人狼議事


64 色取月の神隠し

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視点: 人


子守り 日向は、メモを貼った。

2011/09/20(Tue) 20時頃


【人】 子守り 日向

[閉じかけた道の先、高く啼く狐の声。]
 
 (……あ。芙蓉さんは―――)

[初めて目の当たりにする『神隠し』。
 案内人の正体を知った今、往く者に何を問い掛けることもない。
 たまこが此方を振り返る気配に、果たして微笑は返せたか。>>7:88

 大きく口を開けた道がやがて元のよう綴じ合わされれたなら、人知れず小さく息を吐いた。]

(1) 2011/09/20(Tue) 20時半頃

【人】 子守り 日向

 "人の子―――"

[先頃までとは違う表情を目にすれば、自然、表情が和らぐ。
 綴った言葉を確かめるように問い掛けられたなら、
 もう一度視線は手元へ、それから鵺を、藤之助を見る。]

 ……

[あやかしの名と、それと知らず形を当てることとなった名を並べて、幾度かなぞりながら。
 瞳が写すそのままを告げ、確りと首を縦に振った。]

 "うん。鵺さんは、藤之助さんに見える"

(6) 2011/09/20(Tue) 22時頃

【人】 子守り 日向

[問いのようなことば。>>5
 答える前にそれが自問自答へと変われば、口を閉ざしてじっと聴く。
 ゆっくりと、考え考え、言葉を引き出すような沈黙。
 やがて、祭りの喧騒から切り取られたような場所に、枝先が土を分ける微かな音。]

 “鵺さん――藤之助さんは、”

 “恐れられて来たの ね。
 さっき、一平ちゃんに言っていたように”

[どちらで呼べば良いか考えた末、またも名を並べる。
 あやかしの人ならざる声を聞けぬ身では、その言葉が揚羽に向けたものかも知れぬとは思い至らず。>>7:79]

(8) 2011/09/20(Tue) 22時半頃

【人】 子守り 日向

[宵闇に似た黒がその形状を波打たせる様を見詰める。
 漆黒は底知れぬ不安を煽る色だという。
 まして、ひとは本能的に闇を恐れるもの。
 古の時代ならばどれだけ畏怖すべき、忌避すべきものと映ったことだろうと思えば、唇を静かに引き結んだ。]

 ―――…
 
 “何故って……藤之助さんだから かな”

[椅子に戻っていた芙蓉に気付けば、驚いたように表情を変えた。
 彼女が良く似た意味のことばを紡いだならば、その手にある団子に少し笑んでから頷く。
 鵺に恐れを抱かぬ理由は、見えているものに他ならない]

 “………もし、先に鵺さんの方に会っていたとしても
 見えるものは変わらなかった と、何となく思う”

(11) 2011/09/20(Tue) 23時頃

【人】 子守り 日向

 “だから、怖くないよ ”

[ほんの少し首を傾けて。
 ひとよりも永い永い時を生きた藤之助が、
 何を見、何を知り何を思い、世を渡って来たのかは、
 正確に推し量ることは叶わないけれど。]

 “……ただ、姿を見せてくれた後も、
 やっぱり、痛むのかな  って”

[それは心配だったよ、と。
 最後にぽつりと、独り言のようなことばの破片を零す。
 据えられた視線は逸らさずに、見詰め返して。]

(12) 2011/09/20(Tue) 23時半頃

【人】 子守り 日向

[芙蓉の言葉に、瞳をぱちりと見開いた。
 近くに腰掛けた彼女に、首を向ける。]

 “食べるの――  ひとを”

[小首を傾げて、声無き声で漏らす感嘆詞。
 大妖という言葉は、これだけの闇を纏えるのだから然もありなんと、自然に受けれて頷いた。]

 “悪い事をしたり、怒らせたりしたらでは なくて
 だれでも、いつでも 無差別に ”

 ……?

 “そりゃあ 勿論、
 何もしないのに食べられるのは嫌だけど”

[と、難しい顔をして思案の仕草。
 そうなの?と目で問うた。]

(15) 2011/09/20(Tue) 23時半頃

【人】 子守り 日向

 “脚と――― あとは、色々なところに。
 古いものも、最近のものも…”

[淡々と並べる言葉。
 自負心の強い大妖への遠慮もなく、ただ問われたことに答えを。
 それから、芙蓉の首が静かに傾くのを見たなら、
 再び藤之助――鵺へと視線を戻した]

 “人と 似てるね”

[ひとを家畜のそれと貶める訳でも、
 あやかしを人と同等のものと見なすわけでも、ましてやその所業を咎める含みもなく。]

(17) 2011/09/21(Wed) 00時頃

【人】 子守り 日向

 “そういうものなら、
 そういうものなんだな って。
 またひとつあやかしの事が分かった、って…”

 ………
 
[返答はしごく真面目に、淡々としたもの。
 ふと手を止めて、その場の空気を窺った。]

(18) 2011/09/21(Wed) 00時頃

【人】 子守り 日向

[問いが降り、静かに芙蓉を見詰めた。
 読めない文字でも、この手の動きを追って、
 彼女も恐らくは、知ろうとしてくれている。]

 ―――…
   
 “……うん”

[小さな頷き、間を置かずもう一度。]

 “うん。知りたい。
 私は、道の先を知りたい。
 あやかしのこと、あやかしの世界、芙蓉さんのこと、藤之助さんの こと”

[決め事が一瞬だけ手を止めたけれど、確りと地に刻み付ける。
 芙蓉と、藤之助―――二人を見詰めれば、
 口元がなだらかな弧を描き、ゆると微笑む。]

(22) 2011/09/21(Wed) 01時頃

【人】 子守り 日向

 “そろそろ 青葉村の祭りも御仕舞い。
 繋がっていられるのも、もう少し…なんだ”

[祭り囃子に、灯を滲ませる吊るし提燈。
 面を付けた村人たち、手には林檎飴。
 それらをそっと振り返る。]

 “今度来るときは……皆、一緒がいいな”

[伸ばされた芙蓉の手が、柔らかく髪に触れた。
 話をしよう。声を聞きたい。そんな言葉には、強く頷く。
 何やら視線を逸らすひとにも、首を傾げながらくすりと笑んだ。]

(27) 2011/09/21(Wed) 01時半頃

【人】 子守り 日向

 “それじゃあ 案内、お願いね。――藤之助さん。”

[どっち、と迷いながらも、
 今は慣れた呼び名を口にすることにして。]

 ………

[一度腰を折って、傍に佇む古木の根元に、
 買ったばかりの風車をそっと挿した。
 いつかまた、迷わずに此処を目指せるように、迷わぬように。
 後から来るという芙蓉に一礼し、行こ、と見上げた。]

(29) 2011/09/21(Wed) 01時半頃

【人】 子守り 日向

[くるり、くるり。

 音無く回るは、籠目の紋の―――**]

(32) 2011/09/21(Wed) 02時頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2011/09/21(Wed) 02時半頃


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