182 【身内】白粉花の村
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ニッハハーニッハハー。ニッハハッハハー♪
[機嫌良さそうに廊下を歩いていると階段付近の掲示板で張り紙を貼る院長(>>2)の姿を目撃して去った後にこっそり見に行くと転院者の名前が新しく二人追加されていた]
ふーん、また出たんだ。…ってディンさんと朝顔ちゃんじゃん ……良かった、朝顔ちゃん治るんだ
[自分よりも若く、そして奇病に侵されても自覚が無く無邪気に笑ってみせた幼女を思い出す。彼女からは元気を貰ったが、たった一つだけ心残りがあった 「また明日ね」そう言って別れてから一度も会わずに違う病院に行ってしまった事。それだけが心残りで、クシャミは自室に駆け出し机の中からチェスの柄の便箋と用紙を取り出して手紙を書いた]
(17) 2014/06/29(Sun) 23時半頃
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『 朝顔ちゃんへ 転院おめでとう。キミはこれから治るっていう話を聞いて僕はとても嬉しいよ。また明日って言ってから会えなくてごめんね。でも、中庭で楽しそうにする朝顔ちゃんを見てこれから病気が治っても元気でやれると信じてるよ ゆうちゃん…お姉ちゃんに会えると良いね。きっとお姉ちゃんも朝顔ちゃんに会いたがってるはずだから、会ったら甘えると良いんじゃないかな 僕も、きっとそっちに行くからその時は仲良くしてね』
[朝顔にも読みやすいようにふりがなを振ったが、意味のわからない単語等はきっと看護婦が説明してくれるだろう。ふと机の中を見ると便箋と用紙に余りがあり、一緒に万年筆が置いてあるのを見つけ、しばらく考えてからもう1セット取り出してディーンへ手紙を書き始めた]
(18) 2014/06/29(Sun) 23時半頃
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『 ディンさんへ やーいやーい、ホモと離れられて嬉しいやーい!向こうでも男の人に手出ししたら駄目だからね! 大体人の部屋に上がってって何も無しでジャージだって返してもらってないんだからね。泥棒だよ、泥棒。あといつまでも仏頂面とかマナー悪いんだから病気治ったら愛想笑いの一つくらい覚える事。そんなんじゃいつまで経っても友達なんか出来ないんだからね!
追記 転院おめでと 返す 』
[便箋の中には万年筆を一緒に入れたため朝顔の手紙に比べて分厚い物となってしまったが構わないだろう。と思い一緒に入れる ディーン宛には自分がディーンにした「いーー!!」という挑発のイラストを懇切丁寧に書き加えたが、暫く考えて追記にちょこっと祝う言葉を書き加えたのはクシャミの中でもディーンに対しての印象がそう悪くなかったからだろう]
(19) 2014/06/29(Sun) 23時半頃
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[手紙を書き終えるとボールペンと便箋をポケットにくしゃくしゃにならないよう突っ込み、院長室へと駆け出した
その途中、掲示板を見つけ、暫く立ち止まりそこに書かれている文字を眺めていたがやがて何を思ったのかディーンの名前の後に小さく(ホモ)と書き加えたが誰かそれに気付く者は居ただろうか]
ニハハ、ミッションコンプリートだにゃー
[楽し気に笑うと院長室へ一直線に駆け出した。その途中クシャミを目撃した者が居たかもしれないが声を掛ける暇などなかっただろうし、クシャミも誰かを見かけたとしても無視しただろう]
(20) 2014/06/29(Sun) 23時半頃
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[院長室に着くと挨拶代わりにノックをして返事も待たずに中へと入った。院長は奥の椅子に座っていただろうし、そうでなかったとしてもクシャミには関係無かった 院長は誰にでも生きる希望を与えようとして、それは自分に対しても例外では無く口だけの医者を見てきたクシャミにとっては忌むべき存在だったからだ]
院長、これを朝顔ちゃんとディンさんに送ってほしいんですけど構いませんよね
[それだけ言うと返事を待たずに机に置き、部屋を去った。これ以上彼と顔を合わせて居ると殴るかもしれない 色を失ったクシャミの目は絶望に染まっており、自分がいつ死んでも構わないと言う事がわかるくらいだ。そんな所を院長に知られたらきっとまた余計な事を言われるに違いない]
…でも察し良い人だから気付いてんだろうなぁ
[小さくため息を吐くと、そのまま1階の廊下をウロウロし始めた]
(21) 2014/06/29(Sun) 23時半頃
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あ…あのジャージ……
[ふと思い出したかのようにディーンが自分のジャージを着ていった事を思い出す。誰かあのジャージに気付いたのだろうか いや、着ているディーンですら気付かなかったのだ。誰も気付いていないだろう。もしも気付いていたら、ディーンは発狂するかもしれない
その背中に大きく『猫魂』と書かれている事に]
(24) 2014/06/30(Mon) 00時頃
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[ふらりと歩いていると前から酒気を帯びたマリー(>>27)が歩いてくるのが見えた。レティーシャとのやり取りが一気に思い出され、謝らなきゃ…とは思ったが雰囲気から容易ではない事くらい理解は出来た]
……ニハハ
[マリーに聞こえるくらいの声で笑うとディーンの時と同じようにまた、白黒の視界でマリーの事を観察し始めた その手には前には無かった傷(治療されているのかもしれない)があり、また傷をつけた事は誰の目から見ても明らかだった]
やっ、マリーさん。ニハハ、元気?ところでさーー
[軽い口調、いつもの笑い、冗談を混じえつつ、急にトーンを落としてマリーの近くまで近付き、耳元で、耳に息がかかるくらいの距離で囁いた]
また、いじめてるの?
[かぷり、と耳の軟骨辺りを甘噛みするとすぐに距離を取った。彼女には感触が無かったとしても聴覚はあるだろうから何をされたかは明らかだしちゃんと聞こえて居ただろう 手を伸ばしても届かないくらいまで後ろに下がると、またニハハと笑ってマリーの反応を待った]
(30) 2014/06/30(Mon) 01時頃
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[踏まれている足(>>32)に対して額に嫌な汗をかきながらも笑顔で真っ正面からマリーと向き合った]
に…ニハハ、結構なご挨拶だねマリーさん。いやー、この前は本当ごめんね
[痛みに耐えながらも笑顔だけは絶やさずただし視線だけには気を付けて目を見られないように意識した。本当ならば距離を取りたかったが踏まれている足のせいで身動きが取れない状況だ それならば、むしろ近付けば良い]
マリーさんだってなかなか大胆だと思うけどにゃー。そんな派手な服着てると、既に何人か誘惑してたりするんじゃない?なんちゃって、ニハハハ
(33) 2014/06/30(Mon) 01時半頃
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[クシャミは知りもしないが、どこぞの医者を指していたりするのだろうか。喋りながらも急接近されたマリーの首筋に顔を埋めて聞こえるように匂いをスンスンと嗅いだ]
ニハハ、やっぱり女性って良い香りするんだね。マリーさんみたいに綺麗な女性だと特に、かな?
[首筋に軽くキスをするとそろそろ痛みに耐えきれなくなったのか、マリーを腰から抱き締める事で足をズラす事にした。勿論それだけでズレるとは思っていなかったので多少持ち上げさせて貰ったが。仏頂面の彼とは違い、年並の力はあったので女性であり痩せ型の彼女を持ち上げるのは容易であった]
そう簡単にはやられはしないよ?ニハ、ニハハ
[舌をべろりと出すとディーンに対してやったのとはまた違う雰囲気で挑発をした。それに対してマリーはどういう反応を取っただろうか]
(34) 2014/06/30(Mon) 01時半頃
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[挑発に対してむしろ乗ってくる彼女(>>35)はむしろ予想外だった。何かを盗ろうとする気は無かったが隙が無く付け入る事も出来ない状況で。 誘いに乗って壁に追い詰めるなり部屋に連れて行くなりで世間一般で言う犯す所まで持って行っても良かったがクシャミとしてもそれが本意と言うわけでは無かった。相手の職業までは知らないが多少経験のある程度の自分が敵うわけがないという事がわからない程馬鹿でもかかった]
うーん…ニハハハ。いやいや、僕はただの“普通の人”だからやめておくよ
(46) 2014/06/30(Mon) 08時頃
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[あっさりと、負けを認めるくらいには。不意をついてそれが効果を成さないのなら勝ち目はなかった。元々不利な土俵なのだから不意を突くくらい許されても良いだろう。それでも、ただ負ける気は無かったが]
ーーニハハ
[軽く笑うと、笑みが零れるその唇に己の唇を重ね合わせて少し痛むくらいに抱き締める。痛みなど感じないだろう、とは思っていたが反作用で自分の肺が圧迫されて少し後悔はしたが逃げられた方がたまったものではない ファーストキスを捧げる、などという程ウブな人生送ってきたわけでは無いが経験が多いわけでもない。あまり長引かせない程度に重ねると唇を離し、前髪の奥からマリーの事を真っ直ぐと見て反応を待った]
(47) 2014/06/30(Mon) 08時頃
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クシャミは、/*誤字がわけわからないので訂正しますね。(>>46)「かかった」→「なかった」。おはようございます
2014/06/30(Mon) 08時頃
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[胸を叩くマリー(>>48)の言いたい事は口にしなくても心という事くらいは理解出来た]
…そんな物、盗らないよ
[寿命なんかすぐ尽きる。そんな中でそれを盗ったら返せないし、相手が困る。そんな事は言わなかったが、きっとマリーに目が見えて居たのなら悲しそうな目をしていたんだろうと思う 盗ってはいけない物。良い物など無いが、それでも手を出しちゃいけない物をマリーは指差したのだ]
ニハハ、いやー、内臓なんて僕からしたら需要無いにゃー
[ほんの数秒だったが、とても長く感じた。マリーの反応はどうだっただろうか。あまり気にする余裕などなかったが、それでも暗い雰囲気を作るよりは明るい方が良い。そうしていつものように現実から逃げる道を選んだ]
(50) 2014/06/30(Mon) 12時半頃
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[胸を張るマリー(>>53)に対して気を使わせた事を悟ったクシャミはフッと笑うとマリーの頭を軽く撫でた]
…ニハハ、素敵だと思うけど僕はそこより、こういう方が好きなんだよね
[先程のようにマリーの首元に顔を埋めると首から耳へ、髪へと匂いを嗅ぐように動き、また耳を軽く噛んだ]
ニハハ、良い匂いしてるよね、ホント 落ち着く、とは言い難いけどにゃー
[冗談のように笑って、心の中で明るくしてくれた事に感謝はしたが口には出さなかった。相手がそのつもりだったのかはわからないし、あえて言うほどの事でも無いだろう]
(54) 2014/06/30(Mon) 15時頃
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[髪を掻き揚げ匂いを撒き散らすマリー(>>56)に対してむしろクシャミは距離を置き、聞こえるか聞こえないかくらいの大きさで溜息をついて額に手をやった。勿論髪の上からだが]
ハァ…それじゃ駄目なんだよねぇ。価値が低くなる
[ズビシ、とマリーの額にチョップを入れた所でフォローをするかのように髪の毛がぐしゃぐしゃになるくらい力強く撫でてみた。それに対してマリーはどういう反応をとっただろうか]
いじめるのも、価値下げるのも程々にしないと誰も寄り付きなんかしないにゃー。ニハハハ
[厳しい言葉、とは思っていなかったが人に真っ正面から言う言葉では無いことくらいわかっていたため軽口を混ぜたがどう取られただろうか。そして、クシャミの手にはマリーの髪飾りが握られていた。勿論盗った物だが、それをくるくると回すとマリーの方へ軽く投げた]
ニハハ、僕の勝ちー
(58) 2014/06/30(Mon) 17時頃
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ニハハ、いつもスカしてるとか酷いにゃー。僕はいつも僕だよ じゃ、ありがたく頂こうかなー
[マリーから差し出された髪飾り(>>60)を受け取るとそれをポケットに入れて肩をポンと叩いてから振り返る事も無くその場から立ち去ろうとしたが、もしも誰かが引き止めたのならそれに反応するだろう 後ろに誰か二人居るのは耳が良いクシャミにはわかっていたが、下手に誰か沢山と絡むつもりは無くその場から立ち去りたかったため生返事をしてその場を立ち去るだろうが]
でも、髪飾りなんて僕使わないからなぁ…
[貰ったそれをくるくると回しながら2階へと上がっていく。する事も無く、ましてや誰かに会うつもりもなく。ただフラフラと歩く事だけが目的として散歩を楽しんでいた]
(65) 2014/06/30(Mon) 23時頃
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