263 【突発】創世虚構アポリア【人狼騒動RP】
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人
狼
墓
少
霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
|
嗚呼、聞こえ る。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2017/02/14(Tue) 02時半頃
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惨劇の舞台は幕開ける。
ようこそ、アポリアを綴る世界へと。**
(#0) 2017/02/14(Tue) 02時半頃
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……そうか、ああ
[ 一通の手紙を見つめ、目を瞑る。
くしゃり
便箋を握り締め、乱暴にポケットに突っ込んだ。]
(1) 2017/02/14(Tue) 03時頃
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さぁ、 おかえり 、
[誰もいない ひとりきりの家。
言葉は、冷たい空気の中
窓ガラスを曇らせるだけ。]
(2) 2017/02/14(Tue) 03時頃
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[ 窓の外の真っ暗な景色へと]
おやすみ せかい
[ 囁くように告げる。 とさりと硬いベッドに身を横たえ]
あしたには おはようだ
[ いつもどおりの村での日々が続く。 そう思っていた。**]
(3) 2017/02/14(Tue) 03時半頃
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[頁を捲る乾いた音だけが響く
これからのことなど何も知らず。 ただいつものように、何も変わらずに
ひとり、紙の上の世界に閉じ籠っていた。]
(4) 2017/02/14(Tue) 12時頃
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[村外れにある未だ需要の薄い小さな書店。 唯一の家族の母親を喪って久しい青年がひとり、 どこから仕入れてきたというのか、 店の広さにそぐわない量の蔵書を抱え主を名乗っていた。
食い扶持を稼ぐというよりは、趣味の延長に近い。 実際、カウンターの椅子に座り本を読むのが板に付き そうして一日が終わるのが殆どだ。 それでも慎ましい暮らしでも、 生きることに困った様子は見せず。
それは、何故なのか。
曰く、あの息子は村長の不義の子だ 曰く、村長の若い頃によく似ている
村を巡りより客足を遠ざける下世話な好奇心に満ちた噂 ───それが事実であると知る者は、 どれ程いるのだろうか。]
(5) 2017/02/14(Tue) 12時頃
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おや、
[不意に何かが落ちる音がした。 顔を上げてみれば、本棚から一冊が床に転がっていて 読み掛けをカウンターに、椅子から立ち上がり。]
何だか不吉だな。
[呟きは誰にも聞かれることはなく、 手に取った本が元に戻されたように
何事もなく、消えるだけだ]*
(6) 2017/02/14(Tue) 12時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/02/14(Tue) 12時半頃
―ある夜・村はずれの泉―
[夜深くの頃。
自警団員数名が、ランタンを手に
厳粛な空気を醸していた。
一体の屍を見下ろし、言葉を交わす。]
「今度こそ本当だ」
「人狼の仕業か」
「あんなもの御伽噺かなんかじゃあ――」
[その屍体は、偶然村を立ち寄った旅人のもの。
本来であれば自警団と、村の一部の重鎮の中で終わらせるべき話。]
(#1) 2017/02/14(Tue) 18時半頃
「犯人は」
「人狼だろう」
「村人の中に」 「いいや、旅人のあいつかも」
[彼らの手には負えなかった。
人狼という恐ろしい化け物がいる疑いが高い以上は、
それを見つけなければいけない。
使命感、正義感、そしてどこかにある本能的な恐怖。]
『疑わしきは集会所へ!!』
[隔離という手段もまた、ひとつの正義であり、ひとつの悪。
永遠に答えの見えぬ――…**]
(#2) 2017/02/14(Tue) 18時半頃
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「 ――――――この、役立たず。 」
(7) 2017/02/14(Tue) 20時頃
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[ ――また怒られてしまったわ。
眉を下げて、私を怒鳴りつけるおば様を見つめました。 ごめんなさいって言うとまた怒られるから 唇は引き結んで、黙ったまま俯くの。 ]
…………次はもっと頑張りますね、おば様。
[ 母を失い、父を数年前弔った私を引き取ってくれた人。 きちんとしなくちゃいけないわ。 おば様への恩返しになることを精いっぱい。
だからスカートの裾を握り締めながら、言うの。 私に許されたことだけを忠実に守るの。 ]
(8) 2017/02/14(Tue) 20時頃
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[ 村を走り回って、時に他の誰かも引き込んで走り回った。 そんな過去の私はもういない。 誰かを誘って遊んで貰う時間はお手伝いに回して、 無邪気に笑う顔は、怒られてしまうからそっと沈めたわ。
ぱしん ……って乾いた音が響いて じん、と右頬が熱を訴えるから ]
おば様。 私、失礼しますね。
[ ふわりとお辞儀して小さく告げたなら 私は裾を翻して、おば様から離れるの**。 ]
(9) 2017/02/14(Tue) 20時頃
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[何でもない朝に、目を覚ました。 何でもない夢を、見た。 何でもない、誰でもない ]
……おはよう、せかい
[僕はいつものように虚空に告げるのだ。 何もない朝に、ひどく汗に濡れたシャツ。
仕事が終わったら洗濯をしよう。 郵便物はいつどんな時も、待ってやくれない。
文に託した言葉を届ける、誰かのおもいも 誰かの喜びも、誰かの悲しみも、誰かの何でもない 便りも]
(10) 2017/02/14(Tue) 20時半頃
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―外―
[着替えを済ませ パンを一切れかじったら、 襤褸のコートを羽織り、外へと。 冬の厳しい冷たさが、風に乗って僕の耳朶を引っ掻いた。
躊躇いの一歩は、早足の一歩へかわり、 郵便屋の軒先へ急ぐ]
おはよう、せんせい
[郵便を届けるための、業務から誠意まで 一通りを僕に教えた師に告げる。]
今日も変わらずさ
[調子は如何かの一言に、そう笑みを浮かべたら 師は一つ苦笑して、中身のたっぷり入った郵便鞄を差し出し 郵便帽を僕の頭に押し付ける。]
(11) 2017/02/14(Tue) 21時頃
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いってきます
[苦笑の意味は知っている。 お前はいつもいびつな笑みだと、何度か言われたそのことを 今日もまた、内心で思っているのだろう、と。]
(12) 2017/02/14(Tue) 21時頃
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おはよう、おばさん
おはよう、おじいさん
おはよう、――
こんにちは、
[陽射しの角度によって変わる挨拶は、もう身に付いたタイミング。 本屋に届ける手紙の頃も。]
こんにちは、ベネット
[村はずれの本屋の扉を開けると、足を踏み入れ、蔵書を横目でちらり。僕の知らないせかいを、頭に詰め込む青年は、カウンターに座っていただろうか。 手紙を置いて、いびつと言われる笑みを浮かべると、特に呼び止められない限り、次の配達先に向かうつもりだ。*]
(13) 2017/02/14(Tue) 21時頃
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[店の扉を開ける者と言えば、彼が一番多い。 明るい髪の郵便屋>>13の姿を認め、本を閉じた。 そう年の変わらない同性、この狭い村だ。 幼い頃は一緒に遊んだこともあっただろうか。]
こんにちは、シメオン。
外は寒いだろう。 今日もご苦労様。
[こうして挨拶を交わしても、 言えないことが一つある。
君はそんな風に笑う子だった? 幼い頃の笑顔は、どんなものだっただろう。 今はどうしてもその頃が遠くに感じるのだ。 大人になるというのは、こういうことなのだろうか。]
(14) 2017/02/14(Tue) 21時半頃
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……ありがとう。
[定位置の前、 カウンターテーブルにいつものように置かれた手紙。 その差出人を確認し、ほんの少し表情は陰って。 けれどそれも“いつも”の一部。]
身体、気をつけてね。 お互い看病してくれる嫁さんもまだなんだし?
[微笑みを浮かべ、 気遣いに混ぜた軽口は、どう受け取られたか。 それ以上は引き止めることは無く 次の配達先に向かうのを、見送ろう。]*
(15) 2017/02/14(Tue) 21時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/02/14(Tue) 21時半頃
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―本屋―
[ベネディクトのことを愛称で呼べる程度には、付き合いも長く、仕事上こうして顔を合わせることも頻繁だ。]
ああ、寒い。
暖めてくれる人肌が恋しいところだよ。
[挨拶に軽い冗談で返し、手紙を置いた。
亡くなった彼の母親の姿も、 出生に纏わる噂も知っている。
その真実を求めることはせずに、 ただ、馴染みとして当たり前に顔を合わせる。
火の無い所に煙は立たぬとも、 噂が本当であるのなら、 彼を見る目が変わってしまいそうだから。]
(16) 2017/02/14(Tue) 22時頃
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[枯葉の敷かれた山道に、たくさんの枯木の入った籠を背おって村へと降りていく。]
さむ…。早く帰って暖炉に火をくべないと・・・。
[白い息がポンポンと弾む。首に巻いたマフラーだけが寒さを少しだけ寒さを和らげてくれているだけ。]
(17) 2017/02/14(Tue) 22時頃
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どういたしまして、
[陰る表情、そのことに触れぬもまた常のこと。 労いの言葉に笑みを浮かべるが、 それは口元を歪めたようにしか、映らないだろう。]
そう、君にも、僕にも お嫁さんが見つかればいい。 でも君に先んじてほしいな
[年功序列だからね、などと軽口で応じ]
ああ、そうだ―― 先になるけれど、見聞が広がる本があったら教えて欲しい。 せかいをもっと、知りたくて。
[給金が出ても生活費に消える日々、だけれどたまの娯楽と知識を求めることを、やめることはしなかった。]
それじゃあ、さようなら。
[挨拶を残して、帽子を被り直して、本屋を後にした。*]
(18) 2017/02/14(Tue) 22時頃
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[山より降りたレンガの家。私一人で住むには少々広い。 庭に巻いた果実の皮がウサギの足跡に変わって消えているのを確かめると、クスと笑って部屋へと入る。]
ただいま。
[返事は無いけれど、家に響き渡る声。 誰もいない家で声が消えてしまうのは寂しいからつい多くなる独り言。 暖炉に薪をくべてランプの火種を移して育てながら暖かくなるまで寒さの我慢。 その後は快適の空間。]
(19) 2017/02/14(Tue) 22時半頃
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― 道々 ―
[鞄を下げて駆ける途中、一人の男の背を見た。 歩く姿は大きくて、堂々としていて。
彼には家族もいて、妻子を守るための 広い背中なのだろうと思う]
こんにちは
[挨拶を投げて、そばを駆け抜けようとした時、 男の手が僕の肩を掴んだ。]
―――?
[自警団の制服は、子どもの頃からの憧れだった。 村を守るための屈強な体躯を持った彼は、 今は僕に懐疑の視線を向けていた。]
(20) 2017/02/14(Tue) 22時半頃
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[集会所に、 向かえ、と彼は言う。]
なぜ?
[ "旅人が死んだから" ]
……僕を
[疑って?]
(21) 2017/02/14(Tue) 22時半頃
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仕事が終わるまで、待って欲しい。
[自警団員は眉を寄せたが 夕暮れまでに終わるのなら、と頷いた。
" どうせ 夜にしか動かない "
その理由へ至る思考のプロセスはわからない。
今の僕には、まだ、わからない。*]
(22) 2017/02/14(Tue) 22時半頃
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年上の威厳を保ちたいところだけれど、 それは中々難しそうだな。
[大袈裟に肩を竦めて苦笑する。 冗談も>>16軽口のやり取りも嫌いではない。 後はその笑みが、>>18とは思うのだけれど。]
見聞が広がる本、かい? 分かった。探してみるよ。
[一度、二度と瞬きをし、しっかりと頷いた。 せかいを知りたい、素敵なことだ。 少なくとも、自分の城に一日中閉じ篭もるよりはずっと。]
ああ、さようなら。
[帽子が様になるようになったシメオンへ、 昔より大きくなった背中へ、挨拶を返す。 時間だけは沢山ある、きっと次に会うときまでは この時はそう、思っていた。]*
(23) 2017/02/14(Tue) 22時半頃
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……シメオンさん? こんにちは。
自警団の方も、お疲れ様です。
[ >>21自警団の屈強そうな男性に肩を掴まれた青年は、 昔、「遊んで」と強請ったこともあったかしら。 村には同年代の子などあまりいないもの。 だから、少し年上の彼について回ったりなんかして。
――――そう、今は忽然と姿を消した 彼の妹と一緒に。 彼女の齢は、憶えていないけどね。 ]
あの……?
[ 他人行儀に呼ぶようになったのは、おば様に引き取られた後。 私は右頬を腫らしたまま、「丁度良かった」と私に告げる男性の顔を見上げるの。 ]
(24) 2017/02/14(Tue) 23時頃
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[ 「君も集会所へ」と、彼は言うの。 理由は訊かないわ。 家で許されないことが外では許されるなんて、思ってない。 ]
……でも、早く帰らなくちゃ 遅くなるとおば様に叱られてしまうわ
[ 眉を下げて心配事を口にすれば、 「説明しておくから」と肩を叩かれるの。
でも、帰ったらきっと怒られてしまうわ。 私がいなくちゃ、家はなんにも片付かないのよ。 なんて言えないから、頷きだけを返しましょう。
アッシュブラウンの眸はちらと郵便屋の青年を見つめ、 それからすいと視線を下げたの。* ]
(25) 2017/02/14(Tue) 23時頃
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ん・・暖かくなってきた。 はあ・・・落ち着いた。
[暖炉の火がゴウゴウと燃え盛り、部屋の寒気を追い逃がしてしまうとソファーに座って肩の力を抜く。 机の上においてある父と母の手紙がそのまま広げたままであったことに気がついて。ぼんやりと天井を見つめながら両親のことを思い浮かばせた。]
ふう・・・次いつ来るのかな。早く帰りたいなあ・・
[白い霧のような記憶が脳裏に映りだされる――。 楽しかった思い出とここに来るきっかけ。]
(26) 2017/02/14(Tue) 23時頃
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―花の都の思い出―
[そこはここでは無い自分の生まれ育った街。 花が満ち溢れ音楽が鳴り響き活気ある人の声と往来の雑踏。 広場には毎日のように見世物や演説が行われ、赤い屋根に青い壁、大きな市場のある大通りはいつも私を楽しませてくれた。
そんな街の真ん中にある私の生家 隣の建物では父が、母がいつも病人の面倒を見ていた。
ある日のこと突然に運び込まれた浮浪者の患者を見て父と母は青ざめていた。 ところどころにある黒い斑点、手足は真っ黒く、生きているのか死んでいるのかわからない様相。 「ペストだ・・・これは大変なことになるぞ・・・」父が言った。 「どうするの・・?」母が不安そうに尋ねていた。
美しかった花の都の思い出は、それでおしまい。 街は悪魔が憑りついたと父は言っていた。 鳥のような奇怪な格好を身を包むと私はここの村へと連れられた。]
(27) 2017/02/14(Tue) 23時頃
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[定期的に届く両親からの手紙、私の体調を気遣うその文面と無事を知らせる言葉。照れながら読みながら一人おかしな含み笑い。 必ず最後に次いつ送るのか書かれているから、その日を楽しみに待ってお返事。
早く帰りたいなどと急かしたりしながら届けたのは7日の前のこと。お返事のある日はたいていそこから一週間。 そろそろ届いてもおかしくない頃だからとポストを覗く回数もついつい増える。]
(28) 2017/02/14(Tue) 23時頃
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── 約束の時に ──
……いらっしゃいませ。 [来訪者に驚きは無かった。 いつか訪れるだろうと、知っていた。
それでも、扉から覗く屈強な体躯の 逆光となって知れない表情が、恐ろしく感じて。
じり、と後退りした。 その先に逃げ場はなく。本棚に背が当たるばかりだ。]
(29) 2017/02/14(Tue) 23時頃
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……──はい。
[「集会所に向かえ」 諦めの中、浮かべた笑みは 馴染みの郵便屋に向けたものとは、種が違う。
何も問うことは無かった、 抗うことも同じく。
それを自警団の男がどう思ったかは、知れはしないが。 冷えた視線は向けられ慣れたものだった。
手の中で開封された手紙が、くしゃりと歪んだ。 差出人は最後の情を掛けたつもりだったのか、 それとも────
家族もいない。生活を共にするのは紙束だけ 気掛かりなものは無いけれど シメオンの為に本を探せなかった、 ……そのことが一つ、店を後にする心残りとなった。]*
(30) 2017/02/14(Tue) 23時頃
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やあ、こんにちは、 ――…クラリッサ。
[集会所行きを告げられ、少々の困惑を滲ませた後 僕と自警団員は、ほぼ同時にクラリッサの姿に気がついた。
幼い頃に懐いてくれていた少女。>>24 いや、もう少女という年齢ではない。
妹は三つ下で、クラリッサと同い年だった。 よく二人の前を歩いて振り向くと まるで雛鳥だね、なんて 揶揄ったりもして。
クラリッサの表情がこわばってしまったのは、 妹が消えた後か、それより前だったか。]
(31) 2017/02/14(Tue) 23時半頃
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[自警団員が彼女の方へ身体を向けたとき 祈りに似た感情を、自然と抱いていた。
僕を疑っても構わない、けれど この子を疑わないで、くれ、と
願い虚しく、>>25 彼女の行き先を告げる、その先は同じ、集会所。
眉を寄せ、一歩、二歩、近づいて その手がクラリッサの肩に触れた時]
やめて、
[思わず声を上げた。軽々しいその態度に腹が立って。]
(32) 2017/02/14(Tue) 23時半頃
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[僕に向けられる視線は、女性の彼女に向けるものよりも、 厳しいものだった。
自警団員を責める言葉が、喉までで掛かるけれど その理由が、どうしてか、言語化できず]
――…僕が連れていくよ、だから、 これをせんせいに渡してくれないか。 仕事が終わらなくてごめんなさいと、伝言もそえて。
[郵便物の入った鞄を自警団員に押し付ける。 ドリベルへの手紙も入った、鞄だった。>>28
予定が変わったけれど、少なくとも彼女を放って また仕事に戻る気にはなれなかったから。]
(33) 2017/02/14(Tue) 23時半頃
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……クラリ、ッサ
[彼女への愛称は、大人になるにつれ消えてしまった。 何故、今、それが口をつこうとしたのかわからず、
弱く笑んだつもりが ひずんだ、顔。]
きっとすぐに終わるさ、 行くかい?
[腫れた右頬を見るのは、初めてではない。 その顔ばせをまじまじと見るわけでもないけれど
仕方のないこと、と、言い聞かせていた数年間。 次第と、彼女と接点が薄れていったこともまた、 そう諦観を持たせる故だったのだろう。
先を促したけれど、視線を下げたクラリッサの気が向かぬなら、 夕暮れまでは大丈夫だよ、と、僕は眉をさげるだろう*]
(34) 2017/02/14(Tue) 23時半頃
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(ドンッドンッ)
[入り口の戸を叩く音、手紙の届く知らせと思って扉を開く。]
???集会場に。 え、ええ。別に構わないけれど。 じゃあ。準備できたら行きますね。
[急な呼び出し。手紙の期待はよくわからない話に消えてしまう。 自警団の肩に提げられた鞄に目をやりながら、そこに手紙が入ってないか確かめて欲しかったけれど、言い出せるわけもなく。扉を閉めると集会場へ出かける準備を始める。]
一体なにがあったのかしら 。 [重大なことが起きたからしかドリベルには教えてもらえなかった。 暖炉の火を落とし、防寒着に身を包むとせっせと家を出て集会場の方へと歩いていく**]
(35) 2017/02/15(Wed) 00時頃
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|
── 集会所への道程 ──
あの、
[自警団員に強い力で掴まれる腕が痛い。 捕まえていなければ逃げられるとでも思っているのだろうか。 それか、ただ自分が疎ましいだけかもしれない。]
……何でもないです。
[抗議の声を上げようとし、向けられた表情 そこに答えを見出せば、何かを言う気力が無くなる。 どうしようもなく情けない気分になり、視線が落ちた。]
(36) 2017/02/15(Wed) 00時頃
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|
[村外れにある店から集会所までは、遠い。 少しでも早く着くことを祈りながら、 今はただただ、白い息を吐くばかりでいる。]**
(37) 2017/02/15(Wed) 00時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/02/15(Wed) 00時頃
|
[ 私は、彼が抱いてくれた祈りに似た想いを>>32 知ることは出来ないのでしょう。
もう憶えていない、嘗ての友人だった彼の妹。 同い年のあの子と一緒に、揶揄された時は>>31 「そんなに幼くないわ」って、決まって返したの。 全てが変わってしまったのは、貴方の妹が 姿を消してしまってからすぐのこと。 ]
(……本を受け取りに行くの、間に合わないわ)
[ また怒られるかしら。 おば様、今日届くってとても楽しみにしていたから。 自分じゃ絶対に動かない人なんだもの。 ベネディクトさんにも、迷惑をかけてしまうかも。 知識の海の主たる彼とは、本屋の利用客という以外にも――昔なにかあったかしら? ]
(38) 2017/02/15(Wed) 00時頃
|
|
[ 私の肩に大きな手が触れた時、 上げられた声には一度だけ瞬いたの。 すぐ離れ行く掌が、次に掴んだのは彼の仕事鞄。>>33 ]
…… シメオンさん、
[ 昔と同じ名で呼ぶ人はいないの。 だから、「シメオン」って気安く呼ぶことも出来なくて。 亜麻色の髪を揺らして、私は少し顔を上げましょう。 一瞬だけ――昔みたいに愛称が零れるのではないかと 期待したわけでは、ないのよ。
私だけそれを望むのは、我儘というものだわ。 ]
(39) 2017/02/15(Wed) 00時頃
|
|
[ 浮かんでいるのは笑みじゃない、 そうとは呼べない いびつなもの。
どうしてそんな顔をするの? ……疑問はこくんと呑み込んでしまいましょう ]
―――どうしても 行かなくてはいけないの?
……シメオンさんも、呼ばれているの?
[ 仕事が終わっていないのに、あの人に任せたなら 彼もきっとそうなのでしょう。 分かっていても、問わずにはいられなかったの。
自然とまた下を向いた瞳は、再び彼を見上げて 眉を下げた顔を見つめたの。 ]
(40) 2017/02/15(Wed) 00時半頃
|
|
夕暮れまでは、平気なら ……少しゆっくり向かいたい、わ
呼ばれた理由は分からないけど…… 良い内容じゃないことくらい わかるもの。
[ 許されない我儘を、ほんの少し表に出すのは 幼い頃から良くしてくれた彼だから。
怒るかしら。無駄口を叩くなって。 窺うような眸に宿る不安の色は、 突然の呼び出しと、久方ぶりに口にした我儘へのいろ。
私と彼の腕を引こうと、男性は一瞬腕を動かしたけど 結局私達だけにしてくれるみたい。 溜息を落としてから立ち去るの。 ]
(41) 2017/02/15(Wed) 00時半頃
|
|
お仕事……怒られない? 大丈夫なの?
[ 小さく問いかけてから、集会所へ向かう為 靴音を鳴らしましょうか。* ]
(42) 2017/02/15(Wed) 00時半頃
|
|
うん、 呼ばれたよ。
[クラリッサは、呼び出しの理由までは聞いていない。>>39 ただ不安げな声が揺れる。>>38
自警団に呼び出されるなんて悪い予感しかしないだろうから、不安が燻るのに黙っているのも忍びなく、自警団員が消えたら、その理由は話すつもりでいた。]
――― …
[彼女はうつむきがちになってしまった。>>40 僕も、笑みがうまくできていないと師に指摘される。
何が起きたのかといえば、 喪った家族が、起因ではないかと、他人事のように考えた。]
(43) 2017/02/15(Wed) 00時半頃
|
|
[鞄を受け取り、僕らの言葉を聞いた自警団員は――それを叶えてくれるかどうかはともかく――腕を動かしただけで、やがてためいきを零し、去っていった。>>41
僕が噛み付くような視線を向けていれば、強く腕を取られていたかもしれない。それをしなかっただけ良かったというのは結果論で。
妹のように懐いてくれていた、彼女を 守りたいと思う資格は今の僕にはない。 ]
(44) 2017/02/15(Wed) 00時半頃
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|
そうだね、ゆっくり向かおうか。
[クラリッサの希望に添う意思を示す頷きを。]
――どうかしたかい?
[彼女の不安げな眼差しが、 許されぬ我儘の破片を出したゆえとは気づかずに
些細な願いすらも許されない生活だと 知らなかった。 ]
(45) 2017/02/15(Wed) 00時半頃
|
|
せんせいは、きっと怒るけれど クラリッサを放ってはおけないよ。
この村には、今、ひとごろしがいるんだって あのひとが言っていたから。
[僕らにその容疑がかかっている、 それを直接的に告げることは憚られた。
彼女の隣を歩き出す。 ゆっくりとした足取りで。
後ろをついて歩いていた少女が 大人に近づき、隣を歩いていることに 歳月の流れのはやさを感じ、わずかに胸が痛む。*]
(46) 2017/02/15(Wed) 00時半頃
|
|
[ 自分も呼ばれたと彼は肯定するから>>43 見知った人が一緒なら平気かしら――なんて思うの。 私に ひとごろし の疑惑が向いているだとか そんなことは全然、知らないから。
前触れも無く忽然と消えた彼の家族。 いびつな笑みの原因を、なんとなしに思うことはあれど 深く踏み入る勇気は無かったの。
ないない尽くしで、嫌になっちゃう。 ]
……ううん。なんでもないわ。 ありがとう。
[ >>45私の希望を汲んでくれる頷きに、安堵して。 問いかけには首を横へ振りましょう。 お礼もひとつ紡いで、私も靴音を 鳴らすの、 ]
(47) 2017/02/15(Wed) 10時頃
|
|
――――ひと、ごろし?
私もシメオンさんも ……疑われてるの?
[ 訊いたって彼を困らせるだけかしら? 直接的に告げない気遣いを知らずに>>46 私はぱっと顔を上げ、隣を歩く彼に視線を留めたの。
足取りはゆっくりと。 二人の間に流れる歳月のはやさは、 つきんと私の胸を突き刺すのでしょう。 ]
…………”せんせい”に怒られてしまうなら 私、が ちゃんと言いに行くわ。
[ 私を送ってくれたからであって、 彼はなんにも悪くないんだもの。 仕事を優先して良いと言えなかったのは、私の弱さ。 ]
(48) 2017/02/15(Wed) 10時頃
|
|
[ 貴方の妹がまだここにいた頃、 いつも隣じゃなくて後ろをついて歩いていた。
懐かしさに眸を緩めるけれど。 私を放っておかない優しさも、言葉の柔らかさも。 嘗ての態度が抜けないのかしらって、考えるの。 考えたところで何が変わるわけでもないのに。 ]
……どうして、疑われるのかしら なにもしていないのに。
ひどい人達だわ ……シメオンさんへの態度も。
[ 私にはまだ僅か優しかったのは、 女であるからでしょうか。 昔と今を比べて、同情しているからかもなんて、ね ]
(49) 2017/02/15(Wed) 10時頃
|
|
[ 緩やかに進んでも、抗えはしないの。 逃げ出したいなんて、子どもみたいな我儘言わないわ。 代わりにそ、と隣を歩く彼の服の裾を掴んで 背筋はぴんと伸ばしましょう。
もしかしたら、道中か 集会所に辿り着いた頃にでも。 他にやって来た人の姿を見ることは、あったかしら。 >>36自警団に腕を掴まれている光景でも見たのなら、 すこし眉を顰めたの。** ]
(50) 2017/02/15(Wed) 10時頃
|
|
やあ。
シメオン、また会ったね。 クラリッサ、こんにちは。
[集会所へ向かう最中、二人組の男女に出会う。>>50 別れたばかりだったシメオン、それとクラリッサだ。 昔はよく見た組み合わせだ。 ……もう一人が、シメオンの妹が欠けてしまっていたが。 顰めた眉に気付いても、何も言わない。 受け入れているのだから、そんな必要はない。 気にしないでと言う代わり、表情を緩めた。]
(51) 2017/02/15(Wed) 12時頃
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ごめんね。 おば様の本、今日は渡せそうにないや。
これから、行かなきゃいけないところがあるんだ。
[彼女の顔を見て、ふと思い出した。 届いている注文の一冊。抱えた事情を知っている以上、 彼女の受ける仕打ちを思えば申し訳なくなるのだが。 どうにか出来るのなら、自分だってそうしたい。
あくまで自分の仕事を全うすることを考えている自警団員は もう既に同僚が声を掛けた彼等に何かを言うことはなく、 立ち話を咎めるようにより強く腕を引っ張るだけだ。 二人が何も言わなければ、 同じ境遇に置かれる事実をここでは知ることは無く。 どちらにしてもそう長くは話せず、 先立って連れて行かれただろう。
ただ、シメオンの仕事に必要な鞄が見当たらないのならば 目を丸くし、問いの代わり一時彼を見たか。]
(52) 2017/02/15(Wed) 12時半頃
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[クラリッサとは歳が離れていて、 近しい少年達のように親しくあったことは無かったと思う。 それでも、幼い少女であった頃の姿は記憶に残っている。 あの明るさは今では思い出の中にしかいない。
度々店に訪れる彼女 端正な顔立ちに暴力の痕を見たことも、 何も言えなかったことも、一度ではない。 シメオンの笑みが変わってしまった理由を分かっていながら、元の彼を取り戻せないように。
親を喪った者同士 愛してはくれない親族を持つ者同士 けれど、 彼女と比べれば、自分はきっと恵まれているのだろう。]
(53) 2017/02/15(Wed) 12時半頃
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── 記憶:少女と ──
[一度だけ、過ぎたことをした。 それはまだクラリッサが両親を喪ったばかりの頃だったかもしれない。 その日彼女が店に訪れた理由はなんだっただろう、 やはりあのおばの使いだろうか? 覚えているのはひとつ、 本を抱えて立ち去る背を、呼び止めたこと。]
あの、これ……
[うら若い娘への下心ではない。 そうならば、きっともっと高価で気の利いたものを渡しただろう。 差し出したのは古い童話集 もうそんなものを喜ぶ年は過ぎていたかもしれない、 だけど。]
(54) 2017/02/15(Wed) 12時半頃
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[ 「良かったら」 「売れなくてずっと残っていて」 「本は読まれてこそだから」
お代はいらないと言葉を重ねた 困らせただけかもしれない。 迷惑だったかもしれない。それでも 何か出来はしないかと、 悲しみを紛らわせてはやれないかと、 自分なりに考えた結果だった。 受け取って貰えただろうか? どうしても嫌なら無理強いはしなかった筈だ。
結局、出来ることなどそれくらいで 彼女が親戚に理不尽な仕打ちを受ける切っ掛けを作る心配があって。 そんなことをしたのはその時だけだったのだが。]**
(55) 2017/02/15(Wed) 12時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/02/15(Wed) 12時半頃
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─── 集会所 ───
ご苦労様です。 ありがとうございました。
[頭を下げ口にした言葉には何も返って来ないまま、 閉じられた扉が外界との強固な壁に思えた。 投げ込まれなかっただけ良しとしよう。振り返り視線は巡る。
まだがらんとしたこの場所には、何人が集められるのだろうか。
薪を枝を探し、暖炉に火を付け。傍らのソファーへ腰を降ろした。 一人、火の弾ける音を聞いている。]**
(56) 2017/02/15(Wed) 13時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/02/15(Wed) 13時頃
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― 道々 ―
[なんでもないと首を横に振るクラリッサに>>47 そっか。と、短い言葉でそれ以上言及することもない。
二つの靴音は、残酷に傾いていく冬の陽光の下。 集会所にゆけば、他にも誰かいるのだろうか。
疑われて。 その問いかけと視線に>>48、
一歩だけ足を前に踏み出すことを忘れて すぐに二歩分進むため、足を踏み出す。]
何か知っていないかを聞くため、だとか そういうことだと、いいんだけど――ね
[そうでないことは、自警団員の態度から明白で。 自分でも下手な出任せだと、帽子の鍔を手前に引いた。]
(57) 2017/02/15(Wed) 13時半頃
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僕が仕事を終えなかったのだから 君がせんせいの所に行く必要は――…
[彼女がそう申し出る理由を少し考えて]
クラリッサは、気にしなくていいんだ。 優しい、ね。 ありがとう。
[彼女なりの温情だと、そう思ったから。 明るく無邪気な姿は、もう見ることができないけれど こころ優しかった少女の面影を見た。 僕が勝手に、過去に重ねただけなのかもしれない。]
おじさんたちも、 怖いんだろう。
[自警団員の態度は、確かに辛辣だと感じた。>>49 とはいえ、彼らが村を守ってくれているのも事実。庇うつもりではないからこそ、感想はさして重みのある言い方ではない。]
(58) 2017/02/15(Wed) 13時半頃
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ベネット、 あぁ、また会った。
[けれど先刻と今では、まるで状況が違うから。>>51 挨拶のとき、表情が曇るのは 無言で彼の腕を取る自警団員のせい。]
……もしかして
[君も。と、言いかけたけれど それを言ってしまった先で、彼が頷く姿を見たくない。
一足先に、自警団員に連れてゆかれる間際、彼の視線。>>52 何かあったのかと問うているような気がした。 仕事を放り出している僕に疑問を抱いたのだろうか。 返答をする間はなかったが、先々でその疑問の答えは出るだろう。
ベネットが自警団員と共に進む先と 僕とクラリッサが向かう方向は同じ、 少しの間は、彼の背を見ながら歩く事になる。]
(59) 2017/02/15(Wed) 13時半頃
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― 集会所 ―
[できることなら此処に来たくはなかった。
時には村民達の会合で使うこともある場所。 その時には、和気藹々、酒を酌み交わすこともあったか。 人々の輪には入らずとも、隅でエールを飲んだ記憶。
今は、その時とは違い おそらくこの場に集められるは、"容疑者"として、だ。
詳しい説明は後からされるのだろう。 集会所から出てくる自警団員はベネットを連れていた者。 やはり行き先は同じだったと、落胆が滲む。
ふと視線を感じ、外から集会所の二階の窓を見上げると 一瞬、ぎょろりとした眼がこちらを見て すぐにカーテンが閉じられた。]
(60) 2017/02/15(Wed) 13時半頃
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……サイモンさん?
[恐ろしいものを見るような、怯えた眼差しが焼き付く。 彼もなのかと思案するも 感慨は薄く、 入口の扉へ視線を移すと、先立って扉を開けた。
広間にベネットの姿、それ以外はまだ見当たらず けれどサイモンを含む四人では済まないだろうと。
遅れて、ドリベルもまた>>35、 この扉口を潜ることは今はまだ知らず。
ドリベルを余所者とは思っていない。 人を避けることもなく、皆と仲良くしようとする 実直な女性だと思う。
ただ、毎週のように家族から手紙が届く彼女を 妬ましいと思わないといえば、それは嘘に、なる。**]
(61) 2017/02/15(Wed) 13時半頃
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─── 集会所 ───
冗談じゃない。 なんでこのオレがこんなところに。
覚えてやがれクソオヤジ!
[嫌々ながら扉を通って広間へと向かう。 旅人が死んだとき居場所が知れなかった? それだけで実の息子を獣扱いとは親父もヤキが回ったものだ。 そんな悪態を隠しもしない。]
よう、シメオン。 それに、チッ……本屋かよ。
[嫌いな顔を見つけて舌打ち一つ。 どうやら詰まらないことになりそうだ、と。]
(62) 2017/02/15(Wed) 21時頃
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[言いかけた先>>59は何だったのだろう。 向かう方向の一致と鞄を掛けていない姿、 答えなど本当は聞くまでも無かったのかもしれない。
多分、その可能性を考えるのが嫌だった。 今でも悪く思わない二人だからこそ。
それでも、理解するのはすぐ。 自分の後に開いた扉、入って来たのは。>>61]
ああ、…… そうか、やっぱり。
[姿を捉えた両目は一時伏せられる。 嘆きと深い息が零れた。]
(63) 2017/02/15(Wed) 21時半頃
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……ヘクターさん。
[再び広間へ近付く足音が聞こえる。 苦笑し呼んだ名は村を守る自警団の一員のもの そう呼ぶには少々柄が悪いのだが>>62
彼は何故自分を嫌うのか 理由を知れるような出来事は、今まであっただろうか。 噂と彼の同僚の態度だけで充分ではあるかもしれないが。]
寒かったでしょう。 こちらに来て、暖まってはどうですか。
[暖炉傍のソファーから立ち上がり、 居心地の良いその場所から自分は離れることとした。 好意も嫌悪も、相互感情とは限らないものだ。 出来ることなら不快にさせないよう、 必要以上に関わるべきではないとは思っているけれど。]
(64) 2017/02/15(Wed) 21時半頃
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何故、貴男まで?
[少し躊躇った後、遠慮がちに問い掛けた。 自分が聞いて素直に答えてくれるか自信は無かったけれど 彼は本来なら、容疑者を連行する側の筈の男だ。 そこがどうしても、気になって。]*
(65) 2017/02/15(Wed) 21時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/02/15(Wed) 21時半頃
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―道中―
[ >>57なにも言及されないことに、私は肩の力を抜くの。 冬の陽光はなんにもあったかく無くて、息が白む。 一歩だけ止まるのを忘れた彼の足が。 その反応が、紡がれた願いが現実にならないことを教えるの――よ。 ]
……優しいのは、シメオンさんの方だもの
[ だから私はそれ以上を言えずに、 彼の声にぽつりと返しましょう。>>58 優しいと言って貰えるのは嬉しくもあるけれど、 同時にひどく居心地が悪いの。 ]
(66) 2017/02/15(Wed) 22時頃
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……そう、ね。
[ 重みのない言い方から、庇うような色は無くて。 溜め息を零すのは堪えて頷くの。 >>51道中本屋の主と邂逅すれば、私は頭を下げましょう。 ]
こんにちは、ベネディクトさん ……… 。
[ つい顰めた私の眉とは逆。 彼の表情が、気にしないでというように緩むから 私もゆるりと表情を解くのよ。 ]
(67) 2017/02/15(Wed) 22時頃
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いえ。用があるなら、仕方ありませんから。 私も丁度、これから予定があって……
だから明日、伺います。
[ >>52腰を折って一礼してから、私もそう返しましょう。 腕を引かれる様子からして、 なんとなしに予想がついてしまうの。
でも、違うかもしれないわ。 私の思い違いなら、「良かった」で済むんだもの。 いつも通りに”明日”の口約束を結んで、微笑むの。
頭を過る、記憶の断片が 立ち去る彼の背中に映って ]
(68) 2017/02/15(Wed) 22時頃
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― 記憶:本屋の主 ―
[ 私が両親を喪い、おば様のところに引き取られた頃のこと。 おば様の御使いで店を訪った私は、その日も本を抱えて いつものように立ち去ろうとしたの。
歳が5つほど違うから、彼と友人のように親しくあった記憶は無かったわ。 だから呼び止められて、古びた童話集を差し出された時>>54 少しだけ思考が止まったのを、よく覚えてる。 ]
―――で、も 私、今日は……お金が、
[ へにゃりと眉を八の字に下げて、小さく零せば 重ねられる言葉たち>>55。 童話集と彼を交互に見つめ、視線を忙しなく動かして ]
(69) 2017/02/15(Wed) 22時頃
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……あの。本当に、良いんですか?
――――ありがとう、ございます。 とっても、うれしい。
[ 親戚なのだから愛して、なんて言わないわ。 村の住人同士なのだから助けて、なんて言えないわ。
彼が本をくれた理由は分からない。 本当に言葉通り売れなくて、偶々訪れた私に渡しただけかもしれないし もしかしたら他の理由があったかもしれない。 察せない私は、大切そうに本を抱き締めて 笑顔を浮かべてお礼を言ったの。
おば様に隠し通したあの本は、私の部屋の本棚に。 今でも大切な記憶として、そこにあるの。 ]
(70) 2017/02/15(Wed) 22時頃
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― 集会所 −
[ 中に入れば、彼に「ありがとう」ともう一度お礼を言いましょう。 ついて来てくれたことも 我儘を受け入れてくれたことにも。
私はベネディクトさんの姿を見れば、きゅうと手を握るの。 そのままあまり目立たない隅に腰掛けて ふるりと息を吐いてから ]
……ヘクターさん、こんにちは。
[ 新たな人影に>>62、挨拶を紡ぐの。 自警団にいるはずの彼が、どうしてここに?
私たちへ集会所行きを命じた顔を思い出しながら 問う声は出さないけれど、眸が揺れる。* ]
(71) 2017/02/15(Wed) 22時頃
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―集会場への道程 扉前―
[急な呼び出しに一抹に不安は抱えるものの、そのとき私は村で何が起きているのか知らない。
ただ自警団と言うことから想像することと言えば悪くは両親の身に何か起こっただとか、村の誰かに不幸が起きたとかそんなところだろうか。 せっかく暖まってからの外出は家へと戻る前よりも風を冷たく感じて悴む手へと白い吐息。
村の集会場を目の前にして中に大勢の気配を感じ取ると小さくノックをした。]
ドリベルです。誰かいませんか・・・?
(72) 2017/02/15(Wed) 22時頃
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>>65 相変わらず辛気臭い面しやがって。 俺が居ちゃ悪いかよ。
[こんなところに連れてこられた苛立ちを本屋へとぶつけた。 どこからどうみても立派な八つ当たり。 嫌なときに嫌な奴の顔を見れば誰だってそうするだろ?しないって?オレはするんだよ。]
なんとかって奴が死んだときに オレがどこにいたか誰も証明できないってよ たったそれだけでこんなとこにぶち込みやがって。
お前は?本屋なんかが何でこんなところに。
[顎をくいってあげて本屋を指す。]
(73) 2017/02/15(Wed) 22時頃
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おう、クラリッサ。 それとドリベルか。
なんだなんだ手当たり次第かよ。
やだねー年寄り連中の信心深さは。
[人狼という伝承を信じることを信心と呼んでいいかは見解がわかれるところではあるが。 どちらにせよ、そんなものを信じるほど頭はイカレてはいないつもりだった。]
(74) 2017/02/15(Wed) 22時頃
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― 集会所 ―
[ お礼を告げるクラリッサに視線を向け >>71 笑みで返そうとして、 "歪"――と、師の言葉を思い出す ]
どういたしまして。 何事もなく帰れたら良いね。
[ だから言葉で返すんだ。 そうしないと、伝わらない。 ]
(75) 2017/02/15(Wed) 22時半頃
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[ 広間にはベネットの姿がある。 案の定という言葉が脳裏に過ぎり、
やっぱり、>>63
同じように考えていたのだろう彼に 苦く口角を上げた ]
君に会うのは三度目 か
[ 一度目はいつもの挨拶を 二度目は悪い予感を 三度目は最早諦観を伴って ]
(76) 2017/02/15(Wed) 22時半頃
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[荒々しい声が聞こえ、振り向くと>>62]
ヘクターも、?
やあ、こんにちは。
[かろうじて呼び捨てのできる年齢差の彼。 自警団に憧れを抱いたこともあって、 頼りになる存在だと思っていた。
先程の自警団員のきつい態度を思い出すも 自警団全員が、僕らを忌避する側、 というわけではないようで] ……なんだか、災難だね。
[ベネットに舌打った彼の不機嫌の理由は、 この場所にいることと、強く当たる相手がいることと どちらが多くを占めているかは、わからないけれど。]
(77) 2017/02/15(Wed) 22時半頃
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そんなこと、言ってませんよ。
[眉が下がる。 むしろ出来る限り友好的に対応したつもりだったのだが 上手くはいかないものだ。 辛気臭いと言われた顔がよくないのかもしれない。]
……なるほど。
俺も貴男と同じようなものですよ。 あまり人前に出ないので。
[返ってきた答え>>73に頷く。 証明が出来なければ身内と言える者でも あの人は、村の重鎮は 想定よりずっと事態を重く見ていることが知れた。]
(78) 2017/02/15(Wed) 22時半頃
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[ 控え目に扉を叩く音に気づき、>>72 いるよ、というように此方から扉を開く。]
ドリベルも、こんにちは、 ……ああ、
[ 手紙を彼女に届けられなかった。 そう思い出し口にしかけるけれど、 ドリベルに気づいたヘクターの 手当たり次第、>>74 その言に彼へ視線を向け]
どういう基準なのかわからないけれど そうだね、若者と言われる人選かな。
[ 手紙のことは、慌ただしく謝罪するものでもない。 ドリベルが暖炉で暖まってからでもいいだろうと、 彼女を中へ促した。*]
(79) 2017/02/15(Wed) 22時半頃
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[ 二人の間に流れる空気や、ヘクターさんの態度は。 もう見慣れたものであったかしら。 私は少し居心地悪そうに睫を伏せて、影を落とすの。 良い人なのに、ヘクターさんは彼の何が嫌いなのかしら?
>>73彼の説明へは、自嘲気味な笑みを浮かべて。 ]
……ドリベルさん。こんにちは。
手あたり次第……そうですね それほど、必死なのでしょうか。
[ 家事手伝いといえど常に家にいるはずもないし、 おば様はよく誰かとお出かけになる人だもの。 ここぞとばかり、私が何をしていたか知らないと答えたのでしょうね。 犯人探しに必死な村と、邪魔者を追い出すのに必死なおば様。私は唯受け入れるだけ、よ。 ]
(80) 2017/02/15(Wed) 22時半頃
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[ 昔は、彼の笑みを日常的に見ることが出来ていたかしら>>75。 いびつでも、私に向けてくれるものならなんでもいいの。
そう言う勇気もなくって、返された言葉を思い出すの。 何事もなくと彼は言ったけれど 無理なのでしょうねと、諦観を胸に宿しながら。
亜麻色の髪を耳に掻き上げ、彼らの様子を眺めましょう。 おば様が家に大勢を招く時、私がそうしているように。 道中なら開けていた唇は、自然閉じたまま噤まれるの* ]
(81) 2017/02/15(Wed) 22時半頃
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こんにちは皆さん いっぱいいるんですね。
[中へと促されれば早々に入って部屋の暖をとった。] あら、ヘクターさんにクラリッサさんも。 よほど大変なことでも起こったんです?
[話の端しかわからないものの、話している内容は何か物騒で、何事かとまわりにきいてみた。]
(82) 2017/02/15(Wed) 23時頃
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[表の顔しか知らない私は村の中の関係には疎い。クラリッサの家とおばさんのこと、その他誰が誰と仲いいのは知っていても基本的には一歩距離を置く位置で私はみんなと接していた。*]
(83) 2017/02/15(Wed) 23時頃
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ベル、……?
[ノックの音と、聞き慣れた声>>72 意識はヘクターからもあの人からも逸れた。 漏れたのは、親しい呼称。]
どうして、君まで
[シメオンが開いた扉の先>>79 思った通りの相手、 いとこの少女がそこにいた。]
(84) 2017/02/15(Wed) 23時頃
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[ドリベルとは互いの母親が姉妹だった。
花の都を侵した流行り病、 彼女の両親が訪ねて来たとき、 母と共に話を聞いた記憶がある。 医師であるという二人は深刻な声をして。 彼等に匹敵する知識など無い、 この村から出たことのない自分でも 死の街を脳裏に描いてしまったものだった。
不幸なのはその後すぐに母が病で儚くなったことだ。 頼るべき縁者の大人が死んだことで、 ドリベルには苦労をさせたかもしれない。]
(85) 2017/02/15(Wed) 23時頃
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何も、知らないのかい?
[いとこはまるで世間話にでも混ざるような調子>>82 “聞いている”自分にはそう映った。 問い掛けには少し哀れむような色が含まれる。 彼女はとてもいい子なのに。]*
(86) 2017/02/15(Wed) 23時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/02/15(Wed) 23時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/02/15(Wed) 23時頃
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まあ、いいや。 とりあえず部屋一個貰うぞ。
あと何人来るかわからないがな。
クラリッサ、ドリベル。 いつでも来ていいぞ、野郎は勘弁だけどな
[そういって笑うと、「またあとでな」と軽く残してその場を後にして、適当な部屋を見繕うと自室とするのだった。 一人一部屋あるかどうかもわからないうちに。]
(87) 2017/02/15(Wed) 23時頃
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>>86 ああベネット兄さん、よかった兄さんもいたんですね。
[聞きなれた声が聴こえて振り返る。 従兄弟のベネット兄さん、でも知らないのと聞かれて首を傾げる。]
え?ええ、枯れ木を集めてたら急にここに来るように言われたの。 一体何があったんです?
[どうしてと言われるくらいだから、村の中でのことなんだろう。私はその問いかけに彼に逆に聞こうとする。
ドリベルには兄弟はいない。昔はお兄さんという存在に憧れていたこともあった。身近で一番お兄さんといえる人。 この田舎の暮らしもそういやじゃないのも、身内で好きなお兄さんがいるからと言っても過言ではないかもしれない。*]
(88) 2017/02/15(Wed) 23時頃
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[娘が欲しかったの、そう笑う母の顔を今も覚えている それは決して息子を否定する言葉ではなく、 両親から離れて暮らさねばならない少女を想うものだった。 以前もこの村を家族で訪れていたドリベルと母の関係は、良好だったように見えていた。 この娘には本当はちゃんとした家族がいるけれど、 自分もまた、 彼女を妹のように大切に思っていることに嘘はない。]
…… 旅人が殺された。
俺達はその容疑者として、集められたんだよ。
[だからこそ 首を傾げる姿>>88が昔と重なって見えるからこそ。
告げなければならない言葉を口にするのは重く、 適当な椅子に沈み込めば、項垂れる。]
(89) 2017/02/15(Wed) 23時半頃
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[ 僕の笑顔が、笑顔でなくなったのは >>81 家族が消えた五年前から、少しずつ少しずつ。
最初は誰も気づかなかっただろうけれど 一年も経てば違和感を、 そうして二年が経った頃、僕の齢が十八を数えるとき、
師に指摘され、初めて自覚した。
郵便屋の手伝いは、家族がいなくなってすぐ、 つまり五年程前から、生活のために始めた。
最初の頃こそ、近所の大人に助けてもらいながら。 何よりも世話になった人は、まだ碌な仕事も出来ない僕を 導き助けてくれた、柔和な顔をした郵便屋の師だ。]
(90) 2017/02/15(Wed) 23時半頃
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[ ベネットの母親が亡くなって クラリッサの両親が亡くなって ドリベルがこの村に住むようになったのが二年前だったか。
可哀想な子どもたちだと、 憐憫をかけてくれた大人達も、月日が経つにつれ、 良くも悪くも"慣れて"しまったのだろう。
或いは、村での不幸はそのあとにも続いたか。 大人達の関心は、少なくとも僕の場合は 自立するにつれて、薄れていったように思う。
無論、村では不幸だけではなく、成婚した男女がいたり 赤ん坊が生まれたり、祝い事だってあった。
ただ、集会所に集められた僕らのこと その原因になった事件もまた、 今、この村に暗雲を齎すであろうことは、察せられる。*]
(91) 2017/02/15(Wed) 23時半頃
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大丈夫だよ。 ベルはそんなことしないって、僕は分かっている。
村の偉い人達も分かってくれるさ。
[けれど、“妹”の前でそうしているわけにはいかない。 努めて明るく声を作って、前向きな言葉を口にした。]
あの人は悪い人ではないけれど (悪いのはきっと自分だから)
男の人の部屋に着いて行ってはいけないよ。
[そして、ヘクターの去り際の台詞>>87を拾う。 注意が目的ではない、話題を変えたかったからだ。]*
(92) 2017/02/15(Wed) 23時半頃
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……そう…ですね。 大変なことが、起きてしまったみたいで
[ >>82暖を取る彼女には、言い辛そうに返しましょう。 先程聞いたばかりのことを告げてもいいのか、分からないもの。 世間話でもするような気安さを見れば、余計に。
親しげな呼称が零れて>>84、応じる声が聴こえるの>>88。 私もかつてはそんな風に、彼のことを呼んでいた。 すっかり腫れの引いた右頬に指先を宛がってから、緩慢に顔を上げるの。 ]
ヘクターさんもご存知ないんですね。
[ 自警団の彼でも、何人来るのかは知らないみたい>>87。 彼も疑われているなら、仕方がないのかしら。 ]
(93) 2017/02/15(Wed) 23時半頃
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[ そうして、「いつでも来ていいぞ」と笑いかけられたなら。 私は微かに笑って首を傾げ、彼を見つめましょう。 困ったような色はきっと、眸の奥に沈められたはず。 ]
――――ええ。機会があれば。 はい、またあとで。
[ 波風を立てず、相手を不快にさせない受け流しは おば様に引き取られてから身につけたの。
男性の部屋にひとりで入ってはいけないことくらい分かるし、 私だって子どもじゃないわ。 護ってくれる人がいないなら、自分で流すしかなかったの。 ぼんやりと立ち去る背を見送れば、私は窓の外を見遣って 僅かに溜息を落としましょう。* ]
(94) 2017/02/15(Wed) 23時半頃
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[ ヘクターが言い置いた言葉には>>87 目を細めるに留めるつもりだったが
ベネットがドリベルへと忠告のような言葉を向ければ>>92]
ああ、クラリッサもだよ。 休むのだったらクラリッサとドリベルが 同じ部屋を使うといいかもしれないね。
[ ベネットがドリベルと 僕がクラリッサと、 幼い頃からの馴染みであっても、彼女たちはもう]
立派なレディに失礼は働けない。
[ そう冗談めかすように、ベネットの話に乗っかった。]
(95) 2017/02/15(Wed) 23時半頃
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[>>87集会場を後にし、私とクラリッサに一言残したヘクターへと苦笑顔、手を降って見送れば目の前のベネット兄さんの言葉に>>89耳を傾ける。]
旅人が!?そ、そうなの?
[物騒な話に戸惑う声、けれど怖さよりも不安よりも一人でいるよりは安心だろうか。 容疑者として呼ばれたことには気にかかるものの、こうして避難にも見える場所に呼んでもらえたことには若干嬉しさすら覚えた。]
なるほどそれで……ヘクターさんあんなこと言ったんですね。
(96) 2017/02/16(Thu) 00時頃
|
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[>>92 ベネットお兄さんの明るくも見える言葉を受けて不安は見せない。その言葉に疑うこともないからこくこくと頷くだけ、最後は少しだけ考えた後、くすり笑ってわかったと返した。]
え、ええ帰れないなら私は構わないです。 親戚ですしベネットお兄さんと一緒でも。
[>>95聴こえたシメオンとクラリッサの会話もきいて二人にも向けて話した。 物騒な事件であるもののどこか自分は大丈夫、そんな気持ちだろうか。*]
(97) 2017/02/16(Thu) 00時半頃
|
|
そうでなくても、隣同士とかね。
[それが自分の役目ではないと知るからこそ 忠告はドリベルにだけ向けた。 そして、思った通りの人が言ってくれた>>95]
紳士になったじゃないか。 昔はこんなに小さかったのにね。
[などと、掌を下に向け下げて見せたり。 冗談めかす言葉にからかうように返す笑み。 ……すぐに面食らって消えることとなるとは。]
(98) 2017/02/16(Thu) 00時半頃
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ベルはまだまだ子供だな。 それは駄目だよ。いくらいとこでも。 [肩を竦める。 くすりと笑った後だったから>>97 それは冗談だったかもしれない。 しかし、ドリベルはシメオンの言う通り今は立派なレディだ。 否定しておかなければ、不味いところだろう。]
(99) 2017/02/16(Thu) 00時半頃
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[母が天に昇った時 自分は既に子供とは呼べない年齢になっていた、 傍に本当に庇護を受けるべき少女がいた。 同情が向けられた時は短かっただろう。
巡る噂と囁き声には気付かないふりをしながら、 孤独になった子供達のことを気にしていた。 そうしていると自分のことをあまり考えずに済んだ。
あの人のお陰で生活が出来る身分 生かされる存在 出来ることなど、無かったのかもしれないけれど。
集められた面子に苦い気持ちを覚える権利くらいは、 きっとある。そう思いたい。]
(100) 2017/02/16(Thu) 01時頃
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さて、 二階を見てくるよ。
……君達も、後で部屋を決めるんだよ。
[立ち上がれば、広間から階段へと歩いていく。 それはきっと、これからの為に必要なことだ。 一時の話題では終わらない。 従姉妹に自分の知る深刻さを、全ては伝えなかった。]
(101) 2017/02/16(Thu) 01時頃
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[ からかうニュアンスを含めた言葉が向けば>>98
少し頬を掻いて、それほどでも。と目を細めるが はたと気づいた。]
ベネットはたったの二つ上だろう? き、君だって、そんな時代があったのに。
[ 確かに、こどもの頃の二つは、大きい。 僕はクラリッサ達と、ベネットやヘクターとの中間ほどの歳。
だから兄の背を見ながら、妹を可愛がったという点では、 ベネットの言葉がある意味、図星だからこそ、 少々慌てふためいてしまう。]
(102) 2017/02/16(Thu) 01時頃
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─── 二階:個室 ───
[ヘクターが何処に向かったかは知らないが、目的は彼を探すことではない。 扉を開いた第一印象は、……埃っぽい。 集会所の個室は使われることは少ないのだろうか。 それとも、この部屋が奥まった突き当たりだからか。
扉を開け放ったままにし、窓を開く。 これで少しはマシになるだろう。 寒さは、仕方ないことだ。]
…… ん、?
[不意に物音が聞こえた気がした。 多分、この階。そして、近い。
来た時に集会所を見上げる余裕は無かった、 自分は未だ会ってない容疑者を知らずにいる。]**
(103) 2017/02/16(Thu) 01時頃
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[ ドリベルを諌めるような言葉に>>99、 くつ、と浮かべる笑みのつもりの貌を。
彼女らは、大人でも子どもでもない年頃なのかもしれない。 自分だってちゃんとした大人だと、 胸を張れるわけでもないけれど。
ドリベルに対するベネットの姿は、 大人である兄、そんな風に見え、 此処へ集められたことで固くなっていた気持ちが、 少しだけ和んだ。 ]
(104) 2017/02/16(Thu) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/02/16(Thu) 01時頃
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む···
[子供と言われて髪に隠れた上目遣いと頬を膨らませた抗議の姿勢。 成長したつもりでいた自分に対していとこであっても大人のレディと言われれば嬉しいのにと考えながらも未だ子供扱いは続く。]
いいですよーだ! クラリッサさんといるから!
[よろしくねとクラリッサの方へと近寄った。], ]
(105) 2017/02/16(Thu) 01時頃
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[ 集会所の広間までは入ったことがあるけれど 二階に何があったかと思案したところで
先刻のサイモンの様子が思い出された。]
ああ、先客が――
[ 伝え終える前に、ベネットは二階への階段へ。>>101>>103 サイモンはおかしな人ではあるけれど、 害をなすタイプとは思えないから、 男のベネットの心配はしない。]
僕らも後から向かおう。
[ 頷き、女性二人に視線を向けた。陽はどのような傾きを見せていたか。窓に歩み寄ると、吐息で硝子は白くけぶる。 指先を寄せ、指紋と痕を、一つ付け。**]
(106) 2017/02/16(Thu) 01時頃
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[外を見ようとして木窓が打ち付けられていることに気付いた。]
厳重なことだ。 そんなに人狼とやらが怖いか。
[お伽噺、伝承にあるという人を喰らう化け物。 それが旅人を殺したって?そんなことを真剣に信じているのがあの老人たち。 そしてそれに従う親父たち。 実の息子よりもそんなものを信じるなんて。]
下の窓なら破れるかもな。
[集会所の一階は尊重ご自慢のガラス窓。 どこぞのお偉いさんが寄付してくれたんだとかなんとか。 大はしゃぎしてたっけな、それがいくら価値のある物でも窓じゃ腹は膨れないっていうのに。]
破ったところで逃げられないだろうけど。
[それにもしも逃げられたとしてどこにいく? それこそ途中で狼か熊の餌になるのがオチだ。]
(107) 2017/02/16(Thu) 13時半頃
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腹減ったな。
[階下の広間に降りて声一つ。
突然とっ捕まった。 おかげで飯も食わずに尋問と、そしてここに連行。 起きてから何も食べていないことを思い出す。
さて、まだそこに誰か残っていただろうか。]
(108) 2017/02/16(Thu) 13時半頃
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…………もう。 私、子どもじゃないんだから ちゃんと分かっているわ。
[ >>95緩やかに視線を向けて、紡ぐ声にはほんの僅かに不服の色も感じられたでしょう。 後ろをついて回った雛鳥は、こんなに成長したのよ。 冗談めかすような言葉へ、 本当に立派なレディって思っているの?――なんて思うけど。 問うことは、しないの。 ]
ドリベルさんが良いのなら、構わないわ。
[ 頷いて。 同い年だったはずだものね、と、ぼんやり思いながら ]
(109) 2017/02/16(Thu) 14時頃
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[ 次第に関わりの薄れた数年間を私は知らないけれど、 本屋の主たる彼は幾分かを知っているのかしら。 傾く陽光に照らされた金糸を見つめて>>106 揺蕩うような思考の海に、溺れるまでは叶わない。 ]
そうね、後から―――……
[ 同意するようにぽつりと落とし、「よろしくね」と近寄る彼女に微笑みかける。>>105 先程の幼さを残す仕草は、ベネディクトさんの庇護欲も向けられて然るものなのでしょう。 素直な良い子であることくらい、見ていれば分かるわ。 ]
ええ。よろしくお願いします。 ご迷惑にならないようにしますから、仲良くして頂けると嬉しいです。
[ そう言って右手を差し出すけれど、 彼女はどんな反応をしたかしら? ]
(110) 2017/02/16(Thu) 14時頃
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[ 二人が先に二階へ行くようならば、 私はまだ広間に残りましょう。 もしそうでないならば、幾らか言葉を交わしたかもしれないけど 道中と違い、私から唇を開くことはないの。
やがて再び広間に降りて来た彼が零した声を、この耳が拾い上げられたなら>>108。 外の空は何色だったでしょう。 音を立てずに立ち上がって、私は首を傾げるの。 ]
……良ければなにか、作りましょうか 材料があるならですけど……
[ 村民の会合に使われる場所であっても、 おば様の言いつけがあったから、私は訪れていなかった。 最後にここへ踏み入ったのは、まだ両親がいた頃の話。
視線は声の主である自警団の青年に向けて。** ]
(111) 2017/02/16(Thu) 14時頃
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[ 不服そうな声に、目を細める。>>109]
あぁ、ごめん……
でも、心配させてほしいな。 レディに何かあってからでは大変だ。
[ ヘクターへの警戒のような流れだけれど そういったつもりではなく、 何かあってからでは、という言葉に思いを込めた。]
(112) 2017/02/16(Thu) 14時半頃
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[ 暫くしてヘクターが広間へと戻ってくれば ]
やあ、おかえり。 食事か…… [ 朝にパンを齧ったから、 僕はまだ空腹に襲われてはいない。
けれどこの先、滞在期間が長くなれば 此処で食べる必要も出てくる。 材料がある>>111、と聞けば、そういえばあの時飲んだエールも、貯蔵されているかもしれないなと思い当たり。]
ヘクターがいてくれるなら、 僕は 二階に行ってこよう。
[ ドリベルはどうする?と問いかけて 彼女が望むなら一緒に、そうでないなら一人で階上へ。]
(113) 2017/02/16(Thu) 14時半頃
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[開け放つつもりでいた木窓が打ち付けられているのを確認し、憂鬱にため息をついた。 手紙の内容が、思い起こさせられる。 気分転換どころか、逆効果だ。 開いているのは扉だけ。 そうすると、 外の冷えた空気の代わり、屋内の物音が耳に届く。]
[やはり、気のせいではなく。 程なく近い部屋からのようだ。 何か、ぶつぶつと呟くような声も。ヘクターではなさそうだ。 広間でシメオンが言いかけ、 最後まで聞かずに自分が出てきてしまった言葉>>106 そういうことだったらしい。 “逃げろ……逃げろ……” ]
(114) 2017/02/16(Thu) 15時半頃
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本屋 ベネットがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(本屋 ベネットは村を出ました)
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[深く深く、ため息をついた。]
(115) 2017/02/16(Thu) 15時半頃
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いいや、
逃げられないよ。**
(116) 2017/02/16(Thu) 15時半頃
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>>111 頼むわクラリッサ まさか飯も食わせず餓死させようってこともないだろ。
それならさっさと殺してしまえばいいわけだし。
[年寄り連中がどこまで本気なのかわからない。 だけどこの小さな村ですでに若者が5人。 全員が死ぬようなことになれば村の未来は明るくないだろう。]
ところで。 いつになったらいい返事が貰えるんだ?
[つまりそういうこと。 小さな村の中で年若い同士が結婚相手となるのはごく自然のこと。 この歳まで独り身でいるのは自分ではなく相手となる娘の年齢の問題だった。 いい加減そろそろと思って結婚を申し込んだがいつも曖昧に逃げられていた。]
(117) 2017/02/16(Thu) 16時頃
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― 二階 ―
[階段を上がる。
階下の音は聞こえても、
それが意味をなした言葉として届くことはない。]
…―――
[ 廊下の奥へ進み、個室以外に何かあるかと見回した。 趣の違う扉を開ければ、そこはどうやら書庫のよう。
役に立つ情報が眠っているだろうけれど せかいをしるためには、 ベネットの本屋の蔵書の方が役立つような気がする。]
(118) 2017/02/16(Thu) 16時半頃
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[ それから、気づきにくい箇所に梯子を見つけ 手をかけて登ってみる。
上に続く小さな板を開けば ばさっと音を立てるかのような勢いで、埃が降ってくる]
っ、けほ けほっ
[ 梯子に手をかけているから避けるわけにもいかず もろに埃を被りながらも、郵便帽のおかげで 髪や顔にかからなかっただけ、まだましだろう。]
(119) 2017/02/16(Thu) 16時半頃
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屋根裏部屋か。
[ この様子だと長い間、手が入っていないのだろう。 さすがにこれ以上埃塗れになるのは、と、梯子から降り数段飛ばして、ジャンプからの着地。
ベネットやサイモン、ヘクターはどの部屋に入ったのか。 部屋数は、とても多いとは言えない。 今の人数であれば一人ひと部屋を確保出来るだろうけど もし人が増えたら、それも難しくなりそうだ。*]
(120) 2017/02/16(Thu) 16時半頃
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─ 診療所・朝 ─
[カーテンを開ける。 じゃっと小気味良い音がして、診察室に朝の光が満ちた。
エマはガラス越しの冬>>11の光に目を細める。 窓のずっと先には村外れの泉>>#1が見えるけれども、 夜深く、ランタンを手に自警団員たちが厳粛な>>#1顔つきで集まっていたことは知らず、
慣れた手つきでてきぱきと室内の掃除を始めた。 器具やカルテは使用後きちんと片付けてあるので、床の土埃を玄関扉から外へ掃き出し、机や椅子の上を簡単に水拭きすれば終わりだった。
今、村の診療所に常勤の医師はいない。 半年前、エマの夫が亡くなってからは、隣村の診療所から週2日やってきてくれる新米医師が頼りだった。
その彼は今週、来れないという。 酷い風邪で寝込んでしまったという手紙が、 昨日、郵便ではなく顔なじみの薬屋に託されて届いた。]
(121) 2017/02/16(Thu) 16時半頃
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[手紙を読んだエマは、今週の診察がない旨の張り紙を扉に貼り付けた。 やれやれと嘆息しながら。]
医者の不養生って言うんだよ?
[頑健だった夫も、半年前、熱を出してあっけなく逝ってしまった。 ほんの1日半寝込んだだけで。
次に新米医師の顔を見たら、おせっかいと承知のうえで黙っていられず、 説教めいた言葉を並べるだろう自分が想像できた。 童顔の彼は、エマの思い描く、
もし息子が生きていれば、こうなって欲しい姿だったから。]
(122) 2017/02/16(Thu) 16時半頃
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─ 診療所・昼前 ─
[ときおり物思いに手を止めながら薬棚の整理をしていると、 玄関扉の開く音がする。
入ってきた老人に、 「薬はもらえるんだろう?」 と問われ、エマは立ち上がった。]
ええ、もちろんよ。 ちゃーんと届いてますからね。
[慢性の病気を患う相手に近況を尋ねながら薬を渡すと、 何年も何年も同じ病状を訴える彼が、珍しく別の話題を返した。 「そういや、聞いたかい? 人狼が出たんだってよ」]
……え? まさか。
(123) 2017/02/16(Thu) 16時半頃
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[エマは咄嗟に否定する。 それから理解が追いつき、大きく、大きく眼を見開いた。
エマの驚いた表情が可笑しかったのか、老人はどこか得意げに語り始めた。 「旅人の屍体>>#1が見つかったそうだ。 村はずれの泉で。 ……ずいぶん無残な死体だったらしい。 喰われてたんだろうな」]
……喰われて、た?
[エマはおうむ返しにそう言って、何度も瞬きを繰り返す。
「そうさ。 人狼ってのは人間を喰う獣だからな。
……で、疑わしいやつらをこれから集会所>>#2へ集めるとさ」]
(124) 2017/02/16(Thu) 16時半頃
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[老人の息子が自警団員だったことを思い出し、エマはなるほど頷いた。]
怖いわねえ。 でも、疑わしいって誰かしら。 小さな村だし、皆、親戚みたいなものじゃない?
[最近はエマたち家族のように外からやってくる者もいなくはないが、 基本、3代前に遡れば、誰もが誰かの親戚のはず。 もちろん、何名かの例外はいるのだけれども。
老人は肩を竦めた。 「さあな。 夜のうちに家を抜け出してるんなら……家族のいないやつかねえ」
エマは頬を膨らませ、言い返した。]
わたしだって家族がいないわよ?
[この村の生まれではないが、住み着いて15年ほどになる。 息子も、夫も、この村の墓地で眠っている。]
(125) 2017/02/16(Thu) 16時半頃
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[老人が薬袋を持って診療所を出ていくと、
エマは考え込んだ。 家族がいなくて、血縁もいなくて、村内で孤立している者の顔をいくつか脳裡に思い浮かべる。]
……顔を見に、行こうか……。
[わけもなく胸騒ぎがしてならない。]
(126) 2017/02/16(Thu) 16時半頃
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……、
[ 目を細めて紡がれる言葉に>>112、息を吐くの。 心配してくれているのは分かるけれど。 素直に受け入れることが出来なくて。
>>113二階へ向かうなら、黙ってその背を見送りましょう。 ヘクターさんの返事には頷いて>>117、 「分かりました」と返すの。 ]
―――…そう、ですね 無実の人まで巻き添えに殺すつもりは、ないでしょう。
早く終わるといいんですが……
[ 台所は一階にあるというのは、憶えてる。 食糧もそこに置いてあるかしらと一歩踏み出す前に、 投げられた問いへ、睫を伏せましょう。 ]
(127) 2017/02/16(Thu) 17時頃
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[ 小さな村だから、年若い人の数は少ない。 この数年で幾人かが成婚して、子を授かった人もいるとはいえ 彼らも互いが同年代というケースは珍しかったはず。
彼に申し込まれた結婚も、私はいつも曖昧に濁していたの。 問題無い年齢になったからこそ、この話が出ているのに。 いつもお決まりの言葉で。 ]
……私なんかにそう言って頂けるのは、嬉しいんですけど。 まだ少し、早いかなって……思うので。
すみません、ヘクターさん。
[ 髪を耳に流す仕草をしながら、困ったように笑いましょう。 少なくとも今夜をここで越すことになるのなら、 暖かくて、皆が好きな時に食べられるものがいいかしら。 そんな風に頭の片隅、思考を巡らせて ]
(128) 2017/02/16(Thu) 17時頃
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それに。 ヘクターさんにはもっと、良い人がいらっしゃいますよ。
[ 最後にこう告げるのも、常のこと。 話を逸らすように、「台所ってあっちでしたよね」と 記憶を頼りに、方向を指差して問うの。** ]
(129) 2017/02/16(Thu) 17時頃
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─ 診療所・夕刻前 ─
[そう思いながらも雑用に時間を取られていると、
ふいに診療所の玄関扉が開いた。 制服>>20で複数の自警団員だと気づいて、エマは駆け寄る。]
誰か怪我をしたの? 今日、先生はいないのよ。 わたしでできる手当なら……。
…………、 えっ?
[顔馴染みの自警団員から素っ気なく用件を告げられると、エマの眼は丸くなった。 集会所に向かえ>>21、>>25、>>30、>>35という内容は、先に告げられた者たちと大差なかっただろうか。]**
(130) 2017/02/16(Thu) 17時頃
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>>129 また、それかよ。
[いつも通りの返事。 いつも通り逃げられる。]
チっ、こりゃいよいよ諦めどきかね。
[クラリッサの耳に届くような大きな独り言。 本人にその気がないんじゃ仕方がない。 仕方がないが自分はもう24にもなる、そろそろ家庭を持たなければならない。]
……外か。
[一転して小さな呟き。 クラリッサにその気がないのなら他の娘、それで駄目ならこの村の外で探すしかない。 外にはあまり出たくはない。]
(131) 2017/02/16(Thu) 17時頃
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─── 回想 ───
なんだの目はよ!
[ドンと彼の強く肩を突き飛ばす。]
本屋だか何だか知らないがな。 俺たちのこと馬鹿にしてるんだろ?
[切っ掛けはなんでもなかった。 ただ目があったとか、溜息をついたとか、どうでもいい下らないこと。]
読み書きができるのがそんなに偉いか? 畑や山で仕事してるオレたちがそんなに無様か?
[都市から離れた小さな村。 こんなところで『本屋』なんかを営むベネットが気に入らなかった。]
(132) 2017/02/16(Thu) 17時頃
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ここをどこだと思ってる? こんな村で本だと?
[それでいて他に仕事もしないで食うだけの金を持ってるとくる。 妬み?僻み?それがどうした、口にしないだけで皆が思っていることさ。]
そんなことがしたきゃ都にでも行けよ。
[真っ当な教育?それどころか文字の読み書きができない者が大半のこの村で、まるで当てつけのようなことをする男。 そんなのが気に入るはずがないだろ。]
(133) 2017/02/16(Thu) 17時頃
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─ 集会所 ─
[エマは脇に荷物を抱えて集会所へ入った。]
ああ、ありがと。 そこへ置いてね。
[一番若い自警団員に持たせた別の荷物の置き場所を指示する。
ここまでにやってきた者が若者だけで、ほとんど身ひとつで連行されてきたことを彼女は知らない。 知っていれば、自警団員に険しい顔を向けびしりと言っただろう。]
女の子なんだから、着替えくらい持たせてあげなさいよ。
[自分は当然のように団員たちを待たせて用意した。 着替えも、すぐに食べられるものも。]
(134) 2017/02/16(Thu) 17時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/02/16(Thu) 17時半頃
|
[広間には誰かいただろうか。 顔を向けられれば、]
ああ、こんばんは。 ……には、ちょっと早いかしらね。
ここ、食べるものはあった? 自炊しろと言ったって、どんな食料があるか知らないんじゃあ、ろくな用意もないに違いないと思って、
持ってきたわ。
[脇に抱えた荷物を持ち上げて見せただろう。]
(135) 2017/02/16(Thu) 17時半頃
|
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─── 回想 ───
[ただ、たまたまその日顔を合わせることになって ただ、視線が合った。それだけ。 自分にとっては、そうだったのだけれど。]
っ、 ……
[自警団の若手であるヘクターに突き飛ばされれば、『本屋』は情けなく地に転がるばかりだ。 見上げたその目は、向けられ慣れた温度を持っていた。>>132]
馬鹿になんて、してないです
[投げ掛けられる言葉たち どれもこれも、覚えがない。 そんなこと、思ったことがない。 なのに語気が弱く声が震えているのは 皆からそう思われていることを、知っていたからだ。]
(136) 2017/02/16(Thu) 18時頃
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……誤解です
[母は若い頃から身体が弱く老人に紛れ診療所の常連と化していた。 二年前の死は突然ではなく 緩やかに彼女を蝕んでいった、病が齎したもの。 その息子も、同じく。 若い衆に混じり力仕事をすることは、難しかった。 これはあの人が与えた仕事。 本当に無様なのは、彼等じゃない。]
(137) 2017/02/16(Thu) 18時頃
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(誰がこんなことしたくてするものか)
[そんなこと、言えやしない。]
すみません、
……すみません。
[ヘクターは悪い人ではない。 同じだけの負の感情を、彼に向けることはない。 だってそれは、まさしく正論だ>>133 相手が立ち去るまでずっと 俯きながら謝罪を繰り返した。 母もきっと、…… 自分が見ていないところでこうしていたのだろう。]
(138) 2017/02/16(Thu) 18時頃
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[そこまでの卑屈さを見せたのは、この時だけだったかもしれない。 けれど、何も気にしていないように苦笑で流しても]
『そんなこと、言ってないですよ』
[訂正することくらいは出来ても 老人達と違い真っ向から思っていることをぶつけてきたヘクターへの負い目は きっと残っていて、自分では気付かずそれを表に出しているのかもしれない。]*
(139) 2017/02/16(Thu) 18時頃
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教え子 シメオンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(教え子 シメオンは村を出ました)
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―二階―
[ 空いている部屋はどこかと、 扉を眺め、耳をそばだてたところで判断などつかない。
軽いノックを。
返事があるのなら、一言謝罪し、 すぐに別の扉へ向かおうと思ったけれど その室内から返事はない。 くぐもった声を扉越しに耳にすることは出来なくて>>114
そっと開けた扉の中、 その個室はカーテンを閉ざし、薄暗かった。]
(140) 2017/02/16(Thu) 18時半頃
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……あ、
[ 盛り上がった毛布を見ると、 この部屋がサイモンがいた部屋だと思い出す。]
ごめんなさい、お邪魔しまし、……た?
[ けれどサイモンの様子は、いつもよりおかしい。 何に怯えているのだろう。彼を見ていると、不安に胸が満たされるようで、思わず男のそばに歩み寄る。]
(141) 2017/02/16(Thu) 18時半頃
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何が、恐ろしいんです。
[ 小声で問うと、男は声にならぬ音をいくつか紡いで やがて僕の耳が捉えたのは、"人狼" という言葉。
人狼―――?
続く言葉も断片的で、 パズルを組み立てるには至らなかったけれど、
"うらない" "霊" "守る" "狂って"
―――僕は彼の言葉に、怪訝に眉を潜め、 改めて突然の訪問を謝罪し、部屋を後にする。*]
(142) 2017/02/16(Thu) 18時半頃
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[受けて当然の扱いに抵抗はしない それでもドリベルには申し訳なく思ってしまう。 知らないところで何か言われてなければいいのだが。
“あの女の息子” “こんな村で当てつけのような店を開く”
心優しいドリベルまで、 汚い子じゃない従姉妹まで冷たい目で見られない為には 二人で同じ家に住み、助け合いながら生活する。 そんな選択肢は最初から、無かった。
出歩くのは、食料の買い出し、従姉妹に会いに行く時 後は診療所で診てもらう時くらいだ。
顔馴染みの看護婦が集会所に来ていることを、 その経緯を、 ……まだ僕は知らないでいた。]**
(143) 2017/02/16(Thu) 18時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/02/16(Thu) 18時半頃
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――、すみません。
[ 私は相変わらず微笑みを浮かべたままで、 彼の独り言めいた呟きに、もう一度だけ謝るの。>>131 誰かに相談でも出来るような性格だったら 不快にさせず、引いて貰うことも出来たかしら。
憂いた顔が次に視線を向けたのは、新たな人影。 指示された自警団の人が何やら動くのを捉えながらも、 私は見知った看護婦に腰を折って一礼しましょう。 ]
こんばんは、…でしょうか。 エマさんも呼ばれたんですね。
[ 挨拶を選ぶには微妙な時間。 僅か浮かない顔のまま、脇に抱えていた荷物を掲げて見せるのを視界に入れるの。 ]
(144) 2017/02/16(Thu) 19時頃
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[ 彼女にはおば様がお世話になっていて、私もその付き添いで顔を合わせる機会は多かった。 村の診療所は、彼女がいなくて大丈夫だろうか。 そんな疑問を抱きながら、問いかけに答えましょう ]
まだ確認していないんです。 でも、そろそろ夜ですし、 なにか作らなくちゃと思っていて……
……あ。持って来てくれたんですか? ありがとうございます、助かりました。
[ ヘクターさんが丁度お腹を空かせているらしくて、と 今必要な人の名前を紡いで。 本当は今だけはここに来ない方がいいというのに、 「来てくれて良かった」と、安堵してしまうの。* ]
(145) 2017/02/16(Thu) 19時頃
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|
[一礼するクラリッサ>>144の顔つきが気になったけれども、 こんな状況下で問うことではないと思い直し、
「……あ。持って来てくれたんですか? ありがとうございます、助かりました」>>145) 彼女がそう言って近づいてきたら、
エマはいたずらっぽく笑いかけながら、荷物を広げるだろう。
抱えた包みを開ければ裏庭で採れた野菜。 自警団員に持たせた箱を開ければ、
ウズラが3羽。]
だって、世話をする者がいなくなれば死んでしまうじゃないの。
[当然という顔で胸を張る。 箱の中には餌も、砂浴び用の砂も入れてきた。]
(146) 2017/02/16(Thu) 20時頃
|
|
[ウズラを見たクラリッサはどういう反応をしただろうか。
息子と同い年だった彼女のことはよく知っていた。 早くに母親を、数年前に父親>>8を亡くしてから、境遇が一変したのもわかっている。 縁者のおば>>8に引き取られたが、その後、頬に赤い手形を付けていることもしばしばで。
それまで活発に走り回り>>9、女の子らしいとは言い難かった彼女が、 黙ったまま俯く>>8ばかりの少女になったこともわかっている。
とはいえ、 クラリッサの家事の不手際がおばを苛立たせているのだろうこともまた察せられ……、
結局、心配しつつも遠くから見守るだけという、 一番無難で、当人の状況を改善しない態度を取ってしまっているエマだった。 おばに付き添って診療所へ来るたび、不自然な怪我をしていないかと観察してはいたものの。]*
(147) 2017/02/16(Thu) 20時半頃
|
|
― 広間 ―
[ 一階へと降りると、妙な気配に室内を見渡す。 妙―――というのは、おかしかったようだ。 愛らしい3羽の小さな鳥の姿。]
エマさん?
[ この村の看護婦のエマさんの姿に、ひとつ瞬き 彼女もここに呼ばれたのかと、複雑な心境だった。
最近でこそ診療所にかかる機会は減ったけれど、仕事を始めたばかりの頃は、慣れない重労働の結果、疲労や軽い怪我で診てもらったこともあった。
窓から外を見る。もう夕日は落ち、宵の頃合で]
こんばんは、の時間ですね。
[ 日が暮れるのは早いな、と窓の外を見遣ったあと 帽子を外すと、埃を叩き落す。]
(148) 2017/02/16(Thu) 21時頃
|
|
[ それから、3羽の鳥をじっと見つめ]
……この仔たちは?
[ エマさんが連れてきたのだろうか。 小鳥――もう成長しきった小柄な鳥かもしれないが、 連れてきたのか、という意味合いを込めて問いかけた。
ああ、鳥の種類も聞いてみようか。*]
(149) 2017/02/16(Thu) 21時頃
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|
[ローズ ローズ 誰かが私を呼んでる声]
もうすこしだけ…
夢の中では 私はおひめさま
ふんわりしたベット 花の香油のいい香りの 真っ白で清潔なシーツ
もうすこしだけ もうすこしだけ このまま
(150) 2017/02/16(Thu) 21時頃
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[ロオォォォォォォオオオオオオズゥウウウウウ 女将さんの野太い声でびっくりして飛び起きた]
はっはい! はい はいはいはいはい
[現実は冷たくごわごわと固いシーツに同僚と何人かまるまって雑魚寝 安物の化粧にたばこや酒のがまざった匂いでくらくらする]
(151) 2017/02/16(Thu) 21時半頃
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[さっさと準備をして店に降りてきなさい]
はぁあい 昨晩はちょっと飲みすぎちゃって頭が痛かったの でもほらそのおかげでうりあげ良かったんだから ゆるしてちょ
[機嫌が悪いのかこわばった女将さんに甘えるように答え 頬にキスをした 外をみるともう日は沈みかけ空は菫色]
(152) 2017/02/16(Thu) 21時半頃
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…………っわ、!?
[ いたずらっぽい笑みの理由はこれかと、 広げられた包みの――野菜が入っているのとは別、自警団によって置かれた箱の中身に、驚いて小さく声を上げるの。>>146 村で生まれ育った以上、見慣れた存在ではあるけど 流石にこの場に連れて来るのは予想外で。 ]
そ、それは、そうですけど…… ……ちょっとびっくりしちゃいました。
[ 当然と言いたげに胸を張る彼女に、苦笑して。 準備が良いなあと箱の中を見て感嘆するの。
――彼女が喪った息子さんは、嘗ては私と同い年だったから 一緒に遊ぶことも多々あった。 今ではすっかり当時の影はないけれど。>>147 ]
(153) 2017/02/16(Thu) 21時半頃
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[ 私を気にかけていてくれた、なんて知らないの。
叩かれてしまうのは、私が家事一つ上手く出来ないから。 我儘を許されないのは、私が厄介者だからで。 愛されないのも、そういうこと……よ。 そんな存在を村の人が心配してくれるって、夢は見てない。 ]
おかえりなさい、シメオンさん
[ 一階から降りて来た姿を見れば>>148 微笑んで、そう言葉を投げましょう。
ぴちゅるぴぴ、とウズラの鳴き声がしたのなら。 私はなにかご飯の支度をと考えていたのも忘れて、じいと箱の中の命へ顔を近付け見つめるの。
「かわいいですね」と呟いて、自然と頬を緩めながら。* ]
(154) 2017/02/16(Thu) 21時半頃
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[小さな村では家庭内の秘密も筒抜けだ。 若者の数は少なく、それだけ注目も集めやすい。
両親を亡くしたクラリッサも気の毒だが、 近い世代にはなぜか家族縁の薄い者が多く、
人狼が出た>>123という話を聞いたときから、胸には懸念が広がっていた。 もやもやとした、黒い染みにも似たそれは、
呼びかけられて>>148、現実になっていたと思い知る。]
……ああ、シメオン、あんたも……。
[彼の家族が一夜にして忽然と姿を消したことは、村の誰もが知るところ。]
(やっぱり、家族のいない者が疑われている…?)
[的中しても嬉しくない推理>>126を思い出し、暗い気持ちになった。]
(155) 2017/02/16(Thu) 21時半頃
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[気持ちを振り払おうと小さく肩を竦め、意図して明るい声をだす。]
災難よねえ。 ひとり暮らしの者が疑われてるみたいだけど。
[シメオンはウズラのほうが気になるらしく、じっと見つめて、 「……この仔たちは?」>>149
その反応が齢よりもずいぶん子どもっぽく映り、 エマは微笑んだ。]
ウズラよ。 小さな卵を産むの。 これくらいの。
[指で大きさを示すと、シメオンはどう応えるだろうか。]*
(156) 2017/02/16(Thu) 21時半頃
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[ " おかえりなさい。" ]
[ そう言われることが随分久しい気がして 無意識に笑みを浮かべるも、それはやっぱりいつもの。]
うん、ただいま。
[ そうして鳴き声のした箱の中を、クラリッサの隣から覗き込み この仔たちは、と、エマさんに問いかけたのだ。]
(157) 2017/02/16(Thu) 21時半頃
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……かわいいな。
[ 3羽の鳴き声はハーモニーのようで 優しい気持ちを運んできてくれるようだ。
そして頬を緩ませるクラリッサの表情もまた>>154 僕の気持ちに、安堵をもたらす。
君もそんな顔ができるんだね。よかった。 自然と視線はクラリッサの横顔に、向いていた。]
(158) 2017/02/16(Thu) 21時半頃
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[ それからエマさんに向き直ると、>>155 ゆっくりと頷いて]
……僕も、呼ばれました。 なんの因果か。
[ 彼女の推理まではわからないけれど ]
ヘクターも。 彼は自警団員だから、……一人とは限らないのかも。
[ そしてすぐにエマさんの明るい声、 微笑んで鳥の種類を教えてくれる彼女に>>156]
ウズラ。鶏のように?卵を?
[へぇ、と感嘆の声を漏らし、ふとよぎった疑問を投げかける*]
……ここでも、産みますか?
(159) 2017/02/16(Thu) 22時頃
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[いそいで支度を整える パンパンと気合を入れるように頬を手ではたくと 真っ白の陶器のような肌がふわっと血色の好いピンクに染まる]
ごめんなさーい おそくなって 今日も頑張って…
[階段を下りて店にいくと自警団の男たちがいた]
どうしたのみんな怖い顔をして? えっとまずはビールかしら?
(160) 2017/02/16(Thu) 22時頃
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[ウズラを予想していなかったのだろう、 「…………っわ、!?」>>153 と驚いた後、クラリッサは自然な表情を浮かべる。]
ちゃんと説明された? 何日の泊まりかわからないそうよ。 疑いが晴れるまで、出入り禁止ですって。 迷惑な話よねえ。
[やってきたシメオンに声をかけてから、箱を覗き込む彼女は>>154、 本来の、年相応の笑みを浮かべていて。
エマは密かにほっとした。]
……ほら、途中の肉屋でソーセージをもらってきたわ。 これと菜っ葉とカブを煮込むのは? 日持ちのしなさそうな食材、他にあった?
[そう声をかけ、調理を始めるよう促すだろうか。]**
(161) 2017/02/16(Thu) 22時頃
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─── 一階:広間 ───
[気付けば宵は近い。 店を閉めるのが精一杯、何も持たずに連れて来られた身。 当然、それから何も食べてはいない。 覗き込んだその場所に、どれだけの人が集まっていただろうか。 目は一人を捉え、止まる。 食事のことは一時頭から消えた。]
…… エマさん
[ぽつりと零れる看護婦の名前 理由があったヘクターを除くのならば、 集められたのは今のところ事情を抱えた若者ばかりで 彼女が容疑者とされたらしいのは、 ベネディクトにとって大分予想外のことだった。]*
(162) 2017/02/16(Thu) 22時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/02/16(Thu) 22時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/02/16(Thu) 22時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/02/16(Thu) 22時頃
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[子供には診療所は退屈なもので 幼い頃母に着いて行った時の自分といえば 迷惑にもちょろちょろと歩き回り、 物怖じせず彼女や彼女の夫に話し掛けたものだけれど。 もう大人になり、身の程も知ってしまった。]
何か、お手伝い出来ることはありますか。
[そこに何があるかは見えない位置、 エマ達とは一定の距離のまま。暗くなる話は振らず。 調理を始めるらしいことを理解し、そう問い掛ける。]*
(163) 2017/02/16(Thu) 22時頃
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[>>11 差し出される手を両手でぎゅっと握って口は仄かに笑みを含む。同世代のお友達。 この村がきっと好きなのは歳の近い人が多いこと。街のように何でもあるわけじゃないけれど、従兄弟をはじめけして余所者のような扱いではなかったから私も打ち解けることが出来た。 それにベネットのお母さん。悲しいことではあったけれど、同情からも心の距離は縮まっていたかもしれない。]
ご迷惑なんて全然思いません。むしろ私にはうれしいですから。
[謙虚な姿勢に私も謙虚になって白い歯を見せる。 やがて2階上へと上がっていく人の姿に気づけば私もシメオンに続いて階をあがっていった。>>113]
(164) 2017/02/16(Thu) 22時頃
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[ようやく一番年上の自警団の男 (いつもたっぷりチップを胸の間に挟んでくれる) が事の詳細を説明始めた]
狼がでたの? まぁこわーい え? で? 私が集会所にいくの?
なぜ?
[わけがわからなくても、 自警団に囲まれては従うしかなかった]
どうしてもなの?
[最後まで抵抗はしてみたけど]
(165) 2017/02/16(Thu) 22時頃
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[年下の女の子だからか、家族縁の薄い境遇が似ているためか、 シメオンはクラリッサに対しては身構えていないふうに見え。
「おかえりなさい」>>154 「うん、ただいま」>>157 ありふれたやりとりの間、クラリッサも俯かずに微笑んで>>154いたのは、
エマの眼にもお似合いのふたりに思えた。 お互い、無理せずに過ごせるのが一番ではないだろうかと、 つい先走って考えてしまう。
シメオンから自警団員ヘクター>>159も来ていることを知らされると、]
……あの子は確かお父さんが。 じゃあ、家族のいない者だけが疑われてるわけじゃないのね。
[推理をあっさり捨てる。]
(166) 2017/02/16(Thu) 22時頃
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― 少し前 ―
[ 二階へ共に登ったドリベルは>>164 書庫から屋根裏部屋に至る探検についてきてくれたろうか。 空き部屋と思い込んだ部屋で、 サイモンの声は聞いただろうか。
途中で別れたならば、気をつけてと添えたし 最後まで一緒ならば、同行に感謝をし、 連れ回したことへの謝罪をした。*]
(167) 2017/02/16(Thu) 22時半頃
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[ウズラに感嘆の声を漏らしたシメオンから、 「……ここでも、産みますか?」>>159 と質問されれば、]
もちろん。 ちゃんと世話をしてやればね。
[そう答えた。
そんなやりとりの間か、後か、 村外れに小さな書店を構える青年>>162の姿が視界に入り、]
ベネディクトも……?
[エマの顔はふたたび曇っただろう。]*
(168) 2017/02/16(Thu) 22時半頃
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―2F>>140―
[後ろについてシメオンの後へとついていく。誰の部屋なのかわからなかったけれど、返事なく別の部屋へと向かうと彼は部屋の中へと入っていく。 >>141 一緒に入るか躊躇って、結局離れていく自分。 一人でもう少しだけ普段入らない集会場の2Fがどうなってるか気になったから、あがるときに見た書庫>>118に入り、椅子に腰掛けて暇潰しに本をパラパラめくる。*]
(169) 2017/02/16(Thu) 22時半頃
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[ エマさんの眼差しが、どこか柔らかなものに思え>>166 ふと母のことを思い出す。
あまり得意ではない両親だったけれど それなりに愛情は、注いでくれたのだと思う。]
家族……
[ エマさんも、旦那さんと息子さんを亡くしていたか。 確かに独り身の多いこの場所だけれど]
もしかしたら、アリバイがない人を 疑っているのかも。
(170) 2017/02/16(Thu) 22時半頃
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[ 「おかえりなさい」と言って、 「ただいま」が返って来ることも随分久しぶりで。>>157 浮かべられた、いびつ。 それが今の彼なりの笑みなのだろうと、私も笑うの。
>>158隣で鳥を覗き込んでいた彼から視線を感じれば、 顔を上げるけれど。 視線を一瞬でも交えることは出来たかしら。 出来たのなら、私は彼の双眸を見つめて口角を上げましょう。
そうしてエマさんを見つめ、首を振るの。>>161 ]
いいえ、説明はあまり……。 ああ、でも、…やっぱりそうなるんですね 大丈夫かしら……。
[ 最後の言葉は独り言ちるように。 家へ帰れると信じて疑わない私は、解放された後のおば様の機嫌を思って溜息を零すの。 3羽の小さな鳥たちを、再度見遣って ]
(171) 2017/02/16(Thu) 22時半頃
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わぁ、ありがとうございます。 まだよく確認していないんですが、多分日持ちしないものはあまり置いてないと思いますし…… もしあったら、それも一緒に使っちゃいますね。
[ 彼女の提案には頷いて、その通りにしましょう。 スープにすれば温かいし、 まだこれからやってくる人がいるのなら、丁度良いはず。
材料を受け取れば、台所に行こうとして 降りて来た姿に気付くの>>162 ]
あ。おかえり、なさい。 ええと……
[ 料理はいつも、手伝ってくれる人がいなかったから。 >>163彼が手伝うことはあるかと問う声に、思わず言葉を詰まらせて。 視線を落として、また上げて ]
(172) 2017/02/16(Thu) 22時半頃
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……わ、私ひとりでもすぐに終わるので。 大丈夫、です。 休んでいてください。
[ 皮剥きをお願い出来たら、その間に他の準備を済ませられるのだろうけど。 余計な事ばかり考えてしまって 結局言葉を呑み込んで、俯きがちにそう告げましょう。
それでも手伝ってくれると言うのなら、私も皮剥きをお願いして一緒に台所に行くでしょうし。 彼が頷いたなら、ひとりで台所まで足を向けるの* ]
(173) 2017/02/16(Thu) 22時半頃
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[ ヘクターが、家族に見捨てられているとは思わないが 自警団員すら、ここに連れてこられるということは]
本気で探しているのかもしれませんね。 犯人を。
[ 僕はまだその時には、夜になると人を襲うという化け物だとまでは知らなかったけれど、幾つかのヒントは得ていた。
夜にしか動かないという自警団員の言。 サイモンの言っていた人狼という単語。
その"人狼"の知識がなかったからこそ、 まだ不思議な事を言っているな、と言う段階なのだ。*]
(174) 2017/02/16(Thu) 22時半頃
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── 集会所 ──
[ここからはひとりでとうながされ門をたたく 一度振り向くと 遠巻きにあわてて走り去る自警団達の後姿が見えた]
(175) 2017/02/16(Thu) 22時半頃
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[身体の弱かった母親>>137の付き添いで、 子供のころから診療所の常連のひとりだった彼。 長じてもそれは変わることなく>>143、 「お手伝い出来ることはありますか」>>163 と問われても、
力仕事>>137を任せるには負担が大きいだろうと思え、エマはしばし周囲を見やる。]
ええっと、じゃあ、暖炉の火はだいじょうぶ?
[広間の暖炉に視線を向け、そう尋ねた。]*
(176) 2017/02/16(Thu) 22時半頃
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[ クラリッサと視線が合うと、>>171 そのアッシュブラウンの眸が、どこか懐かしく 時を経て、境遇もかわり体つきも成長していても こうして見る色あいだけは変わらないことに 暖かな思いを抱く。
僕の、漆黒よりは薄い、黒橡色もまた あの頃とは変わっていないのだろうな。]
え、何日かわからない……? そのわりに、尋問のようなものは、 まだ始まらないですね。
[ エマさんの言葉に彼女へ視線を移し>>161、わずか眉を寄せ 料理に向かうクラリッサや、手伝いを申し出るベネットを横目に、僕は窓の方へと歩いた。
外に自警団の姿はあるかどうか。 もしかしたら、更に"容疑者"が増えるかもしれないなと、暫し窓から外の様子を窺って。]
(177) 2017/02/16(Thu) 22時半頃
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[退屈した幼いベネディクトが、待合室や診察室をちょろちょろと歩き回り、 あれこれ話しかけてくる>>163のはとても可愛らしかったけれど、
いつしか必要以上の会話をすることもなくなり、
エマは寂しく感じていた。 男の子はそういうものだと思いながらも。
それに、彼には噂>>5がある。 狭い村社会では消しようのない、下世話な公然の秘密。
若いころの村長に似ているせいばかりではなく、 病気がちの母子が慎ましくとも暮らしぶりに困っていない、 そのことが噂を強く裏打ちしていた。]
(あんたのせいじゃないのに……。)
[自警団員のヘクターがいると聞かされても、 やはり、村から浮いた者が疑われ、集められているように思えてならない。]*
(178) 2017/02/16(Thu) 23時頃
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[ すぐに、扉口を叩く音が聞こえ、>>175 そちらへと足を向け、扉を開いた。]
……君は、
[ ローズマリー。 村の住人として知ってはいるが、 今、居酒屋で働く彼女と接点はほとんどなかった。 ]
そうか、君もか。 こんばんは。中で暖まるといい。
[ まるで、此処が単なる集会所だと、 そんな言い方で 中へと促す。]
(179) 2017/02/16(Thu) 23時頃
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外は 本当にさむかったぁ
[中で温まるといい。そう声をかけられるとこくこくと頷き 頭を覆っていた赤いケープをふわっとはずした。]
こんばんは、郵便屋さん
[にっこりと笑いかけた]
(180) 2017/02/16(Thu) 23時頃
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よかった 自警団の人たちがあんまりおびえてるから 扉を開けたら大きな狼でもいるんじゃないかって思っていたの
知ってる? 旅人が狼に襲われたんですって
[誰にでもそうするように無邪気に話しかけた]
(181) 2017/02/16(Thu) 23時頃
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……そっか。
分かった。宜しくね、楽しみにしてるから。
[詰まる言葉>>172 、俯きがちに遠慮され>>173 笑って引き下がった。 クラリッサの性格と環境を知っていても、 台所へ向かう姿を見送る結果となった。 彼女が慣れているのなら、居ても邪魔なのかもしれない。 料理の腕は男の枠に収まっている。 なんていうのは、言い訳だろうか。 童話集を半ば押し付けたあの時のようにとは、中々いかないものだ。]
(182) 2017/02/16(Thu) 23時頃
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郵便屋さん……シメオンだよ?覚えてるかい? いや、覚えていなくても仕方がないか。
[ 彼女と接点があったのは、僕がまだこどもの頃。>>180 教会に通う両親に、一緒についていっていた。
お祈りの最中に、子どもは邪魔になるからと 孤児院の方へ追いやられていたのだっけ。
その頃はローズマリーはとても幼かったし、 両親が教会に行かなくなったのも10年も前だ。 彼らに何があったのかは別の機会に語るとして、 そう、僕が11歳になるまでの。 確か妹と同い年だったはずだから、彼女は8歳くらいのこと。]
(183) 2017/02/16(Thu) 23時頃
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……狼?
[ そう復唱して、目を丸くする。
邪気のない口調で言う彼女が、>>181 嘘をついているとは思えないのだけれど
僕は、旅人を殺害した容疑者を集めたとばかり。 もしかしたら違う被害者かと思ったが、それもなさそうで。]
……狼って、……人狼って、言うのかい……?
[ ローズマリーだけではなく、 他の人々にも問いかけるよう、視線を広間に配せた。 詳しく知っている人物は、いるだろうか?*]
(184) 2017/02/16(Thu) 23時頃
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[周囲を見やる様子>>176、その後の言葉 何を考えたのかは、察することが出来た。 成人した男児としては情けないような複雑な心地。]
はい、 見ておきますね。
[けれどそれは、村の多くの大人から向けられる感情とは違う その想いを>>178知らずとも、彼女は優しい人だと理解している。 頷いて、暖炉の方へと向かう。 来た時から燃え続けている炎へ、薪を足しておいた。]
(185) 2017/02/16(Thu) 23時頃
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[そうしている間に、また新しい容疑者がひとり>>180 関わる機会はあまり多くはなかったかもしれない。 けれど、彼女の仕事は知っている。]
[暖炉に向いたまま、そちらは見ずに 無邪気な声>>181にぴくりと身体が反応した。]
(186) 2017/02/16(Thu) 23時頃
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ん? シメオン…シメオンおにいちゃん?
[シメオンの妹やクラリッサとは年が同じということで小さいころはよく遊んでいた 女の子の遊びが好きでシメオンと遊んだ記憶はクラリッサほどはなかったけどシメオンの妹がお兄ちゃんと呼ぶのでつい自分もおにいちゃんと呼んで慕っていた記憶はあった]
ひさしぶりぃ
(187) 2017/02/16(Thu) 23時頃
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ああ、
……そう聞いてるよ。
[振り返ればシメオンと視線が重なる>>184 肯定する表情は、冗談を交わした時とは違い固い。 昔読んだ伝承の本のことを、思い出していた。]*
(188) 2017/02/16(Thu) 23時半頃
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[ そう。と頷いて、覚えていてくれたことに>>187 浮かべる笑みは、昔と変わってしまっていただろう。]
うん、久しぶり。
[ 酒場が開くのは夜だったか。 僕の配達は日中だから、酒場宛の手紙はほとんど郵便受け。 だからこうして顔を合わせるのはほんとうに久々だ。
彼女の仕事のことは詳しくは知らなかった。 酒場で接待をする、というところまでは分かっていたが それ以上のことがもしあろうと、想像もしない。]
(189) 2017/02/16(Thu) 23時半頃
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[「家族……」>>170とつぶやいて、 どこか昔を思い出しているふうだったシメオンが、
「もしかしたら、アリバイがない人を 疑っているのかも」>>170 「本気で探しているのかもしれませんね。 犯人を」>>174
と口に出せば、エマもなるほどと思う。]
旅人は夜の間に泉の傍で襲われたらしいよ。
[誰に、の部分を省いて伝えた。 シメオンたちが聞いていないことをわからずに。]*
(190) 2017/02/16(Thu) 23時半頃
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[「いいえ、説明はあまり……」>>171 首を振るクラリッサは何も聞かされていないらしく、 エマは心配になる。]
じゃあ、後で着替えを分けるから。 男子組とは別々に取りに来て?
[耳に口を近づけ、こっそり囁いた。
クラリッサが料理のためその場を離れると、]
わたしも先に部屋へ荷物を運んでおくわね。 2階の空き部屋を使っていいんでしょう?
[ウズラの箱を残し、他の荷物を抱えたり担いだり。]**
(191) 2017/02/16(Thu) 23時半頃
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ひと? ひとぉおかみぃ?
[やだぁと声をあげて笑った]
狼だよぉ 狼 人狼なんておとぎばなしじゃないの ほらぁ 教会で神父様が よく子供達を集めて話してくれたおとぎ話の一つじゃない 悪い子は森でさらわれるよーって
(192) 2017/02/16(Thu) 23時半頃
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[ 見回したとき視線が合ったベネットは 固い表情で、僕の問いを肯定する。>>188]
……人狼。
[ 知識の海に住むベネットは 言葉こそ少なかったが、その知識があるのだろう。
けれど、今はそれ以上、知ろうとはしない。
ただの殺人ではない、尋問に来ない自警団員、 むしろローズマリーを迎えたとき、怯え去る背すら見えた。
―――そこから出る答えを、どこかで受け入れきれなくて。*]
(193) 2017/02/16(Thu) 23時半頃
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おにいちゃん?
[シメオンの視線をたどるとやはり同じように考え込んでいる青年の姿に困ったように首をかしげる]
あの…ところで…ここでわたし何をすればいいのかしら?
[給仕でもないし…もうひとつのお仕事なのかしら]
(194) 2017/02/16(Thu) 23時半頃
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― 台所 ―
[ >>182「楽しみにしてるから」と笑って紡がれた言葉に、 すこし顔を上げて、微笑むの。 それから荷物を抱えて台所まで向かって、日持ちしない材料がないことを確認すると、肩の力を抜きましょう。
野菜を洗って、適当な包丁を手に取って。 カブと、それから量があったニンジンの皮を剥いて一口サイズに切る。 皆おば様のように怒らない、とは思うけど。 他の材料も食べやすいよう切って、溜息をひとつ。 ]
…………ばかみたい
[ こんな時まで、おば様の影に怯えるなんて。 皆を疑う村の人達も。
広間で交わされる狼の単語なんか聴こえる筈もなく、手慣れたように火を焚きましょう。 お鍋に必要なものを入れて、味をつけて 切った材料を流して蓋をすれば、後は時間が経つのを待つだけ ]
(195) 2017/02/16(Thu) 23時半頃
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[ 痛いことには慣れているから、怒られても構わない。 ただせめて、この場所では役に立ちたいとは思うのよ。
楽しみにしてくれるって、言ってくれた人がいて 私にお料理を任せてくれた人がいて。 失望の目を向けられたくないひとが、いるもの。 ]
なんて、 ……ね
[ どうせここから出たなら元通り。 ならいっそと沈む思考を無理矢理浮かせて、一度鍋をかき混ぜましょう。
昔は良く遊んだ女の子が来ていると知らず、 やがてスープが出来上がった頃、広間の彼らの話はどこまで進んでいたのかしら? ]
(196) 2017/02/16(Thu) 23時半頃
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[ お皿を取り出して、スープを取り分ける作業はすぐにお終い。 いつもは二人分しか運ばないから、ひとりで運ぶのは難しいことにようやく気付くけど。
なら、何回かに分けて運びましょう。 思考はひとりで終わらせる方に帰結して、お皿を持てる分だけ手に取る前に。 ]
―――あの、 一応全員分あるんですけど、広間に運んで良いですか?
個室で食べられる方がいらっしゃるなら そちらにも運びますが……。
[ 台所から顔を出し、 広間の方へ、ちょっとだけ声を張り上げて声を投げるの。
伝承に過ぎないはずの会話が満ちる空間を割くような、 日常を思い出させるでしょう、問いを。* ]
(197) 2017/02/16(Thu) 23時半頃
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……。
[黙して再び顔は二人から背ける。 健全な反応だ。>>192
シメオンの呟きには、どんな思いがあったのだろう。>>193 まさしく配達した手紙にそれについて書かれていたことを彼は知る由もない。]
何も、する必要はないんですよ。 ここで生活する為のこと以外は。
[彼女は何を聞かされて来たのか>>194 容疑者に求められることなど何もない。 そんなことは言わず、口にしたのは簡潔な二言。]
(198) 2017/02/16(Thu) 23時半頃
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[>>197台所から掛る声にいつもの調子で答える]
はーい、はい 今運びまーす
みなさんおかけになってお待ちくださいね
[にっこり笑い踊るようにしゃなりと肢体をくねらせ台所へ]
(199) 2017/02/16(Thu) 23時半頃
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[ 笑い飛ばすようなローズマリーには>>192 僅かに視線を泳がせ ]
そうだね、……そうだといい。
[ もしそうなら僕らが集められた理由は。 けれど悪戯に不安を煽ってしまうのは憚られた。
ローズマリーに視線を戻し>>197 ベネットの言葉に頷いて>>198]
そのうち、説明はあると……思うよ。
[ 昔のように上手くは笑えないけれど。
僕はしっかりしなければ。 ベネットもヘクターも、ちゃんと男として 不安を煽るような態度は取っていないはずだ。]
(200) 2017/02/16(Thu) 23時半頃
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[ 本を閉じて先ほどあがった屋根裏へと梯子をつかってあがる。 埃の酷さに喉を痛めるけれど、屋根裏部屋と聞いて興味をそそられてポケットのハンカチを取り出して口と鼻を抑えれば屋根裏部屋へとあがっていった。]
なんだかすごいところ・・・
[それが何のために作られてた部屋かはわからないけれど、そこが自分の部屋なら面白いかなって屋根裏部屋から降りて箒を探しに向かう。 身体をパッパっと払ってはいるけれど、ところどころに埃をつけたまま、書庫を離れた。]
(201) 2017/02/16(Thu) 23時半頃
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はい。
[声が聞こえ、そちらを見る>>197 全員分あるというのなら、手伝いはきっと多い方がいい。 運ぶくらいならば。 ローズマリーに続き>>199台所へと向かう。 もし女性らが何か話すようなら、口は挟まず ただやるべきことだけを、するだろう。]**
(202) 2017/02/16(Thu) 23時半頃
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そんな なにもしなくていいの? なにもしなくて生活していいなんて…
[>>198ベネットの言葉に目を丸くする]
そんなの まるで おひめさまみたい
[信じらないというように首を小さく横にふった]
(203) 2017/02/16(Thu) 23時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/02/16(Thu) 23時半頃
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[ その時クラリッサの声が聞こえ、>>197 食事。そんなやりとりもされていたと思い出す。
手伝おうかと足を踏み出したところで 慣れた様子で手伝いを申し出るローズマリーに>>199 先を越されてしまった。
更にベネットも向かい、>>202 あまり運ぶ人数が多すぎると、今度は渋滞してしまうなと]
みんな、ありがとう。 クラリッサの料理、楽しみだね。
[ 僕は手伝いを諦めて、素直に広間の椅子に腰掛ける。*]
(204) 2017/02/16(Thu) 23時半頃
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―空き部屋―
箒どこにあるんだろ? あとタオル・・・
[ 掃除道具を探して2階の空き部屋へと勝手に入る。机と椅子とベッドくらいしか無い殺風景な部屋みたいだけど、一輪花瓶に花が挿してあるのを見つけてしばしの寄り道。ふと窓をみやれば外は暗くなってきている。]
そういえば容疑者って言ってたけど、いつ帰れるのかしら?
[そこに集められた理由なんて知らないからふと浮かぶ疑問、今日は無理そうだけど明日には帰りたいなんて考えながら。椅子に腰かけた。]
(205) 2017/02/17(Fri) 00時頃
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[ エマさんは二階に向かったが>>191、 その間際、教えてくれた情報。>>190
泉に頻繁に向かう人はいないだろうし 夜ならば尚更、ひと気はなくなる。
狼であれば、牙や爪痕 人間であれば、凶器か
その遺体には大きな違いがあるはずだけれど――]
(206) 2017/02/17(Fri) 00時頃
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[ そこまで考えていたが、良い香りが漂ってくれば、 思考を中断した。
さすがに、美味しいものを食べる時に 血みどろの想像はしていたくない。
気になるのは、3羽のウズラ。]
この仔たちは、何を食べるんだろう……?
[素朴な疑問は誰に向けてでもなく、一人ごちる。*]
(207) 2017/02/17(Fri) 00時頃
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[ 台所へ向かう前、落とされた囁きの主は戻って来ていたかしら>>191? 「分かりました」とあの時は頷くのみだったけれど、 着替えは必要だし、後で改めてお礼を言って取りに行かなくちゃって考えるの。
>>199さっきまで存在していなかった女性の声に、新たな来客を知りましょう。 ぱちりと瞳を瞬かせて ]
……ローズ、マリーさん あなたも……
[ 来てしまったのね、と。 一瞬だけ昔のように「ローズ」と呼ぼうとして、言い直しながら眉を下げる。 >>202ベネディクトさんも此方に来てくれたなら、 はっとして、有難く申し出を受けましょう。 ]
ありがとうございます、お二人とも。 お願いしますね。
[ 二人が持てる分だけ持ってくれたなら 私も残ったお皿を持ちあげて、広間に運ぶの。 ]
(208) 2017/02/17(Fri) 00時頃
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[ 本当は、「久しぶりね」だとか 告げる挨拶もあったはずなのに。
長い間碌な言葉も交わさなかったものだから、 結局、また俯いてしまうだけ。 ]
……お待たせしました。 えっと、ヘクターさんは……
[ 広間には、椅子に腰掛けている彼>>204以外に人影はあったでしょうか。 お腹が空いたと言っていた青年を探してみれば、 姿はそこにあったかどうか。
それに、ドリベルさんも。 二階へ上がったきり、降りて来るのを見ていない気がして。 ]
(209) 2017/02/17(Fri) 00時頃
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お口に合うかは分かりませんけど―― ……えっと、
[ 予防線を張るのは、直せない癖。 上手く料理が出来ても、どんな時でも おば様に褒められたことはないから。
反応を見るのは怖くって、私の分はお皿へよそっていない。 机にお皿を並べ終え、胸元をきゅっと握ると 広間の面々を見渡して ]
美味しくなかったら、ごめんなさい。 私、二階を見て来ます。
……何かあれば呼んでください。
[ ぺこりと頭を下げ、 二階へ繋がる階段に足を向けましょう。* ]
(210) 2017/02/17(Fri) 00時頃
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― 台所 ― [台所にたつ女性に名前を呼ばれて息をのんだ>>208]
あっ…クラリ…ッサ こんなところで会うなんて…
[10歳を過ぎた頃孤児院から居酒屋に引き取られた しばらくの間はクラリッサにも会っていたのだが 店で体を売らされるようになってから 自然にクラリッサに会うことを避けた 彼女の両親が不幸にあったとは聞いたがそれ以上の事は知らない]
(211) 2017/02/17(Fri) 00時頃
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[思ったよりもよそよそしいクラリッサの雰囲気に少し困ったように笑う]
うん…運ぶね
[器用に数枚のお皿を受け取りテーブルに並べていく]
他に・・・そういえばワインと集会の時ように 倉庫にあった気がする みてくるわね
[そういうとテーブルを離れた]
(212) 2017/02/17(Fri) 00時半頃
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クラリッサ、ありがとう。 いただくよ。
[ すぐに感想を告げられないのは残念だけれど 二階に向かう彼女を見送ってから。>>210 ] うん、 女性は気が利くね。
[ ローズマリーが倉庫の方に向うのを見れば>>212 残されたのは僕とベネット。 一番に空腹を訴えていたヘクターは、どこだろう。]
(213) 2017/02/17(Fri) 00時半頃
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[集会所の階倉庫部屋の中でワインを探すふりをしながら]
もしかしたら…クラリッサ わたしのお仕事の事知ってるのかなぁ
[おおやけには秘密の仕事だけども やっぱり村ではあの店の事は噂になっているだろう
ふっと小さなため息をついた*]
(214) 2017/02/17(Fri) 00時半頃
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ベネット、折角だから冷める前にいただこうか。
[ スプーンで掬い、口に運ぶ。 人の手料理を食べるのは、いつぶりだろうか。
暖かいスープはじんわりと五臓六腑に沁みわたり よく火の通った野菜はほくほくと。 特別空腹が先んじたわけではなく、 手料理の優しさが、僕を夢中にさせる。**]
(215) 2017/02/17(Fri) 00時半頃
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―2年前―
[ 村に住むことになってまだ半年もたたないうちに伯母が亡くなった。幼少の頃から良くしてくれた伯母の死は、私に涙をもたらしたけれど、一番悲しいはずの従兄は泣いてる私を逆に慰めてくれた。
小さな頃はベネットには甘えてばかりいたけれど、思春期の頃はやっぱり恥ずかしさから距離を置いていた。 けれどその2年前のことがあってから私の壁は消えている。]
(216) 2017/02/17(Fri) 00時半頃
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―空き部屋→廊下―
[ 「カチャ」と扉をあけて一階へと掃除道具を探しに向かおうとするとちょうど2階へとあがってくるクレリッサを見かける>>210]
あら?下賑やかですね。 掃除道具探してるんですけど、どこか見かけませんでしたか?
[一緒にと言ったけれど私が利用しようとしているところが屋根裏だと聞いたら彼女はどういう反応を見せるだろう。 服を埃をつけたまま私は掃除道具について彼女に聞いてみた。*]
(217) 2017/02/17(Fri) 00時半頃
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だから最初から言ってただろ? 信じろよ。
[自警団員たちが入ってきてヘクターを連れていく。 旅人が死んだと夜のヘクターの行動を知る者が見つかった。 それでヘクターの容疑は晴れた。]
どいつが犯人か知らないが。 必ず見つけ出してオレたちに突き出せ。
……死ぬんじゃないぞ。
[残される者たちを一瞥すると複雑な表情を浮かべて集会所を出ていった。**]
(218) 2017/02/17(Fri) 10時半頃
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墓荒らし ヘクターがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(墓荒らし ヘクターは村を出ました)
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[おひめさま、>>203なんて 返す言葉は見つからなかった。 実情とあまりにも、違いすぎて。
夢見がちとはまた違うだろう。 信じられないというようなその仕草は。
ローズマリーの仕事について知っているのは、 酒場で働いているということだけ。 ただ、少し憂うのは 集められた若者に共通した境遇を彼女にも感じたから。]
[名前を呼び合う女性たち 彼女らが知り合いであることは、何もおかしくない。 漂う雰囲気>>208 >>211に思うことはあれど、 それは踏み込むべきものではなかった。 自分はただ、料理を運ぶだけだ。]
(219) 2017/02/17(Fri) 10時半頃
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大丈夫、 とても美味しそうだよ。
男では中々こうはいかない。
[三人で広間のテーブルに皿を並べ終えた後のこと 一人で作ってくれたその人が>>210自信無さげにするものだから。 気の利いたことは言えないながら、その胸元を握る手が和らげばいいと。 思ったままを口にした。]
ああ、……あの子は二階かな? お願い。
[二階と聞いて、ふと見ない姿を思い出す。 ドリベルのご機嫌を損ねていた彼女の従兄弟は、 自分で探しに行くことはせず、同い年のクラリッサに任せることにした。 そして、ローズマリーもまた離れてゆく>>212]
(220) 2017/02/17(Fri) 11時頃
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そうしようか。
[頷き、席について。 シメオンと共に食事を始める>>215 喉を通るスープの温かさは、優しい味は 一時、色んなことを忘れさせてくれた。]**
(221) 2017/02/17(Fri) 11時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/02/17(Fri) 11時頃
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[その頃だっただろうか。 再び集会所に踏み込む者がいた。 その足音は一つではなく。容疑者でもなく。 自警団員達が疑いの晴れたヘクターを迎えに来たのだ。]
良かったですね、ヘクターさん。
[複雑な面持ち>>218に単純な喜色は見えない 最後の言葉には自分が返していいものか、分からなかったから。 ただ、彼が此処を出ることが叶ったことを素直に祝福して。 後ろ姿を扉が閉じるまで、見送っていた。]*
(222) 2017/02/17(Fri) 12時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/02/17(Fri) 12時頃
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[階段下の倉庫から出ようとすると頭上から声>>216]
誰かしら? えっーと、掃除道具さがしてるみたいだけど これでいいのかしら?
[扉近くに立てかけられた箒を手にすると2階へ声をかける]
あのぉ 箒 階段下にあるので… ここに置いておきますねぇ
あと、クラリ…クラリッサ …さん が用意したお食事ありますよ
[漂ういい匂いでいわずもがなだろう]
(223) 2017/02/17(Fri) 12時頃
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[どしどしと足音がしてどこかの部屋から出てきたヘクターが すぐそばをすり抜けて行った]
こんばんわぁ ヘクターさん
[お店の常連の一人だとわかれば艶のある笑顔をふりまくが 反応はなく迎えに来たらしい自警団員たちと夢中で話しこんでる]
ふぅぅんだ いっつもはすぐ機嫌とるくせに もうしらないんだからぁ
[自分など目に入らない様子にむっとして頬を膨らませた]
(224) 2017/02/17(Fri) 12時頃
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[広間へ戻りヘクターを送りだす いつも酒場の騒ぎの中心にいるヘクターの見せる真剣な表情 死ぬなという言葉]
えっ? 犯人? つきだす?
[困惑した表情を顔に浮かべると テーブルに着いた面々の顔を見渡した*]
(225) 2017/02/17(Fri) 12時半頃
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[ 私は、彼女がどこで働いているのかを知っていても そこで何があるのかは知らなかった。 >>212少し困ったような笑みには気付いていたけれど、言葉を交わせることもなくて。 呟きをもし聞くことが出来ていたなら>>214、否定のひとつでも紡げただろうけど ]
ああ、ドリベルさん。 良かった。ここにいらしたんですか。
[ 去り際、>>220ベネディクトさんから告げられた言葉を思い出して微笑むの。 あの子というのはきっと、彼女のことでしょう。 お洋服に付いた埃には不思議そうにするけれど、空き部屋から出てくる姿に、小さく声を掛けて>>217 ]
え? お掃除の道具、ですか…… あるとしたら倉庫 とか、
[ 頬に手を当てて、首を傾いで。 ]
(226) 2017/02/17(Fri) 16時半頃
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―――ああ、ローズマリーさんが丁度 用意してくれたみたいですね。
[ 下から響く声に>>223、反応して視線だけ向けましょう。 とはいっても此方から姿は見えず。 ]
……簡単なスープですけど、良かったら。 召し上がってください。
皆さん広間にお揃いのはずです。
[ ヘクターさんの容疑が晴れたことには、気付かずに 私は彼女へ頭を下げるの。
そのまま何もないようなら二階へ上がり、 二階の様子を見始めることでしょう** ]
(227) 2017/02/17(Fri) 16時半頃
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[ 自警団員がやってきた時には わずかに息を飲んだけれど
ヘクターの容疑が晴れた。>>218 そのことに瞳を揺らし]
そっか……よかった。
[ 犯人。 突き出す。]
……
[ 今まで考えたことのない もしかしたら考えまいとしていたのかもしれない ―死― 、
その言葉が胸を抉るようで、 僕はヘクターの背中を正視できなかった。]
(228) 2017/02/17(Fri) 20時頃
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だから僕じゃないってば!もう!
(229) 2017/02/17(Fri) 21時頃
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[家に自警団員が突然押しかけてきて僕は集会所に連行された。
昨夜、旅人が殺された容疑を掛けられているらしい。 それにしては随分と手荒というか焦っているというか。 どうやら僕以外にも疑いを掛けられているものが集められているらしいけど。
一体、これからどうなってしまうのだろう。]
(230) 2017/02/17(Fri) 21時頃
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あ、箒あるみたいですね!
[階段下から呼ぶ声>>223に反応。倉庫と聞くとコクリ頷いた。]
よかった。えへへ面白い部屋見つけたんです。掃除したら後で招待しますね!きっと驚きます。
[すぐに掃除にかかろうと思ったけれど、スープと聞けば鳴ってしまうお腹の音。そのまま食べに広間に向かうことにします。]
ええ、じゃあせっかくですし頂いてから掃除にかかりますね。 ではまた後でー!
[とんとんと階段を降りて箒を手に取ると、そのまま広間へと向かい並んだテーブルのところまでいく。]
(231) 2017/02/17(Fri) 21時頃
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[部屋の隅に箒を置いて空いているテーブルに腰掛けると手を合わせていただきます。 そこには誰がいるのでしょうか。]
(232) 2017/02/17(Fri) 21時頃
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[>>225発した問いにすぐに返答をするものはない]
ヘクターさんったら変なこと言ってぇ
はぁ…いいわよね 自警団の男は 結局 いつだって 仲間内でかばいあうんだもの 自営団ならなにしたって無罪放免なのよ!
この間だってお店の酒樽こっそり盗んでいったのも あいつらのしわざだって… お店の女の子たちみんなで噂してたんだからぁ もう、ねー [わざとらしく高い声を出して笑う]
(233) 2017/02/17(Fri) 21時頃
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[テーブルに腰かけた少女の顔をみる]
あら、ドリベルさん あなたもここに呼ばれたの?
[不思議そうにドリベルの顔を見つめた]
(234) 2017/02/17(Fri) 21時半頃
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[ ローズマリーが抱く疑問>>225 彼女の問いかけは ひょいと口をついたようなものだけれど やはり不安は滲んでいたか。]
……悪いやつが、いるかもしれないんだって
[ 僕もずっと、知らぬ存ぜぬを貫くわけにもいかない。 ドリベルも降りてくると、ひと呼吸置いてから]
(235) 2017/02/17(Fri) 21時半頃
|
|
人が殺されたんだ。
僕らは、その容疑者。
でもローズマリーが聞いたように、狼かもしれない。
じゃあ何故、僕らが集められたんだろう。
それは、おそらく、
[ 俄かには信じがたいこと。 彼女もそう笑い飛ばしていたけれど>>192]
僕らが、狼だと思われているから
そういうことだと、思うんだ。*
(236) 2017/02/17(Fri) 21時半頃
|
|
[酒場で働いていると知らず知らずいろいろな村の噂話を耳にする 普段は話されない秘密も酒が入れば会話のネタになる
都会の御嬢さんがこんな田舎の村でひとり暮らしをしてるとなれば 格好の噂の元になる
どんな子だろうとローズマリーも興味を持っていた だから教会のバザーの手伝いで一緒になった時 こちらから声をかけた]
(237) 2017/02/17(Fri) 21時半頃
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|
ヘクターさん容疑晴れたんですね。いいなー。
[出て行ったヘクターさんに手を振って、私は私で目の前のスープを頂くことにする。話しかけられたらスプーンを口を銜えたままコクコク頷いてみせた。]
ん?ほうれすよ??
[うまく話せなくてスープをゴックン、落ち着いてからもう一度ローズマリーに向かってお返事]
あついあつい。ふー。 そうですよー。家で温まってたら呼ばれちゃいました。
[視線にハテナと首を傾げてまたスプーンに汁を載せると口にパクリ]
(238) 2017/02/17(Fri) 21時半頃
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|
―ドリベルとの思い出―
[同じ年だということもあってすぐにうちとけた。 それからしばらくして またローズマリーからドリベルに声をかけた
ねぇ、 あの 文字をおしえてくださらないかしら?]
(239) 2017/02/17(Fri) 21時半頃
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かしゃん!
[ドリベルの顔を見て昔のことを思い出していたが >>236シメオンの説明に驚いてスプーンを取り落した]
(240) 2017/02/17(Fri) 21時半頃
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ゲホッゲホ・・・
[急に落とされたスプーンの音に驚いて思わず咽せてしまう。>>240]
で、でもそれ旅人ですよね?? 容疑で集められたって聞きましたけど、間違いないんですか? 自警団の人もいるし私はそんな心配していなかったりするんですが・・
[旅人が殺されたからといってどうして集められてるのか理由まで知らないから、私はまだ楽観的に考えているのだ。]
(241) 2017/02/17(Fri) 21時半頃
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死ぬって、どういうことなのだろうね。
[ぽつり。 呟きは風に紛れて消えた。 湿った土の匂いと、仄かな花の香りが、 女の通る後にかすかに残るだけ。]
狼が人間を喰らうのと。 人間が兎を喰らうのと。
どちらかが死んでしまうことには変わりないけれど。 まぁ、そういう問題でもないかな。
(242) 2017/02/17(Fri) 21時半頃
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―ローズマリーとの思い出―
[同じ歳で話しかけてくれる女の子に頼まれると私はすぐに打ち解けて学校で習っていた文字を彼女に教えた。
学校の成績はそんなに上位の方ではないけれど、文字くらいは書ける。 中流に位置する生活環境もあってか、都では不自由などは無い生活は送ってきたつもり。]
自分の名前はね。こう書けばいいの。ローズマリー。お花の名前と一緒ですね!
(243) 2017/02/17(Fri) 22時頃
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……ううん、なんでもない。 独り言だよ。
それで、ここが今日からの私の寝床?
ふぅん……。 墓に囲まれた小屋よりは、暖かいと良いんだけど。
[長い前髪の隙間から、薄氷の瞳が物珍しげに集会所を眺める。 周りの自警団の男達より早く、ドアを数回ノックした。]
お邪魔してもいいかな?
[代々墓守りを務める家系の、変わり者の一人娘。 両親はもうおらず、ひとり村外れの墓地隣の小屋に住まい、必要最低限の買い物など以外は出歩かないため、多分親しい人間も少ない。 さて、この中に貴重な知り合いは居るのだろうか。]
(244) 2017/02/17(Fri) 22時頃
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[ 二人の反応に、申し訳なさで視線を下げる。>>240>>241]
……確信はないよ。 これはあくまで、僕の予想に過ぎない。
[ けれど、 自警団員が匂わせたもの。 ヘクターの残した言葉。
それらを考えると]
自警団の人たちは 僕らを疑うなら、あるいは守るのならば 何故、ここにいないのか。
[ ちら、と窓の外を見遣る。 既に暗くなった外に、松明の明かりがぼんやり見えた。]
(245) 2017/02/17(Fri) 22時頃
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|
[ ふと歪な表情を浮かべ――僕にとっては笑みのつもりで ]
もちろん、 杞憂かもしれない。 冤罪かもしれない。
悪戯に不安を煽るつもりはないんだ、それはごめん。
ただ、あまりにも無警戒だと 悪い狼に襲われてしまうかも、しれないと、ね。
[ 守るなんて、言えない。 ただでさえ野生の狼に襲われたとして 僕一人で戦うことなどできないのだから。
それが、もし人間の振りをしているなら 抗う術は、あるのだろうか。*]
(246) 2017/02/17(Fri) 22時頃
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>>246 そういえばそうですね・・・ でもヘクターさんは容疑者じゃなかったんですよね? もしかしたら外で調べたりしてるんじゃないでしょうか? ・・・山の中とか・・・。
[何かキナ臭い話に都合の良い思考を巡らせる。]
き、っきっと明日には帰れますよ。 じゃないと私も困りますし。
[ウサギの餌やり、家の掃除もやりかけのまま、洗濯だってある。容疑が晴れれば帰れるのだからきっとすぐに帰れると今は祈るしかなくて悪いことは考えないようにする。]
(247) 2017/02/17(Fri) 22時頃
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[ >>231面白い部屋というのが気にはなるけれど、私は曖昧に頷くだけに留めましょう。 この状況下、明るく過ごしている彼女。 敢えて気にしていないだけなのかどうかは分からない、わ。
暫く見て回った二階は、さほど興味を惹かれるものはない。 閉ざされるばかりの扉>>0をノックしようとして、止めるの。 中から漏れる声を聴く前に、私は再び広間へ降りましょう。 足音は出来るだけ立てず、静かに。 ]
……、あら。 ヘクターさんは……?
[ 見えない姿をその場にいた人に問えば、答えは得られたかしら。 もし疑いが晴れたことを知ったなら、 私は「そう……」と扉の方を見遣り、僅か瞳を伏せるの。
良かったと思う気持ちはほんとうだけど 羨ましいって感情は、やっぱり少しは抱いてしまうから ]
(248) 2017/02/17(Fri) 22時頃
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|
[ 新たに人の姿を見ることが叶ったなら>>230>>244 或いはノックの音を聞いたなら。 私は「どうぞ」と返事をし、迎え入れるのでしょう。
先ほど微かに響いていたなにかが落ちるような音>>240。 思い出して、広間の微妙な空気を感じ取れば、 困惑気味に視線が泳ぐの ]
――……何か、あったんですか?*
(249) 2017/02/17(Fri) 22時頃
|
|
[ヘクターの残した言葉、そこにある思い 察することの出来るものであったが この場の空気を揺らしたのも、 また事実>>225 >>228]
……おかえり
[戻って来た従妹>>232に小さな声でそう言った。 黙々とスープを喉に流し込む。 高い声>>233に笑いを重ねることは、出来ない。]
(250) 2017/02/17(Fri) 22時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/02/17(Fri) 22時頃
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[シメオンの話>>235 >>236 口を挟まず、黙して聞いた。 スプーンを取り落とす音が響く>>240]
……。
[目を伏せ、やはり何も言うことはなく。 彼と彼女らの声を聞いている。 温まった筈の身体が、冷えていく気がした。]
(251) 2017/02/17(Fri) 22時半頃
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|
[ドアを開けたらすぐに人>>230がいただろうか。 どうやら近いタイミングで連れて来られたお仲間の様子。]
やぁ、
[素っ気なくても挨拶のつもりだ。 最近人と話していない気がする。]
ん、ありがとう。 君もここに……、そう、なんだか、若者が多いんだな。
[礼と共にクラリッサ>>249を瞳に捉え、小さく眉を顰める。 それは彼女が気に食わなかった訳ではない。 他の面々を見渡せば、そう呟いた。 それなりに知った顔ばかりなのは、引きこもりと言っても、この小さい村唯一の墓守をしているから、なのだろう。]
(252) 2017/02/17(Fri) 22時半頃
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|
ヘクターさんは、無実を証明してくれる人がいたって。
良かったよね。彼だけでも。 [口を開いたのはクラリッサが降りて来た時>>248 教える声は弱く、明るいのは口調だけ。 思っていることに嘘はないけれど、 素直に喜ぶには、この場所はあまりにも閉鎖的だ。]
(253) 2017/02/17(Fri) 22時半頃
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>>250 [一同の会食に流れる空気を察してスープを飲み干すと、私は立ち上がって箒を手にもった。
目の前のお従兄ちゃんや戻ってきた>>249クラリッサ、遅れてやってきた>>249ヨーランダにお辞儀をして広間から2階の屋根裏部屋へと向かおう。
(254) 2017/02/17(Fri) 22時半頃
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ヨーランダ。
[新しく連れて来られたのは、見知った女性だった>>252 もう一人男性の姿が見えたのなら>>230 彼にも小さく会釈したか。
ヨーランダ、この村の墓守 互いにそう出歩くことが無くとも、 彼女が、彼女の家系が管理してきた墓地には たった一人の家族だった母親の墓がある。]
……。
エマさんもいるよ、 ほら。診療所の。
[呟きには肩を竦める他ない。 つまり、そういうことなのだから。 広間を出て行くドリベル>>254を視線が追った。]
(255) 2017/02/17(Fri) 22時半頃
|
|
―広間→書庫→(屋根裏部屋)―
[広間を後にして書庫へとたどりつくと早速梯子を立てて箒を持ちながら屋根裏部屋へとあがる。 受けるしかなかった蜘蛛の巣を箒で払いのけて散乱する埃を箒を叩きながらゲホゲホと汚れた空気に堪らない顔。]
ひゃあ・・・大変だこれ。
[小さな窓をよいしょっと持ち上げて。少しだけ開いた窓で換気しながら部屋を綺麗にしていった。*]
(256) 2017/02/17(Fri) 23時頃
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|
……寒かっただろう。
クラリッサがスープを作ってくれたんだ。 どうかな?とても美味しかったよ。
[微笑み、首を傾げて問い掛けた。 もし頷くのなら、台所に行ってスープを新しい皿に用意してこよう。 そうならなければ、暖炉に近い席でも薦めようか。]
……今はとりあえず、落ち着くといいよ。*
(257) 2017/02/17(Fri) 23時頃
|
|
─村はずれ 自宅─
……何よ、あんた達。
[尋ねてきた数名の自警団員を見上げて睨む。]
な……、ちょ、いきなりレディの腕を掴むとかどういうつもり?! 噛みつくわよ?
はーなしないさってば、放せ馬鹿ーっ!!!
[旅人が殺されたとか容疑者とか。 普段は見た目で子供扱いする癖にこういう時だけしっかり大人扱い。 都合よく使い分けてきてあったまくる。]
〜〜〜〜〜〜っ。
[宣言通り思いっきり噛みついてやれば、耳を劈くほどの悲鳴。 床に叩きつけられて、その隙に逃げようとしたのだけれど。]
(258) 2017/02/17(Fri) 23時頃
|
|
────きゃあ。
[容赦ないタックルを受け倒れれば押さえつけられてロープでぐるぐる巻き。 集会所とやらに連行されるハメになった。*]
(259) 2017/02/17(Fri) 23時頃
|
|
─── 2年前 ───
[自分達母子を悪く思う村人ばかりではないけれど 血の繋がった従妹に泣いて貰えたことは、 彼女にとって幸せなことだったと思う。
覚悟はしていたながら早すぎた死 けれどそれを切っ掛けに距離を置かれていた時期は終わり、 幼い頃とはまた違った関係が築けるようになった。 その存在は自分にとって確かな支えとなっている。
だからこそ全てを知ったとき 多感な時期のドリベルにどう思われるのか、 ひとりでいると、たまに怖くなることがある。]*
(260) 2017/02/17(Fri) 23時頃
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お使い ハナは、メモを貼った。
2017/02/17(Fri) 23時頃
|
何だか色々大変そうだ。 そういう私も既に渦中というべきなんだろうけど。
[名を呼ばれれば>>255、目を細め。]
ああ、ベネディクト。 久しぶり。
……。
もうすぐ真っ白な百合の花が咲きそうで。 明日の朝にでも飾りたかったんだけど、これだと無理かもしれない。
ごめんね。
[彼の母親の、眠る場所へ。 言葉にしない主語はベネディクトにならば伝わるか。]
(261) 2017/02/17(Fri) 23時半頃
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─集会所─
…………むう、何よ、ここ。 大体アタシだけ何でこんなにぐるぐる巻きなのよ?
[自警団員の一人がドアを開け、別の一人に「入れ」と背を押される。 不機嫌そうな顔を隠しもせず辺りを見回せば、あちらこちらにそこそこの人の気配。 ただ、自分とは違って自由に動き回ってはいるよう。]
……わかったわ。 大人しくしてるから、ロープ解いてよ。 これ以上失礼なことしたら本当に本気で許さないわよ?
しーつーこーい。 さっき、アンタに飛び付かれて怪我してるのよ、アタシ。 膝、擦りむいてるでしょ。 手当くらい、させてよ。
[ぶつぶつ。]
(262) 2017/02/17(Fri) 23時半頃
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ー自宅から集会所へー
……そうですか。では行きましょう。
[自警団員に声を掛けられれば、読みかけの本を閉じて嘆息し。 だが、逆らっても意味がないだろう事は人数を見れば分かったものだから。
大人しく連行されて、集会所へは普段と何ら変わらない表情をしたまま到着することであろう。]
(263) 2017/02/17(Fri) 23時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2017/02/17(Fri) 23時半頃
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─ 集会所 ─
[ふたたび1階へ下りてきてみると、玄関扉から自警団が入ってきた。]
……えっ、わたし? 出ていいって?
[事情はまったくわからないが、エマへの容疑が晴れたらしい。 急いで部屋から荷物を取ってくると、自警団に促されるまま集会所を出ようとするが、
その場にいる誰かと視線が合えば、足早に近づいて。]
このウズラ、置いておくわ。 毎朝、小さいけど卵を産むから。
[ウズラと飼料とおがくずと砂の入った箱を押し付けた。]
(264) 2017/02/17(Fri) 23時半頃
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[それから相手を力づけるため笑顔になり、]
だいじょうぶよ。
[若い顔を順番に見渡す。
何人かは不安の滲む顔をしていただろう。 後ろ髪を引かれる思いではあったが、そちらにも安心するように微笑みかけながら、
エマは集会所を後にした。]**
(265) 2017/02/17(Fri) 23時半頃
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ベテラン看護婦 エマがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(ベテラン看護婦 エマは村を出ました)
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エマも此処に? そうなのか……彼女も、か。
[目を瞬かせる。 なんだか意外、という感じの反応だった。]
うん、寒かった。
クラリッサが作ったスープ、いただきたいな。 私が注ぐから大丈夫だよ?
[ベネディクト>>257がスープを用意しようとしてくれるなら、一応引き留めるが、案外遠慮なく甘えることにする。 マイペースに端っこの椅子に腰掛けた。 クラリッサが声の届く場所に居るようなら]
誰かの手料理、久しぶりなんだ。
[周りの空気は何のその。 声に密やかに嬉しさを滲ませ、ほう、と一つ息を吐いた。]
(266) 2017/02/17(Fri) 23時半頃
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……早く夜が明けて欲しいね。
[果たしてその朝は、どんな朝なのだろう。 表情も変えずにぼんやり呟く。
シメオン>>246や、他の誰かと目が合えば、 彼らが顔見知りであっても。]
これから、よろしく、かな。 変な奴が一緒に寝泊まりすることになって、悪いね。
[自嘲というより、素で申し訳なさそうに。 それなりに変わり者と認識されている自覚はあったし、墓守という職業を気味悪く感じたり、下に見る者が多いことも十分理解している。 彼らがどう思っているかは知らないが。*]
(267) 2017/02/18(Sat) 00時頃
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[ >>253ベネディクトさんが教えてくれたなら、 私はぺこりと頭を下げましょう。 扉は誰かを受け入れても、疑いがある限り許さない。 は、と息を吐いて。
――ヨーランダの姿には、眉を下げるの。 彼女の家系が護っている墓地にある、私の両親のお墓。 少なからず顔を合わせる機会があった貴方も、と 視線を向けた先の顔が小さく眉を顰めていたなら>>252 咄嗟に瞳を曇らせ、俯くの ]
……あまり、期待はしないでください、ね?
[ マイペースを貫く彼女の声に滲む密やかな色は、気付けないままなのだけど>>266。 それでも私の料理を食べてくれることに、安堵しましょう。
俯いたせいで流れ落ちて視界を隠す前髪が、今の私を表しているみたいで。 掌を重ね、所在無さげに視線を彷徨わせた後、椅子に腰掛けはせず部屋の隅の方に移動しましょう。 ]
(268) 2017/02/18(Sat) 00時頃
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[ やがて、幾人かは集会所に入って来たのかしら。 エマさんの容疑が晴れたのが先か、後か。
>>265聴こえる声に事態を察し、頭を下げるの。 良かったですね、って言えない私が、いやで つっかえた声は吐息にしかならないの。 ]
――――――……
[ 去り際に向けられる、自警団の凍てついた視線。 おば様みたいな目をするのねと、どこか他人事のようにも捉えながら、窓へ目を遣るの。
外はもう真っ暗で、 空に月が朧に輝くばかり* ]
(269) 2017/02/18(Sat) 00時頃
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もう、なんで僕がこんなところに。
[集会所に入れば幾人かの人影。 彼ら彼女らもまた疑いを掛けられたのだろうか。]
やあ、こんばんは。 一体なにがどうなってるのか誰か詳しい話しらない?
あと、人狼って……なに?
[自警団員らがそんな言葉を口にしていたのが気になった。]
(270) 2017/02/18(Sat) 00時頃
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いいんだ。
[静かに首を横に振る]
……それは此処を出た後に、ね。
きっと綺麗なんだろうな。 俺も、見れるのを楽しみにしてるよ。
[ヨーランダ>>261に笑いかけた 随分と無責任な言葉だと思いながら。]
ううん、いいから。 君は暖まっていてよ。
[引き留められ>>266一時足は止まった。 しかし、来たばかりの彼女には甘えてもらおう。 台所へ向かい、スープを墓守の前へと運んだ。]
(271) 2017/02/18(Sat) 00時頃
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