301 十一月うさぎのないしょ話
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[ソファに深く身を沈めるようにしてカクテルグラスを口につけるとウォッカの強いアルコールと微かなライムの香り。 ここしばらくは例の店にも行かず食事も酒もホテルで全て済ませていた。 オフできたはずだというのに気づけば仕事をしている時間の方が多かった。]
(1) 2019/11/27(Wed) 01時半頃
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───オレだ、順調さ、当たり前だろ セキウチも納得してくれた。 これでこの国での商談も漸く纏まる。 ああ、そうだ、船を使え。 やり様はいくらでもある。 戻り? 年明けにはそっち戻る。 ロイエにはそう伝えてくれ。 やっと完全なオフなんだ。 そうだ、二度と掛けてくるなよ───
(2) 2019/11/27(Wed) 01時半頃
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[通話を切ってスマホをテーブルへと放り捨てる。 背もたれに背をあずけ天井を見上げた。
高い。 無駄に、高い。
しばらくボーっとしているとボーイがドリンクのオーダーを取りにきたが,、それを片手をあげて追い払う。 商談をまとめた今そこに充足感はない。 ただ疲労だけを感じていた。]**
(3) 2019/11/27(Wed) 01時半頃
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[タイガ・アリマの朝は早い。 日が昇る前の早朝にベッドを出るとシャワーを浴びてまだ冷たい空気に支配された外へと出る。軽いストレッチのあとおもむろに走り出す。目的地はない。あるのは時間だけ。 きっちり30分で折り返すと同じ時間を掛けてホテルへと戻る。 もう一度シャワーを浴びてから朝食にする。
会社員ではないのでアポがなければ朝から仕事をすることは稀だった。
オフ(という名目の)現在は昼頃までぶらりとあちらこちらへと足を向ける。 大抵はその途中で顧客とのアポがあるので半分は仕事となるのだが。貧乏暇なし。
太陽が沈むころには完全にオフとなる。 そのころには繁華街にその姿があるだろう。
それからは大抵はホテルのラウンジでグラスを傾けているか遊び歩くか、一人で飲み歩くこともあれば女を引っかけることもある。 そして日が変わってすばらくするとベッドに上に辿りつく。 それがここ最近のサイクルだった。]
(9) 2019/11/27(Wed) 20時半頃
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[その日、陽が落ちたころ。 ぶらりと特にあてもなく街を歩いていた。商談も纏まりこの街にも用がなくなっていた頃合い。まるで街との別れを惜しむように。]
……あれは?
[見覚えのある人影。 記憶力は悪くない。人の顔を名前は忘れないタチだった。]
ああ、あのとき店にいた。
[少女。 覚えている。あの店にいてまともに食事を取ろうともしなかった少女だった。 少女は何をしていただろうか。おかしいとろこがあってもなくても気に掛ける理由などなかったが。]
ハイ、お嬢さん。
[ふと気まぐれに声を掛けていた。 ───決してロリコンではない。]*
(12) 2019/11/27(Wed) 21時頃
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[なぜ英語?]
怪しい者じゃない。 ちょっと小粋なイケメンお兄さんだ。
[何を言ってるのか自分でもわからないし何で声をかけたのかと問われれば何となくとしか。 見た顔があったから何となく。]
寂し気なgirlが見えたものでね。
[素面で何を言ってるのやら。]*
(32) 2019/11/27(Wed) 22時半頃
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あ……。
[踵を返す少女の後ろ姿を見送る。 追いかけてまで何かの用もないわけで。]
ナンパ……失敗……になるのか?
[帽子のつばを少し引いてその陰で、自嘲とも苦笑いともあるいは微笑みともつかない笑いを浮かべた。]*
(41) 2019/11/27(Wed) 23時頃
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アリババは、ウツギに話の続きを促した。
2019/11/27(Wed) 23時半頃
アリババは、オトサカに話の続きを促した。
2019/11/27(Wed) 23時半頃
アリババは、カコに話の続きを促した。
2019/11/27(Wed) 23時半頃
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[少女と遭遇してよりしばらく。 かるく腹ごしらえをしてからいくつかの店をはしごした。 酒、食事、特筆すべきものはないが、アルコールの沁みた肌に夜風が気もちいい。
今日もスマートフォンが着信を報せる。]
そんな時間か……。
(63) 2019/11/28(Thu) 00時半頃
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───ハイ、ロイエ。 ああ、ホテルにはいない。 どこだっていいだろ。 もう商談は終わった。 一人だ。 ここにもどこにもそんなのはいない。 ああ。わかってる。 わかったって。 俺もアイシテル────
(64) 2019/11/28(Thu) 00時半頃
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[ロイエ・ミッターランド。 北欧を拠点にするミッターランド海運のその社長令嬢。 珍しく泥酔といっていい程に酔いに酔った翌朝。 目を覚ましたとき横に彼女の姿があった。 それがまさかミッターランドの令嬢とは知らず、その日商売のために設けた席で思わず顔を引き攣らせた。
まさか所謂ワンナイトラブ>>112でしたなんてことが言えるわけもない。
いつのまにか彼女は自分の秘書で婚約者になっていた。 愛情があるわけじゃない成り行きでそうなっただけ。 でも、たった一夜で何が彼女をそうさせるのか。 世界中どこにいても一日一度は必ず彼女からの連絡が入る。 アイシテルの言葉と共に。
ask for it. 身から出た錆だ───]
(66) 2019/11/28(Thu) 00時半頃
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[何が不満かって? 彼女は奇麗だしとても献身的だ。それだけなら人に自慢もできるが、でも一緒にいると息が詰まる。 彼女が悪いとは言えない。自分自身の問題かもしれない。
だから結局、仕事と称して彼女から逃げるように世界中のあちこちに飛んでいる。 それももうしばらくの間だけ。
年が明ければ晴れて婚約者は妻へとクラスチェンジ。 今はそれまでのモラトリアムといったところ。
故郷の日本を堪能したらあとは人生の墓場だ。]
(70) 2019/11/28(Thu) 01時頃
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[視線。 向けられている。]
……?
[火をつけていない煙草を銜えたまま、こちらも視線を向ける。アジアンテイストな服装の女性。 たしかあの店の“店員“。 あらぬ容疑を掛けられているとも知らず。目は合っただろうか。]*
(79) 2019/11/28(Thu) 07時頃
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─ 蒼い目のタイガ ─
[有馬 大我の生は両親の死から始まる。 父の商売が失敗し父と母は生まれたばかりの一人息子を置いてこの世から消えた。 遺された大我を引き取ったのは父方の祖父母。だが元より母との結婚に反対していた祖父母は父の選んだ女と同じ目の色をしている大我に冷たかった。
家では最低限の生活は守られたがそれだけだった。 食事が出されることはなく、その代わり金を与えられた。食事だけでなく一事が万事、大抵のことはそうだった。
学校に上がれば、やはり青い目を理由に虐められた。もちろんやり返しもしたが。 祖父も祖母も、そして他人もこの目を嫌った。 そして自分自身も次第にこの血と青い目を疎むようになっていった。]
(80) 2019/11/28(Thu) 09時頃
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[高校卒業を控えて祖父が他界し、祖母も間も無くして祖父の後を追うようにしてこの世を去った。 財産は親戚がほぼ食いつくしていって残されたものなどほとんどなかった。]
……美味いな。
[葬儀や手続きやらが終わってひと段落したとき、ひと摘み口に入れた仏壇に備えられた砂糖菓子。 胸焼けしそうなほど甘ったるいただの砂糖の塊は、しかしそれまで食べたどんな甘味よりも美味しく感じられた。]
(81) 2019/11/28(Thu) 09時頃
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[金の髪に青い目、そして黄色い肌はアイデンティティの置き所について大いに悩ませてくれた。 日本にいれば外人の血と言われ、外に出れば黄色い肌と嘲笑われた。 今思えばそんなものはただの思い過ごし。そんな差別的でないことの方が圧倒的に多かった筈だが、若かったあの頃はそれに気づくことなく、それには多くの時間が必要だった。]
(83) 2019/11/28(Thu) 09時頃
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……どうしようか。 食事はもう済ませたし。
[軽く食事は済ませてしまっている。 どちらかというと酒を飲みにパブかバーにでも行こうと思っていたところだったが。]
でも。 “美人さん”が俺を待っているというなら。 行かないわけにはいかないな。
[ニヤッと笑みを浮かべて、そう芙蓉に答えた。]*
(84) 2019/11/28(Thu) 09時半頃
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いいね! 話のわかる美人さんだ。
[火をつけてない煙草をしまい、彼女が店に戻るようなら少し遅れて訪問しようか。]*
(90) 2019/11/28(Thu) 10時半頃
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─ 有馬大我の恋 ─
[>>2:112苦笑いを浮かべるだけだった。 ワンナイトラブ、遊び、客観的に見ればそうなのだが。
ただ一夜の恋が本物ではない誰が決めた。 いい女がいれば話をしたいし、一緒に食事をし、酒を交わし、共に朝を迎えたいと思うことは自然なこと。 欺瞞に満ちた永遠を誓うぐらいなら、はじめから本気の一瞬だけでいい。
それをただの遊びで恋ではないというのなら、有馬大我は恋をしたことがないのかかもしれない。
いや、一度だけ。 思い出すだけで目の奥が痛むような苦い思いに塗りつぶされた記憶がある。それはもう恋とか愛とかそういう次元の話ではなくなってしまったが。]
(92) 2019/11/28(Thu) 12時半頃
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[だが、つまるところ大我の求めるものが一夜であることは間違いなかった。ただ激しく求め合う夜。世界にただ二人だけがあるような。
永遠なんて必要ない。 いつしか冷めて腐り落ちるような愛もいらない。
大我にとって恋とは、ただ一瞬煌いて何もかも真っ白に染まるような眩むような光。 刹那に燃え上がる火花のようなものだった。]
(93) 2019/11/28(Thu) 12時半頃
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─ 兎の巣穴 ─ ……というわけで、俺と恋に落ちないか?
ミス、キリノエ。
[隣に座って真っ直ぐにその瞳を射抜く。 蒼く鋭い視線。目を逸らすことを許さない強い視線。
刹那主義。 今この一瞬に重きを置く生き方。 享楽主義とはまた違うと自分では思っているが、だけど言ってることは結局はこういうこと。
───今晩どう?]*
(94) 2019/11/28(Thu) 12時半頃
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─ 時間を少し巻き戻そう ─
どうも。
[店長とは知らぬ美人店員に先導される形で店へと入る。店員は見える限りでオトサカ、ウツギ。知った顔の客はキリノエとさっきの少女の二人か。]
また“縁”があったな。
[片手を軽く上げてキリノエに挨拶。 それからさっきの少女に。]
hi, how’s it going.
[今度は英語でご挨拶。]
(95) 2019/11/28(Thu) 12時半頃
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スレッジハンマーを。 できればライムは絞ったものを。 それとナッツを。
[まずは一杯。 美人店員のご好意に甘えて奢られよう。]
それから二人にドリンクを。 イケるくちか?
[二人に尋ねたのはもちろんお酒のこと。]*
(96) 2019/11/28(Thu) 13時頃
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振られたか……残念だ。
[ダークブラウンを射抜いていたはずのブルーの瞳はいつの間にかその鋭さの欠片も失われていた。 キリノエを真似て同じ様に唇に指を当てる。]
いい女にはいつだって先約があるもんだ。
[そっと声を潜めて言うと立ち上がって声を張った。]
オトサカ! スレッジハンマーをもう一つだ! ライムは添えるだけでいい。
[失恋の傷はアルコールで消毒するもんだ。 なんて冗談を口にしながらケロリとさた顔でオーダーを届けた。]*
(105) 2019/11/28(Thu) 19時半頃
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いいねぇ。
ここに───
[中指で自分の胸の中心をトントンと叩く。 もちろん胸ではない。]
ガツンと来るなら。
[まさにスレッジハンマーでの一撃のように。 自分から攻める方だが女に誘われるのも悪くない。悪くないどころかいい女に誘われて心が踊らない奴は男じゃない。]*
(113) 2019/11/28(Thu) 21時頃
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[そんなことを言いながら、手元のナッツをいくつか取って口に放り込む。 甘いメープルシロップの香。 それに混ざるのは───
眉をひそめるどころか口の端を上げて薄く小さく笑みが浮かんだ。]
オトサカ。 ……修行が足りないな。
(114) 2019/11/28(Thu) 21時頃
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ワタシのハンマー?
[なんだかその言い回しがおかしくて笑ってしまう。 ライムの香りそれからウォッカ、空気を含んで幾分柔らかく感じたとしても喉をしっかりと焼いていく。 やはり酒はこうでなくては。]
重いな。 たしかにガツンとくる。
[一瞬にして体中に血液がアルコールに冒されたような錯覚だった。]
(142) 2019/11/29(Fri) 00時半頃
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それで? アンタに酔ったら……何が起きるんだ?
[挑発的な青い瞳でその”店員”を見つめた。]*
(144) 2019/11/29(Fri) 00時半頃
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