151 雪に沈む村
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-10年前・教会-
[>>14 どの位の時をそうしていたか。 目を閉じてひたすら彼の事を思って手を握れば、まるで10年前に時が舞い戻ったような錯覚さえ覚える。 けれども、目を開ければそこには枯れ木のような手で、彼の手を握る己の姿が。もう、戻らないのだ。
少し目線を上げれば、はにかんだような笑顔を見せたチャールズの姿が。もう一度人生をやり直す事が出来たならば、自分は間違いなくその隣に立っていたのに。人生は、やり直せないのだ。
手を引かれて立ち上がれば、彼の胸元から覗く金の十字架。 華奢な造りで、仄かな煌めきを放つ。 掌に乗せられた十字架は、僅かに彼の体温を伝える。 人間であった頃の、その名前が刻まれた十字架を、慈しむ様に指先でなぞった。]
(23) MIZ 2013/12/02(Mon) 02時頃
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…………ッ。
[刹那、縮まる距離に息を飲んだ。 少しでも我が身を近づけば、その唇さえも触れてしまいそうなほどに。そして、囁かれる切なげな声に、小さく頷き、]
―――……【 】、
[彼の本当の名前を呼んだのだ。 その声はまるで少女だった頃の自分のように、瑞々しく。**]
(24) MIZ 2013/12/02(Mon) 02時頃
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-現在:屋敷のなかで-
………ん。
[>>24 随分長い夢を見ていた気がする。ベッドからゆっくりと身体を起こすと、寝ぼけ眼で窓の外を見やる。雪は相変わらず窓を叩いており、世界を静寂へと包み込んでいた。]
……お母様……
[知らず知らずのうちに、蒼い瞳から涙が零れていた。頬を伝い、ネグリジェへと流れていく。 銀世界の向こう、教会の方へと想いを馳せる。 お母様は、あそこで、――…神父様のもとで永久の眠りを。 きっとその骸の手には金の十字架が握られているのだろう。]
………。
[春になったらまた、お母様のもとへご挨拶に行こう。 そして、神父様にも。ありがとう、と伝えよう。 お嬢様は、ベッドへと戻ると瞼を閉じて。 再び夢のなかへと歩き出し始めました。**]
(30) MIZ 2013/12/02(Mon) 03時半頃
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-春・ソフィアの店にて-
『>>53 お嬢様は14歳を迎えました。 丸一年を掛けて、ふわふわの髪の毛はぐんと長くなりましたが、冬の頃のようにもこもこと分厚くはありませんでした。 春めいた空色のドレスを着て、ソフィアの店へご挨拶へ向かいました。 爺は店の入口まで付いて行きましたが、入口のところで追い返されました。 がーるずとぉくなの!と仰っていました。しくしく。 仕方ないので夕方までウォーレンのところにでも、愚痴を零しにいきましょうか。』
……ふふ。爽やかな薫ねっ。 喉にすっと、溶けるように流れていく感じよ。
[軽く小指を立てながら答えました。 以前よりも近くなった目線に、少し気取った様子です。]
(55) MIZ 2013/12/03(Tue) 22時頃
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……ん、ぐっ
[大人ぶったお嬢様でしたけれど。喉を詰まらせたようです。 可笑しいですね。詰まるなんて。 喉にすっと、溶けるように流れる、とは先程のお嬢様の言ですのに。]
……い、いいえ。見ておりませんわ。 きっと神父様のところでまだ寝ているのでは? …………。 一緒に起こしに行きます?
[カチャン、とソーサーとティーカップが、やたらと大きな音を立てました。]
(56) MIZ 2013/12/03(Tue) 22時頃
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『>>46 お館様は料理人の返事に満足げにひとつ頷くと。 お行儀よくナプキンを首元に巻き始めました。気が早い。 くすっと小さく笑うと今度はお館様に軽く睨まれました。こほん。』
へぇー…子だくさんなのね!良いわね。
『その先の言葉は続きませんでした。 お嬢様はこれからも一人っ子なのですから。望んではいけないのです。 ただ今は、目の前の無邪気な子供達に純粋に驚いているようでした。どの子もピエールそっくりです。
お嬢様はピエールジュニア達がドタドタと走り去っていく様子を、目で追いかけていました。 そして残った長男に何やら話しかけているようでした。 何でしょうか。トニー達のチャンバラの話でもしているのかもしれません。』
ふふ。いいのよ。 メーは美味しいご飯さえ食べられたら満足ですのよ。
『気が付いたらお嬢様もナプキンを巻いていました。 さてさて。 小宇宙と呼ばれる、我々のお腹を満たすだけの料理はくるのでしょうか。**』
(57) MIZ 2013/12/03(Tue) 22時頃
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