44 【game〜ドコカノ町】
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― 屋上 ―
[箱の中、白騎士は動かず>>1。ヤニクは手をひらひらと振り、追いやる仕草をした]
…見ないなら良いよ。早く他の所に行けば良い。
[金網に背をもたげ、気だるそうに尾が揺れる。 空を見あげると――――数字が見えた]
(5) 2011/02/24(Thu) 00時半頃
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[ガチャガチャと金網を揺らし、ヤニクはその場に座り込んだ。 ―気持ち悪い。 同じ顔が見える。 ―気持ち悪い。 生暖かい手。 ―気持ち悪い。
胸を抑え、口を抑えて、見える手を払って、耐えようとした]
(7) 2011/02/24(Thu) 00時半頃
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[ヨーランダ、と聞えたその名前>>6に俯いたまま]
…知らない。彼女が居ないんだ。
どこにも居ない…。名前もない。
はは。ライトニング……。俺の方こそ知りたいよ。
(俺が、殺ったの――?)
(8) 2011/02/24(Thu) 00時半頃
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[空白の時間。蓋をした。考えるのを止めた。
尾が何かを叩き、剣を振るった感触は覚えているのに。 微かに笑う彼女の記憶が残っているのに。
鮮明に思い出そうとすると、何かが目の前を塞ぐのだ。 見るな。思い出すな、と。
そして囁く。『ゲーム』はどうした…?]
……そぅ、ゲームだよ。ゲームに負けて、彼女は去った。それだけの、ことじゃないか…。
(11) 2011/02/24(Thu) 00時半頃
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[フードの下からライトニングの足下が見えた。 バチバチと激しい音>>6。あぁ、殺気だ]
…剣を向ける相手を間違えてる。
俺からは何も出て来ないよ。それとも、奪われたい…?
君がプレゼントを持っている限り、手を出さないと思っていたけど。 あぁ、もう2つも手に入れて。排除しようという算段なのかな…?
[にこりと笑おうとして…笑えやしなかった。 白い部屋のイメージが、脳裏を未だ離れない…**]
(14) 2011/02/24(Thu) 01時頃
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ヤニクは、小吉[[omikuji]]な表情を3秒間、ライトニングに向けた。
2011/02/24(Thu) 01時頃
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[ガシャンと乱暴に金網を叩いた]
…だめ。聞かないで。お願いだから…
ゲームをしてなきゃ、ここには居られない どこにも帰れない
お願いだから、頼むから…
俺から…もぅ、これ以上、奪わないでっ!
(20) 2011/02/24(Thu) 01時頃
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― エレベーター前・回想 ―
[看護婦が消え、落ちる回復ポーション。 アシモフが腹の傷にと使ってくれた>>5:125。1回復]
ぁ…うん、ありがと。 [自分が回復ポーションの類を1つも持って居なかったので、分けて貰えた事にほっとした。 アシモフのHPゲージを見れば、緑。彼女には、まだ必要ないのだろうか。]
[フードの中から飛び出て、ポプラからもポーションを分けて貰った>>5:136。6回復]
その、情けない姿見せた…気がする。 正直助かった。ありがとう…。
ライトニングも、ありがとう。俺、援護にもなってなかったと、思うから。
[あそこで3人の攻撃タイミングが合わなかったら。床に倒れ、ノイズとなって消えたのは自分だったかも知れないから。 想像して、ぶるりと震えた]
(23) 2011/02/24(Thu) 01時半頃
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― 屋上へと向かう前・回想 ―
[辺りを襲う『黒い霧』に>>5:154、げほっと咳払いをする]
ちょ、これは…?
[アシモフの技だと―1(奇:知っていた、偶:知らなかった)]
(27) 2011/02/24(Thu) 02時頃
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ヤニクは、金網を叩いた時に出来た傷は4ダメージ
2011/02/24(Thu) 02時頃
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― 屋上 ―
[金網を掴み、身を起こす。動かぬライトニング>>22の方へ歩を進めながら、ゆっくり問いかけた]
赤い砂時計の、砂が落ちたら…落ち切ったら。ゲームが終わらなかったら…。俺達はどうなるんだろうね…? PKされた皆は、どこに、帰ったのかな……。壊れたステージは、どこに、あったもの…?
――ねぇ、ライトニングは、何か知らない? 何を…知ってるの…?
[開いた扉の両脇に手を付き、ヤニクは前方を塞ぐ。喉元に剣先を向けられても。どんなに睨み付けられても。にこりにこり]
! …おっと… [青雷がぱりりと鳴ると流石に離れて距離を置いた]
……じゃあ、ね。
[ライトニングに何も仕掛けず、ヤニクは他の箱に乗り、ボタンを押した。 向かう先は、未攻略の4階>3階>16階>20階]
(28) 2011/02/24(Thu) 02時半頃
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― 下降するエレベーターの中 ―
[灯る「死」のボタンをじぃと見つめていると、視界が歪み変化した>>@14]
あぁ…
[捲る攻略本。赤い点。訪れる暗闇]
……
[目蓋を開ける。今度は壁に寄りかかって座りこんでいたようだ。
ちーーん。 扉が開く。そこは4階、日帰り入院施設。 通路に出れば、83(0..100)x1人の患者や看護婦がコチラを一斉に向いた**]
――→ 4階へ
(29) 2011/02/24(Thu) 03時頃
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― 4階・日帰り入院施設 ―
[白く丸く、ぬっぺりとした一つ目が、83個の目がヤニクを見ている]
これが……異星人!?
[システムがそう言っているのだと、ポプラの言葉>>5:134が思い出される。 屋上で感じた気持ち悪さが蘇り、悲鳴を上げた。
村雨を抜いて胸の高さで構える。周囲の水気を渦に変え、彼らへと突いた]
―穿ツ渦―
[攻撃力を増した巨大な渦が荒れ狂いモブ達を一掃する。水浸しの廊下。一つ目達など始めから居なかったかのように静寂が訪れる。 ぽたり。ぽたり。天井から落ちる雫の音に混じり、話し声が聞こえた>>@28。 白い手>>@31が己の手に戻っても、毒々しい色をしたケロみちゃんストラップだけは、その手に残っていた>>@32]
(39) 2011/02/24(Thu) 14時半頃
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……そうだ。
レティーシャと、ドナルドに…会わなくては…
[19階に行けば、あの部屋に行けば。自分が誰になっていたのか分かるだろう。 けれどもすぐに向かう気にはなれなくて。先程もろくに会話をしなかった二人にまずは会おう。
手の中のストラップを何処にしまおうか。 己の服を改め、袖口のボタンを緩めると、するりと何かが滑り落ち、床に当たって小さく金属音を響かせた]
(40) 2011/02/24(Thu) 15時頃
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[拾い上げようと伸ばした手が止まった。これは志乃のものだ。消えたはずの、きっと、プレゼント。 なら、全部で4つあることになる。 これを知っている者は他に…? ステータスダウンの霧を使ったアシモフは…?
何故自分が持っているのか。何故何故何故……。 ナイフを拾い上げると、ストラップと共にパーカーのポケットに突っ込む。
思考を止めて。エレベーターに乗り込んだ**]
(41) 2011/02/24(Thu) 15時半頃
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ヤニクは、7のボタンを押した。
2011/02/24(Thu) 15時半頃
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― 7階 ―
[あぁ、何も持っていないだなんて、結果的には『嘘』を、ついてたよね。 けれど今更。 知らぬ存じぬを通そうかと思っていると、名を呼ばれた気がして>>66振り向いた]
なんだ、ドナルドじゃないか。 ……誰を、探してるの…?
(68) 2011/02/24(Thu) 22時半頃
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[左の半身を後ろに下げ、ドナルド>>69に対峙した]
話が、とことん見えないんだけどな。
それよりも、何か、知らないかな。早く19階へとも思っているのだけど、こぅ…プレゼントの事とか、ね。 この病院の事とか。床彼町の、事とか…。
[その斧が蹴飛ばされても。もう1つの斧が投げられても。対応出来るように。 けれども、ドナルドを見据える目は揺らいでいた。
…俺の中に、何が、誰が居るって…?]
(77) 2011/02/24(Thu) 23時頃
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っ
[鼻で笑われ、大声で叫ばれて>>80。何だかいらっと来たが、にこりと笑顔で誤魔化した。
1歩踏み込まれて後退し、2歩3歩と距離をあける]
…あぁ、そうだね。そうだった。どうせ勝者は1人だし、願いも…。 [右手を柄にかけ、低く構え直した]
(85) 2011/02/24(Thu) 23時半頃
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自由に動ける>>88とか、叶えるって…
[随分と彼はむちゃくちゃな事を言っている。とにかく今は、ドナルドを倒して…。
振るわれる斧に向かってとびこみ、ぎりぎりでかわす。 鞘走りさせた剣を抜き、振り抜いた]
がっっ
[逆の方向から回し蹴りが飛んで来て、肩を強打する]
(92) 2011/02/24(Thu) 23時半頃
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[右の肩が痺れるようだ。これではロクに剣も振るえない。 左手に持ちかえ、下段から振り上げた。
―逆サ雨―
噴き上がる雨。雨の幕に、赤いフードの自身が映る。ぼんやりと、ぼんやりと映る色]
(95) 2011/02/25(Fri) 00時頃
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ヤニクは、レティーシャの声に、思わずポケットを抑えた。
2011/02/25(Fri) 00時頃
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俺が持ってるだなんて…
なんで知っているんだろうね、レティーシャ。
[辺りに満ちる水気。村雨に集まる水の渦。 剣を構えて…その水面に映る『黒』に。息を飲んだ]
…あぁ、プレゼントはね。君達の為にあるものじゃないよ。
[髪を黒に染め。にこりにこりと微笑んだ]
(100) 2011/02/25(Fri) 00時頃
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[ポケットに収めて居たのは2つ。
彼女に奪われたのは、未開封のストラップ]
…ちっ
(103) 2011/02/25(Fri) 00時頃
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[身体が重い。 視界が曇る。 さっきの、自分は…何だ?]
……
[勝手に腕が上がる。ポケットからペーパーナイフを取り出して。掌に乗せて揺らす]
これが、欲しいんでしょ。 集めたいのでしょ…?
[にこりにこり]
(105) 2011/02/25(Fri) 00時半頃
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[っ 動け! 俺の身体を、奪うな…]
(107) 2011/02/25(Fri) 00時半頃
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[白い斧。斜めに足を踏み出し、尾を盾にした。
ぐさりと尾に突き刺さる]
…あぁあっ!!
[声だけが、痛みを訴える。にこりにこり。笑顔は耐えない]
(110) 2011/02/25(Fri) 00時半頃
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じゃあ、あげるよ。
最終的に、3つ揃っていれば――問題ないのだから。
[ひゅん、と力を込めて。レティーシャの顔に向かって、ダーツのように投げた]
(112) 2011/02/25(Fri) 00時半頃
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[これも、俺なのだろうか。それとも、ヤニクなのだろうか。
勝手に手足が動き、勝手に言葉を紡ぐ。
けれども、尾の痛みは本物で。
俺は、何も―――――言うことが出来ない…]
(114) 2011/02/25(Fri) 00時半頃
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[左腕を広げる]
― 水ノ刃 ―
[水のナイフを浮かべ。瞳に赤を滲ませて。にこりと微笑んだ]
(118) 2011/02/25(Fri) 00時半頃
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ヤニクは、肩へのダメージ10、尾へのダメージ17
2011/02/25(Fri) 00時半頃
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[刃を向ける先は、ドナルドとレティーシャに]
乱闘上等…?
(120) 2011/02/25(Fri) 00時半頃
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レテーシャは、俺の前からすぐ逃げる…。
寂しいなー。
[傷口から血を流し、右腕をだらりと下げ。くぃと顎を引けば、15本のナイフが、レティーシャの背中に向かって飛んでいく]
[スピードでは負けるが、ナイフを追いかけ彼女に駆け寄る]
(126) 2011/02/25(Fri) 01時頃
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[首を傾げて]
ドナ兄は、殺る気満々だよ? あれ、遊ぶ気の……方だったかなぁー
[駆け寄り、振り上げた村雨に溶けたチョコレートが落ちてくる。刃を伝って、手に腕にチョコレートが掛かった]
[……ぁあ熱っ!!!
村雨を手放し、後退した**]
(132) 2011/02/25(Fri) 01時半頃
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