222 【完全RP】湖畔の村【誰歓】
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/19(Sun) 01時頃
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―― 回想:教会の裏庭にて ―― [歌を思い出す、と牧師さまがいうものだから、自分の頭の中にも、おそらく今チャールズの頭の中に流れたであろう歌が流れてきて。]
歌ってよ、牧師さま。
[つい、そんなお願いをしてしまったのかもしれない。*]
(7) 2015/04/19(Sun) 01時半頃
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[私がですかと目を丸くする牧師の姿に、無茶を言ったかなと申し訳なるけれども、>>14それでも暫しの間の後、うまく歌えなくてもいいか、と控えめに問われたので]
勿論!牧師さまの歌がききたいんだ。
[なんでこんなにこだわるのか、自分でもわからないけど。喜々として彼の歌を待つ。]
(23) 2015/04/19(Sun) 02時頃
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[緊張した表情の牧師さまを見られるなんて、もしかしたら自分が初めてなんじゃないか、なんて自惚れた考えを持ちながら待っていれば、やがて紡がれる控えめな歌声。
レティーシャのような透き通る美しさはないけれど、細く、低く。落ち着いた声音はとても耳に心地よい。 目を瞑って聞き入っていたら、あっという間に終わってしまった。]
…すごい。牧師さま、上手いじゃないすか!
[ありがとうございます、と。 ぺこり、お辞儀をひとつした。]
その歌、母がよく歌ってくれました。
[まだ一緒に暮らしていた時に、子守歌として、だったか。*]
(31) 2015/04/19(Sun) 02時頃
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―― 現在:村奥の屋敷前 ――
(そういや、なんであの時あの子は、 天子様なんて言ったんだろう)
[それを言うなら泥棒とかだろうに、などと、小さなお人形さんが発した言葉を思い出す。>>29
翌日、もう一度あの少女が、本当にこの世のものなのか確かめに忍び込んだけど、そこには歪に編まれたシロツメクサの冠が置いてあるだけで。
ペットのお墓か何かかな、なんて見当はずれのことを思いながら、結局少女は見つけられなくて。 そのまますごすご帰ったのだったか。 ――――――それにしても。]
遅いなあ…
[まさか留守だろうか? 悪いと思いつつも、中に入らせてもらうことにした。 もしかしたら、老婦人の身になにかあったのかもしれない。 勝手知ったる屋敷を、すいませーんと小さく声掛けながら、青年は歩いていく。]
(33) 2015/04/19(Sun) 02時半頃
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[中庭まで来た時だったか、女性の悲鳴と陶器のぶつかる音がして。>>32青年は慌てて音のした方へと駆け出した。]
だ、大丈夫ですか!?
[テラスの方から人の気配がした気がして、 飛び込めばそこには]
あ、お人形…
[随分失礼な単語が、ぽろり。*]
(34) 2015/04/19(Sun) 02時半頃
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あ、いや…
[彼女の鸚鵡返しに>>39、しまった、と言葉を濁しながら、そもそも思いっきり不法侵入している己に気付く。]
俺は、その、怪しいもんじゃ…! 呼んでも誰も出てこないから…そう!俺は薬を届け ……って、おいあんた!
[しどろもどろになりながら、こうしてここに居る理由を説明しようとしていたのだが、定まらない視線が彼女の左手の赤らみを見咎めて。>>38]
なんだ、火傷か?紅茶、溢したんだな。
[ぱっとその白磁のような白い手を取って、まじまじと観察する。そうして彼女が握っている布巾や空のティーカップなんかを見て状況を推察すれば]
なあ、キッチンどこだ。
[冷やさなきゃ、と彼女に問うた。*]
(45) 2015/04/19(Sun) 03時頃
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―― 回想:牧師さまと裏庭にて ――
あ、そっか。牧師さまは知らないんでしたね。
[村に馴染み過ぎて、前からいるもんだと勘違いしてしまっていた。青年はぽりぽりと鼻の頭を掻きながら、気恥ずかしそうに語る。]
俺、小さい頃肺が弱くて、しょっちゅう発作を起こしてたんです。 それで、空気の綺麗な所に越した方が良いってなって。 両親は二人とも働いてて、街を出るわけにはいかなかったから、俺だけ此処に…ばっちゃんのとこに預けられたんですよ。
[綺麗に手入れされた庭を眺めながら、ぽつりぽつりと自身のことを話した。]
寂しくないわけじゃないけど…でも、 俺この村が好きだから。
…だけど、チャールズさんがハーブの歌を思い出すって言ったとき、きっとあの歌だって。 母さんが歌ってくれた歌だって思って。 聴きたくなっちゃったんです。
[無理言ってすみません、と、情けなく笑う。こんな風に、打ち明け話みたいなこと、するつもりなかったのに。伊達に牧師はやってないな、なんて、そんなことを考えていた。*]
(46) 2015/04/19(Sun) 03時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/19(Sun) 03時半頃
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―― 現在:マーゴ邸テラスにて ――
(笑ってる…)
[此方の説明する様が間抜けだったからか、くすくすと笑う少女は、なんというか本当に、同じ人間かと思うほどどこか儚げで、神聖で。村にいる娘たちと比べると(特にフランシスカ)月とスッポンだった。
彼女は昔、自分を見て「てんし」だと言ったけれど、青年からしてみれば彼女の方がよっぽど天使に見えた。
まさか、自分ほどの不審者はいないのになんて理由で笑っているとは思いもよらず、つられて此方も破顔する。 お客なんて滅多に来ないという彼女の言葉に>>47]
(まあ、幽霊屋敷だしな)
[という言葉を飲み込んだのは内緒。]
(72) 2015/04/19(Sun) 16時半頃
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―― 現在:マーゴ邸キッチン ―― [汲み置きの水に布巾を浸して固く絞り、そっと少女の手に添える。じんわりと少女の体温で布巾が温まれば、また水に浸し、絞り…の繰り返し。
大きなお屋敷にふたりぽっち。 風の音しか聴こえてこないこの静寂が、何となく落ち着かない。
言葉を探しながら治療に専念する振りをしていたら、少女の方から助け舟を出してくれた。]
お薬を…って、ぇえ?
[じゃあなぜ自分は配達に?と、彼女の話を聞きながら>>53、頭の中は疑問符でいっぱいになったが、思い返せば直接あのご婦人からの注文ではなかったように思う。てっきり婦人からの言伝だと思ったのだが、あれは配達の男の親切だったのか。]
そうか…そりゃあ、悪いことをしたな?
[なんとなく腑に落ちない気もするが、すまないと謝って。]
(73) 2015/04/19(Sun) 16時半頃
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サイラスは、マーゴの手の具合を診つつ。
2015/04/19(Sun) 16時半頃
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[少女の小さな手がひんやりとしてきたら、鞄から小瓶を取り出して中の軟膏を一すくいする。 そのまままだ赤身の残る部分に優しく丁寧に擦り込みながら]
…俺、昔このお屋敷に勝手に忍び込んだことがあってさ。 そんとき、あんたに見つかって…そんで。 何て言うか、その。
[祖母にも牧師さまにも怒られた。うなだれながら謝った。けど、当の本人にはまだ。]
ご…ごめんなさい。
[消え入るような声は、けれど静寂の中しっかり響いて。恥ずかしさと情けなさで、俯きながら軟膏を塗る。]
俺は、サイラス。ばっちゃんとこの薬屋を手伝ってるんだ。 あんたは?
[自分のものと明らかに違う、柔らかい手の感触に、今更ながら戸惑った。]
(75) 2015/04/19(Sun) 16時半頃
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[火傷の処置と、彼女の名前を聞き出すことに成功すれば、本来の用件を思い出して。]
ええと、こっちが湿布薬。 痛いとこに直に貼って、ずれないように腹帯で巻いてくれ。ああ、湯あみをするときは剥いでな。 で、こっちは痛みが酷いとき用の飲み薬。
[紙袋に詰めた薬の説明を一通りすれば、少女から代金を頂戴して。少女が分からないようなら、つけとくよと笑って。]
また、話そうぜ。
[この年になるまで、こんなに彼女の存在が希薄だったのが、まさか彼女の外出が禁じられてのことだとは思わず。 玄関先で、じゃあ、と片手を上げて挨拶をしながら、幽霊屋敷を後にする。 思わぬ収穫に、自然頬が緩むのは致し方なかった。**]
(76) 2015/04/19(Sun) 17時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/19(Sun) 17時頃
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―― 過去回想:牧師さまと裏庭にて ――
そんな!代わりだなんて、俺、そんなつもりじゃないんです!
[むしろ、同じ歌を知っていることが嬉しくて。 だからお願いしたのだ、と伝える。>>49 そうしたら牧師さまからも告げられる、この村を想う気持ち。>>50
まっすぐで、あったかい、言葉。 嗚呼やはり。この人は神に仕える人間なのだ。 いつもの笑顔の、裏の彼の顔を垣間見た気がしたが、それはとても、青年にとっては喜ばしいことだった。]
歌の、意味? いえ…歌ってもらっていたのは幼い頃なので… 意味も分からず母の真似をして歌っていました。
[考えたこともなかった、歌詞の意味。 それをもしチャールズが教えてくれたのならば、 遠い母を、今日は一段と強く想いながら、 帰路につくことになっただろう。**]
(81) 2015/04/19(Sun) 17時頃
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サイラスは、チャールズに、ハーブうまく育つと良いですね!と告げて。**
2015/04/19(Sun) 17時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/19(Sun) 17時頃
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―― 過去回想:在りし日の思い出 ―― [祖母が、仕事の引継ぎを本格的に任せると決めてから、村中に挨拶しに回ったことがあった。 律儀だなあと、自分は半ばぼんやり考えていたのだけれど、祖母曰く、人の生死にかかわる私たちの仕事は信用が第一だから、と。 なるほどね、と納得すればあとは黙って祖母の後をついて回った。
高い塔のお屋敷で、応対してくれたのはノーリーンだった。 立派になって、と微笑まれれば、こころの中がこそばゆくて。気恥ずかしくて。 大きくなったとか、歳をとったという意味だけでなく、薬師として一人前になったと褒められた気がした。
チラ、と脳裏を掠めたのは、あの処方箋のこと。 どうしてこんなに優しくて美しい人が…
と、そこまで考えてぶんぶんと頭を振った。 勝手な憶測はすまいと決めたのだ。 けれど、でも。
この女性に、幸せになってほしいと。 そう願わずにはいられない、頬笑みだったのだ。]
(88) 2015/04/19(Sun) 18時頃
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[後日、自分宛てに新しい薬草鋏が届く。 差出人は、かの女中。
青年は、包み紙をぐしゃりと握り締めて泣いた。
全くの赤の他人なのに、 己の成長を見守ってくれている人がいる。 そのことに。
あの人の心は、酷く、深く、 傷ついているかもしれないのに。
それなのに、他者を思い遣れるその優しさが、 痛くて、哀しくて…嬉しかった。
それからは、どこに行くにもその薬草鋏を腰に下げた革袋の中に入れている。 数少ない、自分の宝物だから。**]
(89) 2015/04/19(Sun) 18時頃
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―― 現在:夕暮れ時 ―― [マーゴの屋敷を後にして、魚屋のおっさんと、パン屋の爺さんに薬を届ける。お日様はもう随分山に近付いていて、色も朱く変わり始めていた。]
さて…最後は、と。
[配達票の最後の名前を見て、ふわふわ上昇していた気持ちが急に落ちていく。
花屋『パライソ』。
そこのご婦人が望むもの。 柊の葉に付いた、朝露を集めたもの。 こんなもの、薬でも何でもない。でも、彼女にとっては毎日の健康を維持するため、必要不可欠なものらしくて。 寝る前に飲むのが、決まりらしい。
馬鹿げてるよ、と祖母に零したら、祖母は何とも言えない表情で]
「それであの子の健康が保てるなら、 それはきっと、立派な薬なのよ」
[と言ったのだったか。]
(90) 2015/04/19(Sun) 18時半頃
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―― 花屋『パライソ』 ――
こんちはー!薬屋です!
[店先で声を掛ければ、出てきたのは誰だったろう。もし、あの変わった息子(この村の名物になっているんじゃないかとたまに自分は思う)が出てきたのなら]
よう。今日も飛び切り可愛いなメアリー。惚れちゃいそうだ。
[などと軽口を叩いたか。同じ男として彼の心中を察すれば、自分なら死にたくなるか、ぐれちまうと思う。 奴はよくやっている。]
お袋さんに、渡しといてくれ。
[そうして、薄いガラス小瓶に入った朝露を渡せば]
いい加減その格好もきつい歳になってきてるよな。 はやく目、覚めてくれるといいんだけど。
[と、男にしてはサラサラの髪を撫でた。 そうして無事お代を頂戴すれば、またなと手を振って去っただろう。*]
(91) 2015/04/19(Sun) 18時半頃
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―― 夕暮れ時:帰路につきながら ―― [『歌うあひる亭』にはまだヤニクたちは居るだろうか。脇を通るとき、とってもとっても後ろ髪を引かれたが、如何せんまだ仕事の途中である。 ちゃんと帰って、受け取った代金を置いてこなくては。
店を閉めたら呑みに行こう。 きっとフランシスカの踊りを、ヤニクは見ている筈だから。 そこでマーゴのことも話してみよう。 昔忍び込んだあの幽霊屋敷の、お化けのことを。
くふふ、とひとり笑みを押し殺していたら、前方からふらふら歩いてくる男とすれ違う。 パルックだ。]
(92) 2015/04/19(Sun) 19時頃
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[青年はこの男が嫌いだった。憎んですらいた。 なぜならこの男の大法螺のせいで、昔、患者が死んだから。
その頃薬を作っていたのは祖母だったが、自分も手伝いとして薬や薬草の詰まったカバンを持って後をついていた。
そんなある日、酷い高熱にうなされている男がいた。 すぐに体を温め、水分を取り、薬を処方すれば助かったかもしれない男だ。
けれど彼は、その一切の治療を断った。 彼の信じる「かみさまの教え」に従ったのだ。 結局、翌朝には帰らぬ人となった。
祖母は、自分を責めた。 そんな祖母の姿を見るのが、とてもつらかった。
人を救わずして、何が神だ。 あの男の教えは、間違っている。
それ以来、パルックとは一切の交流を断つようにしている。自分にとってあの男は、害悪だ。]
(93) 2015/04/19(Sun) 19時頃
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―― 薬屋 ―― [すっかり萎えた気持ちで戻れば、祖母がジャムをキッチンで煮ているところだった。甘酸っぱい香りに、少しだけ沈んだ心が浮かび上がる。
やる気を奮い起こして、さあ雑務を済ませて呑みに行こう!と意気込んだ時だったか。
風車小屋のちびが熱を出したとかで、至急借り出されることになって。
深夜、お月様がてっぺんを過ぎるまで 自宅に戻ることは叶わなかった。**]
(94) 2015/04/19(Sun) 19時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/04/19(Sun) 19時半頃
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