73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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───馬鹿じゃないの。
[ノートと菓子を机の上に遠ざけると 自分の寝台に転がって、漸く息を吐き出す。 喉の奥が痞えたように苦しかった]
(22) 2011/12/25(Sun) 01時半頃
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[白いスカーフの巻かれた手が、妙に熱くて 仕方ないからその白を剥ぎ取る。 レオナルドは捨ててもいいといっていたが]
…感じ悪。
[そこまで子供にもなれず。 まだ、血は新しいから低い温度のぬるま湯につければ 落ちないことはないだろうと身を起こす]
(26) 2011/12/25(Sun) 01時半頃
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ヴェスパタインは、部屋の洗面台でスカーフを片手で洗い始めた**
2011/12/25(Sun) 01時半頃
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―自室―
[ぬるま湯と石鹸でほぼ落ちた血に安堵する。 僅かに残ったとしても使用には問題無さそうだった。 尤もなところ、レオナルドがまた使う気になればの話だが]
っ、…おかえり。
[後ろから聞こえた声に、驚いたあと 次にはいつものように笑う。 けれど続いた問いかけには苦笑だけが浮かんだ。 彼が毛布を抱えて現れたあのときには 既に手に傷はあったのに。 如何にジェフの中に自分という存在が無いかを痛感させられて]
───うん。庭で遊んでて、やっちゃった。
[開いた傷が熱を伴って痛む]
(68) 2011/12/25(Sun) 10時半頃
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[傷口から入り込む薔薇の香りの呪いは 実に強烈だった。 呼吸として経口、吸引摂取するよりも遙かに 直接的に神経や思考を犯される感覚。
レオナルドのスカーフをタオルかけに広げ 大きく息を吐き出す様は、達成感だと 捉えてくれはしないだろうか。
あたまが、くらくらする。 きゅうに薔薇の香りが意識に入り込んできたのは 何故なのだろう]
(69) 2011/12/25(Sun) 10時半頃
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[寝台へと逃げるように身を移し なるべくジェフのほうをみないようにしながら どうにか口許に笑みを作って]
…明日、晴れるかな。
[それでも頭がぐらついて仕方がない。 違う話で意識をそらすのがやっとで]
雪投げ、みんなでできたらいいな。 ノックスとか好きそうじゃん? サイラスとか、も。
[その名前を出せば、自分の感情も きっと治まると信じて**]
(91) 2011/12/25(Sun) 12時頃
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−自室−
…いらないよ、別に。なめておけば多分治る。
[自分が薔薇に触れることで手にした傷だから 必要ないのだと自分の中では位置づけていた。 それなのに、治療をという声はまた一つ増えてしまった。 自分に傷がつくことが心地いいのだといったら、 彼はどんな顔をするのだろう。 その想像は、少しだけ背筋にぞくりとした感覚を寄越した。 唇から、小さく、細く、息を零す。 想像による高揚の熱を薔薇の香りのなかに吐き出すように。
けれど、やっぱりジェフには強く出ることが出来なくて。 いつもだったら、多少は嬉しく思えるはずの声が辛い。 薬を手に近づく同室から逃げるには、背中の壁が邪魔だった]
(116) 2011/12/25(Sun) 13時半頃
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───、…
[しぶしぶ、傷のある手を差し出す。 塗り込められる薬が沁みて心地よく 手に伝わる彼の手の感触と熱に 頭の中がどうにかなってしまいそうで]
…っ
[痛みと恍惚がまざった表情を隠せない**]
(117) 2011/12/25(Sun) 13時半頃
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―自室―
…なんでだよ。
[見逃してくれれば、と本気で思った。 お節介め、とも思う。 けれど、手が振り払えないまま]
っ
[熱を抑えようと唇を噛む。 それが度を過ぎて唇に血が滲んだ。 痛みが快楽になり、血が麻薬になった時]
───ジェフ、もう
[薬を塗り込む指先に縋るように 僅かに爪を立て、その先の言葉を飲み込んだ。 欲しいのか、拒否したいのか──もう、解らない]
(188) 2011/12/25(Sun) 21時頃
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ーーー…、
[すぐそばに、唇がある。
頭の中が、崩れて壊れていきそうで。
抗わなければいけないのは解っている。 今このまま、この空気に流されたら きっと未来の自分は後悔する]
…ごめん
[口にしたのは、謝罪の言葉。 唇を重ねたのは自分から。
でも、もうこれ以上、抗えない]
(202) 2011/12/25(Sun) 22時頃
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[聞こえた声に、心臓が捕まれる思いがした。 やっぱり苦しくて、胸が痛むのに それが思考と理性を糖蜜のように融かしていく。 触れてはいけない相手との口づけは、 なんて罪深い甘さなのか]
っーー、ふ
[喰らわれる呼吸に、思わず指に力を込めた。 不馴れな口づけは、手馴れた相手にはすぐにわかるに違いない。 唇の合間から滑り込んでくる血の匂いに 煽られるかのようにじわりと熱が身を苛む]
(219) 2011/12/25(Sun) 22時半頃
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[喰らいつかれるような錯覚を覚えるその口づけは 被虐心をこの上なく満たしてくれるものだった。 すでに血の匂いは薄れていたが、もう染み渡ってしまった体には あろうとなかろうとそう変わりはしない]
っ
[薬の異質を伴って動く指に肩が震えた。 今にも泣き出してしまいそうな表情は 体に置いていかれた気持ちそのもの。 けれど、もう歯止めが効かなくなってしまった以上 出来ることと言えば声を殺すくらいのこと]
(237) 2011/12/25(Sun) 23時頃
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[名前を呼ばれたことがあまりにも予想外で 驚きのあまり、その灰色の瞳を見上げて 無言のうちに確認する。 本当に、自分でいいのかと]
…、……
[いくらか唇が歪み、それから頷いて 流れのままにその肩口へと顔を埋めた。 抗うという発想は既に無いも同然で]
(250) 2011/12/25(Sun) 23時半頃
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[またひとつ、名前を呼ばれた。 微かに肌が泡立つ。 もう一度呼ばれたことで、微かではあるものの声を思い出す]
…ん。
[肌に直接触れられると、それが心地よくて 猫のように瞳が細まり 愉悦が身を彩る。 壊れるほどの快楽を望みながら それでも今は与えられるものを覚えることが先か]
(272) 2011/12/26(Mon) 00時半頃
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[触れるその手が、徐々に荒さを含む気がして 声を抑えながらも、代わりとばかりに 熱を孕んだ吐息がその深さと温度を増す]
…、ね…
[縋るような、微かな囁きを少し高いところにある耳に落とす。 音のない声と共に覗かせる渇望の片鱗。
壊して、と。 乱されたい、その望みのままに]
(292) 2011/12/26(Mon) 01時半頃
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[全てを曝け出すその状況は あまりにも非日常過ぎて、 その背徳感のようなものが更に膚を熱する。 隠すものが何一つない中 なけなしの羞恥心が顔を隠す腕になって]
あんま、見ないで。
[欲が首を擡げ、扇情的な丸みもない。 不馴れ故に、自分で自分を見ていられない。 気を紛らわせようとするかのごとく、 地と薬の香りが混じる指先を伸ばし 膚を合わせることを急く]
(303) 2011/12/26(Mon) 02時頃
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[言葉は言外に、支配者の顔を含む。 それが、更に自分のうちで熱を煽る。 手酷く扱ってもらえるのではないかという、 無意識の期待感が広がって。 表情を隠すことを諦めた腕が敷布の上に落ちる]
っ、ぁ
[初めての感覚に息が詰まる。 体温とは違う冷たさのある感触が身を竦ませて ただ、それでも声を可能な限り抑えようとした。 あまり、壁や扉が厚い建物ではない]
(314) 2011/12/26(Mon) 02時半頃
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[褒められることは聊か予想外だったが、 驚きの変わりなのか、その目元は淡い紅を刷いたかのように染まる。 酷くされたいという無意識を覗かれているかのように 遠慮なく寄越される快楽にそれだけで達しそうになる]
…へーき。
[口付けの合間に、短く答える。 怖い事は怖い。慣れない感覚には翻弄されるばかりだ。 けれど、体はそれすらも快楽として変換する。 嵐のような悦楽に、体は餓えていて。 肌の上に突き立てられる歯の 齎す恍惚が、内腿に白い雨を降らせれば 力が抜けてしまったことで幾等かくったりとした身に、 乱れ解れた髪が幾等か艶を添えた。 黒い長髪は、どこか異国染みた風合いを持つ。
かといって、身のうちに燻る熱はおさまる気配などありもしない。 とろりと、糖蜜を垂らしたような気怠げな瞳は 更に強い刺激を望むように灰色を仰ぐ]
(321) 2011/12/26(Mon) 03時頃
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[柔らかな快楽によって、こころの底にある 欲の片鱗は顕在するに至り 距離が近くなれば縋るものを求めるように 両の腕を伸ばして、悦楽ごと彼を絡めとろうと 望むかの如くその首筋に触れる]
───っ
[明らかに今までとは違う質量に、 声は堪えたものの、唇は酸素を求めて喘ぐ。 酷くきついその場所を幾度も蹂躙されるうちに 止まってしまった時が過ぎ 例え己の欲が完全に満たされなくとも 征服者の欲が満たされるまでは 間違いなく淫らな宴は幾度でも繰り返される──**]
(325) 2011/12/26(Mon) 03時半頃
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―自室―
[全身が重苦しい。気だるい。 そんな感覚と共に目が覚めて]
──っ……てぇ
[状況に慌て、逃げようとした体を 押し留めるような痛みに顔が歪む。 相手を起こしてやいないかと 僅かに覗きこむと概ね大丈夫そうで安堵する]
…、ごめん。
[聞こえないだろう謝罪をひとつ落とし、 慎重に離れ、時間をかけてシャワールームへ向かった]
(346) 2011/12/26(Mon) 08時半頃
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―シャワールーム―
…最低じゃん、本気で。
[止まった時計には気づかないまま、 頭から湯を被る。
予想以上に身に訪れる後悔に、 ぺたり、とタイルの上に座り込んで 項垂れるしかなかった**]
(347) 2011/12/26(Mon) 08時半頃
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ーシャワールームー
[一頻り感情の波が静まると、 ブースを出て着替えるとともに髪を拭く。
少し前のジェフとのやり取りを思い出して 表情は僅かに苦い。 もう、あんな風に気軽なやり取りはできないだろうと]
…あれ。
[ふと気付く。 時計の秒針は回っているのに 長針も短針も動く気配が全く無いことに]
(399) 2011/12/26(Mon) 18時頃
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[当たり前だが塗られた薬は流れ落ちたも同然で、 それでも治療をしなくては同室にまた雪遊び禁止令を出されかねない。 仕方無しに足は渋々医務室の方へ向かう。 体のあちこちが違和感を訴えるので 亀の歩みと呼ぶに相応しい足取りだったが]
(401) 2011/12/26(Mon) 18時半頃
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ー廊下ー
…あれ。
[濡れた髪を拭きながら歩いていると、 やや斜め上の角度に人影を見つけて 窓を開いて鐘楼のその姿に声を投げた]
…サイラス、そんなとこでなにしてんのー…?
(402) 2011/12/26(Mon) 18時半頃
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へえ。
[手を降ってくるのに降り返し 少しだけ息をはいた。 白く濁っては消えていく]
サイラスのおすすめならいってみようかな。
[ちょっと待ってて、とかけた声に反し なかなかの時間をかけてたどり着く。 気持ち疲労の気配をまといつつ]
(412) 2011/12/26(Mon) 19時半頃
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―鐘楼―
[漸く辿り着いたところは、空が広がり 思わず浮かんだ声に滲む感動]
…へえ、いいね。 世界が開けてて。
[沈んでいた気分が幾らか晴れやかになる。 顔をあげて空を眺めたが、 案じることばに少し浮かんだ苦笑。 ひとつ細く息を吐き出して]
多分ね。
[曖昧な返事がひとつ]
(427) 2011/12/26(Mon) 20時半頃
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え?
[飾らずストレートに問いかけてくるサイラスに 瞳が丸くなったあとに幾らか揺れた。 痛い場所ならいくらでもあった。 薬を塗り直されない傷はまだ手にある。 だけど。それよりも]
痛いっていうより──つらい、かな。
[胸に手を当てて、それから悪戯染みた表情に。 ぱ、と手をほどいて微かに口許だけが笑う] …なんてね。
(451) 2011/12/26(Mon) 21時半頃
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…っ
[伸ばされた手に、瞳が丸くなる。 自分のことでもないのに、泣きそうな顔をする その様に顔が緩く歪んだ]
そんなかお、しない。
[触れていいのか少し躊躇う。 けれど結果として抱き寄せるに似た]
悪いのは、俺なんだから。 サイラスは、笑ってていいんだよ。
(466) 2011/12/26(Mon) 22時半頃
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サイラスがそんな顔してると ……ジェフも、心配する。
[だから笑っていたほうがいいと、重ねた。 長湯もといシャワーの後なので大分温かくもあったけれど 髪に触れればそれは結構な冷たさだろう。 奪われていく体熱に、暖めるように背をさするくらいの事はした]
何とか…って、何を? 一度に沢山のことをどうにかしようとすると、ろくなことにならない。 ジャグリングだって、一つづつアイテム増やすでしょ。 まずは一つから始めてごらん。最初に、何をどうしたいの。
[責任の所在に関する言葉を拒否するその声に 浮かべられたのは緩く曖昧な笑みだけで]
(477) 2011/12/26(Mon) 22時半頃
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寒いじゃなくて、冷たい、でしょ。 間違ったからだめー。
[合っていれば開放するというわけでもないのだが。 ただ、二人はなれているよりは当たり前だが くっついているほうが断然温かいのであって]
んー?そこから始まるの。 …そうだねー……じゃあ、絶対に失くしたくないものから考えたら。 あれもこれも大事じゃなくて、これだけは絶対に、って。 そうやったら、意外と見えてくるものだよ。
[ぽふ、と背を一つ撫でる。 今の自分に言えた義理ではないのだが]
…寒いところより、あったかいところで落ち着いて考えない? 俺、そういえばエリアスにツリーに飾り付ける ジンジャーマン預かったまま未だなんだよね。 何からしたらいいか決まってないなら、最初にそれ手伝ってよ。
(502) 2011/12/26(Mon) 23時半頃
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違うさ。 何時からサイラスは気温になったの。
[じわ、と。時間をかけて熱は移動していく。 やがて冷えてくるのは自分の体]
難しくても決めたほうがいい。 …なくして後悔したときには、遅い。
[じくりと痛んだのは、咬みつかれたその名残か。 それとも快楽を選んで後悔を覚えた胸の奥か。 こちらが冷えるから、と答えたものだから よく出来ましたと、大型犬でも褒めるように頭を撫でた]
よろしい。 サイラスがちゃんと正しく使えたから、中はいろうか。
[サイラスにとって温かかった腕は解ける。 それから、実にゆっくりとした足取りで鐘楼から室内へと足を向けた]
(519) 2011/12/27(Tue) 00時頃
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