鍵がポストに無いのを確認して、呼び鈴を鳴らす。
2010/03/24(Wed) 11時頃
|
[呼び鈴が鳴れば、ドアをゆっくりと開けて]
いらっしゃい。 遅かったから、少し心配したよ。
……さあ、どうぞ。
[荷物を一つ取ると中へと案内し、まずはリビングへと二人を通すだろうか。]
(169) 2010/03/24(Wed) 11時半頃
|
|
[ドアが開かれれば、コリーンを誘い部屋へと入る。]
すこし、コリーンと会う前にスーパーで買い物していたから、ね。 グロリア――。 心配かけて、ごめんね。
[荷物を一つとるグロリアに礼を述べ、スーパーでの戦利品を笑顔で見せる。]
タイムセールで少し多めに買い込んじゃったんだけど。 冷蔵庫に入るかな。
床下収納とかあれば、冷蔵庫に入らない分はそっちに入れる感じでいいと思うけど。
[リビングに入れば、コリーンに向かって]
室内の段差も少ないから、移動なども大丈夫と思うの。 [にこり、微笑む。]
(170) 2010/03/24(Wed) 11時半頃
|
|
[甲斐甲斐しくコリーンの世話を焼くヨーランダを見ると、 ふいっと背中を向けて。]
食料は私が閉まっておきますから、先輩はコリーンについていてあげてください。 部屋はあっち。 ピアノがある部屋がいいと思って……。アップライトだけれど。
[と、コリーン用にと用意した部屋の扉を指で指し、 自分はすたすたとキッチンの方へ。]
(171) 2010/03/24(Wed) 11時半頃
|
|
コリーンのために、ピアノのある部屋を用意してくれるなんて、ほんと感謝している。
グロリア、ありがとう。
[背を向け、さっさとキッチンに向かうグロリアに。 済まなさそうに声を掛け。]
コリーンの部屋は向こうなんだね。
[グロリアに指差された部屋の扉に視線を動かす。 ピアノのある部屋にコリーンを案内し。ここでの生活はやっていけそう?大丈夫かな?等と語りつつ。]
前に盲目のピアニストが入賞したでしょ。 少しずつリハビリ気分で弾くのもいいと思うし。
[暫く部屋の様子を二人確かめ]
(172) 2010/03/24(Wed) 12時頃
|
|
[ある程度確かめ終われば、コリーンを誘いリビングへと戻るだろう。
もし、コリーンがピアノに触れたいと謂えば。 ピアノの鍵盤蓋を明けてあげたりはして。]
(173) 2010/03/24(Wed) 12時頃
|
|
前にシェアしてた子が置いて行ったものだし、別に……。
[それだけを謂い残して、キッチンへ。
食材を生鮮品とそれ以外に分けて、適当に冷蔵庫の中へと突っ込む。 ちらり…と二人が消えた部屋の方へ視線を巡らせれば、 カチカチと親指の爪を噛んで……。]
…………っ。
[感情が抑制できない。 ひどい独占欲と嫉妬に駆られて、思わず近くにあったグラスを手に取り、投げつけようとして……、
――止まる。]
(174) 2010/03/24(Wed) 12時頃
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……はぁ、はぁ、はぁ…っ。
[震える手からゆっくりとグラスを離し、大きく呼吸を繰り返して]
これぐらいで癇癪起こしてどうするの……。 落ちつけ……落ちついて。
[自分に言い聞かせるように呟くと、気を紛らせようとリビングへ。 ソファに座り、無造作につけたテレビから流れるのは、 人が花になる>>164奇病のニュース――]
なに、これ……。
[その内容に思わず腰を浮かしかけた時、 二人がリビングへと戻ってくるだろうか。]
(175) 2010/03/24(Wed) 12時頃
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[二人リビングへ戻ってくれば、既にグロリアはソファに座っていて。]
素敵な部屋で、コリーンも―――… [その後の感想を言い掛けた時。 テレビを眺めながら、腰を浮かして何か驚いたような表情を見せる彼女が視界に飛び込んで。]
ん、どうかしたの?
(176) 2010/03/24(Wed) 12時頃
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[二人が戻ってくれば、無言でテレビを指し示す。
世界の終わりを告げる、終末の始まりの知らせを。]
(177) 2010/03/24(Wed) 12時半頃
|
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[グロリアが、無言でテレビを指差すので、テレビを見遣れば>>164の奇病のニュースが流れていて。]
これって――…。 たすから、ない――の?
花のような馨が初期症状でする、って――…。
[スーパーで酷く香った馨の事を思い起こす。]
そういえば、今日のスーパー……。 馨が、何時もと違って……。
[女は自らの馨を嗅ぐような動作をする。 自分に感じられるのは、何時もつけているユニセックスの香水が女の肌に馴染んだ馨――。
でも、自分の感覚は信じられない。25歳まで生きられないとの妄執もあり、その瞳は不安に覆いつくされて]
(178) 2010/03/24(Wed) 12時半頃
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歌い手 コリーンは、ニュースの内容が聞こえたなら…何かが胸に引っかかった。「花の、匂い…?」**
2010/03/24(Wed) 12時半頃
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どうやらそうみたい、ですね。
[ひどく覚めた気持ちで、テレビを。 そしてヨーランダを見つめている自分に気づく。
どうせいつかは死ぬのだ。先生だって死んだ。私を置いて。 だからその事に感動を持つことはない、けれど――]
大丈夫ですよ、先輩からは花の香りはしません。 安心して……?
[不安に揺れる眸を慰めるように、声をかける。 許されるなら、その手を取って。]
(179) 2010/03/24(Wed) 12時半頃
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良家の娘 グロリアは、墓守 ヨーランダの手を取り、許されるなら、そっとその手に口づけて――
2010/03/24(Wed) 12時半頃
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―商業街―
[あてもなく街へと出た。 講義を受ける気になれなかったのは、春の陽気だけではない]
あたしは、わからないよ… 分からないのに…
[カシャッ。 ケースを取り出せば、二粒、口へと放り込み。 ガリ、ガリ… 清涼菓子を噛み砕く。その顔は眠たそうなままだったが、空を見上げるまでは気分が上向いたらしい]
…
[目に入るのは、二ュース。 花の馨が運んでくる、終末… ただただ黙って画面を見続けて。 くしゃり、と、頬の近くの髪の毛を握るように片目を隠した]
(180) 2010/03/24(Wed) 12時半頃
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馨は……しない、のね。
でも、これから、どうしたら……。
[慰めるように、安心してと謂ってくれたグロリアの声の響きに、不安に揺れる瞳はやや静まる。
傍のグロリアからも花の馨は香っては居ない。運転中、助手席にいたコリーンからもしなかった。
でも、突然のニュース。 何時、香るかも知れない。傍にいる二人が、突如花のような馨を発して崩れていく様なんて、想像したくもないのに、想像してしまって。
グロリアが女の手を取られれば、無性に誰かに縋りつきたい思いで一杯となっていて。 思わずその手をぎゅっと指を絡めて握り締める。]
グロリア……。
(181) 2010/03/24(Wed) 12時半頃
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墓守 ヨーランダは、良家の娘 グロリアがそっと女の手に口付けるのも自然と甘受していて。
2010/03/24(Wed) 12時半頃
墓守 ヨーランダは、グロリアが女の手→がはにorz
2010/03/24(Wed) 12時半頃
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ええ。先輩からはいつもの香りしかしません。 だから、安心してください。
[絡まる指に口づけながら、安心させるようにそう告げる。]
どうしようも……ないです。 感染源も治療法も判っていないみたい、ですから。
[淡々とニュースが語る現実を述べて。]
でも……大丈夫ですよ。先輩は、私が守りますから。
(182) 2010/03/24(Wed) 13時頃
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|
[――そう、貴女を連れていくのは、私。 こんな奇病になんて、あげたりは……しない。]
(183) 2010/03/24(Wed) 13時頃
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[結局、母親は戻って来なかった。 いつも持ち歩くハンドバッグを残したまま、どこかへ出かけるなんて、考えられないのに……。 バッグの中で見つけた手帳の予定には、今日明日の仕事は休み、と書かれていた。 母親の勤める病理科学研究所は、ひと駅向こうの白い建物。 もし明後日まで戻らないようなら、連絡しないと……。そう思い、母親の携帯電話を自分の手提げに入れた。 20歳にもなって、ケイトは自分の携帯電話を持っていなかった。必要なかったのだ。頻繁に連絡を取る相手もいなかったから]
[テレビをつける気にもなれず、手持ち無沙汰に本を手に取る。 『吸血鬼カーミラ』 ややあって、それがレズビアニズムを基調にしたものだと思い出し、本棚の奥に戻す。文学として、読んでいただけだ。やましいものは何もない……。 胸がドキドキするのは、家族が行方不明という不安のせいだ……]
(184) 2010/03/24(Wed) 13時頃
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…
[ガリリ。 口の中に残った清涼菓子を飲み込めば、不自然な冷たさだけが口の中に残った]
花の、馨。 あたしは…しないよ。 うん。しない、よ。
大丈夫。大丈夫…まだ。 やりたいことも、あるんだから。
[ゆっくりと手を下げると、眠そうな目を前へと向け。 また商業街を彷徨い始める*]
(185) 2010/03/24(Wed) 13時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 13時頃
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―――… グロリア、うん。 ありがとう。落ち着いてきたから、大丈夫。
[絡まる指に口づけを落とされると。 安心してと語り、手を取ってくれたグロリアに、指を絡めるように依存してしまった事に気付く。
照れ恥ずかしさで僅かに頬が色づいて]
二人からも花の香はしない、もの、ね。 大丈夫、よね……。 [二人とも大丈夫と、自分にも納得させるように語り]
守って、呉れる……。 うん、グロリアにそう謂ってもらえると嬉しい――。
私、少し、不安になりすぎちゃったみたいだね。
[少しはにかむような*笑みを零した*]
(186) 2010/03/24(Wed) 13時頃
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それにしても、この香は何なのかな……。 お母さん、こんな香水つけてたっけ? ……でも、嫌いな香りじゃないわ。 まるで、お花畑にいるみたい……。**
(187) 2010/03/24(Wed) 13時頃
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墓守 ヨーランダは、良家の娘 グロリアの心の中の、女への思いを知らぬまま**
2010/03/24(Wed) 13時頃
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先輩に不安な顔をされると、その方が辛いです。 コリーンも、きっと…不安になると思いますよ。
[ね?と、コリーンに話を振って。]
約束します。必ず守るって。
[はにかんだその笑顔に、 女も、自然と……柔らかい笑みを浮かべて。
誰かに必要とされる悦びに、心を震わせた。]
(188) 2010/03/24(Wed) 13時頃
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[ロミオとジュリエットは悲しすぎる。 思い違いとすれ違いで逝ってしまうなんて。
ね、私のお姫様。
硝子の靴なら貴女の元にあるわ。 だから、ねぇ、捕まえて離さないでね。
ほら、私は此処に居るよ。]
(189) 2010/03/24(Wed) 14時頃
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―― 繁華街 ――
[リンダと二人でゲームセンターを出て、 これからどうしよう、などと顔を見合わせているとき、気付く。
街頭テレビジョンが、緊急ニュースを知らせている。 テレビの周りに人だかりが出来ている。]
……。
[Lilium――その感染の拡大は、猛威を奮っているらしい。 既に死亡者の数は、世界中で確認できているだけでも四桁、 明日になれば桁が幾つか増えているかもしれない、と。]
……。
[分かっていた。分かっていたからこそリンダに思いを告げたのだ。 だけどやっぱり、一人になるのが、つらくて、こわくて。 絡ませた手を、きゅ、と強く繋ぐ。]
(190) 2010/03/24(Wed) 14時半頃
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―商店街・交差点―
[ニュースを見て足を止め、集まり始める人々に背を向けて 流れに逆らいながら日傘をさして歩いていく。 空は青い。 好い天気だった。]
いいお天気…ね。
[何処からともなく運ばれた さくらいろの花びらが ビルの谷間に吸い込まれていく。 栗色の眸のイリスは いかなくちゃいけないところに、いけたのだろうか。]
(191) 2010/03/24(Wed) 15時頃
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―――…姉様。
[ぽつ、と零す、呼称]
ねえ、さまが、
今日も、どうか、健やかでありますように―――
[毎日欠かさなかった祈りは、届くのだろうか。 どんなに離れても祈っていた、あなたのしあわせ]
(192) 2010/03/24(Wed) 15時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 16時半頃
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[>>167、車内での言葉に微笑みは崩さず、けれどどこか寂しそうに言う。]
歌…か。 そうだな。 うん。 私には、それしかなかったし…。 君と私が出会ったきっかけも、歌と言えるし。 私も、歌いたいな…。 ステージも、ライトも要らないから…。
[無理をせずに、との言葉に頷いた。]
うん。 誰よりも君にまた聞かせられるよう、努力するよ。
[アパートの話を聞く。]
うん。 私もだ。 本当に良かった。 君にもだけれど、何よりもグロリアに感謝しないと。
そうなんだな。 どんな景色か、一緒に見て聞かせてくれたら嬉しいよ。
(193) 2010/03/24(Wed) 17時頃
|
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[やがてたどり着いたアパート、小さな感嘆の声を漏らしながら、中へと入る]
[>>169の声に微笑んで、一礼した。]
改めて、よろしくお願いするよ。 もし何か不都合があったらいつでも言ってほしい。 厄介になるのは、私なのだから…。
[グロリアとヨーランダの会話を横耳に、新たな住居の匂いに、見回すように顔を動かす。]
>>170 うん。 気遣い、ありがとう。 診療所でも外でも、転び慣れているから、心配いらないよ。
[冗談めかして笑った。>>171の言葉が聞こえて、矢張りどこか嬉しそうに聞く。]
ピアノ…? ピアノがあるのか?
(194) 2010/03/24(Wed) 17時頃
|
|
[>>172、語り合いながら、「君に甘えすぎないようにするよ」と微笑んだ。]
…うん。 やっぱり、音楽に触れていたい。 開き直ってから、想いが強まる一方だから……。
[部屋にある物を、一緒に触れて回る。 場所を覚えようと、何度か位置を反芻した。 ピアノを開けてもらい、立ったまま遊ぶように、単音を幾つか鳴らす。 昔歌っていた曲だった。 やがてリビングに戻って来た。
そして、ニュースを耳にする。]
(195) 2010/03/24(Wed) 17時頃
|
|
[ずっと、何事か思案に耽っていたようだが、>>188、名を呼ばれたと思ってびくりとした。]
えっ? あ…ああ。
[守る、という言葉に、守られるしかない自分を歯がゆく思う。 この時、自分の死への恐怖はなかった。]
……。
[けれど。 一体どれだけの時間が残されているのだろう?]
(196) 2010/03/24(Wed) 17時頃
|
|
後で―
[ぽつりと呟く。ややあって、努めて明るい声を出す]
少し落ち着いたら、周りを散歩、してみたいんだ。 …どうかな。 うん、でも、まずは片づけてしまわないと、だな?
[壁伝いに、当てられた部屋へと向かう。 手伝ってもらえれば、礼を言った。 少量の荷物―ほとんど服だが―を一緒に片づけてしまうと、とりあえずピアノの前に座った。 子供っぽく、微笑んだ。手を鍵盤に滑らせて―陽光が躍るような、明るい曲を奏で始めた]
(197) 2010/03/24(Wed) 17時半頃
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|
―商業街―
[オーロラビジョンの交差点を抜けて、 町並みから浮くようなおっとりとした動作で マルグリットは店を見て歩く。
ニュースを見て うろたえる人 慄く人 それでも日々はまだいつも通り。]
…あら?
[本屋を覗き込めど、青年―ベネットというと聞いた―の姿はない。 立ち寄るのはいつも昼過ぎてからだから、此処で働いているイリスの姿を見ることはなかったのだ。]
(198) 2010/03/24(Wed) 18時頃
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>>197
[場の空気を変えようとするように、明るく告げられる、聲。 女はコリーンの提案に頷くと]
そうですね。なら私が付き添いましょうか? 先輩は歓迎会の準備もあるだろうし。
[それに…と言葉を続けて]
私もコリーンの事を知りたいし、 散歩がてらお互いの自己紹介するのも良いと思うから。
[どうですか?と二人に提案し、コリーンが了承してくれるなら、 彼女と一緒に外へ散策に向かうだろうか。**]
(199) 2010/03/24(Wed) 18時頃
|
|
今日は留守なのかしら…。
[頬に手を当て、小さく呟いた。 ふわり、花の香りが漂えば眸は少し、曇った。]
…… あぁ ……
[嘆くような、祈るような声。 日傘を両手で握って、暫し佇む。 一歩、後ろに退いたところで誰かとぶつかった。]
あ、…ごめんなさい。
[癖のある長い髪の女性だった。>>185 かすかに清涼感のある香料の香りがする。]
(200) 2010/03/24(Wed) 18時頃
|
|
>>199 グロリア [ピアノを弾く手と、ほとんど吐息の歌を止めて、グロリアを呼んだ。]
うん。 それじゃあ、お願いするよ。 よろしく頼む、グロリア。
[ヨーランダに出てくるよう告げて、グロリアと共に外へと向かう。 ゆっくりと、互いに話を交わしながら。]
(201) 2010/03/24(Wed) 18時頃
|
|
[遠出するつもりはない、場所も分からないので、グロリアに付き添ってもらい、杖をついて歩く。]
……ああ、私も公園は良く行くんだ。 静かだから。 それに、道も大体覚えてしまっていたし。
君は大学で何を…? ふふ、そうなんだな。 私から見れば楽しい場所に思えるけれど…。 実際に講義を受けるとなったら、そうは行かないのかも知れない。 うん。
[やがて、グロリアは日傘を手にした女性に目をやり… 女性が会釈すれば、挨拶を交わすだろう]
うん? 君の知り合いかな? こんにちは。
(202) 2010/03/24(Wed) 18時半頃
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―商業街→住宅街方面―
[ぶつかってしまった女性と 言葉を交わすこともあったろうか。 そののち、明日のための買い物を済ましたところで、ふと金の髪と銀の髪の見目麗しいふたりに気づいて小さく会釈した。 マルグリットの仕草は矢張り、おっとりとしている。]
こんにちは。
ええ、ヨーランダさんの後輩さんだって、 何度か、お目にかかったことが在るの。
[ヨーランダは、機械オンチのマルグリットの携帯に登録されている稀有な人物だった。とても苦労して以来、携帯電話は本当に電話にしか使っていない。]
(203) 2010/03/24(Wed) 18時半頃
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―― 『絵本』 ――
あるところに、アリスという名のお姫様がいました。
「白馬の王子様なんて 信じてるわけじゃないわ」
意地っ張りで、見栄っ張りで、 つっけんどんな言葉ばかりをつむいでいました。
「その風景画(paysage)…素敵ね」
外に出られないアリスは、風景画が大好きなお姫様です。
(204) 2010/03/24(Wed) 18時半頃
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アリスはある日、おふれを出しました。
「世界で一番綺麗な風景画を持ってきてくれた人と結婚する」
世界中から、様々な風景画が集まりました。 しかしアリスの気に入るものは一つもありません。
(205) 2010/03/24(Wed) 18時半頃
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そんな日々が過ぎていく頃、一人の少女がお城を訪れました。
「可哀想なお姫様。 世界で一番綺麗な風景画なんて、きっと此処では一生出会えない」
「何故そう謂うの?」
「世界の色は絵の具だけでは描けないから」
少女は、アリスに内緒話を持ちかけます。
「わたしがみせてあげる。だから夜にお城を抜け出して」
(206) 2010/03/24(Wed) 18時半頃
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アリスは少女の言う通り、夜にこっそりお城を抜け出して、 少女に手を取られ、馬車に揺られ、森を抜けて向かった先は 綺麗な綺麗な湖畔でした。 花が咲き乱れ、水面は凪を守り、 世界の美しさを全て集めた様な場所でした。
「お姫様」
少女は四つの指でフレームを形作って、アリスの眼前に翳しました。
「これがわたしの思う、世界で一番綺麗な風景画」
(207) 2010/03/24(Wed) 18時半頃
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|
アリスは初めて見る世界に、 喜び、笑顔を見せ、少女を抱きしめます。
「ありがとう、だいすきよ。 でも、あなたは女の子だから結婚が出来ないわ」
「ならばわたしは、一生お姫様に仕えましょう。 いいえ、命が尽きた果てまでも」
二人は手と手を取り合って、馬車に乗り込みます。
(208) 2010/03/24(Wed) 18時半頃
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お城への帰りは雨が降り、 森は深い霧に閉ざされていました。
泥が馬車の車輪を取り、 二人は手を取り合ったまま、お空へ旅立ちました。
(209) 2010/03/24(Wed) 18時半頃
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天国で、アリスはいつも言うのです。
「世界は綺麗ね」
そして少女もアリスのそばで微笑みます。
「それはきっと、お姫様が天使になったから」
二人は世界を見守り続けました。 綺麗な綺麗な世界を見守り続けました。
終わりの無い終わり。 Happy Ending《しあわせなおわり》。
二人は世界を見守りながら、ずっとずっと、幸せに暮らしました。
おしまい。
(210) 2010/03/24(Wed) 18時半頃
|
|
[目を閉じたまま、微笑む。 どのような人となりかは分からないが、良い声だな、と思う。]
そうなのか。 ヨーランダは、顔が広いんだな?
[グロリアはあいまいに頷くだろうか。 マーゴの声の方を見やる。]
私も、彼女の…昔の知り合いで。 つい最近、偶然出会ったんだ。 ほんとうに、たまたま。
貴女は…? 私はコリーン。
[フルネームで、もう一度繰り返した。]
(211) 2010/03/24(Wed) 18時半頃
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受付 アイリスは、そんなお話が綴られた絵本の入った紙袋を、*揺らした*
2010/03/24(Wed) 18時半頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 18時半頃
|
そうみたい。 すてきなひとだもの、きっとみんな、彼女がすきなのだわ。
[グロリアの表情を見れば少し気遣わしげに視線を向ける。 マルグリットは、コリーンの姿に 緩やかに目を細めて笑みを浮かべた。]
きれいなひと、 泉で竪琴を爪弾くニンフみたいね。
[マルグリットは何処か夢見がちなまま、 大人になったのだと思わせるような声で紡ぐ。]
わたしは、マルグリットというの。 マルグリット・イレネ。
(212) 2010/03/24(Wed) 18時半頃
|
長老の孫 マーゴは、マルグリット・エレネよ、ともう一度。
2010/03/24(Wed) 18時半頃
長老の孫 マーゴは、牧人 リンダに話の続きを促した。
2010/03/24(Wed) 18時半頃
|
うん。 私もそう思うよ。 素敵な人。
[マーゴの次の言葉、ヨーランダの事を言ったのだと思い]
ニンフ…妖精だったろうか。 うん。 きっと綺麗だろうな……。
私には外見を見る事が出来ないけれど。 彼女が彼女のままならば、きっと綺麗なんだろうな。
[名を聞いて頷いた。]
マルグリット…。 貴女も、この辺りに?
[笑みを浮かべたまま、首を少し傾げる。 住まいを聞いてみた。]
(213) 2010/03/24(Wed) 19時頃
|
|
[言葉の端から、ああ、見えないのだと気づいて一度だけ眼を瞬いた。 マルグリットは小首を傾げて小さく笑んだ。]
ヨーランダさんもすてき、 だけどいまのは、あなたのこと。
ええ、ここから少し行ったところ。 少し小高い丘の上。
もしかして、このあたりにお引っ越しを?
(214) 2010/03/24(Wed) 19時頃
|
|
私? …ああ、はは。 どうだろう。 うん、でも、ありがとう。 私には貴女が見えないが、素敵な声をしていると思うよ。
[にこりと笑って答える。 グロリアのいる方に顔を向けるようにして言う。]
丘の上か…きっと良い景色なんだろうな。
うん。 彼女の所に、厄介させてもらう事になっているんだ。 ヨーランダも一緒に…ああ、そうだ。
[両手を合わせる。]
マルグリット、は今から何か予定があるかな。 今日は引っ越しの日だから、と彼女の内で歓迎会をしてもらえる事になっているんだ。 グロリア…どうだろう。 彼女にも、来てもらえないかな?
[二人から了承を得られれば、ヨーランダに連絡するつもりだった。]
(215) 2010/03/24(Wed) 19時半頃
|
|
わたしは、そう思うのよ。
[それから、少しはにかんだように笑む。]
そうかしら、 ありがとう、うれしいわ。
[傘を持つ手に手を添えて、胸の前でゆったりあわせた。]
ええ、きれいなところよ。自慢のながめなの。 そうなのね、このあたりがお家なら とってもご近所。
[嬉しそうに謂う。 世界が終わるからこそ、いつも通りと願おうか。]
このあと予定はないけれど、 え、いいの…?
[小さく首を傾いで尋ねる。コリーンと、それからグロリアの方を見て。]
(216) 2010/03/24(Wed) 19時半頃
|
|
うん。 人は多い方が良いと思うし…2人の知り合いと言うなら、私も君の事を聞きたいし。
…大丈夫かな?
[グロリアも、断わりはしないだろう。 ヨーランダに連絡すると言うなら任せるつもり。 何も言わなければ携帯をとりだし、耳に当ててから操作する。 ヨーランダに、「1人客を連れていくよ」とだけ告げる]
もしかしたら、また散歩をしている時に会うかもしれないな。 よろしく、マルグリット。
この街は綺麗な所なんだな。 私にはもう見えないが、大事にしてほしいな、綺麗な景色…。
[マーゴが今から共に来るなら、アパートへと戻るだろう。 {1}が奇数なら…… ふと、どこかからか花の香りがする。]
(217) 2010/03/24(Wed) 19時半頃
|
歌い手 コリーンは、花の香りに…先程の話を思い出して戦慄を覚える。
2010/03/24(Wed) 19時半頃
|
ええ、皆さんがよいなら、 よろこんで。
[柔く笑んで承諾する。 コリーンが電話している間は静かに待っていた。]
ええ、そうね。 散歩仲間ができるのはうれしいわ。 ……――そうね。
世界は、綺麗だわ。
[静かに謂い置いて、 漂う花の香りには、祈るような視線を向けた]
(218) 2010/03/24(Wed) 20時頃
|
|
[確かな花の香り。何も言わず、何も言えず。 気のせいだと思いたかった。]
…うん。 見えなくても、そう感じていたい。
さて。 それじゃあ、グロリア、戻ろう。 付き合ってくれてありがとう。
君が居なければ、こうして彼女と会う事もなかったろうから。
[帰り道はマーゴも伴って歩く。 他愛ない、どこか空虚な話を続ける最中、何事か思いながら**]
(219) 2010/03/24(Wed) 20時頃
|
|
[内心、ひとりごちる。]
(私は…この世が、人が…朽ちるのを見ずに済む。 けれど……。
私の事で、誰かが悲しむような事にならなければ良いな…。)
[残される者の想いは、身に浸みて知っているつもりだったから**]
(220) 2010/03/24(Wed) 20時頃
|
|
―回想・商業街…本屋近く―
[彷徨うあてなどない。では、何故彷徨うのか。 何かの気が済むまで。せめて、何か違うことを思える物を探すため]
あるのかな…
[緊急ニュースとして流れていたあの光景。 いつの間にか、直ぐ傍にまで迫ってきていた非日常。 それは、今歩く先にも潜んでいるのかも知れない。 そう思うと、どうしても…]
きゃっ…!?
[日傘を持った、上品な女性。 白い肌で、その黒い髪が映えて見えて]
い、いえ、あたしが、ちゃんと、前見てなかったから… ごめんなさい…?
(221) 2010/03/24(Wed) 20時頃
|
|
―回想・商業街…本屋近く―
[頭を下げると、漂ってくる花の香。 それは、女性から…正しくは女性が出てきた本屋から流れてきて]
…
[顔を上げれば、眠たげな瞳は女性を見つめる。 きっと、あの話を聞かなければ。 素敵な香りだと。目の前の女性のやわらかな雰囲気も相まって、映えたのだろう、と小さく思う]
…えっと。すいません、でした。
[迫る死に対して、どのような言葉を。どのような顔をすればいいのだろう。 もう一度、謝罪の言葉を口にすれば、ゆっくりと歩き出した]
(222) 2010/03/24(Wed) 20時頃
|
読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 21時半頃
|
[>>197 コリーンが奏でるピアノの音が、部屋の中に響くのを聞きながら。]
そうね。 アパートの周りを散策するのも、いいかも知れないわね。
[明るい声を出そうと努めるコリーンに、仄かに微笑み。
>>193 の言葉を思い出し、アパートのバルコニーから見た桜並木や、夜になれば夜桜が綺麗になる事を語った。 コリーンの散歩の声に、>>199 グロリアも同意するようで。] グロリア、お願いできる? 私――その間に準備しているから。
[二人がアパートから出て行くのを見送った。]
(223) 2010/03/24(Wed) 21時半頃
|
歌い手 コリーンは、墓守 ヨーランダの話に声を漏らす。「夜桜…綺麗だろうなあ」[回想]
2010/03/24(Wed) 21時半頃
|
―住宅地→アパート― [アパートまでの道すがら、他愛もない話が 小さく、花のように咲いては落ちる。 控えめに、一歩後ろを歩きながら。
落ちた白い花びらをふと、眼で追っていた。]
(あのこも、――知ったのね)
[眠たげな眼の、あれはミントの香りだろうか。 ぶつかっただけの子だけれど、>>222 過ぎった表情に、死を知ったものの翳りを見た。 知られぬよう、暗くなって日が傾いても さしたままの日傘の影で、眼を伏せた。]
(224) 2010/03/24(Wed) 22時頃
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− 自宅 ベランダ−
[ベランダの手すりにより掛かる小さな影。 水色のポップなパーカー、PL&PLのロゴとクマのせいで小学生に見えるかもしれないがそれを見る事ができる人は此処には居ない。
リビングに置かれたTVから同じニュースが繰り返し流れ続けている。]
(225) 2010/03/24(Wed) 22時頃
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Liliumかぁ。
[人類を終末を齎す病。 いまいち現実感がないけれど、音信不通になった都市に連絡員を派遣した所で住民が全滅している事が判明した等と強烈な現実が目の前に示されている]
週末はどうしようかな・・・・・・。 ああ、もう「終末の過ごし方はどうしようかな」かな。
[一人で突っ込みを入れながら街を俯瞰する]
(226) 2010/03/24(Wed) 22時頃
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[二人が出て行った後。キッチンへと向かう。 一通りの道具は揃っているようで、食材を見ながら作る料理の手順を考えて、下拵えに取りかかる。
一人残されるのは、先ほどのニュースの影響もあり、多少不安に思ったけれど]
守ってくれる―――…
[グロリアのその言葉に、心は安らかになる。 その言葉を反芻していた時にコリーンからの電話がかかる]
お客さま? 大丈夫だよ。食材は多めに買ったから。
うん、戻るの楽しみにしている。
[散策に出て行った二人とお客が戻る頃には、準備は出来ているだろう。 そのお客様が誰なのかを、今は知らぬ。]
(227) 2010/03/24(Wed) 22時半頃
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は・・・・・・ふ。
[じきにこの光景も――ビルも人も土に還る。
緑に覆われた高層建築群。 鳥の舞う空――役目を終えて轟音と共に倒壊するビル。 ゆっくりと時をかけて人の痕跡を消してゆくこの土地の未来を幻視して吐息を漏らした]
(228) 2010/03/24(Wed) 22時半頃
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残念、かな。
[再起できる時間はあるのだろうか? 義肢に視線を向けてぼんやり思う。
再起したとしてもあまり時間は残されてはいないだろうか。 口に出して言ってみるけれど、不思議と悔しさは無かった]
(229) 2010/03/24(Wed) 22時半頃
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楽器職人 モニカは、メールの着信音に室内へ視線を向ける。
2010/03/24(Wed) 22時半頃
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そっか。
[ブルーラベンダーの携帯を手に取り メールボックスを開けば何時も世話をしてもらっている義肢装具士からのメールだと直ぐに解った。
休職して家族と共に旅に出るといった内容、謝罪と調整を引き受けてくれる装具士の連絡先がかかれたソレに簡素に呟きを漏らす]
(230) 2010/03/24(Wed) 22時半頃
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歌い手 コリーンは、長老の孫 マーゴと、グロリアを連れて帰ってきた。
2010/03/24(Wed) 22時半頃
墓守 ヨーランダは、長老の孫 マーゴの事を、大学院の――大学での今度を思った時、ふと思った。
2010/03/24(Wed) 22時半頃
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[というよりむしろ連れられて… ヨーランダに声をかけて、グロリアに笑いかける。]
ただいま、と言うべきかな。 ふふ、君の家なのにな。
客と言ったが、マルグリット、だ。 君の知人だと聞いたよ。
たまたま会って、連れてきてしまった。
(231) 2010/03/24(Wed) 22時半頃
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[終末の訪れを家族と共に過ごせる人は その選択を即断できる人は恵まれているのかもしれない。
ただ一人で終末を迎える人も少なくないだろうし 自分もそうなるかもしれない。 友人達の顔が次々と思い浮かぶが この手の判断で迷うような人種でもなく、既に街から姿を消して「終末の地」へ旅立った者も少なくない。
それぞれが旅立った土地、歴史建造物、風景を思い出しながら軽く義肢を叩いた。 長期の旅に向かなくなってしまったこの身体。 何時もとは違う方向の「恨めしい」感情が湧き上がった。]
(232) 2010/03/24(Wed) 22時半頃
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―アパート― [日傘を畳んで、そっと手に抱え持つ。 花びらが一枚ひらりと落ちた。]
おじゃま、します。
[少しだけ首を傾いで、やわらかく笑みを浮かべた。]
おさそい、受けたの。
(233) 2010/03/24(Wed) 22時半頃
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[>>159の後] [メールを送り終えれば、携帯をぱたんと閉じ]
……今日はイリスはお休みかしらね。 [何とはなしに呟いた一言だが、頬を流れる涙に気付き]
やーね、私。泣いてる? あの子が幸せならそれでいいって、決めたはずなんだけどなぁ。 [言葉とは裏腹に、拭けども拭けども涙が止まることはなく]
……ちょっときっつい、かな。 [再び携帯を取り出せば、グロリアにメールを送る] [「今から店で会えないかしら?」]
(234) 2010/03/24(Wed) 23時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/03/24(Wed) 23時頃
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[気づけば、花の香りに囲まれ、ソファにうつぶせて眠っていた……。ぼんやりしながら、眼鏡を探してかける。 母親の携帯を見てみるが、電話もメールもない]
どうしちゃったんだろう……本当に……。
(235) 2010/03/24(Wed) 23時頃
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―商業街―
[歩いて。歩いて。 結局、花の香りがところどころで感じられて]
逃げれない、のかな。もう…
…
もう、大学に行く必要もないのかな。
[街の中で、一人。ぽつりと呟く。 それでも、街はまだ機能していた]
(236) 2010/03/24(Wed) 23時頃
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[アパートへ戻ってきた3人の姿――。 その中に、マルグリット先輩の姿を見て。女の瞳は大きく開く。
近くに引っ越したので、近々、彼女の家へ伺おうと考えていたので余計に。]
ええ、大学の先輩。大学時代は色々お世話になったの。 偶然って、ほんとあるのね。
[彼女達をリビングへと誘う。テーブルの上には4人分の食器やグラス等が並べられている。 キッチンでは、温めなおせばいいように準備された料理があり。]
先輩に料理を振舞うなんて、照れるかな。
[マルグリットの柔らかな微笑みに、女も微笑み返し]
(237) 2010/03/24(Wed) 23時頃
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墓守 ヨーランダは、長老の孫 マーゴとのひさしぶりの出会いに、軽くハグをしたりして。
2010/03/24(Wed) 23時頃
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>>237 ヨーランダ [にっこり、笑う。]
ふふ。 本当に。 無理を言って連れて来てしまったけれど、良かった。
[リビングのテーブルに腰掛けた。]
良い匂い。 期待してしまうな…。
[くすりと笑った。]
(238) 2010/03/24(Wed) 23時頃
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―アパート>>237― [大きく見開かれた綺麗な色の眸を 懐かしそうに見遣る。]
げんきそう。よかった。 ね、ほんとうに。うれしいわ。
[逢えてうれしい。 世界の終わりが見えていて、 それでも懐かしい人たちや 新しい人たちに逢えるのは、うれしいのだった。]
わあ…!ご馳走ね。 手料理、うれしいわ。ほんとう、今日はいい日なの。
[ハグされれば、少し照れたように自分もそっと 腕を回してから離れた。]
(239) 2010/03/24(Wed) 23時半頃
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楽器職人 モニカは、湯を沸かし、茶を入れればソファーに身を預ける。手にした茶の温もりに吐息を漏らした**
2010/03/24(Wed) 23時半頃
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>>238 いい歓迎会になりそう。ほんと嬉しいよ。 でも、本当に味の方は保証しないから、ね?。 [良い匂いと語る彼女の皿に料理を取り分けながら。 嬉しそうに、すこし悪戯っぽく微笑んで。]
さ、先輩もどうぞ。 私も先輩に再会できるなんて、ほんと今日はいい日です。
[コリーンに付き添ってくれたグロリアには、感謝するように、必ず守るの言葉に依存するかのように、寄添って。]
今日は、色々気を使ってくれて、ありがとう。
(240) 2010/03/24(Wed) 23時半頃
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―アパート>>238―
ここでルームシェアしてるのね。 とってもたのしそう。
[胸の前で手を合わせ、 3人をそれぞれ見た。]
お家、近くだから、お休みの日に お菓子をもってくるわね。
(241) 2010/03/25(Thu) 00時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 00時頃
歌い手 コリーンは、墓守 ヨーランダに、料理の名前を尋ねている。
2010/03/25(Thu) 00時頃
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ありがとう、ヨーランダさん。
[人には丁寧に、敬称をつけるのは常だった。 グラスを掲げたりもあっただろう。]
とってもおいしいわ。 料理上手なの。
[グロリアに寄り添うのを見れば首を傾けて微笑ましげに]
なかよしなのね、 金と銀で、太陽とお月様のようなのだわ。
(242) 2010/03/25(Thu) 00時頃
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[コリーンに料理の名前を問われれば。]
メインの鶏肉のトマト煮は、こっちのお皿に取り分けたから。スープは玉子スープで、ちょっと手抜き。
[くすり笑い]
パスタは2種類簡単なのを、ね。 ペペロンチーノとカルボナーラ、コリーンに取り分けたお皿の中で味が混ざらないようにしておいたよ。
こっちのお皿は海鮮サラダ、あ、ドレッシングは何がいいかな。
[等と説明していく。コリーンに頼まれれば、彼女が食事するのを補助するだろう]
(243) 2010/03/25(Thu) 00時半頃
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[>>241、>>242マーゴの言葉に微笑ましそうにしている。]
マルグリット、君は普段は何をしているんだ? 差し支えなかったら、教えてほしいな。
[>>243、何度か頷いて笑った。 フォークで触りながら、一つ一つ尋ねる。]
ドレッシングは…何でも構わない。 君が使うものと同じで良いよ。
では、いただきます。
[探るように食事をする。 「ありがとう 美味しいよ」と笑って、話に花を咲かせる。]
もし私が万全でも、料理の手伝いは出来ないだろうな…。 美味しいよ。 期待した甲斐があった。 ふふ。
(244) 2010/03/25(Thu) 00時半頃
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[グロリアがワインを出すようなら、グラスを傾けたりして。その頬は薔薇色に染まるだろう。] >>242 寮でもよく作ってましたから。 先輩のお口にあって、本当に嬉しいです。
[お菓子作りを教えている彼女から褒められると嬉しそうに笑んで。 グロリアに依存するかのような態度を指摘されれば、ワインの酔いか照れなのか、薔薇色は顔全体に広がるようで。]
太陽とお月様だなんて。 グロリアは美人で太陽だけど、私なんて――。
[と手を振って。] >>244 コリーンの期待に応えられたかな。 美味しいといってもらえて、とても嬉しい、よ。
[ドレッシングは同じものと謂われれば、同じものを彼女の皿に。フォークで一つ一つ確かめ尋ねるコリーンに、優しく答え、その食事を手伝って。
そのまま4人で談笑しつつ、歓迎会を愉しむだろう**]
(245) 2010/03/25(Thu) 00時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 01時頃
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>>245 [太陽と月、との比喩に笑みを向ける。]
君が見えない私が言うのもなんだけれど、きっと君も綺麗だよ。 グロリアの髪は金色なんだな。 きっと二人そろっていたら映えるんだろう…。 お似合いかな。ふふ。
[マーゴの見た目も聞いたり、団欒の時を過ごす。 その間だけは、ニュースを見てから消えない不安を、忘れていられた。]
(246) 2010/03/25(Thu) 01時頃
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―― 回想・繁華街 ――
[イリスと二人、手を繋ぎ連れ添って ゲームセンターを出る。 顔を見合わせてどうしようか、なんて言葉を交わしても 頭の中では明日の仕事がちらついている。 結ばれようが、どうあろうが、私達には、明日がある。
そんな事を、それと無く切り出そうとした矢先、 街頭テレビジョンが、緊急ニュースを知らせていた。 テレビの周りに人だかりが出来ている。]
―――。
(247) 2010/03/25(Thu) 01時半頃
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[嘘の様な報道内容を茫然と見遣る。 そんな話を真に受けて踊りきれる程、子供でも無い。 どんなに不可能で困難な事であっても、 きっと何処かの誰かが打開策を見つけてくれる。]
……。
[絡ませた手を、きゅ、と強く繋ぐ。 そう。 私達の明日は、今日までと代わらずに続いていくんだから。 だって、こうして、強く、強く。]
ね、イリス。 何処か、行こう?
[繋げる温もりだって、 漸く、確り、握る事が出来たのだから。]
(248) 2010/03/25(Thu) 01時半頃
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[宛てなんて無かった。 イリスへ伝え、互いに家へ帰る心算だった。 それでもそんな事を口にしたのは、 少なからずさっきのニュースが怖かったから、だろうか。]
……何処がいいかな。
[イリスが手に持つ、袋の中で 紡がれる物語の顛末なんて知る由も無い。 知った処で、役に立つのかどうかも解らない。]
少し、おなかすいたかも。
[だって私達は、 御伽のように、綺麗には生きられないから。]
(249) 2010/03/25(Thu) 01時半頃
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―――ん。
[テレビジョンから視線を逸らしリンダを見る頃には いつもの芯のある眸が其処にあって]
私も、お腹空いたかも。
[くすりと笑って返す]
リンダのお勧めのお店がいいわ。
[今こうして傍に居てくれる彼女から。 離れたくない。]
(250) 2010/03/25(Thu) 01時半頃
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お勧め?
[少しの逡巡 仄かに笑んで]
私、店なんて知らないよ ……ファミレスでも良い?
[首を傾いだ 声は小さい だって其れは、傍に居る人にだけ聴こえればいいから]
(251) 2010/03/25(Thu) 01時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 02時頃
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[皆の話を聞きながら、ワイングラスを傾ける。 紅い葡萄酒を嚥下すれば、アルコールの心地よい酩酊に、 いつもよりもリラックスした表情を浮かべるか。
寄り添うヨーランダの言葉>>240には、 優しく「どういたしまして」と答えて。
続くマーゴのお世辞には、一瞬ぽかんとした表情になり]
……太陽と月は、褒めすぎですよ。 それに…私よりも先輩の方こそ、太陽みたいですよ。 温かくて優しくて。
[酔いも入っているせいか、真顔でそう謂い、 ワインをくいっと煽る。]
(252) 2010/03/25(Thu) 02時頃
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うん。
何処でもいい。
[リンダと一緒なら何処だって。]
行こ。
[この一時も、どんな一秒も、どんな刹那も 大切にしたいと思うのはあのニュースの所為か。
大胆にリンダに腕を絡ませる。 友達同士ではしないような、密着のし方で。]
(253) 2010/03/25(Thu) 02時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 02時頃
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[コリーンの言葉>>246には、前髪を指でいじりながら。]
ええ、ブロンドですよ。 おかげで大したことのない顔なのに、得させてもらってます。 金の髪は七難を隠しますからね。
[と、ジョークともつかない事を謂って。 アルコールの力もあってか、比較的平静に、 団欒の時を過ごすだろう。]
(254) 2010/03/25(Thu) 02時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 02時頃
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[絡む腕と密着する、カラダ。 二つの温もりが触れ合えば、こそばゆくて 自然と笑みが零れてしまう]
じゃあ、『ロンド』でいいよね? あそこなら、海が見えるし。
[商業地区の北側に位置する、ファミレス。 其処からは、店の向こう側に海が見える。 其れを意識してか、店も海が俯瞰出来る様な 窓の位置、店の作りになっていて。]
窓際の席、空いてるといいね。
[イリスへ問い掛ける。 きっと私は、普段あまり見せない 優しくて、けれど、何処か危なげな笑みを向けたと思う]
(255) 2010/03/25(Thu) 02時頃
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私達は、未だ知らなかった。 悲報は、其れだけではなかった事を。
例え、どんな病気であろうと 立ち向かおうとする人々は、確かに存在する。
そして、立ち向かおうとするからこそ、 少しでも最良を、選び進もうとする。
結果、最良の影で切り捨てられる命があろうとも――。
(256) 2010/03/25(Thu) 02時頃
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オウケィ。 海を見ながら食事っていいわよね。
[ファミレスのわりには雰囲気のあるあのお店は きっと海が見えるから、そう思えるんだろう。 窓際の席、との言葉に頷きながら 北の方向へ歩き出す。
リンダの笑みは、何故だかどきりとする。 "恋人"の笑顔にときめくのは当然だけれど それ以外の、何かが、ある。]
(257) 2010/03/25(Thu) 02時頃
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[イリスとリンダが テレビジョンから遠く、離れた頃合だった。 ニュースは続報を伝える。 キャスターの表情は、暗い。 口から零れたのは、一つのキーワード。
『国家緊急権』。
其れは一口で言ってしまえば、 国家が本来的に持つ、憲法の枠越組みを超えた権能。 有事に際して非常事態宣言或いは戒厳令を発令し、 一時的に緊急措置の発動を可能とする 権能のことであり…… 以後、対象となった物に対しては 法律はおろか、人権ですら排除される事が、ある。]
(258) 2010/03/25(Thu) 02時頃
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要すれば。 病気に立ち向かう為。
少しでも時間を稼ぐ、為。 末期と判断された地域を切り捨てる、という報せ。
キャスターが読み上げた対象地区には、 私達の住まう、『桜ヶ丘』が入っていて。
其れはきっと、 其処に住まう人々の『理性』を奪うには十分だった。
(259) 2010/03/25(Thu) 02時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 02時頃
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>>254 グロリア 大したことない顔…?
[きっと周りからそうではないと聞き]
ふふ。 ヨーランダも君も、謙遜家だな? 二人が言うのだから、君は綺麗なんだよ、きっと。
[最後に。その言葉は呑み込んだが]
君たちに会えて良かった。 あ…そうだ。 何か弾こう。 楽しい夜だもの。 美味しかったよ、ヨーランダ。
[壁伝いに、部屋へ。 方向を間違えて、手助けされたかもしれない。 ピアノを奏で始めた。]
(260) 2010/03/25(Thu) 02時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 02時頃
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別に、謙遜してるわけじゃないんですけどね。 先輩が美人なのは認めますが。
[ピアノを弾くというコリーンに、部屋までの付き添いを。 無事に部屋へ着けば、ピアノの蓋を上げて。]
…………。
[其の指が奏でる音色に耳を傾けた。]
(261) 2010/03/25(Thu) 02時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 02時半頃
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[ピアノに合わせて鼻歌を歌う。 即興で弾く、静かな曲。]
……♪
[少しだけ不安だった。 見えない目で弾く事が出来るだろうか、と。 鍵盤を押せば、ちゃんと正しい音が弾かれて、嬉しくなれた。]
(262) 2010/03/25(Thu) 02時半頃
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―― 商業地区・ファミレス『ロンド』前 ――
高校生の頃、ね。 良く此処に入り浸ってた。
[イリスと身体を密着させて 時折、彼女の髪撫ぜたりしながら 此処まで歩いてきた 行き交う人の好奇な視線を感じたりもしたけれど もう、気にする事は無かった]
友達と何時も、一緒に。 ……好きだったんだ。
結婚、しちゃったけど。
[にこり微笑んで告げると、 店の傍で、立ち止まる]
(263) 2010/03/25(Thu) 02時半頃
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牧人 リンダは、店の向こう側から聞こえる大声に目を細める。
2010/03/25(Thu) 02時半頃
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そうなんだ。
[撫ぜられた頭は心地よくて 触れ合う体温がやさしくて。 好きだった、という言葉には僅かに嫉妬心が芽生えるけれど]
……。 私はリンダを置いていかないから、ね。
[おわりのあしおとがちかづく。 最期まで、最期まで。 彼女と共に在ろう。]
何食べようかしら。
……、 ……?
[ファミレスの中は、何処か雰囲気が違った。 ニュースはファミレスの中にも、伝っていたのだ。]
(264) 2010/03/25(Thu) 02時半頃
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[ピアノに合わせて歌うコリーンの聲に呼び起される、遠い記憶。
蜜月のような一瞬を過ごした先生の部屋で聞いた、 レコード同じ歌声に、思わず自分の腕を抱きしめる。]
―――…っ。
[くしゃり…前髪を握る。 痛みを、苦痛を我慢するような、そんな表情を浮かべて。]
(265) 2010/03/25(Thu) 02時半頃
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受付 アイリスは、牧人 リンダにつられるように、僅かに顔を上げて。
2010/03/25(Thu) 02時半頃
歌い手 コリーンは、良家の娘 グロリアの様子には気付かないが、ふと手を止めた。「何の音だ…?」
2010/03/25(Thu) 02時半頃
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……うん。
[置いては行かない。 その一言が、嬉しくて。 幸せで、溶けてしまいそうで。 けれど、同時に物凄く、怖くて。 ぎゅ、と一度、強く抱きしめる。]
……どうかした?
[先に店の雰囲気に気づいたイリスの様子に 首を傾ぎ、問い掛ける。 店内に設置された大型のモニター。 テーブル毎に設置された、小さなモニター。 そして、其々が持つ、携帯電話。
悲報が伝わるには、十分すぎる程の、量。]
(266) 2010/03/25(Thu) 02時半頃
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[ピアノを弾く手を止めて、何か聞こえた方を見る。 部屋、窓のある方向を見ながら、怪訝そうに聞く。]
―何か、聞こえないか?
[罵声や怒号。硝子の割れる音。 遠く遠く、窓の外から聞こえる音に、他の3人は何を思うのだろうか。]
何か―どうかしたのかな…。
[このような時は見えない事が怖い。 耳を、ふさぎたくなる。]
(267) 2010/03/25(Thu) 02時半頃
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[抱きしめられれば 彼女を安心させるように そして同時に自身の安心を得る為に きゅ、と抱きしめ返した]
…、なんだか――
[ファミレスには明らかな動揺。 と、そんな折、一人の女がヒステリックな声を上げて ファミレスから出てくる。
『冗談じゃないわ!このまま野垂れ死ぬなんて厭よ!』
女は、イリスやリンダを睨むようにして、 だけど同じ桜ヶ丘の住民を責める言葉も無いのか、 市役所のある方へ行ってしまった。]
なんだか、怖い……
(268) 2010/03/25(Thu) 03時頃
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[ピアノの音が止まれば、顔を上げて。 コリーンの声に、窓を開け外を見る。]
……人が外で騒いでる。 あれは煙…? 火の手が……。 これって暴動……?
[ぽつぽつと、見たままを言葉に紡ぐ。 窓を閉めてカーテンを引けば、幾分かは音も和らぐが、 それでも微かに聞こえる騒音を止める手立てはなく。]
なにか、合ったのかもしれない。 みんなは此処にいて。私は、少し外を見てくる。
(269) 2010/03/25(Thu) 03時頃
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……大丈夫。 大丈夫、だから。
[走り去る女性を見送る事しか出来ぬまま 怖い、と零すイリスの手をきつく握る 少しでも安心させる為に 自分の中の恐怖を紛らわす為に]
……みんな、やっぱり 悲観的になってる、のかな
[地域毎切捨てられた、など知る由も無く 情報は先程までのもので止まっていたから。 眉を寄せ、路の向こうを見ていれば 向こう側から男女のカップルが此方へ歩んでくる]
(270) 2010/03/25(Thu) 03時頃
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うん……。 リンダがいるから、――
[大丈夫よ、と、淡く微笑んで。 握って呉れる手が彼女の優しさ。]
悲観的…か。 そうね、――だって、……
[死、という現実。 未だ現実感の無い現実。 近付いてくる、近づいてくるのだ。
リンダと同じ方向へ視線をやれば 一組のカップルが見えた]
(271) 2010/03/25(Thu) 03時頃
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>>269 暴動…? 何故……あ。
[花の香りの奇病のニュース。 未だ続報の事は知らないが、それだけでも十分な理由と思えた。 カーテンを閉める音。 沈黙に響く外の音。]
外は…危ないだろう? 暴動だなんて、止められる物でもないし……。 ここに居よう? 君一人では、危ないよ…。
[不安そうな声で、引き止めようと。]
(272) 2010/03/25(Thu) 03時頃
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[ワインの芳醇な馨を楽しみ、会話に酔う。 やがて場もお開きの時間に近くなった頃――。
コリーンが奏でる曲の旋律に、心奪われるように瞳を閉じていいると――。]
何……、どうしたの……
[静かなこの桜ヶ丘の街には似合わない―――雰囲気が、アパートの外から感じられる。]
火の手……、暴動……?
[窓から外の様子を見た、グロリアの口から語られる言葉の違和感に。 胸が苦しく、首の痣がずきずきと蠢くようで。 慌てるようにバルコニーへと、街の遠くにぽつぽつと火の手が見えて。]
グロリア、危険よ……。 もし、行くのなら直ぐに戻ってきて。
[外に出ようとする、彼女に不安に包まれた瞳で語る。]
(273) 2010/03/25(Thu) 03時頃
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……だって?
[イリスの言葉の先が気になって問い掛ける 未だ、死、などという実感は無かった あんなニュースを見て、今も尚。 誰かがどうにか、するんだろう、なんていう 楽観視で私の世界は形作られている。]
何か……変、じゃない?
[カップルが、歩んでくるように見えていた。 しかしそれは良く見れば、少し違う。 男性が、女性に覆い被さるように… もっと言えば、女性が男性を必死で引き摺って歩いている。]
(274) 2010/03/25(Thu) 03時頃
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牧人 リンダは、直後、光景を目の当たりにする。
2010/03/25(Thu) 03時頃
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[明らかに普通の様子ではなかった。 女性の顔色が、酷く悪くて その眸は虚ろ、だった。 それに気付いたのは、数m先に近づいたからで。 重みに耐えかねてか、女性は 男性もろとも、その場に崩れ落ち、]
……あ!!
[直後。 男性の身体は白く花びらのように砕けて、 消えて、 花びらのように風に乗って、 女性の周りを舞い、包んで―――。]
(275) 2010/03/25(Thu) 03時頃
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私は大丈夫だよ。危険だと思ったら、すぐ戻るつもりだし。 それに何も知らないことの方が、こう云う時、怖い。
[引きとめる声>>272には、そう答えて。 安心させるように、ぽん、とコリーンの肩を撫でようとする。
マーゴやヨーランダにも中にいるように告げ、 不安そうな眸には、そっと頬を撫でて。]
うん。すぐに戻るよ。 謂ったでしょう? 貴女は私が守るって。
(276) 2010/03/25(Thu) 03時頃
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だって …… 、大事な人たちが、 死んでしまうかもしれない。
[そして自分が、リンダが。 それは口には出せなくて。]
え?
[よく見れば女性が男性を引きずって――]
……ッ!
[崩れ落ちた、二人が、 砕けて花弁の様に]
あ、…ぁ……
[初めて見る、人間の、 死。]
(277) 2010/03/25(Thu) 03時半頃
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[約束の代わりにと、ヨーランダの左手を取り、キスを薬指に落として。]
誰が来ても、絶対に鍵を開けない事。 それじゃ、行って来る、ね。
[笑顔を残し、女は騒音犇めく喧噪の中へと身を翻した。]
(278) 2010/03/25(Thu) 03時半頃
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そ、そうね――…。
[何も情報が無いのは確かに危険だ。 頬をそっと撫でる彼女の手の体温を感じ、守ると謂われると、震えるような拍動も僅かに音を静かにして。]
―――…
[静かに、こくり頷いて。]
でも、危険を感じる場所には近寄らないで――…。
(279) 2010/03/25(Thu) 03時半頃
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ぅ……
[片手で口許を抑える 死んでしまうかもしれない――。 イリスの言葉が目の前の現実と結び付き 急速に胸の内側で熱を帯びた]
……!
[きっと一人だったら その場で足がすくんで動けなかった けれど傍に居るイリスの様子に 自分が確りしなくてはと彼女の手を掴み その場から逃げるようにして、走りだす]
(280) 2010/03/25(Thu) 03時半頃
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歌い手 コリーンは、良家の娘 グロリアが出て行くのを、唇を噛むようにして見送る。「気をつけてな…」
2010/03/25(Thu) 03時半頃
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[グロリアが左手を取り薬指に約束を落とすのを、感じれば。今は彼女を信じよう、無事に戻ってくるのを祈ろうとの思いに包まれて。]
ええ、誰が来ても――。
[彼女の笑顔を瞳に焼付け、身を翻して喧騒の中へと向かう姿を見送った。]
(281) 2010/03/25(Thu) 03時半頃
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[リンダに手を掴まれて 駆け出した。]
ッ……ぅ……
[こわい、こわい、こわい 泣きそうになるのを堪える 連れ出して、 叱られるほど遠くへ]
は、ぁっ……リンダ、…リンダ……
[用事があるわけでもないのに 名前を呼ぶのは 存在を確かめたいからだろうか]
(282) 2010/03/25(Thu) 03時半頃
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[コリーンが唇を噛む様にして見送る様を]
コリーン、ニュースを聞きましょう。 この騒動の事――…
何か流しているかもしれない。
現場でしか、判らない事はグロリアが確かめに行ってくれたけど、それ以外の情報を手に入れるのも……大事。
[扉を施錠し、チェーンを掛ける。 コリーンを誘い、リビングへと戻れば。テレビをつけた]
(283) 2010/03/25(Thu) 03時半頃
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[イリスの手を引いて、路地裏へ。 人気があまり無い所へと走りこんだ。]
……っ、 は、ぁ
…………っ
[必死で呼吸を整える 日頃の運動のお陰か、イリスよりも先に 呼吸が整っていった]
イリス… 大丈夫、 絶対に。 絶対、はなれ―――
[そうして彼女を抱きしめる言葉は、 少し離れた位置からの、女性の悲鳴で掻き消える。]
(284) 2010/03/25(Thu) 03時半頃
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[裏路地。 ここなら人が死ぬ姿を見なくて済むかもしれないと。 荒い呼吸で、リンダを見上げ 潤んだ目をきゅっと瞑る。]
ッ―――
[また、まただ。 聞こえる、劈くような悲鳴。
せかいが、こわれていく。]
も……やだ……
[弱音が、こぼれる。]
(285) 2010/03/25(Thu) 03時半頃
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―住宅街・外―
[コリーンと散策に出た時とは、すっかり様変わりした街中を一人歩く。 濃密な花の香りと、何かが焼けるような匂いが強くたちこめ、女は顔を顰める。]
……ひどい有様だな。 景色だけは結構気に入っていたのに。
[ブツブツと呟きながら歩みを進めれば、 一際強い花の芳香を感じ、そちらに視線を巡らせる。]
……っ?
[その瞬間、小さな音を立てて崩れ落ちる、
人だった、もの――]
(286) 2010/03/25(Thu) 03時半頃
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|
>>283 …うん。
[マーゴに申し訳なさそうに告げる。]
今晩、君の家に戻れると良いんだが…こんな事になるとは思わなかった。
[ヨーランダに連れられてリビングに。 やがて、桜ケ丘のニュースを聞く事になるか]
(287) 2010/03/25(Thu) 03時半頃
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[テレビでは>>256 >>258 >>259のニュースを、キャスターが陰鬱な表情で、重苦しい声を絞るように告げている、どこのチャンネルにしても同じニュース。
キャスターの表情はコリーンには見えないけれど、その声で事の重大さに気が付くだろう。]
桜ヶ丘が――…、切捨てられた、の。 国は……私達を守ってくれないって……。
そんな……。
(288) 2010/03/25(Thu) 03時半頃
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[後はただ、ひらひらと。白い花弁が空を舞い、地へと降り積もった。]
(289) 2010/03/25(Thu) 03時半頃
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……っ
[イリスの弱音にすら 大丈夫、と慰める事も出来ない 只、ただ、恐怖に捉われ始めていたから。]
神様……
[祈るように、眸を閉じて イリスの両耳を、両手でそっと押さえた 向こう側からは女性の悲鳴。 『助けて』『離して』『誰か』 続くのは、男の罵声。 『五月蝿い』『静かにしろ』
何度も何度も、繰り返し。 やがて、女性の声は、小さく、消えていく。]
(290) 2010/03/25(Thu) 03時半頃
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あは…あはは、あはははははっ。
[女は嗤う。人だったものを、踏みつけて。 壊れたスピーカーのように、愉しげに笑う。]
まさか本当だったとはね。 事実は小説より奇なりとは、よく謂ったものだよ。
[くすくすと笑みを浮かべながら、街の惨状を見て回る。 軽く住宅街を一周する頃には状況も、ほぼ掴めて。 そろそろアパートへ戻ろうとした時、 ポケットの中の携帯が着信>>234を告げるように震えた。]
(291) 2010/03/25(Thu) 04時頃
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牧人 リンダは、きっ、と悲鳴が聞こえていた方角を睨んだ。
2010/03/25(Thu) 04時頃
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>>288 [蒼白な顔でニュースを聞いている。 傍にヨーランダが居るなら、そっと腕を掴んだ。]
……。
[掴んだ腕にきゅっと力を込める。]
(292) 2010/03/25(Thu) 04時頃
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…――
[リンダに両耳を塞がれる。 世界がリンダだけになる。 彼女の手、彼女の姿。
すん、と鼻を鳴らして そのまま彼女の胸元に凭れた。
それは香水の香りなのだけれど 今際の時の華の香を思い出させる様で、 ぞく、と寒気が背筋に走る。]
リンダ。
うちに来て。 ご飯はうちで食べよう。 汚いアパートだけど、 私の部屋なら誰にも邪魔されない。
(293) 2010/03/25(Thu) 04時頃
|
|
…
[イリスの温もりが胸元に触れる 髪から香る彼女が、 華の香りと重なってしまい 彼女が消える想像が膨れ上がり そっと抱きしめる
けれど、女性の悲鳴が聞こえなくなり 居てもたっても居られず]
……必ず。 必ず、イリスの部屋に行くから。 御願い、先に行ってて?
止めて、来る。
[云って身体を離すと、立ち上がった]
(294) 2010/03/25(Thu) 04時頃
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メール? タバサからなんて、珍しいな。
[呟き、届いたメールを開く。 「今から逢えないか」との内容のそれを、見つめて。
『今は少し、厳しい。 此方から、もう一度メールするよ。』
と、返信。
その後、一度アパートへと戻るだろう。]
(295) 2010/03/25(Thu) 04時頃
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牧人 リンダは、受付 アイリスに背を向けて悲鳴のした方向へ歩き出した。
2010/03/25(Thu) 04時頃
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……う、うん。 アパートの場所は住宅地の――
[場所を伝え、リンダが離れると 僅かに不安げに瞳を揺らすけれど。 こんなんじゃいけない。 強く在ると決めたのに。]
……待ってる。
[リンダの背にそう投げかけると、 踵を返し、暴動が各地で起こる町を駆け 住宅地へ向かった。]
(296) 2010/03/25(Thu) 04時頃
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[光を失ったコリーンには、悲愴なニュースにどれ程の不安を抱えているだろう。 蒼白な顔、不安そうに腕を掴む彼女の背を撫ぜる。 ぎゅっと力を込める彼女を宥めようとするように。]
コリーン……。
食料は今日買い込んで来たのでまだ大量にある。 キッチンには、保存が利く食べ物も。
グロリアが戻ったら、今後の事を考えよう……。 [もし、マルグリットが此処が居るのなら、これから如何するのか彼女に尋ねる。 アパートを出る決断をしても、彼女の決断に従う、つもり。 何かあっても、マルグリットとは連絡が取れるとの思いもあって**]
(297) 2010/03/25(Thu) 04時頃
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……解った。 また、ね。
何時までも一緒。 約束だから。
[顔だけを振り向かせ、笑みで告げる。 イリスを離したく、無い。 こんな状況下で一人なんて、絶対に出来ない。 そんな思いに従って居ても良かったのかもしれない。
けれど、二度とイリスへは振り返らなかった。 私は、悲鳴のした方へ目一杯に走りだす。]
(298) 2010/03/25(Thu) 04時頃
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良家の娘 グロリアは、しっかりと施錠されている事を確認すると、コツコツとドアをノック。
2010/03/25(Thu) 04時頃
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―― 住宅地・アパート ――
[しん、としていた。 不気味なほどに静まり返っていた。
二階建ての、六部屋しかないアパート。 他の住民と仲が良いわけではないが、 管理人のシビルには良くしてもらっていた。]
……、?
[管理人室の扉が、開いている。 部屋の中から物音は聞こえない。
また―――白く、堕ちている可能性は考えた。 けれどシビルの結末だけは見届けたいと思い、
部屋を覗いた先には、それ以上に残酷な光景が待っていた。]
(299) 2010/03/25(Thu) 04時頃
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墓守 ヨーランダは、ノックの音、のぞき窓からグロリアを確認すれば、注意深くドアを開けて**
2010/03/25(Thu) 04時頃
|
[阻止出来る算段なんて無かった。
悲鳴の先、組み敷かれた女性と げたげた笑う数名の男性を見た。
震える声で、精一杯の言葉を紡いだけれど、 男の力に敵う筈も無い。
竹刀があれば或いは――。 本当に助ける事が、出来たかもしれないのに。
此方へ歩み寄ってきた男の右拳が 私へと向いたとき、空は何色だっただろう。
私の意識は一度、其処で途切れた――*]
(300) 2010/03/25(Thu) 04時頃
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|
[ ゆら ゆら ―――
まだ、そう、時間が経っていないのかも、しれない
彼女の身体は幽かに、揺れていた。
床には、転がった椅子。
高い壁に打ち付けた釘から、ぶら下がる
ロープと 女の、からだ。]
あ、―――――
(301) 2010/03/25(Thu) 04時頃
|
牧人 リンダは、混濁する意識の中、幾度も身体を襲う痛みと恐怖から逃げる様にイリスの名を*呟いた*
2010/03/25(Thu) 04時頃
牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 04時頃
|
[グロリアの姿が室内へと入れば。安堵の表情を浮かべ、彼女を強く抱きしめ、その胸に顔を埋める。
彼女の存在を確かめるように。]
グロリア、聴いて……。
[やがて、女は震えるような声で。 グロリアに、ニュースの事を――桜ヶ丘が国から切り捨てられた報道を、沈痛な表情で語るだろう**]
(302) 2010/03/25(Thu) 04時頃
|
|
―――…
[受け入れられる、はずも、ない。 病死ならまだわかる。 だけど――自害なんて。
目の前の光景は何かの悪夢なのではないか。 しかし何度瞬きをしたところで 見得るものは、変わらない。
かち、かち、と 星が点滅する。]
(303) 2010/03/25(Thu) 04時頃
|
|
[それから少しの間夢中だったのだと思う。 どうやってあの忌まわしい光景から逃れて 二階にある自分の部屋まで戻ったか覚えていない。
気付けばベッドに座って、カチカチと爪を噛んでいた。]
……。
[爪が歯に当たってマニキュアを刻む。 感覚が麻痺している。 畏怖に呑まれて、おかしくなっているのだ。
嗚呼――]
リンダ……。
(304) 2010/03/25(Thu) 04時半頃
|
|
[部屋にテレビは無い。 震える手でアンティークなラジオをつけた。
チューニングせずとも聞こえてくるLiliumの被害。 そしてそれが、自分に、
―――最悪の事態を知らせることになるなんて]
(305) 2010/03/25(Thu) 04時半頃
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|
『Liliumの被害は フランス全域に及び 国内の生存者は 無し』
……、……、
[見開いた瞳から、光が、消え]
おとうさま、おかあさま、 ねえ、さ、 ま…―――
あ、……ぁッ……
[余りにも過酷な現実を、受け入れられない時に 人間はこんな風に出来ているんだ、なんて 思う暇もなく、 ―――ベッドの上で、意識を手放し た* ]
(306) 2010/03/25(Thu) 04時半頃
|
|
[鍵を開けてもらい中へ入れば、 もう一度しっかりと施錠をして、チェーンを掛けた。
抱きついてくるヨーランダの身体を受け止め、しっかりと抱き返し、 大丈夫だよ――と、優しく微笑み、頬を撫でる。
それから彼女が告げるニュースに耳を傾けて、]
そうか…。それであんなに暴徒が……。 今は……外に出ない方が良い。 少なくとも夜が明けるまでは、 このままじっとしていた方が良いと、思う。
それぐらいに、酷い、有様だったから……。
[眼を伏せて、語る。街の惨状を。]
(307) 2010/03/25(Thu) 04時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 04時半頃
良家の娘 グロリアは、そのあとは無言で。朝が訪れるのを、じっと待ち続ける。**
2010/03/25(Thu) 04時半頃
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―クラブ「Fortuna」― [グロリアからのメールの着信、内容を確認して返事を打ち]
『大丈夫、別に急がないから。 ニュースは見たかしら?こちらに来るときは、十分気をつけて』 [メールを送信し終えれば]
……さて、入り口の鍵を閉めなきゃ。 [この騒動では、どの道営業などできるはずもなかった] [幸い食料は買い足したばかり、しばらくは持つだろう]
(308) 2010/03/25(Thu) 09時頃
|
|
[深夜。 変な時間に寝てしまったために寝付けず、母親の携帯をいじりながら、過ごす。 しかし、今日は妙に町が騒がしい。夜が深まって収まるかと思いきや、アパートの中までざわついてきた]
……なんだろう? 隕石でも降るわけでもないでしょうに。 [ラジオでもつけようかと思ったところで、ふと、妙なメールを発見する]
『私はすでに、花に侵されている』 花…?? 何かの暗号かしら。
[収まらない不安とざわめきに、ついにラジオを、……つけた]**
(309) 2010/03/25(Thu) 09時半頃
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|
―夕〜夜のこと:アパート― [>>244 コリーンの問い掛けに、首を傾いで]
わたしは、自宅でピアノの先生をしてるのよ。 あと、塾も、こどもたちむけで、少し。
[それももうきっと、できないかな――とは、 思いながら、食事に手を付ける。]
うん、とってもおいしいのだわ。
[表情も自然、ほころぶ。>>245>>252 ヨーランダとグロリアの言葉には、あら、と首を傾いで]
わたし、うそはいわないのよ。 本当にそう思ったの。
[真顔で答えるグロリアには頷いた。]
そうね、だからここも、とても居心地がよいのだわ。
(310) 2010/03/25(Thu) 09時半頃
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[コリーンが言葉を向けてくれる。>>246 ぱちりとひとつ瞬いて]
ありがとう…。なんだか照れるのよ。
[ちいさく、わらった。]
そう、金色。わたし、小さな頃あこがれたの。 金色の髪。いまは、自分の髪もすきだけれど。
[きれいなきれいな金色の太陽の光の下、 赤い花の咲く木を思い出す。]
(311) 2010/03/25(Thu) 09時半頃
|
|
コリーンさんは、ピアノを弾くの? すてき。きかせてくれる?
[世間に疎いらしきマルグリットは、 コリーンが歌手であったころのことも、知らない。 奏でられるピアノの音に聞き入る。>>260
うたひめ、と夢見るように呟いた。
グロリアの表情がふと曇ったのには気遣わしげな眼を向けたが。>>265]
(312) 2010/03/25(Thu) 09時半頃
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|
[ピアノの音が途切れる。>>267
はっとしたように、窓の方を見る。 唄が風に流されて、遠くへ。 眉を哀しげに寄せて]
――…、…
[火の手が見えれば息を飲む。]
嗚呼、……
(313) 2010/03/25(Thu) 10時頃
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[グロリアが出て行こうとするのを見れば 手を伸ばして]
だめ、あぶないわ。
[ヨーランダも、コリーンも止めたけれど。 >>267グロリアが大丈夫と謂うのを聞いても不安げに]
……。もどって、きてね。
[太陽と月が約束を交わす。それを祈るように両手を組んで、見ていた。]
(314) 2010/03/25(Thu) 10時頃
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ニュース。 …そうね。
[マルグリットは、知っている。 きっと、此処は見捨てられる。 見捨てられても、世界が終わるのは、変わらないけれど。 父の最後の手紙を思い出す。
>>287コリーンには、見えないと知っているけれど 安心させるように笑みを浮かべて]
…いいの。きにしないで。
[ニュースが事を伝える。 嗚呼、と哀しげに眉を寄せて胸の前で両手を組んだ。]
(315) 2010/03/25(Thu) 10時頃
|
|
……――。 …みんな、…いきたいのだわ
[見捨てられた都市も、見捨てた外も。 つぶやきはどう受け取られたか。 グロリアが帰ってきたならほっとしたように息を吐いて]
…――。 そと、危ないわ ね。
[微かに遠くから花の香り。 目を伏せて、それから顔をあげた。]
…ね。 わたし、明日、約束があるの。 ――朝には一度、家に、戻るわ。
だいじょうぶ、 そんなに はなれてないもの。
(316) 2010/03/25(Thu) 10時頃
|
長老の孫 マーゴは、墓守 ヨーランダの方を、見て。
2010/03/25(Thu) 10時頃
|
…公園でね、 お散歩しようっていう約束、 したのよ、今日。
大学の図書館の窓際の、 きれいな、赤い色の髪の子。 ケイトさん、っていうの。ひょっとしたら、知ってるかしら。
だからね、明日、公園にいくわ。
[こんなときだから、約束を守りたいのだと、そう。 たとえ誰も来なくても。]
(317) 2010/03/25(Thu) 10時頃
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|
―朝方:住宅地― [少し古い型の携帯電話は白い色。 ヨーランダの連絡先だけはしっかりと持つ。 他の設定は、きっとマルグリットには難しくて無理だった。 夜明けの空、まぶしくもないのに日傘をさす。 火の手が上がる、遠い街。 星は知らん顔で煌めいている。]
――ね。 世界は、きれいなのにね。
[哀しげにつぶやく。]
きっと、晴れるのよ、今日も。
(318) 2010/03/25(Thu) 10時頃
|
|
[丘の上の家、その周りは奇妙に静かだ。 花の香りが漂う。]
…? ゾーイちゃん…?
[自分の家の前で泣いているこども。 ピアノを習いに来ていた子だった。 どうしたの、と屈んで尋ねる。 ――おかあさんもおとうさんもいないの、 と泣きじゃくる。 その子からも、 濃い、 花の、 香り。
濃緑の眸が一度だけ大きく揺れた]
(319) 2010/03/25(Thu) 10時半頃
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|
[けれど、それはどうにか笑みにかえて]
…――そう、…きっと外が騒がしいから 見に行っているだけよ。
だいじょうぶ。
[落ち着かせるように抱いて、 背中をさすった。
――せんせい、こわいよ。
泣くこどもの体が、不意に 崩れて]
(320) 2010/03/25(Thu) 10時半頃
|
|
ぁ
[風にさらわれて、――ほどけて、消えた。]
…、――ゾーイちゃ ん
[暫くその場から動けずに 声を押し殺して
――泣いた。]
(321) 2010/03/25(Thu) 10時半頃
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[ややあって、ゆっくり立ち上がり]
…、――… ……、……――だめ
いかなくちゃ
ごめんね 新しい楽譜 渡せなかったわ…
[花びらになってしまったこどもに言葉を向けて。 焼き菓子と、それからいくらかの荷物を持って 家を出たのは、すっかり明るくなってから。]
(322) 2010/03/25(Thu) 10時半頃
|
|
―桜並木の公園―
[――日も高くなった頃
公園の、桜並木で 日傘をさし、 終りを運ぶ花の香りを乗せた春の風に ワンピースの裾を揺らしながら、
マルグリットは、約束を果たすために佇む。]
――…いいお天気。
[呟き。このような事態だけれど このような事態だからこそ。 約束をした、ケイトの姿を*探していた*]
(323) 2010/03/25(Thu) 10時半頃
|
水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 10時半頃
長老の孫 マーゴは、空を見上げた。公園は、なんだかとても静かだった。
2010/03/25(Thu) 10時半頃
|
[グロリアのメールが来るまで、することがない]
……ちょっと外の様子でも、なんて。 映画なら、これを行った人間は帰ってこないんでしょうけど。 [裏口を少しあけ、外の様子を覗いてみて]
(324) 2010/03/25(Thu) 11時頃
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|
[白々と夜が明ける。 怒号や罵声、耳を塞ぎたくなる様な騒音も、太陽と共に少しは収まるか。
朝になればマーゴが。 約束があるからと、帰るらしい。]
騒ぎも大分収まったようだけれど、気をつけて。
[アパートを出る彼女に、最後に握手を求めれば、応じてくれただろうか。]
(325) 2010/03/25(Thu) 11時頃
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|
[そこから見えたのは、泣き崩れる一人の女性] [暴徒が徘徊してるかもしれない中、見過ごす訳にもいかず]
どうしたの? [事情を聞けば、恋人が「散って」しまったらしく]
そう……それは、お気の毒。 [しかし気付いてるのだろうか、彼女自身も強いの香りを纏っているということに]
ねえ、貴女……いえ、なんでもないわ。 とりあえず、ここじゃ危ないわ。すぐそこに私の店があるから―― [振り返った一瞬に、彼女もまた崩れ去っていた]
(326) 2010/03/25(Thu) 11時頃
|
|
[マーゴを見送った後、黒衣のコートに袖を通し、 自身もまた外へ。 心配してくれるだろう二人には、笑顔を浮かべ]
もう一度外を見てくるよ。 食料品や飲み物とか、あと消耗品とか……少し仕入れてくる。
心配しないで――……。
[私が戻る場所は、貴女がいる所だけだから。]
(327) 2010/03/25(Thu) 11時頃
|
水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 11時頃
|
[外に出れば、ポケットに入れっぱなしにしていた携帯を開く。 タバサのアドレスを開き、画面も見ずに指の感覚だけで、
『今から行くよ。店に行けばいいのかな?』
と打ち込んで。 花の香りに包まれた、桜ケ丘を、ゆっくりと歩き出した。]
(328) 2010/03/25(Thu) 11時頃
|
|
―桜並木の公園― [自分の手を見下ろす。 出て行く間際、握手をしてくれたグロリアを思う。>>325]
…――…だいじょうぶ。 …ちゃんと、また逢うのよ。
[あたたかな食事の風景は とても大切なものとして心の中に沁みた。 花の香りができれば彼女たちには 遠くありますようにと願う。
風に、髪が遊ぶ。]
(329) 2010/03/25(Thu) 11時頃
|
|
――。 [驚くでもなく、嘆くでもなく]
……彼女は、幸せだったかしら? [もしも天国なんてものがあるとしたら、彼女は向こうで再会できるのだろうか] [そんなことを考えながら、店に戻った]
(330) 2010/03/25(Thu) 11時頃
|
|
[住宅街を出て、桜並木の公園を横切って。 商業地帯へとくれば……街並みが一変する。
住宅街も随分荒れてはいたけれど、]
……これはまた酷い、な。
[暴動の跡が残る街並みを、崩れた瓦礫を踏みしめながら歩く。
タバサの店までは、あと少し――]
(331) 2010/03/25(Thu) 11時頃
|
|
[店に戻ったところで、グロリアから着信] [内容を確認して]
『ええ、道中気をつけて。 正面は開いてないから、裏口から入ってちょうだい』 [そうして、二人分の食事を作り始めた]
(332) 2010/03/25(Thu) 11時頃
|
|
− 自宅 −
……?
[遠目に狼煙の如く煙が立ち上っている。 何かしら起きているのかもしれない。 街を俯瞰するのも飽きてきた。 家をでれば何時もの調子で散歩を始める]
(333) 2010/03/25(Thu) 11時頃
|
|
わ……。
[桜のモノとも違う濃密な花の薫りが風に払われるように散ってゆく。 香水をぶちまけたかのような強烈なそれに少し驚いたがそれが何か直ぐに理解できた]
(334) 2010/03/25(Thu) 11時頃
|
|
[タバサからの着信に、携帯が再度震えた。 手に取り、開いて。
『もう着くよ。裏口からだね? 判った。』
と、返信。 注意深くまわりを警戒し、裏通りに入ると、 裏口から店内へと――]
……タバサ、いる? 遅くなってごめん。
(335) 2010/03/25(Thu) 11時半頃
|
|
―桜並木の公園―
[たくさんの人が死んだ。 市街地程それが自覚できる。 これが死の薫り。
水色のフードを目深くかぶり、足元へ視線を落とす。 香り忌避するように、破片を見ないように歩き続ければ自然とヒトが少なく広いスペース、公園にたどり着いた]
(336) 2010/03/25(Thu) 11時半頃
|
|
・・・・・・。
[>>329顔を上げれば風に髪をもてあそばれる女性の横顔。 どこか力なくベンチに座るその姿に死の陰を感じたのはきのせいか――無言で歩み寄り、至近距離でじっと彼女を見詰める。服装と背、その行動からそれは酷く幼く見えたかもしれない。]
(337) 2010/03/25(Thu) 11時半頃
|
|
[着信音と、それから携帯を開く間もなくきぃと扉の開く音]
ああ、いらっしゃい。ごめんね、急に呼び出したりして。 今食事を作ってるから、席に座って待ってて。 [それからそう時間もかからないで]
生ハムのサラダと、ミネストローネ。 魚介のドリアと、ラムチョップ。 デザートには桃の赤ワイン風、と。 ちょっと贅沢してみたわ。
(338) 2010/03/25(Thu) 11時半頃
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―公園―
[足音がした。 ベンチに座り、日傘をさしたまま、顔をあげる。 探している、待っている子では無かったけれど――]
こんにちは。
[至近距離で見つめてくる少女 ―幼く見えたゆえそう思ったのだ―へ 笑みを浮かべ、言葉を向けた]
どうしたの? 迷子さん、かしら。
(339) 2010/03/25(Thu) 11時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 11時半頃
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いや、構わないよ。 それに貴女にはたくさん甘えてきたから……気にしないで。
[謂われるままに、椅子に座り、 彼女がテーブルに広げる料理の数々を見る。]
……どうしたの、こんなに。
[驚き、タバサを見れば……眼の端にうっすらと残る涙の跡。]
……なにか、あったの?
(340) 2010/03/25(Thu) 11時半頃
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>>339
こんにちは。
・・・・・・迷子? そうかもね。 私も・・・・・・あなたも迷子に見える。
[笑みを浮かべる女性に何処か曖昧な言葉を返し 問う事も無く隣に腰を下ろして顔を見詰め続ける]
(341) 2010/03/25(Thu) 11時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 11時半頃
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―公園>>341―
……?
[小首を傾げて]
わたしも、迷子? …どうかしら、道には 迷ってないのよ。
[曖昧に濁すような言葉に返す言葉は やはり少し曖昧か。 じっと猫のような大きな眸が見つめてくるのに 不思議そうに見つめ返した]
なあに? わたしの顔、なにかついてる?
[少し、子供に語りかけるような調子なのは 実際年齢よりも幼く見ているからだろう。]
(342) 2010/03/25(Thu) 11時半頃
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―― 商業地区・廃ビル ――
……っ
[意識を取り戻してから どれくらいの時間が過ぎただろう。 春先と云えど、一枚も纏う物が無ければ当然、寒い。]
イリス……
[冷たいコンクリートの上で、 我が身を抱きながら、名を呼んだ 届かない声は積もった花びらの残滓に溶けていく]
………イリス。
[気付けば、声は涙に塗れて居た。]
(343) 2010/03/25(Thu) 11時半頃
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……あは。バレちゃうかな、やっぱし。 [ぐす、と涙の後を拭って]
ここで働いてた、イリスって子。 知ってるかな? [名前は知らなかったとしても、特徴を述べれば分かるかもしれない]
目をかけてたんだけど……巣立って行っちゃった。 彼女の幸せが、何よりも喜ばしかったはずなのに。 ……なのにどうして、涙が止まらないのかな?
(344) 2010/03/25(Thu) 11時半頃
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>>342
そう。 迷っていないならいいけれど・・・・・・ね。
[じっと彼女を見詰めていたアンバーの瞳。 ふと、視線を外せば青空に向けられる]
色々とついているように見えたから・・・・・・。 うん。 そう、「ついている」かな。
「こんな所」で何をしているの? 散歩……? それとも誰かと待ち合わせ?
[やはり曖昧な返事を返し別の問いを向けた。 口調を気にする様子は無い。]
(345) 2010/03/25(Thu) 11時半頃
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ごめんなさい…… 助け、られなかった
[花びらと共に、散るのは血痕。 そして幾許かの、男達の精。 それも今は、泡沫の夢。 幾度も無理矢理に覚醒させられた意識は 途切れ途切れの惨状を捉えただけだった。]
ごめんなさい…
[私の身体には、幾つもの痣。 頬は殴られて腫れてしまい、 鼻や唇には傷跡と凝固した血が残った。 彼女と彼らが華に替わっても、血や精液や記憶は残るのだ。]
(346) 2010/03/25(Thu) 12時頃
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[その涙の跡を擽るようにぬぐおうと、指を伸ばす]
イリス……? ああ、此処で働いてた栗毛の子?
[つい先日。訪れた際に忙しそうに動き回っていた少女を思い出して。 特徴を聴けば、ああ、うん。判る、と思うよ。と答え]
そっか……。 貴女、好きだったんだね、その子の事が。 だから彼女の幸せが嬉しいのに、心が悲しい。
(347) 2010/03/25(Thu) 12時頃
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―公園>>345― …そう思ってるわ。
[琥珀の色の眸は空へ。 横顔を見ていたが、つられたように マルグリットも空を見た。]
いいお天気ね。 ……「ついてる」 って なあに?
[不思議そうにまた小首を傾げた。]
ええと。待ち合わせ、かしら。 約束 したの。お散歩の約束。 こんな状況だけど…約束って、まもりたいの。
今日は、こんなにいい天気なのだもの。
あなたも、お散歩?
(348) 2010/03/25(Thu) 12時頃
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[行為の最中、呻きを聴いた。 既に助けようとした女性の悲鳴は、言葉では無くて。 只、薄気味の悪い、呻きと。 其れでも尚、抵抗したせいだろうか。 鈍い音。握り拳が女性の身体を襲う、音。
……其れが繰り返し響いていた気がする。]
なんで…… なんで私、 だけ 私だけ、生きてるの かな
[言葉は自虐気味に宙を舞う。 全ての人が華と化した、狭い空間で。]
なんで…
[襲われていた女性が、『死んだ…』。 そう思った次の瞬間、私が『殺される…』と。 そう強く、思い、諦めもした、のに。]
(349) 2010/03/25(Thu) 12時頃
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>>348
死のかおり? 花じゃなくてもっと別の……。
[視線を前に戻せば空を見上げる彼女が見える。 何処かごまかすように左の指先で彼女の首筋を擽った]
そう。 約束は……大切だからね。 きてくれるかな。
私も約束をしてたんだけれど こんな状況なら家族と居たいっていわれて……ね。
[散歩かという問いには少し間を置いて頷いた]
(350) 2010/03/25(Thu) 12時頃
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[グロリアの指を避けることなく、身を任せ]
好きだった、のかな。 今じゃもう、確かめようはないけど。 [そうして、自分も椅子に腰掛け]
食べながらでいいわ。 ……昔話、聞いてくれる?
(351) 2010/03/25(Thu) 12時頃
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[擽るように女の指が、タバサの目元を撫でる。 そのまま指は下り、頬を撫でて。]
私はタバサじゃないから、本当にそうなのか、判らないよ。 ただ、そう見えるってだけ。
うん、聞かせて。貴女の事。
(352) 2010/03/25(Thu) 12時頃
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[女性が華と化した次の瞬間。 男達が悲鳴を上げた。 その内の一人が不調を訴えたかと思えば やがて華となり、舞い。 私を陵辱して居た男もやがて、華となり 後は只、埋もれるだけ。
華と血と精液と衣服と、記憶。]
イリス…… ……会いたい
会いたいよ……
[きつく眸を閉じて何度もイリスを呼ぶ けれど、此れでは駄目だ 甘えるだけじゃ、依存するだけじゃ、駄目、だ もしもあの女性のような目に、 私のような目にイリスが遭ってしまったら… それを考えるだけで言い表せない位、怖かった。]
(353) 2010/03/25(Thu) 12時頃
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牧人 リンダは、傍に落ちている男達の衣服を拾い集める。
2010/03/25(Thu) 12時頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 12時頃
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―公園>>350― … 別の?…ひあっ
[くすぐられてびくりとする。 首筋を押さえて声を上げたことを恥ずかしそうにした。]
もう、いたずらはだめよ。
[め、と人差し指を立てて見せた。 続く言葉には居住まいを正し]
来てくれると、いいけれど。 でもね、来てくれなくてもいいのよ。 わたしが約束を守りたくてここにいるだけなのだもの。
…そう、…会いたい人がいるなら…しかたない わね。
[彼女が義肢なのには、気づいていない様子で。]
おうちには、かえらなくて…大丈夫?
(354) 2010/03/25(Thu) 12時頃
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[むかぁし、むかし――そんな語り口で]
あるところに、普通の女の子と、裕福な、しかし身寄りのない病弱な女の子がいました。 病弱な女の子は病院から出ることができず、普通の女の子がお見舞いにくることだけを楽しみにしていました。 二人は、傍目から見ればとても仲の良い友達でした。
(355) 2010/03/25(Thu) 12時頃
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[自分の服はもう、駄目だ。 お気に入りの帽子も…… 此処へ連れられる道中の何処かで落としてしまったらしい。 湧き上がる嫌悪を抑えながら 男達の衣服を掻き集める]
…
[解けた三つ編が視界を覆う よろめきながら少しずつ 少しずつ 着替えていく]
……
[華の香りでも紛れない 男の匂いが 私の身体に纏わり付いた
私は 自分を消してしまいたくなった]
(356) 2010/03/25(Thu) 12時頃
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良家の娘 グロリアは、水商売 タバサの話に、じっと耳を傾けている。
2010/03/25(Thu) 12時頃
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―― 住宅地・襤褸アパート ――
[いつ意識を覚醒させたのか覚えていない。 気付いたらベッドに座り込んで泣いていた。
シビルが死んだ、恐怖。 姉様のいるフランスが沈黙した、恐怖。 リンダがいない、恐怖。]
……く、ぅ……
[気付けばFortunaのバイト開始時間はとうに過ぎていて。 こんな事態に開店しているとも思えなかったけれど。 タバサの顔が、ちらついた]
(357) 2010/03/25(Thu) 12時頃
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>>354
ごめんなさい。
[彼女の声にくすり笑みを漏らす。 小さく呟き立てられた人差し指をヒトの温もりと柔らかみの感じられない右の手を重ね包むように握りしめた]
そっか。 来てくれるといいね。 ・・・・・・この状況で来てくれるなら、貴女の事を大切に思っている事は間違いないと思うけど。
[待ち合わせの相手がどんな人なのか探るように、何処か底の見えない彼女の瞳を見詰める]
私? 私は――うん。 家族は居ないし、気侭な一人暮らし? 家は私だけのスペースだから・・・・・・ そんな場所に少し飽きて出てきたの。
[微苦笑を浮かべて緩く肩を竦めた]
(358) 2010/03/25(Thu) 12時頃
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しかし、普通の女の子にとってはそうではありませんでした。 彼女、実は学校で虐めにあっていました。 学校で嫌なことがあるたび、病院に行っては「私はこいつより幸せ」「こんなのに比べればまだマシ」と、優越感に浸っていただけだったのです。
――しかし、そんな関係にもついに終わりが来てしまいました。
(359) 2010/03/25(Thu) 12時頃
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[虹は神とノアが、世界を滅亡させないと約束した証らしい。 そう謂えば此処最近、虹を見ていないと思った。]
……でも、私がいるじゃない。
[イリス――虹の名を冠する者]
それでも、ダメだって、謂うの……?
(360) 2010/03/25(Thu) 12時半頃
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病弱な女の子の容態が急変し――あっという間もなく、亡くなってしまいました。 普通の女の子はそれを知るはずもなく、病院を訪れたのは亡くなってから何日も経ってから。 空になっている病室のベッドについて看護婦に尋ねれば、手紙を預かっているのだと手渡され。 それを読んだ普通の女の子は、号泣して泣き崩れました。
(361) 2010/03/25(Thu) 12時半頃
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[腫れた左頬。 膨れ上がった下唇。 やや見え難い右の視界。 左足を引き摺るようにして歩き出す。]
いか、なきゃ
[二度と、同じ悲劇を繰り返さぬ為に。 私には、立ち向かうものが、 護るものが必要だから――。]
[やがて廃ビルを後にする身体は、 一路、実家へと向かう。]
(362) 2010/03/25(Thu) 12時半頃
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手紙の内容は、莫大な遺産を全て譲るという遺言状。 普通なら小躍りして喜ぶそれも、しかし女の子にとって問題ではありませんでした。
遺言状の裏に 『貴女のお陰で、私は今まで頑張ることができた。 ありがとう、そしてさようなら。 今まで私にくれていた優しさを、どうか他の人にも分けてあげて』 というメッセージが残されていました。
(363) 2010/03/25(Thu) 12時半頃
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―公園>>358― [素直な侘びには頷いて、 手を握り締められれば少しだけ目を丸くする]
…、……あなた、手…。
[聞いていいものかと琥珀色の眼を見た。]
待ってるのは―― 昨日会ったばかりの子なの。 来てくれると、うれしいけれど。
[待っているのもきっと悪くないことなのだ。 やわらかく笑った。]
…ひとりぐらし?そんなに、ちいさいのに? あ、…ひょっとして、…
[年齢を、勘違いしていたのだろうか、と申し訳なさそうな表情を浮かべる。]
(364) 2010/03/25(Thu) 12時半頃
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…………。
[頬杖をついて、ただ無言でタバサの話を聞いている。 病弱な少女。 彼女の死が、タバサの謂う普通の少女に与えた事を想って。]
(365) 2010/03/25(Thu) 12時半頃
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看護師さんから、意識を失った病弱な子が、うわごとで何度も普通の子の名前を呼んでいた事も聞きました。
自分は彼女の思いを最悪の形で裏切っていたのだ―― その時になってようやく、普通の子は自分の過ちに気付きました。 そして、その贖罪として。最期の約束だけは生涯破るまい、私は私のできる限りの人を幸せにするんだ、と心に誓ったのでした。
[おしまい、と締めくくった]
(366) 2010/03/25(Thu) 12時半頃
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――回想・昨夜――
[>>307 抱きしめ返され、頬を撫でられると、グロリアの居ない不安が癒されて。 戻ってきたグロリアから街の惨状を聞く。暴徒が無政府状態なのをいい事に騒乱状態を引き起こしていると。
その様子を聞いていたマルグリットの呟き>>316]
生きたい、から…… 自分の心が望む事に、忠実に―――…。
人として在りたいがために……
[瞳は昏く沈む。
白い花となって、人としての痕跡も残さずに死ぬのは怖い。
怖い、怖い、怖い。
せめて、死ぬのなら人のままで死にたい―――…]
(367) 2010/03/25(Thu) 12時半頃
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>>364
うん。そう。 右足も・・・・・・。
こんな事になって、腕足云々といった状況でもなくなったけどね。 不幸中の幸いといっていいのかあれな状況だけど。
[見詰められれば素直にそれを口に出す]
昨日。
わたし、14歳だよ。 ・・・・・・エライ?
[流石に昨日今日の縁では――と、言った風で緩く首を傾げる。 彼女の待ち人が居ないか周囲をゆっくりと見回しながら年齢にも気づいた様子の彼女に悪戯っぽく言葉を返した]
(368) 2010/03/25(Thu) 12時半頃
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先輩の事、心配ですけど――。 この事態です……。
約束……。
[>>317 ケイトの名前に女は心当たりは無かったものの。 もしかすると、グロリアはその名を知っているような表情をしただろう、か。] 先輩も悔いを残さないように。
[マルグリットとは離れていても、携帯で連絡が取れるから大丈夫との思いに、その決断を受け入れる。
こんな時だからこそ約束を守りたいとの思いは切実に判る、から。]
(369) 2010/03/25(Thu) 12時半頃
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―― 実家・剣道場 ――
…
[世界は私が居なくても、回り続ける。 意識が無い間も、只管に。 結論から云えば、祖父は居なかった。 ……只、道場に積もる花びらが出迎えただけ。]
ごめんね… ……昨晩の、日本食にすれば良かった、ね
[祖父の好物を。 せめて其れが最後になるのなら、 お味噌汁と納豆をつけて、あげたかった。 暫くは見下ろし、佇んでいたが]
…
[道場の奥に飾られた日本刀。 其れへ手を伸ばすと、掴み、その場を後にする。]
(370) 2010/03/25(Thu) 12時半頃
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……随分長くなっちゃったわね。 けど、聞いてくれてありがとう。
[腹の中のものを全て吐き出したかのように、すっきりとした笑顔で]
(371) 2010/03/25(Thu) 12時半頃
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[早朝……。 厚手のカーディガンを羽織って、ケイトは町外れを歩いていた。 ニュースを知った後、思ったのはあさましいことのために……]
[白い奇病。 あの白い花のような、土のようなものこそ、母親だったのではないか。 この桜ヶ丘に病気を運んだのは、母親ではないか。 そして、母親であった白い花をベランダから捨て、この桜ヶ丘に病を蔓延させたのは自分ではないか……。 小説のように突拍子もないニュースだったからこそ逆に、ケイトにとってはすぐに浮かぶものがあった。伏線が当て嵌まり、物語の構成が見えた。 もちろんそれはただの仮説。真実ではないかもしれない。 だが、その瞬間ケイトが思ったのは、誰かを助けたいでもなく、病を治したいでもなく……、ただただ、自分も母親も悪くはない、加害者ではないと証明したいという、浅ましい願いだった]
[バスも電車も、まだ動いていない。いや、この先動くことはないかもしれない。 だからケイトは、線路沿いに歩いて、母親の勤めていた隣駅の病理科学研究所まで行こうと考えた。 ………が]
……!!
(372) 2010/03/25(Thu) 12時半頃
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どういたしまして、って謂うべきなのかな。
[タバサのすっきりとしたような笑顔に、少しだけ眩しいものを感じて、 眸を伏せる。]
……死になんの意味もない、と、私は思う。 ただ、残された人の心に、何かを残していくだけ。
希望であり、約束であり、絶望であり、悲しみであり……。
出来る限りの人を幸せにしようと思うのは良い事だと思う。 でも、そう誓った普通の子も幸せにならないと、 それはとても綺麗なお話だけれど、とても哀しい事だと、私は想うよ。
(373) 2010/03/25(Thu) 12時半頃
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[膝を抱くように座り込み ちく、たく、ちく、たく 時計の秒針の音を聴いていた]
……遅い、わ。
[幾らなんでも。遅すぎる。 リンダの身に何かあったのではないかと 不安に瞳を揺らした。
携帯電話にリンダのデータは入っていない。 PL×PLの連絡用には店とオーナーとバイトの子しか入れておらず 社員と直接連絡を取ることはなかったのだ。]
…聞いておけば、 よかった。
(374) 2010/03/25(Thu) 12時半頃
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良家の娘 グロリアは、水商売 タバサに微笑む。願わくば、その子にも幸せが訪れるように、と。
2010/03/25(Thu) 13時頃
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[こんな抜け道のような道路まで、封鎖するために置かれた車。 銃を持って走り回る軍人たち。 混乱の理由は、地面に降り積もる、ヒトだった花から知れた]
「封鎖では生温い!病人どもを殺せ!殺して焼き払え!」 [叫び声に足がすくんだ**]
(375) 2010/03/25(Thu) 13時頃
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―公園>>368―
…足も、なの。――そう。 いたくは、ないの?
[傘は腕に凭せ掛け、 開いた方の手で、手をそっと撫ぜた]
…、昨日でも、約束は、約束なのよ。
[と、笑みのまま謂う。]
…14歳?中学生でひとりぐらしなの…?
[いたずらっぽい言葉を真に受けて、そんな風に返した。]
(376) 2010/03/25(Thu) 13時頃
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|
―商業街―
[暴徒と化した住人達が、行き場のない負の感情を撒き散らす。 今まで、この街に居たというのに。 沸き上がる絶望の中で、自分の役割を持とうと必死に正義を振りかざす人もいる。 ぶつかり合えば、白ではなく、赤い花が散った]
――。
[眠たそうな目で、女は街を見下ろしていた。 オフィスビルも、今では警備も手薄。 割られたガラス跡から入れば、こんな屋上に来るのは物好きしか…]
――?
(377) 2010/03/25(Thu) 13時頃
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―商業街―
[ガチャリ。 そんな物好きが居たらしい。ドアの向こうには若い男女。騒ぎが起きたとき、仕事中だったのだろう。スーツ姿の男は軽く目を見開いたが]
「止めないでください」
[そう、悲しそうな目で笑って。 女性はその手を握り、彼をビルの敷地外へと…]
(378) 2010/03/25(Thu) 13時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 13時頃
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痛かった、よ。 骨が砕けて肉が千切れる感触は・・・・・・。
[思い出しながら口元に手を重ねて微苦笑を浮かべた。 義手をなぜる彼女の手にどこか不器用な様子で握手をするかのよううに握りしめる。]
不思議なひと。 何か、あなたの傍は居心地が良い。
[ぽつり感想を漏らすが信じてしまった様子にくすくすと笑みを漏らし子供が甘えるように彼女に肩をよせて身を預けた]
(379) 2010/03/25(Thu) 13時頃
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[死に意味などない、という言葉に]
そうかもしれないね。 私も……彼女の死ではなく、彼女の生きた証である約束に、私が背負うだけの価値を見出したから。
[ふ、と哀しげな微笑を浮かべ] けど……私は忘れちゃったよ、幸せになる方法なんて。 貴女が、教えてくれるの?
(380) 2010/03/25(Thu) 13時頃
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―商業街―
生まれかわっても、一緒に、か。
[ゆっくりと階段を降りながら呟く]
幸せ。だったのかな。
[ビルから出れば、花の香と共に異臭が漂う。 地面に咲いた花を残し、女は歩きだした*]
(381) 2010/03/25(Thu) 13時頃
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|
私が…?
[タバサの微笑に、伏せていた眸を数度瞬かせる。]
私には誰も幸せになんて、出来ないよ。 私にできるのは、今を忘れさせてあげることだけ。
タバサが私にしてくれたように、 辛い事を一瞬忘れさせてあげられる事だけ、だよ。
(382) 2010/03/25(Thu) 13時頃
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――今・アパート――
[眠れぬ夜を過ごす。 眠れば、きっとあの悪夢に魘されるのは確実だから。
それでも朝になれば、マーゴは自宅へ一旦戻るためにアパートを離れた。 彼女を見送る際、ふと外の様子を伺えば、昨夜の喧騒もだいぶ納まった様子。
その後、グロリアも黒いコートを着て外へと向かった。]
信じてるから――…。
[>>327 心配しないで、と語るグロリアに。 昨夜、左手の薬指に落とされた約束は守られたのだから。 彼女を信じて、その頬にそっと口付けて送り出す。]
(383) 2010/03/25(Thu) 13時頃
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|
[携帯電話を握る手がかたかたと震える。 この携帯に登録した何人が、何十人が 既に花になっていることだろう。]
……。
[不安に駆られ、狂った様にメールを送信する。
「生きてる?これを見たら返事して」 「今何してる?」 「ねえ、どうしたらいいんだろう」
……――最早無作為のメールの一通が、 電波が未だ生きているのなら タバサの元に届くかもしれない。
「たすけて」――]
(384) 2010/03/25(Thu) 13時頃
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―公園>>379― …、――。 …… つらかったの、ね。
[痛ましげに、眉を寄せた。 どこか不器用な握手のような仕草を見せる手を包む。 続く言葉には眼を一度瞬かせて]
… そう かしら。 そうなら、うれしいわ。
[少女が零す笑みに、 なにかおかしなことを謂ってしまったろうかと おろ、とした仕草を見せるが、凭掛られればそっと肩を撫ぜて]
わたしでよければ、お話し相手には、なれるのよ。 …今日はいい天気だもの。
[お菓子も在るの、とケイトに約束した分から 少しだけ差し出せる。]
(385) 2010/03/25(Thu) 13時頃
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―回想・アパート―
[信じてると、頬にキスを呉れたヨーランダ>>383を、 ぎゅっと、強く抱きしめる。
其の耳元に、唇を寄せて。]
うん、信じて。 私が還る場所は、貴女のいる所だから。せんぱ…ヨーラ。
[初めて彼女を名前で呼んで、もう一度抱きしめる。
名残惜しげに身体を離して、夜が明けた街へと――]
(386) 2010/03/25(Thu) 13時頃
|
|
その一瞬を終えてしまえば……貴女もまた、飛んでいってしまうのでしょう? だったら。 [ちゅ、と軽く口付けをして]
これだけで、十分よ。
(387) 2010/03/25(Thu) 13時頃
|
|
でも、もう大丈夫。 ほら――そんな事は、関係なくなるから。
[風に乗って訪れる薫り。 どこか無邪気に笑みを浮かべた。]
木陰で休んでいるみたいな・・・・・・。 木みたいな人。不思議。
いいの?
遠慮なんてできない性格だけど。
[肩をなぜられれば擽るような吐息を手に吹きかける。 悪戯じみた態度と言い、じーっと見詰める大きな瞳といい、やはり猫科の雰囲気を纏っているいるかもしれない]
(388) 2010/03/25(Thu) 13時半頃
|
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うん。私の帰る場所は…もう決めたから。
[軽く触れるだけの口付けに、苦笑いを浮かべて。]
タバサに逢えて良かったよ。 タバサがいてくれたから、 きっと私は自分が壊れそうな夜を耐えられた。
貴女がいてくれて。 貴女に逢えて、本当に……感謝してる。
[柔らかく微笑み、右手を差し出す。]
(389) 2010/03/25(Thu) 13時半頃
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そう。……それなら、良かった。 これでまた一つ、約束を果たせたから。
[右手をぎゅ、と握り]
途中まで送っていくわ。 時間も遅くなってきたし、道中危ないでしょうから**。
(390) 2010/03/25(Thu) 13時半頃
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―公園>>388―
…――、… ――…そうね。
[無邪気な笑みを、何処か哀しげに見つめる。 死が間近に迫るなか、 胸中に訪れるものはそれぞれだろうが。]
…――木。そう在れるなら、うれしいのだわ。
いいのよ、お話は好きだし、 お菓子はたくさんあるもの。
[小首を傾げば肩から黒髪が流れ落ちた。 息を吹きかけられ、くすぐったそうに目を細める。]
あなたはなんだか猫さんみたいね。 まあるい眼の、チェシャ猫かしら。
(391) 2010/03/25(Thu) 13時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 13時半頃
|
[ふるりと頭を振って]
約束なんて……。 そんな約束がなかったとしても、 私はきっと、今。同じ思いを貴女に抱いてたと思う、よ。
[確りと握られた右手。 送るという言葉には素直に有難うと礼を述べて。]
貴女も、戻る時は気をつけて。
[途中までをタバサに送ってもらい、 適当な店に入ると保存の効く食料をいくらか分けてもらって。 アパートへ戻るだろう。
私が還るべき場所と、決めた人の元へ。]
(392) 2010/03/25(Thu) 13時半頃
|
歌い手 コリーンは、結局、眠れたのは朝方になってから。
2010/03/25(Thu) 13時半頃
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そうだよ。
これが、あなたの終末の過ごし方なんだね。
[鳥の鳴き声、風に舞い散る花弁。 遠めに見えるのろしのような煙は大きくなっているように見えるけれど、車の排気音は遠く、人の気配も少ない。]
そう。 いつもそこに在る木。 人とは時間の流れが違うように見える。
チェシャ猫? 何か――性格が悪いといわれてるみたい。 それとも、いつの間にか消えていそうだから?
[くすくす笑って、「どんなお菓子があるの?」と、首を傾げて尋ねた]
(393) 2010/03/25(Thu) 13時半頃
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[グロリアを送り出した後、時間が少しして。 携帯がメールの着信した音を鳴らす。
着信した人物の名を確認して、メールの内容に目を通してから、コリーンに向かって囁いた。]
コリーン、公園の方は無事みたい。 コリーンは何処か、向かいたい場所はある?
今は街も落ち着いているみたい――。
[と告げ**]
(394) 2010/03/25(Thu) 13時半頃
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―公園>>393― …――。…そうね。 うん。わたし、最後までいつもどおりにいられたらいいな、 って思ってるの。
こんなときだからこそ。 だって…世界は、こんなに綺麗なのに。
[見上げた先、桜の花が咲き誇る。 この花が終わって仕舞う前に 世界はきっと、終わるのだ。]
…――わたし、ともだちや、父にも のんびりやさんね、っていわれるのよ。
[冗談めかして小さく笑い]
ちがうのよ。わたし、チェシャ猫すきなの。 チェシャ猫は、いたずらずきで、でもきっと、とってもやさしいの。
[ハンカチを膝に広げて置くのは、クッキーやサブレ。それから、小分けにしたパウンドケーキ。]
(395) 2010/03/25(Thu) 14時頃
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その綺麗な世界を維持するために・・・・・・排除されたみたいだね。 お前達はいらない子なんだよって星に言われたみたい。 「狭い家」の中で暴れすぎたんだよきっと・・・・・・ね。
[風で渦巻きソラへあがってゆく花弁。 ソラと同化するかのように見えなくなった いずれ自分もソラに還るのだろうかとぼんやり思う]
(396) 2010/03/25(Thu) 14時頃
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うん。 近くにいる人たちがいいたくなる気持ちはよくわかるよ。
とりあえず――今が楽しめるうちはこうやって楽しもうかな。
[「頂きます」と、呟いてクッキーを手に取れば半分に割って口に入れる。 口内に広がる紅茶の風味に目を細めてゆっくりと味わいはじめた]
そう? いい風に解釈しすぎだと思うな。 きっと我侭なだけ、だよ。 かかわったお陰で結果的に何かいいことがあるかもしれないけれど・・・・・・きっとそれも偶然。
・・・・・・結婚、してるの?
[クッキーの片割れを食べ終わり、次に何を食べるか視線をさまよわせながら唐突な問いを向けた]
(397) 2010/03/25(Thu) 14時頃
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長老の孫 マーゴは、ふと、震えた携帯を見て、あまり慣れない手つきで確認する。
2010/03/25(Thu) 14時頃
楽器職人 モニカは、首を傾げて携帯に視線を向けた。
2010/03/25(Thu) 14時頃
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―公園>>396― …そうかもしれないわ。 でもね、…それでも世界は、きっと まだ、あいしてくれていると 信じたいの。 わたし、臆病なのよ。 怒ったり、憎んだりするのは、こわいの。
[何処か静かに、笑みを浮かべ。桜の花びらを受け止める。]
ふふ、でもね、ゆっくりも、すてきなのよ。 …うん、楽しんでくれるとうれしいわ。
[紅茶のクッキーと、これはココア、それから、と指し示す。]
わがままも、かわいいとおもうの。 偶然でも、いいの。わたしには「本当」になるのよ。
…?結婚? いいえ、していないわ。でも、どうして?
[唐突な問にはきょとんとしたあと、ゆったりとそう答えた。]
(398) 2010/03/25(Thu) 14時半頃
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[あれから 何時間経ったかわからない。
空は白んで、次の朝が来る。]
リンダ……
[携帯は 沈黙を守る。 メールを送った先全員が死んでいるなんて思いたくない。 きっと、メールどころじゃないんだ。 きっと、そうだ。
タバサだって―――無事に、きまって、る]
……。
[すんっ、と鼻をならしたあと。 緩慢な動きでベッドを降りた。]
(399) 2010/03/25(Thu) 14時半頃
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―公園― ごめんなさいね、後輩からなの。 おたがい無事ね、って。
[えっと、とキーをゆっくり押した後 携帯電話をそっと閉じる。]
こういう機械、 つかうのあんまり得意じゃないのだけれど、 そう謂ったらね こうすればっ、て簡単に使えるようにしてくれたから、 あのことは連絡がとれるのよ。
連絡があると、やっぱりほっとするのね。
[ひらり、桜の花びらが舞落ちた。]
(400) 2010/03/25(Thu) 14時半頃
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[街に出るのは怖かったけれど リンダの安否が気になって。 約束から、もう、時間が経ちすぎた。 彼女に会えなくなることの方が、ずっと怖い。]
……。
[肖像画が此方を見ていた。 描かれている人物が生きている可能性は低い。 それでも呟くのだ。 いつもの口癖の様に呟くのだ。]
今日も姉様が健やかでありますように。
[口にすると涙が零れた。 だけど手の甲で拭って。 携帯だけを握り締めて自宅を後にする。]
(401) 2010/03/25(Thu) 14時半頃
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>>398
こんな状況なのにまだ信じていたいんだね。
[諦めきった者特有の陰を感じない清清しさすら感じさせる調子で言葉を紡ぐ。 体温が伝わる左手で慰めるかのように優しく頬を撫ぜた。]
うん。私はいつも急いでばかりだったから・・・・・・。 こういうのも良いね。
[もう、急ぐ事もできないし。そんな続く言葉は胸のうちに押し留めた]
そう。信じれば何事も本物になる、か。 なんとなく、ね。
旦那の浮気に気づいても原因を自分の中に見つけて自分を責めたりする苦労してそうなタイプかな・・・・・・とか。 雰囲気が既婚者がもってる落ち着いたものに見えたせいもあるけどね。
[何か感心したかのように頷くが 続く言葉にはやはり悪戯っぽい調子が混じってたかもしれない]
(402) 2010/03/25(Thu) 14時半頃
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ああ・・・・・・。 そうなんだ。お互い無事でよかったね。
最近のは複雑だからね。 ・・・・・・もしかして、約束のひと?
[なれない手つきに納得した様子で頷くが そこに思考が追いついた様子で首を傾げた]
(403) 2010/03/25(Thu) 14時半頃
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―公園>>402― …うん。
[影もない、青空に似た調子の声に小さく頷いた。 頬を撫ぜられると擽ったげに、それでも少し 哀しげに笑んだ。ありがとう、と添え。]
ね。…いろんなものが、見えるのよ。
[押しとどめた言葉は、見えなくて。 彼方の約束を思い。]
ええ。わたしは、それがいいの。 …、――。
[またきょとんとしてから、もう、と小さく困ったように笑む]
おませさんなのね。 大人をからかったらいけないの。
(404) 2010/03/25(Thu) 14時半頃
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[彼女の小指にコンビニで売っている赤い糸を結んでおけば良かった。 いつでもどこでも辿ればに行けるようにしておけば良かった。
どうしてあの時一緒に居なかったんだろう。 どうしてあの時、リンダを置いてきたんだろう。]
――…
[花の馨が、町中に充満している。 白い粉が所々で視認できる。
空はあんなにも澄み渡っているのに。]
(405) 2010/03/25(Thu) 14時半頃
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うん。よかったわ。
ほんとう、いろいろボタンがあって、 なかなか覚えられないの。 むつかしいのね。
ううん、約束の子とは別の子。 後輩といえば、どっちも後輩なんだけれど。
[――ゆっくり、ゆっくり、人を待つ。 雲は変わらず流れて行く。]
(406) 2010/03/25(Thu) 14時半頃
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[もし、コリーンが診療所に向かいたいと語るのならば、彼女に一人で向かえるか、それとも付き添った方がいいか確認する。
一人で行きたいとコリーンが述べたとしても、診療所へ向かう道中の案内を兼ねて、彼女に付き添って、その後は彼女の自由に任せて。 付き添いを希望するのなら、診療所が酷く花の馨に包まれている事に驚くか。
グロリアが>>392 戻る頃までには、女はアパートに戻っているだろう。]
(407) 2010/03/25(Thu) 14時半頃
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墓守 ヨーランダは、携帯が再び鳴ったのを確認して、仄かに微笑んだ。
2010/03/25(Thu) 14時半頃
良家の娘 グロリアは、コツコツ、とドアを叩く。手には少しの荷物を持って。
2010/03/25(Thu) 15時頃
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>>404
最後のひととき、かぁ。
[礼を言われれば、手の甲が再び彼女の頬を撫でて離れてゆく]
ほんと、お人よしさん。
とりあえず・・・・・・携帯のほうはそれだけでも使えればいいんじゃないかな。
んーと。 そろそろいかないと。 お菓子ありがとう。
[どこか困った様子で呟き、微苦笑を浮かべて立ち上がる。 ゆっくりと背伸びをすれば、別れの挨拶か彼女の前髪に唇を重ねた]
おませさんは――あなたのほうに見える。
[キスの後、ぽつり耳元で囁いた]
(408) 2010/03/25(Thu) 15時頃
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―アパート―
いない、のかな。
[なかなか開くことのない扉に、小さく呟いて。 ポストの中を探るけれど、指は虚しく空を切る。]
鍵がないから、いると思うんだけど……。
――っ!
[嫌な想像が脳裏に浮かぶ。
咽かえる様な、甘ったるい花の香り。 ひらひらと花弁が舞って、そこにはもう、誰も――]
(409) 2010/03/25(Thu) 15時頃
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[ドアを叩く音がすれば、足音を忍ばせ玄関先へ。
のぞき窓からグロリアの姿を確認すれば――ドアチェーンを外し、開錠する。]
お帰りなさい――…。
[不安に満ち溢れた彼女の表情に]
出るの遅くなって、ごめんなさい。 人の気配がしないように、奥の部屋で待っていたから。
でも、無事でよかった……。
[グロリアの無事を確認するように、彼女が奇病に罹って居ない事を、花と化して消えない事を願い、背に腕を回してハグをする。
彼女から花の馨がしない事に深く安堵して。]
(410) 2010/03/25(Thu) 15時頃
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[ドアが開き、ヨーラの顔を見れば。 自然と涙が頬を伝う。]
いなく、なっちゃったのかって…思った。 貴女も、私を置いて逝ってしまうのかって……。
[背に腕が回されると、自らも腕を回して。 その存在を確かめるように、強く強く抱きしめる。]
好き。 貴女が好きだよ、ヨーラ。
だから貴女まで、私を置いて逝かないで。
(411) 2010/03/25(Thu) 15時頃
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―公園>>408― …――そうね、… [頬を撫ぜる手にくすぐったげに目を細める。それから首を傾いで]
おひとよし…そうなのかしら。 うん、メールと、電話と。できたら、いいの。 [困った様子に首を傾いだまま瞬く。]
ええ。おはなし、ありがとう。 楽しかったのよ。公園には、よく来るの。よかったら、また――
[と、前髪に重なる唇に眼を丸くした。]
え、えっと。
[少し頬が赤くなった。]
え…?
[続いた耳元の囁きに、顔を少しだけ少女の方に向けた。]
(412) 2010/03/25(Thu) 15時頃
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貴女までいなくなったら……私はきっと、壊れてしまう、から。
(413) 2010/03/25(Thu) 15時頃
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―― 商業地帯 ――
いっしょにくらそう
ちらかってるけど ふたりでねむれるばしょはあるわ
[虚空になげることば]
ふたりは しわくちゃになっても いっしょにいるの
[こわいこわいこわい]
うまれかわっても ずっといっしょ
(414) 2010/03/25(Thu) 15時頃
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次は此方がなにかお菓子を用意しとかないと。
[鼻先が触れ合うような距離でくすり微笑を漏らす]
ないしょ。
[問うように漏れた声に人差し指で彼女の鼻先を撫ぜて後ろへ下がる。]
また・・・・・・ね。
[胸元で小さく手を振れば、背を向けゆっくりとした歩みで通りの方へと歩きさっていった。後に残るのは花のモノとは違う彼女の纏う香水、清潔感のある中性的な薫り**]
(415) 2010/03/25(Thu) 15時半頃
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[涙が頬を伝うのを見れば、その雫をそっと指で掬って。]
グロリア…… あなたを置いて、いなくなる事なんて無いから――。 安心して?
[強く抱きしめる彼女との逢瀬を深く味わう。 触れる事で感じる彼女の鼓動の音を、肌の熱を感じて、その存在を確かめて。]
私も、好き――…。 あなたが好き。愛してる――…。
だから、置いてなんていかないって、約束するよ。
[彼女の唇に、恋人としての誓いをするように唇を重ね。]
(416) 2010/03/25(Thu) 15時半頃
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―公園>>415―
お菓子、… 。
[琥珀色のまあるい眼。小さな笑みは猫を思わせる。 とても近いから、少しどぎまぎとした。]
ないしょなの?
[鼻先撫ぜられて一度だけ眼を瞑る。 指先と、それから琥珀の眼を視線で追って]
猫さん、わたしは、マルグリットというのよ。 ええ、また、ね
[こんな状況だけれど、再会を願う言葉を重ねた。 花ではない、残り香。 前髪にそっと触れてから、彼女の姿が見えなくなるまで、ずっと見ていた。]
(417) 2010/03/25(Thu) 15時半頃
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いなくならないから。もし壊れるなら、その時は一緒――。
(418) 2010/03/25(Thu) 15時半頃
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―回想・グロリアが発ってすぐ [グロリアとマーゴを見送って、所在無げに佇んでいたが、>>394の言葉に少しだけ微笑んだ。]
うん。 こんな状況で、公園で過ごしたい人もそう居るまい、ね。 落ち着いている…か。 先生…診療所、無事だろうか。
[心の隅では分かっているけれど 一抹の希望を胸にぽつりとつぶやいた。] 一度、診療所に行きたいな…。 …確かめたい。 [ヨーランダが付いてきてくれると言うのに微笑みを返す。 申し訳なさそうに]
…すまない。 君まで危険な目に……。 ……ありがとう。
[ヨーランダに連れられて、診療所へと向かう。 花の香りに混じって、様々な物が、視覚以外の五感を責め立てた。]
(419) 2010/03/25(Thu) 15時半頃
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長老の孫 マーゴは、良家の娘 グロリアと――
2010/03/25(Thu) 15時半頃
長老の孫 マーゴは、墓守 ヨーランダと、そしてコリーンの無事を、祈りながら。
2010/03/25(Thu) 15時半頃
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私も……愛してる。
ありがとう、ヨーラ……。
[唇が重なれば、深く深く、 一つに溶けてしまうほどに、交わって。
少しだけ恥ずかしそうに、笑い、おでこをこつんとぶつける。]
私。すごい、今カッコ悪い……。 勝手に変な想像して、泣いちゃって……。
[照れ隠しなのか、くすくすと笑って。 もう一度、今度は自分から唇を重ねた。]
(420) 2010/03/25(Thu) 15時半頃
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墓守 ヨーランダは、長老の孫 マーゴがお菓子を届けてくれると連絡をくれた事グロリアに告げ。
2010/03/25(Thu) 15時半頃
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[>>418の言葉には、ただ一言]
……うん。壊れるときは、二人、一緒に――…。
(421) 2010/03/25(Thu) 15時半頃
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良家の娘 グロリアは、墓守 ヨーランダを抱きしめた。
2010/03/25(Thu) 15時半頃
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[診療所は荒れているだろうか、いつものままだろうか。 確かなのは、むせ返りそうな程の香り。]
ああ…。 やっぱり、あの時、もう……?
[診療所、ヨーランダに連れられて入口の前に立つ。 静かな場所が、今は苦痛に思えた。 ヨーランダに笑いかける。]
ありがとう。 …申し訳ない、少し1人で居ていいかな…? ここならきっと大丈夫だろうから。 先に行ってくれて構わないよ。 連絡する。
[ヨーランダは1人で戻る事を良しとしないだろうか。 腕を引き寄せるように抱きしめて、礼を言った。]
ありがとう。 でも、本当に大丈夫だから。 行ってくれ。
[ヨーランダを追いやるように帰し1人、診療所の受付に座っている。]
(422) 2010/03/25(Thu) 15時半頃
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良家の娘 グロリアは、墓守 ヨーランダに、マルグリットが?と目を瞬かせて、そう…それは楽しみだね、と穏やかに微笑むだろうか。
2010/03/25(Thu) 15時半頃
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[溶け合うように深く、深く彼女に侵入し。 二人の境界が曖昧になるような、多幸感に包まれる、交わり。
恥ずかしがるように、おでこがぶつかると。 女もそれに答えるように微笑んで]
ん、でも――…。 可愛い、よ?
[照れ隠しをする彼女に微笑み。
グロリアの方から重なる唇の感触を味う。 離れないでと謂うように、時を忘れて彼女との逢瀬に溺れる]
でも、私が花と化し人として存在できなくなる日は近いと思うの。 人として存在できずに壊れてしまう、のなら――…
その時には――…
[そっと、首筋を押さえ]
(423) 2010/03/25(Thu) 15時半頃
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良家の娘 グロリアは、長老の孫 マーゴと別れた時の事を思い出しながら、彼女も無事でよかったと、安心する。
2010/03/25(Thu) 15時半頃
|
もう、からかわないでよ。 可愛いのは貴女の方だよ……。
[少しだけ拗ねたように唇を尖らせて、 でも微笑むその顔が愛しくて、自然に唇が重なる。]
大丈夫だよ。 前にも謂ったでしょう?
貴女を守るって。
貴女を連れていくのは、私……。 誰にも、渡さない。
[許されるなら、首筋を抑える手を取って。 約束――と、その手にキスを。]
(424) 2010/03/25(Thu) 16時頃
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―― 本屋 ――
[ベネットが居ないのは分かっている。 働いていた頃の残滓を掻き集めるように 訪れた。
ベネットがいつも座っていた椅子に、 白い粉。]
…――
[その時不意に、ピリリ、ピリリ、と テーブルに置かれた携帯電話が鳴った。 すぐに止んだからメールだと思う。
ベネットの携帯だ。 そっと手に取ると、ぱちりと開く]
(425) 2010/03/25(Thu) 16時頃
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[拗ねたように唇を尖らせる様が、とても愛おしくて。 自然と重なる唇。
啄ばむようにその拗ねた唇を何度も吸って。 抱きしめるグロリアを強く抱く。]
守ってくれると謂われて嬉しかった。 薬指に交わされた約束――…
何時しか、あなたのことしか見えなくなってきていたの。 連れていって、誰にも、病にも、私を渡さないで。 愛してる――…
グロリア……ずっと一緒。
[首筋を抑える手に再び交わされる約束のキス、応えるように。 彼女の薬指に女も口付けて**]
(426) 2010/03/25(Thu) 16時頃
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[メールの差出人の名前は、聞いたことがある。 ベネットが時折、照れくさそうに話していた 彼の、幼馴染の、女性の名。
『何度もメールしてごめんなさい。 あなたの無事が知りたくて。
でもこれで最後にします。
ベネット。 あなたのことが、好きでした』
――…]
(427) 2010/03/25(Thu) 16時頃
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―公園― [風が吹いた。桜は咲く。 荷物からショールを出してきて、羽織る。 花の香、琥珀色の眼の猫の香水の残り香。 クッキーをひとつつまんで、かじった。]
うん。
[おいしくできた、こどもたちのお気に入り。 腕の中で消えたゾーイ。 朝、ピアノの稽古の時間になってもだれも来なかった。]
…。……――。みんな、いってしまったのね。
[日傘を抱くようにして、眼を伏せる。 大学も――静かだろうか。]
(428) 2010/03/25(Thu) 16時頃
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なん、で
[言いようの無い、 行き場の無い思いが、 蟠る]
ベネット……好きだったんじゃないの。 なんで応えてあげないの。
こたえ、なさいよ 応えてあげなさいよ!!
なんで、なんで、なんでッ……!!
(429) 2010/03/25(Thu) 16時頃
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私もいつの間にか、貴女を見てた。貴女だけを、見てた。 コリーンと一緒に居る貴女を見て、嫉妬で狂いそうだった、よ。
[口づけの合間に、贖罪をするように、告解して――。
柔らかなヨーラの唇が薬指に触れれば、 今まで感じたことのない幸福感に包まれる。]
うん、ずっと一緒だよ。愛してる――
[不安も何もかも、通じあえた喜びに、かき消える。
今、この瞬間だけは幸せな時を、愛する人と二人、ともに――**]
(430) 2010/03/25(Thu) 16時頃
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良家の娘 グロリアは、受付 アイリスに話の続きを促した。
2010/03/25(Thu) 16時頃
良家の娘 グロリアは、受付 アイリスに話の続きを促した。
2010/03/25(Thu) 16時頃
良家の娘 グロリアは、牧人 リンダに話の続きを促した。
2010/03/25(Thu) 16時頃
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[泣きそうになるのを堪えて 彼の携帯電話を白い粉の中に置く。 せめて。せめて向こうで想いが通じますようにと。]
早く…… 早く、会わないと……
リンダが、死んで、しまう、前に―――
[街を彷徨い、リンダの姿を、*探し回った*]
(431) 2010/03/25(Thu) 16時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 16時頃
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――回想・診療所――
[>>422 アパートから診療所までの道。ここら辺はまだ暴徒に荒らされていても、その被害は軽微だったようで。目の見えないコリーンも、無事に辿り着く事ができた――。
診療所の周囲は白い粉が舞っていて、擽るような花の匂いが香る。]
此処には、もう――…。
[――誰も、居ない――と言い掛けるも。 コリーンの苦痛に満ちた表情、それを隠すような笑みに、女は言葉を飲み込む。 此処は、彼女が先日まで居た場所。診療所の先生や看護師は彼女にとって親しい人だったかもしれない。
一人で居てもいいかな?と謂う彼女の心情を思い。コリーンが連絡する、大丈夫との言葉に――。
こくり頷いて。]
何かあったら、連絡して。
[それだけは約束して、と伝え。診療所の中に入って行く彼女と分かれた]
(432) 2010/03/25(Thu) 18時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 19時半頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 20時頃
|
[ドンドンと音がしている。 ドンドンドンドンと耳の傍で。 それから、ハアハアと激しい息遣いがする。 目をつぶっていると、少しずつ両方の音が静まってきた。 それでようやく、それが自分の鼓動と息遣いだと気づいた。 ゆっくりと目を開ければ、白い白い花]
ひッ…!
(433) 2010/03/25(Thu) 20時頃
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|
―商業街―
[衝動的な暴動。 やり場のない感情のソレは落ち着いたのかも知れない。 眠そうな目は辺りを見回して。ゆっくりと、白の中に埋もれた桜色の花弁を掬い上げた]
大学は…今、どうなってるのかな。
[桜並木の傍にある大学。 近いはずなのに、こんな灰色と白と赤の世界からは遠くも感じて。 思い出されるのはこの街の変わり果てた情景]
死ぬのが、正しいの? 暴れるのが、正しいの? わからないよ…
[そう呟くと同時に、桜の花弁は風に流れてどこかに飛んでいった]
(434) 2010/03/25(Thu) 20時頃
|
|
[殺気立った軍人を見て、恐ろしさに動けなくなった。殺せと言っていた。それをなせる武器も持っていた。 死。 殺されると思った。軍人のひとりがこちらを見た。ケイトは見られたと思った。 その瞬間、足が動いた。追われる子鼠ほどに死に物狂いで、ケイトは桜ヶ丘へ駆け戻った]
[死。 父親が死んだのは、ケイトがごく幼い時だ。物心ついてからは、親しい人も、近しい知り合いの死にも接したことがなかった。 それなのに、それなのに]
はな……しろいは、なが……。
[一面に。まる一面に、桜ヶ丘を覆っている]
(435) 2010/03/25(Thu) 20時半頃
|
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―― 商業街 ――
[その瞳は辺りを見渡し、 ある人物を探しながら歩いていく。 然しながら人影は少ない。 居るのは暴徒が主だったがそれも減ったか 余命を残されている人々は自宅などに居るのだろう。
佇む女性の姿>>434に瞬いて]
……あの。
[おずおずと声を掛けた]
人を探してるの。背の高い女の人。 薄ピンク色の帽子を被った……見て、いないかしら。
(436) 2010/03/25(Thu) 20時半頃
|
|
うぇ……え、っく……。 お、おかあさん、おかあさん! 嫌だよう、こんなの、桜ヶ丘じゃない……こんなの、現実じゃないよ! だれかたすけて……こんなのいや、いやぁぁ! [子供のように泣きじゃくった]
(437) 2010/03/25(Thu) 20時半頃
|
|
―商業街―
え?
[怒鳴り声や、絶望への怨嗟などではない。確かに"人"の声。 振り向けば、その姿に。眠そうな目は、一つ瞬いて]
はい…なんでしょう?
[こんな世界では、どこか気が抜けている声かもしれない。 しかし、それらしい声にすることは、女には出来なかった]
背の高い…女の人。薄いピンクの――
[思い返されるのは。まだ世界もやさしかったころ。女を求む場所へと導いてくれた女性]
――ごめんなさい。リンダさんは、見てないわ。
[かすかに目を伏せて。 約束に想いを馳せれば、望んだ名前がこぼれ]
(438) 2010/03/25(Thu) 20時半頃
|
水商売 ローズマリーは、「今、どうしているんだろう」小さく呟いた
2010/03/25(Thu) 20時半頃
|
……? リンダを、知っているの?
[見ていない、という返答には肩を落としつつも 自分が挙げた特徴だけで人物を言い当てた彼女に驚き]
もし、リンダに会ったら イリスが探しているって。 そう、伝えて呉れるかしら。
昨晩別れてから、すぐ会える約束だったのに…… まだ会えなく、て。
[困惑したような、悲しそうなほの暗い笑みを彼女に向け、 荒れ果てた町並みに視線を遣る]
貴女は此処で、何を?
(439) 2010/03/25(Thu) 20時半頃
|
|
―公園ベンチ― [ベンチに腰かけたまま、 マルグリットは遠い喧騒を少しだけ聞いた。]
…みんな、いきたいのね。
[祈りの形に手を組んで、空を見上げた。 とてもよい天気だった]
…、…?
[遠くか近くか、泣き声を聞いた気がして 桜並木の向こうへ目を向ける。]
(440) 2010/03/25(Thu) 20時半頃
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―商業街―
え?…ぁ、あってたんだ…
[思わず、名前を言ってしまったけれど。相手の女性からも同じ名前が出てきて。小さくうなずいた]
うん。こんな風になる前に。紅はこべに、連れてってくれた人だから。 可愛い帽子だったし…リンダさんのお店に行く、って、約束、したんだけど…
[優しかった世界。優しかった人。たった数日前の出来事だというのに]
イリス、さん、だね? うん、分かった…そう、伝えておくね。待ち合わせ場所とか、連絡先は、良い?
[昨晩から。一緒に人と居れた。それは、今はとてもうらやましく思えて。そして。今、一緒にいれない、というのは。とても悲しく思えた。 イリスに何をしているのか、問われれば、困ったような笑みを向ける]
あたし?あたしは――いつの間にか、こんな世界になっちゃってたから。どうしようかな、って。 良い案が、思い浮かばなくって。
(441) 2010/03/25(Thu) 21時頃
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[誰もいない。 助けてくれる人も。恐ろしい人も。 まだ涙は止まらないが、やっとフラフラと立ち上がった]
いつもと同じにしなきゃ……。 昨日と同じ今日でなきゃ……。 [泳ぐような足取りで、桜並木に向かって歩き始めた]
(442) 2010/03/25(Thu) 21時頃
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そうだったの…。
リンダのお店って、PL×PLね。 私はあそこのバイトだったんだけれど、……こんな事態じゃ、ね。
[シフトを確認するまでもない、と微苦笑。 オーナーに電話するのも怖かった。 近しい人が、逝ってしまっている可能性を突きつけられる様で]
連絡先。私とリンダのお互いの携帯番号、知らないの。 一応、貴女に教えておいてもいい?リンダに会ったら、この番号にかけて欲しいって伝えて。
[携帯を取り出すと、赤外線機能で彼女の携帯に情報を送ろうと。 既に充電の残りが少なかった。]
どうしようかな、か……
[彼女の危機感のない口ぶりに、淡く笑い]
一人なの?一緒に過ごす人は? 居ないなら、少し一緒に行動しない?
(443) 2010/03/25(Thu) 21時頃
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ああ、だから…リンダさんと。 うん。もし開いてたとしても…ゆっくり、服を選んでる時間は…
[それはどっちの時間が足りないせい? …ゆっくりと頭を振る]
そっか…うん、そんなことで良いなら。
[連絡先を受け取ろうと、携帯を取り出すけれど。 対照的に、あまり使われない電話の電池は残っていた。 続けられた言葉、笑みに、眠そうな目は微かに細くなる]
良いの? うん、一緒に、過ごしてくれそうな人は…いるかも、知れないけれど… 少し、怖いから。
[うれしそうにするも、そこはかとなく違う感情もはらんで]
(444) 2010/03/25(Thu) 21時頃
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[助けを求める手は、見ないふり。 花に取り縋って泣く声からは、耳をふさぐ。 だってどれもこれも、昨日は存在しなかった。だから、見えないし聞こえないし、存在しない。 大学へ行くのだ。昨日と同じに……]
………。 [ふと立ち止まった、その理由は、昨日の人を見かけたせいだろうか]
(445) 2010/03/25(Thu) 21時頃
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うん…。
[それ以上の関係だとまで言う必要は無いと判断して]
早くお店に来て呉れていたらね。リンダと貴女と、私も一緒に、貴女のお洋服が選べたのに。なんて、今更謂っても仕方ないか。
[もう、そんな平和な頃には戻れそうに無い。 世界は少しずつ、否、急速に、終わりへ向かう。]
ありがとう。貴女のお名前は?
[データを送受信して携帯を閉じ、続く言葉には]
勿論。 こんな世界に一人だと、なんだかおかしくなってしまいそうで。
……怖い?
(446) 2010/03/25(Thu) 21時半頃
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―公園のベンチ―
…ぁ、
[日傘を両手で持って、立ち上がる。 窓際で見たあかいろが見えたからだった。]
――――、 …
[少し離れていてもわかる 痛ましい表情に 心配そうに眉を寄せた。 約束どころではない事態なのは分かっていたから。]
ケイトさん、
[名前を呼んで、少し早足で歩み寄った。]
(447) 2010/03/25(Thu) 21時半頃
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うん。 きっと、楽しかったんだろうな…
[遠い目。 過去のIFほど、妬ましく。どうしようもないことはない。 ふ、と視線を戻せば]
ローズマリー。よろしく、ね。
[ゆっくりと首を傾ぎながらイリスに微笑んで。 きっと、携帯の画面にも名前が表示されたのだろうけれど]
おかしくなっちゃう、かな。 いや、きっと、そうなのかも。
[考えようとしたけれど。すぐに止めてしまった]
うん…怖いの。 貴女じゃない、って。"選ばれる"のが…"知ってしまう"のが。
(448) 2010/03/25(Thu) 21時半頃
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あ……。
[昨日と同じ。今日が昨日と、確かにつながっている、という証拠を見つけ、緊張の糸が切れそうになる。 駆け寄ってその胸にすがりつき、聞き取りにくい泣き声で、昨夜からのことを話そうと]
(449) 2010/03/25(Thu) 21時半頃
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…――
[遠くを見るような眼差しの彼女に、それ以上、例えばの話をすることは出来なくて。僅かに眸を細め、彼女の視線の動きを追う]
うん。さっきも言ったけど私はイリス。 宜しく。
[充電を気にした所為かすぐに携帯を閉じてしまったので、そこに表示された名前にまで頭が回らなかった様だ。]
…こんな桜ヶ丘を見ているとね。 過去の桜ヶ丘を求めるが余りに狂ってしまいそう。
[荒れすぎたセカイは、私たちに何を齎すのか]
……、好きな人が、いるの?
(450) 2010/03/25(Thu) 21時半頃
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―公園>>449―
[駆け寄ってくるケイトをそっと抱きとめた。 あやすように背中を撫でる]
…こわかったわね、 ……ここは、だいじょうぶ。
[桜の花が、風に舞った。]
うん…ゆっくりで、いいのよ。 ……すわる?
[何か話そうとするのを、そうやって促した。 ベンチのほうがいい?と小首を傾げた。]
(451) 2010/03/25(Thu) 21時半頃
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イリスさん、ね。
[もう一度。なぞるように。覚えるように呟いて]
たった、数日前だもの。 あたしも、どこかで、元に戻ってくれる… "奇跡"を待ってるのかも。
[「奇跡」という言葉を使う。 つまりは。もう、戻らないと、あきらめているということ。 自然とこぼれる言葉は本心をぽろぽろとこぼしていく]
――どうなんだろう。男の子と、そんなに話したことないから。
[ゆるく首を傾げつつ]
でも。今、一緒に居たいのは貴女じゃない、って。 貴女のことは、切り捨てても良いって"選ばれ"ちゃうのが…怖くて。
[そう、困った様に笑んだ]
(452) 2010/03/25(Thu) 22時頃
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そう、本当に此れは長い夢を見ているだけで 目を覚ましたら当たり前の日常が在ればどんなにいいか。 奇跡――ね。
[奇跡は起こらないから奇跡だと、謂う。 彼女の言葉に滲む諦観を察した。]
……。うん。
[彼女の"怖い"という感情に同調するように頷く。]
一緒に居たくない人だと"選ばれ"たら 花のように散る前に、己の命を絶つかしら。それとも絶望を感じながら、死を待つかしら。
……そう、それは貴女が"選ばれる"可能性があるとしても 同時に"選ばれない"可能性があるからこそ、恐れて当然。
でも、ね。 後悔しながら死んで逝くのも、とてもつらいと思うわ。
[そっとローズマリーの手を取って、確かめるように、握る。]
(453) 2010/03/25(Thu) 22時頃
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そうだったら…その日だけは真面目に講義を受けちゃうかもね。 真面目に受けたことないから、受けれるかは分からないけれど。
[思い出し笑い。よくよく考えると、講義の内容を覚えているほうが稀で]
分からない。その時に、なってみないと。 さっきまでここに居た人みたいに暴れちゃうかもしれないし。 さっき出会った人たちのように。自分で死のうとするかもしれない。
最初から分かってれば…こんな気持ちにならなくてもすむのに。
[ふと、手を握られて。眠そうな目が微かに見開いた]
争うのも…"知って"しまうのも、怖いの。 知ってる人が、怖い目で見つめてくるのは…もう、いや。なの…
[久しくも懐かしい人のぬくもり。願ってないのに目の前がぼやけた]
(454) 2010/03/25(Thu) 22時頃
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……不真面目な大学生なのね?
[彼女の言の葉にプロフィールを知れば、窘める様な視線を向ける]
貴女の想い人が、どんな答えを返すかは私には分からない。 だけど――
[先刻交換したデータの入った携帯を軽く揺らし]
何かあれば相談くらいには乗るわ。 死にたいなら死にたいって謂いなさい。 暴れたいなら暴れたいって謂いなさい。 私は必死でそれを止めに行くから。
[芯のある、真摯な眼差しで彼女を見つめて謂う。荒れた街で、ぐらぐらと、揺れて、崩れ落ちそうだった心を、理性的に戻してくれたのは、彼女の存在だったから。その恩を静かに感じていた。]
出逢ったばかりの私が言うのも何だけど。 ローズマリー。貴女は一人じゃないから、ね。
[彼女が拒まぬならば、ふわりと。その細い身体を抱き寄せようと]
(455) 2010/03/25(Thu) 22時半頃
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マルグ…ットさん……私、私……! [あやされて、少し落ち着き]
最初……お母さんが帰ってこなくて……でも違って……、ニュースで白い花……い、い、居間にあった花みたいな土……!! わ、私……! 私、お母さんをベランダから外に、捨てちゃった!! お母さんを! たったひとりの家族だったのに!!
(456) 2010/03/25(Thu) 22時半頃
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[嗜めるような視線に、ふ、と。 否定も、肯定もせずに]
[真摯な視線。真面目に考えてくれているというのに。 どうしても、目頭が熱くて、眠気が残る目が涙を止めてはくれなかった]
――なん で?
[その優しくも頼もしい言葉に、口を開こうとしても奥から出るのは望まぬ嗚咽]
あり がと。 ごめ。なんだか、涙、止まらな
[ぽろぽろと、崩れかけていた強がりは涙と共に流れ落ちる。 抱き寄せられて、戸惑いながらも背中に手を回して。 その暖かさを知ろうと。感じようと]
一人、だったから。おかしく なっちゃった のかな…
(457) 2010/03/25(Thu) 22時半頃
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―公園>>456― …、…うん。 ……うん――…、あの、病気、ね。…――、
[ゆっくり、言葉一つ一つに頷きながら 悲しげに眸を揺らす。 ――たったひとりの、かぞくだったのに]
……お母さまが………、そう……。
[あやすように撫でる手は変わらず。]
…お母さまは、…他でもないあなたに、 最後に触れてもらえて、…きっと、よかったの、よ。 …見ず知らずの人に、くだかれてしまうより、ずっと。
(458) 2010/03/25(Thu) 22時半頃
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……つらかったわね、ケイトさん。
[とん、とんと背を軽く軽く、撫ぜる。]
(459) 2010/03/25(Thu) 22時半頃
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おかしくなんか、ないわ――。
[片手でローズマリーの髪を撫ぜながら]
怖かったんじゃないかしら。 寂しかったんじゃないかしら。
こんな世界で独りぼっちで、 怖くない方が、寂しくない方が可笑しいの。 [自分だって。こうして人の体温に触れていないと、気が狂いそうな程に怖かった。]
頼ってくれるあなたの存在に、救われてるのは実は私。 だから、お礼も謝罪も要らない。 ……人は一人じゃ生きていけないもの。
(460) 2010/03/25(Thu) 22時半頃
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[>>430 グロリアが口付けの合間に、謝罪するように告解するのを聞けば。
その全てを受け入れるように、緩やかに微笑む。]
コリーンと一緒にいる私を見て――… でも、それだけ……。私のことを思ってくれた証でしょ。 そんなにも私の事を思ってくれていただなんて、嬉しい。
[彼女の狂おしい程の思いを知り。その薬指を啄ばむように慈しみ。
白い花が咲き世界が終りに近づく事も、この桜ヶ丘が国から見捨てられた事も、全て忘れて――。 強く求められる幸せに、心が通じ合った悦びに歓喜する。
二人に与えられた時間はもう少ないかも知れないけど。 時間が限られているからこそ、グロリアへの愛しい想いで一杯になって――。
何度も、何度も彼女の名を心に刻むように呼び、彼女を求めるだろう。]
(461) 2010/03/25(Thu) 22時半頃
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[桜の花びらが、数枚落ちるほどの間、こぼれる涙も拭わずに、子供のように泣きじゃくって]
ぐす……すみません。 恥ずかしい姿、お見せして……。 あの、私達、これからどうしたらいいんでしょう……。 町の外れには、軍隊みたいな人達がいて、外に出られなくて……。お母さんの研究所、行こうと思ったんですけど。
(462) 2010/03/25(Thu) 22時半頃
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墓守 ヨーランダは、受付 アイリスとタバサ、Fortunaの面々は無事だろうかと、コリーンを送った市街地でふと思い
2010/03/25(Thu) 23時頃
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[髪を撫ぜられれば、少しは落ち着いたのか。嗚咽は収まってきて]
怖かった…何時、あたしがどうなるか。あたしが知ってる人がどうなるか。あたしを、本当はどう思ってるのか。 考えたく、なかった…
だから。一人になったら…今度は、寂しいの。 目の前で、一緒に飛び降りる人も。うらやましく、思っちゃって…でも、優しい声を聞かせてくれる人が…居なかったの。
[とめどなくあふれてくる感情。 きっと、押さえつけてきた分、誰かに聞いてほしかった。誰に、気持ちを知ってほしかった]
一人じゃ、生きてけないのに。 あたし、馬鹿だった。こんなときになってから、気づくなんて。馬鹿だよね…
――でも。ありがと。 謝りはしないけれど。この気持ちを、伝えられないのは。悲しいよ。
[そう、涙でぬれて。赤くなった顔で。微笑んだ]
(463) 2010/03/25(Thu) 23時頃
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―公園― [ケイトが泣きじゃくる間、ずっと背を摩りながら。 桜は、変わらず咲き続けている。]
いいのよ。…つらいときは、泣くの。 こころが、そうしたいって謂うのよ。だから。
[笑んで、そっとハンカチを差し出した。]
…これから。
[ほんの少し、眸が曇る。]
――……きっと、もう ここからはでられないわ。 ……国がね、ここを、とざしたの。
[声は小さくて、風に揺れた。]
研究所って、お母さまは…なにか研究してらしたの?
(464) 2010/03/25(Thu) 23時頃
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そう、考えることを放棄するのは簡単なこと。 何も考えずに居れば何れ終焉の音が聞こえる。 でも――それじゃ、…やっぱり悲しいわ。
[寂しい、と。思いを語る彼女に、淡く微笑んで。]
気付けたのなら、それでいいの。 ―――…うん。
[彼女の微笑みは、とても柔らかな印象を受けた。 そっと手で彼女の顔に触れ、親指で涙を拭う。]
終焉の音はおそらく、誰しもに等しく訪れる。 私も、貴女も、いつかは――――
……だから、こそ。
後悔しない、最期を。……ね。
(465) 2010/03/25(Thu) 23時頃
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…ずっと、逃げてきた、罰かな。 今すぐには、一緒に居たい人が、思いつけないけれど。 気づけたから。後悔は、しないよ。
[親指で涙を拭われれば、まだ目は赤かったが涙は止まって]
うん。きっと、来るんだと、思う。 だから、ね。
[イリスの笑みを見れば。 拒まれなければ、ぎゅ、ともう一度抱きしめるだろう。 ゆっくりと離れれば、今度は手を握ろうと]
――行こ。リンダさんを、探しに。 きっと。リンダさんも、探してるから。
(466) 2010/03/25(Thu) 23時頃
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……ん。
[後悔しない、という彼女の言葉に、確りと頷いて]
ローズマリー…
[優しく抱きしめられる。 胸が締め付けられるような切なさを覚えながらも、笑んで見せ そっと手を、握るだろう]
うん。有難う。
――リンダ…
[彼女と離れてから随分経ってしまった。 無事を祈りながら、ローズマリーと共に歩く。 あの時入り込んだ裏路地も覗いたけれど 矢張りそこにリンダの姿は無く。 それでも、それでも探すんだと、瞳に芯を、宿して。]
(467) 2010/03/25(Thu) 23時半頃
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[手をつなげば、一人ではないと。その言葉が身に沁みる。 心的に余裕が出れば、不安になるのは]
リンダさんも。寂しいだろうから…
…
リンダさんが行きそうな場所、って、どこか、ないかな。 リンダさんのおうち、とか。
[どういう理由で別れたのかは分からないから、イリスに話しかけつつ、荒れ果てた街を行く]
他には…ご飯がある場所、とか。 リンダさんと、イリスさんが働いてたお店、とか…?
[ぽつぽつと思考を垂れ流しながらも、辺りを見回すことは忘れない]
(468) 2010/03/25(Thu) 23時半頃
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[――リンダの家。 意識にはあった、だけど、だけど…]
……うん、行ってみよ。
[―――彼女の居そうな場所に近付く程に、 白い粉が堕ちていないか、不安になるのだ。 しかし、そうも謂っていられない。]
此処から、わりかし近いの。
[少し歩けば純和風の家が見えてくる。 道場と家屋、どっちから入ってみようか、と ローズマリーに目で問いかける]
(469) 2010/03/25(Thu) 23時半頃
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うん、行ってみよ。
[電話番号を知らないのだから、リンダの家も知らないかも、と、少し思っていただけに。 知っていることに声を弾ませ]
へぇ…あ。 あー。なんだか、変わったおうちがある、って思ってたけど…
[ここなんだ、と、呟けば、道場と家屋を見比べて…イリスを見る]
どっちかな。じゃー、探しやすそうな、こっち?
[そう言って指差したのは道場。 家屋よりは面積は小さそうだし、一階建てだったためである。]
(470) 2010/03/26(Fri) 00時頃
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うん。私も最近、連れてきて貰ったばかりなの。 その時は、まだ、こんな惨事にはなっていなくて……
[なんだか遠い昔のことのように思える。 道場を指差すローズマリーに頷いて、 横開きの扉を、静かに、開けた。]
リン、……
[呼びかける様に口にする名前が、途切れる。 道場の一部に白く降り積もるもの。]
――ッ
[目を見開いて。 これがリンダだったら、もし、そうだったら 可能性で、考えれば、ここは、彼女の家なの、だか、ら]
(471) 2010/03/26(Fri) 00時頃
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国が……ここを、とざし…た……。 [朝見た光景が、実感となってよぎる]
う……。 [こみあげる恐怖を反らそうと、質問に意識を向ける] おか……お母さん、は、隣町で……びょうりかがく、研究所に……。 お母さんのせい……じゃないですよね? 携帯に、花のこと、書いてあった……。
(472) 2010/03/26(Fri) 00時頃
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―リンダの家・道場―
そっかぁ…でも、初めて来たとき、びっくりしなかった?
[所々に見える日本のオブジェクトに興味が惹かれる様子。 きょろきょろと辺りを見回しながら道場へと…]
横にスライドした…っ!
[引き戸に驚く間もなく。 見たくもない、白が見え…イリスをちら、と見る]
…入ってみる?
[イリスが行かないならば、自分だけでも行くつもりで。 唇を横に引いて、道場の奥を見る]
(473) 2010/03/26(Fri) 00時頃
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