73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/12/23(Fri) 00時半頃
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…ん?
[なんか話題にされたみたいな気がして、サンドイッチを呑み込みながらノックスの方を見て首をかしげたけど、特に口を挟むほどのことではなくて。]
ごちそうさ…ま………?? あれっ??
[食器を下げに立ち上がろうとして、視界の左側がぐにゃっと歪む。 思わず取り落としたトレー。 陶器が派手な音を立てて、床の上で砕け散った。]
わわ。 ご、ごめ…ん。
[オロオロと狼狽えて、散らばった皿の破片を拾い集めようとした。
中庭の花園に異変が起こったことは、いまだ知らない。]
(9) 2011/12/23(Fri) 01時頃
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サイラスは、痛ッと小さく声を上げて、指先を口に含んだ。**
2011/12/23(Fri) 01時頃
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…あ、
なんか、その…すいません。
[川に落ちたネコみたいにしょんぼりとして、 ヴェスパタインの手当てをおとなしく受けている。 右手の中指の先に、鮮やかな色の傷。 しばらくペンを握れなさそうだな、なんて思った。**]
(42) 2011/12/23(Fri) 09時頃
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…ぇ、ちょ、先輩???
[指先を吸われて、思わず真っ赤になって狼狽えた。 包みこむ唇の柔らかさと中の湿った温かさ、 俯いて長い髪の掛かる伏せた目元が彫刻作品のようにきれいで、 なんだかドキドキしてすっかりのぼせ上がってしまった。]
…ゥッ。
[最後にペロリと舐められて、ぞわりと微かに走った感覚。 それが何なのか、よくわからなかったけれど、 どこかぼんやりして居たのは、何処からともなくふんわりといい香りがしていたからか。
けどそれも、沁みる薬を塗られれば、情けなくじたじた痛みにもがく事になってしまったけれど。
結局、大袈裟に包帯を巻かれて、涙目でしょんぼり。**]
(47) 2011/12/23(Fri) 09時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/12/23(Fri) 21時頃
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[小さい子のように頭をなでられても、何処か上の空だった。]
…ぇ、ちょっと、ノックスさん!? 冗談でも、そーゆーの…
[兄との睦まじい(と勝手に思ってしまった)姿が脳裏に浮かんで、おたおたとまたうろたえてしまった。]
う、うん…大丈夫だよモリス。 ちょっと切っただけなのに、ヴェスさん大げさだなぁ…。 [困った顔で悪友に返し、たははと情けなく笑った。 しばらく食堂の席に大人しく座り、温かいミルクを口にしていたけど、 それぞれが出て行ってしまえば、自分も食器を(今度はとても気をつけて)下げ、廊下へと出る。
ひんやりと冷たい板張りの廊下。 そこに漂う甘い香りに、不思議そうな顔をした。]
(143) 2011/12/23(Fri) 22時半頃
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季節はずれの花の香り、なんて…
[花の香りは、幼い幼い記憶に繋がる。 四角い白い部屋の、枕元に飾られた見舞いの花の香り。
大きな病気一つせず元気に育った自分が、一時期だけ病院で過ごした理由を、 当人はほとんど覚えていない。
氷の下に流れる水の冷たさは、記憶の奥底に封じられたまま。 その冷たい色は、澄んだ青に似ていた。]
(146) 2011/12/23(Fri) 22時半頃
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やっぱちゃんと診てもらったほうがいいのかな。 保健室…開いてるかどうか分かんないけど。
[右手をかばうように抱いたまま、保健室へ向かって歩き出す。 中庭に誰か出ているのか、不思議そうに窓の向こうをちらりと見た。]
(155) 2011/12/23(Fri) 22時半頃
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わわっ!? オスカー!? ど、どうしたのさ!
[何かから逃げるようにすごい速度で追い越していった後輩を、 ちょっと戸惑うも心配になって追いかけた。]
(162) 2011/12/23(Fri) 23時頃
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サイラスは、保健室の入り口で、心配そうに中を覗き込んだ。
2011/12/23(Fri) 23時頃
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…エリアスさん、体弱いから…… 手伝う?運ぶにしても、人手はあったほうがいいよね?
[オスカーが言うのを聞いて、セレストに声をかけた。 自分が大げさに包帯を巻いた怪我人だというのを、すっかり失念していたけれど。]
(175) 2011/12/23(Fri) 23時頃
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…あ、いや…その…… 大したことない、っすよ。
ちょっと、切っただけ。
[けれど、動かせばやっぱり、ちょっと痛かった。]
フィリップさんは、なんでここに。…どっか具合でも…?
(186) 2011/12/23(Fri) 23時半頃
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[セレストにもそう言われてしまって、 不満気に思いながらも結局、保健室の中の丸椅子に座って大人しくすることに。
薬品の匂いのするこの場所は、なんだかちょっと落ち着かなかった。]
(189) 2011/12/23(Fri) 23時半頃
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[服の裾をつかむオスカーの手に、コクンと殊勝に頷く。]
うん、わかったよ… みんなが総大袈裟に言うから、なんかほんとに痛くなってきちゃったじゃないか。
[包帯の上から指を撫でてため息ひとつ。]
あ、ご苦労様っす。
[退散するらしいフィリップにペコリと頭を下げるけれど、 なんか不自然に背後に隠した様子に、ちょっと訝しげな目を向けた。]
(197) 2011/12/23(Fri) 23時半頃
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消毒はしてもらったし、大丈夫だいじょうぶ。 [心配そうなオスカーの様子に、そう言って笑って。 ふと手当てを受けた時の事を思い出して、少しどぎまぎしてしまった。]
一応、傷薬とかガーゼとかもらってったほうがいいかな…。 何処にあるか、知らない?
[左手だけで引き出しを漁り始め、モリスが来ればどうしたのかと心配そうに問いかけた。]
(211) 2011/12/24(Sat) 00時半頃
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具合、悪い?
[熱でもあるのかなとモリスの顔を覗き込み、 包帯を巻いてない方の手で、額に触れようとした。]
(216) 2011/12/24(Sat) 00時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/12/24(Sat) 01時頃
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どうしたんだよ?モリス。 お前…ほんとにどっか悪いんじゃない?
[触れた彼の肌は、熱かったか、冷たかったか。 やっぱり様子がおかしいから、そこらのベッドに押し込んで…]
レオナルドさん、探してくるよ。 具合悪いみたいだって、伝えといたほうがいいよね?
[ぽんぽんとかけたお布団を叩いて、寝てろと言い聞かせる。
こんなことが昔…、いや、逆だ。多分言われた方。
どうでもいいことだったと頭の中から追い出して、元生徒会長を探しに部屋を出る。]
(262) 2011/12/24(Sat) 07時半頃
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レオナルドさんー?
[廊下に響く声は、変声期を終えても太くは成りきらなかった声。 けれど上擦れば掠れるのは、子供のままでは居られなかった肉体の象徴のよう。
何処に居るんだろうと窓の外へ目をやれば、 寒そうなのに遊んでる先輩の姿。
声をかけようと窓を開ければ、冷たい風と花の匂いに思わず身を竦めた。]
ヴェスさーん。何してんすか? そんな格好で遊んでたら、風邪引いちゃいますよ? なんか、流行ってるみた…い、……だし。
[語尾が尻窄みになったのは、その白い手が真っ赤に染まって見えたから。
花の香り、赤い色、くらりとする。 氷の割れて落ちた下で、ぼくはなにをみたのだっけ…]
(263) 2011/12/24(Sat) 07時半頃
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[こんな事をしたら兄に怒られそうだ、なんて頭の片隅によぎったけれど、 気がつけばやんちゃだった子供の頃のように、窓から外へ飛び出していた。 その勢いのまま、積もった雪に足を取られてベシャリと派手に転んで雪の中へ突っ伏す。]
…冷たッ!!
[ふかふかの雪の感触は、冬の川の冷たさに似ていて、 左目に口付けて笑って逃げた、あの姿が脳裏をよぎって逃げる。
見たんだよと家族に訴えたことも、高熱で寝込んだ子供の戯言と笑い飛ばされて、 夢だったと納得して忘れたはずだったもの。]
なにしてんすか!! その手、何して…!!
俺の事手当しといて、自分がそんなになってるなんて、 どうかしてるっすよ…ヴェスさん。
[中へ戻ろう…と手を差し出しながら、その赤から目を逸らせなくなる。 薔薇の香りがする…と思った。]
(264) 2011/12/24(Sat) 08時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/12/24(Sat) 09時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/12/24(Sat) 20時半頃
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…ぁ。
[目元へと触れる、ヴェスパタインの冷えた唇。 薔薇の香りとその感触に、すっかりぼうっとしてしまって。
あの時出会った者が、人ならぬものだったのかどうかはわからない。 けれども、何かに魅入られたかのように、あれ以来この目が見る世界の色は少し変わってしまったらしい。 当人に自覚はあまり無いけれど…。]
………わ、す、すいません…レオナルドさん。 えと、そういえば、モリスが……
[雪まみれの服をほろってもらいながら、ふと思い出したことを先輩に告げて。
兄に向けられた幾つかの言伝。 こくんと頷きはするものの、なんだかぼんやりとしたままで。 不思議と寒いとは思わなくて、柔らかい雪の上にペタンと座り込む。
人気がなくなれば、中庭に吹く風は悪戯に白い雪を舞い上げ、柔らかな金髪をくすぐって踊り始めた。]
(387) 2011/12/24(Sat) 22時頃
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[探しに来た兄の目には、見えない何かと遊んでいるように、 手を伸べて中空を見上げる姿が見えるだろう。
幼い頃には頻繁にあったけれど、大きくなるにつれそんな事は無くなっていったはずだったけれど。]
(388) 2011/12/24(Sat) 22時頃
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[呼ぶ声は父親の声に似て、違う声。 ふっと振り向けば、太陽の光にも似た輝かしい金の髪。
兄の姿を認識して、にこ…と幼い笑みを向けた。]
(394) 2011/12/24(Sat) 22時頃
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[肩に掛けられる毛布。 心配そうな兄の顔に我に返れば、 迎えに来られるなんて、子供みたいでかっこ悪く思えて。]
なっ、なんだよ!? なんでもないっ……っ!!
[毛布越しに抱きしめてくる腕の中は、やっぱり自分よりずっと大きくて、 追ってもいつも先に行く、届かない絶対的な差を感じてしまう。 近くて、暖かくて、敵わなくて。 ドキドキするのと息苦しいのが、なんだかよくわからない。]
…離せ、よ。部屋にくらい、自分で、帰れ…る……
[その腕の中から逃げ出そうと、兄の胸元をぐいと押した。]
(417) 2011/12/24(Sat) 23時頃
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…にい、ちゃ……
[かけられた声に滲むものに、それ以上拒めなくて。 幼い頃のように、そっと身を預けた。]
(428) 2011/12/24(Sat) 23時半頃
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[かすかに聞こえた言葉の意味はわからなかったけれど、 その声に滲む感情は何となく伝わって。
色濃い薔薇の香りと、冷えた身体に染みこんでくるぬくもりに、 なんとなくふわふわとわけがわからなくなっていく。
青い瞳が、不思議そうに見上げた。]
(438) 2011/12/24(Sat) 23時半頃
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[何故だろう。わからない。 けれど拒むというのは選択肢の中には無くて、 兄の腕の中で、そっと目を閉じた。]
(447) 2011/12/25(Sun) 00時頃
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[触れた柔らかい感触は、とても熱くて。 うまく息ができなくて、頭がくらくらする。
自分が雪の塊だったら、このまま全て溶けてしまいそうな、 そんな感覚にただ溺れてしまったのは、きっと薔薇の香りが甘いから。
膝の力も抜けてしまって、包まれた腕の中に身を預けたまま、震えた。]
(457) 2011/12/25(Sun) 00時頃
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