267 【突発誰歓】蔵書点検の狭間に【5発言RP】
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『おばあちゃんの最期の作品を……多くの子供達へ。 私のように、色んな生き物を知る楽しさを ホレーショーに教えてほしいから。』
[ばあさんの孫はおっきくなった後。 そう言って、おれを図書館へと寄贈した。]
『祖母もきっと…それを望んでいると思うんです。』
[孫が寄贈するときにちょっと泣いてた理由だとか 最近ばあさんに会えなくなった理由だとか その時のおれには、まだわからなくてさ。]
……おれは、ヒトの笑顔が好きだからよ。 他の子供達もきっと笑顔にするから。 だから、泣くなって。
[元気が出るようにってな。 おれは、綺麗に成長した孫の足元へ 白犬の体を寄せたのを、今でも覚えている。]
(27) 2017/07/17(Mon) 04時頃
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[図書館でも色んなこどもの顔をみてきたが、なぁ。
やっぱり─── 楽しそうなこどもの顔を見るのが、おれは好きだ]
……おまえさん、そのページが好きだなぁ。
[そんな呆れた声を出すのはもう何度目か。 図書館にいたときから数えると、 おれの両手じゃ数え切れない程になる。
……というのも。 今、夢中になっておれを読んでいる少年は おれがまだ図書館にいたときも、 何度も何度もおれを借りては、 飽きもせず全部の頁をじっくり見て。 いつも最後に、その頁に戻るのが常だったからな。]
(28) 2017/07/17(Mon) 04時頃
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……そんなに、おれのことが好きか?
[子供部屋の床の上に本を広げて 夢中になって読む、小さな少年の前で。 おれは顔を覗き込む位置に陣取り、問いかける。
視線の先。開かれた本の頁は「いぬ」。 何度目になるかわからないが。 飽きもせず読むこいつもこいつなら。 その度に説明してやるおれもおれだろう。]
ったく。しょうがないな。良く聞けよ。 案内役、サモエドのホレーショーが教えてやる。
[おれには、いぬが好きって目で見られれば おれが好きって言われているみたいで、 とても嬉しくなっちまうもんでな。]
(29) 2017/07/17(Mon) 04時頃
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……あぁ。 サモエドっていうのはいぬの種類でな……
[得意げに、嬉しげに尻尾は揺れて。 おれはいつものように、そいつに図鑑の解説をし始めたんだ。
学校に引き取られるという話もあったらしいが。 一番、おれをよく読んでくれていた子の元に来れて。 おれはとても、幸せなんだと思う。
ばあさんの孫とした"子供を笑顔にする"という約束も 叶え続けることができそうだとは、思うけれど。]
(30) 2017/07/17(Mon) 04時頃
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[────たまに、思い返すんだ。
ばあさんの家で、孫に読まれていた時のこと。 図書館で子供達に囲まれて読まれてた時のこと。 そして、図書館の、木と紙の匂い。 閉館後に色んなところからざわめき、飛び出す。 他のみんなとの、思い出。 おれたちの声が聞こえる館長と話すのも、 楽しかったなぁって。]
……わぅ。
[そんなことを考えていたら。だ。 大柄な躰に似合わねえことに…… ちょっとだけ、懐かしくなってしまってな。
寂しそうな声をだして、窓の方を見上げた後。 ふと、そんな自分がカッコ悪く思えてしまってさ。 誰にも見えてねえっていうのに、首をぶるりと振って、 慌てて少年の方を見直したんだ。]**
(31) 2017/07/17(Mon) 04時半頃
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