298 終わらない僕らの夏休み!
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― 自宅・朝 ―
[シーツの上で身を捩る。 いつものように目覚ましのアラームが鳴る前に目を覚ました。 肌にじっとりとパジャマが張り付くほどの、ひどい寝汗もいつも通り。 朝が弱く、頭に靄がかかったようにうまく働かないのも。 どうしようもないくらいにいつも通り。 だから、スマートフォンに表示された日付とか、昨日片付け忘れたアイスのカップが消えているとか、卓上のカレンダーがまだ8月になっているとか、そんな違和感に気づくことはできずに。 汗をたっぷりと吸ったシーツとパジャマを洗濯機に投げ込んで、シャワーを浴びて登校の準備を始めた]
(56) 2019/09/02(Mon) 18時半頃
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いってきます。
[ローファーに踵を押し込みながら、自分以外誰もいない家に声をかける。 もちろん返事はないし、返ってきたならば怪奇現象だ。 常々思っているが、人が寄り付かないこの建物を家と呼んでも良いものか。 寄り付いたとしても、それぞれがそれぞれ勝手に食事や入浴をするぐらいで、会話どころが顔を合わせることもなく立ち去るのだから、家などという温かみのある言葉は似つかわしくないのではないか。 朝からそんな難儀な事を考えながら、家を出た。 家の近くの神社は賑やかだが、昨日のお祭りの片づけでもしているのだろう]
(57) 2019/09/02(Mon) 18時半頃
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― 奏生橋・朝 ―
[私は朝というものがあまり好きではない。 かといって、昼や夜が好きかと言われればそうでもないが。 昔は、一人で迎える夜の方が怖かった気がする。 今は朝が怖い。 目が覚める度に、一歩また一歩と処刑場へと近づいているような気分になる。 ヴィア・ドロローサを気取るほど、重いものを背負っているわけではないが]
(58) 2019/09/02(Mon) 18時半頃
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[橋の中腹にたどり着き、欄干に身を寄せる。 その日が来たとしても死ぬわけじゃない。 ましてや、ラッパが鳴り響き世界に終末が訪れるわけでもない。 裁かれるのは一緒だが。 合格、不合格の烙印が押される。 ただそれだけだ。 どちらの判決が下されようとも、来年、私はこの街にはいないだろう。 川の流れと同じ、行きつく先は頼りになるモノがなにもない大海原。 ただ、投げ出されるときが来たというだけ]
(59) 2019/09/02(Mon) 18時半頃
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[川面に映る制服姿の自分を見下ろす。 整ってはいるが愛想や愛嬌が足りない(ほぼ無)、と評されるその顔は、川波で歪んで少しはましになっているだろうか。 遠くてよくはわからないけど。 その程度には高い橋。 吸い込まれるようにふらりと飛びこめば、おそらくは助からないのだろう。 死を願って飛び込めば、それが叶う橋。 なんて、怪談の題材になりそうな話だ。 私のアンテナが低いだけで、すでにあるのかもしれないが]
(60) 2019/09/02(Mon) 18時半頃
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[そんな物思いに耽っていると、現実に戻れとでも言うかのようにスマートフォンが振動する。 プッシュ通知には見覚えのあるメッセージが表示されていた。 『ねぇ、やっぱり今日一緒にお祭りに行けないかな?高校最後の夏休み、その最終日なんだし』 おや?……*これはいったいどういうことだろう*]
(61) 2019/09/02(Mon) 18時半頃
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― 学校前・朝 ―
[メッセージを眺めながら暫く考える。 ここはどう返すべきだろうか。 昨日断ったからといって、その仕返しにいたずらをしてくるような相手でもない。 いたずらでスマートフォンのカレンダーの日付までずらすことができるなんてとんだスーパーハッカーもいたものだ。 ……とりあえず、昨日とは別の返事をしてみようか。 OK、と短く返事をしたのなら、校門の前にたどり着く。 奇妙な状況に置かれているのだから、歩きスマホぐらいはご容赦いただきたい]
(82) 2019/09/02(Mon) 21時頃
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[さて、校門の前には幾つかの人影が見える。 が、今まさに登校せんといった様相でもない。 スマートフォンを覗き込んで……当惑しているといったところだろうか。 特に丸っこい男子の混乱は顕著だ。 集団の会話に強引に割って入れるほどの陽の気は持ち合わせていない。 遠巻きに眺めさせていただくことにしよう。 と、]
(84) 2019/09/02(Mon) 21時頃
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ヒナコさん。 おはようございます。
[昨日?今日?……どう言ったらいいのやら。 前日、がいいか。 集団の中に、前日にひょんなことから会話した同級生(>>51)を見つけたので近づいて挨拶をする。 前日に遭遇した顔見知りを見つけて、隠れたり逃げたりするほど陰の気に寄っているわけでもないのだ。 ただ、前日の事が夢か幻なら親しくもない同級生が急に親しげに挨拶をしてきた、なんて状態になるが。 *はてさて*]
(86) 2019/09/02(Mon) 21時頃
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おはようございます。
[小走り近づいてくる様子(>>91)は、ワンコのようにも見える。 今ならしっぽも見える、ような気がする。 もう一度、今度は頭も下げてご挨拶]
うん、もちろん憶えてますよ。 『昨日』、夏休みの最終日に会ったことは。
[なるほど。 彼女も私と同じ状況に置かれているようだ。 そして、同じように確信が持てないでいる]
(100) 2019/09/02(Mon) 21時半頃
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[周囲の面々をぐるりと眺める。 窺った様子からも、皆似たようなものなのかもしれない]
おはようございます。 会堂くん。
[さらにぐるりと体を反転させて、暢気なように聞こえる挨拶(>>93)に返事をした]
(101) 2019/09/02(Mon) 21時半頃
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会堂くんは生徒会の用事ですか? それとも、今日が登校日?
[名前を呼ばれる前、ほんの少しの間(>>107)に何が込められていたのだろうか。 それともただの気のせいだろうか。 こういう場合は往々にして、自意識が過剰に暴れるものである。 久しぶりに話したな、ぐらいのものであろう。 クラスが別になったのだから無理もない。 クラスが同じでも親しく話をするとは限らないのだから]
(111) 2019/09/02(Mon) 22時半頃
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そうですね、せっかく美味しいお惣菜を教えてもらったのに忘れてしまうのも悲しいですし。 家を出る前に確信したか、それとも『昨日』の事は夢と思ったか。 そういう人もいるかもしれませんね。 後は、学外とか。
[悲しい、との言葉(>>110)に深くうなずく。 とくにきんぴらがお気にいったのだ。 しゃきしゃきのごぼうにごま油の上品な風味、ピリリと引き締める唐辛子。 忘れてしまうには惜しい]
(116) 2019/09/02(Mon) 22時半頃
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私は今日が『二回目の9月1日』と思って行動しようかと思います。 昨日とは違う行動を、私もお祭りに行こうかと。 昨日は行きませんでしたし。
[どこかに行く?という問いかけ(>>110)、『昨日も9月1日だった』と考えているか(>>113)という問いかけにそう答える。 なんだかみんなお祭りに行きそうな流れにも見える。 夏休み一日増えるんですかやったー!みたいな。 それぞれの顔を見れば実情は違うことはすぐわかるが]
(121) 2019/09/02(Mon) 22時半頃
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[うら若き乙女の連絡先を安易に求める言葉(>>112)に非難の視線を向けてみる。 目に感情がいまいち乗らないから、見つめるだけみたいなものだが。 そもそも大した連絡先じゃなし、なにか気づいたことがあれば教えてもらいたいし。 はいどうぞってなもんでスマートフォンを取り出した]
なるほど、家を出る前に気づくもんなんですね。 私は、登校途中で気づきましたが。
[久しぶりの会話だから少しぎこちない。 小粋なジョークで和ませようか。 いや、気づかせてくれる人は誰も居ないし、起き抜けは頭が働かないからニュースなんて見ないし。 気づかなくてもしょうがなくない? しかし、久しぶりに話すけれど男子としては話しやすい。 こういうところが生徒会長たる所以なのだろうか。 そういや部活で記録出したときも祝福してくれたっけ、マメな男だ]
(127) 2019/09/02(Mon) 23時頃
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私は、ジュブナイル小説を思い出しますが。 ああ、そういえば昨日食べたはずのチョコミントアイスのカップがなかったような。
[神社へと向かいながら、パニック映画のようだとの言葉(>>130)には小さく首をかしげる。 図書館でよく見かけるのだから本はよく読むのだろうという当然の帰結で足早に歩くその横顔(>>118)に同意の視線を向ける。 向けた頃には意識はチョコミントアイスに塗り替わっていたから、*なんだかよくわからない視線になっていたかもしれない*]
(134) 2019/09/02(Mon) 23時半頃
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― 神社への途上 ―
それなら友達の家のご飯を頂いたと言っても良いわけですね。 それは初めてのことかも、ご馳走さまでした。
[ポテサラ、ナス、トマト。 忘れないように頭の中で復唱する。 数式や英単語といった類のもの以外が脳に染み込むのは久しぶりの感覚だ。 あと、名字は明加で。憶えました。 とはいえ、今更名字呼びに切り替えるほどに人の心が無いわけではない。 ヒナコサンで通させていただこう]
[そして、知り合いを見つけたようで神社には向かわず一度離脱する様子の二人(>>138)(>>159)を小さく手を振って見送った]
(173) 2019/09/03(Tue) 11時半頃
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― 神社 ―
[神社へと向かった組としては一番最後に辿り着いた。 『二回目の9月1日』として動く、などと宣言してみたもののまだまだ半信半疑ではあり。 が、神社へと向かうにつれ制服へと向けられる視線も増えるし、浴衣姿の人間も増えるわ祭り囃子なんかも聞こえてくるわで、これでもかと現実として叩きつけられる。 いやいや、実は『8月31日』なのではないか……いや、それはないか。 もしそんなことになれば『9月2日』を迎えることができず、『8月31日』に戻ったのに、世間様は『9月1日』と誤認しているという、無意味に複雑すぎる事態で、責任者に問いただす必要がある。責任者はどこか。 そういえば、あれもループ……いや、並行世界モノだったか。 何はともあれ、尋常ならざる事態に陥っているか、集団幻覚を見ているのかの二択が有力か。 未だ『9月1日』と『9月2日』の間の夢の中な可能性もあるか。 今のところ夢の中でこれは夢であると気づいた経験はない。 いずれにせよ、世間一般では『一回目の9月1日』だというのがマジョリティのようだ」
(174) 2019/09/03(Tue) 11時半頃
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[追いついたは良いものの、何故か小さくしゃがみこんでいる後輩(>>157)が一人。 膝に手をつき、その顔をのぞき込む。 熱中症などではないように見える、少し疲れてしまったのだろうか。 その要因はいろいろと思いつくが、これと定めることはできまい。 『私』は『彼』の事を良く知らないのだから。 大丈夫か、などと問いかけることもせず、上へと体を伸ばす。 知らない女からそんな気遣いをされても煩わしいだけだろう。 そういう時に返ってくる言葉なんて大抵が決まり切っているものだし。 本音などそうそう聞けるものでもあるまい]
(175) 2019/09/03(Tue) 11時半頃
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[良く知らないくせに決めつけるものだ。 でもしょうがないでしょう、指針が『私』しかないのだから。 最後に頼りになるのは自分だけとも言う。 だから、どんどん決めつけで動いていこう。 このような場合は気心の知れた友人と二人にした方が楽だろう。 待ち合わせもあるし。 ということで、『9月1日』とか『9月2日』だとかそんな位置には心非ず、といった様子で立ちつくしてる方の後輩(>>169)に待ち合わせ場所に移動することを告げて、集団とも言えなくなった集まりから離れる事とした。 一度振り返り、遠巻きに眺めてあの二人を二人きりにしても大丈夫なものかと思いつつ]
(176) 2019/09/03(Tue) 11時半頃
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― 神社・鳥居前 ―
[あの二人にのみ託すのは不安だったので、先ほど知ったばかりの連絡先に一旦離脱の旨を報告する。 朝はまだ穏やかだった日差しは、やはり厳しさを増して前日同様に悩ませてくれる。 そして、悩ませてくれるのはそれだけで終わらず。 相変わらず制服に奇異の視線を向けられるが、見られるだけならば問題はない。 荒ぶるハロウエルアマガエルのポーズで威嚇できれば一発で追い払えるのだが、そういうわけにもいかず対話で丁重にお引き取りいただく。 あんまりしつこい場合はやはり、荒ぶるハロウエルアマガエルのポーズで一発だった]
(177) 2019/09/03(Tue) 12時頃
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[しかし、待ち合わせの時間を過ぎても姿が見えないのは如何なることであろうか。 遅刻などあの子にしては珍しい事であるが。 〜ガエルって天使の名前っぽいなとか、ハロウエルとアマガエルでエルが被っているなとか思いを馳せていると、スマートフォンが振動する。 メッセージを確認すれば『ごめん!弟が熱出しちゃって、行けなくなっちゃった……。ごめん、ほんごめん……』。 年の離れた弟を溺愛している超絶ブラコンである彼女だからして、来れないのは仕方があるまい。 むしろ、前日お断りした罪悪感が消えてなくなったのでありがたく思うことにしよう。 しかし、これは……*そういうことなのだろうか*]
(178) 2019/09/03(Tue) 12時頃
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― 神社 ―
[ワンコインを指で弾き、狐の面をくるり斜めに掛ける。 フランクフルトをかじりながら、カウンターに身を乗り出す。 伸ばした銃口の先、標的はカエルのマスコットキーホルダー。 一発打ち込めば、コルクの銃弾はその胴体に当たって弾き返される。 カエルの方も無傷とはいかず、その衝撃で大きく揺れた。 が、それだけ。台の上から落ちることは無い。 だから、流れるような手つきで弾を込め、もう一発ぶち込んでやる。 哀れ、カエルは地面へと落ち、白旗を上げるようにひっくり返った。 フランクフルトをかみ切って、飲みかけのラムネで流し込む。 まだ、弾は残っている。 もう一つぐらいは*頂いておこうか*]
(215) 2019/09/03(Tue) 20時頃
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[指にマスコットキーホルダーを二つ絡めて、屋台の並びを歩く。 変わらぬ日差しだけでなく、鉄板を扱う屋台は熱気ムンムンだ。 更に、お面をつけた側頭部は湿気がこもり蒸れてくる。 なるほど、お祭りと言うものは一人で歩くと良くないところにも目が向いてしまうようだ。 涼を求めて、かき氷の屋台を眺めて見るもチョコミント氷なんて影も形もない。 仕方なくクレープの屋台に並ぶ。 鉄板に薄く広げられる生地を見るのは嫌いじゃない。 生クリームが乗せられる様も然り。 しかし、涼はどこへ行った?]
[生クリームの上にどどんと既製品のプリンが乗ったクレープを器用に親指、薬指、小指の三本で支えてピース。 自撮りを朝に連絡先を交換した二人に*送りつけてやった*]
(235) 2019/09/03(Tue) 22時頃
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おおう。
[屋台の群れから一旦離れて、木陰に身を寄せる。 クレープをもくもくとかじりながら、怒涛のごとく(>>240)流れる画面を眺める。 彼女たちのメッセージアプリの使い方はこういうものなのか、なるなる]
[次に届いたのは、お腹の具合を心配するメッセージ(>>246)。 失礼な、自分の腹具合ぐらい把握できている。 子供ではあるまいし。 いくら、先程フランクフルトを半分ほど食したとはいえ……そういやまだ半分残ってるっけ。 ぷるぷる、ぷるぷる。 たっぷりの生クリームの上で、未だプリンはその形を残し弾力を誇っている。 乗っける時に見ていたけど、三個セットの方じゃなくてBigってカンジの方だったしね。 もう、暫くはプリンなんて*顔も見たくないってカンジだ*]
(256) 2019/09/03(Tue) 22時半頃
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[プリンを睨めつけていると、何やら奇妙な叫び声のようなもの(>>254)。 ふらりそちらの方へと近づいてみたら、別方向へと向かった二人に朝居なかった追加メンバー。 どちらも同学年だ。 なるほどなるほど。 別れた後輩組の方も、朝登校していなかった誰かとの邂逅を果たしている可能性もある。 この分だと、同じ状況に置かれている人員はもう少し居るのかもしれない。 そんな事を考えながら、狐のお面を被り末席へとそろりと加わった]
(274) 2019/09/03(Tue) 23時半頃
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ヒナコサン……。 ナカナイデ……。 ゲンキダシテ……。
[合流した途端に泣き喚き(>>279)出したのだから、びっくりもする。 カタコトにもなる。 そっと慰めるように、食べかけのクレープを差し出す。 違う、そっちじゃない。 キーホルダーの方だ]
(282) 2019/09/03(Tue) 23時半頃
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出口くんって……女泣かせなんですね。
[お面を外し、*そんな事を呟いてみるのだった*]
(286) 2019/09/04(Wed) 00時頃
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