8 DOREI品評会
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―――… っ
[言葉を呑んでも謝罪はしない態。続く言葉が出なかったのは、抵抗出来ない今の状態を少しは理解していて、床に広がっている水と、異なる匂いが少なからず恐怖心を仰いでいるから。]
…
[視線を投げられれば、何だ、と陰鬱な男を見遣るがすぐに墨色の髪しか見えなくなって――――]
!
[がしゃ、と椅子が揺れる音が男の背から聞こえるだろう。]
(32) 2010/04/09(Fri) 11時半頃
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なんでっ…、そんな酷い こと――― ゲホ…
[聞こえてしまった言葉に、憤りを滲ませて墨色の髪を睨む。 ぎり、と奥歯を噛んで悔しさを噛み締める。 徐々に躯には血液が巡り始めていて、血色の悪さは改善していく。]
(34) 2010/04/09(Fri) 12時頃
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―― …ハ、相変わらず悪趣味だな。
[ゲホと、時折咽せながら卑屈そうな笑みを浮かべて男を見上げる。]
悪いことしてねぇんだから、謝る必要なんて ないだろ。
[弱音は見せないよう、ゆっくりと言葉を喋る。けれど、心音は激しくて緊張からか手足が冷たいのも解った。]
(36) 2010/04/09(Fri) 12時頃
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[彼の顔、左側へひたりと視線を止めて吐き捨てるように]
――… ざまぁみやがれ。
(37) 2010/04/09(Fri) 12時頃
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うるせぇよ。
[5の番号をつけた女の声が聞こえて、視線は向けないまま突き放すように言い放つ。
買われなければ―――そうはっきり言われれば素性を知られているのかと疑問が抱かれた。無理やり連れて来られたではない事は、誰にも口外はしていないこと。]
…… うるせぇよ。
[げほ。と、また水を吐きながら繰り返す。 捨てたら楽になれるものがあるとは、思えない。]
(39) 2010/04/09(Fri) 12時半頃
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…ッ、 ぅ げ
[ごぷりと胃から食道を伝い、水と僅かに胃液と酒がこみ上げてきて床に吐き出すことを繰り返す。唇の下には拭えない液体が顎の真ん中あたりからぽたぽたと滴る。]
はは、そう簡単に死んで…たまるかよ
[強がるでもない口調だが、半眼の金の瞳はまだ誰かに屈するつもりはない獣の色を失ってはいない。
5が言われたとおりに電動の張り型を装着する音に、眼球だけ動かしてちらりと女の姿を見れば口の中に残っていた水分を唾と共に床に吐いてから]
… 、にあわねぇ格好。
(43) 2010/04/09(Fri) 13時頃
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[ひやりとした指先で耳に触れられれば抵抗も出来ず、びくりと小さく震える。そのまま擽られれば、く、と小さく呻く声が時折漏れる。]
―――… 俺にそんな説明書は ねぇよ っ、
[くすぐったさを堪えながら口調を崩す姿勢も見せず]
ハ、…馬鹿馬鹿 しぃ。 そう思いたきゃ、勝手に …っ 思ってれば いい。
(46) 2010/04/09(Fri) 13時頃
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…っ、く
[人ではなく、モノだと 売られていると縛る言葉に理解をしていても納得は出来ないといった面持ち。悔しそうな声が思わず毀れる。
耳に囁いてくる息が濡れた耳を冷やすように伝わる。]
っ、…だからどうした。
[売れ残っていてもひと際悔しさが浮かぶでもないが男の笑い声は癇に障った。視界に入る器具に、金の瞳を瞬かせる。 耳に宛がわれたヘッドフォンからは、しんとした音。その目を細めて何をするつもりだと、陰鬱な男を睨み上げた。 覚悟をするように、細く唇を引きながら。]
(48) 2010/04/09(Fri) 14時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 14時頃
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――――…っ
[小さく、息を呑んだ。 買われた先が幸せかどうかなんて解らない。自然と、視線は客席にいる異国の女へと向いてしまっていた。衣服を何も纏わない姿のまま、ずっと四肢を拘束され続けていても羞恥心は襲ってくる。]
…く
[思わず瞼を落として視界を暗闇にする。 ヘッドホンから流れてくる音は、自然を思い出させる音。ライトがまぶしい舞台とはかけ離れた森の奥深くを連想させた。]
…なんの つもりだ?
[試しに言葉を発してみれば、自分の声も音と共に拾えた。]
(50) 2010/04/09(Fri) 14時半頃
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[視線の先――異国の女の瞳から毀れる涙はライトで輝く舞台からでは感じ取るしか出来ないまま]
…、…
[問に返される問い。鋭く金の眼を向けるだけで言葉は続けない。 ただ、心地の良い音に、ふぅ、と普段と変わらぬ息を吐いた。 それを観察眼で眺める男とは視線を合わさないようにした。]
(52) 2010/04/09(Fri) 14時半頃
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〜〜〜〜 っっっっっ!!!!!!
[耳を劈くような音。 不快音としか感じられない音に、思わず目を細めて歯を食いしばる。]
…ッ な、
(54) 2010/04/09(Fri) 14時半頃
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ぁ、 う… っく
[耳を塞ぐ手は動かない。 必死で目を閉じても意味を成さなく、耳から頭蓋骨に響いてそのまま全身に強弱をつけて振動を与えてくる。 苦悶の声は、音に時折掻き消されて自分では聞こえない。]
は ……や、やめ…ッ ろ
[拒めない甲高く不快しか与えない音に、耐えきれないといった声がしばらくしてから 毀れる。]
(56) 2010/04/09(Fri) 15時頃
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[音が弱まった時に聞こえた男の声に、きっ、と視線を向けて口を閉ざす。言うつもりはないと―――向ける目は語る。]
…? ――― っ…!!
[機械音と共に甲高い音が消えたと想えば次に聞こえてきたのは女の嬌声。驚きつつも聞かないように極力努力するけれど女性経験の少ない彼にとって、声だけでも刺激は十分だった。いらない妄想が巡り、だめだと目を強く瞑る。]
(59) 2010/04/09(Fri) 15時頃
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若者 テッドは、ランタン職人 ヴェスパタインに話の続きを促した。
2010/04/09(Fri) 15時頃
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―――― っ、…!
[ひくりと身が震える。官能的な声は、彼女のものとは違う。 俺が彼女に与えたのは痛みの方が多かったと 言い聞かせる。]
っ、 ちがう。 ちがうッ… !
[否定する自分の声は、音量を上げられたせいで聞こえない。 否定しても聞こえ続ける女の声に、数刻前の情事を思い出しては消してを繰り返す。]
く、…
[苦しそうな声と、吐く息が 少しだけ熱い。]
(63) 2010/04/09(Fri) 15時半頃
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――― やめろ!!
[耳に響く女の艶めかしい声が大きくて、叫ぶ声も自然と大きくなる。それに気づいてないのは本人だけ。 耳に聞こえてくる男の声と、女の 切なく甘い声が 僅かだが男の芯をまた熱くしていく。]
いない。 誰も… 誰も、いねぇよ!!
[目を閉ざすのは、客席を見ないようにするためもあった。 首も振れずの状態でも、ライトの熱で渇き始める髪を僅かに揺らしながら抵抗の色を見せ続ける。]
(65) 2010/04/09(Fri) 16時頃
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[目を閉じても闇が支配する中では聴覚しか頼りがなく、女の切なく甘い嬌声が脳を、体を刺激してくる。それでも、肉体的な苦痛に比べれば―――と、言い聞かせる。 耳元で、男が囁いてこない限りは、だけれど。]
ッ…
[ライトが閉じた瞼の中にも光を当ててくるのが解る。醜態が見られている事にも慣れず、悔しさで奥歯を噛む。
口調を訂正されても唇は引いたまま。 そして再び、短い癒しの後に訪れたのは甲高い音。]
――― あ゛ ぐ、ッ… 。
[必死で、耐えようと苦悶の声を上げても 男が促す言葉を言う姿勢はまだ、見せない。]
(67) 2010/04/09(Fri) 16時頃
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[それでも、でかい音量はまるで脳を揺らされている感覚も与え、全身で不快音を拒絶するように体が時折震え始める。]
う、… ――― ッ、 ぁ 。
[薄らと瞳が開けば光が眩しくてそれ以上開けない。 客席の様子なんて当然見えないまま、墨色の髪がぼんやりと見えた。]
(68) 2010/04/09(Fri) 16時頃
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…ッ、く
[薄く開いた瞳を、ぐ、と瞼を押し上げる。 耳からは甲高い音。視線は客席を見ないように努めながら 鉄球で負わせた怪我に触れる男の顔には違和感しか抱けない。]
どうせ …また、悪趣味なンだ …ろ
[機械音と共に次に襲うのは蟲の羽音。ブゥンと飛ぶ音もあると思えば、羽を擦り合わせて奇怪な音を立てる音も聞こえて眉を寄せる。臨場感があるような音に、その羽音が勢いを増したときに]
――― ヒ…ッ
[明らかに恐怖を表す声。]
(70) 2010/04/09(Fri) 16時半頃
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[視覚では捉えられない蟲が自分の周囲に群れとなって飛び交ってい錯覚。ぐ、と歯を噛んで堪えるも耐えきれず時折、苦悶の顔と共に声を上げる。 大音量を聞き続けた影響か、奥で聞こえる機械的な音を男は解らずのままだったけれど肉体はしっかりとその音を刻んで脳に伝えていく。だからこそ、音だけの苦行が思いの外、苦痛を、苛立ちを――恐怖も交えた不安を与えてくる。]
ッ…は、…
[蟲の羽音が止まれば、大きく息を吐く。]
!!!! う、…
[けれどまた聞こえる、声と生々しい音に 頭がおかしくなりそうになる。手足を拘束する器具に抵抗する力が、いつの間にか失われているとも気付けていない。]
ぁあ、う… も …ァ、 ああ
[喉の奥から絞り出すような声が 止めどなく毀れてくる。]
(73) 2010/04/09(Fri) 17時頃
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[客席からの声はきっと嬌声で妨げられる。届かない。 男女のまぐあう声と、肌がふれあう音でまた芯がじわりと熱を覚えていくがそれはまだ些細な程度で止まる。]
は、……く、ッぅ も、 …う
[視線が彷徨う余裕もなく間近に近づく男の顔しか見れない。 脳から痺れて麻痺してくる気さえする。]
!!
[10秒の癒しは短すぎて、劈く音に びくんと体が震えて 誰の声も聞こえず、苦痛と苛立った思いに支配されていく。]
ッあ、うあ ぁあ、あ
―――− やめ …も、 やめ て くれ。
(76) 2010/04/09(Fri) 17時半頃
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っっ……―――――――――!
[言い直しを要求されれば、それだけは言わないと半眼の瞳は語る。乾きつつある髪を梳く手に触れられるだけで嫌なのに、官能的な声のせいでそれすら愛撫に思えて、ひくりと身体が震えた。]
… …――― ぐ、 ぁぁ、あッ …い やだ。
[それでも 苦悶の声に混じらせて、拒絶を言葉に示す。]
や め …、っっ
[これ以上聞きたいわけがない、と半眼の瞼がひくりと動く。 再び、女の声が 聞こえて何かを言ってくる。理解できないけれど声色で感じるものはある。嫌だ、聞きたくないと声はうめき声を熱く漏らしていく。
何も出来ない無力さと苛立ちと、不安が全身を襲ってどれくらい経ったかも解らない。それでも、これを何度も繰り返されれば―――耐えきれないと 本能的に悟り始めてもいた。]
(79) 2010/04/09(Fri) 18時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 18時半頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 20時頃
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… くるわ ねェよ。
[狂ってやるかという反骨精神を持ち、意識を保とうと必死に震える身体で耳から入って来る官能的な音に耐え続けている。 続けられた言葉には、咄嗟に声が出た。]
――― や 、…めろ。 他の 奴 、巻き込むン じゃ ねェ。
[は、とむかつくくらい熱い息が自分から吐き出ていた。 嫌だと心で思っていても耳から入る女の甘い声が誘ってくる。]
ンッ
[頬に引かれたとろりとした液体が何か最初解らず、顔を顰めるが次には甘すぎる匂いに、鼻をひくりと動かす。]
(91) 2010/04/09(Fri) 20時半頃
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――― ッ、…あ
[首から鎖骨とぬめりと指が肉付きのよい胸板の上を這い乳首に触れれば、高めの声が思わず出る。そのまま腹部、下腹部へと訪れる心地は知らないものばかりで、びくりと身体が震えて椅子もその都度、がたんと揺れを伝える。]
っふ … なに 、す ――― っっぁあ!
[耳からの女の声と同時に訪れる肉体の心地に、じわりじわりと熱を戻す男の中心をとろりとして冷たい液体が塗られれば堪え切れない声が口から出た。 は、と熱い息をまた吐いて――― ぎ、と男を睨むけれど 耳では女が何か誘うような声で囁いてくる。]
…ハ、…今度はまた 蟲かよ… 芸がねェ な
[もう1つの瓶から取り出された大きな芋虫、恐怖感は苦手ではないのでさほど生まれはしなかったはずなのに――あの羽音が蘇ってきて、く、と一度奥歯を噛む。]
―――― … 言う か、よ。
[強がる言葉を必死で搾るが、その虫が身体の上に落ちて這い始めれば]
(93) 2010/04/09(Fri) 20時半頃
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ッッ、…
[もぞり、と頬を這う虫の顔が金の眼にも見えた。可愛い顔だとは思っても飴の上をゆっくりと這う動作が、優しく小刻みに触れていくようにも感じられた。肩や鎖骨からも同じような感覚。]
…、 悪 趣味
[甘い匂いと、艶めかしい女の声と、身体を這う大きな蟲。酷い姿だと―――心の内で乾いた笑い。 鎖骨にいた蟲がじわりじわりと下って乳輪まで辿りついて囲うようにぐるりと這えば、小さく呻き声もあがった。 耳から聞こえるのは女の声ばかりで、異国の女の叫びは聞こえない。だが、それを伝えられれば―――金の眼は半眼から徐々に開いていく。視線を固定されて、また俺の責め苦を見続けさせられていたのだろうかと思う。]
――――… おれの、 心配 …なんて、すんな
[ヘッドフォンのせいで自分の声の大きさも調整できないので、届いたかどうか解らないけれど、客席の方へ視線を向けてそう言った。]
(94) 2010/04/09(Fri) 20時半頃
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―― ……うるせェ、この 変態 。
[長身で細身の相手の性別は時折、男でも女にも見えた。 胸元から脇腹や臍を通って茂みまで蟲が辿りつけば、苦しそうな声は上げる。同時に、女の甘い声と囁きも聞こえてくる。蟲が飴の上を這うたびに与えてくる心地は、もぞもぞとして不思議な感覚を全身に伝えていった。]
――…そいつは、 残念… だったなァ。
[規制。恐らくそのおかげで何とか耐え凌いでいるのは解っていた。血を見て恍惚とした様子の相手、常人とはかけ離れているのが解った。]
っ、と…
[鼻の上に乗せられた蟲は、蜜を求めるように頬の方へと這いはじめる。途中、何度か視線が合った気がした。 少女の言葉はヘッドフォンから聞こえる女の嬌声で途切れ途切れにしか聞こえず、ん?と目をそちらに向けるしか出来なかった。]
(98) 2010/04/09(Fri) 21時頃
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っ、…
[頬を伝う蟲が顎の裏へともぞりと這って下って行く頃、茂みをさ迷う蟲達が男の中心へと辿りついた。 蟲が棒やそのしたに下がるものについた液を求めるように這えば、気持ちがいいでも悪いでもない感覚がして思わず視線を下げた。 下腹部でうぞりと蠢くものたちが視界に見え隠れしていた。]
―――…は
[女の甘い声で固定された声はどこかで巻き戻るでもなく続けられていたが、それだけしか聞こえないのは有り難かった。]
(101) 2010/04/09(Fri) 21時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 22時頃
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[買う、買われる―――こんな事をされて 誰に買われたいと 思えるのか、 と 思える。
それでも、あの少女の言った言葉と自分の思いは重なる。
――― 家のため。]
ぅ、…ぁ
[低い呻きが 口から時折漏れる。]
(106) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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――… っは
[んく、と喉を鳴らしてから口を開いて熱い息を吐く。 蟲から与えられる不思議な心地は恐怖はないけど、根の裏から這い上がられれば、ぴくりと身体が揺れる。それでもねとりとした液を離さないと蟲は身体から落ちる事はなかった。 耳から常に入る女の甘い囁きと嬌声は耐えれても、客席で前髪を掴まれた彼女が視界に入れば ふつりと灰青への怒りがそのまま睨む形で表れる。]
っ、 く…
[会話は何も、聞こえない。 じわりと汗ばむ身体は仄かに熱を持ってきている。]
(116) 2010/04/09(Fri) 23時頃
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若者 テッドは、アナウンスで何か言っていても何かよく聞こえてない…
2010/04/09(Fri) 23時頃
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[聞こえないけれど、少女が客と何か話をしているのが解った。
アナウンスはよく聞こえないけれど誰かがまた買われるんだろうと思う。自分とは決して思わないし思えない。]
…っ、ふ
[熱い身体に這う蟲と、嬌声と飴に包まれた身体。誰かに見られていると、彼女に見られているのかと思えば――。 奥歯を噛んで 漏れる声を必死で抑制しようとする。]
(133) 2010/04/09(Fri) 23時半頃
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若者 テッドは、小僧 カルヴィンに話の続きを促した。
2010/04/09(Fri) 23時半頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 23時半頃
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[何か、またアナウンスがあった。
ヘッドフォンから聞こえる女の声――声だけではなくてその身のこなしの音も耳の右から左、背後から伝わってくる。それにぞくりとさせられる事も多い。]
…… っつ、
[熱い、と汗ばみ始める身体。吐く息はまだ熱いまま。]
(139) 2010/04/10(Sat) 00時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/10(Sat) 00時頃
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