25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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― 回想 ― [血塗れた姿の時に刷衛に会うことはあっただろうか。 会うことがあったのなら刷衛の姿を 今までとも、白鳥を討った後とも違う瞳で見つめ、 それから血に染まった太刀は男へと返しただろう。
何か、訊くことがあったのか。
仏間に呼び出された時のことを訊いて、 それに返る答えがあれば少し話したかもしれず。]
[血塗れた時に会えなかったのなら、 太刀は取り上げられることなく未だ高嶺の手元にある。]
(19) 2010/08/08(Sun) 13時頃
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― 庭 ― [あの後使用人に長い間、湯場に閉じ込められた。 丹念に洗い落とされたが血の香は全てまでは消えない。 自室に篭ることを望んだが、そこもまた血に染まった場所。 追い出される形で今は庭の縁側で腕掛けに頬杖つき、 何を求めるわけでもなく、憂いはただ庭を眺めている。]
―――……、
[昨晩は投票どころではなくなっていたようだ。 センターの者に新たに屠られる者はなかったらしく、 しかし人狼に喰われたものはいるらしい。
血塗れた男が今こうして取り押さえられていないのは、 何か人狼の情報を、センターが入手でもしたか。]
(22) 2010/08/08(Sun) 13時頃
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―――…見つかって…しまうなよ…。
[落とされる呟きは、誰に向けたものか。]
(23) 2010/08/08(Sun) 13時頃
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― 庭 ― [上から、遠くから仰ぐだけでしかなかったから 今まで気付かなかったが、よく手入れされた庭だった。 植えられた多くは無頓着な高嶺には知らぬものばかりで、 しかし眼を留める 一つの白い花。 控えめなそれに気付いたのは昨晩その名を聞いたからで]
―――…夢想の花…か…。
[本郷が華月に残していった花の名は、 彼を連想させる常の蓮の名前ではなく。 ―――鷺草。 蓮ではなくて…? 訊いた本郷から答えはその後返ってきていただろうか。]
(28) 2010/08/08(Sun) 13時半頃
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[ゆっくりと憂う黒檀を伏せれば一度は浮かぶ白。 舞うのは共に在る蝶と白鳥…しかしそれは一瞬。
脳裏に点滅するのは赤と白。 腐り落ちた果実から滴る水音は勢いを増して。 雫は叩きつけられ跳ねる…、跳ねる 跳ねる…。
分かたれた一対、鏡合わせの月。 霞月が喰らう獣を宿すのならば、 朧月が宿すは其れと対なる望みを抱く獣。]
[渇望してやまぬ。**]
(29) 2010/08/08(Sun) 13時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 14時頃
懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 19時半頃
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[二つの月が割れた半月となる前の話。
霞の手を引き気に入りの書庫へと連れて行った。 それに酷く怒った先代が 強く叩いたのは霞だった。 ――…其れは高嶺にだけ許される場所。 高嶺の名を持たぬ霞は、此処に入ってはならないと。
霞の真似をし、縁側で共に先代の好きな唄を歌った。 それに酷く怒った先代が 強く叩いたのは私だった。 ――…其れは花にだけ許されること。 花の名を持たぬ朧は、決して唄ってはならないと。
同じ顔であるのに。 同じ場所に在るのに。 ―――…どうして、ここまで違う姿なのか。]
(87) 2010/08/08(Sun) 20時半頃
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懐刀 朧は、記者 イアンと本郷の間に起きたことは、はまだ此処には伝わっておらず。
2010/08/08(Sun) 20時半頃
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― 庭 ― [刷衛と会うことはなく、血塗れた太刀は庭に置かれた。 イアン達の騒ぎはまだ高嶺の耳にまでは入らず、 ただ 少し前まで聴こえていた琵琶の音に想いを馳せる。
水音は、止まない。
高嶺の名が求めるのは、同じ顔の花の姿を―――… 朧の名はが求めるのは、欠けた半身の姿を―――… 裡にある獣が求めるのは、対なる獣の姿を―――…
通りかかった屋敷の使用人を呼び止める姿は、 その中のどの名を宿す者の姿だったのか。]
(89) 2010/08/08(Sun) 21時頃
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…霞月夜に、言伝を。
―――…夢の続きを、見せて欲しいと。
[満月の夜はもう過ぎた。その願いは叶うのか……。 夢を見たいと願い伝えた場所は、秘密の逢瀬を交わした部屋。]
(90) 2010/08/08(Sun) 21時頃
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― 庭 ― [頬杖ついていた場所から立ち、近づくのは白い花へ。]
――…お前の顔は…、鳥の羽の形なのだな…。
[細かに分かれ広げられた花弁は飛び立つ白鷺の様。 ―――夢想の花。 其れが持つ物語までは高嶺は知らず。 控えめな花に一つの鳥の名前を連想させると、 憂いの顔は淡く微笑みそっと一度だけ、その花を撫ぜる。]
(91) 2010/08/08(Sun) 21時頃
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[思い出すのは何時かの双花の片翼との話。 似た形の花はあまり好まぬと、そう言った。
――…高嶺(たかみね)の花は、高嶺(たかね)の花。
先代が育てた花達は皆芸に秀で、うつくしい。 先代の好む形に育った花達は花弁の形まで切り揃えられ 皆同じうつくしい音を奏で、皆同じうつくしい顔で笑う。 ――…それは果たして、真に美しいと言えるのだろうか。]
――…少々歪な形が混じる方が、好ましく美しい…。
[思い浮かべるのは、並ぶ二つの対の花。]
――…その分、癖もあるか…。
[独りそう零して笑うと、人の気配に気付く。 振り返れば、大柄の男の姿があった。]
(93) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 21時半頃
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― 庭 ― [刷衛の姿を見止めると、黒檀からは憂いが消える。 下りた髪を揺らし、しゃがんで白花に触れていた姿は 遠目からは霞月夜の姿と見間違うことだろう。]
―――……
[華月の名前、其れには頷きを返さない。 否定しないことが肯定の答え。 鵠を口にする男には、憂いの失せた高嶺の眉が緩く寄り。
投げかけられる、問い。 高嶺は刷衛を見上げ、見つめて]
(97) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
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―――…思わんな。
[そう、一言。]
(98) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
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私の花を散らしたのは、人狼病の者ではない。
[違うか、と刷衛に言った。]
(101) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
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[高嶺の瞳は目の前の男を見つめ、逸らさない。]
―――…それは、お前がそうであって欲しいと。 そう勝手に思っているだけのことだろう。
私の花が無残に喰い殺されたのであったのなら その人狼に恨みも抱こう…
…だが、私の花は人狼に殺されたわけではない。 お前達が殺さなければ、今も傍に二つ在ったかもしれん。
[大柄な男の言葉に、黒檀を細めて緩く首を傾げ]
(105) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
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―――…其れが…お前の、言い訳か……"研"。
(106) 2010/08/08(Sun) 21時半頃
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懐刀 朧は、霞の名が呼ばれても持ち前の面の皮の厚さを崩さぬ貌は
2010/08/08(Sun) 22時頃
懐刀 朧は、本郷の名が挙がった時に、少しだけ目を伏せたのかもしれない。
2010/08/08(Sun) 22時頃
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[訊いたわけでもない。確証があったわけでも。 人狼の名を出した時の機嫌の悪い反応から感じた違和。 付き合いの長さがあるからこそ感じた、なんとなくの勘。]
―――…私は、何も知らない。
[刷衛にはそう答えただろう。 また華月の名前を出されれば、 今度は眉をはっきりと、厭うように寄せて]
―――…華月は、私の花だ。 だから、他に奪われる前に主が摘んだ。
[高嶺が摘んだ理由に、言い訳などないと言った。]
(111) 2010/08/08(Sun) 22時頃
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…お前こそ、何故そう決め付けたがる。
[黒檀は、目の前の男を睨む視線に代わり]
何故、私の周りの者と断言できる…?
[霞を匂わすような言葉には、嫌悪の色すら浮かべ]
――…己の周りの者は、疑いたくないからか。 お前の方こそ…、本当は何かを隠し、 ……匿っているのではないか?
(113) 2010/08/08(Sun) 22時頃
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[かちゃ、と高嶺の手元が動く。 鵠を落とした男が煽るように笑うから。 平然と二つ花の話を続けるから。 血塗れた刷衛の太刀に、思わず手が伸びた。]
―――…推理など、あるわけでもない。 だが、私が何か隠していると思うのなら、 お前が隠していてもおかしくはないだろう。
[太刀を持つ手を留まらせ、 平静保つ為にゆっくりと眼を閉じた後にそう言った。]
(118) 2010/08/08(Sun) 22時半頃
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[花を失くした裡に人狼とは異なる獣を宿す花主は、 他の者が人狼に喰われようがどうなろうが厭わない。 人狼が――…何処にいるのか。 知っているのなら、尚のこと。]
―――…待て。
[刷衛を呼び止め、高嶺は血塗れた太刀を刷衛に向ける。 鞘に収められた切っ先が、刷衛の胸元に当てられ]
……これは返す。 …持って行け。
[庭から去る姿を、それ以上引き止めることはない。]
(122) 2010/08/08(Sun) 22時半頃
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…今お前を刺せば、私の双花の血に穢れが混じる。
[>>124その言葉で、裡に秘めた刷衛への感情は知れようか。 ふき取る姿に少し眉は寄せたが、何も口にはせずに]
―――…行け。
[ここから、去るように。 そう告げて男が立ち去るのを見送れば新たな影。]
(125) 2010/08/08(Sun) 22時半頃
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懐刀 朧は、始末屋 ズリエルが去った後、イアンが抱く姿に黒檀は大きく開かれていき
2010/08/08(Sun) 23時頃
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―――…、…本、郷…?
[呼ぶ名に、返る答えはイアンの声になるのだろうか。]
(129) 2010/08/08(Sun) 23時頃
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― 庭 ― [本郷を見つめた黒檀は、イアンの言葉に 既に話すことかなわぬ姿となっていることを知り、 イアンを一度睨むように見てから 少しだけ苦しげに瞳を細めて、閉ざす。]
……何故…、
[殺したのかと。短く訊いて。 最後に見た本郷の顔は苦しそうなものだった。 今は…、どのような顔をしているのか。 常より幼げなその口調に、訝しげにイアンを見る。]
(133) 2010/08/08(Sun) 23時頃
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[本郷の顔が苦しげなものではないのなら、 其れを見つめた後、黒檀はまた一度伏せられ しかし再びイアンを見る瞳はもう睨むことはなかった。]
……お前がそうなら、 それがだめかそうでないかは、私が決めることではない。
[そう、言葉を紡いで。 本郷と目の前の花の間に何があったのかは知らない。 知るのは、昨晩最後に見た姿だけで、]
――…訊きたいこと、とは…?
(140) 2010/08/08(Sun) 23時半頃
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― 庭 ― [イアンが、刷衛が来る前 風の噂で気が触れた赤い眼の花の話を聞いた。 笑うイアンの様子には一見見受けられず、 しかし大事に抱える本郷の姿に、 今の姿こそ正にそうなのだろうかと。]
――…本郷から…、…そうか。
花主が花へ其処まで大きなものを渡すことは そう多くはない…私は、あまり詳しくはないが…
[目を伏せてから、イアンを見上げ]
…託された証は必要だろう。 ――…扇は、お前が引き取るといい。
[そういうのは花から花主へと成り上がった霞の方が 詳しそうだ、とも呟いた。]
(147) 2010/08/09(Mon) 00時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 00時頃
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[イアンへの答えにはなっただろうか。 昨晩苦しんでいた、顔を見る。 本郷が苦しむ理由は、 わかる部分とわからぬ部分があった。]
…花が花主なくして生きていけぬように… 花主もまた同じ…、…か…。
[そっと、伸ばされる手はイアンに抱かれる本郷へ。 一度だけ、そっと触れて 撫ぜることなく離れる。 花主の名から解放されたのならそれでいい。 少しだけ哀しく思うのは――…そのくらいには、 付き合いの長い花主を、好いてはいたのだろう。]
(148) 2010/08/09(Mon) 00時半頃
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懐刀 朧は、後は霞に訊くよう言って、引き止められないならイアンと本郷とは其処で別れ。
2010/08/09(Mon) 00時半頃
懐刀 朧は、記者 イアンが霞の姿を直ぐに見つけることは出来ないだろう。向かうのは、言伝の場所。
2010/08/09(Mon) 00時半頃
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[――りん、と。 涼やかに鳴るその音はもう聞こえない。 紙の蝶が華やかに舞うのを見ることも。
――…パチン。 脳裏で一度響いた剪定の扇の音。
……そういえば、歌は聴くことができなかった。 そう思い、目を伏せるのは今はもう眠る幼き花。]
[戸を開くと其処にある人影。 互いに髪下ろした姿は鏡合せの月。 此度、先に約束の場所に着いたのは霞の方で]
―――…、かすみ…
[呼ぶ名は、焦がれる者の名を 紡ぐ。]
(156) 2010/08/09(Mon) 00時半頃
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―――…夢を、見にきた。
[どれほど、夢に見たか。 月のない時に―――…逢うことを。
望みは―――… 渇望するのは――――…]
(157) 2010/08/09(Mon) 00時半頃
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― 奥座敷 ― [憂い声は、朧月のものとも似て。 また少し、姿が近くなる。 双花の話には、憂い色の瞳を細めて笑み]
―――…未練ではない。 私が望んで、送った。
[送ることは、蝶だけの望みではなかったのだと。 今、この場は夢と現の狭間。 戻ればまた夢に、けれども喰らわれるを望む獣は 迷うことなく 同じ顔の月の姿へと近づき]
(162) 2010/08/09(Mon) 01時頃
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[―――…触れる、]
…私を喰らえ…、…霞…。 …高嶺の名を…全て喰らえ…
元の…1つの月に 戻ろう…。
[渇望していた言葉を紡いで、 半身が望むままに また、1つに交わった。]
(163) 2010/08/09(Mon) 01時頃
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[密やかなる場所に聞こえるは二つの荒い息遣い。 喰らう獣と、喰らわれる獣が、 零す声は艶やかなものだけではなく。 暴くのは白い肢体だけではなく、その本性まで。]
[裂かれるたびに滴る果実は白の花を赤へと染めて。 喰らわれていく痛みを噛み殺す憂いの黒檀は、 それでも喜びを伝えるかのように涙を零すと
赤い手で、白い頬を撫ぜ]
(171) 2010/08/09(Mon) 01時頃
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―――…かすみ…
[痛みが 遠のく…残るのは、 望み叶い、満たされたという 喜びだけ。]
(173) 2010/08/09(Mon) 01時半頃
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……生きろ……
[朧月が己が死を望む姿ならば、 目の前の月はその対なる位置にあるはず。
―――痛みはもう感じることがない。 だから、穏やかに笑って そう言えていただろう。]
(176) 2010/08/09(Mon) 01時半頃
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[その身体がもの言わぬ果実と成り果てたのは、何時か。 滴る雫全てをも、その半身へと明け渡して。]
[脳裏で滴り続けていた水音も、
もう、聴こえない。**]
(180) 2010/08/09(Mon) 01時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 01時半頃
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